JPH0855478A - アドレス遷移検出器 - Google Patents
アドレス遷移検出器Info
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- JPH0855478A JPH0855478A JP6191387A JP19138794A JPH0855478A JP H0855478 A JPH0855478 A JP H0855478A JP 6191387 A JP6191387 A JP 6191387A JP 19138794 A JP19138794 A JP 19138794A JP H0855478 A JPH0855478 A JP H0855478A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- level
- address
- atd
- address transition
- Prior art date
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- Manipulation Of Pulses (AREA)
- Dram (AREA)
- Static Random-Access Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】アドレス信号の遷移を検出するために半導体記
憶装置に内蔵されるATDに関し、ノイズ等により短い
時間間隔でアドレス信号が遷移する場合においても、活
性レベル幅の十分なATD信号を出力し、活性レベル幅
の不十分なATD信号が出力されることにより発生する
誤動作を回避する。 【構成】ノイズ等により短い時間間隔でアドレス信号A
IN及び反転アドレス信号/AINが遷移した場合に
は、ダイナミック型ATD21から、インバータ2個分
の遅延時間をLレベル(活性レベル)とするATD信号
Bを出力させ、インバータ2個分の遅延時間をLレベル
(活性レベル)とするATD信号Cを得る。
憶装置に内蔵されるATDに関し、ノイズ等により短い
時間間隔でアドレス信号が遷移する場合においても、活
性レベル幅の十分なATD信号を出力し、活性レベル幅
の不十分なATD信号が出力されることにより発生する
誤動作を回避する。 【構成】ノイズ等により短い時間間隔でアドレス信号A
IN及び反転アドレス信号/AINが遷移した場合に
は、ダイナミック型ATD21から、インバータ2個分
の遅延時間をLレベル(活性レベル)とするATD信号
Bを出力させ、インバータ2個分の遅延時間をLレベル
(活性レベル)とするATD信号Cを得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アドレス信号の遷移を
検出するために半導体記憶装置に内蔵されるアドレス遷
移検出器(address transition detector.以下、AT
Dという)に関する。
検出するために半導体記憶装置に内蔵されるアドレス遷
移検出器(address transition detector.以下、AT
Dという)に関する。
【0002】近年、たとえば、DRAM(dynamic rand
om access memory)においては、高速化・高機能化を達
成するために、外部から供給するアドレス・ストローブ
信号によってアドレス信号をラッチする方式に代わり、
アドレス信号の遷移を内部で検出してアドレス信号をラ
ッチする、いわゆる、フロー・スルー・ラッチ(flowth
rough latch)方式が採用されるようになってきた。
om access memory)においては、高速化・高機能化を達
成するために、外部から供給するアドレス・ストローブ
信号によってアドレス信号をラッチする方式に代わり、
アドレス信号の遷移を内部で検出してアドレス信号をラ
ッチする、いわゆる、フロー・スルー・ラッチ(flowth
rough latch)方式が採用されるようになってきた。
【0003】
【従来の技術】従来、フロー・スルー・ラッチ方式を採
用するDRAMに内蔵されるATDとして、例えば、図
19にその回路図を示すようなものが知られている。
用するDRAMに内蔵されるATDとして、例えば、図
19にその回路図を示すようなものが知られている。
【0004】図中、AINはアドレス信号、/AINは
アドレス信号AINと反転関係にある反転アドレス信
号、1、2はアドレス信号AINを遅延するインバー
タ、3、4は反転アドレス信号/AINを遅延するイン
バータであり、これらインバータ1〜4は、その遅延時
間TDを同一とされている。
アドレス信号AINと反転関係にある反転アドレス信
号、1、2はアドレス信号AINを遅延するインバー
タ、3、4は反転アドレス信号/AINを遅延するイン
バータであり、これらインバータ1〜4は、その遅延時
間TDを同一とされている。
【0005】また、5は電源電圧VCCを供給するVC
C電源線、6はアドレス信号AINにより導通(以下、
ONという)、非導通(以下、OFFという)が制御さ
れるpMOSトランジスタ、7はインバータ2の出力に
よりON、OFFが制御されるpMOSトランジスタで
ある。
C電源線、6はアドレス信号AINにより導通(以下、
ONという)、非導通(以下、OFFという)が制御さ
れるpMOSトランジスタ、7はインバータ2の出力に
よりON、OFFが制御されるpMOSトランジスタで
ある。
【0006】また、8は反転アドレス信号/AINによ
りON、OFFが制御されるpMOSトランジスタ、9
はインバータ4の出力によりON、OFFが制御される
pMOSトランジスタである。
りON、OFFが制御されるpMOSトランジスタ、9
はインバータ4の出力によりON、OFFが制御される
pMOSトランジスタである。
【0007】また、10はインバータ2の出力によりO
N、OFFが制御されるnMOSトランジスタ、11は
反転アドレス信号/AINによりON、OFFが制御さ
れるnMOSトランジスタである。
N、OFFが制御されるnMOSトランジスタ、11は
反転アドレス信号/AINによりON、OFFが制御さ
れるnMOSトランジスタである。
【0008】また、12はインバータ4の出力によりO
N、OFFが制御されるnMOSトランジスタ、13は
アドレス信号AINによりON、OFFが制御されるn
MOSトランジスタである。
N、OFFが制御されるnMOSトランジスタ、13は
アドレス信号AINによりON、OFFが制御されるn
MOSトランジスタである。
【0009】また、14はアドレス信号の遷移を検出し
てなるアドレス遷移検出信号(以下、ATD信号とい
う)が出力されるノードである。
てなるアドレス遷移検出信号(以下、ATD信号とい
う)が出力されるノードである。
【0010】図20及び図21〜図25は、それぞれ、
このATDの動作を説明するための波形図及び回路図で
ある。
このATDの動作を説明するための波形図及び回路図で
ある。
【0011】ここに、図21に示すように、アドレス信
号AIN=Hレベル、反転アドレス信号/AIN=Lレ
ベルで安定している場合には、インバータ2の出力=H
レベル、インバータ4の出力=Lレベルとなっている。
号AIN=Hレベル、反転アドレス信号/AIN=Lレ
ベルで安定している場合には、インバータ2の出力=H
レベル、インバータ4の出力=Lレベルとなっている。
【0012】この結果、pMOSトランジスタ6、7=
OFF、pMOSトランジスタ8、9=ON、nMOS
トランジスタ10、13=ON、nMOSトランジスタ
11、12=OFFとなっている。
OFF、pMOSトランジスタ8、9=ON、nMOS
トランジスタ10、13=ON、nMOSトランジスタ
11、12=OFFとなっている。
【0013】したがって、この場合には、ノード14は
pMOSトランジスタ8、9を介して電源電圧VCCに
よりチャージアップされており、ATD信号=Hレベル
(非活性レベル)にリセットされている。
pMOSトランジスタ8、9を介して電源電圧VCCに
よりチャージアップされており、ATD信号=Hレベル
(非活性レベル)にリセットされている。
【0014】この状態から、図22に示すように、アド
レス信号AIN=Lレベル、反転アドレス信号/AIN
=Hレベルに遷移すると、pMOSトランジスタ6=O
N、pMOSトランジスタ8=OFF、nMOSトラン
ジスタ11=ON、nMOSトランジスタ13=OFF
