JP2003022412A - データ入力装置およびその方法 - Google Patents

データ入力装置およびその方法

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JP2003022412A
JP2003022412A JP2001208792A JP2001208792A JP2003022412A JP 2003022412 A JP2003022412 A JP 2003022412A JP 2001208792 A JP2001208792 A JP 2001208792A JP 2001208792 A JP2001208792 A JP 2001208792A JP 2003022412 A JP2003022412 A JP 2003022412A
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JP2001208792A
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Hiroyuki Shinoda
洋幸 篠田
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Hitachi Systems and Services Ltd
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Hitachi Systems and Services Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力操作が容易で、かつ、正確に入力を行うこ
とのできるデータ入力装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】入力項目がグループ化されて配置されてい
るバーコードシート10上のバーコードを読取器11を
用いて読み取り、データ入力装置1に入力する。データ
入力装置1は、制御手段13にてバーコードデータに応
じた制御処理を行い、次に入力すべきバーコードの情報
を出力器15に出力する。操作者は、出力器15に表示
された情報に従って次のバーコードを選択して入力を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、読取器によって読み取り
可能な符号を使用したデータ入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術および課題】コンピュータ等に対してデー
タ入力を行う場合、主にキーボードやマウス等の入力デ
バイスが使用されている。
【0003】例えば、文章を入力する場合には、操作者
が所望の文字に対応したキーボード上のそれぞれのキー
を押すことによって入力を行う。また、入力画面が項目
リストや選択ボタン等のGUI(グラフィカル・ユーザ
・インターフェース)で表示されている場合等には、マ
ウスを使用して所望の項目またはボタンをクリックする
ことにより入力を行う。
【0004】一方、様々な分野においてコンピュータを
利用したシステムが導入されており、データ入力にかか
る作業は必須のものとなっている。
【0005】例えば、医療の分野においては、電子カル
テシステムが導入されている。電子カルテシステムで
は、従来より書類で管理されていた診療情報を電子デー
タとして記録して管理を行う。これにより、患者情報等
の検索が容易になり、また、ネットワークを介すること
で患者情報を一元管理することができる。
【0006】しかしながら、電子カルテシステムに医師
が診療情報を入力する際において、入力作業が負担とな
っている場合も考えられる。例えば、医師がキーボード
やマウスに不慣れであったり、システムにおける入力処
理が複雑であったりするためである。
【0007】このような入力作業の負担は、患者に診療
の目的・内容を納得できるように説明し了承を得て治療
を行うインフォームド・コンセントの妨げとなることも
十分に考えられる。また、処方データ等の入力ミスによ
って誤った薬剤が患者に投与され、医療事故を引き起こ
すことも考えられる。
【0008】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、入力操作が容易で、かつ、正確
に入力を行うことのできるデータ入力装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】(1)こ
の発明にかかるデータ入力装置は、読取器によって読み
取り可能な符号を読み取って電気信号に変換する読取器
と、読取器からの電気信号を受けて、当該読取器によっ
て読み取り可能な符号が示すデータを、所定の項目の入
力データとして取り込むとともに、当該項目への入力デ
ータの取り込みが終了すると、次に行うべき処理を決定
する制御手段と、を備えており、前記読取器によって読
み取り可能な符号に、入力すべきデータに加えて、制御
情報を記述するようにし、前記制御手段は、読取器から
の電気信号を受けて、読取器によって読み取り可能な符
号自身に含まれる制御情報を用いて、次に行うべき処理
の内容がいずれであるかを決定することを特徴としてい
る。
【0010】したがって、読取器によって読み取り可能
な符号に含まれた制御情報に基づいて、つぎに行うべき
処理の内容を決定することができるので、データを直接
または選択して入力する場合に比べて処理を高速化する
ことができる。例えば、入力されたデータの内容に基づ
いて、次に行うべき処理を決定する必要がない。
【0011】(2)(3)(4)この発明にかかるデータ入力装
置、データ入力装置を実現するためのプログラムまたは
データ入力装置を実現するためのプログラムを記録した
記録媒体は、読取器によって読み取り可能な符号を読み
取って電気信号に変換する読取器と、読取器からの電気
信号を受けて、当該読取器によって読み取り可能な符号
が示すデータを、所定の項目の入力データとして取り込
むとともに、当該項目への入力データの取り込みが終了
すると、次に入力すべき項目があるか否かを決定する制
御手段と、制御手段の制御に基づいて、次に入力すべき
項目がある場合にはその旨を、操作者に知覚可能となる
ように出力する出力器と、を備えており、前記読取器に
よって読み取り可能な符号に、入力すべきデータに加え
て、制御情報を記述するようにし、前記制御手段は、読
取器からの電気信号を受けて、読取器によって読み取り
可能な符号自身に含まれる制御情報を用いて、次に入力
すべき項目があるか否かを決定することを特徴としてい
る。
【0012】したがって、読取器によって読み取り可能
な符号に含まれた制御情報に基づいて、つぎに入力すべ
き項目があるか否かを決定することができるので、処理
を高速化することができる。例えば、入力されたデータ
の内容に基づいて、次に入力すべき項目があるか否かを
決定する必要がない。
【0013】(5)(6)(7)この発明にかかるデータ入力装
置、データ入力装置を実現するためのプログラムまたは
データ入力装置を実現するためのプログラムを記録した
記録媒体は、読取器によって読み取り可能な符号を読み
取って電気信号に変換する読取器と、読取器からの電気
信号を受けて、当該読取器によって読み取り可能な符号
が示すデータを、所定の項目の入力データとして取り込
むとともに、当該項目への入力データの取り込みが終了
すると、次に取り込むべき項目を決定する制御手段と、
制御手段の制御に基づいて、次に入力すべき項目がいず
れであるか、操作者に知覚可能となるように出力する出
力器と、を備えており、前記読取器によって読み取り可
能な符号に、入力すべきデータに加えて、制御情報を記
述するようにし、前記制御手段は、読取器からの電気信
号を受けて、読取器によって読み取り可能な符号自身に
含まれる制御情報を用いて、次に入力すべき項目がいず
れであるかを決定することを特徴としている。
【0014】したがって、読取器によって読み取り可能
な符号に含まれた制御情報に基づいて、つぎに入力すべ
き項目がいずれであるかを決定することができるので、
処理を高速化することができる。例えば、入力されたデ
ータの内容に基づいて、次に入力すべき項目がいずれで
あるかを決定する必要がない。
【0015】(8)この発明にかかるデータ入力装置、デ
ータ入力装置を実現するためのプログラムまたはデータ
