JP2003024855A - ダイコータ装置 - Google Patents

ダイコータ装置

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JP2003024855A
JP2003024855A JP2001214144A JP2001214144A JP2003024855A JP 2003024855 A JP2003024855 A JP 2003024855A JP 2001214144 A JP2001214144 A JP 2001214144A JP 2001214144 A JP2001214144 A JP 2001214144A JP 2003024855 A JP2003024855 A JP 2003024855A
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pressurized fluid
die coater
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JP2001214144A
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Tsukasa Nagai
司 長井
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スリットノズルの幅を確実に、かつ、容易に調
整することができるようにして、スリットノズルから押
し出され、基材上に塗布される塗工材の幅を短時間で正
確に変更することができるようにする。 【解決手段】マニホールド及びマニホールドに連通する
スリットノズルを備えるダイコータ本体と、マニホール
ド内に移動可能に配設され、流体圧によって膨張すると
マニホールドを閉塞する第1膨張装置を備えるマニホー
ルド幅規制装置と、スリット内に移動可能に配設され、
流体圧によって膨張するとスリットノズルを閉塞する第
2膨張装置を備え、マニホールド幅規制装置に取り付け
られたスリット幅規制装置と、マニホールド幅規制装置
を移動させる駆動装置と、マニホールド幅規制装置を所
定の位置に設定した時に、第1膨張装置及び第2膨張装
置へ加圧流体を供給する加圧流体供給源とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイコータ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイコータ装置においては、紙、
金属箔(はく)、樹脂フィルム等の薄膜状の基材上に塗
工材をコーティングするために、該塗工材をスリットノ
ズルからフィルム状に押し出して、前記基材上に所定の
幅の薄い塗工材を塗布するようにしている。この場合、
スリットノズルやマニホールドの内部に幅を規制する規
制ブロックが配設されている。
【0003】そして、基材の幅が変更された時には、前
記規制ブロックを交換して、スリットノズルから押し出
される塗工材の幅を調整するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記規
制ブロックを交換するためには、ダイを分解する必要が
あり、時間がかかってしまう。また、ダイを分解すると
組み立てた時に、各部の寸法が微妙に狂ってしまい、塗
工材の幅や厚さを再度調整する必要があるので、さらに
時間がかかり、スループットが大幅に低下してしまう。
【0005】なお、ダイの分解及び組立に要する時間を
節約するために、あらかじめ各種の規制ブロックを組み
込んだダイを複数準備しておき、塗工材の幅を変更する
時に、ダイを交換することもできる。しかし、ダイを交
換すると、塗工材の流れが微妙に変化し、塗工材の幅や
厚さを再度調整する必要がある場合が多い。さらに、複
数のダイを準備するために、費用がかかってしまう。
【0006】そこで、各種サイズの基材上に塗工材をコ
ーティングすることができるように、前記スリットノズ
ルの幅を調整して、基材上の塗工材の塗布幅を調整する
ことができるようにしたダイコータの塗布幅調整装置が
提案されている(特開平9−225372号公報参
照)。
【0007】該ダイコータの塗布幅調整装置において
は、マニホールドの左右両端から移動可能に挿入したロ
ッドの先端部の一部を切り欠き、上下を金属箔で接着挟
持した弾性シートを有する仕切板を切欠部分を介してロ
ッドに挿入固定するとともに、仕切板が固定された部分
の周囲を弾性パッキンで覆ってマニホールドをシールす
るようになっている。
【0008】これにより、マニホールドに挿入したロッ
ドを移動させて、スリットノズル内に配設された仕切板
の位置を調整し、スリットノズルから塗工材の幅を調整
