JP2000117181A - 塗工膜厚制御方法及び制御システム - Google Patents

塗工膜厚制御方法及び制御システム

Info

Publication number
JP2000117181A
JP2000117181A JP29485098A JP29485098A JP2000117181A JP 2000117181 A JP2000117181 A JP 2000117181A JP 29485098 A JP29485098 A JP 29485098A JP 29485098 A JP29485098 A JP 29485098A JP 2000117181 A JP2000117181 A JP 2000117181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
coating film
solidification
film thickness
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29485098A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Takahashi
進 高橋
Kazumasa Kisaka
和正 木坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO NEKKI KK
Original Assignee
TOKYO NEKKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKYO NEKKI KK filed Critical TOKYO NEKKI KK
Priority to JP29485098A priority Critical patent/JP2000117181A/ja
Publication of JP2000117181A publication Critical patent/JP2000117181A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】塗工膜厚測定用センサの測定から塗工量調節装
置の操作までの時間を短縮でき、また固化後の塗工膜を
測定したときに生じる損失を減少させることができる塗
工膜厚制御方法及び制御システム。 【解決手段】塗工幅方向(矢符X方向)へ定置した複数
個のセンサ5,5,5で得た複数の測定値A1,A2,
A3と設定値Bとの偏差を小さくするように塗工装置1
の塗工量調節装置3,3を操作すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチツクフイ
ルム、金属箔又は紙等のシートに塗工装置で塗工すると
きに得られる塗工膜の厚みを制御する制御方法及び制御
システムの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、塗工膜厚制御システムには、図8
に示すように、塗工装置1と、塗工済みのシートSが矢
符Y方向へ走行するシート走行路Rを横断する塗工幅方
向(矢符X方向)に沿つて往復移動する1個の塗工膜厚
測定用センサ2とを備え、該センサ2の測定値に基づい
て調節部4で塗工量調節装置3を操作することにより、
シートSに塗着する塗工膜の幅方向の塗膜厚分布を制御
するものがある。この制御システムは、センサ2がシー
ト走行路Rの幅方向で1往復する間に、この幅方向にお
ける複数の測定位置の各塗工膜厚を測定し、この複数の
測定値に基づいて塗工量調節装置3を操作している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】センサ2の測定値に基
づく塗工量調節装置3の操作は、センサ2が1往復する
毎に間欠的に1回しか行うことができないため、塗工状
態が設定膜厚に安定するまで、センサ2を複数回往復さ
せる必要がある。しかし、従来の制御システムでは、セ
ンサ2の1往復に相当の時間を必要とするため、塗工状
態が設定膜厚に安定するまで長時間が必要となり、安定
までに無駄にするシート及び塗工液の量が膨大となり歩
留りを著しく低下させる問題がある。この問題を解決す
るためには、センサ2の往復移動を速くすることが考え
られるが、その速度にも限界があり、根本的な解決には
ならない。この問題は、連続したシートでないガラス板
等の枚葉の被塗工物に対して間欠的に塗工する場合にも
生じる。
【0004】また、塗工膜には、乾燥等の固化工程中に
塗工膜中の液体成分が流動することにより、塗工幅方向
の膜厚分布が固化の前後で変動するものがある。これに
対処するためには、固化装置のシート出口側に前記セン
サ2を配置して固化した塗工膜の膜厚を測定し、塗工膜
厚制御を行う必要がある。しかし、固化装置のシート出
口側にセンサ2を配置することは、固化装置のシート入
口側にセンサ2を配置した場合に比べ、塗工膜厚の測定
時期が固化装置の出入口間の長さに相当する分だけ遅れ
るため、シート及び塗工液の損失を更に増大させ歩留り
を著しく低下させることになる。
【0005】そこで、本発明は、上記問題を解決するた
めに、塗工膜厚測定用センサの測定から塗工量調節装置
の操作までの時間を短縮でき、また固化後の塗工膜を測
定したときに生じる被塗工物や塗工液の損失を減少させ
ることができる塗工膜厚制御方法及び制御システムの提
