JP6516337B2 - 読取システム及び読取プログラム - Google Patents
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また、認証されたユーザによるログインを許可し、認証されなかったユーザによるログインを禁止することにより、例えば、適正なユーザに対してのみログインさせることができるので、読取システムのセキュリティを向上させることが可能となる。
また、文字列画像とユーザ端末識別情報とに基づいてユーザの認証を行うことにより、例えば、ユーザの認証のために一般的に用いられるログイン名及びパスワード等を用いること無く認証を行うことができるので、ユーザに対してログイン名又はパスワード等の入力を求めることなく認証を行うことができ、読取システムのセキュリティを向上させた上で、読取システムの利用性を一層向上させることが可能となる。
また、認証されたユーザによるログインを許可し、認証されなかったユーザによるログインを禁止することにより、例えば、適正なユーザに対してのみログインさせることができるので、読取システムのセキュリティを向上させることが可能となる。
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まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、読取システムに関するものである。
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
まず、本実施の形態に係る情報システムの構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る情報システムのブロック図であり、また、図2は、診療明細書を例示した図であり、また、図3は、調剤明細書を例示した図である。なお、図1の情報システム900に含まれる端末装置の個数は任意であるが、ここでは、例えば、説明の便宜上、6個の端末装置101〜106を図示して説明する。また、例えば、端末装置101〜106は、概ね相互に同様に構成されていることとし、端末装置101についてのみ各部を具体的に図示して説明する。また、例えば、情報システム900に含まれる各端末装置について、相互に区別する必要がない場合には、端末装置1と総称して説明する。診療明細書及び調剤明細書のフォーマット等については、実際には複数種類存在しているが、ここでは、例えば、図2の診療明細書及び図3の調剤明細書を読み取る場合を適宜例示して説明する。なお、この図2及び図3の例示している文字列は、説明の便宜上のものである。また、本願の読取の対象となる診療明細書及び調剤明細書を説明した後、情報システム900について説明する。
図1の情報システム900は、読取システムを含むシステムであり、例えば、不図示の通信ネットワークを介して相互に通信可能となっている端末装置1、及びサーバ装置2を備える。
端末装置1は、情報システム900のユーザによって利用されるユーザ端末である。この端末装置1の具体的な内容及び構成は任意であるが、例えば、公知のスマートフォン、又は、タブレット端末等を用いることができ、一例としては、通信部11、タッチパッド12、ディスプレイ13、撮像部14、記録部15、及び制御部16を備える。
通信部11は、ネットワークを介して外部装置(例えば、サーバ装置2等)との間で通信するための通信手段である。この通信部11の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の通信回路等を用いて構成することができる。
タッチパッド12は、ユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。このタッチパッド12の具体的な構成は任意であるが、例えば、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のものを用いることができる。
ディスプレイ13は、制御部16の制御に基づいて各種の画像を表示する表示手段である。このディスプレイ13の具体的な構成は任意であるが、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を用いることができる。なお、上記のタッチパッド12とディスプレイ13と相互に重畳させてタッチパネルとして一体形成しても構わない。
撮像部14は、画像を撮像する撮像手段である。この撮像部14の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知のイメージセンサ等を備えるカメラを用いて構成することができる。
記録部15は、端末装置1の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる(他の装置の記録部も同様とする)。
