JP2003022675A - アドレス遷移検出回路 - Google Patents

アドレス遷移検出回路

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JP2003022675A JP2001381047A JP2001381047A JP2003022675A JP 2003022675 A JP2003022675 A JP 2003022675A JP 2001381047 A JP2001381047 A JP 2001381047A JP 2001381047 A JP2001381047 A JP 2001381047A JP 2003022675 A JP2003022675 A JP 2003022675A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アドレス信号のグリッチ発生によって不要な
アドレス遷移検出信号が発生することを防止するための
アドレス遷移検出回路を提供すること。 【解決手段】 アドレス遷移検出回路の入力端に印加さ
れる所定の信号に含まれたグリッチ信号によって発生す
るアドレス遷移検出信号のノイズを除去するために、前
記アドレス遷移検出回路の所定部分の充/放電を制御す
るための制御手段を構成すると共に前記アドレス遷移検
出回路の出力端に前記アドレス遷移検出信号に含まれた
ノイズを除去するためのノイズ除去回路を構成すること
により、グリッチ発生の際に不要なアドレス遷移検出信
号パルスが発生することを防止して、ハイ電源電圧にお
いても半導体チップを安定的に動作させることが可能な
アドレス遷移検出回路を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアドレス遷移検出回
路に係り、特にアドレス遷移検出回路の入力端に印加さ
れる所定の信号に含まれたグリッチ信号によって発生す
るアドレス遷移検出信号のノイズを除去するために、前
記アドレス遷移検出回路の所定部分の充/放電を制御す
るための制御手段を構成すると共に前記アドレス遷移検
出回路の出力端に前記アドレス遷移検出信号に含まれた
ノイズを除去するためのノイズ除去回路を構成すること
により、グリッチ発生の際に不要なアドレス遷移検出信
号パルスが発生することを防止して、ハイ電源電圧にお
いても半導体チップを安定的に動作させることが可能な
アドレス遷移検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリ装置は、高密度(high dens
ity)化に伴ってデータのアクセスがさらに高速化されて
いる。これはマイクロプロセッサの処理速度がさらに高
速化されるにつれて現れる結果である。半導体メモリ装
置は、高速動作のためにいろいろな技術を採用している
が、その一つがアドレス遷移検出回路(Address Transit
ion Detecting Circuit:以下「ATD」という)であ
る。
【0003】ATDは、チップの外部から入力されるア
ドレス遷移を検出して内部的にパルスを発生させ、内部
回路がこのパルスに同期して動作するようにしてチップ
の高速動作を可能とするものである。
【0004】図1は一般的なATDの詳細回路図であ
る。図1によれば、前記ATDは、外部からアドレス信
号ADDを入力としてアドレスパッド信号APADを出
力するアドレスパッド100と、前記アドレスパッド1
00を介してアドレスパッド信号APADが入力される
と、これを内部的にバッファ(buffering)するアドレス
バッファ101と、前記アドレスバッファ101の出力
信号AFの第1遷移を検出する第1パルス検出部102
と、前記アドレスバッファ101の出力信号AFの第2
遷移を検出する第2パルス検出部103と、前記第1パ
ルス検出部102及び第2パルス検出部103に印加さ
れる電源電圧を所定の電位に電圧降下させるための電圧
降下部105と、前記第1パルス検出部102及び第2
パルス検出部103の出力信号を反転させて出力するた
めの出力部104とから構成される。
【0005】第1パルス検出部102は、アドレスバッ
ファ信号AFを反転させるための第1インバート手段I
1の出力端に接続され、前記第1インバート手段I1の
出力信号を反転させるための第3インバート手段1と、
前記第3インバート手段1の出力端に接続され、前記第
3インバート手段1の出力信号を所定の電位に安定化さ
せるための第1バッファ手段3と、前記第3インバート
手段1の出力端に接続される第1ノードQ1と接地端子
Vssとの間に接続される第1遅延手段5と、電源端子
Vccと前記接地端子Vssとの間に接続され、前記第
1ノードQ1の電位を反転させるための第5インバート
手段7とから構成される。
【0006】また、第2パルス検出部103は、第1イ
ンバート手段I1の出力信号を反転させるための第2イ
ンバート手段I2と、前記第2インバート手段I2の出
力信号を反転させるための第4インバート手段2と、前
記第4インバート手段2の出力信号を所定の電位に安定
化させるための第2バッファ手段4と、前記第4インバ
ート手段2の出力端に接続される第2ノードQ2と前記
接地端子Vssとの間に接続される第2遅延手段6と、
電源端子Vccと前記接地端子Vssとの間に接続さ
れ、前記第2ノードQ2の電位を反転させるための第6
インバート手段8とから構成される。
【0007】出力部104は、第1パルス検出部102
または第2パルス検出部103の出力端から出力される
信号のいずれかを反転させてアドレス遷移検出信号AT
Doutを出力するための第7インバート手段I3で構成
される。
【0008】電圧降下部105は、前記電源端子Vcc
と第2抵抗R2との間に並列接続される第1PMOSト
ランジスタP1と第1抵抗R1から構成される。第1P
MOSトランジスタP1は、外部の信号発生回路から生
成されて印加される第1信号DPDに応じて駆動され
る。
【0009】第3インバート手段1は、前記第2抵抗R
2と前記接地端子Vssとの間に直列接続される第2P
MOSトランジスタP2及び第1NMOSトランジスタ