供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】塗工膜厚測定用センサの
測定から塗工量調節装置の操作までの時間を短縮できる
ようにするために請求項1記載の本発明が採用した手段
は、塗工膜厚測定用センサの測定値に基づいて塗工装置
の塗工量調節装置を操作して被塗工物に塗工する塗工膜
厚を制御する塗工膜厚制御方法において、塗工幅方向へ
定置した複数個の前記センサで得た複数の測定値と設定
値との偏差を小さくするように塗工量調節装置を操作す
ることを特徴とする塗工膜厚制御方法である。なお、塗
工量調節装置の操作は、手動で行うか、または塗工量調
節装置を操作するための操作具を、上記偏差を小さくす
るように調節部で操作して自動で行うようにすることも
ある。本発明にあっては、塗工幅方向へ定置した複数個
のセンサで得た複数の測定値から塗工膜の幅方向の塗膜
厚分布を瞬時に知ることができ、センサで測定後に、こ
の複数の測定値と設定値との偏差を小さくするように塗
工量調節装置を直ちに操作することができる。
【0007】塗工膜厚測定用センサの測定から塗工量調
節装置の操作までの時間を短縮できるようにするために
するために請求項2記載の本発明が採用した手段は、塗
工膜厚測定用センサ及び塗工装置の塗工量調節装置を備
え、該センサの測定値に基づいて塗工量調節装置を操作
するようにした塗工膜厚制御システムにおいて、塗工幅
方向へ複数個の前記センサを定置したことを特徴とする
塗工膜厚制御システムである。なお、塗工量調節装置を
自動操作するために、塗工量調節装置を操作する操作具
と、複数個の前記センサで得た複数の測定値と設定値と
の偏差を小さくするように操作具を自動操作する調節部
とを備えることもある。本発明にあっては、塗工幅方向
へ複数個のセンサを定置してあるため、複数個のセンサ
で得た複数の測定値から塗工膜の幅方向の塗膜厚分布を
瞬時に知ることができ、センサで測定後に、この複数の
測定値に基づいて塗工量調節装置を直ちに操作すること
ができる。
【0008】固化後の塗工膜を測定したときに生じる被
塗工物や塗工液の損失を減少させるために請求項3記載
の本発明が採用した手段は、塗工膜厚測定用センサの測
定値に基づいて塗工装置の塗工量調節装置を操作して被
塗工物に塗工する塗工膜厚を制御する塗工膜厚制御方法
において、塗工幅方向へ定置した複数個の固化前塗工膜
厚測定用センサで固化前の塗工膜を測定し、得られた複
数の固化前測定値と固化前塗工膜厚設定値との固化前偏
差を小さくするように塗工量調節装置を操作すると共
に、塗工幅方向へ定置した複数個の固化後塗工膜厚測定
用センサで固化後の塗工膜を測定し、得られた複数の固
化後測定値と固化後塗工膜厚設定値との固化後偏差が小
さくなるように上記固化前塗工膜厚設定値を決定するこ
とを特徴とする塗工膜厚制御方法である。なお、塗工量
調節装置の操作は、手動で行うか、または塗工量調節装
置を操作するための操作具を、上記固化前偏差を小さく
するように調節部で操作して自動で行うようにすること
もある。本発明にあっては、塗工幅方向へ定置した複数
個の固化前塗工膜厚測定用センサ及び固化後塗工膜厚測
定用センサで得た複数の測定値から、固化前及び固化後
の各塗工膜の幅方向の塗膜厚分布を瞬時に知ることがで
きると共に、複数個の固化後塗工膜厚測定用センサで得
られた複数の固化後測定値と固化後塗工膜厚設定値との
固化後偏差が小さくなるように固化前塗工膜厚設定値を
決定するため、両センサで測定後に、塗工量調節装置を
直ちに操作して、固化後の塗工膜の幅方向の塗膜厚分布
が設定した塗膜厚分布となるようにすることができる。
【0009】固化後の塗工膜を測定したときに生じる被
塗工物や塗工液の損失を減少させるために請求項4記載
の本発明が採用した手段は、塗工膜厚測定用センサ及び
塗工量調節装置を備え、該センサの測定値に基づいて塗
工量調節装置を操作するようにした塗工膜厚制御システ
ムにおいて、塗工装置と塗膜固化装置との間に塗工幅方
向へ複数個の固化前塗工膜厚測定用センサを定置すると
共に、塗膜固化装置の出口側に塗工幅方向へ複数個の固
化後塗工膜厚測定センサを定置し、複数個の固化前塗工
膜厚測定用センサで得られた複数の固化前測定値と固化
前塗工膜厚設定値との偏差が小さくなるように塗工量調
節装置を操作するようにし、複数個の固化後塗工膜厚測
定センサで得られた複数の固化後測定値と固化後塗工膜
厚設定値との固化後偏差が小さくなるように上記固化前
塗工膜厚設定値を決定する設定値決定回路を備えたこと
を特徴とする塗工膜厚制御システムである。なお、塗工
量調節装置を自動操作するために、塗工量調節装置を操
作する操作具と、複数個の固化前塗工膜厚測定用センサ
で得た複数の固化前測定値と固化前塗工膜厚設定値との
偏差を小さくするように操作具を自動操作する調節部と
を備えることもある。本発明にあっては、塗工幅方向へ
定置した複数個の固化前塗工膜厚測定用センサ及び固化
後塗工膜厚測定用センサで得た複数の測定値から、固化
前及び固化後の各塗工膜の幅方向の塗膜厚分布を瞬時に
知ることができると共に、複数個の固化後塗工膜厚測定
用センサで得られた複数の固化後測定値に基づいて固化
前設定値を設定値決定回路で決定するため、固化後塗工
膜厚測定用センサで測定後に塗工量調節装置を直ちに操
作して、固化後の塗工膜の幅方向の塗膜厚分布が設定し
た塗膜厚分布となるようにすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る塗工膜厚制御