となる。
レス信号AIN=Lレベル、反転アドレス信号/AIN
=Hレベルに遷移すると、pMOSトランジスタ6=O
N、pMOSトランジスタ8=OFF、nMOSトラン
ジスタ11=ON、nMOSトランジスタ13=OFF
となる。
【0015】しかし、この場合、インバータ2個分の遅
延時間2TDが経過するまでは、インバータ2の出力=
Hレベル、インバータ4の出力=Lレベルが維持され、
pMOSトランジスタ7=OFF、pMOSトランジス
タ9=ON、nMOSトランジスタ10=ON、nMO
Sトランジスタ12=OFFの状態が維持される。
延時間2TDが経過するまでは、インバータ2の出力=
Hレベル、インバータ4の出力=Lレベルが維持され、
pMOSトランジスタ7=OFF、pMOSトランジス
タ9=ON、nMOSトランジスタ10=ON、nMO
Sトランジスタ12=OFFの状態が維持される。
【0016】したがって、この場合には、ノード14
は、nMOSトランジスタ10、11を介してディスチ
ャージされ、ATD信号=Lレベル(活性レベル)にセ
ットされる。
は、nMOSトランジスタ10、11を介してディスチ
ャージされ、ATD信号=Lレベル(活性レベル)にセ
ットされる。
【0017】その後、インバータ2個分の遅延時間2T
Dが経過すると、図23に示すように、インバータ2の
出力=Lレベル、インバータ4の出力=Hレベルとな
り、pMOSトランジスタ7=ON、pMOSトランジ
スタ9=OFF、nMOSトランジスタ10=OFF、
nMOSトランジスタ12=ONとなる。
Dが経過すると、図23に示すように、インバータ2の
出力=Lレベル、インバータ4の出力=Hレベルとな
り、pMOSトランジスタ7=ON、pMOSトランジ
スタ9=OFF、nMOSトランジスタ10=OFF、
nMOSトランジスタ12=ONとなる。
【0018】したがって、この場合には、ノード14
は、pMOSトランジスタ6、7を介して電源電圧VC
Cによりチャージアップされ、ATD信号=Hレベル
(非活性レベル)にリセットされる。
は、pMOSトランジスタ6、7を介して電源電圧VC
Cによりチャージアップされ、ATD信号=Hレベル
(非活性レベル)にリセットされる。
【0019】その後、図24に示すように、アドレス信
号AIN=Hレベル、反転アドレス信号/AIN=Lレ
ベルに遷移すると、pMOSトランジスタ6=OFF、
pMOSトランジスタ8=ON、nMOSトランジスタ
11=OFF、nMOSトランジスタ13=ONとな
る。
号AIN=Hレベル、反転アドレス信号/AIN=Lレ
ベルに遷移すると、pMOSトランジスタ6=OFF、
pMOSトランジスタ8=ON、nMOSトランジスタ
11=OFF、nMOSトランジスタ13=ONとな
る。
【0020】しかし、この場合、インバータ2個分の遅
延時間2TDが経過するまでは、インバータ2の出力=
Lレベル、インバータ4の出力=Hレベルが維持され、
pMOSトランジスタ7=ON、pMOSトランジスタ
9=OFF、nMOSトランジスタ10=OFF、nM
OSトランジスタ12=ONの状態が維持される。
延時間2TDが経過するまでは、インバータ2の出力=
Lレベル、インバータ4の出力=Hレベルが維持され、
pMOSトランジスタ7=ON、pMOSトランジスタ
9=OFF、nMOSトランジスタ10=OFF、nM
OSトランジスタ12=ONの状態が維持される。
【0021】したがって、この場合には、ノード14
は、nMOSトランジスタ12、13を介してディスチ
ャージされ、ATD信号=Lレベル(活性レベル)にセ
ットされる。
は、nMOSトランジスタ12、13を介してディスチ
ャージされ、ATD信号=Lレベル(活性レベル)にセ
ットされる。
【0022】その後、インバータ2個分の遅延時間2T
Dが経過すると、図25に示すように、インバータ2の
出力=Hレベル、インバータ4の出力=Lレベルにな
り、pMOSトランジスタ7=OFF、pMOSトラン
ジスタ9=ON、nMOSトランジスタ10=ON、n
MOSトランジスタ12=OFFとなる。
Dが経過すると、図25に示すように、インバータ2の
出力=Hレベル、インバータ4の出力=Lレベルにな
り、pMOSトランジスタ7=OFF、pMOSトラン
ジスタ9=ON、nMOSトランジスタ10=ON、n
MOSトランジスタ12=OFFとなる。
【0023】したがって、この場合には、ノード14
は、pMOSトランジスタ8、9を介して電源電圧VC
Cによりチャージアップされ、ATD信号=Hレベル
(非活性レベル)にリセットされる。
は、pMOSトランジスタ8、9を介して電源電圧VC
Cによりチャージアップされ、ATD信号=Hレベル
(非活性レベル)にリセットされる。
【0024】このように、図19に示すATDにおいて
は、図20に示すように、アドレス信号AIN及び反転
アドレス信号/AINがインバータ2個分の遅延時間2
TD以上の時間間隔で遷移すると、ATD信号は、イン
バータ2個分の遅延時間2TDの間、Lレベル(活性レ
ベル)にセットされ、その後、Hレベル(活性レベル)
にリセットされる。
は、図20に示すように、アドレス信号AIN及び反転
アドレス信号/AINがインバータ2個分の遅延時間2
TD以上の時間間隔で遷移すると、ATD信号は、イン
バータ2個分の遅延時間2TDの間、Lレベル(活性レ
ベル)にセットされ、その後、Hレベル(活性レベル)
にリセットされる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】図26及び図27〜図
31は、それぞれ、図19に示すATDが有する問題点
を説明するための波形図及び回路図であり、ノイズ等に
より短い時間間隔でアドレス信号AIN及び反転アドレ
ス信号/AINが遷移する場合を示している。
31は、それぞれ、図19に示すATDが有する問題点
を説明するための波形図及び回路図であり、ノイズ等に
より短い時間間隔でアドレス信号AIN及び反転アドレ
ス信号/AINが遷移する場合を示している。
【0026】ここに、図27に示すように、アドレス信
号AIN=Hレベル、反転アドレス信号/AIN=Lレ
ベルで安定している場合には、インバータ2の出力=H
レベル、インバータ4の出力=Lレベルとなっている。
号AIN=Hレベル、反転アドレス信号/AIN=Lレ
ベルで安定している場合には、インバータ2の出力=H
レベル、インバータ4の出力=Lレベルとなっている。
【0027】この結果、pMOSトランジスタ6、7=
OFF、pMOSトランジスタ8、9=ON、nMOS
トランジスタ10、13=ON、nMOSトランジスタ
11、12=OFFとなっている。
OFF、pMOSトランジスタ8、9=ON、nMOS
トランジスタ10、13=ON、nMOSトランジスタ
11、12=OFFとなっている。
【0028】したがって、この場合には、ノード14は
pMOSトランジスタ8、9を介して電源電圧VCCに
よりチャージアップされており、ATD信号=Hレベル
(非活性レベル)にリセットされている。
pMOSトランジスタ8、9を介して電源電圧VCCに
よりチャージアップされており、ATD信号=Hレベル
(非活性レベル)にリセットされている。
【0029】この状態から、図28に示すように、アド
レス信号AIN=Lレベル、反転アドレス信号/AIN
=Hレベルに遷移すると、pMOSトランジスタ6=O
N、pMOSトランジスタ8=OFF、nMOSトラン
ジスタ11=ON、nMOSトランジスタ13=OFF
となる。
レス信号AIN=Lレベル、反転アドレス信号/AIN
=Hレベルに遷移すると、pMOSトランジスタ6=O
N、pMOSトランジスタ8=OFF、nMOSトラン
ジスタ11=ON、nMOSトランジスタ13=OFF
となる。
【0030】しかし、この場合、インバータ2個分の遅
延時間2TDが経過するまでは、インバータ2の出力=
Hレベル、インバータ4の出力=Lレベルが維持され、
pMOSトランジスタ7=OFF、pMOSトランジス
タ9=ON、nMOSトランジスタ10=ON、nMO
Sトランジスタ12=OFFの状態が維持される。
延時間2TDが経過するまでは、インバータ2の出力=
Hレベル、インバータ4の出力=Lレベルが維持され、
pMOSトランジスタ7=OFF、pMOSトランジス
タ9=ON、nMOSトランジスタ10=ON、nMO
Sトランジスタ12=OFFの状態が維持される。