N1から構成される。第4インバート手段2は、前記第
2抵抗R2と前記接地端子Vssとの間に直列接続され
る第3PMOSトランジスタP3及び第2NMOSトラ
ンジスタN2から構成される。
【0010】第1バッファ手段3は、前記電源端子Vc
cと第1ノードQ1との間に接続される第1キャパシタ
C1と、前記接地端子Vssと第1ノードQ1との間に
接続される第2キャパシタC2から構成される。第2バ
ッファ手段4は、前記電源端子Vccと第2ノードQ2
との間に接続される第3キャパシタC3と、前記接地端
子Vssと第2ノードQ2との間に接続される第4キャ
パシタC4とから構成される。
【0011】第1遅延手段5は、前記第1ノードQ1と
前記接地端子Vssとの間に接続される第4PMOSト
ランジスタP4及び第5キャパシタC5から構成され
る。第2遅延手段6は、前記第2ノードQ2と前記接地
端子Vssとの間に接続される第5PMOSトランジス
タP5と第6キャパシタC6から構成される。第4PM
OSトランジスタP4と第5PMOSトランジスタP5
は外部の信号発生回路からの第2信号OPCに応じて駆
動される。
【0012】第5インバート手段7は、前記電源端子V
ccと前記接地端子Vssとの間に接続され、前記第1
インバート手段I1の出力信号に応じて駆動される第6
PMOSトランジスタP6と、前記第1ノードQ1の電
位に応じて駆動され、前記第1ノードQ1の電位を反転
させるための第7PMOSトランジスタP7及び第3N
MOSトランジスタN3と、前記第2インバート手段I
2の出力信号に応じて駆動される第4NMOSトランジ
スタN4とから構成される。
【0013】第6インバート手段8は、前記電源端子V
ccと前記接地端子Vssとの間に接続され、前記第2
インバート手段I2の出力信号に応じて駆動される第8
PMOSトランジスタP8と、前記第2ノードQ2の電
位に応じて駆動され、前記第2ノードQ2の電位を反転
させるための第9PMOSトランジスタP9及び第5N
MOSトランジスタN5と、前記第1インバート手段I
1の出力信号に応じて駆動される第6NMOSトランジ
スタN6とから構成される。
【0014】このように構成されるATD回路では、第
1パルス検出部102はアドレスバッファ101の出力
信号AFがロー(LOW)からハイ(HIGH)に遷移
することを検出し、第2パルス検出部103はアドレス
バッファ101の検出信号AFがハイからローに遷移す
ることを検出する。
【0015】これを図5の動作タイミングと結び付けて
説明すると、次の通りである。まず、アドレスパッド1
00に入力されるアドレス信号ADDは、アドレスバッ
ファ101を通過した後、アドレスパッド100に入力
されたアドレス信号ADDと同じ位相のアドレスバッフ
ァ信号AFとなって第1パルス検出部102及び第2パ
ルス検出部103に印加される。
【0016】例えば、アドレスパッド100に入力され
るアドレス信号ADDがハイからロー状態に遷移する場
合(時間T1〜T2)、初期状態がハイ状態のアドレス
遷移検出信号ATDoutはロー状態に遷移した後、第2
ノードQ2上の電位がローからハイ状態に遷移する期間
T2〜T3でハイ状態に遷移する。
【0017】詳細に説明すると、時間T1〜T2区間に
おいて、アドレスバッファ101は前記アドレスパッド
信号APADと同じ位相をもつアドレスバッファ信号A
Fを出力する。前記アドレスバッファ信号AFは第1イ
ンバート手段I1によってハイ状態に反転され、第1パ
ルス検出部102及び第2パルス検出部103に同時に
入力される。
【0018】ハイ状態に反転されたアドレスバッファ信
号AFは、第1パルス検出部102の第3インバート手
段1に印加され、前記第3インバート手段1の第1NM
OSトランジスタN1をターンオンさせるとともに、第
2PMOSトランジスタP2をターンオフさせる。従っ
て、第3インバート手段1の出力信号は、第1ノードQ
1上の電位が前記第1NMOSトランジスタN1を経由
して接地端子Vssに出力されてロー状態で出力され
る。
【0019】第1ノードQ1上に出力されたロー状態の
信号は、第1及び第2キャパシタC1及びC2からなる
第1バッファ手段3によって安定化される。
【0020】一方、第1インバート手段I1の出力信号
を入力とする第5インバート手段7の第6PMOSトラ
ンジスタP6はターンオフされる一方、第6インバート
手段8の第6NMOSトランジスタN6はターンオンさ
れる。その後、第3インバート手段1の出力信号を入力
とする第7PMOSトランジスタP7はターンオンされ
る一方、第3NMOSトランジスタN3はターンオフさ
れる。
【0021】また、第1インバート手段I1の出力信号
を入力とする第2インバート手段I2の出力信号はロー
状態に遷移する。前記第2インバート手段I2の出力信
号を入力とする第4インバート手段2の第3PMOSト
ランジスタP3はターンオンされる一方、第2NMOS
トランジスタN2はターンオフされる。
【0022】従って、電源端子Vccから電圧降下部1
05及び第2抵抗R2を介して印加されるハイ状態の電
源電圧は、第3PMOSトランジスタP3を介して第2
ノードQ2に供給される。第2ノードQ2に供給された
ハイ状態の電位は、第2バッファ手段4によって安定化
された後、第6インバート手段8の第9PMOSトラン
ジスタP9及び第5NMOSトランジスタN5に印加さ
れる。前記ハイ状態の電位によって第5NMOSトラン
ジスタN5はターンオンされる一方、第9PMOSトラ
ンジスタP9はターンオフされる。
【0023】一方、第2インバート手段I2の出力信号
を入力とする第5インバート手段7の第4NMOSトラ
ンジスタN4はターンオフされる一方、第6インバート
手段8の第8PMOSトランジスタP8はターンオンさ
れる。
【0024】ここで、第2ノードQ2上の電位は、第2
インバート手段I2によって第1ノードQ1上の電位が
ロー状態に完全に遷移する時間t1からハイ状態に遷移
し始める。即ち、第1ノードQ1上の電位がロー状態に
完全に遷移して第5インバート手段7の第7PMOSト
ランジスタP7及び第3NMOSトランジスタN3に印
加される瞬間、第2ノードQ2上の電位はロー状態に保