方法及び制御システムを図面に示す実施の形態に基づい
て説明する。
【0011】〔第1の実施の形態〕図1は本発明に係る
塗工膜厚制御方法及び制御システムの第1の実施の形態
を示すものであり、塗工装置近辺の概略を示す平面図と
制御システムのブロック図とを併せて図示したものであ
る。第1の実施の形態に係る制御システムは、塗工幅方
向(左右方向)である矢符X方向に沿って複数の位置X
1,X2,X3に定置した複数個の塗工膜厚測定用セン
サ5,5,5と塗工装置1に設けた複数組の塗工量調節
装置3,3とを備え、複数個のセンサ5,5,5の測定
値に基づいて塗工量調節装置3,3を自動または手動で
操作するように構成したものである。本発明に係る塗工
膜厚制御方法は、塗工幅方向(左右方向)に沿って位置
X1,X2,X3に定置した複数個の塗工膜厚測定用セ
ンサ5,5,5で得た複数の測定値A1,A2,A3と
設定値Bとの偏差Δを小さくするように複数組の塗工量
調節装置3,3を自動または手動で操作し、シートSに
塗着する塗工膜の膜厚を制御することである。
【0012】(第1実施例)図1及び図2は第1の実施
の形態に係る第1実施例を示すものであり、図2は塗工
装置近辺の概略を示す側面図である。本実施例の制御シ
ステムは、ガイドロール17で案内されながら走行する
被塗工物である連続状シートSに塗工装置1で塗工液を
塗工するものである。塗工装置1は、前計量式(予め所
定厚に形成した塗工液層をシートSに塗工する型式)の
3本リバースロール塗工装置であり、シートSを案内す
るバツクアツプロール6と、シートSに塗工液を塗工す
るコーテイングロール7と、コーテイングロール7の外
周面7aに適宜厚の塗工液層を形成するメターリングロ
ール8と、左右の塗工量調節装置3,3とを備えてい
る。コーテイングロール7は定置に配置され、バツクア
ツプロール6及びメターリングロール8は後退位置から
塗工位置まで進退自在に配置されている。なお、塗工装
置1は、図示は省略したが、塗工液をアプリケータロー
ルでコーテイングロール7に転移させたのちに、メター
リングロール8で計量する4本リバースロール塗工装置
とすることもある。
【0013】上記各塗工量調節装置3は、コーテイング
ロール7の外周面7aと塗工位置まで前進したメターリ
ングロール8の外周面8aとの間に形成される左右方向
の間隙を調節するものであり、左右に各1組つづ設けら
れている。各塗工量調節装置3は、待機位置から塗工位
置まで前進したメターリングロール8の軸受部9の停止
位置を調節するためのコツタまたはボルト等からなる停
止位置調節具10を備えている。更に、各塗工量調節装
置3は、停止位置調節具10を進退操作するためのサー
ボモータ等からなる操作具11が付設されている。コー
テイングロール7及びメターリングロール8の真円度及
び真直度が高い場合には、両ロール7,8の両外周面7
a,8aの間に形成される左右方向のロール間隙が、左
右両端の間隙寸法に応じて略直線状に変化するため、塗
工量調節装置3が左右に各1組づつ設けられる。なお、
塗工量調節装置3,3は、コーテイングロール7やメタ
ーリングロール8の左右方向の寸法が長いことや、粘性
が高い塗工液を介してロールの外周面に加わる分布荷重
が大きいこと等により、コーテイングロール7やメター
リングロール8の左右方向の撓みを無視できない場合に
は、この撓みを打ち消すためにコーテイングロール7や
メターリングロール8の左右両端部に曲げモーメントを
付与する撓み除去装置(図示略)を備えることもある。
【0014】定置した複数個の塗工膜厚測定用センサ5
は、塗工装置1と固化装置12の入口12aとの間に配
置して固化前の塗工膜の膜厚を測定するか、または、固
化装置12の出口に配置(図示略)して固化後の塗工膜
の膜厚を測定するようになっている。センサ5は、赤外
線又はβ線等を用いた厚み測定用のものが適宜選択され
る。複数個の塗工膜厚測定用センサ5を定置する位置
は、シートSの走行方向(矢符Y方向)と直交する幅方
向(左右方向)に沿った一直線上とするのが好ましい
が、これに限定するものではなく、該一直線上からシー
トSの走行方向(矢符Y方向)へ若干前後することも許
容できる。複数個の塗工膜厚測定用センサ5は、固定フ
レーム13の予め定められた位置に取付けられ、シート
Sの幅寸法が変更する場合には、その幅寸法に応じて取
付位置を変更できるように着脱自在に取付けられる。更
に、複数個の塗工膜厚測定用センサ5は、固定フレーム
15の突設したブラケット13aに、シートSの走行方
向(矢符Y方向)に沿う一直線上に配列できるようにな
っており、同一測定点を測定してセンサ間の較正をでき
るようにしてある。
【0015】塗工膜厚測定用センサ5を配置する個数
は、塗工装置1及び塗工量調節装置3,3の型式により
異なる。例えば、コーテイングロール7の外周面7aと
メターリングロール8の外周面8aとの間に形成される
左右方向のロール間隙が左右両端の間隙寸法に応じて直
線状に変化する場合には、少なくとも左右両端寄りに塗
工膜厚測定用センサ5を各1個宛配置する。コーテイン
グロール7やメターリングロール8の左右方向の撓みを
無視できない場合には、左右方向のロール間隙とロール
の左右方向の撓みとで塗工膜厚が変化するため、左右両
端寄りと左右中間の適所に塗工膜厚測定用センサ5を配
置する。
【0016】本実施例のシステムは、複数個の塗工膜厚