することができる。
【0009】しかし、前記ダイコータの塗布幅調整装置
においては、スリットノズル内に配設された仕切板を構
成する上下の金属箔の間に塗工材が流入することによっ
て、上下の金属箔が外側に広げられ、スリットノズルの
上下の壁面に押し付けられて、スリットノズルをシール
するようになっている。
【0010】このため、上下の金属箔がスリットノズル
の上下の壁面に押し付けられる力が強くないので、シー
ル性が不十分であり、塗工材が仕切板の外側に漏れてし
まうことがある。この場合、スリットノズルから押し出
される塗工材の幅を厳密に調整することができなくなっ
てしまう。もっとも、上下の金属箔の間隔を広く設定
し、あらかじめ上下の金属箔をスリットノズルの上下の
壁面に近接させておくと、塗工材によって上下の金属箔
が外側に広げられる量が小さくなるので、上下の金属箔
がスリットノズルの上下の壁面に押し付けられる力が強
くなり、前記シール性を向上させることができる。
【0011】しかし、あらかじめ上下の金属箔をスリッ
トノズルの上下の壁面に近接させておくと、マニホール
ドに挿入したロッドを移動させて、スリットノズル内に
配設された仕切板の位置を調整する時に、上下の金属箔
がスリットノズルの上下の壁面に接触して、摺(しゅ
う)動抵抗が発生し、前記ロッドをスムーズに移動させ
ることができなくなってしまう。また、強い力を加えて
前記ロッドを移動させると、上下の金属箔が損傷してし
まうこともある。
【0012】本発明は、前記従来の問題点を解決して、
スリットノズルの幅を確実に、かつ、容易に調整するこ
とができるようにして、スリットノズルから押し出さ
れ、基材上に塗布される塗工材の幅を短時間で正確に変
更することができるダイコータ装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のダ
イコータ装置においては、マニホールド及び該マニホー
ルドに連通するスリットノズルを備えるダイコータ本体
と、前記マニホールド内に移動可能に配設され、流体圧
によって膨張すると前記マニホールドを閉塞する第1膨
張装置を備えるマニホールド幅規制装置と、前記スリッ
ト内に移動可能に配設され、流体圧によって膨張すると
前記スリットノズルを閉塞する第2膨張装置を備え、前
記マニホールド幅規制装置に取り付けられたスリット幅
規制装置と、前記マニホールド幅規制装置を移動させる
駆動装置と、前記マニホールド幅規制装置を所定の位置
に設定した時に、前記第1膨張装置及び第2膨張装置へ
加圧流体を供給する加圧流体供給源とを有する。
【0014】本発明の他のダイコータ装置においては、
さらに、前記第1膨張装置及び第2膨張装置に負圧装置
が接続されている。
【0015】本発明の更に他のダイコータ装置において
は、さらに、流体圧によって膨張する第3膨張装置を備
え、前記スリットノズルのリップ部を移動させてリップ
間隔を調整するリップ間隔調整装置を有する。
【0016】本発明の更に他のダイコータ装置において
は、さらに、前記駆動装置、加圧流体供給源及び負圧装
置は、制御装置によって制御される。
【0017】本発明の更に他のダイコータ装置において
は、さらに、前記制御装置は、前記マニホールド規制装
置を移動させる時に、前記加圧流体供給源からの前記第
1膨張装置及び第2膨張装置への加圧流体の供給を停止
する。
【0018】本発明の更に他のダイコータ装置において
は、さらに、前記加圧流体の供給を停止すると同時に前
記負圧装置により前記第1膨張装置及び第2膨張装置内
の流体を排出する。
【0019】本発明の更に他のダイコータ装置において
は、さらに、前記制御装置は、基材上にコーティングさ
れた塗工材の厚さを検出するセンサからの信号に基づい
て、前記塗工材の厚さ又は幅が設定された寸法となるよ
うに前記駆動装置又は加圧流体供給源を制御する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の実施の形態におけるダイコ
ータ装置の概略を示す要部斜視図である。
【0022】図において、10はダイコータ本体、11
は本体構造体、12は押し出される塗工材、15は前記
本体構造体11内部に形成された本体構造体11の長手
方向に延在するマニホールド、14は該マニホールド1
5に連通するように本体構造体11内部に形成されたス
リットノズル、13は該スリットノズル14の出口部分
を構成するリップ部である。なお、該リップ部13は、
前記スリットノズル14の一方の壁面を構成する不動リ
ップ部13a、及び、前記スリットノズル14の他方の
壁面を構成するとともに前記不動リップ部13aに対し
て移動してリップ間隔を調整する可動リップ部13bを
備える。ここで、前記リップ間隔は、不動リップ部13
