JP2009202141A - スリットダイ及びスリットダイコータ - Google Patents

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Abstract

【課題】面倒な調整作業を必要とせず且つ簡単な装置構成で高精度な塗工を実現できるスリットダイ及びスリットダイコータを提供すること。
【解決手段】全体が横長の柱状をなし長手方向に沿ってマニホールド(26,46)が内部に形成され且つこのマニホールド(26,46)から供給された塗布剤(R)をスリット状に吐出するリップ端面(211,411)が前縁に形成されたスリットダイ(2,4)において、リップ端面(211,411)は、塗布剤(R)の吐出時にスリットダイ(2,4)自体の弾性撓み変形に起因する当該リップ端面(211,411)の平面度の不均一が相殺される形状に予め加工されたことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明はスリットダイ及びスリットダイコータに関する。
スリットダイは、全体が横長の柱状をなし、長手方向に沿って内部にマニホールドが形成されている。また、このマニホールドから供給された塗布剤をスリット状に吐出するリップ端面が前縁に形成されている。このようなスリットダイを用いて被塗布基材に塗工を行うスリットコータには、バックアップロールを備えるタイプと、バックアップロールを備えないタイプとがある。
前者タイプのスリットコータでは、リップ端面と被塗布基材との間に所定の間隙を形成した状態で、スリットダイと被塗布基材とを所定方向に相対移動させながら、塗布剤をスリット状に吐出することで塗工を行う。後者タイプのスリットコータでは、リップ端面と被塗布基材とを接触させた状態で、スリットダイと被塗布基材とを所定方向に相対移動させながら、塗布剤をスリット状に吐出することで塗工を行う。
スリットダイにおいては、マニホールド内に供給された塗布剤の内圧により、その本体に湾曲などの歪みが生じ、リップ端面が弾性変形する。その変形は、一般には、リップ端面におけるスリットダイの長手方向についての中央部が、マニホールドとは反対側、つまり被塗布基材の側に膨らむ形となる。なお、このようなリップ端面の弾性変形は、マニホールド内に供給された塗布剤の内圧に起因するものに限らず、スリットダイの自重、及びスリットダイの組み立て時または組み付け時における締結部材による締結力に起因することもある。
上述した前者タイプのスリットコータで塗工を行う場合は、リップ端面が上記変形を起こすことにより、リップ端面と被塗布基材との間隙が不揃いになり、形成される塗布膜が不均一なものとなる。後者タイプのスリットコータで塗工を行う場合は、リップ端面が上記変形を起こすことにより、リップ端面と被塗布基材とが不均一な押圧力で接触することになり、被塗布基材の幅方向に歪みが生じたり、幅方向の張力が安定しなくなったりし、その結果として、形成される塗布膜が不均一なものとなる。
このような不都合を解決することのできる技術として、例えば特許文献1に記載の技術を挙げることができる。その技術は、先端リップとは反対側のダイ背面部と、このダイ背面部に対面する架台支持部との間にねじ部材を設け、ねじ部材によってダイ背面部と架台支持部とを離間または接近させて先端リップとウェブ(被塗布基材)との間隙を制御するものである。
特開2004−321915号公報
しかし、特許文献1の技術では、ダイ背面部と、このダイ背面部に対面する架台支持部との間にねじ部材を設ける必要があり、部品点数が多く装置構造が複雑になると共に調整作業が煩わしいという問題があった。本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、面倒な調整作業を必要とせず且つ簡単な装置構成で高精度な塗工を実現できるスリットダイ及びスリットダイコータを提供することを目的とする。