【0031】したがって、この場合には、ノード14
は、nMOSトランジスタ10、11を介してディスチ
ャージされ、ATD信号=Lレベル(活性レベル)にセ
ットされる。
は、nMOSトランジスタ10、11を介してディスチ
ャージされ、ATD信号=Lレベル(活性レベル)にセ
ットされる。
【0032】その後、図29に示すように、インバータ
2個分の遅延時間2TDが経過する前に、アドレス信号
AIN=Hレベル、反転アドレス信号/AIN=Lレベ
ルに遷移すると、pMOSトランジスタ6=OFF、p
MOSトランジスタ8=ON、nMOSトランジスタ1
1=OFF、nMOSトランジスタ13=ONとなる
が、pMOSトランジスタ7=OFF、pMOSトラン
ジスタ9=ON、nMOSトランジスタ10=ON、n
MOSトランジスタ12=OFFの状態は維持される。
2個分の遅延時間2TDが経過する前に、アドレス信号
AIN=Hレベル、反転アドレス信号/AIN=Lレベ
ルに遷移すると、pMOSトランジスタ6=OFF、p
MOSトランジスタ8=ON、nMOSトランジスタ1
1=OFF、nMOSトランジスタ13=ONとなる
が、pMOSトランジスタ7=OFF、pMOSトラン
ジスタ9=ON、nMOSトランジスタ10=ON、n
MOSトランジスタ12=OFFの状態は維持される。
【0033】したがって、この場合には、ノード14
は、pMOSトランジスタ8、9を介して電源電圧VC
Cによりチャージアップされ、ATD信号=Hレベル
(非活性レベル)にリセットされる。
は、pMOSトランジスタ8、9を介して電源電圧VC
Cによりチャージアップされ、ATD信号=Hレベル
(非活性レベル)にリセットされる。
【0034】その後、インバータ2個分の遅延時間2T
Dが経過すると、図30に示すように、インバータ2の
出力=Lレベル、インバータ4の出力=Hレベルとな
り、pMOSトランジスタ7=ON、pMOSトランジ
スタ9=OFF、nMOSトランジスタ10=OFF、
nMOSトランジスタ12=ONとなる。
Dが経過すると、図30に示すように、インバータ2の
出力=Lレベル、インバータ4の出力=Hレベルとな
り、pMOSトランジスタ7=ON、pMOSトランジ
スタ9=OFF、nMOSトランジスタ10=OFF、
nMOSトランジスタ12=ONとなる。
【0035】この結果、この場合には、ノード14は、
nMOSトランジスタ12、13を介してディスチャー
ジされ、ATD信号=Lレベル(活性レベル)にセット
される。
nMOSトランジスタ12、13を介してディスチャー
ジされ、ATD信号=Lレベル(活性レベル)にセット
される。
【0036】その後、図31に示すように、直ちに、イ
ンバータ2の出力=Hレベル、インバータ4の出力=L
レベルとなり、pMOSトランジスタ7=OFF、pM
OSトランジスタ9=ON、nMOSトランジスタ10
=ON、nMOSトランジスタ12=OFFとなる。
ンバータ2の出力=Hレベル、インバータ4の出力=L
レベルとなり、pMOSトランジスタ7=OFF、pM
OSトランジスタ9=ON、nMOSトランジスタ10
=ON、nMOSトランジスタ12=OFFとなる。
【0037】したがって、この場合には、ノード14
は、pMOSトランジスタ8、9を介して電源電圧VC
Cによりチャージアップされ、ATD信号=Hレベル
(非活性レベル)にリセットされる。
は、pMOSトランジスタ8、9を介して電源電圧VC
Cによりチャージアップされ、ATD信号=Hレベル
(非活性レベル)にリセットされる。
【0038】このように、図19に示すATDにおいて
は、図26に示すように、ノイズ等により短い時間間隔
で、アドレス信号AINがHレベル→Lレベル→Hレベ
ルと遷移すると共に、反転アドレス信号/AINがLレ
ベル→Hレベル→Lレベルと遷移すると、Lレベル幅
(活性レベル幅)の短いATD信号が出力されてしま
い、このATDを内蔵するDRAMにおいては、誤動作
が発生してしまう場合があるという問題点があった。
は、図26に示すように、ノイズ等により短い時間間隔
で、アドレス信号AINがHレベル→Lレベル→Hレベ
ルと遷移すると共に、反転アドレス信号/AINがLレ
ベル→Hレベル→Lレベルと遷移すると、Lレベル幅
(活性レベル幅)の短いATD信号が出力されてしま
い、このATDを内蔵するDRAMにおいては、誤動作
が発生してしまう場合があるという問題点があった。
【0039】ノイズ等により短い時間間隔で、アドレス
信号AINがLレベル→Hレベル→Lレベルと遷移する
と共に、反転アドレス信号/AINがHレベル→Lレベ
ル→Hレベルと遷移する場合においても、同様である。
信号AINがLレベル→Hレベル→Lレベルと遷移する
と共に、反転アドレス信号/AINがHレベル→Lレベ
ル→Hレベルと遷移する場合においても、同様である。
【0040】本発明は、かかる点に鑑み、ノイズ等によ
り短い時間間隔でアドレス信号が遷移する場合において
も、活性レベル幅の十分なATD信号を出力し、活性レ
ベル幅の不十分なATD信号が出力されることにより発
生する誤動作を回避することができるようにしたATD
を提供することを目的とする。
り短い時間間隔でアドレス信号が遷移する場合において
も、活性レベル幅の十分なATD信号を出力し、活性レ
ベル幅の不十分なATD信号が出力されることにより発
生する誤動作を回避することができるようにしたATD
を提供することを目的とする。
【0041】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、本発明によるATDは、アドレス信号を入力
信号、第1のATD信号を出力信号とするATD16
と、アドレス信号を入力信号、第2のATD信号を出力
信号とするATD17と、第1、第2のATD信号を第
1、第2の入力信号、第3のATD信号を出力信号とす
る論理回路18とを設け、第3のATD信号を正規のA
TD信号として出力するものである。
図であり、本発明によるATDは、アドレス信号を入力
信号、第1のATD信号を出力信号とするATD16
と、アドレス信号を入力信号、第2のATD信号を出力
信号とするATD17と、第1、第2のATD信号を第
1、第2の入力信号、第3のATD信号を出力信号とす
る論理回路18とを設け、第3のATD信号を正規のA
TD信号として出力するものである。
【0042】ここに、ATD16は、アドレス信号が遷
移するごとに、第1のATD信号を活性レベルにするも
のである。
移するごとに、第1のATD信号を活性レベルにするも
のである。
【0043】また、ATD17は、アドレス信号が遷移
すると、第2のATD信号を活性レベルにし、その後、
アドレス信号の遷移に関係なく、所定の時間が経過する
と、第2のATD信号を非活性レベルにするものであ
る。なお、ATD信号として誤動作を招かない十分な任
意の活性レベル幅が所定の時間とされる。
すると、第2のATD信号を活性レベルにし、その後、
アドレス信号の遷移に関係なく、所定の時間が経過する
と、第2のATD信号を非活性レベルにするものであ
る。なお、ATD信号として誤動作を招かない十分な任
意の活性レベル幅が所定の時間とされる。
【0044】また、論理回路18は、第1、第2のAT
D信号のいずれか又は両方が活性レベルにある場合に
は、第3のATD信号を活性レベルにし、第1、第2の
ATD信号が非活性レベルにある場合には、第3のAT
D信号を非活性レベルにするものである。
D信号のいずれか又は両方が活性レベルにある場合に
は、第3のATD信号を活性レベルにし、第1、第2の
ATD信号が非活性レベルにある場合には、第3のAT
D信号を非活性レベルにするものである。
【0045】
【作用】本発明においては、所定の時間以上の時間間隔
でアドレス信号が遷移する場合には、ATD16、17
は、それぞれ、活性レベル幅を十分とする第1、第2の
ATD信号を出力し、論理回路18は、活性レベル幅を
十分とする第3のATD信号を出力する。
でアドレス信号が遷移する場合には、ATD16、17
は、それぞれ、活性レベル幅を十分とする第1、第2の
ATD信号を出力し、論理回路18は、活性レベル幅を
十分とする第3のATD信号を出力する。
【0046】また、ノイズ等により短い時間間隔でアド
レス信号がHレベル→Lレベル→Hレベル又はLレベル
→Hレベル→Lレベルと遷移した場合、ATD16が、
この遷移の時間間隔を活性レベル幅とする第1のATD