入力装置を実現するためのプログラムを記録した記録媒
体は、読取器によって読み取り可能な符号は、符号シー
ト上において、当該読取器によって読み取り可能な符号
が示すデータの内容に基づいてグループ化して配置され
ており、制御手段は、読取器によって読み取り可能な符
号に記述された制御情報の中に含まれるグループ情報に
基づいて、次に入力すべき項目が含まれるグループを決
定し、当該グループの情報を出力器に出力することを特
徴としている。
【0016】したがって、読取器によって読み取り可能
な符号に含まれた制御情報に基づいて、つぎに入力すべ
き項目が含まれるグループがいずれであるかを決定し出
力することができるので、操作者の入力効率を高めるこ
とができる。例えば、操作者は、次に入力すべき項目が
含まれるグループがいずれであるかを考慮する必要がな
い。
【0017】(9)この発明にかかるデータ入力装置、デ
ータ入力装置を実現するためのプログラムまたはデータ
入力装置を実現するためのプログラムを記録した記録媒
体は、符号シート上に配置された読取器によって読み取
り可能な符号のグループは、複数の階層グループで定義
されており、制御手段は、操作者に、上位階層グループ
に含まれる読取器によって読み取り可能な符号を入力さ
せた後に、当該上位階層グループの直下にある下位階層
グループに含まれる読取器によって読み取り可能な符号
の入力を行わせるように制御することを特徴としてい
る。
【0018】したがって、読取器によって読み取り可能
な符号に含まれた制御情報に基づいて、入力された項目
の属するグループに対する下位階層グループを一意に決
定することができるので、処理が速い。また、上位階層
グループから入力させることにより、入力ミスのチェッ
クを行いやすい。
【0019】(10)この発明にかかるデータ入力装置、デ
ータ入力装置を実現するためのプログラムまたはデータ
入力装置を実現するためのプログラムを記録した記録媒
体は、読取器によって読み取り可能な符号は、医師が入
力する医療データを表したものであることを特徴として
る。
【0020】したがって、重要で複雑な医療データの入
力作業を、簡単な操作で間違いなく行うことができる。
【0021】(11)この発明にかかるデータ入力装置、デ
ータ入力装置を実現するためのプログラムまたはデータ
入力装置を実現するためのプログラムを記録した記録媒
体は、医療データは処方にかかるデータであって、入力
される読取器によって読み取り可能な符号は、薬剤、用
法、用量および処方日数によってグループ化されている
ことを特徴としている。
【0022】したがって、重要で複雑な処方にかかる医
療データの入力作業を、簡単な操作で間違いなく行うこ
とができる。
【0023】(12)この発明にかかるデータ入力方法は、
符号として記述されたデータを、読み取ってデータ入力
するためのデータ入力方法であって、符号を読み取って
電気信号に変換する符号読取器と、符号読取器からの電
気信号を受けて、当該符号が示すデータを、所定の項目
の入力データとして取り込むとともに、当該項目への入
力データの取り込みが終了すると、次に入力すべき項目
があるか否かを決定する制御手段と、制御手段の制御に
基づいて、次に入力すべき項目がある場合にはその旨
を、操作者に知覚可能となるように出力する出力器と、
を備えており、前記符号に、入力すべきデータに加え
て、制御情報を記述するようにし、前記制御手段は、符
号読取器からの電気信号を受けて、符号自身に含まれる
制御情報を用いて、次に入力すべき項目があるか否かを
決定することを特徴としている。
【0024】したがって、読取器によって読み取り可能
な符号等の符号に含まれた制御情報に基づいて、つぎに
入力すべき項目があるか否かを決定することができるの
で、処理を高速化することができる。例えば、入力され
たデータの内容に基づいて、次に入力すべき項目がある
か否かを決定する必要がない。
【0025】(13)この発明にかかるデータ入力方法は、
符号として記述されたデータを、読み取ってデータ入力
するためのデータ入力方法であって、符号を読み取って
電気信号に変換する符号読取器と、符号読取器からの電
気信号を受けて、当該符号が示すデータを、所定の項目
の入力データとして取り込むとともに、当該項目への入
力データの取り込みが終了すると、次に取り込むべき項
目を決定する制御手段と、制御手段の制御に基づいて、
次に入力すべき項目がいずれであるか、操作者に知覚可
能となるように出力する出力器と、を備えており、前記
符号に、入力すべきデータに加えて、制御情報を記述す
るようにし、前記制御手段は、符号読取器からの電気信
号を受けて、符号自身に含まれる制御情報を用いて、次
に入力すべき項目がいずれであるかを決定することを特
徴としている。
【0026】したがって、読取器によって読み取り可能
な符号等の符号に含まれた制御情報に基づいて、つぎに
入力すべき項目がいずれであるかを決定することができ
るので、処理を高速化することができる。例えば、入力
されたデータの内容に基づいて、次に入力すべき項目が
いずれであるかを決定する必要がない。
【0027】(14)この発明にかかる符号シートは、入力
データまたは入力指令にかかる読取器によって読み取り
可能な符号を読取器から読み取ることによって、データ
入力を行うための符号シートであって、前記符号シート
上の読取器によって読み取り可能な符号は、次に行うべ
き処理にかかる制御情報を含むことを特徴としている。
【0028】したがって、読取器によって読み取り可能
な符号等の符号に含まれた制御情報に基づいて、つぎに
行うべき処理の内容を決定することができるので、読取
器によって読み取り可能な符号等の符号を用いずにデー
タを直接または選択して入力する場合に比べて処理を高
速化することができる。例えば、入力されたデータの内
容に基づいて、次に行うべき処理を決定する必要がな
い。
【0029】(15)(16)(17)この発明にかかる符号シート
作成装置、符号シート作成装置を実現するためのプログ
ラムまたは符号シート作成装置を実現するためのプログ
ラムを記録した記録媒体は、データの入力または入力指
令にかかる読取器によって読み取り可能な符号を配置し
た符号シートを作成する符号シート作成装置であって、
ユーザが所望の入力データを選択する入力データ選択手
段と、選択された入力データをデータの内容に基づいて
グループ化する入力データグループ化手段と、グループ
化した入力データにかかる読取器によって読み取り可能
な符号を符号シート上にグループ化して出力する符号シ
ート出力器とを備えたことを特徴としている。
【0030】したがって、ユーザの好みに応じた入力デ
ータについての読取器によって読み取り可能な符号を、
データの内容に応じてグループ化し、符号シート上に出
力することができる。
【0031】この明細書で用いられる用語については、
次のように定義する。
【0032】「読取器によって読み取り可能な符号」と
は、例えば、バーコード、2次元バーコード、または数
字・文字・記号の組み合わせ等によって表現され、人間
が当該符号の存在を認識可能であるものをいう。但し、
符号によって示されている情報の内容が、人間が直接的
に認識可能である必要はない。
【0033】「読取器」とは、前記読取器によって読み
取り可能な符号を読み取って電気信号に変換しコンピュ
ータ装置等に入力する装置をいう。
【0034】「出力器」とは、操作者に知覚可能となる
ように情報を出力する装置をいう。例えば、ディスプレ
イ画面やスピーカ等の装置がこれに該当する。
【0035】「制御情報」とは、読取器によって読み取
り可能な符号として記述されたデータにおける主情報以
外の情報であって、専ら、入力処理の制御のために用い
られる情報をいう。例えば、下記の実施形態において
は、図3に示す「継続有無」、または「次グループ属
性」等がこれに対応しており、これらの制御情報によっ
て次の入力処理を判断している。
【0036】「グループ化」とは、所定の規則に従って
集合を形成することをいう。例えば、同じ属性をもつデ
ータにかかる読取器によって読み取り可能な符号を当該
属性に従って集合を形成する。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施形態に
ついて、図面を参照して説明する。
【0038】1.第1の実施形態 1−1.全体構成および処理概要 図1に、符号シートであるバーコードシート10を使用