上記目的は、下記の本発明により達成される。なお「特許請求の範囲」及び「課題を解決するための手段」の欄において各構成要素に付した括弧書きの符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
請求項1の発明は、全体が横長の柱状をなし長手方向に沿ってマニホールド(26,46)が内部に形成され且つこのマニホールド(26,46)から供給された塗布剤(R)をスリット状に吐出するリップ端面(211,411)が前縁に形成されたスリットダイ(2,4)において、リップ端面(211,411)は、塗布剤(R)の吐出時にスリットダイ(2,4)自体の弾性撓み変形に起因する当該リップ端面(211,411)の平面度の不均一が相殺される形状に予め加工されたことを特徴とする。
請求項2の発明では、前記弾性撓み変形は、マニホールド(26,46)内に供給された塗布剤(R)の内圧、スリットダイ(2,4)の自重、及びスリットダイ(2,4)の組み立て時または組み付け時における締結部材による締結力の少なくとも一つに起因したものである。
請求項3の発明では、前記リップ端面(211,411)は、その長手方向両端部から長手方向中央部に向かうに従い左右対称に連続的にマニホールド(26,46)の形成側に向けて徐々に凹む曲面をなす逆クラウン型に加工される。
請求項4の発明では、前記逆クラウン型の曲面形状は、塗布剤(R)の吐出動作時にストレート型に弾性変形する形状とされる。
請求項5の発明では、前記リップ端面(211,411)は、その長手方向両端部から長手方向中央部に向かうに従い左右対称に連続的にマニホールド(26,46)の非形成側に向けて徐々に膨らむ曲面をなす正クラウン型に加工される。
請求項6の発明では、前記正クラウン型の曲面形状は、塗布剤(R)の吐出動作時にストレート型に弾性変形する形状とされる。
請求項7の発明は、全体が横長の柱状をなし長手方向に沿ってマニホールド(46)が内部に形成され且つこのマニホールド(46)から供給された塗布剤(R)をスリット状に吐出するリップ端面(411)が前縁に形成されたスリットダイ(4)において、
リップ端面(411)は、塗布剤(R)の吐出時にその長手方向両端部から長手方向中央部に向かうに従い左右対称に連続的にマニホールド(46)の非形成側に向けて徐々に膨らむ曲面をなす正クラウン型に変形するように予め加工されたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載のスリットダイ(2)を構成要素として備え、スリットダイ(2)により被塗布基材(W)に塗布剤(R)を塗布するように構成されたスリットダイコータ(10)であって、スリットダイ(2)のリップ端面(211)と被塗布基材(W)との間に所定の間隙(D)が形成されるように被塗布基材(W)を支持するバックアップロール(3)と、スリットダイ(2)と被塗布基材(W)とをスリットダイ(2)の長手方向に直交し且つ被塗布基材(W)に平行な方向に相対移動させる相対移動手段(1,8)とを備えることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1から請求項7のいずれかに記載のスリットダイ(4)を構成要素として備え、スリットダイ(4)により被塗布基材(W)に塗布剤(R)を塗布するように構成されたスリットダイコータ(10)であって、スリットダイ(4)のリップ端面(411)と被塗布基材(W)とが接触するように構成され、スリットダイ(4)と被塗布基材(W)とをスリットダイ(4)の長手方向に直交し且つ被塗布基材(W)に平行な方向に相対移動させる相対移動手段(1,8)を備えることを特徴とする。
スリットダイ(2,4)とこれに対向配置される被塗布基材(W)との間隙(D)は、近年の測定技術及びシミュレーション技術により容易且つ正確に予測可能となっている。本発明では、この間隙(D)の数値分をスリットダイの加工に反映させ、ダイ先端であるリップ端面(211,411)に逆クラウニング加工または正クラウニング加工を施している。
スリットダイ(2)とバックアップロール(3)とを備えるタイプのスリットコータでは、リップ端面(211)と被塗布基材(W)との間に所定の間隙(D)を形成した状態で、スリットダイ(2)と被塗布基材(W)とをスリットダイ(2)の長手方向に直交し且つ被塗布基材(W)に平行な方向に相対移動させながら、塗布剤(R)をスリット状に吐出することで塗工を行う。本発明のスリットダイ(2)では、リップ端面(211)は、塗布剤(R)の吐出時にスリットダイ(2)自体の弾性撓み変形に起因する当該リップ端面(211)の平面度の不均一が相殺される形状に予め加工されている。従って、実際の塗工時において、リップ端面(211)とこれに対向する被塗布基材(W)との間隙(D)を一定(均一)に保つことができ、高精度な塗工を実現できる。本発明では、リップ端面(211)とこれに対向する被塗布基材(W)との間隙(D)を一定に保つにあたり、従来技術とは異なり、スリットダイ(2)自体にねじ部材を設ける必要がなく且つそのねじ部材による調整を行う必要もない。つまり、面倒な調整作業を必要とせず且つ簡単な装置構成で高精度な塗工を実現できる。
一方、スリットダイ(4)のみでバックアップロール(3)を備えないタイプのスリットコータでは、リップ端面(411)と被塗布基材(W)とを接触させた状態で、スリットダイ(4)と被塗布基材(W)とをスリットダイ(4)の長手方向に直交し且つ被塗布基材(W)に平行な方向に相対移動させながら、塗布剤(R)をスリット状に吐出することで塗工を行う。本発明のスリットダイ(4)では、リップ端面(411)は、塗布剤(R)の吐出時にスリットダイ(4)自体の弾性撓み変形に起因する当該リップ端面(411)の平面度の不均一が相殺される形状に予め加工されている。従って、実際の塗工時において、スリットダイ(4)と被塗布基材(W)とは均一な押圧力で接触し、被塗布基材(W)の幅方向(Y)の歪みを矯正し、或いは幅方向(Y)の張力を安定させ、高精度な塗工が可能になる。
なお、スリットダイ(4)のみでバックアップロール(3)を備えないタイプのスリットコータでは、スリットダイ(4)におけるリップ端面(411)は、平面度の不均一が相殺される形状に予め加工されているものに限らず、次のように加工されているものでもよい。即ち、塗布剤(R)の吐出時にその長手方向両端部から長手方向中央部に向かうに従い左右対称に連続的にマニホールド(26,46)の非形成側に向けて徐々に膨らむ曲面をなす正クラウン型に変形するような加工である。吐出時にリップ端面(411)が正クラウン型に変形することにより、被塗布基材(W)における幅方向中央部の押圧力が幅方向端部よりも増し、皺伸ばしの効果が顕著になる。
上記弾性撓み変形には、マニホールド(26,46)内に供給された塗布剤(R)の内圧、スリットダイ(2,4)の自重、及びスリットダイ(2,4)の組み立て時または組み付け時における締結部材による締結力の少なくとも一つに起因したものが含まれる。
リップ端面(211,411)の加工形状は、逆クラウン型または正クラウン型であることが好ましい。逆クラウン型とは、リップ端面(211,411)の長手方向両端部から長手方向中央部に向かうに従い左右対称に連続的に徐々に凹む曲面をなす形状である。凹む方向はマニホールド(26,46)の形成側である。そして、逆クラウン型の曲面形状は、塗布剤(R)の吐出動作時にストレート型に弾性変形する形状とされる。
正クラウン型とは、リップ端面(211,411)の長手方向両端部から長手方向中央部に向かうに従い左右対称に連続的に徐々に膨らむ曲面をなす形状である。膨らむ方向はマニホールド(26,46)の非形成側である。そして、正クラウン型の曲面形状は、塗布剤(R)の吐出動作時にストレート型に弾性変形する形状とされる。
本発明によると、面倒な調整作業を必要とせず且つ簡単な装置構成で高精度な塗工を実現できるスリットダイ及びスリットダイコータが提供される。
図1は本発明に係る両面塗工装置を示す正面概略図、図2は本発明に係る第1スリットダイの正面一部断面図、図3は本発明に係る第1スリットダイの側面一部断面図、図4は本発明に係る第2スリットダイの正面一部断面図である。
図1に示すように、本発明に係る両面塗工装置10は、基板送出部1、第1スリットダイ2、バックアップロール3、第2スリットダイ4、ローラ5、レジスト液供給部6、乾燥装置7及び基板巻取部8などを備え、搬送されたフィルム基板Wの第1面W1と第2面W2との両面にレジスト液Rを塗布して所定厚さのレジスト膜を形成するように構成される。これら各図において、直交座標系の3軸をX,Y,Zとし、XY平面を水平面、Z軸方向を鉛直方向とする。
基板送出部1は、回転駆動軸11及び巻取体12を備える。回転駆動軸11は、巻取体12を水平軸回りに回転駆動可能に軸支する構成とされる。巻取体12は、レジスト液Rの塗布対象となるフィルム基板Wをロール状に巻き取ったものである。フィルム基板Wは、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)を材質とした長尺帯状の二軸延伸体からなる。
第1スリットダイ2は、例えばステンレス系の金属を材質とし、図2に示すように、塗工上流側(これから塗布されていく側)のバックアップリップ21と、塗工下流側(既に塗布された側)のドクタ−リップ22とが組み合わされてなる。バックアップリップ21とドクタ−リップ22とは、締結部材としてのボルト23をねじ孔24に挿入して締結することによって一体形に組み立てられる。その形状は、全体が横長の柱状をなし、内部には、レジスト液供給ポート25、マニホールド26及びランド27が形成される。
レジスト液供給ポート25は、レジスト液供給部6から供給されたレジスト液Rをマニホールド26へ導く流路であり、一端側はマニホールド26に連通し、他端側は配管接続用の雌ねじ穴251とされる。
マニホールド26は、第1スリットダイ2の長手方向に沿って形成され、当該長手方向に垂直な平面で切った断面が略円形とされる。なお、この断面形状は略円形に限らず半円形などでもよい。マニホールド26は、第1スリットダイ2の長手方向に上記断面形状をもって延長された液溜め空間である。その有効延長の長さは、塗布幅と同等か或いは若干長めにするのが一般的であり、レジスト液供給ポート25から供給を受けたレジスト液Rをスリット幅方向(Y方向)へ拡散させる機能を有する。
ランド27は、マニホールド26からフィルム基板Wへレジスト液Rを導く流路であり、一端はマニホールド26に連通し、他端はスリット状に開口した開口部271とされる。ランド27は、マニホールド26と同様に、第1スリットダイ2の長手方向に方向にスリット状の断面形状をもって延長された通液空間である。開口部271の開口幅は、幅規制板272を用いて概ね塗布幅と同じ長さの幅になるように調整することができる。開口部271は、リップ端面211に形成され、レジスト液Rをスリット状に吐出する吐出口として機能する。
リップ端面211には逆クラウニング加工が施されており、第1スリットダイ2の長手方向に直交する方向から視たとき(すなわち前縁の側面視形状)、図3に示すように逆クラウン型とされる。ここで「逆クラウン型」とは、リップ端面211の長手方向両端部から長手方向中央部に向かうに従い左右対称に連続的に徐々に凹む曲面をなす形状である。凹む方向はマニホールド26の形成側である。そして、逆クラウン型の曲面形状は、レジスト液Rの吐出動作時に、図3における基準線L0に示すようにストレート型に弾性変形する形状とされる。
更に具体的には、リップ端面211を第1スリットダイ2の長手方向に直交する方向(X方向)から視たときの輪郭形状が、マニホールド26の側に中央で凸となる略2次曲線となるように加工される。この略2次曲線の頂部は、第1スリットダイ2がストレート型に変形したときのリップ端面211の輪郭線を基準線L0として、この基準線L0からマニホールド26の側へ0.2μm〜200μm離隔した位置P0にすることが好ましい。
第1スリットダイ2は、レジスト液Rの吐出方向が横向きとなるように開口部271を横向きにした配置とされる。