aと可動リップ部13bとの間の距離であり、前記スリ
ットノズル14の出口部分におけるギャップである。そ
のため、前記スリットノズル14から押し出される塗工
材12の厚さは、前記リップ間隔によって規定される。
【0023】また、20は前記可動リップ部13bを移
動させてリップ間隔を調整するためのリップ間隔調整装
置であり、複数のリップ間隔調整装置ユニット20−k
(1≦k≦n:nは自然数)を備える。なお、前記リッ
プ間隔調整装置20は、リップ部13の両方の壁面を移
動させることによってリップ間隔を調整するように、本
体構造体11の両側に取り付けられてもよいが、本実施
の形態においては、図に示されるように、本体構造体1
1の片側にだけ取り付けられた例についてのみ説明す
る。
【0024】ここで、前記マニホールド15には、図示
されない押出装置によって塗工材が連続的に供給され、
スリットノズル14から薄膜となって押し出され、図示
されない紙、金属箔、樹脂フィルム等の薄膜状の基材上
にコーティングされ、層を形成する。なお、前記基材は
平面状又は搬送ドラム周面のような曲面状の搬送経路上
を連続して搬送され、ダイコータ本体10は、前記搬送
経路上に、スリットノズル14の出口が前記基材の表面
に近接するように配設される。
【0025】次に、ダイコータ装置の塗布幅調整装置に
ついて説明する。
【0026】図2は本発明の実施の形態におけるダイコ
ータ装置の塗布幅調整装置の概略を示す要部斜視図、図
3は本発明の実施の形態における図2のA矢視断面図、
図4は本発明の実施の形態におけるマニホールド幅規制
装置及びスリット幅規制装置の斜視図である。なお、説
明の都合上、図2においてはリップ間隔調整装置20が
省略されている。
【0027】図において、18は、押出装置から連続的
に供給される塗工材をマニホールド15に導入するため
の塗工材導入孔であり、34は、前記マニホールド15
内に移動可能に配設されたマニホールド幅規制装置とし
てのマニホールド幅規制ロッドである。本実施の形態に
おいて、前記マニホールド15は本体構造体11の長手
方向に直線的に延在する断面円形の貫通孔であり、前記
マニホールド幅規制ロッド34の外径はマニホールド1
5の内径よりもわずかに小さい。なお、前記マニホール
ド15の断面形状は、円形でなくてもよく、例えば、半
円形、三角形、楕円形等の形状であってもよい。その場
合、前記マニホールド幅規制ロッド34の断面形状もマ
ニホールド15の断面形状に対応させて変更されること
が望ましい。
【0028】そして、前記マニホールド幅規制ロッド3
4の一端(塗工材供給側)には、図4に示されるように
ゴム等の弾性部材で形成された第1膨張装置としての膨
張部材41が取り付けられる。該膨張部材41の外周面
は、収縮している状態においては前記マニホールド幅規
制ロッド34の外周面とほぼ同一の外径であるが、内部
に空気等の加圧された流体、すなわち、加圧流体が供給
されると、該加圧流体の圧力によって膨張し、前記マニ
ホールド15の内壁に押し付けられるようになってい
る。なお、加圧流体の供給側を負圧にすることにより、
膨張部材41を確実に収縮させることができる。
【0029】また、前記マニホールド幅規制ロッド34
の一側には、スリット幅規制装置としてのスリット幅規
制ウィング38が取り付けられる。該スリット幅規制ウ
ィング38は、概略矩(く)形の板のような扁平な形状
を有し、スリットノズル14の内部に配設され、前記マ
ニホールド幅規制ロッド34とともに移動させられ、前
記スリットノズル14の出口から押し出される塗工材1
2の幅を規制する。また、前記スリット幅規制ウィング
38は、金属製の薄膜から成り、図4に示されるように
内部に第2膨張装置としての空隙(げき)部42を備え
る。
【0030】そして、該空隙部42が収縮している状態
では、前記スリット幅規制ウィング38の厚さは、スリ
ットノズル14の両側の壁面の間隔よりも小さい寸法で
あるが、前記空隙部42の内部に前記加圧流体が供給さ
れると、該加圧流体の圧力によって膨張し、前記スリッ
トノズル14の両側の壁面に押し付けられるようになっ
ている。なお、図3においては、説明の都合上、前記空
隙部42の膨張量が誇張して示されているが、実際には
わずかな膨張量である。そして、該膨張量を大きくしよ
うとすると、前述された文献(特開平9−225372
号公報)に記載されているように、前記スリット幅規制
ウィング38の構造が複雑になり、製造が困難になる
が、膨張量をを小さく抑えることによって、前記スリッ
ト幅規制ウィング38の構造を簡単にすることができ、
製造も容易となる。
【0031】なお、前記スリット幅規制ウィング38の
形状は、図2に示されるような矩形状でなくてもよい。