信号を出力してしまう場合であっても、ATD17は、
この遷移の時間間隔に関係なく、所定の時間を活性レベ
ル幅とする第2のATD信号を出力するので、論理回路
18は、所定の時間を活性レベル幅とする第3のATD
信号を出力する。
レス信号がHレベル→Lレベル→Hレベル又はLレベル
→Hレベル→Lレベルと遷移した場合、ATD16が、
この遷移の時間間隔を活性レベル幅とする第1のATD
信号を出力してしまう場合であっても、ATD17は、
この遷移の時間間隔に関係なく、所定の時間を活性レベ
ル幅とする第2のATD信号を出力するので、論理回路
18は、所定の時間を活性レベル幅とする第3のATD
信号を出力する。
【0047】
【実施例】以下、図2〜図18を参照して、本発明の第
1実施例及び第2実施例、並びに、これら実施例の使用
例について説明する。なお、図2において、図19に対
応する部分には同一符号を付し、その重複説明は省略す
る。
1実施例及び第2実施例、並びに、これら実施例の使用
例について説明する。なお、図2において、図19に対
応する部分には同一符号を付し、その重複説明は省略す
る。
【0048】第1実施例・・図2〜図16 図2は本発明の第1実施例の構成を示す回路図であり、
図中、20は図19に示すATD(以下、スタティック
型ATDという)である。
図中、20は図19に示すATD(以下、スタティック
型ATDという)である。
【0049】また、21はATD20と回路構成を異に
するATD(以下、ダイナミック型ATDという)であ
り、22は電源電圧VCCを供給するVCC電源線であ
る。
するATD(以下、ダイナミック型ATDという)であ
り、22は電源電圧VCCを供給するVCC電源線であ
る。
【0050】また、23、24はアドレス信号AINを
遅延するインバータ、25、26は反転アドレス信号/
AINを遅延するインバータ、27、28はノード29
に得られるATD信号(以下、ATD信号Bという)を
遅延するインバータであり、これらインバータ23〜2
8は、遅延時間TDをインバータ1〜4と同一とされて
いる。
遅延するインバータ、25、26は反転アドレス信号/
AINを遅延するインバータ、27、28はノード29
に得られるATD信号(以下、ATD信号Bという)を
遅延するインバータであり、これらインバータ23〜2
8は、遅延時間TDをインバータ1〜4と同一とされて
いる。
【0051】また、30はアドレス信号AINによりO
N、OFFが制御されるnMOSトランジスタ、31は
反転アドレス信号/AINによりON、OFFが制御さ
れるnMOSトランジスタである。
N、OFFが制御されるnMOSトランジスタ、31は
反転アドレス信号/AINによりON、OFFが制御さ
れるnMOSトランジスタである。
【0052】また、32はインバータ24の出力により
ON、OFFが制御されるnMOSトランジスタ、33
はインバータ26の出力によりON、OFFが制御され
るnMOSトランジスタ、34はインバータ28の出力
によりON、OFFが制御されるpMOSトランジスタ
である。
ON、OFFが制御されるnMOSトランジスタ、33
はインバータ26の出力によりON、OFFが制御され
るnMOSトランジスタ、34はインバータ28の出力
によりON、OFFが制御されるpMOSトランジスタ
である。
【0053】なお、インバータ27は、ノード29のレ
ベルが電源電圧VCCからpMOSトランジスタ34の
スレッショルド電圧分だけ低い電圧をスレッショルド電
圧とするものである。
ベルが電源電圧VCCからpMOSトランジスタ34の
スレッショルド電圧分だけ低い電圧をスレッショルド電
圧とするものである。
【0054】また、35はスタティック型ATD20か
ら出力されるATD信号(以下、ATD信号Aという)
と、ダイナミック型ATD21から出力されるATD信
号BとをAND処理し、この回路のATD信号(以下、
ATD信号Cという)を出力するAND回路である。
ら出力されるATD信号(以下、ATD信号Aという)
と、ダイナミック型ATD21から出力されるATD信
号BとをAND処理し、この回路のATD信号(以下、
ATD信号Cという)を出力するAND回路である。
【0055】なお、このAND回路35は、電源電圧V
CCからpMOSトランジスタ34のスレッショルド電
圧分だけ低い電圧よりも更に低い電圧をスレッショルド
電圧とするものである。
CCからpMOSトランジスタ34のスレッショルド電
圧分だけ低い電圧よりも更に低い電圧をスレッショルド
電圧とするものである。
【0056】図3及び図4〜図15は、それぞれ、アド
レス信号AIN及び反転アドレス信号/AINがインバ
ータ2個分の遅延時間2TD以上の時間間隔で遷移する
場合のダイナミック型ATD21の動作を説明するため
の波形図及び回路図である。
レス信号AIN及び反転アドレス信号/AINがインバ
ータ2個分の遅延時間2TD以上の時間間隔で遷移する
場合のダイナミック型ATD21の動作を説明するため
の波形図及び回路図である。
【0057】ここに、図4に示すように、アドレス信号
AIN=Hレベル、反転アドレス信号/AIN=Lレベ
ルで安定している場合には、nMOSトランジスタ3
0、32=ON、nMOSトランジスタ31、33=O
FFとなっている。
AIN=Hレベル、反転アドレス信号/AIN=Lレベ
ルで安定している場合には、nMOSトランジスタ3
0、32=ON、nMOSトランジスタ31、33=O
FFとなっている。
【0058】この場合には、pMOSトランジスタ34
は、ON、OFF動作を繰り返し、ノード29はpMO
Sトランジスタ34を介して電源電圧VCCによりチャ
ージアップされ、その電位をVCC〜VCC−|Vth-p
|(但し、Vth-pはpMOSトランジスタ34のスレッ
ショルド電圧)とされ、ATD信号B=Hレベルの状態
が維持されている。
は、ON、OFF動作を繰り返し、ノード29はpMO
Sトランジスタ34を介して電源電圧VCCによりチャ
ージアップされ、その電位をVCC〜VCC−|Vth-p
|(但し、Vth-pはpMOSトランジスタ34のスレッ
ショルド電圧)とされ、ATD信号B=Hレベルの状態
が維持されている。
【0059】この状態から、図5に示すように、アドレ
ス信号AIN=Lレベル、反転アドレス信号/AIN=
Hレベルに遷移すると、nMOSトランジスタ30=O
FF、nMOSトランジスタ31=ONとなる。
ス信号AIN=Lレベル、反転アドレス信号/AIN=
Hレベルに遷移すると、nMOSトランジスタ30=O
FF、nMOSトランジスタ31=ONとなる。
【0060】しかし、この場合、インバータ2個分の遅
延時間2TDが経過するまでは、インバータ24の出力
=Hレベル、インバータ26の出力=Lレベルが維持さ
れ、nMOSトランジスタ32=ON、nMOSトラン
ジスタ33=OFFの状態が維持される。
延時間2TDが経過するまでは、インバータ24の出力
=Hレベル、インバータ26の出力=Lレベルが維持さ
れ、nMOSトランジスタ32=ON、nMOSトラン
ジスタ33=OFFの状態が維持される。
【0061】この結果、この場合には、ノード29は、
nMOSトランジスタ32、31を介してディスチャー
ジされ、ATD信号B=Lレベル(活性レベル)にセッ
トされる。
nMOSトランジスタ32、31を介してディスチャー
ジされ、ATD信号B=Lレベル(活性レベル)にセッ
トされる。
【0062】そして、インバータ2個分の遅延時間2T
Dが経過すると、図6に示すように、インバータ24の
出力=Lレベル、インバータ26の出力=Hレベル、イ
ンバータ28の出力=Lレベルとなり、nMOSトラン
ジスタ32=OFF、nMOSトランジスタ33=O
N、pMOSトランジスタ34=ONとなる。
Dが経過すると、図6に示すように、インバータ24の
出力=Lレベル、インバータ26の出力=Hレベル、イ
ンバータ28の出力=Lレベルとなり、nMOSトラン
ジスタ32=OFF、nMOSトランジスタ33=O
N、pMOSトランジスタ34=ONとなる。
【0063】したがって、この場合には、ノード29
は、pMOSトランジスタ34を介して電源電圧VCC
によりチャージアップされ、ATD信号B=Hレベル
(非活性レベル)にリセットされる。
は、pMOSトランジスタ34を介して電源電圧VCC
によりチャージアップされ、ATD信号B=Hレベル
(非活性レベル)にリセットされる。