して入力を行うデータ入力装置1の全体構成図を示す。
この図において、データ入力装置1は、読取器11、制
御手段13、および出力器15を備えている。
【0039】操作者は、バーコードシート10上に配置
されているバーコード10Aを、読取器11によって読
み取る。読み取られたバーコード10Aは、読取器11
において電気信号のデータに変換される。電気信号に変
換されたバーコード10Aのデータは、制御手段13の
入力データとして取り込まれる。
【0040】制御手段13は、入力を受けたデータに基
づいて、次に行うべき処理にかかる出力情報を作成す
る。さらに、制御手段13は、当該出力情報を出力器1
5に入力する。入力を受けて、出力器15は、前記出力
情報を出力する。出力情報には、例えば、次に入力すべ
きバーコードが配置されているバーコードシート10に
かかる情報が含まれており、操作者は、この出力情報に
従って次のバーコードを読み取る。
【0041】つまり、前記バーコード10Aには、制御
情報が含まれており制御手段はこの制御情報に基づいて
次に行われるべき処理を判断している。したがって、即
時に次処理に関する出力情報を作成して出力し、操作者
に通知することができる。
【0042】なお、図1において、バーコードシート1
0は、1つしか示されていないが、実際には複数のバー
コードシートが存在する。
【0043】本実施形態においては、医師が、電子カル
テシステムに患者の診療に関するデータを入力する場合
について説明する。すなわち、データ入力装置1は、電
子カルテシステムにおける入力端末である。
【0044】1−2.ハードウェア構成 図2に、データ入力装置1におけるハードウェア構成図
を示す。データ入力装置1は、CPU20、メモリ2
1、出力器であるディスプレイ22、キーボード/マウ
ス27、ハードディスク23、読取器であるバーコード
リーダ24、CD−ROMドライブ25、およびプリン
タ26を備えている。
【0045】ハードディスク23は、前記制御手段を実
現するための制御プログラム23Aを記憶している。前
記制御プログラム23Aは、例えば、CD−ROM25
AからCD−ROMドライブ25を介してハードディス
ク23にインストールされたものである。なお、フレキ
シブルディスクやICカード等のようにCD−ROM以
外の記録媒体に記録された制御プログラム23Aをイン
ストールしてもよい。さらに、通信回線を介して他のコ
ンピュータに記録された制御プログラム23Aをインス
トールしてもよい。
【0046】また、ハードディスク23は、職員データ
ベース30および患者データベース31等のデータベー
スを記録している。
【0047】メモリ21は、制御バッファ21Aを有し
ている。制御バッファ21Aには入力されたデータが、
一時的に記録される。制御バッファ21Aは、制御プロ
グラム23Aにおいて入力データの制御処理に使用され
る。
【0048】1−3.バーコード仕様 一般に、バーコードには、JAN、UPC、EAN、I
TF、NW−7、CODE39、CODE128などの
規格が存在する。本実施形態においては、工業用バーコ
ードとして広く利用されているCODE39を使用する
ものとする。図3に、本実施形態において使用するバー
コード仕様の一例を示す。
【0049】桁番号1および24は、データの始まりと
終わりを表す、スタート/ストップキャラクタであっ
て、文字「*」に固定される。
【0050】桁番号2は、当該バーコードが示すデータ
のグループ属性を示している。グループ属性は、一連に
入力する項目を文法的にとらえたときに、そのデータが
属するグループに従って設定される。例えば、医師の職
員IDは「主語」であり、患者の患者IDは「間接目的
語」である。
【0051】桁番号3は、データの継続の有無を示して
いる。例えば、桁番号10〜23においてデータが格納
しきれない場合は、継続有無に「1」(:継続データあ
り)を設定し、別のバーコードの桁番号10〜23に残
りのデータを格納する。これにより、桁数が15以上の
データであっても、複数のバーコードを用いて取り扱う
ことができる。
【0052】桁番号4〜5は、業務コードを示してい
る。例えば、入力に使用するバーコードが、病院内のど
の業務において使用されるものであるかを表す。
【0053】桁番号6〜7は、コード桁数を示してい
る。例えば、桁番号10〜23に格納されるデータの総
桁数を表す。これにより、可変長のデータを格納するこ
とができる。
【0054】桁番号8は、桁番号10〜23に格納され
るデータの業務のデータコード体系を示している。JA
N、HOT、EAN等のコードを実データのコードとし
て使用することができる。これにより、他のコード体系
で作成されている実データ同士であっても、本実施形態
の電子カルテシステム内において同時に使用することが
できる。また、他システムで使用されていたコード体系
を内包する形で本システムにおいて使用することができ
る。
【0055】桁番号9は、当該バーコードの次に入力さ
れるべきバーコードのグループ属性を示している。例え
ば、医師が職員IDを入力した後には、患者の患者ID
が入力されるべきである。したがって、グループ属性が
「1」(:職員ID)である実データには、次グループ
属性「2」(:患者ID)が設定される。
【0056】桁番号10〜23は、実データが格納され
る。例えば、職員IDのコードや薬剤のコードがこれに
該当する。なお、桁番号8のデータコード体系が指定さ
れている場合には、当該データコード体系に従ったコー
ド体系でデータが格納される。
【0057】1−4.フローチャート 図4および図5は、医師が、本発明にかかるデータ入力
装置1を備えた電子カルテシステムを使用して、処方デ
ータを入力する場合のフローチャートである。図6は、
この場合に、データ入力装置1のディスプレイ22に表
示される画面の一例である。図7は、ハードディスク2
3に記録されている職員データベース30および患者デ
ータベース31の一例である。
【0058】1−4−1.ログイン処理 データ入力装置1において、電子カルテシステムのアプ
リケーションを起動すると、データ入力装置1のCPU
20は、職員IDとパスワードの要求画面61(図6)
をディスプレイ22に表示する(図4、ステップS40
1)。データ入力装置1の操作者である医師は、職員I
Dバーコード60をバーコードリーダ24に読み取らせ
て職員IDの入力を行う。なお、この職員IDバーコー
ド60は、予め発行されている医師の職員カード等に表
示しておけばよい。その後、キーボードから職員IDに
対応するパスワードを入力し、「OK」ボタン62Aを
押下してシステムにログインする(ステップS40
2)。
【0059】入力を受けて、CPU20は、入力された
職員IDおよびパスワードが正規のものであるか否かの
認証処理を行う(ステップS403)。認証処理では、
データ入力装置1等に予め記録されている職員データベ
ース30を検索し、入力された職員IDおよびパスワー
ドが存在すれば認証されたと判断する(ステップS40
4、YES)。例えば、ログイン画面62において入力
された職員ID「HSS017」は、職員データベース
30に示すレコード71に存在している。職員データベ
ース30は、通信回線を介して接続可能な他のコンピュ
ータ装置に存在してもよい。なお、入力された職員ID
およびパスワードが存在しなければ(ステップS40
4、NO)、認証エラーの表示を行い、操作者に再入力
を促す(ステップS405)。
【0060】認証を受けた職員IDは、メモリ21内の
制御バッファ21Aに記録される(ステップS40
6)。図8に、制御バッファ21Aにおける概念図を示
す。制御バッファ21Aは、固定項目であるコード81
および区分82と、可変項目であるデータ内容83から
構成される。バーコードから読み込まれたデータはデー
タ内容83に記録される。例えば、図8において、コー
ド81が「1」であって区分82が「職員ID(主
語)」であるデータ内容83には、入力した医師の職員
IDである「HSS017」が記録される。なお、図8
においては、「HSS017」以下のデータ内容が表示
されているが、この時点では、「HSS017」のみが
制御バッファに記録されている。すなわち、他のデータ
内容はクリアされている状態である。
【0061】1−4−2.患者選択処理 ログイン処理が完了すると、CPU20は、図9に示す
ような患者選択画面91をディスプレイ22に表示する
(ステップS407)。患者選択画面91には、診療受
付を行った患者情報が受付時間順に表示されている。例
えば、診療受付において、患者が提示した診察券に表示
されている患者IDを含むバーコードをバーコードリー
ダで読み取るようにしてもよい。
【0062】医師は、患者選択画面91において、診察
を行う患者を選択する。例えば、患者ID「IK00
3」91Aを選択して「カルテ」ボタン92を押下する
と、CPU20は、選択された患者ID「IK003」
を制御バッファ21Aに記録する(ステップS40
8)。例えば、図8において、コード81が「2」であ
って区分82が「患者ID(間接目的語)」であるデー
タ内容83には「IK003」が記録される。
【0063】さらに、CPU20は、カルテ作成画面9
3をディスプレイ22に表示する(ステップS40
9)。カルテ作成画面93には、病症や所見等を入力す
る場合の「診察」ボタン、患者の病気に応じて医薬品の
調合や服用法を指示する場合の「処方」ボタン、血液や
尿等の検査を指示する場合の「検査」ボタン等が表示さ
れる。
【0064】1−4−3.処方データ入力処理 次に、患者の診察を終えた医師が、処方データを入力す
る場合について説明する。医師が入力する処方データは
データ入力装置等に記録され、これに基づいて処方箋が
発行される。なお、処方データの入力の際には、バーコ
ードシート10上に配置されたバーコードをバーコード
リーダ24から読み取ってデータ入力を行うものとす
る。
【0065】図5は、処方データ入力処理の詳細を示す
フローチャートである。図10に、バーコードシート1
0の一例である処方用バーコードシート100を示す。
処方用バーコードシート100上に配置されるバーコー
ドは、バーコードが示すデータの種類によってグループ
化して配置されている。例えば、列100Aはグループ
名であって、列100Bはそのグループに属するデータ
項目名である。
【0066】ディスプレイ22にカルテ作成画面93を
表示した状態において、医師が、処方用バーコードシー
ト100上の「処方バーコード」101をバーコードリ
ーダ24で読み取ると(ステップS501)、CPU2
0は、「処方バーコード」101に含まれているデータ
を制御バッファ21Aに記録する(ステップS50
2)。この場合、例えば、図8に示すように、コード8
1が「3」であって区分82が「行為(述語)」である
データ内容83には「処方する」が記録される。
【0067】さらに、CPU20は、図11に示すよう
な薬剤入力画面111を表示し、処方データの入力を促
す(ステップS503)。この時、「処方バーコード」
101の次グループ属性には「4」(:薬剤)が設定さ
れており、CPU20は、これに基づいて薬剤入力画面
111を表示するようにしている。したがって、図11
の薬剤入力画面111においては、次に入力すべき処方
データとしての薬剤リスト111Aが表示される。
【0068】医師は、図10に示す処方用バーコードシ
ート100において、薬剤グループに属するバーコード
である「解熱剤バーコード」102を選択し、これをバ
ーコードリーダ24に読み取らせて入力を行う(ステッ
プS504)。
【0069】入力を受けて、CPU20は、「解熱剤バ
ーコード」102の示すデータのグループ属性が、上記
「処方バーコード」101の次グループ属性である
「4」(:薬剤)と一致するか否かを判断する。これら
のグループ属性が一致する場合(ステップS505、Y
ES)、CPU20は、「解熱剤バーコード」102に
含まれているデータを制御バッファ21Aに記録する
(ステップS507)。この場合、例えば、図8に示す
ように、コード81が「4」であって区分82が「直接
目的語」であるデータ内容83には「解熱剤」が記録さ
れる。
【0070】なお、グループ属性が一致しない場合には
(ステップS505、NO)、入力エラーと判断し、そ
の旨を示すメッセージを表示する(ステップS50
6)。
【0071】ここで、CPU20は、「解熱剤バーコー
ド」102の次グループ属性により、入力終了でないと
判断して(ステップS508、NO)、図11に示すよ
うな用量入力画面112を表示し、用量データの入力を
促す(ステップS503)。この時、「解熱剤バーコー
ド」102の次グループ属性には「5」(:用量)が設
定されており、CPU20は、これに基づいて用量入力
画面112を表示している。
【0072】医師は、図11に示すバーコードシート1
0において、用量グループに属するバーコードである
「9個バーコード」103を選択し、これをバーコード
リーダ24に読み取らせて入力を行う(ステップS50
4)。
【0073】入力を受けて、CPU20は、「9個バー
コード」103の示すデータのグループ属性が、上記
「解熱剤バーコード」102の次グループ属性である
「5」(:用量)と一致するか否かを判断する。これら
のグループ属性が一致する場合(ステップS505、Y
ES)、CPU20は、「9個バーコード」103に含
まれているデータを制御バッファ21Aに記録する(ス
テップS507)。この場合、例えば、図8に示すよう
に、コード81が「5」であって区分62が「修飾語
A」であるデータ内容83には「9個」が記録される。
【0074】なお、グループ属性が一致しない場合には
(ステップS505、NO)、入力エラーと判断し、そ
の旨を示すメッセージを表示する(ステップS50
6)。
【0075】ここで、CPU20は、「9個バーコー
ド」103の次グループ属性により、入力終了でないと
判断して(ステップS508、NO)、図11に示すよ
うな用法入力画面113を表示し、用法データの入力を
促す(ステップS503)。この時、「9個バーコー
ド」103の次グループ属性には「6」(:用法)が設
定されており、CPU20は、これに基づいて用法入力
画面113を表示している。
【0076】医師は、図11に示すバーコードシート1
0において、用法グループに属するバーコードである
「内服バーコード」104を選択し、これをバーコード
リーダ24に読み取らせて入力を行う(ステップS50
4)。
【0077】入力を受けて、CPU20は、「内服バー
コード」104の示すデータのグループ属性が、上記
「9個バーコード」103の次グループ属性である
「6」(:用法)と一致するか否かを判断する。これら
のグループ属性が一致する場合(ステップS505、Y
ES)、CPU20は、「内服バーコード」104に含
まれているデータを制御バッファ21Aに記録する(ス
テップS507)。この場合、例えば、図8に示すよう
に、コード81が「6」であって区分82が「修飾語
B」であるデータ内容83には「内服」が記録される。
【0078】なお、グループ属性が一致しない場合には
(ステップS505、NO)、入力エラーと判断し、そ
の旨を示すメッセージを表示する(ステップS50
6)。
【0079】ここで、CPU20は、「内服バーコー
ド」104の次グループ属性により、入力終了でないと
判断して(ステップS508、NO)、図11に示すよ
うな回数入力画面114を表示し、回数データの入力を
促す(ステップS503)。この時、「内服バーコー
ド」104の次グループ属性には「7」(:回数)が設
定されており、CPU20は、これに基づいて回数入力
画面114を表示する。
【0080】医師は、図11に示すバーコードシート1
0において、回数グループに属するバーコードである
「分3食後服用バーコード」105を選択し、これをバ
ーコードリーダ24に読み取らせて入力を行う(ステッ
プS504)。
【0081】入力を受けて、CPU20は、「分3食後
服用バーコード」105の示すデータのグループ属性
が、上記「内服バーコード」104の次グループ属性で
ある「7」(:回数)と一致するか否かを判断する。こ
れらのグループ属性が一致する場合(ステップS50
5、YES)、CPU20は、「分3食後服用バーコー
ド」105に含まれているデータを制御バッファ21A
に記録する(ステップS507)。この場合、例えば、
図8に示すように、コード81が「7」であって区分8
2が「修飾語C」であるデータ内容83には「分3食後
服用」が記録される。
【0082】なお、グループ属性が一致しない場合には
(ステップS505、NO)、入力エラーと判断し、そ
の旨を示すメッセージを表示する(ステップS50
6)。
【0083】ここで、CPU20は、「分3食後服用バ
ーコード」105の次グループ属性により、入力終了で
ないと判断して(ステップS508、NO)、図11に
示すような日数入力画面115を表示し、日数データの
入力を促す(ステップS503)。この時、「分3食後
服用バーコード」105の次グループ属性には
「8」(:日数)が設定されており、CPU20は、こ
れに基づいて日数入力画面115を表示する。
【0084】医師は、図11に示すバーコードシート1
0において、日数グループに属するバーコードである
「3日分バーコード」106を選択し、これをバーコー
ドリーダ24に読み取らせて入力を行う(ステップS5
04)。
【0085】入力を受けて、CPU20は、「3日分バ
ーコード」106の示すデータのグループ属性が、上記
「分3食後服用バーコード」105の次グループ属性で
ある「8」(:日数)と一致するか否かを判断する。こ
れらのグループ属性が一致する場合(ステップS50
5、YES)、CPU20は、「3日分バーコード」1
06に含まれているデータを制御バッファ21Aに記録
する(ステップS527)。この場合、例えば、図8に
示すように、コード81が「8」であって区分82が
「修飾語D」であるデータ内容83には「3日分」が記
録される。
【0086】なお、グループ属性が一致しない場合には
(ステップS505、NO)、入力エラーと判断し、そ
の旨を示すメッセージを表示する(ステップS50
6)。
【0087】さらにこの時、「3日分バーコード」10
6の次グループ属性には次グループの入力が必要のない
ことを示す「E」が設定されている。すなわち、これに
よりCPU20は、制御バッファ21Aのデータ内容の
全ての項目が入力され、入力終了であると判断し(ステ
ップS508、YES)、図12に示すような処方確認
画面121を表示する(ステップS509)。処方確認
画面121には、入力された処方データが表示されてお
り、医師はこの内容を確認した後、問題がなければ「決
定バーコード」107を入力する(ステップS51
0)。
【0088】入力を受けて、CPU20は、入力された
バーコードのデータが決定を示すものであると判断した
場合(ステップS511、YES)、制御バッファ21
Aに記録されている処方データを電子カルテシステム内
のデータベース等に登録する(ステップS512)。登
録された処方データは、処方箋の発行等に使用される。
なお、入力されたバーコードのデータが決定を示すもの
でないと判断した場合(ステップS511、NO)は、
再び処方確認画面を表示する。
【0089】また、別の薬剤を追加して処方する場合に
おいては、再び処方バーコード101を入力することに
よって可能である(図4、ステップS412、NO)。
なお、この場合、制御バッファ21Aのコード81の
「4」以下の項目がクリアされ、別の薬剤の場合であっ
ても上記の「解熱剤」の処理と同様に処理することがで
きる。
【0090】なお、処方データの入力がすべて完了し、
医師が「終了バーコード」108を入力すると(図4、
ステップS412、YES)、CPU20は、カルテ作
成画面93(図9)を表示して入力待ち状態となる。
【0091】1−5.バーコードシート作成処理 上記で使用したバーコードシート10は、操作者の要望
するバーコードのみを選択して作成することができる。
例えば、医師の場合であれば、専門とする部門において
頻繁に入力するバーコードを選択してバーコードシート
10を作成しておけばよい。
【0092】図13に、バーコードシート作成画面13
0の一例を示す。例えば、このバーコードシート作成画
面130は、電子カルテシステムの一機能として提供さ
れる。
【0093】バーコードシート作成画面130は、3つ
のエリアから構成される。1つは、バーコードシートイ
メージエリア131であって、作成中のバーコードシー
トの出力イメージが表示される。これにより、操作者は
プリント出力する前にバーコードシートを確認すること
ができる。
【0094】バーコードシートイメージエリア131の
右側に配置されるのは、バーコードマスタ一覧エリア1
32であって、入力用バーコードとして使用できる全て
のバーコードがツリー構造にて表示される。
【0095】バーコードマスタ一覧エリア132の下側
に配置されるのは、選択バーコード情報であって、上記
バーコードマスタ一覧132において選択しているデー
タの詳細情報が表示される。なお、この詳細情報には、
当該データを使用する業務情報、入力データとして使用
される文法情報、当該データが属するグループ名およ
び、次に入力されるべき次グループ情報等が表示され
る。例えば、図13においては、「解熱剤」が選択され
ている。
【0096】例えば、医師がバーコードシート10を作
成する場合、バーコードマスタ一覧の中から所望のデー
タをマウスで選択する。選択したデータの詳細情報は、
選択バーコード情報エリア133に表示される。詳細情
報を確認した後、バーコードマスタ一覧132において
選択しているデータを、バーコードシートイメージエリ
アにドラッグ・アンド・ドロップする。CPU20は、
ドラッグ・アンド・ドロップされたデータにかかるバー
コードをバーコードシート内に表示する。この時、CP
U20は、当該バーコードが属するグループ内にバーコ
ードを自動配置する。
【0097】このように、操作者毎に使用するバーコー
ドシートを作成することができ、バーコードシートに所
望のバーコードを配置することができる。すなわち、操
作者の業務に最適なバーコードシートを作成することが
でき、データ入力における作業効率の向上を実現するこ
とができる。
【0098】2.第2の実施形態 2−1.処理概要 第2の実施形態における全体構成、ハードウェア構成お
よびバーコード仕様は、第1の実施形態の場合と同様で
ある。
【0099】第1の実施形態においては、本発明を処方
データの入力時において適用したが、検査指示データの
入力時においても適用することができる。すなわち、処
方用バーコードシート100の代わりに検査指示用バー
コードシート150(図15)を用いて、電子カルテシ
ステムに検査指示データ入力を行う。
【0100】2−2.検査指示データ入力処理 検査指示データ入力においては、処方データ入力のよう
な複雑な階層構造を必要とせず、同一グループ内の別個
のデータを複数回入力するという特徴を有している。
【0101】電子カルテシステムのアプリケーションを
起動して、職員IDおよびパスワードの入力を行い患者
を選択する処理までは、第1の実施形態と同様である。
すなわち、図4において、ステップS401〜ステップ
S410が同様の処理となる。
【0102】したがって、患者の診察を終えた医師が、
検査指示データを入力する場合について説明する。医師
が入力する検査指示データは、データとして電子カルテ
システム内に記録され、これに基づいて検査が行われ
る。なお、検査指示データの入力の際には、処方データ
入力時と同様に、検査用バーコードシート上に配置され
たバーコードをバーコードリーダから読み取ってデータ
入力を行う。
【0103】図14は、検査指示データ入力処理の詳細
を示すフローチャートである。図15は、この場合に使
用する検査指示用バーコードシートの一例である。図1
6は、この場合の制御バッファ21Aの例である。図1
7は、この場合に、データ入力装置1のディスプレイ2
2に表示される画面の一例である。
【0104】ディスプレイ22にカルテ作成画面93を
表示した状態において、医師が、検査指示用バーコード
シート150上の「検査指示バーコード」151をバー
コードリーダで読み取ると(図14、ステップS140
1)、CPU20は、「検査指示バーコード」151に
含まれているデータを制御バッファ21Aに記録する。
この場合、例えば、図16に示すように、コード161
が「3」であって区分162が「行為(述語)」である
データ内容163には「検査指示する」が記録される
(ステップS1402)。
【0105】さらに、CPU20は、図17に示すよう
な検査指示入力画面171を表示し、検査指示データの
入力を促す(ステップS1403)。この時、検査指示
バーコード150の次グループ属性には「A」(:検
査)が設定されており、CPU20は、これに基づいて
検査指示入力画面171を表示するようにしている。し
たがって、図17の検査指示入力画面171において
は、次に入力すべきデータとしての検査名リスト171