例えば、スリットノズル14内の塗工材の流路幅が出口
に近づくに従って広がるように、図2における左右のス
リット幅規制ウィング38の向かい合う辺を斜めに切り
欠かくようにしてもよい。
【0032】また、前記マニホールド幅規制ロッド34
の膨張部材41と反対側の端部には、コネクティングロ
ッド32が結合されている。ここで、該コネクティング
ロッド32内には、前記加圧流体が流れる流体流路43
が形成される。そして、該流体流路43は、前記膨張部
材41及び空隙部42に連通しており、後述される加圧
流体供給源65から加圧流体が前記流体流路43に供給
されると、前記膨張部材41及び空隙部42の内部に導
入され、前記膨張部材41及び空隙部42が膨張するよ
うになっている。なお、前記コネクティングロッド32
は、本体構造体11の両端に取り付けられた端板36に
形成されたコネクティングロッド挿通孔35を通って、
前記本体構造体11の両端にそれぞれ突出している。
【0033】ここで、前記本体構造体11は、図3に示
されるように、固定側本体11a及び可動側本体11b
の2つの部材から構成されていてもよいし、一体的に構
成されていてもよい。なお、図3において、リップ間隔
調整装置ユニット20−kの詳細は省略されている。
【0034】そして、前記マニホールド幅規制ロッド3
4に取り付けられた膨張部材41及びスリット幅規制ウ
ィング38の空隙部42の内部に加圧流体が供給され、
前記膨張部材41及び空隙部42が膨張すると、図3に
示されるように、膨張部材41の外周面はマニホールド
15の内壁に押し付けられ、空隙部42の外面はスリッ
トノズル14の両側の壁面に押し付けられる。これによ
り、塗工材導入孔18に供給された塗工材は、マニホー
ルド15及びスリットノズル14を通って、薄膜で押し
出されるが、前記マニホールド幅規制ロッド34及びス
リット幅規制ウィング38の外側へ流れ込むことがない
ので、スリット幅規制ウィング38によって規制された
幅で押し出される。
【0035】次に、ダイコータ装置のリップ間隔調整装
置について説明する。
【0036】図5は本発明の実施の形態におけるダイコ
ータ装置のリップ間隔調整装置の断面図である。なお、
このようなリップ間隔調整装置の構造は、既に知られて
いる(特開平1−295817号公報参照)。
【0037】本実施の形態において、リップ間隔調整装
置20の各リップ間隔調整装置ユニット20−kは、第
3膨張装置としてのベローズ22によって駆動部構造体
21が駆動されることによって、可動リップ部13bを
移動させるようになっている。ここで、前記ベローズ2
2は、図示されるように、上部ベローズ22a及び下部
ベローズ22bから成り、取付ボルト28によって、そ
れぞれ、本体構造体11の可動側本体11bに取り付け
られる。また、前記上部ベローズ22a及び下部ベロー
ズ22bには、駆動部構造体21が取付ボルト27によ
って取り付けられる。
【0038】ここで、前記可動側本体11bには、加圧
流体が通る流体流路23aが形成され、加圧流体供給源
65から供給される加圧流体が、供給口16を介して、
供給される。なお、前記加圧流体は、前記マニホールド
幅規制ロッド34に取り付けられた膨張部材41及びス
リット幅規制ウィング38の空隙部42の内部に供給さ
れる加圧流体と同じものである。そして、加圧流体は、
前記流体流路23aから、まず、上部ベローズ22aの
内部に供給され、流体流路23b、23c、及び、23
dを通って、下部ベローズ22bの内部にも供給され
る。なお、前記取付ボルト27及び取付ボルト28によ
る取付部分には、シール部材25が配設され、加圧流体
が漏れ出さないようになっている。
【0039】そして、該加圧流体が供給されて前記上部
ベローズ22a及び下部ベローズ22bが膨張すると、
駆動部構造体21が、図におけるX1方向に駆動され
る。ここで、前記駆動部構造体21の図における下端部
は、取付ボルト26によって、前記可動側本体11bの
下端部に固定されている。一方、前記可動側本体11b
におけるスリットノズル14の出口近傍の壁面部分が肉
薄に形成され、弾性的に変形する弾性変形部17を構成
している。これにより、前記駆動部構造体21が、図に
おけるX1方向に駆動されると、前記弾性変形部17が
変形して、可動リップ部13bが、図におけるX2方向
に移動させられ、リップ間隔が狭くなる。
【0040】なお、リップ間隔調整装置ユニット20−
kは、図1に示されるように、スリットノズル14の幅
方向に複数配設されているので、それぞれのリップ間隔
調整装置ユニット20−kに供給される加圧流体を制御
することによって、スリットノズル14の幅方向の任意
の箇所におけるリップ間隔を調整することができる。
【0041】次に、マニホールド幅規制装置を移動させ