バックアップロール3は、フィルム基板Wを隔てて第1スリットダイ2と対向する位置に配置される。バックアップロール3が配置されるのは、第1スリットダイ2の対向位置のみであり、第2スリットダイ4の対向位置には、これに対応するものは何も配置されない。
第2スリットダイ4は、図4に示すように、第1スリットダイ2とほぼ同様な構成とされる。即ち、スリットダイ4におけるリップ端面411は、スリットダイ2のように、レジスト液Rの吐出動作時にストレート型に弾性変形するような逆クラウン型とされる。なお、これとは異なり次のように加工されているものでもよい。即ち、レジスト液Rの吐出時にリップ端面411が正クラウン型に変形するような加工である。正クラウン型に変形したとき、その略2次曲線の頂部は、第2スリットダイ4がストレート型であるとしたときのリップ端面411の輪郭線を基準線として、この基準線からマニホールド46の非形成側へ0.1μm〜3mm離隔した位置になることが好ましい。また、第2スリットダイ4は、レジスト液Rの吐出方向が上向きとなるように開口部471を上向きにした配置とされる。このときリップ端面411はフィルム基板Wに接触する配置とされる。
第1スリットダイ2と第2スリットダイ4とは、フィルム基板Wの搬送経路に沿って、互いに離れたところに配置されており、フィルム基板Wの第1面W1への塗布と第2面W2への塗布は、両面塗工装置10内の別々の位置で行われる。
レジスト液供給部6は、レジスト液タンク61、ポンプ62、制御バルブ63及び配管64などからなる。レジスト液タンク61には、塗布剤であるレジスト液Rが充填されている。なお、レジスト液タンク61内のレジスト液Rと、両面塗工装置10の設置してある部屋の温度との差が0.3°C以内に管理されていることが好ましい。レジスト液タンク61は、ポンプ62及び制御バルブ63を介して配管64により、第1スリットダイ2及び第2スリットダイ4に接続される。
乾燥装置7は、チャンバー71及びノズル群72を備える。チャンバー71は、両面塗布が終了したフィルム基板Wの入口73及び出口74を備える。ノズル群72は、チャンバー内を通過するフィルム基板Wの上下にそれぞれ設けられた複数の温風吹き付けノズル721からなる。
基板巻取部8は、回転駆動軸81及び軸芯体82を備える。回転駆動軸81は、軸芯体82を回転駆動することで、両面塗布及び乾燥が終了したフィルム基板Wをリール状に巻き取る部位である。
次に、図5,6も参照して、以上のように構成された両面塗工装置10による塗工動作について説明する。図5は本発明に係る第1スリットダイの作用効果を説明するための図である。図5(A)はマニホールド26にレジスト液Rを供給する前の第1スリットダイ2の形状を示し、図5(B)はマニホールド26にレジスト液Rを供給した後(即ち、レジスト液Rの吐出時)の第1スリットダイ2の形状を示す。図6は本発明に係る第2スリットダイの作用効果を説明するための図である。図6(A)はマニホールド46にレジスト液Rを供給する前の第2スリットダイ4の形状を示し、図6(B)はマニホールド46にレジスト液Rを供給した後の第2スリットダイ4の形状を示す。
フィルム基板Wは、回転駆動軸11と回転駆動軸81との回転速度を調整することによって、所定の張力を与えられた状態で一定の速度で搬送される。
最初に、第1スリットダイ2によって、フィルム基板Wの第1面W1にレジスト液Rが供給されて塗布される。フィルム基板Wは、第1面W1にレジスト液Rが塗布されるときには、バックアップロール3によって第2面W2が支持されている。フィルム基板Wは、バックアップロール3に押し当てられることによって、フィルム基板Wの第1面W1にレジスト液Rが一定の厚みで塗布される。
第1面W1へのレジスト液Rの塗布にあたり、レジスト液タンク61内のレジスト液Rは、ポンプ62、制御バルブ63及び配管64を介して、第1スリットダイ2のマニホールド26に供給される。このとき第1スリットダイ2は、レジスト液Rの内圧により、長手方向中央部がマニホールド26の非形成側に膨らむように弾性変形する。