測定用センサ5の各測定値A1,A2,A3に基づい
て、塗工膜の膜厚分布Cを表示する表示具14を備えて
いる。更に、本実施例のシステムは、複数個の塗工膜厚
測定用センサ5の測定値A1,A2,A3に基づいて、
前記塗工量調節装置3,3の各操作具11を自動操作す
るための、調節具15を備えている。調節具15は、塗
工膜厚測定用センサ5の測定値A1,A2,A3から得
た塗工膜の膜厚分布Cと塗工膜厚設定器16で設定され
た設定値Bとの偏差Δが小さくなるように、操作信号
d,dを塗工量調節装置3,3の操作具11,11へ自
動的に出力するように構成してある。
【0017】前記固化装置12は、塗工液の固化方法に
応じてその型式が適宜選択され、例えば、塗工液中の溶
媒を乾燥して固化させるときには乾燥装置で構成され、
塗工液を紫外線照射で固化させるときには紫外線照射装
置で構成され、塗工液を冷却処理で固化させるときには
冷却装置で構成される。
【0018】本実施例のシステムによる塗工膜厚制御方
法は、左右方向に沿って定置した複数個の塗工膜厚測定
用センサ5の測定値A1,A2,A3から得た塗工膜の
膜厚分布Cと塗工膜厚設定器16で設定された設定値B
との偏差Δを小さくするように、調節具15で各塗工量
調節装置3の操作具11を自動操作して、塗工膜厚を自
動制御する。なお、調節具15を備えていない場合に
は、表示具14が表示する塗工膜の膜厚分布Cに基づい
て、各塗工量調節装置3の操作具11を手動で操作す
る。
【0019】本実施例の制御システム及び塗工膜厚制御
方法にあっては、塗工幅方向である左右方向へ複数個の
塗工膜厚測定用センサ5を定置してあるため、複数個の
センサ5で得た複数の測定値A1,A2,A3から塗工
膜の幅方向の塗膜厚分布Cを瞬時に知ることができ、セ
ンサ5で測定後に、この複数の測定値A1,A2,A3
(または塗膜厚分布C)と設定値Bとの偏差Δを小さく
するように塗工量調節装置3を直ちに操作することがで
きる。その結果、本実施例では、従来のセンサ2(図8
参照)を左右方向へ往復移動させるシステムに比べ、塗
工量調節装置3,3を操作しながら塗工状態が設定膜厚
分布に安定するまでに要する時間を飛躍的に短縮するこ
とが可能となり、被塗工物であるシートS及び塗工液の
歩留りを向上させることができる。
【0020】(第2の実施例)図3は第1の実施の形態
に係る第2の実施例を示す側面図であり、前記第1の実
施例と異なる所は、塗工装置21及び左右の塗工量調節
装置25である。本実施例における複数個の塗工膜厚測
定用センサ5及び調節具15は、前記第1の実施例と実
質的に同一である。
【0021】塗工装置21は、後計量式(走行中のシー
トSに塗工液を余分に塗工した後に所定塗工膜厚となる
ように計量具で掻き取る型式)の塗工装置であり、シー
トSを案内するバツクアツプロール23と、後計量する
進退自在なドクター等からなる曲げ剛性の大きな計量具
22とを備えている。左右の各塗工量調節装置25は、
バツクアツプロール23の外周面23aと塗工位置まで
前進した計量具22の先端22aとの間に形成される左
右の間隙を調節するものであり、計量具22を後退位置
から塗工位置まで前進させる左右の支持部24の停止位
置を調節するためのコッタまたはボルト等からなる左右
の停止位置調節具10と、各停止位置調節具10を進退
操作するためのサーボモータ等からなる左右の操作具1
1とを備えている。
【0022】(第3の実施例)図4は第1の実施の形態
に係る第3の実施例を示す側面図であり、前記第1の実
施例と異なる所は、塗工装置26及び二種類の塗工量調
節装置27,28である。本実施例における複数個の塗
工膜厚測定用センサ5及び調節具15は、前記第1の実
施例と実質的に同一である。
【0023】塗工装置26は、後計量式の塗工装置であ
り、シートSを案内するバツクアツプロール29と、後
計量する計量具30と、計量具30のシート搬入側に隣
接する塗工液溜部31と、計量具30の刃先部32の先
端32aとバツクアツプロール29の外周面29aとの
間隙を調節するための二種類の塗工量調節装置27,2
8とを備えている。塗工装置26は、バツクアツプロー
ル29で案内されながら走行するシートSの表面に、塗
工液溜部31に充満している塗工液を余分に塗着し、シ
ートSが計量具30の刃先部先端32aを通過するとき
に、計量具30で余分な塗工液を掻き取るようにして設
定膜厚みの塗工膜を得るように構成してある。計量具3
0は、バツクアツプロール29の外周面29a上に形成
されたシート走行路Rの走行方向(矢符Y方向)を横断
する左右方向へ延設したものであり、曲げ剛性の小さな
撓み易い部位33と曲げ剛性の大きな撓み難い部位34
との間に左右方向へ延びるスリツト35を設けると共
に、曲げ剛性の小さな部位33に刃先部32を備えてい
る。
【0024】一方の塗工量調節装置27は、スリツト3
5を貫通して両部位33,34に跨がる複数本の調節ボ
ルトまたは加熱冷却可能なピン等からなる押引具36を
左右方向へ適宜ピツチ毎に配設したものであり、各押引
具36の操作で曲げ剛性の小さな部位31を押し引き調
節することで、刃先部32の先端32aの直線性をだし
て、先端32aとバツクアツプロール29の外周面29
aとの間隙を数μmのオーダーで微調節できるようにし
てある。各押引具36は、サーボモータ等からなる操作
具37で操作され、押し引き量を調節するようにしてあ
る。
【0025】他方の塗工量調節装置28は、バツクアツ
プロール36に向かって進退する計量具30の左右の停
止位置を調節することにより、計量具30の刃先部先端
32aとバツクアツプロール29の外周面29aとの間
隙を調節するものである。塗工量調節装置28は、計量
具30の全体を支持する左右の支持部38の塗工状態に
おける停止位置を調節するためのコツタまたはボルト等
からなる左右の停止位置調節具10と、各停止位置調節
具10を進退操作するためのサーボモータ等からなる操
作具11とを備えている。なお、塗工量調節装置28
は、計量具30の刃先部先端32aに加わる塗工液の液
圧力で生じる曲げ剛性の大きな部位34の撓みを調節す
るために、部位34の底面側の左右中間の一箇所または
複数箇所を押し引きするための押引具(図示略)を設け
ることも有る。
【0026】本実施例のシステムによる塗工膜厚制御方
法は、左右方向(塗工幅方向)に沿って定置した複数個
の塗工膜厚測定用センサ5で得た複数の測定値A1,A
2,A3(図1参照)と塗工膜厚設定器16で設定され
た設定値Bとの偏差Δを小さくするように、調節具15
で塗工量調節装置28の各操作具11を操作することに
より、計量具30の刃先部先端32aとバツクアツプロ
ール29の外周面29aとの間隙を調節して塗工膜の膜
厚みを自動制御する。この塗工量調節装置28を操作し
ても数μmのオーダーの偏差Δが左右方向に生じる場合
には、塗工量調節装置28の操作を停止すると共に、測
定値A1,A2,A3(図1参照)と設定値Bとの偏差
Δを小さくするように調節具15で塗工量調節装置27
の各操作具37を操作することにより、刃先部32の先
端32aの直線性をだすように微調節する。
【0027】(第4の実施例)図5は第1の実施の形態
に係る第4の実施例を示すものであり、(a)は塗工装
置全体の平面図、(b)は塗工装置全体の側面図ある。
本実施例の制御システムは、塗工幅方向(左右方向)で
ある矢符X方向に沿って複数の位置X1,X2,…Xn
に定置した複数個の塗工膜厚測定用センサ5,5,…と
塗工装置41に設けた複数組の塗工量調節装置43,4
3,…とを備え、複数個のセンサ5,5,…の測定値で
得た塗工膜厚分布に基づいて各塗工量調節装置43を自
動または手動で操作するように構成したものである。
【0028】塗工装置41は、前後方向へ往復移動する
テーブル44と、テーブル44の上方に配置した塗工ヘ
ツド45と、塗工ヘツド45を上方の待機位置から下方
の塗工位置まで昇降させる昇降装置(図示略)とを備え
ている。テーブル44は、平坦な表面44aに載置され
た枚葉のガラス板等からなる被塗工物Sを搬送するもの
であり、表面44aに開口した吸引口(図示略)で被塗
工物Sを吸引保持するようにしてある。塗工ヘツド45
は、左右方向(矢符X方向)に延設した前後のリツプ部
材46,47の間に形成したスリツト48と、スリツト
48の上端側に形成したマニホールド49と、マニホー
ルド49に通じる塗工液供給口50と、スリツト48の
適所を左右方向全域に亘って開閉するための開閉装置5
1とを備え、塗工液供給口50から供給された塗工液を
マニホールド49を介してスリツト48の左右方向全域
に送り出すことにより、スリツト48の開口先端から膜
状の塗工液を間欠的に吐出するようにしてある。塗工ヘ
ツド45は、スリツト48の下方をテーブル44で搬送
する被塗工物Sが後方から前方へ通過する間は開閉装置
51を開き、膜状の塗工液を被塗工物Sに所定長さ塗工
するようにしてある。
【0029】被塗工物Sに塗工される塗工膜の左右幅方
向の厚み精度がスリツト48の開口先端の隙間の左右幅
方向の精度で決まるため、塗工装置41には、スリツト
48の開口先端の隙間を左右幅方向で調節するための複
数組の塗工量調節装置43,43,…を左右幅方向に沿
って配置してある。塗工装置41は、後側のリツプ部材
47に薄肉部47aを形成してあり、薄肉部47aを中
心としてリツプ部材47の先端寄りを揺動できるように
してある。各塗工量調節装置43は、後側のリツプ部材
47を揺動させるための押引ボルト等からなる押引具5
2と、押引具52の押し引き量を操作する操作具53と
を備えている。複数組の塗工量調節装置43は、各押引
具52の押し引き量を調節することにより、後側のリツ
プ部材47の先端を前側のリツプ部材46に接近又は離
反させて、スリツト48の開口先端の隙間を左右幅方向
で調節できるようにしてある。
【0030】前記複数個の塗工膜厚測定用センサ5は、
塗工ヘツド45の前側に配設され、塗工直後の塗工膜の
膜厚を測定できるようにしてある。塗工膜厚測定用セン
サ5は、塗工ヘツド45に接合するか、塗工ヘツド45
と別体に設けた支持フレーム(図示略)に接合される。
【0031】本実施例の制御システムは、定置した複数
個の塗工膜厚測定用センサ5,5,…の測定値A1,A
2,…,Anから得た塗工膜厚分布から、各塗工量調節
装置43が調節を分担する領域の測定塗工膜厚を求め、
各塗工量調節装置43の操作具53を自動操作するため
の調節具55を備えている。調節具55は、各塗工量調
節装置43が調節を分担する領域の測定塗工膜厚と塗工
膜厚設定器16で設定された設定値Bとの偏差Δが小さ
くなるように、各塗工量調節装置43の操作具53へ操
作信号を自動的に出力するように構成してある。なお、
調節具55を備えていないときには、定置した複数個の
塗工膜厚測定用センサ5,5,…の測定値A1,A2,