Aが表示される。
【0106】医師は、図15に示すバーコードシート1
50において、検査グループに属するバーコードである
「生化学検査バーコード」152を選択し、これをバー
コードリーダ24に読み取らせて入力を行う(ステップ
S1404)。
【0107】入力を受けて、CPU20は、入力された
バーコードの示すデータが「決定」であるか否かを判断
する(ステップS1405)。なお、これは、本実施形
態においては、第1の実施形態の時のように入力項目の
数が決まっていないためである。
【0108】入力されたバーコードの示すデータが「決
定」でない場合(ステップS1405、NO)、CPU
20は、「生化学検査バーコード」152の示すデータ
のグループ属性が、上記「検査指示バーコード」151
の次グループ属性である「A」(:検査)と一致するか
否かを判断する。これらのグループ属性が一致する場合
(ステップS1406、YES)、CPU20は、「生
化学検査バーコード」152に含まれているデータを制
御バッファ21Aに記録する(ステップS1408)。
この場合、例えば、図16に示すように、コード161
が「4」であって区分162が「直接目的語」であるデ
ータ内容163には「生化学検査」が記録される。
【0109】なお、グループ属性が一致しない場合には
(ステップS1406、NO)、入力エラーと判断し、
その旨を示すメッセージを表示する(ステップS140
7)。
【0110】ここで、CPU20は、「生化学検査バー
コード」152の次グループ属性により、図17に示す
ような生化学検査項目入力画面172を表示し、生化学
検査における検査項目データの入力を促す(ステップS
1403)。この時、「生化学検査バーコード」152
の次グループ属性には「B」(:生化学検査項目)が設
定されており、CPU20は、これに基づいて生化学検
査項目入力画面172を表示する。
【0111】医師は、図15に示すバーコードシート1
50において、生化学検査項目グループに属するバーコ
ードである「血糖バーコード」153を選択し、これを
バーコードリーダ24に読み取らせて入力を行う(ステ
ップS1404)。
【0112】入力を受けて、CPU20は、入力された
バーコードの示すデータが「決定」であるか否かを判断
する(ステップS1405)。
【0113】入力されたバーコードの示すデータが「決
定」でない場合(ステップS1405、NO)、CPU
20は、「血糖バーコード」153の示すデータのグル
ープ属性が、上記「生化学検査バーコード」152の次
グループ属性である「B」(:生化学検査項目)と一致
するか否かを判断する。これらのグループ属性が一致す
る場合(ステップS1406、YES)、CPU20
は、「血糖バーコード」153に含まれているデータを
制御バッファ21Aに記録する(ステップS140
8)。この場合、例えば、図16に示すように、コード
161が「5」であって区分162が「修飾語A」であ
るデータ内容163には「血糖」が記録される。
【0114】なお、グループ属性が一致しない場合には
(ステップS1406、NO)、入力エラーと判断し、
その旨を示すメッセージを表示する(ステップS140
7)。
【0115】ここで、CPU20は、「血糖バーコー
ド」153の次グループ属性により、図17に示すよう
な生化学検査項目入力画面173を表示し、生化学検査
における検査項目データの入力を促す(ステップS14
03)。
【0116】この時、「血糖バーコード」152の次グ
ループ属性には「B」(:生化学検査項目)が設定され
ており、CPU20は、これに基づいて生化学検査項目
入力画面173を表示する。
【0117】なお、この時の生化学検査項目入力画面1
73において、選択済みの「血糖」のチェックボックス
はオン表示(選択済)となっている。
【0118】医師は、図15に示すバーコードシート1
50において、生化学検査グループに属するバーコード
である「HDLバーコード」154を選択し、これをバ
ーコードリーダ24に読み取らせて入力を行う(ステッ
プS1404)。
【0119】入力を受けて、CPU20は、入力された
バーコードの示すデータが「決定」であるか否かを判断
する(ステップS1405)。
【0120】入力されたバーコードの示すデータが「決
定」でない場合(ステップS1405、NO)、CPU
20は、「HDLバーコード」154の示すデータのグ
ループ属性が、上記「血糖バーコード」152の次グル
ープ属性である「B」(:生化学検査項目)と一致する
か否かを判断する。これらのグループ属性が一致する場
合(ステップS1406、YES)、CPU20は、
「HDLバーコード」154に含まれているデータを制
御バッファ21Aに記録する(ステップS1408)。
この場合、例えば、図16に示すように、コード161
が「6」であって区分162が「修飾語B」であるデー
タ内容163には「HDL」が記録される。
【0121】なお、グループ属性が一致しない場合には
(ステップS1406、NO)、入力エラーと判断し、
その旨を示すメッセージを表示する(ステップS140
7)。
【0122】ここで、CPU20は、「HDLバーコー
ド」154の次グループ属性により、図17に示すよう
な生化学検査項目入力画面174を表示し、生化学検査
における検査項目データの入力を促す(ステップS14
03)。
【0123】この時、「HDLバーコード」154の次
グループ属性には「B」(:生化学検査項目)が設定さ
れており、CPU20は、これに基づいて生化学検査項
目入力画面174を表示する。
【0124】なお、この時の生化学検査項目入力画面1
74において、選択済みの「HDL」のチェックボック
スはオン表示(選択済)となっている。
【0125】ここで、医師が生化学検査指示項目の入力
を終了する場合には、「決定バーコード」155を入力
する(ステップS1404)。
【0126】入力を受けて、CPU20は、入力された
バーコードのデータが決定を示すものであると判断した
場合(ステップS1405、YES)、制御バッファ2
1Aに記録されている検査指示データを電子カルテシス
テム内のデータベース等に登録する(ステップS140
9)。なお、登録された検査指示データは、検査指示書
の発行等に使用される。
【0127】また、別の検査指示を追加して行う場合に
は、再び検査指示バーコード151を入力することによ
って可能である(図4、ステップS414、NO)。な
お、この場合、制御バッファ21Aのコード161の
「4」以下の項目がクリアされ、別の検査指示の入力が
可能となる。
【0128】なお、検査指示データの入力がすべて完了
し、医師が「終了バーコード」156を入力すると、C
PU20は、カルテ作成画面93(図9)を表示して入
力待ち状態となる(図4、ステップS414、YE
S)。
【0129】3.その他上記実施形態では、バーコード
に格納されるデータに「処方する」等の実データを使用
しているが、実際にはマスターテーブルを設定して該当
するマスターコードをバーコードに格納する方が望まし
い。
【0130】上記実施形態においては、制御バッファ2
1Aの「修飾語A」〜「修飾語D」を用いたが、必要に
応じて「修飾語」を増加または減少させてもよい。ま
た、「行為(述語)」や「直接目的語」に応じて、「修
飾語」の数を増減させてもよい。
【0131】上記実施形態においては、バーコード仕様
(図3)におけるグループ属性の桁数を1桁としたが、
グループ数に応じた1以上の桁数としてもよい。
【0132】上記実施形態においては、データ入力時に
次グループ属性情報を用いた入力エラー処理行うように
したが、制御バッファ21Aを利用して、文法規則によ
るエラーチェックを行うようにしてもよい。例えば、主
語(職員ID)の入力が完了していない状態で、述語
(行為)が入力された場合にはエラーと判断する等であ
る。
【0133】上記実施形態においては、制御情報とし
て、バーコード内の「次グループ情報」を用いたが、継
続データがあるか否かを表す「継続有無」を組み合わせ
て使用してもよい。この場合は、複数のバーコードを使
用して桁数の大きなデータを取り扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態における全体構成を
示す例である。
【図2】この発明の第1の実施形態におけるデータ入力
装置のハードウェア構成図を示す例である。