制御部16は、端末装置1を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである(他の装置の制御部も同様とする)。特に、実施の形態に係るプログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して端末装置1にインストールされることで、制御部16の各部を実質的に構成する(他の装置の制御部も同様とする)。なお、この制御部16の各部により行われる処理については、後述する。
サーバ装置2は、読取システムであり、例えば、通信部21、記録部22、及び制御部23を備える。
通信部21は、ネットワークを介して外部装置(例えば、端末装置1等)との間で通信するための通信手段である。この通信部21の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、端末装置1の通信部11と同様にして構成することができる。
記録部22は、サーバ装置2の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、マスタ情報データベース(以下、「データベース」を「DB」と称する)221、病名情報DB222、ユーザ情報DB223、読取情報DB224、及び入力情報DB225を備える。
制御部23は、サーバ装置2を制御する制御手段であり、例えば、機能概念的に、画像取得部231、読取部232、受付部233、支援部234、認証部235、アクセス制御部236、及び出力部237を備える。画像取得部231は、第1医療情報を特定する文字列である医療情報文字列が表示されている文字列画像を取得する画像取得手段である。読取部232は、画像取得部231が取得した文字列画像と、マスタ情報DB221が格納している対象文字列とに基づいて、画像取得部231が取得した文字列画像に表示されている医療情報文字列を読み取る読取手段である。受付部233は、サーバ装置2のユーザによって入力された第2医療情報を受け付ける受付手段である。支援部234は、サーバ装置2のユーザによる第2医療情報の入力を支援する支援手段である。認証部235は、サーバ装置2のユーザの認証を行う認証手段である。アクセス制御部236は、認証部235にて認証されたユーザによるサーバ装置2へのログインを許可し、認証部235にて認証さなかったユーザによるサーバ装置2へのログインを禁止するアクセス制御手段である。出力部237は、少なくとも読取部232が読み取った医療情報文字列を所定の形式にて出力する出力手段である。なお、この制御部23の各部により行われる処理については、後述する。
次に、このように構成される情報システム900によって実行されるログイン制御処理、読取情報格納処理、病名情報入力処理、効果評価情報入力処理、及び情報出力処理について説明する。なお、図4のマスタ情報、図5の病名情報、及び図6のユーザ情報が前述の任意の手法で格納されていることを前提として説明する。
図9は、ログイン制御処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。「ログイン制御処理」とは、概略的には、サーバ装置2によって実行される処理であり、具体的には、ユーザによるログインを制御する処理であり、例えば、端末装置1を介して行われるユーザによるログインを禁止したり又は許可したりする処理である。このログイン制御処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、ログイン中でない(つまり、ログアウト中である)ユーザが端末装置1のタッチパッド12にてログインするための所定操作(例えば、ログインボタンを押下する等)を行うことにより、撮像部14にて自己の診療明細書又は調剤明細書を撮像した後に、端末装置1が、ログインを要求する信号であるログイン要求信号をサーバ装置1に送信し、当該信号をサーバ装置2が受信した場合に起動して、実行を開始することとし、実行が開始された後から説明する。
図10は、読取情報格納処理のフローチャートである。「読取情報格納処理」とは、概略的には、サーバ装置2によって実行される処理であり、具体的には、画像から情報を読み取って格納する処理であり、例えば、診療明細書又は調剤明細書の画像から情報を読み取って図7の読取情報を格納する処理である。この読取情報格納処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、ログイン制御処理にてログインが許可された後に、ユーザが端末装置1のタッチパッド12にて各明細書を記録するための所定操作(例えば、明細書記録ボタンを押下する等)を行うことにより、撮像部14にて自己の診療明細書又は調剤明細書を撮像した後に、端末装置1が、撮像した診療明細書又は調剤明細書の画像を含む信号である明細書画像信号をサーバ装置1に送信し、当該信号をサーバ装置2が受信した場合に起動して、実行を開始することとし、実行が開始された後から説明する。なお、例えば、「ユーザが端末装置1のタッチパッド12にて各明細書を記録するための所定操作(例えば、明細書記録ボタンを押下する等)を行うことにより、撮像部14にて自己の診療明細書又は調剤明細書を撮像した後に、端末装置1が、撮像した診療明細書又は調剤明細書の画像を含む信号である明細書画像信号を送信する」ことが、「文字列画像の入力」に相当する。