る駆動装置及び制御装置について説明する。
【0042】図6は本発明の実施の形態におけるマニホ
ールド幅規制装置を移動させる駆動装置の概略を示す
図、図7は本発明の実施の形態における制御装置の概略
を示す図である。
【0043】図6において、ダイコータ本体10は、基
材76の搬送経路上に、スリットノズル14の出口が前
記基材76の表面に近接するように配設される。ここ
で、前記基材76は搬送ドラム72によって搬送されて
いる。また、マニホールド幅規制ロッド34及びスリッ
ト幅規制ウィング38は、スリットノズル14から押し
出される塗工材12の幅が前記基材76の幅よりも狭く
なる位置に移動させられている。
【0044】なお、図6には、説明の都合上、図におい
て左側のマニホールド幅規制ロッド34を駆動するため
の駆動装置50のみが示されているが、右側のマニホー
ルド幅規制ロッド34も同様の駆動装置50によって駆
動される。
【0045】該駆動装置50は、ガイドレール54に沿
って移動する移動ヘッド52を備える。ここで、前記ガ
イドレール54は、マニホールド15の軸と平行に配設
されている。そして、前記移動ヘッド52は、図示され
ないボールねじナット(不動な固定部材に固定されてい
る。)を備え、該ボールねじナットにはボールねじ軸5
6が螺(ら)入される。また、該ボールねじ軸56の図
における左端は、軸受58及び軸継ぎ手60を介して、
サーボモータ62の回転軸に結合されている。これによ
り、前記サーボモータ62が作動してボールねじ軸56
が回転すると、前記移動ヘッド52はガイドレール54
に沿って、図における左右方向に移動させられる。
【0046】そして、前記移動ヘッド52には、コネク
ティングロッド32のマニホールド幅規制ロッド34と
反対側の端部が結合されているので、前記サーボモータ
62の回転数を制御することによって、前記マニホール
ド幅規制ロッド34の位置を制御することができる。
【0047】また、前記移動ヘッド52内には、コネク
ティングロッド32内に形成された流体流路43に接続
される図示されない流路が形成され、加圧流体供給源6
5に接続された流体流路66に接続される。これによ
り、前記加圧流体供給源65からの加圧流体は、前記マ
ニホールド幅規制ロッド34に取り付けられた膨張部材
41及びスリット幅規制ウィング38の空隙部42の内
部に加圧流体が供給され、前記膨張部材41及び空隙部
42を膨張させる。
【0048】なお、加圧流体は前記加圧流体供給源65
から可動側本体11bに形成された供給口16に接続さ
れる流体流路67を通って、前記上部ベローズ22a及
び下部ベローズ22bに供給され、該上部ベローズ22
a及び下部ベローズ22bを膨張させる。
【0049】ここで、前記加圧流体供給源65は、空気
等の流体を加圧して供給する加圧ポンプ、該加圧ポンプ
の駆動源、加圧された流体を蓄積するアキュームレー
タ、管路に配設され加圧流体の流量や圧力を調節する調
節弁、流体を貯留するタンク等を備え、後述される制御
装置68によって制御される。なお、前記加圧流体供給
源65は、同一の加圧流体を前記マニホールド幅規制ロ
ッド34に取り付けられた膨張部材41及びスリット幅
規制ウィング38の空隙部42、並びに、上部ベローズ
22a及び下部ベローズ22bに供給するものであって
もよいし、前記マニホールド幅規制ロッド34に取り付
けられた膨張部材41及びスリット幅規制ウィング38
の空隙部42と、上部ベローズ22a及び下部ベローズ
22bとにそれぞれ異なる加圧流体を供給するものであ
ってもよい。
【0050】また、流体流路66は流路69を介して負
圧装置68が接続され、前記膨張部材41及びスリット
幅規制ウィング38の空隙部42の内部の加圧流体を吸
引して、前記膨張部材41及び空隙部42を強制的に収
縮させる。
【0051】また、制御装置68は、図7に示されるよ
うな、塗工材の厚さを検出するセンサとしての塗工材厚
センサ塗工材が検出した基材76上の塗工材の厚さ寸法
を受信し、フィードバック制御を行うようになってい
る。すなわち、塗工材厚センサ73が検出した基材76
上の塗工材の幅方向における各位置での厚さ寸法が、設
定された厚さ寸法と相違する時には、加圧流体供給源6
5及び負圧装置68を制御して、前記塗工材の幅方向に
おける各位置に対応するリップ間隔調整装置ユニット2
0−kを制御する。これにより、リップ間隔を調整し、
塗工材の厚さ寸法が幅方向における各位置において、設
定された厚さ寸法と一致するようにする。
【0052】なお、前記塗工材厚センサ73からの厚さ
寸法に基づいて、基材76上の塗工材の幅寸法を検出す
ることもできるので、前記制御装置68は基材76上の
塗工材の幅寸法を制御することができる。この場合、検