【図3】この発明の第1の実施形態におけるバーコード
仕様を示す例である。
【図4】「電子カルテシステムの使用」におけるフロー
チャートを示す図である。
【図5】「処方データ入力」におけるフローチャートを
示す図である。
【図6】「ログイン画面」におけるデータ入力装置のデ
ィスプレイを示す図である。
【図7】職員データベースの例を示す図である。
【図8】処方データ入力における制御バッファの例を示
す図である。
【図9】「患者選択画面」および「カルテ作成画面」に
おけるデータ入力装置のディスプレイを示す図である。
【図10】処方用バーコードシートの例を示す図であ
る。
【図11】「処方データ入力」における画面遷移を示す
図である。
【図12】「処方確認画面」におけるデータ入力装置の
ディスプレイを示す図である。
【図13】「バーコードシート作成処理」におけるデー
タ入力装置のディスプレイを示す図である。
【図14】「検査指示データ入力」におけるフローチャ
ートを示す図である。
【図15】検査指示用バーコードシートの例を示す図で
ある。
【図16】検査指示データ入力における制御バッファの
例を示す図である。
【図17】「検査指示データ入力」における画面遷移を
示す図である。
【符号の説明】
1・・・データ入力装置 10・・・バーコードシート 11・・・読取器 13・・・制御手段 15・・・出力器

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読取器によって読み取り可能な符号として
    記述されたデータを、読み取ってデータ入力するデータ
    入力装置であって、 読取器によって読み取り可能な符号を読み取って電気信
    号に変換する読取器と、 読取器からの電気信号を受けて、当該読取器によって読
    み取り可能な符号が示すデータを、所定の項目の入力デ
    ータとして取り込むとともに、当該項目への入力データ
    の取り込みが終了すると、次に行うべき処理を決定する
    制御手段と、 を備えたデータ入力装置において、 前記読取器によって読み取り可能な符号に、入力すべき
    データに加えて、制御情報を記述するようにし、 前記制御手段は、読取器からの電気信号を受けて、読取
    器によって読み取り可能な符号自身に含まれる制御情報
    を用いて、次に行うべき処理の内容がいずれであるかを
    決定することを特徴とするもの。
  2. 【請求項2】読取器によって読み取り可能な符号として
    記述されたデータを、読み取ってデータ入力するデータ
    入力装置であって、 読取器によって読み取り可能な符号を読み取って電気信
    号に変換する読取器と、 読取器からの電気信号を受けて、当該読取器によって読
    み取り可能な符号が示すデータを、所定の項目の入力デ
    ータとして取り込むとともに、当該項目への入力データ
    の取り込みが終了すると、次に入力すべき項目があるか
    否かを決定する制御手段と、 制御手段の制御に基づいて、次に入力すべき項目がある
    場合にはその旨を、操作者に知覚可能となるように出力
    する出力器と、 を備えたデータ入力装置において、 前記読取器によって読み取り可能な符号に、入力すべき
    データに加えて、制御情報を記述するようにし、 前記制御手段は、読取器からの電気信号を受けて、読取
    器によって読み取り可能な符号自身に含まれる制御情報
    を用いて、次に入力すべき項目があるか否かを決定する
    ことを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】読取器によって読み取り可能な符号として
    記述されたデータを、読み取ってデータ入力するための
    データ入力装置をコンピュータを用いて実現するための
    プログラムであって、 読取器によって読み取り可能な符号を読み取って電気信
    号に変換する読取器と、 読取器からの電気信号を受けて、当該読取器によって読
    み取り可能な符号が示すデータを、所定の項目の入力デ
    ータとして取り込むとともに、当該項目への入力データ
    の取り込みが終了すると、次に入力すべき項目があるか
    否かを決定する制御手段と、 制御手段の制御に基づいて、次に入力すべき項目がある
    場合にはその旨を、操作者に知覚可能となるように出力
    する出力器と、 を備えたデータ入力装置をコンピュータを用いて実現す
    るためのプログラムにおいて、 前記読取器によって読み取り可能な符号に、入力すべき
    データに加えて、制御情報を記述するようにし、 前記制御手段は、読取器からの電気信号を受けて、読取
    器によって読み取り可能な符号自身に含まれる制御情報
    を用いて、次に入力すべき項目があるか否かを決定する
    ことを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】読取器によって読み取り可能な符号として
    記述されたデータを、読み取ってデータ入力するための
    データ入力装置をコンピュータを用いて実現するための
    プログラムを記録した記録媒体であって、 読取器によって読み取り可能な符号を読み取って電気信
    号に変換する読取器と、 読取器からの電気信号を受けて、当該読取器によって読
    み取り可能な符号が示すデータを、所定の項目の入力デ
    ータとして取り込むとともに、当該項目への入力データ
    の取り込みが終了すると、次に入力すべき項目があるか
    否かを決定する制御手段と、 制御手段の制御に基づいて、次に入力すべき項目がある
    場合にはその旨を、操作者に知覚可能となるように出力
    する出力器と、 を備えたデータ入力装置をコンピュータを用いて実現す
    るためのプログラムを記録した記録媒体において、 前記読取器によって読み取り可能な符号に、入力すべき
    データに加えて、制御情報を記述するようにし、 前記制御手段は、読取器からの電気信号を受けて、読取
    器によって読み取り可能な符号自身に含まれる制御情報
    を用いて、次に入力すべき項目があるか否かを決定する
    ことを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】読取器によって読み取り可能な符号として
    記述されたデータを、読み取ってデータ入力するための
    データ入力装置であって、 読取器によって読み取り可能な符号を読み取って電気信
    号に変換する読取器と、 読取器からの電気信号を受けて、当該読取器によって読
    み取り可能な符号が示すデータを、所定の項目の入力デ
    ータとして取り込むとともに、当該項目への入力データ
    の取り込みが終了すると、次に取り込むべき項目を決定
    する制御手段と、 制御手段の制御に基づいて、次に入力すべき項目がいず
    れであるか、操作者に知覚可能となるように出力する出
    力器と、 を備えたデータ入力装置において、 前記読取器によって読み取り可能な符号に、入力すべき
    データに加えて、制御情報を記述するようにし、 前記制御手段は、読取器からの電気信号を受けて、読取
    器によって読み取り可能な符号自身に含まれる制御情報
    を用いて、次に入力すべき項目がいずれであるかを決定
    することを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】読取器によって読み取り可能な符号として
    記述されたデータを、読み取ってデータ入力するための
    データ入力装置をコンピュータを用いて実現するための
    プログラムであって、 読取器によって読み取り可能な符号を読み取って電気信
    号に変換する読取器と、 読取器からの電気信号を受けて、当該読取器によって読
    み取り可能な符号が示すデータを、所定の項目の入力デ
    ータとして取り込むとともに、当該項目への入力データ
    の取り込みが終了すると、次に取り込むべき項目を決定
    する制御手段と、 制御手段の制御に基づいて、次に入力すべき項目がいず
    れであるか、操作者に知覚可能となるように出力する出
    力器と、 を備えたデータ入力装置をコンピュータを用いて実現す