図11は、病名情報入力処理のフローチャートである。「病名情報入力処理」とは、概略的には、端末装置1及びサーバ装置2によって実行される処理であり、具体的には、ユーザから入力された文字列に基づいて情報を格納する処理であり、例えば、図8の入力情報の入力病名情報を格納する処理である。この病名情報入力処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、ログイン制御処理にてログインが許可された後に、ユーザが端末装置1のタッチパッド12にて入力病名情報を入力するための所定操作(例えば、入力病名情報入力ボタンを押下する等)を行った場合に起動して、実行を開始することとし、実行が開始された後から説明する(効果評価情報入力処理も同様とする)。また、入力病名情報は、例えば、図8に示されているように、書面管理IDと対応付けられているので、ユーザが、病名情報入力処理の起動時に、対応付けを行う書面管理IDを、タッチパッド12にて指定するものとして説明する(効果評価情報入力処理も同様とする)。また、ここでは、例えば、端末装置101のユーザが病名情報入力処理の起動直後に、「糖尿病」という文字列を入力する場合を適宜例示して説明する。
8の書面管理ID及び入力病名情報に格納する。ここでは、図8の「IDd1」及び「糖尿病網膜症」を格納する。これにて、病名情報入力処理を終了する。
「効果評価情報入力処理」とは、概略的には、端末装置1及びサーバ装置2によって実行される処理であり、具体的には、ユーザから入力された文字列に基づいて情報を格納する処理であり、例えば、図8の入力情報の効果評価情報入力処理を格納する処理である。なお、この効果評価情報入力処理については、公知の処理を含む任意の処理を適用することができので、概要のみ説明する。また、ここでは、例えば、端末装置101のユーザが効果評価情報入力処理の起動直後に、効果である「4」及び評価である「5」という文字列を入力する場合を適宜例示して説明する。
図12は、情報出力処理のフローチャートである。「情報出力処理」とは、概略的には、端末装置1及びサーバ装置2によって実行される処理であり、具体的には、少なくとも読取部232が読み取った文字列を所定の形式にて出力する処理である。なお、「所定の形式」とは、予め定められている任意の形式であり、例えば、情報の利用ニーズに応じて定められている形式であり、一例としては、確定申告時に提出するべき医療費集計フォームに対応する形式、あるいは、個人の家計簿のフォームに対応する形式等を含む概念である。この情報出力処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、ログイン制御処理にてログインが許可された後に、ユーザが端末装置1のタッチパッド12にて情報出力ための所定操作(例えば、情報出力ボタンを押下する等)を行った場合に起動して、実行を開始することとし、実行が開始された後から説明する。また、ここでは、例えば、医療費集計フォームに対応する形式にて情報を出力する場合について説明し、特に、端末装置101のユーザが、自己及び自己の家族の情報を出力する場合について説明する。
このように本実施の形態によれば、画像取得部231が取得した文字列画像と、マスタ情報DB221が格納している対象文字列情報とに基づいて、画像取得部231が取得した文字列画像に表示されている医療情報文字列を読み取ることにより、例えば、マスタ情報DB221が格納している対象文字列情報を基準に医療情報文字列を読み取ることができるので、文字列画像における医療情報文字列の読み取り精度を向上させることが可能となる。また、例えば、ユーザによる手入力を行うことなく医療情報文字列を読み取ることができるので、情報システム900を用いて、医療情報を効率的に収集することが可能となる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の詳細に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。本出願における「システム」とは、複数の装置によって構成されたものに限定されず、単一の装置によって構成されたものを含む。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。