出した塗工材の幅寸法が設定された幅寸法と相違する時
には、加圧流体供給源65を制御して、流体流路43の
流体圧を減圧又は零にして、マニホールド幅規制ロッド
34の位置を調整し、基材76上の塗工材の幅寸法が設
定された幅寸法と一致するようにする。なお、図7にお
いて、前記基材76は平面上を直線的に、図において矢
印Yで示される方向へ搬送されている。
【0053】次に、前記構成のダイコータ装置の動作を
説明する。
【0054】基材76が変更されたような場合、該基材
76上にコーティングする塗工材の幅を基材76に合わ
せて変更する必要がある。この場合、まず、加圧流体供
給源65を制御して、リップ間隔調整装置20の上部ベ
ローズ22a及び下部ベローズ22bの流体圧を減圧又
は零にする。これにより、前記上部ベローズ22a及び
下部ベローズ22bが収縮する。そして、駆動部構造体
21は、図5におけるX1と逆方向に駆動される。
【0055】一方、可動側本体11bにおけるスリット
ノズル14の出口近傍の壁面部分に形成された弾性変形
部17が弾性力によって、元の形状に戻り、前記壁面部
分が平面状になる。すると、可動リップ部13bが、図
5におけるX2と逆方向に移動させられ、リップ間隔が
広くなる。これにより、スリットノズル14の両側の壁
面の間隔も広くなる。
【0056】また、マニホールド幅規制ロッド34に取
り付けられた膨張部材41及びスリット幅規制ウィング
38の空隙部42の内部の流体圧も減圧又は零にする。
これにより、前記膨張部材41及び空隙部42が収縮す
る。前記膨張部材41が収縮すると、該膨張部材41の
外周面がマニホールド15の内壁から離れて隙(すき)
間が生じるので、前記マニホールド幅規制ロッド34を
前記マニホールド15の内部に対し軸方向にスムーズに
移動させることができる。一方、前記空隙部42が収縮
すると、該空隙部42の外面がスリットノズル14の両
側の壁面から離れて隙間が生じるので、スリット幅規制
ウィング38は前記マニホールド幅規制ロッド34と共
に前記スリットノズル14の内部を移動することができ
る。
【0057】次に、駆動装置50を制御して、移動ヘッ
ド52を移動させ、左右のマニホールド幅規制ロッド3
4をマニホールド15内の所定の位置にまで移動させ
る。これにより、左右のマニホールド幅規制ロッド34
及び該マニホールド幅規制ロッド34に取り付けられた
スリット幅規制ウィング38が所定の位置に移動して、
左右のスリット幅規制ウィング38間の距離が、コーテ
ィングする塗工材の幅とほぼ等しくなる。
【0058】続いて、前記加圧流体供給源65を制御し
て、リップ間隔調整装置20の上部ベローズ22a及び
下部ベローズ22bへ加圧流体の供給する。そして、加
圧流体が供給されて前記上部ベローズ22a及び下部ベ
ローズ22bが膨張すると、駆動部構造体21が、図5
におけるX1方向に駆動される。これにより、前記弾性
変形部17が変形して、可動リップ部13bが、図5に
おけるX2方向に移動させられ、リップ間隔が狭くな
る。この場合、それぞれのリップ間隔調整装置ユニット
20−kに供給される加圧流体を制御することによっ
て、スリットノズル14の幅方向の任意の箇所における
リップ間隔を調整することができる。
【0059】次に、前記加圧流体供給源65を制御し
て、マニホールド幅規制ロッド34に取り付けられた膨
張部材41及びスリット幅規制ウィング38の空隙部4
2の内部へ加圧流体を供給する。すると、前記膨張部材
41及び空隙部42が膨張して、膨張部材41の外周面
はマニホールド15の内壁に押し付けられ、空隙部42
の外面はスリットノズル14の両側の壁面に押し付けら
れる。これにより、塗工材導入孔18に供給された塗工
材は、マニホールド15及びスリットノズル14を通っ
て、フィルム状に押し出されるが、前記マニホールド幅
規制ロッド34及びスリット幅規制ウィング38の外側
へ流れ込むことがないので、スリット幅規制ウィング3
8によって規制された幅で押し出される。
【0060】そして、実際に基材76上にコーティング
された塗工材の幅寸法が設定された幅寸法と一致するよ
うに、フィードバック制御が行われる。この場合、塗工
材厚センサ73からの厚さ寸法に基づいて、制御装置6
8は基材76上の塗工材の幅寸法を検出する。そして、
検出した塗工材の幅寸法が設定された幅寸法と相違する
時には、加圧流体供給源65を制御して、前述されたよ
うに、左右のマニホールド幅規制ロッド34及び該マニ
ホールド幅規制ロッド34に取り付けられたスリット幅
規制ウィング38の位置を調整する。
【0061】また、基材76上にコーティングされた塗
工材の厚さ寸法が設定された厚さ寸法と一致するような
フィードバック制御も行われる。この場合、塗工材厚セ