【0064】その後、図7に示すように、アドレス信号
AIN=Hレベル、反転アドレス信号/AIN=Lレベ
ルに遷移すると、nMOSトランジスタ30=ON、n
MOSトランジスタ31=OFFとなる。
AIN=Hレベル、反転アドレス信号/AIN=Lレベ
ルに遷移すると、nMOSトランジスタ30=ON、n
MOSトランジスタ31=OFFとなる。
【0065】しかし、この場合、インバータ2個分の遅
延時間2TDが経過するまでは、インバータ24の出力
=Lレベル、インバータ26の出力=Hレベルが維持さ
れ、nMOSトランジスタ32=OFF、nMOSトラ
ンジスタ33=ONの状態が維持される。
延時間2TDが経過するまでは、インバータ24の出力
=Lレベル、インバータ26の出力=Hレベルが維持さ
れ、nMOSトランジスタ32=OFF、nMOSトラ
ンジスタ33=ONの状態が維持される。
【0066】したがって、この場合には、ノード29
は、nMOSトランジスタ33、30を介してディスチ
ャージされ、ATD信号B=Lレベル(活性レベル)に
セットされる。
は、nMOSトランジスタ33、30を介してディスチ
ャージされ、ATD信号B=Lレベル(活性レベル)に
セットされる。
【0067】そして、ATD信号Bが図6に示したよう
にHレベル(非活性レベル)に遷移した時から、インバ
ータ2個分の遅延時間2TDが経過すると、図8に示す
ように、インバータ28の出力=Hレベルとなり、pM
OSトランジスタ34=OFFとなる。
にHレベル(非活性レベル)に遷移した時から、インバ
ータ2個分の遅延時間2TDが経過すると、図8に示す
ように、インバータ28の出力=Hレベルとなり、pM
OSトランジスタ34=OFFとなる。
【0068】その後、アドレス信号AINが図7に示し
たようにHレベルになった時からインバータ2個分の遅
延時間2TDが経過すると、図9に示すように、インバ
ータ24の出力=Hレベル、インバータ26の出力=L
レベル、インバータ28の出力=Lレベルとなり、nM
OSトランジスタ32=ON、nMOSトランジスタ3
3=OFF、pMOSトランジスタ34=ONとなる。
たようにHレベルになった時からインバータ2個分の遅
延時間2TDが経過すると、図9に示すように、インバ
ータ24の出力=Hレベル、インバータ26の出力=L
レベル、インバータ28の出力=Lレベルとなり、nM
OSトランジスタ32=ON、nMOSトランジスタ3
3=OFF、pMOSトランジスタ34=ONとなる。
【0069】したがって、この場合には、ノード29
は、pMOSトランジスタ34を介して電源電圧VCC
によりチャージアップされ、ATD信号B=Hレベル
(非活性レベル)となる。
は、pMOSトランジスタ34を介して電源電圧VCC
によりチャージアップされ、ATD信号B=Hレベル
(非活性レベル)となる。
【0070】このように、アドレス信号AIN及び反転
アドレス信号/AINの遷移がインバータ2個分の遅延
時間2TD以上の時間間隔で行われる場合には、図3に
示すように、アドレス信号AIN及び反転アドレス信号
/AINが遷移するごとに、ATD信号Bは、インバー
タ2個分の遅延時間2TDの間、Lレベル(活性レベ
ル)とされる。
アドレス信号/AINの遷移がインバータ2個分の遅延
時間2TD以上の時間間隔で行われる場合には、図3に
示すように、アドレス信号AIN及び反転アドレス信号
/AINが遷移するごとに、ATD信号Bは、インバー
タ2個分の遅延時間2TDの間、Lレベル(活性レベ
ル)とされる。
【0071】また、図10及び図11〜図15は、それ
ぞれ、ノイズ等により短い時間間隔でアドレス信号AI
N及び反転アドレス信号/AINが遷移する場合におけ
るダイナミック型ATD21の動作を説明するための波
形図及び回路図である。
ぞれ、ノイズ等により短い時間間隔でアドレス信号AI
N及び反転アドレス信号/AINが遷移する場合におけ
るダイナミック型ATD21の動作を説明するための波
形図及び回路図である。
【0072】ここに、図11に示すように、アドレス信
号AIN=Hレベル、反転アドレス信号/AIN=Lレ
ベルで安定している場合には、nMOSトランジスタ3
0、32=ON、nMOSトランジスタ31、33=O
FFとなっている。
号AIN=Hレベル、反転アドレス信号/AIN=Lレ
ベルで安定している場合には、nMOSトランジスタ3
0、32=ON、nMOSトランジスタ31、33=O
FFとなっている。
【0073】この場合には、pMOSトランジスタ34
は、ON、OFF動作を繰り返し、ノード29はpMO
Sトランジスタ34を介して電源電圧VCCによりチャ
ージアップされ、その電位をVCC〜VCC−|Vth-p
|とされ、ATD信号B=Hレベルの状態が維持されて
いる。
は、ON、OFF動作を繰り返し、ノード29はpMO
Sトランジスタ34を介して電源電圧VCCによりチャ
ージアップされ、その電位をVCC〜VCC−|Vth-p
|とされ、ATD信号B=Hレベルの状態が維持されて
いる。
【0074】この状態から、図12に示すように、アド
レス信号AIN=Lレベル、反転アドレス信号/AIN
=Hレベルに遷移すると、nMOSトランジスタ30=
OFF、nMOSトランジスタ31=ONとなる。
レス信号AIN=Lレベル、反転アドレス信号/AIN
=Hレベルに遷移すると、nMOSトランジスタ30=
OFF、nMOSトランジスタ31=ONとなる。
【0075】しかし、インバータ2個分の遅延時間2T
Dが経過するまでは、インバータ24の出力=Hレベ
ル、インバータ26の出力=Lレベルが維持されるの
で、nMOSトランジスタ32=ON、nMOSトラン
ジスタ33=OFFの状態が維持される。
Dが経過するまでは、インバータ24の出力=Hレベ
ル、インバータ26の出力=Lレベルが維持されるの
で、nMOSトランジスタ32=ON、nMOSトラン
ジスタ33=OFFの状態が維持される。
【0076】この結果、この場合には、ノード29は、
nMOSトランジスタ32、31を介してデスチャージ
され、ATD信号B=Lレベル(活性レベル)にセット
される。
nMOSトランジスタ32、31を介してデスチャージ
され、ATD信号B=Lレベル(活性レベル)にセット
される。
【0077】次に、インバータ2個分の遅延時間2TD
が経過する前に、図13に示すように、アドレス信号A
IN=Hレベル、反転アドレス信号/AIN=Lレベル
に遷移すると、nMOSトランジスタ30=ON、nM
OSトランジスタ31=OFFとなるが、インバータ2
4の出力=Hレベル、インバータ26の出力=Lレベ
ル、nMOSトランジスタ32=ON、nMOSトラン
ジスタ33=OFFで、ATD信号B=Lレベル(活性
状態)の状態が維持される。
が経過する前に、図13に示すように、アドレス信号A
IN=Hレベル、反転アドレス信号/AIN=Lレベル
に遷移すると、nMOSトランジスタ30=ON、nM
OSトランジスタ31=OFFとなるが、インバータ2
4の出力=Hレベル、インバータ26の出力=Lレベ
ル、nMOSトランジスタ32=ON、nMOSトラン
ジスタ33=OFFで、ATD信号B=Lレベル(活性
状態)の状態が維持される。
【0078】その後、図12に示すように、アドレス信
号AINがHレベルからLレベルに遷移すると共に、反
転アドレス信号/AINがLレベルからHレベルに反転
した時からインバータ2個分の遅延時間2TDが経過す
ると、図14に示すように、インバータ24の出力=L
レベル、インバータ26の出力=Hレベル、インバータ
28の出力=Lレベルになり、nMOSトランジスタ3
2=OFF、nMOSトランジスタ33=ON、pMO
Sトランジスタ34=ONとなる。
号AINがHレベルからLレベルに遷移すると共に、反
転アドレス信号/AINがLレベルからHレベルに反転
した時からインバータ2個分の遅延時間2TDが経過す
ると、図14に示すように、インバータ24の出力=L
レベル、インバータ26の出力=Hレベル、インバータ
28の出力=Lレベルになり、nMOSトランジスタ3
2=OFF、nMOSトランジスタ33=ON、pMO
Sトランジスタ34=ONとなる。
【0079】この場合、このように、pMOSトランジ
スタ34=ONとなるが、nMOSトランジスタ33、
30=ONとなるので、ノード29は、nMOSトラン
ジスタ33、30を介してディスチャージされ、ATD
信号B=Lレベル(活性レベル)の状態が維持される。