また、上記実施の形態においては、認証部235が、画像取得部231が取得した画像と、端末装置1に格納されている端末装置IDとに基づいて認証を行う場合について説明したが、これに限らず、公知の手法を含む任意の手法で認証を行ってもよい。具体的には、各ユーザについて、ログイン名とパスワードを登録しておき、端末装置1側からのログイン名とパスワードを受け付けて、これらを比較して一致しているか否かに基づいて認証を行ってもよい。
また、上記実施の形態のログイン処理にて、ログインが許可された後でなければ、端末装置1側からサーバ装置2側へのあらゆるアクセスが禁止されることとしてもよい。
また、上記実施の形態の情報出力処理において、ユーザが、端末装置1を介してサーバ装置2にアクセスして、図7の読取情報及び図8の入力情報から所望の情報を選択できるように構成した上で、サーバ装置2の出力部237が、この選択された情報を端末装置1側に出力するように構成してもよい。
また、上記実施の形態の各情報を任意に変更してもよい。例えば、図6のユーザ情報について、家族における各ユーザの続柄を示す続柄情報を付加した上で、情報出力処理にて当該続柄情報も出力してもよい。
また、上記実施の形態のサーバ装置2の記録部22に文字列関連性特定情報DBを設けてもよい。文字列関連性特定情報DBとは、文字列関連性特定情報を格納する文字列関連性特定情報格納手段である。「文字列関連性特定情報」とは、第1医療情報の相互に関連する複数種類の情報に対応する複数種類の文字列相互間の関連性を特定する情報である。図13は、文字列関連性特定情報を例示した図である。図13に示すように、文字列関連性特定情報は、項目「第1対象文字列情報」、及び項目「第2対象文字列情報」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。ここで、項目「第1対象文字列情報」に対応する情報は、一部の対象文字列を特定する第1対象文字列情報である(図13では、図2の内容記載部分D13の「部」の欄、又は、図3の内容記載部分D23の「区分」の欄に記載されるべき文字列であり、「基本料」等)。また、項目「第2対象文字列情報」に対応する情報は、他の一部の対象文字列を特定する第2対象文字列情報である(図13では、図2の内容記載部分D13の「項目名」の欄、又は、図3の内容記載部分D23の「項目名」の欄に記載されるべき文字列であり、「外来診療科」等)。そして、この文字列関連性特定情報の格納手法は任意であるが、例えば、一般的に、診療明細書の「部」の欄の情報に対応する「項目名」の欄の情報の候補が予め定められており、また、調剤明細書の「区分」の欄の情報に対応する「項目名」の欄の情報の候補も予め定められていることに着目して、実施の形態で説明した図4のマスタ情報を格納する場合に言及した各情報等に基づいて、管理者が入力することにより格納される。
また、例えば、一般的に、図2の患者記載部分D12の「項目名」の欄の情報に対して、「点数」の欄の情報が所定の数値又は数値範囲にて定められていること、また、「回数」の欄の情報の上限値が定められていることに着目して(図3の場合も同様である)、これらの関係を文字列関連性特定情報にて格納した上で、これらの情報を踏まえて画像から文字列を読み取るように構成してもよい。
また、上記実施の形態のサーバ装置2の制御部23に促進部を設けてもよい。「促進部」とは、読取システムのユーザによる文字列画像の過去の入力に基づいて、読取システムのユーザに対して文字列画像の入力を促す促進手段である。この場合、例えば、図10のSB1で端末装置IDを取得した場合、当該取得した端末装置IDと端末装置IDを取得した日時を記録部22に記録して、端末装置ID毎(つまり、ユーザ毎)に診療明細書又は調剤明細書を記録するタイミングを把握した上で、把握結果に基づいて、診療明細書又は調剤明細書を記録すること(つまり、自己の診療明細書又は調剤明細書を撮像して送信すること)を促進してもよい。具体的には、例えば、所定期間間隔(例えば、2週間〜3週間等)で定期的に通院している者であれば、診療明細書又は調剤明細書を記録するタイミングとして、この所定期間間隔を把握して、所定期間を大幅に過ぎても(例えば、2カ月〜3カ月等)画像の送信がない場合、促進メッセージ(例えば、「最近、診療明細書等が記録されておりませんが、診療明細書等を撮像して記録して下さい」等)を端末装置1に送信して表示等させることにより、診療明細書又は調剤明細書の記録忘れ、あるいは、通院忘れを認識させることが可能となる。このように構成した場合、ユーザによる文字列画像の過去の入力に基づいて、ユーザに対して文字列画像の入力を促すことにより、例えば、文字列画像を定期的に確実に入力させることが可能となる。