ンサ73が検出した基材76上の塗工材の幅方向におけ
る各位置での厚さ寸法が、設定された厚さ寸法と相違す
る時には、加圧流体供給源65を制御して、前記塗工材
の幅方向における各位置に対応するリップ間隔調整装置
ユニット20−kを制御する。これにより、リップ間隔
を調整し、塗工材の厚さ寸法が幅方向における各位置に
おいて、設定された厚さ寸法と一致するようにする。
【0062】このように、本実施の形態においては、マ
ニホールド幅規制ロッド34に取り付けられた膨張部材
41及びスリット幅規制ウィング38の空隙部42の内
部への加圧流体の供給を制御するとともに、リップ間隔
調整装置20の上部ベローズ22a及び下部ベローズ2
2bへ加圧流体の供給を制御して、前記マニホールド幅
規制ロッド34及びスリット幅規制ウィング38の位置
を調整して、スリットノズル14から押し出される塗工
材12の幅を調整する。
【0063】したがって、前記押し出される塗工材12
の幅の調整が容易に、かつ、正確に行われる。
【0064】また、前記膨張部材41の外周面がマニホ
ールド15の内壁に押し付けられ、空隙部42の外面は
スリットノズル14の両側の壁面に押し付けられるの
で、塗工材は、前記マニホールド幅規制ロッド34及び
スリット幅規制ウィング38の外側へ流れ込むことがな
く、スリット幅規制ウィング38によって規制された幅
で押し出される。
【0065】さらに、マニホールド幅規制ロッド34及
びスリット幅規制ウィング38の位置を移動させる時に
加圧流体の供給を制御して、前記膨張部材41及び空隙
部42を収縮させるので、前記空隙部42の膨張量がわ
ずかであっても、前記マニホールド幅規制ロッド34及
びスリット幅規制ウィング38を滑らかに移動させるこ
とができる。
【0066】さらに、基材76上にコーティングされた
塗工材の厚さ寸法及び幅寸法が、設定された寸法と一致
するようにフィードバック制御を行うことができる。
【0067】さらに、同一の加圧流体でリップ間隔調整
装置20並びにマニホールド幅規制ロッド34及びスリ
ット幅規制ウィング38を操作することができるので、
加圧流体供給源65の構成や操作が簡単なものとなり、
かつ、リップ間隔調整装置20並びにマニホールド幅規
制ロッド34及びスリット幅規制ウィング38の操作速
度や操作性が向上する。
【0068】なお、本発明は、基材上に塗工材をコーテ
ィングするダイコータ装置だけでなく、樹脂を押し出し
て樹脂フィルムを成形するフィルム成形機に適用するこ
ともできる。
【0069】また、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0070】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ダイコータ装置においては、マニホールド及び該
マニホールドに連通するスリットノズルを備えるダイコ
ータ本体と、流体圧によって膨張する第1膨張装置を備
え、前記スリットノズルのリップ部を移動させてリップ
間隔を調整するリップ間隔調整装置と、前記マニホール
ド内に移動可能に配設され、流体圧によって膨張すると
前記マニホールドを閉塞する第2膨張装置を備えるマニ
ホールド幅規制装置と、前記スリット内に移動可能に配
設され、流体圧によって膨張すると前記マニホールドを
閉塞する第3膨張装置を備え、前記マニホールド幅規制
装置に取り付けられたスリット幅規制装置と、前記マニ
ホールド幅規制装置を移動させる駆動装置と、前記マニ
ホールド幅規制装置を移動させる時に、前記第1膨張装
置、第2膨張装置及び第3膨張装置への加圧流体の供給
を停止する加圧流体供給源とを有する。
【0071】この場合、スリットノズルの出口の幅を確
実に、かつ、容易に調整することができるようにして、
スリットノズルから押し出され、基材上に塗布される塗
工材の幅を短時間で正確に変更することができる他のダ
イコータ装置においては、さらに、前記加圧流体供給源
は、前記第1膨張装置、前記第2膨張装置及び第3膨張
装置への加圧流体の供給を同時に停止する。
【0072】この場合、加圧流体供給源の操作が簡単な
ものとなり、かつ、リップ間隔調整装置、マニホールド
幅規制装置及びスリット幅規制装置の操作速度や操作性
が向上する。
【0073】更に他のダイコータ装置においては、さら
に、前記加圧流体供給源は、前記第1膨張装置、第2膨
張装置及び第3膨張装置へ同一の加圧流体を供給する。
【0074】この場合、加圧流体供給源の構成が簡単な
ものとなり、ダイコータ装置の製造コストやメンテナン
スコストを低くすることができる。
【0075】更に他のダイコータ装置においては、さら
に、前記駆動装置及び加圧流体供給源は、制御装置によ
って制御される。