スタ34=ONとなるが、nMOSトランジスタ33、
30=ONとなるので、ノード29は、nMOSトラン
ジスタ33、30を介してディスチャージされ、ATD
信号B=Lレベル(活性レベル)の状態が維持される。
【0080】その後、直ちに、図15に示すように、イ
ンバータ24の出力=Hレベル、インバータ26の出力
=Lレベル、nMOSトランジスタ32=ON、nMO
Sトランジスタ33=OFFとなる。
ンバータ24の出力=Hレベル、インバータ26の出力
=Lレベル、nMOSトランジスタ32=ON、nMO
Sトランジスタ33=OFFとなる。
【0081】したがって、この場合には、ノード29
は、pMOSトランジスタ34を介して電源電圧VCC
によりチャージアップされ、ATD信号B=Hレベル
(非活性レベル)にリセットされる。
は、pMOSトランジスタ34を介して電源電圧VCC
によりチャージアップされ、ATD信号B=Hレベル
(非活性レベル)にリセットされる。
【0082】このように、ダイナミック型ATD21
は、図10に示すように、ノイズ等により短い時間間隔
で、アドレス信号AINがHレベル→Lレベル→Hレベ
ルと遷移すると共に、反転アドレス信号/AINがLレ
ベル→Hレベル→Lレベルと遷移する場合においても、
インバータ2個分の遅延時間2TDにアドレス信号AI
Nの遷移の時間間隔αを加算した時間2TD+αを活性
レベルとするATD信号Bを出力する。
は、図10に示すように、ノイズ等により短い時間間隔
で、アドレス信号AINがHレベル→Lレベル→Hレベ
ルと遷移すると共に、反転アドレス信号/AINがLレ
ベル→Hレベル→Lレベルと遷移する場合においても、
インバータ2個分の遅延時間2TDにアドレス信号AI
Nの遷移の時間間隔αを加算した時間2TD+αを活性
レベルとするATD信号Bを出力する。
【0083】ノイズ等により短い時間間隔で、アドレス
信号AINがLレベル→Hレベル→Lレベルと遷移する
と共に、反転アドレス信号/AINがHレベル→Lレベ
ル→Hレベルと遷移する場合においても、同様である。
信号AINがLレベル→Hレベル→Lレベルと遷移する
と共に、反転アドレス信号/AINがHレベル→Lレベ
ル→Hレベルと遷移する場合においても、同様である。
【0084】したがって、スタティック型ATD20
と、ダイナミック型ATD21と、AND回路35とを
設けてなる第1実施例は、図16に波形図を示すように
動作することになる。
と、ダイナミック型ATD21と、AND回路35とを
設けてなる第1実施例は、図16に波形図を示すように
動作することになる。
【0085】ここに、図16Aはアドレス信号AIN及
び反転アドレス信号/AINがインバータ2個分の遅延
時間2TD以上の時間間隔で遷移する場合、図16Bは
ノイズ等により短い時間間隔でアドレス信号AIN及び
反転アドレス信号/AINが遷移する場合を示してい
る。
び反転アドレス信号/AINがインバータ2個分の遅延
時間2TD以上の時間間隔で遷移する場合、図16Bは
ノイズ等により短い時間間隔でアドレス信号AIN及び
反転アドレス信号/AINが遷移する場合を示してい
る。
【0086】即ち、アドレス信号AIN及び反転アドレ
ス信号/AINがインバータ2個分の遅延時間2TD以
上の時間間隔で遷移する場合には、スタティック型AT
D20及びダイナミック型ATD21は、それぞれ、イ
ンバータ2個分の遅延時間2TDをLレベル(活性レベ
ル)とするATD信号A、ATD信号Bを出力するの
で、インバータ2個分の遅延時間2TDをLレベル(活
性レベル)とするATD信号Cを得ることができる。
ス信号/AINがインバータ2個分の遅延時間2TD以
上の時間間隔で遷移する場合には、スタティック型AT
D20及びダイナミック型ATD21は、それぞれ、イ
ンバータ2個分の遅延時間2TDをLレベル(活性レベ
ル)とするATD信号A、ATD信号Bを出力するの
で、インバータ2個分の遅延時間2TDをLレベル(活
性レベル)とするATD信号Cを得ることができる。
【0087】また、ノイズ等により短い時間間隔でアド
レス信号AIN及び反転アドレス信号/AINが遷移す
る場合には、スタティック型ATD20はLレベル幅
(活性レベル幅)の短いATD信号Aを出力してしまう
が、ダイナミック型ATD21はインバータ2個分の遅
延時間2TDにアドレス信号AINの遷移の時間間隔α
を加算した時間2TD+αをLレベル(活性レベル)と
するATD信号Bを出力するので、この場合にも、イン
バータ2個分の遅延時間2TDにアドレス信号AINの
遷移の時間間隔αを加算した時間2TD+αをLレベル
(活性レベル)とするATD信号Cを得ることができ
る。
レス信号AIN及び反転アドレス信号/AINが遷移す
る場合には、スタティック型ATD20はLレベル幅
(活性レベル幅)の短いATD信号Aを出力してしまう
が、ダイナミック型ATD21はインバータ2個分の遅
延時間2TDにアドレス信号AINの遷移の時間間隔α
を加算した時間2TD+αをLレベル(活性レベル)と
するATD信号Bを出力するので、この場合にも、イン
バータ2個分の遅延時間2TDにアドレス信号AINの
遷移の時間間隔αを加算した時間2TD+αをLレベル
(活性レベル)とするATD信号Cを得ることができ
る。
【0088】このように、この第1実施例によれば、ノ
イズ等により短い時間間隔で、アドレス信号AIN及び
反転アドレス信号/AINが遷移する場合においても、
インバータ2個分の遅延時間2TDにアドレス信号AI
Nの遷移の時間間隔αを加算した時間2TD+αをLレ
ベル(活性レベル)とするATD信号Cを得ることがで
きるので、Lレベル幅(活性レベル幅)の不十分なAT
D信号が出力されることにより発生する誤動作を回避す
ることができる。
イズ等により短い時間間隔で、アドレス信号AIN及び
反転アドレス信号/AINが遷移する場合においても、
インバータ2個分の遅延時間2TDにアドレス信号AI
Nの遷移の時間間隔αを加算した時間2TD+αをLレ
ベル(活性レベル)とするATD信号Cを得ることがで
きるので、Lレベル幅(活性レベル幅)の不十分なAT
D信号が出力されることにより発生する誤動作を回避す
ることができる。
【0089】なお、アドレス信号AIN及び反転アドレ
ス信号/AINが、インバータ2個分の遅延時間2TD
未満の間隔ではあるが、ある程度の時間間隔で連続して
遷移する場合には、ダイナミック型ATD21は、Lレ
ベル(活性レベル)の連続するATD信号Bを出力する
ことができないが、スタティック型ATD20は、Lレ
ベル(活性レベル)の連続するATD信号Aを出力する
ので、この場合においても、Lレベル幅(活性レベル
幅)の十分なATD信号Cを得ることができる。
ス信号/AINが、インバータ2個分の遅延時間2TD
未満の間隔ではあるが、ある程度の時間間隔で連続して
遷移する場合には、ダイナミック型ATD21は、Lレ
ベル(活性レベル)の連続するATD信号Bを出力する
ことができないが、スタティック型ATD20は、Lレ
ベル(活性レベル)の連続するATD信号Aを出力する
ので、この場合においても、Lレベル幅(活性レベル
幅)の十分なATD信号Cを得ることができる。
【0090】第2実施例・・図17 図17は本発明の第2実施例の構成を示す回路図であ
り、この第2実施例は、試験時、ダイナミック型ATD
21から出力されるATD信号BをHレベル(非活性レ
ベル)に固定することができるようにしたものである。
り、この第2実施例は、試験時、ダイナミック型ATD
21から出力されるATD信号BをHレベル(非活性レ
ベル)に固定することができるようにしたものである。
【0091】図中、37はダイナミック型ATD21か
ら出力されるATD信号BをHレベル(非活性レベル)
に固定するためのレベル固定回路であり、/ENは制御
信号、38は制御信号/ENを反転するインバータであ
る。
ら出力されるATD信号BをHレベル(非活性レベル)
に固定するためのレベル固定回路であり、/ENは制御
信号、38は制御信号/ENを反転するインバータであ
る。
【0092】また、39、40は制御信号/ENにより
ON、OFFが制御されるpMOSトランジスタ、4
1、42はインバータ38の出力によりON、OFFが
制御されるnMOSトランジスタ、43、44は制御信
号/ENによりON、OFFが制御されるnMOSトラ
ンジスタである。
ON、OFFが制御されるpMOSトランジスタ、4