また、上記実施の形態の特徴及び変形例の特徴を任意に組合わせてもよい。
付記1の読取システムは、読取システムであって、第1情報を特定する文字列である情報文字列が表示されている文字列画像を取得する画像取得手段と、前記読取システムにて読み取られ得る対象の文字列である対象文字列を格納する対象文字列格納手段と、前記画像取得手段が取得した前記文字列画像と、前記対象文字列格納手段が格納している前記対象文字列とに基づいて、前記画像取得手段が取得した前記文字列画像に表示されている前記情報文字列を読み取る読取手段と、を備える。
付記1に記載の読取システムによれば、画像取得手段が取得した文字列画像と、対象文字列格納手段が格納している対象文字列とに基づいて、画像取得手段が取得した文字列画像に表示されている情報文字列を読み取ることにより、例えば、対象文字列格納手段が格納している対象文字列を基準に情報文字列を読み取ることができるので、文字列画像における情報文字列の読み取り精度を向上させることが可能となる。また、例えば、ユーザによる手入力を行うことなく情報文字列を読み取ることができるので、読取システムを用いて、情報(例えば、医療情報)を効率的に収集することが可能となる。
2 サーバ装置
11 通信部
12 タッチパッド
13 ディスプレイ
14 撮像部
15 記録部
16 制御部
21 通信部
22 記録部
23 制御部
101 端末装置
102 端末装置
103 端末装置
104 端末装置
105 端末装置
106 端末装置
221 マスタ情報DB
222 病名情報DB
223 ユーザ情報DB
224 読取情報DB
225 入力情報DB
231 画像取得部
232 読取部
233 受付部
234 支援部
235 認証部
236 アクセス制御部
237 出力部
900 情報システム
D11 種別記載部分
D12 患者記載部分
D13 内容記載部分
D14 施設記載部分
D15 金額記載部分
D21 種別記載部分
D22 患者記載部分
D23 内容記載部分
D24 施設記載部分
D25 金額記載部分
Claims (2)
- 読取システムであって、
第1情報を特定する文字列である情報文字列が表示されている文字列画像を取得する画像取得手段と、
前記読取システムにて読み取られ得る対象の文字列である対象文字列を格納する対象文字列格納手段と、
前記画像取得手段が取得した前記文字列画像と、前記対象文字列格納手段が格納している前記対象文字列とに基づいて、前記画像取得手段が取得した前記文字列画像に表示されている前記情報文字列を読み取る読取手段と、
前記読取システムのユーザの認証を行う認証手段と、
前記認証手段にて認証されたユーザによる前記読取システムへのログインを許可し、前記認証手段にて認証されなかったユーザによる前記読取システムへのログインを禁止するアクセス制御手段と、を備え、
前記第1情報は、前記読取システムのユーザに関連する情報であり、
前記画像取得手段は、前記読取システムのユーザによって利用されるユーザ端末であって当該ユーザ端末を識別する情報であるユーザ端末識別情報が格納されている当該ユーザ端末を介して入力された前記文字列画像を取得し、
前記認証手段は、前記画像取得手段が取得した前記文字列画像と、前記ユーザ端末に格納されている前記ユーザ端末識別情報とに基づいて前記読取システムのユーザの認証を行う、
読取システム。 - 読取システムの読取プログラムであって、
コンピュータを、
第1情報を特定する文字列である情報文字列が表示されている文字列画像を取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段が取得した前記文字列画像と、前記読取システムにて読み取られ得る対象の文字列である対象文字列を格納する対象文字列格納手段が格納している前記対象文字列とに基づいて、前記画像取得手段が取得した前記文字列画像に表示されている前記情報文字列を読み取る読取手段と、
前記読取システムのユーザの認証を行う認証手段と、
前記認証手段にて認証されたユーザによる前記読取システムへのログインを許可し、前記認証手段にて認証されなかったユーザによる前記読取システムへのログインを禁止するアクセス制御手段と、として機能させ、
前記第1情報は、前記読取システムのユーザに関連する情報であり、
前記画像取得手段は、前記読取システムのユーザによって利用されるユーザ端末であって当該ユーザ端末を識別する情報であるユーザ端末識別情報が格納されている当該ユーザ端末を介して入力された前記文字列画像を取得し、
前記認証手段は、前記画像取得手段が取得した前記文字列画像と、前記ユーザ端末に格納されている前記ユーザ端末識別情報とに基づいて前記読取システムのユーザの認証を行う、
読取プログラム。
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