たれて第6インバート手段8の第9PMOSトランジス
タP9及び第5NMOSトランジスタN5に印加され
る。
【0025】この際、第5インバート手段7の第6PM
OSトランジスタP6にはハイ状態の信号が入力されて
ターンオフされると共に、第4NMOSトランジスタN
4にはロー状態の信号が入力されてターンオフされる。
一方、第6インバート手段8の第8PMOSトランジス
タP8にはロー状態の信号が印加されてターンオンされ
ると共に、第6NMOSトランジスタN6にはハイ状態
の信号が印加されてターンオフされる。
【0026】これにより、第5インバート手段7は時間
T2〜t1期間でフローティング状態を維持すると共
に、第6インバート手段8はハイ状態の出力信号を出力
部104の第7インバート手段I3に出力する。前記出
力部104の第7インバート手段I3はハイ状態の出力
信号を反転させてロー状態のアドレス遷移検出信号AT
Doutを出力する。
【0027】その後、第2ノードQ2上の電位が時間t
1〜T3期間で上昇してハイ状態に遷移すると、この
間、第6インバート手段8の第9PMOSトランジスタ
P9がターンオフされる一方、第5NMOSトランジス
タN5がターンオンされる。従って、前記第9PMOS
トランジスタP9及び第5NMOSトランジスタN5の
出力信号はロー状態に遷移する。出力部104はロー状
態の電位をさらに反転させてハイ状態のアドレス遷移検
出信号ATDoutを出力する。
【0028】しかし、上述した従来のATD回路は、ア
ドレスが遷移する時のみ動作しなければならないにも拘
わらず、図5に示す「A」のように好ましくないノイズ
またはグリッチ(glitch)が含まれた値、即ちハイ状態ま
たはロー状態でもATD回路が動作して非正常的なアド
レス遷移検出信号ATDoutを発生するという問題点が
生ずる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、アド
レス信号のグリッチ発生によって不要なアドレス遷移検
出信号が発生することを防止するためのアドレス遷移検
出回路を提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のアドレス遷移検出回路は、外部のアドレス
信号がバッファされて出力されるアドレスバッファ信号
の第1遷移を検出するための第1検出手段と、前記第1
検出手段の出力が前記アドレスバッファ信号と異なる位
相及び同じパルス幅をもつように、前記第1検出手段の
電流流れを制御するための第1制御手段と、前記アドレ
スバッファ信号の第2遷移を検出するための第2検出手
段と、前記第2検出手段の出力が前記アドレスバッファ
信号と異なる位相及び同じパルス幅をもつように、前記
第2検出手段の電流流れを制御するための第2制御手段
と、前記第1検出手段及び第2検出手段のいずれか一つ
の出力を反転させ、アドレス遷移検出信号を出力するた
めの出力手段とから構成されることを特徴とする。
【0031】また、本発明は、外部のアドレス信号がバ
ッファされて出力されるアドレスバッファ信号の第1遷
移を検出するための第1検出手段と、前記第1検出手段
の出力が前記アドレスバッファ信号と異なる位相及び同
じパルス幅をもつように、前記第1検出手段の電流流れ
を制御するための第1制御手段と、前記アドレスバッフ
ァ信号の第2遷移を検出するための第2検出手段と、前
記第2検出手段の出力が前記アドレスバッファ信号と異
なる位相及び同じパルス幅をもつように、前記第2検出
手段の電流流れを制御するための第2制御手段と、前記
第1検出手段及び第2検出手段のいずれか一つの出力を
反転させて第1アドレス遷移検出信号を出力するための
第1出力手段と、前記第1アドレス遷移検出信号に含ま
れたノイズを除去するためのノイズ除去手段と、前記ノ
イズ除去手段の出力を反転させ、第2アドレス遷移検出
信号を出力するための第2出力手段とから構成されるこ
とを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、添付図に基づいて本発明を
詳細に説明する。
【0033】図2及び図3は本発明の一実施例に係るA
TDの詳細回路図である。図2及び図3を参照すると、
外部からアドレス信号ADD1を入力としてアドレスパ
ッド信号APAD1を出力するアドレスパッド200
と、前記アドレスパッド200を介してアドレスパッド
信号APAD1が入力されると、これを内部的にバッフ
ァするアドレスバッファ201と、前記アドレスバッフ
ァ201の出力信号AF1の第1遷移を検出する第1検
出手段となる第1パルス検出部202と、前記アドレス
バッファ201の出力信号AF1の第2遷移を検出する
第2検出手段となる第2パルス検出部203と、前記第
1パルス検出部202及び第2パルス検出部203に印
加される電源電圧を所定の電位に電圧降下させるための
電圧降下部205と、前記第1パルス検出部202及び
第2パルス検出部203の出力信号を反転させるための
第1出力手段となる第1出力部204と、前記第1出力
部204から出力される第1アドレス遷移検出信号AT
Dout1に応じて前記第1パルス検出部202の出力を
制御するための第1制御手段206と、前記第1アドレ
ス遷移検出信号ATDout1に応じて駆動され、前記第
2パルス検出部203の出力を制御するための第2制御
手段207と、前記第1アドレス遷移検出信号ATDou
t1を所定の時間遅延させて、第1アドレス遷移検出信
号ATDout1に含まれたノイズを除去するためのノイ
ズ除去手段となるノイズ除去回路部208と、前記ノイ
ズ除去回路部208の出力信号を反転して第2アドレス
遷移検出信号ATDout2を出力するための第2出力手
段となる第2出力部209とから構成される。
【0034】第1パルス検出部202は、アドレスバッ
ファ信号AF1を反転させるための第1インバート手段
I11に接続され、前記第1インバート手段I11の出
力信号を反転させるための第3インバート手段11(請
求項2に記載の第2インバート手段)と、前記第3イン
バート手段11の出力端に接続され、前記第3インバー
ト手段11で反転された信号を所定の電位に安定化させ
るための第1バッファ手段15と、前記第1ノードQ1
1と接地端子Vssとの間に接続される第1遅延手段1
7と、前記電源端子Vccと接地端子Vssとの間に接
続される第5インバート手段19(請求項2に記載の第
3インバート手段)とから構成される。
【0035】また、第2パルス検出部203は、第1イ
ンバート手段I11の出力信号を反転させるための第2
インバート手段I12(請求項2に記載の第4インバー
ト手段)と、前記第2インバート手段I12の出力信号
を反転させるための第4インバート手段12(請求項2
に記載の第5インバート手段)と、前記第4インバート
手段12の出力信号を所定の電位に安定化させるための
第2バッファ手段16と、前記第2ノードQ12と接地
端子Vssとの間に接続される第2遅延手段18と、前
記電源端子Vccと接地端子Vssとの間に接続される
第6インバート手段20とから構成される。
【0036】第1出力部204は、第1パルス検出部2
02または第2パルス検出部203の出力端から出力さ
れる出力信号のいずれかを反転させて第1アドレス遷移
検出信号ATDout1を出力する第7インバート手段I
13から構成される。
【0037】電圧降下部205は、電源端子Vccと第
2抵抗R12との間に並列接続される第1PMOSトラ
ンジスタP11と第1抵抗R11から構成される。前記
第1PMOSトランジスタP11は外部の信号発生回路
から生成されて印加される第1信号DPDに応じて駆動
される。
【0038】第1制御手段206は、第3インバート手
段11と接地端子Vssとの間に接続され、第1アドレ
ス遷移検出信号ATDout1に応じて駆動される第2N
MOSトランジスタN12(請求項4に記載の第1NM
OSトランジスタ)と、前記第2NMOSトランジスタ
N12に並列接続される第3抵抗R13(請求項4に記
載の第1抵抗)とから構成され、前記第1アドレス遷移
検出信号ATDout1に応じて第1ノードQ11上の充
/放電速度を制御する。
【0039】第2制御手段207は、第4インバート手
段12と接地端子Vssとの間に接続され、第1アドレ
ス遷移検出信号ATDout1に応じて駆動される第4N
MOSトランジスタN14(請求項5に記載の第2NM
OSトランジスタ)と、前記第4NMOSトランジスタ
N14に並列接続される第4抵抗R14(請求項5に記
載の第2抵抗)とから構成され、前記第1アドレス遷移
検出信号ATDout1に応じて第2ノードQ12上の充
/放電速度を制御する。
【0040】第3インバート手段11は、前記第2抵抗
R12と前記第1制御手段206との間に直列接続され
る第2PMOSトランジスタP12及び第1NMOSト
ランジスタN11から構成される。第4インバート手段
12は前記第2抵抗R12と前記第2制御手段207と
の間に直列接続される第3PMOSトランジスタP13
及び第3NMOSトランジスタN13から構成される。
【0041】第1バッファ手段15は、電源端子Vcc
と第1ノードQ11との間に接続される第1キャパシタ
C11と、接地端子Vssと第1ノードQ11との間に
接続される第2キャパシタC12とから構成される。第
2バッファ手段16は電源端子Vccと第2ノードQ1
2との間に接続される第3キャパシタC13と、接地端
子Vssと第2ノードQ12との間に接続される第4キ
ャパシタC14とから構成される。
【0042】第1遅延手段17は、前記第1ノードQ1
1と接地端子Vssとの間に接続される第4PMOSト
ランジスタP14と第5キャパシタC15から構成され
る。第2遅延手段18は前記第2ノードQ12と接地端
子Vssとの間に接続される第5PMOSトランジスタ
P15と第6キャパシタC16から構成される。第4P
MOSトランジスタP14と第5PMOSトランジスタ
P15は、外部の信号発生回路からの第1信号OPC1
に応じて駆動される。
【0043】第5インバート手段19(請求項6に記載
の第3インバート手段)は、前記電源端子Vccと接地
端子Vssとの間に接続され、前記第1インバート手段
I11の出力信号に応じて駆動される第6PMOSトラ
ンジスタP16(請求項6に記載の第1PMOSトラン
ジスタ)と、前記第1ノードQ11の電位に応じて駆動
され、前記第1ノードQ11の電位を反転させるための
第7PMOSトランジスタP17(請求項6に記載の第
2PMOSトランジスタ)及び第5NMOSトランジス
タN15(請求項6に記載の第3NMOSトランジス
タ)と、前記第2インバート手段I12(請求項6に記
載の第4インバート手段)の出力信号に応じて駆動され
る第6NMOSトランジスタN16(請求項6に記載の
第4NMOSトランジスタ)とから構成される。
【0044】第6インバート手段20は、前記電源端子
Vccと接地端子Vssとの間に接続され、前記第2イ
ンバート手段I12(請求項7に記載の第4インバート
手段)の出力信号に応じて駆動される第8PMOSトラ
ンジスタP18(請求項7に記載の第3PMOSトラン
ジスタ)と、前記第2ノードQ12の電位に応じて駆動
され、前記第2ノードQ12の電位を反転させるための
第9PMOSトランジスタP19(請求項7に記載の第
4PMOSトランジスタ)及び第7NMOSトランジス
タN17(請求項7に記載の第5NMOSトランジス
タ)と、前記第1インバート手段I11の出力信号に応
じて駆動される第8NMOSトランジスタN18(請求
項7に記載の第6NMOSトランジスタ)とから構成さ
れる。
【0045】ノイズ除去手段となるノイズ除去回路部2
08は、前記第1出力部204から出力される第1アド
レス遷移検出信号ATDout1を所定の時間遅延させる
と共に安定化させるための第3バッファ手段21と、前
記第3バッファ手段21の出力信号DELAYと前記第
1アドレス遷移検出信号ATDout1とを論理演算する
ためのORゲートS11と、前記第1アドレス検出信号
ATDout1を反転させるための第8インバート手段I
14(請求項15に記載の第7インバート手段)と、外部
信号発生回路によって生成されるグレン信号GLENに
応じてORゲートS11の出力信号と前記第8インバー
ト手段I14の出力信号のいずれかを第2出力手段とな
る第2出力部209に伝送するための伝達手段22とか
ら構成される。
【0046】第3バッファ手段21は、前記電源端子V
ccと接地端子Vssとの間に接続され、外部のバイア
ス回路によって生成される第2信号Psに応じて駆動さ
れる第10PMOSトランジスタP20(請求項16に記
載の第5PMOSトランジスタ)及び第12PMOSト
ランジスタP22(請求項16に記載の第6PMOSトラ
ンジスタ)と、前記第1アドレス遷移検出信号ATDou
t1に応じて駆動され、前記第1アドレス遷移検出信号
ATDout1を反転させるための第11PMOSトラン
ジスタP21(請求項16に記載の第7PMOSトランジ
スタ)及び第9NMOSトランジスタN19(請求項16
に記載の第7NMOSトランジスタ)と、前記第11P
MOSトランジスタP21及び第9NMOSトランジス
タN19の出力信号を反転させるための第13PMOS
トランジスタP23(請求項16に記載の第8PMOSト
ランジスタ)及び第11NMOSトランジスタN21
(請求項16に記載の第8NMOSトランジスタ)と、外
部のバイアス回路によって生成される第3信号Nsに応
じて駆動される第10NMOSトランジスタN20(請
求項16に記載の第9NMOSトランジスタ)及び第12
NMOSトランジスタN22(請求項16に記載の第10N
MOSトランジスタ)とから構成される。
【0047】伝達手段22は、前記ORゲートS11と
第10インバート手段I16との間に接続され、第3バ
イアス信号となる前記第4信号GLENに応じて駆動さ
れて前記ORゲートS11の出力信号を伝達するための
第13NMOSトランジスタN23(請求項17に記載の
第11NMOSトランジスタ)と、前記第4信号GELN
を反転させるための第9インバート手段I15(請求項
17に記載の第8インバート手段)と、前記第9インバー
ト手段I15の出力信号に応じて駆動され、前記第8イ
ンバート手段I14(請求項17に記載の第7インバート
手段)の出力信号を第2出力手段となる第2出力部20
9に伝達するための第14NMOSトランジスタN24
(請求項17に記載の第12NMOSトランジスタ)とから
構成される。
【0048】上述した第2及び第3信号Ps、Nsは、
例えば図4に示すバイアス回路で実現することができ
る。即ち、バイアス回路は、外部の信号発生回路から生
成された第5信号CEBを反転させるための第11イン
バート手段I17と、前記電源端子Vccと第3ノード
Q13との間に接続され、前記第11インバート手段I
17の出力信号に応じて駆動される第15NMOSトラ
ンジスタN25及び前記第3ノードQ13の電位に応じ
て駆動される第14PMOSトランジスタP24と、前
記第3ノードQ13と接地端子Vssとの間に接続さ
れ、第4ノードQ14の電位に応じて駆動される第16
NMOSトランジスタN26と、前記電源端子Vccと
第4ノードQ14との間に接続され、前記第11インバ
ート手段I17の出力信号に応じて駆動される第15P
MOSトランジスタP25と、前記電源端子Vccと前
記第4ノードQ14との間に接続され、前記第4ノード
Q14の電位に応じて駆動される第16PMOSトラン
ジスタP26と、前記第4ノードQ14と接地端子Vs
sとの間に接続され、前記第3ノードQ13の電位に応
じて駆動される第17NMOSトランジスタN27、前
記電源電圧Vccに応じて駆動される第18NMOSト
ランジスタN28及び前記第11インバート手段I17
の出力信号に応じて駆動される第19NMOSトランジ
スタN29とから構成される。
【0049】上述したように構成されたATDの駆動特
性を図6に示す動作タイミングと結び付けて説明する
と、次の通りである。但し、ここで、理想的なアドレス
パッド信号APAD1の場合(時間T11〜T12区
間)のATDの駆動特性は、図5に示す動作タイミング
と同一なので省略し、図示した「B」のようにアドレス
パッド信号APAD1にグリッチが発生する場合のAT
Dの駆動特性についてのみ説明する。
【0050】図6を参照すると、図示した「B」のよう
にアドレスパッド200から出力される所定のグリッチ
信号11は、アドレスバッファ201を通過した後、ア
ドレスパッド200からのグリッチ信号と同一位相のア
ドレスバッファ信号AF1となって第1パルス検出部2
02及び第2パルス検出部203に印加される。
【0051】例えば、アドレスパッド200から出力さ
れる所定のグリッチ信号が鋸形でローからハイ状態にア
ドレスバッファ201に入力される場合(時間T13〜
T14区間)、アドレスバッファ201はグリッチ信号
が最高値に達する時点(T14)で矩形波形でローから
ハイ状態のアドレスバッファ信号AF1を出力する。ま
た、アドレスバッファ信号AF1は第1インバート手段
I11によって反転され、ロー状態で第1パルス検出部
202及び第2パルス検出部203に同時に入力され
る。
【0052】詳細に説明すると、T14時間で、アドレ
スバッファ201は、前記アドレスパッド信号APAD
1と同じ位相をもつ矩形波のアドレスバッファ信号AF
1を出力する。前記アドレスバッファ信号AF1は第1
インバート手段I11によって反転され、ロー状態で第
1パルス検出部202及び第2パルス検出部203に同
時に入力される。
【0053】ロー状態に反転されたアドレスバッファ信
号AF1は、第1パルス検出部202の第3インバート
手段11に印加され、前記第3インバート手段11の第
2PMOSトランジスタP12をターンオンさせると共
に、第1NMOSトランジスタN11をターンオフさせ
る。
【0054】従って、電源電圧が電圧降下部205、第
2抵抗R12及び第2PMOSトランジスタP12を介
して第1ノードQ11に印加され、第3インバート手段
11の出力はハイ状態で出力される。
【0055】一方、T14時間で、第1インバート手段
I11の出力信号を入力とする第2インバート手段I1
2の出力信号はハイ状態に遷移する。前記第2インバー
ト手段I12の出力信号を入力とする第4インバート手
段12の第3PMOSトランジスタP13はターンオフ
される一方、第3NMOSトランジスタN13はターン
オンされる。
【0056】また、ロー状態に遷移した第1アドレス遷
移検出信号ATDoutを入力とする第2制御手段207
の第4NMOSトランジスタN14はターンオフされ
る。従って、第2制御手段207は第4抵抗R14によ
って所定の抵抗値を有する抵抗素子で駆動され、第2ノ
ードQ12上の電位が前記第4抵抗R14を介して接地
端子に放電し始める。即ち、第2ノードQ12上のハイ
状態で充填された電位は、第1制御手段13を介して接
地端子に放電し、第2バッファ手段16及び第2遅延手
段18によってロー状態に徐々に遷移し始める。
【0057】その後、T15区間で、アドレスパッド信
号APAD1がハイからロー状態に遷移すると、アドレ
スバッファ201は前記アドレスパッド信号APAD1
と同じ位相をもつ矩形波のアドレスバッファ信号AF1
を出力する。前記アドレスバッファ信号AF1は第1イ
ンバート手段I11によって反転され、ハイ状態で第1
パルス検出部202及び第2パルス検出部203に同時
に入力される。
【0058】また、ハイ状態に反転されたアドレスバッ
ファ信号AF1を入力とする第1パルス検出部202の
第3インバート手段11の第2PMOSトランジスタP
12はターンオフされる一方、第1NMOSトランジス
タN11はターンオンされる。従って、第1ノードQ1
1上の電位は第1NMOSトランジスタN11及び第3
抵抗R13を介して接地端子Vssに放電され、第3イ
ンバート手段11の出力は論理ロー状態に遷移し始め
る。
【0059】その後、第1ノードQ11上の電位は第1
バッファ手段15によって安定化され、第3インバート
手段19に印加される。
【0060】また、第5インバート手段19の第6PM
OSトランジスタP16は、第1インバート手段I11
の出力信号によってターンオフされると共に、第6NM
OSトランジスタN16は第2インバート手段I12の
出力信号によってターンオフされる。従って、第5イン
バート手段19の第7PMOSトランジスタP17及び
第5NMOSトランジスタN15に入力される第1ノー
ドQ11上の電位に関係なく、第3インバート手段19
はフローティング状態になる。
【0061】一方、T15時間に、第1インバート手段
I11の出力信号を入力とする第2インバート手段I1
2の出力信号はロー状態に遷移する。前記第2インバー
ト手段I12の出力信号を入力とする第4インバート手
段12の第3PMOSトランジスタP13はターンオン
される一方、第3NMOSトランジスタN13はターン
オフされる。従って、電源電圧Vccが電圧降下部20
5、第2抵抗R12及び第3PMOSトランジスタP1
3を経由して第2ノードQ12に印加され、第4インバ
ート手段12の出力信号はハイ状態で出力される。
【0062】また、第6インバート手段20の第8PM
OSトランジスタP18は、第2インバート手段I12
の出力信号によってターンオンされるとともに、第8N
MOSトランジスタN18は第1インバート手段I11
の出力信号によってターンオンされる。さらに、第2ノ
ードQ12がハイ状態に遷移する間、前記第6インバー
ト手段20の第7NMOSトランジスタN17はターン
オンされる一方、第9NMOSトランジスタP19はタ
ーンオフされる。従って、前記第6インバート手段20
の出力ノードの電位は第7NMOSトランジスタN17
及び第8NMOSトランジスタN18を介して接地端子
Vssに放電され、前記第6インバート手段20の出力
信号はロー状態で出力される。
【0063】第1出力部204の第7インバート手段I
13はロー状態の出力信号を反転させ、ハイ状態の第1
アドレス遷移検出信号ATDout1を出力する。
【0064】これと共に、このようにハイ状態で出力さ
れる第1アドレス遷移検出信号ATDout1は、ノイズ
除去回路208の第3バッファ手段21に供給される。
その後、前記第1アドレス遷移検出信号ATDout1
は、所定のバイアス回路から生成される第2及び第3信
号(Ns及びPs)によって制御される第3バッファ手
段21で所定の時間遅延してロー状態の遅延信号DEL
AYを出力する。
【0065】前記遅延信号DEALYは、第1アドレス
遷移検出信号ATDout1と共にORゲートS11に入
力されると同時に論理演算され、ロー状態で伝達手段2
2に供給される。前記伝達手段22の第13NMOSト
ランジスタN23はハイ状態の所定の第4信号GLEN
によってターンオンされる一方、第14NMOSトラン
ジスタN24はターンオフされる。
【0066】従って、前記ORゲートS11の出力信号
が、第13NMOSトランジスタN23を介して第2出
力部209の第10インバート手段I16に供給され、
前記伝達手段22はロー状態の出力信号を出力する。第
10インバート手段I16は前記伝達手段22の出力信
号をさらに反転させ、ハイ状態の第2アドレス遷移検出
信号ATDout2を出力する。
【0067】従って、本発明のアドレス遷移検出回路
は、ローからハイ状態に遷移する所定のノイズを有する
アドレスバッファ信号AF1が前記アドレス遷移検出回
路の入力端に供給され、第2ノードQ12がロー状態に
遷移し始める場合、前記アドレス遷移検出回路の所定部
位に構成された制御手段を用いて前記第2ノードQ12
上の電位がロー状態に完全遷移しないように制御する。
【0068】その後、アドレスバッファ信号AF1がハ
イからロー状態に遷移する場合、第2ノードQ12上の
電位がハイ状態と認識できるようにして、第1アドレス
遷移検出信号ATDout1のパルス幅がアドレスバッフ
ァ信号AF1と同一に生成されるようにする。
【0069】また、アドレスバッファ信号AF1のパル
ス幅と同じ大きさに制限された第1アドレス遷移検出信
号ATDout1は、前記アドレス遷移検出回路の第1出
力部に接続され、所定の遅延回路で駆動されるノイズ除
去回路によって除去される。
【0070】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、アド
レス遷移検出回路の入力端に印加される所定の信号に含
まれたグリッチ信号によって発生するアドレス遷移検出
信号のノイズを除去するために、前記アドレス遷移検出
回路の所定部分の充/放電を制御するための制御手段を
構成すると共に、前記アドレス遷移検出回路の出力部に
前記アドレス遷移検出信号に含まれたノイズを除去する
ためのノイズ除去回路を構成することにより、グリッチ
発生の際に不要なアドレス遷移検出信号パルスが発生す
ることを防止してハイ電源電圧でも半導体チップを安定
的に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なATDの詳細回路図である。
【図2】本発明の一実施例に係るATDの詳細回路図で
ある。
【図3】本発明の一実施例に係るATDの詳細回路図で
ある。
【図4】図3のノイズ除去回路部を駆動するためのバイ
アス回路の詳細回路図である。
【図5】図1のATDの駆動特性図である。
【図6】図2及び図3のATDの駆動特性図である。
【符号の説明】
1,11 第3インバート手段 2,12 第4インバート手段 3,15 第1バッファ手段 4,16 第2バッファ手段 5,17 第1遅延手段 6,18 第2遅延手段 7,19 第5インバート手段 8,20 第6インバート手段 206 第1制御手段 207 第2制御手段 21 第3バッファ手段 22 伝達手段 100,200 アドレスパッド 101,201 アドレスバッファ 102,202 第1パルス検出部 103,203 第2パルス検出部 104 出力部 105,205 電圧降下部 204 第1出力部 208 ノイズ除去回路部 209 第2出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B015 HH01 HH03 JJ12 KB86 QQ11 QQ15 5J039 BB04 BB19 KK10 KK13 NN06 5M024 AA22 BB27 BB34 DD87 DD90 GG01 HH09 HH13 PP01 PP02 PP03 PP07

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部のアドレス信号がバッファリングさ
    れて出力されるアドレスバッファ信号の第1遷移を検出
    するための第1検出手段と、 前記第1検出手段の出力が前記アドレスバッファ信号と
    異なる位相及び同じパルス幅をもつように、前記第1検
    出手段の電流流れを制御するための第1制御手段と、 前記アドレスバッファ信号の第2遷移を検出するための
    第2検出手段と、 前記第2検出手段の出力が前記アドレスバッファ信号と
    異なる位相及び同じパルス幅をもつように、前記第2検
    出手段の電流流れを制御するための第2制御手段と、 前記第1検出手段及び第2検出手段のいずれか一つの出
    力を反転させ、アドレス遷移検出信号を出力するための
    出力手段とから構成されることを特徴とするアドレス遷
    移検出回路。
  2. 【請求項2】 前記第1検出手段は、 前記アドレスバッファ信号を反転させるための第1イン
    バート手段に接続され、前記第1インバート手段の出力
    を反転させるための第2インバート手段と、 前記第2インバート手段の出力を所定の電位に安定化さ
    せるための第1バッファ手段と、 前記第2インバート手段の出力を所定の時間遅延させる
    ための第1遅延手段と、 前記第2インバート手段の出力を反転させるための第3
    インバート手段とから構成されることを特徴とする請求
    項1記載のアドレス遷移検出回路。
  3. 【請求項3】 前記第2検出手段は、 前記第1インバート手段の出力を反転させるための第4
    インバート手段と、 前記第4インバート手段の出力を反転させるための第5
    インバート手段と、 前記第5インバート手段の出力を所定の電位に安定化さ
    せるための第2バッファ手段と、 前記第5インバート手段の出力を所定の時間遅延させる
    ための第2遅延手段と、 前記第5インバート手段の出力を反転させるための第6
    インバート手段とから構成されることを特徴とする請求
    項1記載のアドレス遷移検出回路。
  4. 【請求項4】 前記第1制御手段は、前記第2インバー
    ト手段と接地端子との間に接続され、前記アドレス遷移
    検出信号によって駆動される第1NMOSトランジスタ
    と、前記第1NMOSトランジスタに並列接続される第
    1抵抗とから構成される請求項1記載のアドレス遷移検
    出回路。
  5. 【請求項5】 前記第2制御手段は、前記第5インバー
    ト手段と接地端子との間に接続され、前記アドレス遷移
    検出信号によって駆動される第2NMOSトランジスタ
    と、前記第2NMOSトランジスタに並列接続される第
    2抵抗とから構成されることを特徴とする請求項1記載
    のアドレス遷移検出回路。
  6. 【請求項6】 前記第3インバート手段は、 電源端子と接地端子との間に接続され、前記第1インバ
    ート手段の出力に応じて駆動される第1PMOSトラン
    ジスタと、 前記第2インバート手段の出力に応じて駆動される第2
    PMOSトランジスタ及び第3NMOSトランジスタ
    と、 前記第4インバート手段の出力に応じて駆動される第4
    NMOSトランジスタとから構成されることを特徴とす
    る請求項2または3記載のアドレス遷移検出回路。
  7. 【請求項7】 前記第6インバート手段は、 電源端子と接地端子との間に接続され、前記第4インバ
    ート手段の出力に応じて駆動される第3PMOSトラン
    ジスタと、 前記第5インバート手段の出力に応じて駆動される第4
    PMOSトランジスタ及び第5NMOSトランジスタ
    と、 前記第1インバート手段の出力に応じて駆動される第6
    NMOSトランジスタとから構成されることを特徴とす
    る請求項3記載のアドレス遷移検出回路。
  8. 【請求項8】 外部のアドレス信号がバッファリングさ
    れて出力されるアドレスバッファ信号の第1遷移を検出
    するための第1検出手段と、 前記第1検出手段の出力が前記アドレスバッファ信号と
    異なる位相及び同じパルス幅をもつように、前記第1検
    出手段の電流流れを制御するための第1制御手段と、 前記アドレスバッファ信号の第2遷移を検出するための
    第2検出手段と、 前記第2検出手段の出力が前記アドレスバッファ信号と
    異なる位相及び同じパルス幅をもつように、前記第2検
    出手段の電流流れを制御するための第2制御手段と、 前記第1検出手段及び第2検出手段のいずれか一つの出
    力を反転させて第1アドレス遷移検出信号を出力するた
    めの第1出力手段と、 前記第1アドレス遷移検出信号に含まれたノイズを除去
    するためのノイズ除去手段と、 前記ノイズ除去手段の出力を反転させ、第2アドレス遷
    移検出信号を出力するための第2出力手段とから構成さ
    れることを特徴とするアドレス遷移検出回路。
  9. 【請求項9】 前記第1検出手段は、 前記アドレスバッファ信号を反転させるための第1イン
    バート手段に接続され、前記第1インバート手段の出力
    を反転させるための第2インバート手段と、 前記第2インバート手段の出力を所定の電位に安定化さ
    せるための第1バッファ手段と、 前記第2インバート手段の出力を所定の時間遅延させる
    ための第1遅延手段と、 前記第2インバート手段の出力を反転させるための第3
    インバート手段とから構成されることを特徴とする請求
    項8記載のアドレス遷移検出回路。
  10. 【請求項10】 前記第2検出手段は、 前記第1インバート手段の出力を反転させるための第4
    インバート手段と、 前記第4インバート手段の出力を反転させるための第5
    インバート手段と、 前記第5インバート手段の出力を所定の電位に安定化さ
    せるための第2バッファ手段と、 前記第5インバート手段の出力を所定の時間遅延させる
    ための第2遅延手段と、 前記第5インバート手段の出力を反転させるための第6
    インバート手段とから構成されることを特徴とする請求
    項8記載のアドレス遷移検出回路。
  11. 【請求項11】 前記第1制御手段は、前記第2インバ
    ート手段と接地端子との間に接続され、前記第1アドレ
    ス遷移検出信号によって駆動される第1NMOSトラン
    ジスタと、前記第1NMOSトランジスタに並列接続さ
    れる第1抵抗とから構成されることを特徴とする請求項
    8記載のアドレス遷移検出回路。
  12. 【請求項12】 前記第2制御手段は、前記第5インバ
    ート手段と接地端子との間に接続され、前記第1アドレ
    ス遷移検出信号によって駆動される第2NMOSトラン
    ジスタと、前記第2NMOSトランジスタに並列接続さ
    れる第2抵抗とから構成されることを特徴とする請求項
    8記載のアドレス遷移検出回路。
  13. 【請求項13】 前記第3インバート手段は、 電源端子と接地端子との間に接続され、前記第1インバ
    ート手段の出力に応じて駆動される第1PMOSトラン
    ジスタと、 前記第2インバート手段の出力に応じて駆動される第2
    PMOSトランジスタ及び第3NMOSトランジスタ
    と、 前記第4インバート手段の出力に応じて駆動される第4
    NMOSトランジスタとから構成されることを特徴とす
    る請求項9または10記載のアドレス遷移検出回路。
  14. 【請求項14】 前記第6インバート手段は、 電源端子と接地端子との間に接続され、前記第4インバ
    ート手段の出力に応じて駆動される第3PMOSトラン
    ジスタと、 前記第5インバート手段の出力に応じて駆動される第4
    PMOSトランジスタ及び第5NMOSトランジスタ
    と、 前記第1インバート手段の出力に応じて駆動される第6
    NMOSトランジスタとから構成されることを特徴とす
    る請求項10記載のアドレス遷移検出回路。
  15. 【請求項15】 前記ノイズ除去手段は、 所定のバイアス回路から生成された第1及び第2バイア
    ス信号を入力として前記アドレス遷移検出信号を安定化
    させるための第3バッファ手段と、 前記第3バッファ手段の出力と前記第1アドレス遷移検
    出信号とを論理演算するためのORゲートと、 前記第1アドレス遷移検出信号を反転させるための第7
    インバート手段と、 前記ORゲート及び第7インバート手段のいずれか一つ
    の出力を前記第2出力手段に伝達するための伝達手段と
    から構成されることを特徴とする請求項8記載のアドレ
    ス遷移検出回路。
  16. 【請求項16】 前記第3バッファ手段は、 電源端子と接地端子との間に接続され、前記第1バイア
    ス信号に応じて駆動される第5PMOSトランジスタ及
    び第6PMOSトランジスタと、 前記第1アドレス遷移検出信号に応じて駆動される第7
    PMOSトランジスタ及び第7NMOSトランジスタ
    と、 前記第7PMOSトランジスタ及び第7NMOSトラン
    ジスタの出力に応じて駆動される第8PMOSトランジ
    スタ及び第8NMOSトランジスタと、 前記第2バイアス信号に応じて駆動される第9NMOS
    トランジスタ及び第10NMOSトランジスタとから構
    成されることを特徴とする請求項15記載のアドレス遷
    移検出回路。
  17. 【請求項17】 前記伝達手段は、 第3バイアス信号に応じて駆動され、前記ORゲートの
    出力を前記第2出力手段に伝送するための第11NMO
    Sトランジスタと、 前記第3バイアス信号を反転させるための第8インバー
    ト手段と、 前記第8インバート手段の出力に応じて駆動され、前記
    第7インバート手段の出力を前記第2出力手段に伝送す
    るための第12NMOSトランジスタとから構成される
    ことを特徴とする請求項15記載のアドレス遷移検出回
    路。
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