ここで、第1スリットダイ2は、図5(A)に示すように、逆クラウン型とされており、その具体的形状は、マニホールド26に供給されたレジスト液Rによる内圧により、リップ端面211がストレート型に弾性変形される形状とされている。従って、塗布時において第1スリットダイ2は、図5(B)に示すようにストレート型に弾性変形し、リップ端面211は、第1スリットダイ2の長手方向全範囲についてフィルム基板Wの第1面W1に対して一定の間隙Dを保つことができる。これにより塗布精度の向上を図ることができる。
第1面W1にレジスト液Rが塗布されたフィルム基板Wは、未だレジスト液Rの塗布されていない第2面W2をローラ5によって支持されて搬送される。ローラ5に近接した位置には第2スリットダイ4が設けられており、フィルム基板Wの第2面W2にレジスト液Rが供給されて塗布される。
第2スリットダイ4による塗布時においても、第1スリットダイ2による塗布時と同様な理由で、リップ端面411はストレート型に弾性変形し(図6参照)、第2スリットダイ4とフィルム基板Wとは均一な押圧力で接触し、フィルム基板Wの幅方向Yの歪みを矯正し、或いは幅方向Yの張力を安定させ、高精度な塗工が可能になる。なお、第2スリットダイ4として、レジスト液Rの吐出時にリップ端面411が正クラウン型に変形するような加工を施したものを使用した場合は、吐出時にリップ端面411が正クラウン型に変形することにより、フィルム基板Wにおける幅方向中央部の押圧力が幅方向端部よりも増し、皺伸ばしの効果が顕著になる。
第1面W1と第2面W2とにレジスト液Rが塗布されたフィルム基板Wは、乾燥装置7に搬送され、入口73からチャンバー71内に搬入される。チャンバー71内では、フィルム基板Wの第1面W1の上方及び第2面W2の下方から温風吹き付けノズル721が温風を吹き付けることで、両面に塗布されたレジスト液Rが乾燥する。そして乾燥した側(図1では左側部分)から順に出口74より搬出される。
乾燥を終えたフィルム基板Wは、回転駆動軸81の回転により軸芯体82にロール状に巻き取られる。
なお、本形態では第1スリットダイ2及び第2スリットダイ4として逆クラウン型のみを示したが、マニホールド26,46にレジスト液Rを供給したときの本体の歪み特性に応じて、正クラウン型とすることもできる。ここで「正クラウン型」とは、第1スリットダイ2または第2スリットダイ4におけるリップ端面211,411の長手方向中央部分が、マニホールド26,46の反対側に膨らむ形状である。また、このようなリップ端面の弾性変形として、マニホールド内に供給された塗布剤の内圧に起因するものを記述したが、これに限らず、スリットダイの自重、スリットダイ自体の組み立て時における締結部材による締結力、スリットダイをスリットダイコータに組み付ける時における締結部材による締結力に起因するものも含むようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、上に開示した実施の形態は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこの実施の形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、更に特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むことが意図される。つまり両面塗工装置10、第1スリットダイ2、第2スリットダイ4などの各部又は全体の構成、形状、寸法、材質、数量、動作のタイミングなどは、本発明の主旨に沿って上述した以外に適宜変更することができる。
本発明に係る両面塗工装置を示す正面概略図である。 本発明に係る第1スリットダイの正面一部断面図である。 本発明に係る第1スリットダイの側面一部断面図である。 本発明に係る第2スリットダイの正面一部断面図である。 本発明に係る第1スリットダイの作用効果を説明するための図である。 本発明に係る第2スリットダイの作用効果を説明するための図である。
符号の説明
2 第1スリットダイ(スリットダイ)
3 バックアップロール