    るためのプログラムにおいて、 前記読取器によって読み取り可能な符号に、入力すべき
    データに加えて、制御情報を記述するようにし、 前記制御手段は、読取器からの電気信号を受けて、読取
    器によって読み取り可能な符号自身に含まれる制御情報
    を用いて、次に入力すべき項目がいずれであるかを決定
    することを特徴とするもの。
  7. 【請求項7】読取器によって読み取り可能な符号として
    記述されたデータを、読み取ってデータ入力するための
    データ入力装置をコンピュータを用いて実現するための
    プログラムを記録した記録媒体であって、 読取器によって読み取り可能な符号を読み取って電気信
    号に変換する読取器と、 読取器からの電気信号を受けて、当該読取器によって読
    み取り可能な符号が示すデータを、所定の項目の入力デ
    ータとして取り込むとともに、当該項目への入力データ
    の取り込みが終了すると、次に取り込むべき項目を決定
    する制御手段と、 制御手段の制御に基づいて、次に入力すべき項目がいず
    れであるか、操作者に知覚可能となるように出力する出
    力器と、 を備えたデータ入力装置をコンピュータを用いて実現す
    るためのプログラムを記録した記録媒体において、 前記読取器によって読み取り可能な符号に、入力すべき
    データに加えて、制御情報を記述するようにし、 前記制御手段は、読取器からの電気信号を受けて、読取
    器によって読み取り可能な符号自身に含まれる制御情報
    を用いて、次に入力すべき項目がいずれであるかを決定
    することを特徴とするもの。
  8. 【請求項8】請求項5〜7のいずれかのデータ入力装
    置、データ入力装置を実現するためのプログラムまたは
    データ入力装置を実現するためのプログラムを記録した
    記録媒体において、 前記読取器によって読み取り可能な符号は、符号シート
    上において、当該読取器によって読み取り可能な符号が
    示すデータの内容に基づいてグループ化して配置されて
    おり、 前記制御手段は、読取器によって読み取り可能な符号に
    記述された制御情報の中に含まれるグループ情報に基づ
    いて、次に入力すべき項目が含まれるグループを決定
    し、当該グループの情報を前記出力器に出力することを
    特徴とするもの。
  9. 【請求項9】請求項5〜8のいずれかのデータ入力装
    置、データ入力装置を実現するためのプログラムまたは
    データ入力装置を実現するためのプログラムを記録した
    記録媒体において、 前記符号シート上に配置された読取器によって読み取り
    可能な符号のグループは、複数の階層グループで定義さ
    れており、 前記制御手段は、操作者に、上位階層グループに含まれ
    る読取器によって読み取り可能な符号を入力させた後
    に、当該上位階層グループの直下にある下位階層グルー
    プに含まれる読取器によって読み取り可能な符号の入力
    を行わせるように制御することを特徴とするもの。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれかのデータ入力装
    置、データ入力装置を実現するためのプログラムまたは
    データ入力装置を実現するためのプログラムを記録した
    記録媒体において、 前記読取器によって読み取り可能な符号は、医師が入力
    する医療データを表したものであることを特徴とするも
    の。
  11. 【請求項11】請求項10のデータ入力装置、データ入
    力装置を実現するためのプログラムまたはデータ入力装
    置を実現するためのプログラムを記録した記録媒体にお
    いて、前記医療データは処方にかかるデータであって、
    入力される読取器によって読み取り可能な符号は、薬
    剤、用法、用量および処方日数によってグループ化され
    ていることを特徴とするもの。
  12. 【請求項12】符号として記述されたデータを、読み取
    ってデータ入力するためのデータ入力方法であって、 符号を読み取って電気信号に変換する符号読取器と、 符号読取器からの電気信号を受けて、当該符号が示すデ
    ータを、所定の項目の入力データとして取り込むととも
    に、当該項目への入力データの取り込みが終了すると、
    次に入力すべき項目があるか否かを決定する制御手段
    と、 制御手段の制御に基づいて、次に入力すべき項目がある
    場合にはその旨を、操作者に知覚可能となるように出力
    する出力器と、 を備えたデータ入力方法において、 前記符号に、入力すべきデータに加えて、制御情報を記
    述するようにし、 前記制御手段は、符号読取器からの電気信号を受けて、
    符号自身に含まれる制御情報を用いて、次に入力すべき
    項目があるか否かを決定することを特徴とするもの。
  13. 【請求項13】符号として記述されたデータを、読み取
    ってデータ入力するためのデータ入力方法であって、 符号を読み取って電気信号に変換する符号読取器と、 符号読取器からの電気信号を受けて、当該符号が示すデ
    ータを、所定の項目の入力データとして取り込むととも
    に、当該項目への入力データの取り込みが終了すると、
    次に取り込むべき項目を決定する制御手段と、 制御手段の制御に基づいて、次に入力すべき項目がいず
    れであるか、操作者に知覚可能となるように出力する出
    力器と、 を備えたデータ入力方法において、 前記符号に、入力すべきデータに加えて、制御情報を記
    述するようにし、 前記制御手段は、符号読取器からの電気信号を受けて、
    符号自身に含まれる制御情報を用いて、次に入力すべき
    項目がいずれであるかを決定することを特徴とするも
    の。
  14. 【請求項14】入力データまたは入力指令にかかる読取
    器によって読み取り可能な符号を読取器から読み取るこ
    とによって、データ入力を行うための符号シートであっ
    て、 前記符号シート上の読取器によって読み取り可能な符号
    は、次に行うべき処理にかかる制御情報を含むことを特
    徴とする符号シート。
  15. 【請求項15】データの入力または入力指令にかかる読
    取器によって読み取り可能な符号を配置した符号シート
    を作成する符号シート作成装置であって、 ユーザが所望の入力データを選択する入力データ選択手
    段と、 選択された入力データをデータの内容に基づいてグルー
    プ化する入力データグループ化手段と、 グループ化した入力データにかかる読取器によって読み
    取り可能な符号を符号シート上にグループ化して出力す
    る符号シート出力器とを備えたことを特徴とする符号シ
    ート作成装置。
  16. 【請求項16】データの入力または入力指令にかかる読
    取器によって読み取り可能な符号を配置した符号シート
    を作成する符号シート作成装置をコンピュータを用いて
    実現するためのプログラムであって、 ユーザが所望の入力データを選択する入力データ選択手
    段と、 選択された入力データをデータの内容に基づいてグルー
    プ化する入力データグループ化手段と、 グループ化した入力データにかかる読取器によって読み
    取り可能な符号を符号シート上にグループ化して出力す
    る符号シート出力器とをコンピュータを用いて実現する
    ためのプログラム。
  17. 【請求項17】データの入力または入力指令にかかる読
    取器によって読み取り可能な符号を配置した符号シート
    を作成する符号シート作成装置をコンピュータを用いて
    実現するためのプログラムを記録した記録媒体であっ
    て、 ユーザが所望の入力データを選択する入力データ選択手
    段と、 選択された入力データをデータの内容に基づいてグルー
    プ化する入力データグループ化手段と、 グループ化した入力データにかかる読取器によって読み
    取り可能な符号を符号シート上にグループ化して出力す
    る符号シート出力器とをコンピュータを用いて実現する
    ためのプログラムを記録した記録媒体。
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