1、42はインバータ38の出力によりON、OFFが
制御されるnMOSトランジスタ、43、44は制御信
号/ENによりON、OFFが制御されるnMOSトラ
ンジスタである。
【0093】ここに、制御信号/EN=Lレベルとする
場合、pMOSトランジスタ39、40=ON、nMO
Sトランジスタ41、42=ON、nMOSトランジス
タ43、44=OFFとなるので、ダイナミック型AT
D21にアドレス信号AIN及び反転アドレス信号/A
INを供給することができる。
場合、pMOSトランジスタ39、40=ON、nMO
Sトランジスタ41、42=ON、nMOSトランジス
タ43、44=OFFとなるので、ダイナミック型AT
D21にアドレス信号AIN及び反転アドレス信号/A
INを供給することができる。
【0094】これに対して、制御信号/EN=Hレベル
とする場合、pMOSトランジスタ39、40=OF
F、nMOSトランジスタ41、42=OFF、nMO
Sトランジスタ43、44=ONとなるので、ダイナミ
ック型ATD21の入力はLレベルに固定され、ダイナ
ミック型ATD21においては、図2に示すnMOSト
ランジスタ30、31=OFFとされ、ATD信号B=
Hレベル(非活性レベル)に固定される。
とする場合、pMOSトランジスタ39、40=OF
F、nMOSトランジスタ41、42=OFF、nMO
Sトランジスタ43、44=ONとなるので、ダイナミ
ック型ATD21の入力はLレベルに固定され、ダイナ
ミック型ATD21においては、図2に示すnMOSト
ランジスタ30、31=OFFとされ、ATD信号B=
Hレベル(非活性レベル)に固定される。
【0095】この第2実施例によれば、第1実施例と同
様に、ノイズ等により短い時間間隔でアドレス信号AI
N及び反転アドレス信号/AINが遷移する場合におい
ても、インバータ2個分の遅延時間2TDをLレベル
(活性レベル)とするATD信号Cを得ることができる
ので、Lレベル幅(活性レベル幅)の不十分なATD信
号が出力されることにより発生する誤動作を回避するこ
とができると共に、試験時、ダイナミック型ATD21
から出力されるATD信号BをHレベル(非活性レベ
ル)に固定し、スタティック型ATD20のみを動作さ
せて内部回路を試験することができるという格別の効果
を得ることができる。
様に、ノイズ等により短い時間間隔でアドレス信号AI
N及び反転アドレス信号/AINが遷移する場合におい
ても、インバータ2個分の遅延時間2TDをLレベル
(活性レベル)とするATD信号Cを得ることができる
ので、Lレベル幅(活性レベル幅)の不十分なATD信
号が出力されることにより発生する誤動作を回避するこ
とができると共に、試験時、ダイナミック型ATD21
から出力されるATD信号BをHレベル(非活性レベ
ル)に固定し、スタティック型ATD20のみを動作さ
せて内部回路を試験することができるという格別の効果
を得ることができる。
【0096】本発明の実施例の使用例・・図18 図18は本発明の第1実施例又は第2実施例を使用して
なるDRAMを示す図であり、図中、46はメモリセル
が配列されてなるメモリセルアレイである。
なるDRAMを示す図であり、図中、46はメモリセル
が配列されてなるメモリセルアレイである。
【0097】また、47はアドレス信号A0〜Anを取
り込むアドレスバッファ及びアドレス信号をプリデコー
ドするプリデコーダ、48は第1実施例又は第2実施例
のATDである。
り込むアドレスバッファ及びアドレス信号をプリデコー
ドするプリデコーダ、48は第1実施例又は第2実施例
のATDである。
【0098】また、49はロウアドレス信号をデコード
してワード線の選択を行うロウデコーダ、50はコラム
アドレス信号をデコードしてコラム選択信号を出力する
コラムデコーダである。
してワード線の選択を行うロウデコーダ、50はコラム
アドレス信号をデコードしてコラム選択信号を出力する
コラムデコーダである。
【0099】また、51はコラムデコーダ50から出力
されるコラム選択信号に基づいてコラムの選択を行うI
/Oゲート及びメモリセルアレイ46から読み出された
データを増幅するセンスアンプである。
されるコラム選択信号に基づいてコラムの選択を行うI
/Oゲート及びメモリセルアレイ46から読み出された
データを増幅するセンスアンプである。
【0100】また、52は書込みデータDINを取り込
むデータ入力バッファ、53は読出したデータDOUT
を外部に出力するデータ出力バッファである。
むデータ入力バッファ、53は読出したデータDOUT
を外部に出力するデータ出力バッファである。
【0101】また、54はロウデコーダ49等に供給す
べきクロック信号を出力するクロックジェネレータであ
り、/RASはロウアドレス・ストローブ信号、/CA
Sはコラムアドレス・ストローブ信号である。
べきクロック信号を出力するクロックジェネレータであ
り、/RASはロウアドレス・ストローブ信号、/CA
Sはコラムアドレス・ストローブ信号である。
【0102】また、55はコラムデコーダ等に供給すべ
きクロック信号を出力するクロックジェネレータ、56
は動作モードを制御するモードコントローラ、57はラ
イトクロック信号を出力するライトクロックジェネレー
タである。
きクロック信号を出力するクロックジェネレータ、56
は動作モードを制御するモードコントローラ、57はラ
イトクロック信号を出力するライトクロックジェネレー
タである。
【0103】また、58はリフレッシュ・モード時、ア
ドレス信号を出力するリフレッシュ・アドレス・カウン
タ、59は基板バイアス電圧を発生する基板バイアス電
圧発生回路である。
ドレス信号を出力するリフレッシュ・アドレス・カウン
タ、59は基板バイアス電圧を発生する基板バイアス電
圧発生回路である。
【0104】このDRAMにおいては、本発明の第1実
施例又は第2実施例のATDが搭載されているので、ノ
イズ等により短い時間間隔でアドレス信号AIN及び反
転アドレス信号/AINが遷移する場合においても、イ
ンバータ2個分の遅延時間2TDをLレベル(活性レベ
ル)とするATD信号を得ることができるので、Lレベ
ル幅(活性レベル幅)の不十分なATD信号が出力され
ることにより発生する誤動作を回避することができる。
施例又は第2実施例のATDが搭載されているので、ノ
イズ等により短い時間間隔でアドレス信号AIN及び反
転アドレス信号/AINが遷移する場合においても、イ
ンバータ2個分の遅延時間2TDをLレベル(活性レベ
ル)とするATD信号を得ることができるので、Lレベ
ル幅(活性レベル幅)の不十分なATD信号が出力され
ることにより発生する誤動作を回避することができる。
【0105】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ノイズ
等により短い時間間隔でアドレス信号が遷移する場合に
おいても、この遷移の時間間隔に関係なく、所定の時間
を活性レベルとする第3のATD信号を正規のATD信
号として出力するように構成されているので、活性レベ
ル幅を不十分とするATD信号が出力されることによる
誤動作を回避することができる。
等により短い時間間隔でアドレス信号が遷移する場合に
おいても、この遷移の時間間隔に関係なく、所定の時間
を活性レベルとする第3のATD信号を正規のATD信
号として出力するように構成されているので、活性レベ
ル幅を不十分とするATD信号が出力されることによる
誤動作を回避することができる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1実施例の構成を示す回路図であ
る。
る。
【図3】本発明の第1実施例を構成するダイナミック型
ATDの動作を説明するための波形図である。
ATDの動作を説明するための波形図である。
【図4】本発明の第1実施例を構成するダイナミック型
ATDの動作を説明するための回路図である。
ATDの動作を説明するための回路図である。
【図5】本発明の第1実施例を構成するダイナミック型
ATDの動作を説明するための回路図である。
ATDの動作を説明するための回路図である。
【図6】本発明の第1実施例を構成するダイナミック型
ATDの動作を説明するための回路図である。
ATDの動作を説明するための回路図である。
【図7】本発明の第1実施例を構成するダイナミック型
ATDの動作を説明するための回路図である。