…,Anから得た塗工膜厚分布を求め、設定値Bとの偏
差Δが小さくなるように塗工量調節装置43の操作具5
3を手動で操作することも可能である。
【0032】〔第2の実施の形態〕図6及び図7は本発
明に係る塗工膜厚制御方法及び制御システムの第2の実
施の形態を示すものであり、図6は塗工装置近辺の概略
を示す平面図と制御システムのブロック図とを併せたも
のであり、図7は固定前塗工膜厚設定値の塗工幅方向分
布を示すグラフ(e)及び固化後塗工膜厚の塗工幅方向
分布を示すグラフ(f)を示すものであり、(a)は修
正前の状態を示すと共に、(b)は修正後の状態を示す
ものである。
【0033】第2の実施の形態に係る制御システムは、
前記第1の実施の形態(図1及び図2参照)と同様に、
塗工装置1と塗膜固化装置12との間に、塗工幅方向
(矢符X方向)へ定置した複数個の固化前塗工膜厚測定
用センサ5,5を備え、該センサ5,5の測定値A1,
A2に基づいて塗工装置1の塗工量調節装置3,3を操
作するようにしたものである。この制御システムの特徴
は、塗膜固化装置12の出口側に塗工幅方向(矢符X方
向)へ定置した複数個の固化後塗工膜厚測定センサ6
5,65と、複数個の固化後塗工膜厚測定センサ65,
65で得られた複数の固化後測定値E1,E2と固化後
塗工膜厚設定器62で設定された固化後塗工膜厚設定値
Fとの固化後偏差が小さくなるように固化前塗工膜厚設
定値B1,B2を決定する設定値決定回路61を備え、
固化前塗工膜厚測定用センサ5,5で得られた測定値A
1,A2と固化前塗工膜厚設定値B1,B2との偏差を
小さくするように塗工量調節装置3,3を操作するよう
にしたことである。設定値決定回路61は、固化後測定
値E1,E2と固化後塗工膜厚設定値Fとの固化後偏差
に、固化前の塗工膜中の液体成分の含有率を考慮するこ
とにより、固化前塗工膜厚設定値B1,B2を一義的に
決定することができる。固化後塗工膜厚測定センサ65
は、固化前塗工膜厚測定用センサ5と同様に、赤外線又
はβ線等を用いた厚み測定用のものが適宜選択される。
【0034】上記塗工装置1及び塗工量調節装置3は、
図3に示す塗工装置21及び塗工量調節装置27、図4
に示す塗工装置26及び塗工量調節装置27,28並び
に図5に示す塗工装置41及び塗工量調節装置43に置
換することも可能である。
【0035】第2の実施の形態に係る塗工膜厚制御方法
は、複数個の固化前塗工膜厚測定用センサ5,5で固化
前の塗工膜を測定し、得られた複数の固化前測定値A
1,A2と固化前塗工膜厚設定値B1,B2との固化前
偏差を小さくするように塗工量調節装置3,3を操作す
ると共に、複数個の固化後塗工膜厚測定用センサ65,
65で固化後の塗工膜を測定し、複数の固化後測定値E
1,E2と固化後塗工膜厚設定値Fとの固化後偏差が小
さくなるように固化前塗工膜厚設定値B1,B2を設定
値決定回路61で決定して塗工膜厚みの制御を行う。本
制御方法によれば、図7(a)に示す修正前の状態(固
化前塗工膜厚設定値B1,B2を同一にして固化前塗工
膜厚が塗工幅方向で均一となるように制御(グラフ
(e)参照)したために、固化後塗工膜厚Eが塗工幅方
向で設定値Fとずれる状態)を、設定値決定回路61で
固化前塗工膜厚設定値B1,B2を求めることにより、
同図(b)に示す修正前の状態にし、固化後塗工膜厚の
塗工幅方向の分布が設定値Fとなるように制御できる。
その結果、本制御方法によれば、固化装置12を通過中
の塗工膜の制御条件が図7(a)の状態であっても、塗
工装置7を出た塗工膜の膜厚の制御状態を同図(b)の
状態にすることができるため、固化装置12の出口側の
みで塗工膜厚を測定していた従来の制御システムに比
べ、シート及び塗工液の歩留りを飛躍的に向上させるこ
とができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の本発明に係る塗工膜厚制
御方法及び請求項2記載の本発明に係る塗工膜厚制御シ
ステムは、塗工膜の幅方向の塗膜厚分布を瞬時に知って
塗工量調節装置を直ちに操作することができるため、塗
工量調節装置を操作しながら塗工状態が設定膜厚分布に
安定するまでに要する時間を飛躍的に短縮することが可
能となり、被塗工物及び塗工液の歩留りを向上させるこ
とができる。
【0037】請求項3記載の本発明に係る塗工膜厚制御
方法及び請求項4記載の本発明に係る塗工膜厚制御シス
テムは、固化前の塗工膜の幅方向の塗膜厚分布及び固化
後の塗工膜の幅方向の塗膜厚分布を瞬時に知ることがで
きると共に、複数個の固化塗工膜厚測定用センサの測定
値に基づいて固化前の塗工膜の設定値を決定するため、
塗工量調節装置を直ちに操作することができるようにな
り、塗工量調節装置を操作しながら固化後の塗工膜が所
望厚分布に安定するまでに要する時間を飛躍的に短縮す
ることが可能となり、被塗工物及び塗工液の歩留りを向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塗工膜厚制御方法及び制御システ
ムの第1の実施の形態の第1実施例を示すものであり、
塗工装置近辺の概略を示す平面図と制御システムのブロ
ック図とを併せて図示したものである。
【図2】第1の実施の形態に係る第1実施例を示すもの
であり、塗工装置近辺の概略を示す側面図である。
【図3】第1の実施の形態に係る第2の実施例を示す側
面図である。
【図4】第1の実施の形態に係る第3の実施例を示す側
面図である。
【図5】第1の実施の形態に係る第4の実施例を示すも
のであり、(a)は塗工装置全体の平面図、(b)は塗
工装置全体の側面図ある。
【図6】本発明に係る塗工膜厚制御方法及び制御システ
ムの第2の実施の形態を示すものであり、塗工装置近辺
の概略を示す平面図と制御システムのブロック図とを併
せたものである。
【図7】第2の実施の形態を示すものであり、固定前塗
工膜厚設定値の塗工幅方向分布を示すグラフ(e)及び
固化後塗工膜厚の塗工幅方向分布を示すグラフ(f)を
示すものであり、(a)は修正前の状態を示すと共に、
(b)は修正後の状態を示すものである。
【図8】従来の塗工膜厚制御システムを示すものであ
り、塗工装置近辺の概略を示す平面図と制御システムの
ブロック図とを併せて図示したものである。
【符号の説明】
1(26,41)…塗工装置、3(27,28,43)
…塗工量調節装置、5…塗工膜厚測定用センサ、65…
固化後塗工膜厚測定用センサ、X…塗工幅方向
フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 AB01 AB52 AC04 AC26 AC35 AC72 AC92 AC93 DA04 DB01 DB18 4F041 AA02 AA12 BA34 BA57 CA23 4F042 AA02 AA22 BA12 BA25 DD04 DD07 DD09 DD19 DD46

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗工膜厚測定用センサの測定値に基づいて
    塗工装置の塗工量調節装置を操作して被塗工物に塗工す
    る塗工膜厚を制御する塗工膜厚制御方法において、塗工
    幅方向へ定置した複数個の前記センサで得た複数の測定
    値と設定値との偏差を小さくするように塗工量調節装置
    を操作することを特徴とする塗工膜厚制御方法。
  2. 【請求項2】塗工膜厚測定用センサ及び塗工装置の塗工
    量調節装置を備え、該センサの測定値に基づいて塗工量
    調節装置を操作するようにした塗工膜厚制御システムに
    おいて、塗工幅方向へ複数個の前記センサを定置したこ
    とを特徴とする塗工膜厚制御システム。
  3. 【請求項3】塗工膜厚測定用センサの測定値に基づいて
    塗工装置の塗工量調節装置を操作して被塗工物に塗工す
    る塗工膜厚を制御する塗工膜厚制御方法において、塗工
    幅方向へ定置した複数個の固化前塗工膜厚測定用センサ
    で固化前の塗工膜を測定し、得られた複数の固化前測定
    値と固化前塗工膜厚設定値との固化前偏差を小さくする
    ように塗工量調節装置を操作すると共に、塗工幅方向へ
    定置した複数個の固化後塗工膜厚測定用センサで固化後
    の塗工膜を測定し、得られた複数の固化後測定値と固化
    後塗工膜厚設定値との固化後偏差が小さくなるように上
    記固化前塗工膜厚設定値を決定することを特徴とする塗
    工膜厚制御方法。
  4. 【請求項4】塗工膜厚測定用センサ及び塗工装置の塗工
    量調節装置を備え、該センサの測定値に基づいて塗工量
    調節装置を操作するようにした塗工膜厚制御システムに
    おいて、塗工装置と塗膜固化装置との間に塗工幅方向へ
    複数個の固化前塗工膜厚測定用センサを定置すると共
    に、塗膜固化装置の出口側に塗工幅方向へ複数個の固化
    後塗工膜厚測定センサを定置し、複数個の固化前塗工膜
    厚測定用センサで得られた複数の測定値と固化前塗工膜
    厚設定値との偏差を小さくするように塗工量調節装置を
    操作するようにし、複数個の固化後塗工膜厚測定センサ
    で得られた複数の固化後測定値と固化後塗工膜厚設定値
    との固化後偏差が小さくなるように上記固化前塗工膜厚
    設定値を決定する設定値決定回路を備えたことを特徴と
    する塗工膜厚制御システム。
JP29485098A 1998-10-16 1998-10-16 塗工膜厚制御方法及び制御システム Pending JP2000117181A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29485098A JP2000117181A (ja) 1998-10-16 1998-10-16 塗工膜厚制御方法及び制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29485098A JP2000117181A (ja) 1998-10-16 1998-10-16 塗工膜厚制御方法及び制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000117181A true JP2000117181A (ja) 2000-04-25

Family

ID=17813071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29485098A Pending JP2000117181A (ja) 1998-10-16 1998-10-16 塗工膜厚制御方法及び制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000117181A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002346447A (ja) * 2001-05-21 2002-12-03 Dainippon Printing Co Ltd 塗布装置システム
JP2003024855A (ja) * 2001-07-13 2003-01-28 Sumitomo Heavy Ind Ltd ダイコータ装置
JP2004148229A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Toppan Printing Co Ltd 塗布装置及びダイスリット厚み制御方法
JP2007061780A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 膜測定装置およびそれを用いる塗工装置
JP2007229652A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Toppan Printing Co Ltd ドライラミネーション工程の塗布量算出方法
JP2021154672A (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 大建工業株式会社 シート化粧板材の製造方法及び製造装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002346447A (ja) * 2001-05-21 2002-12-03 Dainippon Printing Co Ltd 塗布装置システム
JP4689077B2 (ja) * 2001-05-21 2011-05-25 大日本印刷株式会社 塗布装置システム
JP2003024855A (ja) * 2001-07-13 2003-01-28 Sumitomo Heavy Ind Ltd ダイコータ装置
JP2004148229A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Toppan Printing Co Ltd 塗布装置及びダイスリット厚み制御方法
JP2007061780A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 膜測定装置およびそれを用いる塗工装置
JP2007229652A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Toppan Printing Co Ltd ドライラミネーション工程の塗布量算出方法
JP2021154672A (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 大建工業株式会社 シート化粧板材の製造方法及び製造装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112118948B (zh) 自动调整喷嘴机构缝隙尺寸的方法和控制和/或调整系统
US5147462A (en) Apparatus for automatic film thickness control
JPS5878726A (ja) 口金隙間調整方法
US20070045885A1 (en) Sheet forming apparatus and method of controlling the same
EP2860032B1 (en) Closed loop ink thickness control system with reduced substrate waste in a printing press
JP2000117181A (ja) 塗工膜厚制御方法及び制御システム
EP4247719A1 (de) Vorrichtung und verfahren zum beleimen von etiketten für behälter und etikettiermaschine
JPH1085649A (ja) 走行する材料ウェブに液状またはペースト状媒体を直接的または間接的に塗布する方法および装置
JP2007296502A (ja) ダイ方式塗布装置及び塗布方法
CN112384353B (zh) 自动化调整喷嘴机构缝隙尺寸方法和控制和/或调整系统
US20160111708A1 (en) Control system and control method
JP4191283B2 (ja) 多層塗工装置
JPH1190298A (ja) ダイコータ
JP3960040B2 (ja) シート成形装置
JP4376051B2 (ja) フィルム厚の制御方法
JP4212158B2 (ja) 塗布装置
JPH1190297A (ja) ダイコータ
KR100306928B1 (ko) 뱅크성형용사이트프로파일제어방법
JP2003245935A (ja) ゴムシート成形装置
KR100497082B1 (ko) 용융도금공정에 있어서 강판의 반곡방지 제어장치
JP2945749B2 (ja) フィルムシートのプロファイル制御方法
JPH03253580A (ja) 連続金属薄板面へのレジスト膜塗布方法と装置
JP7377499B2 (ja) シート材製造方法、塗膜形成方法、シート材製造装置及びコーター
JP2005028663A (ja) 成形品厚さ制御システム及び方法
JPH0731918A (ja) バー塗布装置