4 第2スリットダイ(スリットダイ)
10 両面塗工装置(スリットダイコータ)
26 マニホールド
46 マニホールド
211 リップ端面
411 リップ端面
D 間隙
R レジスト液(塗布剤)
W フィルム基板(被塗布基材)

Claims (9)

  1. 全体が横長の柱状をなし長手方向に沿ってマニホールド(26,46)が内部に形成され且つこのマニホールド(26,46)から供給された塗布剤(R)をスリット状に吐出するリップ端面(211,411)が前縁に形成されたスリットダイ(2,4)において、
    リップ端面(211,411)は、塗布剤(R)の吐出時にスリットダイ(2,4)自体の弾性撓み変形に起因する当該リップ端面(211,411)の平面度の不均一が相殺される形状に予め加工されたことを特徴とするスリットダイ。
  2. 前記弾性撓み変形は、マニホールド(26,46)内に供給された塗布剤(R)の内圧、スリットダイ(2,4)の自重、及びスリットダイ(2,4)の組み立て時または組み付け時における締結部材による締結力の少なくとも一つに起因したものである請求項1に記載のスリットダイ。
  3. 前記リップ端面(211,411)は、その長手方向両端部から長手方向中央部に向かうに従い左右対称に連続的にマニホールド(26,46)の形成側に向けて徐々に凹む曲面をなす逆クラウン型に加工された請求項1または請求項2に記載のスリットダイ。
  4. 前記逆クラウン型の曲面形状は、塗布剤(R)の吐出動作時にストレート型に弾性変形する形状とされた請求項3に記載のスリットダイ。
  5. 前記リップ端面(211,411)は、その長手方向両端部から長手方向中央部に向かうに従い左右対称に連続的にマニホールド(26,46)の非形成側に向けて徐々に膨らむ曲面をなす正クラウン型に加工された請求項1または請求項2に記載のスリットダイ。
  6. 前記正クラウン型の曲面形状は、塗布剤(R)の吐出動作時にストレート型に弾性変形する形状とされた請求項5に記載のスリットダイ。
  7. 全体が横長の柱状をなし長手方向に沿ってマニホールド(46)が内部に形成され且つこのマニホールド(46)から供給された塗布剤(R)をスリット状に吐出するリップ端面(411)が前縁に形成されたスリットダイ(4)において、
    リップ端面(411)は、塗布剤(R)の吐出時にその長手方向両端部から長手方向中央部に向かうに従い左右対称に連続的にマニホールド(46)の非形成側に向けて徐々に膨らむ曲面をなす正クラウン型に変形するように予め加工されたことを特徴とするスリットダイ。
  8. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のスリットダイ(2)を構成要素として備え、スリットダイ(2)により被塗布基材(W)に塗布剤(R)を塗布するように構成されたスリットダイコータ(10)であって、
    スリットダイ(2)のリップ端面(211)と被塗布基材(W)との間に所定の間隙(D)が形成されるように被塗布基材(W)を支持するバックアップロール(3)と、
    スリットダイ(2)と被塗布基材(W)とをスリットダイ(2)の長手方向に直交し且つ被塗布基材(W)に平行な方向に相対移動させる相対移動手段(1,8)と
    を備えることを特徴とするスリットダイコータ。
  9. 請求項1から請求項7のいずれかに記載のスリットダイ(4)を構成要素として備え、スリットダイ(4)により被塗布基材(W)に塗布剤(R)を塗布するように構成されたスリットダイコータ(10)であって、
    スリットダイ(4)のリップ端面(411)と被塗布基材(W)とが接触するように構成され、
    スリットダイ(4)と被塗布基材(W)とをスリットダイ(4)の長手方向に直交し且つ被塗布基材(W)に平行な方向に相対移動させる相対移動手段(1,8)
    を備えることを特徴とするスリットダイコータ。
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