【0076】この場合、押し出される塗工材の幅の調整
が容易に、かつ、正確に行われる。
【0077】更に他のダイコータ装置においては、さら
に、前記制御装置は、基材上にコーティングされた塗工
材の厚さを検出するセンサからの信号に基づいて、前記
塗工材の厚さ又は幅が設定された寸法となるように前記
駆動装置又は加圧流体供給源を制御する。
【0078】この場合、塗工材の厚さ又は幅が、設定さ
れた寸法と一致するようにフィードバック制御を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるダイコータ装置の
概略を示す要部斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるダイコータ装置の
塗布幅調整装置の概略を示す要部斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態における図2のA矢視断面
図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるマニホールド幅規
制装置及びスリット幅規制装置の斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるダイコータ装置の
リップ間隔調整装置の断面図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるマニホールド幅規
制装置を移動させる駆動装置の概略を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態における制御装置の概略を
示す図である。
【符号の説明】
10 ダイコータ本体 13 リップ部 14 スリットノズル 15 マニホールド 20 リップ間隔調整装置 22 ベローズ 34 マニホールド幅規制ロッド 38 スリット幅規制ウィング 41 膨張部材 42 空隙部 50 駆動装置 65 加圧流体供給源 68 制御装置 73 塗工材厚センサ 76 基材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)マニホールド及び該マニホールド
    に連通するスリットノズルを備えるダイコータ本体と、
    (b)前記マニホールド内に移動可能に配設され、流体
    圧によって膨張すると前記マニホールドを閉塞する第1
    膨張装置を備えるマニホールド幅規制装置と、(c)前
    記スリット内に移動可能に配設され、流体圧によって膨
    張すると前記スリットノズルを閉塞する第2膨張装置を
    備え、前記マニホールド幅規制装置に取り付けられたス
    リット幅規制装置と、(d)前記マニホールド幅規制装
    置を移動させる駆動装置と、(e)前記マニホールド幅
    規制装置を所定の位置に設定した時に、前記第1膨張装
    置及び第2膨張装置へ加圧流体を供給する加圧流体供給
    源とを有することを特徴とするダイコータ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1膨張装置及び第2膨張装置に負
    圧装置が接続されている請求項1に記載のダイコータ装
    置。
  3. 【請求項3】 流体圧によって膨張する第3膨張装置を
    備え、前記スリットノズルのリップ部を移動させてリッ
    プ間隔を調整するリップ間隔調整装置を有する請求項1
    に記載のダイコータ装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動装置、加圧流体供給源及び負圧
    装置は、制御装置によって制御される請求項1又は2に
    記載のダイコータ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は、前記マニホールド規制
    装置を移動させる時に、前記加圧流体供給源からの前記
    第1膨張装置及び第2膨張装置への加圧流体の供給を停
    止する請求項4に記載のダイコータ装置。
  6. 【請求項6】 前記加圧流体の供給を停止すると同時に
    前記負圧装置により前記第1膨張装置及び第2膨張装置
    内の流体を排出する請求項5に記載のダイコータ装置。
  7. 【請求項7】 前記制御装置は、基材上にコーティング
    された塗工材の厚さを検出するセンサからの信号に基づ
    いて、前記塗工材の厚さ又は幅が設定された寸法となる
    ように前記駆動装置又は加圧流体供給源を制御する請求
    項4に記載のダイコータ装置。
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