ATDの動作を説明するための回路図である。
【図8】本発明の第1実施例を構成するダイナミック型
ATDの動作を説明するための回路図である。
ATDの動作を説明するための回路図である。
【図9】本発明の第1実施例を構成するダイナミック型
ATDの動作を説明するための回路図である。
ATDの動作を説明するための回路図である。
【図10】本発明の第1実施例を構成するダイナミック
型ATDの動作を説明するための波形図である。
型ATDの動作を説明するための波形図である。
【図11】本発明の第1実施例を構成するダイナミック
型ATDの動作を説明するための回路図である。
型ATDの動作を説明するための回路図である。
【図12】本発明の第1実施例を構成するダイナミック
型ATDの動作を説明するための回路図である。
型ATDの動作を説明するための回路図である。
【図13】本発明の第1実施例を構成するダイナミック
型ATDの動作を説明するための回路図である。
型ATDの動作を説明するための回路図である。
【図14】本発明の第1実施例を構成するダイナミック
型ATDの動作を説明するための回路図である。
型ATDの動作を説明するための回路図である。
【図15】本発明の第1実施例を構成するダイナミック
型ATDの動作を説明するための回路図である。
型ATDの動作を説明するための回路図である。
【図16】本発明の第1実施例の動作を説明するための
波形図である。
波形図である。
【図17】本発明の第2実施例の構成を示す回路図であ
る。
る。
【図18】本発明の実施例の使用例を示す回路図であ
る。
る。
【図19】従来のATDの一例を示す回路図である。
【図20】図19に示すATDの動作を説明するための
波形図である。
波形図である。
【図21】図19に示すATDの動作を説明するための
回路図である。
回路図である。
【図22】図19に示すATDの動作を説明するための
回路図である。
回路図である。
【図23】図19に示すATDの動作を説明するための
回路図である。
回路図である。
【図24】図19に示すATDの動作を説明するための
回路図である。
回路図である。
【図25】図19に示すATDの動作を説明するための
回路図である。
回路図である。
【図26】図19に示すATDの動作(問題点)を説明
するための波形図である。
するための波形図である。
【図27】図19に示すATDの動作(問題点)を説明
するための回路図である。
するための回路図である。
【図28】図19に示すATDの動作(問題点)を説明
するための回路図である。
するための回路図である。
【図29】図19に示すATDの動作(問題点)を説明
するための回路図である。
するための回路図である。
【図30】図19に示すATDの動作(問題点)を説明
するための回路図である。
するための回路図である。
【図31】図19に示すATDの動作(問題点)を説明
するための回路図である。
するための回路図である。
(図1) 16、17 ATD 18 論理回路
Claims (4)
- 【請求項1】アドレス信号を入力信号、第1のアドレス
遷移検出信号を出力信号とし、前記アドレス信号が遷移
するごとに、前記第1のアドレス遷移検出信号を活性レ
ベルにする第1のアドレス遷移検出器と、前記アドレス
信号を入力信号、第2のアドレス遷移検出信号を出力信
号とし、前記アドレス信号が遷移すると、第2のアドレ
ス遷移検出信号を活性レベルにし、その後、前記アドレ
ス信号の遷移に関係なく、前記所定の時間が経過する
と、前記第2のアドレス遷移検出信号を非活性レベルに
する第2のアドレス遷移検出器と、前記第1、第2のア
ドレス遷移検出信号を第1、第2の入力信号、第3のア
ドレス遷移検出信号を出力信号とし、前記第1、第2の
アドレス遷移検出信号のいずれか又は両方が活性レベル
にある場合には、前記第3のアドレス遷移検出信号を活
性レベルにし、前記第1、第2のアドレス遷移検出信号
が非活性レベルにある場合には、前記第3のアドレス遷
移検出信号を非活性レベルにする論理回路とを設け、前
記第3のアドレス遷移検出信号を正規のアドレス遷移検
出信号として出力するように構成されていることを特徴
とするアドレス遷移検出器。 - 【請求項2】前記第2のアドレス遷移検出器は、前記ア
ドレス信号を遅延する第1の遅延回路と、前記アドレス
信号と反転関係にある反転アドレス信号を遅延する第2
の遅延回路と、前記第3のアドレス遷移検出信号を遅延
する第3の遅延回路と、一方の被制御電極を出力端に接
続され、前記第1の遅延回路の出力により導通、非導通
が制御される一導電型の第1の電界効果トランジスタ
と、一方の被制御電極を前記第2の電界効果トランジス
タの他方の被制御電極に接続され、他方の被制御電極を
低電圧側の電源線に接続され、前記反転アドレス信号に
より導通、非導通が制御される一導電型の第2の電界効
果トランジスタと、一方の被制御電極を前記出力端に接
続され、前記第2の遅延回路の出力により導通、非導通
が制御される一導電型の第3の電界効果トランジスタ
と、一方の被制御電極を前記第3の電界効果トランジス
タの他方の被制御電極に接続され、他方の被制御電極を
前記低電圧側の電源線に接続され、前記アドレス信号に
より導通、非導通が制御される一導電型の第4の電界効
果トランジスタと、一方の被制御電極を高電圧側の電源
線に接続され、他方の被制御電極を前記出力端に接続さ
れ、前記第3の遅延回路の出力により導通、非導通が制
御される反対導電型の第5の電界効果トランジスタとを
設けて構成されていることを特徴とする請求項1記載の
アドレス遷移検出器。 - 【請求項3】所定の制御信号に制御されて前記第2のア
ドレス遷移検出信号を非活性レベルに固定するレベル固
定回路を設けて構成されていることを特徴とする請求項
2記載のアドレス遷移検出器。 - 【請求項4】前記レベル固定回路は、前記所定の制御信
号が一方の論理レベルとされる場合には、前記アドレス
信号及び前記反転アドレス信号を前記第2のアドレス遷
移検出器に供給し、前記所定の制御信号が他方の論理レ
ベルとされる場合には、前記アドレス信号及び前記反転
アドレス信号の前記第2のアドレス遷移検出器への供給
を遮断するように構成されていることを特徴とする請求
項3記載のアドレス遷移検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6191387A JPH0855478A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | アドレス遷移検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6191387A JPH0855478A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | アドレス遷移検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0855478A true JPH0855478A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16273759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6191387A Withdrawn JPH0855478A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | アドレス遷移検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0855478A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100439044B1 (ko) * | 2001-06-29 | 2004-07-05 | 주식회사 하이닉스반도체 | 어드레스 천이 검출회로 |
-
1994
- 1994-08-15 JP JP6191387A patent/JPH0855478A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100439044B1 (ko) * | 2001-06-29 | 2004-07-05 | 주식회사 하이닉스반도체 | 어드레스 천이 검출회로 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |