JP2013156919A - 生体情報測定システムおよび生体情報測定機器 - Google Patents

生体情報測定システムおよび生体情報測定機器 Download PDF

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Abstract

【課題】バーコードリーダのようなID読取装置を1種類にして、バーコードリーダの運用の仕方を簡単にし、また、コスト面での不利も解消できる生体情報測定システムを提供すること。
【解決手段】中継サーバ200は、病院端末400からバーコードリーダ431で読み取られた患者ID、測定機器IDおよび医療従事者IDを受信するとともに、生体情報測定機器100から自己測定機器IDを受信する。中継サーバ200は、受信した測定機器IDと受信した自己測定機器IDとが一致したとき、受信した患者IDおよび医療従事者IDを生体情報測定機器100へ送信する。患者IDと確定された生体情報とは対応付けられて通信データとして、生体情報測定機器100から中継サーバ100を介して、または直接病院情報サーバ300へ送信される。
【選択図】図16

Description

この発明は生体情報測定システムに関し、より詳しくは、患者から少なくとも1種類以上の生体情報を取得する生体情報測定機器と、患者を特定するための患者ID(識別番号)と上記患者の生体情報とを対応付けて電子カルテ情報として記録する病院情報サーバとを備えた生体情報測定システムに関する。
また、この発明は、そのような生体情報測定システムに用いられる生体情報測定機器に関する。
近年、医療機関では患者の容態や治療過程を記録するカルテの電子化が進んでいる。電子カルテを導入している医療機関では、例えば回診時に、医療従事者(看護師など)が携帯型のパーソナルコンピュータ(以下「ノートパソコン」という。)をカートに載せて運び、患者の医療情報や生体情報を確認したり入力したりする際には、患者IDを入力して、電子カルテにアクセスしている。
従来、そのようなノートパソコンには、例えば特許文献1(特開2003−22412号公報)に記載のように、バーコードリーダが接続されている。そして、このバーコードリーダによって患者が携行するバーコード(患者IDを表す)を読み取って患者IDを入力するのが一般的である。
特開2003−22412号公報
ここで、本出願人は、先に、患者の生体情報を、簡単な入力作業で効率よく確実に記録することが可能な生体情報測定機器を提案した(特願2011−288723号)。この生体情報測定機器には、バーコードリーダが接続されている。そして、このバーコードリーダによって患者IDを表すバーコードを読み取って患者IDを入力した後、電子カルテへその患者の生体情報を送信するようになっている。
しかし、病院内で上記生体情報測定機器をノートパソコンと併用した場合、患者IDを入力するために、上記生体情報測定機器に接続されたバーコードリーダと上記ノートパソコンに接続されたバーコードリーダとの2種類のバーコードリーダが存在することになる。このため、バーコードリーダの運用の仕方が面倒になり、また、バーコードリーダの数が増えるためコスト面でも不利になる。
そこで、この発明の課題は、バーコードリーダのようなID読取装置を1種類にして、バーコードリーダの運用の仕方を簡単にし、また、コスト面での不利も解消できる生体情報測定システムを提供することにある。
また、この発明は、そのような生体情報測定システムに用いられる生体情報測定機器であって、バーコードリーダのようなID読取装置を1種類にして、バーコードリーダの運用の仕方を簡単にし、また、コスト面での不利も解消できる生体情報測定機器を提供することにある。
この発明の生体情報測定システムは、
患者から少なくとも1種類の生体情報を取得する生体情報測定機器と、
患者を特定するための患者IDと上記患者の生体情報とを対応付けて電子カルテ情報として記録する病院情報サーバと、
上記生体情報測定機器と上記病院情報サーバとの間で通信データを中継する中継サーバと、
上記中継サーバに通信可能に接続された病院端末と、
を備え、
上記病院端末は、上記患者ID、生体情報測定機器を特定するための測定機器IDおよび医療従事者を特定するための医療従事者IDを読み取るためのID読取装置を有し、
上記生体情報測定機器は、この生体情報測定機器自身を特定するための自己測定機器IDを記憶する自己測定機器ID記憶部を有し、
上記中継サーバは、上記病院端末から上記患者ID、上記測定機器IDおよび上記医療従事者IDを受信するとともに、上記生体情報測定機器から上記自己測定機器IDを受信し、受信した上記測定機器IDと受信した上記自己測定機器IDとが一致したとき、受信した上記患者IDおよび上記医療従事者IDを上記生体情報測定機器へ送信する制御を行うID送信制御部を有し、
上記生体情報測定機器は、
生体情報を取得する生体情報取得部と、
取得された上記生体情報と上記中継サーバから受信した上記患者IDと上記医療従事者IDとを表示する測定機器表示部と、
上記測定機器表示部に表示された上記生体情報を確定する入力を行うための操作部と、
上記測定機器表示部に表示された上記生体情報が上記操作部に対する入力によって確定されたとき、上記患者IDと上記確定された生体情報とを対応付けて通信データとして、上記中継サーバを介して、または直接上記病院情報サーバへ送信する制御を行う測定機器送信制御部と
を有することを特徴とする。
本明細書で、「生体情報」とは、血圧、体温、SpO(動脈血酸素飽和度)など、患者の生体に関する情報を広く指す。
また、「病院」とは、医院、保健センタなどの名称を問わず、医療に関する診断や治療を行う医療機関を広く指す。
また、「医療従事者」とは、看護師、医師、ME(Medical Engineer)などを広く指す。
また、「ID」とは、人や物(機器)を識別するための符号を指す。IDは、数字のみに限られるものではなく、アルファベットや記号を含んでいても良い。
この発明の生体情報測定システムでは、病院端末のID読取装置が、上記患者ID、上記測定機器IDおよび上記医療従事者IDとを読み取った後、読み取られた上記患者ID、上記測定機器IDおよび上記医療従事者IDが上記中継サーバへ送信される。一方、上記生体情報測定機器の上記自己測定機器ID記憶部に記憶されている上記自己測定機器IDが上記中継サーバへ送信される。上記中継サーバのID送信制御部は、上記病院端末から上記患者ID、上記測定機器IDおよび上記医療従事者IDを受信するとともに、上記生体情報測定機器から上記自己測定機器IDを受信し、受信した上記測定機器IDと受信した上記自己測定機器IDとが一致したとき、受信した上記患者IDおよび上記医療従事者IDを上記生体情報測定機器へ送信する制御を行う。上記測定機器表示部には、取得された上記生体情報と上記中継サーバから受信した上記患者IDと上記医療従事者IDとが表示される。このため、医療従事者は、上記患者IDと上記医療従事者IDとを確認できるとともに、生体情報(測定値)を見て、その測定値が妥当であるか否かを判断することができる。医療従事者はその測定値が妥当であると判断したとき、上記操作部に対する入力によって測定値を確定する。上記測定機器表示部に表示された上記生体情報が上記操作部に対する入力によって確定されたとき、上記送信制御部は、上記患者IDと上記確定された生体情報とを対応付けて通信データとして、上記中継サーバを介して、または直接上記病院情報サーバへ送信する制御を行う。
このように動作する場合、この生体情報測定システムによれば、上記生体情報測定機器にはID読取装置を設ける必要がなく、上記病院端末が例えばバーコードリーダのようなID読取装置を備えれば足りる。したがって、病院内でバーコードリーダのようなID読取装置を1種類にすることができる。この結果、バーコードリーダの運用の仕方が簡単になり、また、コスト面での不利も解消する。
なお、上記生体情報測定機器の上記送信制御部は、上記患者IDと上記確定された生体情報と、さらに上記医療従事者IDとを対応付けて通信データとして、上記中継サーバを介して、または直接上記病院情報サーバへ送信する制御を行ってもよい。
一実施形態の生体情報測定システムでは、
上記病院端末から受信した上記測定機器ID、上記患者IDおよび上記医療従事者IDからなるセットを特定するための病院端末読取セットIDと、上記測定機器IDと、上記患者IDと、上記医療従事者IDとを対応付けてIDテーブル情報として記憶するIDテーブル情報記憶部を備え、
上記中継サーバのID送信制御部は、上記生体情報測定機器から上記自己測定機器IDを予め定められた時間間隔で繰り返し受信し、上記IDテーブル情報に含まれる測定機器IDと受信した上記自己測定機器IDとが一致するたびに、上記自己測定機器IDと一致した測定機器IDに対応した病院端末読取セットID、患者IDおよび医療従事者IDを含むIDテーブル情報を上記生体情報測定機器に送信する制御を行い、
上記生体情報測定機器は、
受信した病院端末読取セットIDと、患者IDと、医療従事者IDとを対応付けて記憶する受信ID記憶部と、
受信したIDテーブル情報に含まれた病院端末読取セットIDと上記受信ID記憶部に記憶されている病院端末読取セットIDとが一致しなかったとき、上記受信ID記憶部に記憶されている内容を上記受信したIDテーブル情報に含まれた病院端末読取セットID、患者IDおよび医療従事者IDに更新する制御を行うID取得制御部と
を有することを特徴とする。
この一実施形態の生体情報測定システムでは、上記中継サーバの上記ID送信制御部は、上記生体情報測定機器から上記自己測定機器IDを予め定められた時間間隔で繰り返し受信する。そして、上記ID送信制御部は、上記IDテーブル情報に含まれる測定機器IDと受信した上記自己測定機器IDとが一致するたびに、上記自己測定機器IDと一致した測定機器IDに対応した病院端末読取セットID、患者IDおよび医療従事者IDを含むIDテーブル情報を上記生体情報測定機器に送信する制御を行う。上記生体情報測定機器の上記ID取得制御部は、受信したIDテーブル情報に含まれた病院端末読取セットIDと上記受信ID記憶部に記憶されている病院端末読取セットIDとが一致しなかったとき、上記受信ID記憶部に記憶されている内容を上記受信したIDテーブル情報に含まれた病院端末読取セットID、患者IDおよび医療従事者IDに更新する制御を行う。
したがって、上記生体情報測定機器は、上記病院端末で読み取られた上記患者IDおよび上記医療従事者IDを効率よく確実に取得できる。すなわち、上記生体情報測定機器は、上記病院端末のID読取装置によって新たな患者IDや医療従事者IDが読み取られたときは、その新たな患者IDや医療従事者IDを確実に取得できる。一方、上記病院端末のID読取装置によって新たな患者IDや医療従事者IDが読み取られていないときは、受信したIDテーブル情報を破棄して、無駄な処理を行わないことができる。
一実施形態の生体情報測定システムでは、
上記生体情報測定機器は、
病院が受付をした患者名と患者IDとを対応付けて記録した患者一覧リストおよび上記病院内の医療従事者名と医療従事者IDとを対応付けて記録した医療従事者一覧リストを記憶する第1のリスト記憶部と、
上記中継サーバから受信した上記患者IDに基づいて上記第1のリスト記憶部に記憶された上記患者一覧リストを参照して、上記患者IDに対応する患者名を上記測定機器表示部に表示させるとともに、上記中継サーバから受信した上記医療従事者IDに基づいて上記第1のリスト記憶部に記憶された上記医療従事者一覧リストを参照して、上記医療従事者IDに対応する医療従事者名を上記測定機器表示部に表示させる制御を行う測定機器名前表示制御部と
を有することを特徴とする。
ここで、「中継サーバから受信した上記患者ID」とは、上記生体情報測定機器が受信ID記憶部を有している場合には、受信ID記憶部に記憶されている患者IDを指す。また、「中継サーバから受信した上記医療従事者ID」とは、上記生体情報測定機器が受信ID記憶部を有している場合には、受信ID記憶部に記憶されている医療従事者IDを指す。
この一実施形態の生体情報測定システムでは、上記測定機器名前表示制御部は、上記中継サーバから受信した上記患者IDに基づいて上記第1のリスト記憶部に記憶された上記患者一覧リストを参照して、上記患者IDに対応する患者名を上記測定機器表示部に表示させるとともに、上記中継サーバから受信した上記医療従事者IDに基づいて上記第1のリスト記憶部に記憶された上記医療従事者一覧リストを参照して、上記医療従事者IDに対応する医療従事者名を上記測定機器表示部に表示させる制御を行う。したがって、医療従事者は、上記患者名と上記医療従事者名とを確認してから生体情報(測定値)が妥当であるか否かを判断することができる。
一実施形態の生体情報測定システムでは、
上記病院端末は、
病院が受付をした患者名と患者IDとを対応付けて記録した患者一覧リストおよび上記病院内の医療従事者名と医療従事者IDとを対応付けて記録した医療従事者一覧リストを記憶する第2のリスト記憶部と、
上記患者名と上記医療従事者名とを表示するための病院端末表示部と、
上記ID読取装置によって読み取られた上記患者IDに基づいて上記第2のリスト記憶部に記憶された上記患者一覧リストを参照して、上記患者IDに対応する患者名を上記病院端末表示部に表示させるとともに、上記ID読取装置によって読み取られた上記医療従事者IDに基づいて上記第2のリスト記憶部に記憶された上記患者一覧リストを参照して、上記医療従事者IDに対応する医療従事者名を上記病院端末表示部に表示させる制御を行う病院端末名前表示制御部と
を有することを特徴とする。
この一実施形態の生体情報測定システムでは、病院端末名前表示制御部は、上記ID読取装置によって読み取られた上記患者IDに基づいて上記第2のリスト記憶部に記憶された上記患者一覧リストを参照して、上記患者IDに対応する患者名を上記病院端末表示部に表示させるとともに、上記ID読取装置によって読み取られた上記医療従事者IDに基づいて上記第2のリスト記憶部に記憶された上記患者一覧リストを参照して、上記医療従事者IDに対応する医療従事者名を上記病院端末表示部に表示させる制御を行う。したがって、医療従事者は、上記病院端末で上記患者名と上記医療従事者名とを確認することができる。
一実施形態の生体情報測定システムでは、上記病院端末の上記ID読取装置は、バーコードを読み取り可能なバーコードリーダであることを特徴とする。
この一実施形態の生体情報測定システムでは、上記病院端末の上記ID読取装置は、バーコードを読み取り可能なバーコードリーダである。したがって、医療従事者は、上記バーコードリーダを用いてバーコードを読み取ることで、容易に上記患者ID、上記測定機器IDおよび上記医療従事者IDを上記病院端末に入力できる。
一実施形態の生体情報測定システムでは、上記生体情報測定機器には、上記自己測定機器IDを表すバーコードが取り付けられていることを特徴とする。
この一実施形態の生体情報測定システムでは、上記生体情報測定機器には、上記自己測定機器IDを表すバーコードが取り付けられている。このため、医療従事者は、上記バーコードリーダを用いて上記生体情報測定機器に取り付けられている上記自己測定機器IDを表すバーコードを読み取ることができる。したがって、容易に上記自己測定機器IDを上記病院端末に入力できる。また、上記取り付けられたバーコードは、バーコードリーダのタイプによらず、例えば上記バーコードリーダがCCDスキャナタイプとレーザスキャナタイプのいずれであっても、読み取ることができる。
一実施形態の生体情報測定システムでは、上記生体情報測定機器は、上記自己測定機器IDを表すバーコードを上記測定機器表示部に表示することを特徴とする。
上記バーコードリーダが例えばCCDスキャナタイプであれば、例えば液晶表示ディスプレイのような表示部に表示されたバーコードを読み取ることができる。そこで、この一実施形態の生体情報測定システムでは、上記生体情報測定機器の上記測定機器表示部に上記自己測定機器IDを表すバーコードが表示される。このため、医療従事者は、上記バーコードリーダを用いて上記生体情報測定機器の上記測定機器表示部に表示される上記自己測定機器IDを表すバーコードを読み取ることができる。したがって、容易に上記自己測定機器IDを上記病院端末に入力できる。
また、医療従事者は、上記自己測定機器IDを表すバーコードを上記生体情報測定機器に取り付ける必要がない。また、上記バーコードを紛失したり、上記バーコードが読取できなくなったりすることがない。したがって、上記自己測定機器IDを上記病院端末に確実に入力できる。
この発明の生体情報測定機器は、
患者から少なくとも1種類の生体情報を取得する生体情報測定機器であって、
患者を特定するための患者IDと上記患者の生体情報とを対応付けて電子カルテ情報として記録する病院情報サーバと、上記患者ID、生体情報測定機器を特定するための測定機器IDおよび医療従事者を特定するための医療従事者IDを読み取るためのID読取装置を有する病院端末とに通信可能に接続され、
本体に、
生体情報を取得する生体情報取得部と、
この生体情報測定機器自身を特定するための自己測定機器IDを記憶する自己測定機器ID記憶部と、
上記病院端末から上記患者ID、上記測定機器IDおよび上記医療従事者IDを受信し、受信した上記測定機器IDと上記自己測定機器ID記憶部に記憶されている上記自己測定機器IDとが一致したとき、受信した上記患者IDおよび上記医療従事者IDを取得する制御を行うID受信制御部と、
上記生体情報取得部によって取得された上記生体情報と上記ID受信制御部によって取得された上記患者IDと上記医療従事者IDとを表示する表示部と、
上記測定機器表示部に表示された上記生体情報を確定する入力を行うための操作部と、
上記測定機器表示部に表示された上記生体情報が上記操作部に対する入力によって確定されたとき、上記患者IDと上記確定された生体情報とを対応付けて通信データとして、上記病院情報サーバへ送信する制御を行う送信制御部と
が搭載されていることを特徴とする。
この発明の生体情報測定機器では、まず、上記ID受信制御部は、上記病院端末から上記患者ID、上記測定機器IDおよび上記医療従事者IDを受信する。次に、上記ID受信制御部は、受信した上記測定機器IDと上記自己測定機器ID記憶部に記憶されている上記自己測定機器IDとが一致したとき、受信した上記患者IDおよび上記医療従事者IDを取得する制御を行う。上記表示部には、上記生体情報取得部によって取得された上記生体情報と上記ID受信制御部によって取得された上記患者IDと上記医療従事者IDとが表示されるから、医療従事者は、上記患者IDと上記医療従事者IDとを確認できるとともに、生体情報(測定値)を見て、その測定値が妥当であるか否かを判断することができる。医療従事者はその測定値が妥当であると判断したとき、上記操作部に対する入力によって測定値を確定する。上記表示部に表示された上記生体情報が上記操作部に対する入力によって確定されたとき、上記送信制御部は、上記患者IDと上記確定された生体情報とを対応付けて通信データとして、例えば上記病院情報サーバへ送信する制御を行う。
このように動作する場合、この生体情報測定機器にはID読取装置を設ける必要がなく、上記病院端末が例えばバーコードリーダのようなID読取装置を備えれば足りる。したがって、病院内でバーコードリーダのようなID読取装置を1種類にすることができる。この結果、バーコードリーダの運用の仕方が簡単になり、また、コスト面での不利も解消する。
以上より明らかなように、この発明の生体情報測定システムによれば、バーコードリーダのようなID読取装置を1種類にして、バーコードリーダの運用の仕方を簡単にし、また、コスト面での不利も解消できる。
また、この発明の生体情報測定機器によれば、バーコードリーダのようなID読取装置を1種類にして、バーコードリーダの運用の仕方を簡単にし、また、コスト面での不利も解消できる。
この発明の一実施形態の生体情報測定システムの構成を示す図である。 上記生体情報測定システムに含まれる生体情報測定機器の構成を示すブロック図である。 上記生体情報測定システムに含まれる中継サーバの構成を示すブロック図である。 上記生体情報測定システムに含まれる病院情報サーバの構成を示すブロック図である。 上記生体情報測定システムに含まれる病院端末の構成を示すブロック図である。 上記生体情報測定機器の外観を示す斜視図である。 上記病院端末の表示部にIDが表示された状態を示す図である。 生体情報測定後の上記生体情報測定機器の表示部の表示内容を示す図である。 上記病院端末の制御部による測定機器ID、患者IDおよび看護師ID取得処理のフローを示す図である。 上記病院端末の制御部による測定機器ID、患者IDおよび看護師ID取得処理のフローの変形例を示す図である。 上記中継サーバの制御部によるID区分問合せ処理のフローを示す図である。 上記中継サーバの制御部によるIDテーブル情報保存処理のフローを示す図である。 上記生体情報測定機器の制御部による患者IDおよび看護師ID取得処理のフローを示す図である。 上記中継サーバの制御部による患者IDおよび看護師ID送信処理のフローを示す図である。 上記生体情報測定機器の制御部による測定のフローを示す図である。 上記中継サーバの制御部による通信データ中継処理のフローを示す図である。 上記生体情報測定機器、上記中継サーバ、上記病院情報サーバおよび上記病院端末間のデータの流れを説明する図である。 上記生体情報測定機器の表示部に自己測定機器IDを特定するバーコードが表示された状態を示す図である。 上記生体情報測定機器が上記中継サーバの機能を果たすように構成したときの、上記生体情報測定機器、上記病院情報サーバおよび上記病院端末間のデータの流れを説明する図である。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態の生体情報測定システム(全体を符号90で示す。)のシステム構成を示している。この生体情報測定システム90は、生体情報測定機器100と、中継サーバ200と、病院情報サーバ300と、病院端末400とを、ネットワーク900を介して互いに通信可能に備えている。なお、生体情報測定機器100と病院端末400は、それぞれ複数台接続されていても良い。
このネットワーク900を介した通信は、無線、有線のいずれでも良い。この実施の形態において、ネットワーク900は、病院内LAN(Local Area Network)であるが、これに限定されず、インターネットを介したネットワークのような他の種類のネットワークであってもよいし、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどを用いた1対1の通信であってもよい。
図2に示すように、生体情報測定機器100は、本体100Mと、この本体100Mに搭載された、制御部110と、メモリ120と、操作部130と、表示部140と、測定部150と、通信部190とを含む。
操作部130は、操作ボタン・操作キーなどの操作デバイス(詳しくは後述する。)が操作者によって操作されたことに応じて、操作された内容に応じた操作信号を制御部110に入力する。
測定部150は、血圧を測定するためのカフ151と血圧測定部154とを含む血圧計100A、サーミスタまたは赤外線検知回路を内蔵する検温部を含む体温計100B、発光部と受光部とを備えてSpO(動脈血酸素飽和度)を測定するためのパルスオキシメータ100C、および無線通信により生体情報を取り込むためのRFID(Radio Frequency IDenditification)センサ153(図6参照)を含む部分である。血圧計100Aや、RFIDセンサ153を介して体温計100B、パルスオキシメータ100Cから取得された生体情報は、制御部110に入力される。
メモリ120は、生体情報測定機器100を制御するためのプログラムのデータ、生体情報測定機器100を制御するために用いられるデータ、生体情報測定機器100の各種機能を設定するための設定データ、および、測定結果のデータなどを記憶する。また、メモリ120は、プログラムが実行されるときのワークメモリなどとして用いられる。
また、メモリ120には、この例では自己測定機器ID記憶部として、この生体情報測定機器100自身を特定するための自己測定機器IDが記憶されている。さらに、メモリ120には、この例では第1のリスト記憶部として、病院が受付をした患者名と患者IDとを対応付けて記録した患者一覧リストと、病院内の医療従事者名と医療従事者IDとを対応付けて記録した医療従事者一覧リストとが記憶されている。
患者一覧リストは、例えば次のようなリストである。
(患者一覧リスト)
Figure 2013156919
医療従事者一覧リストは、例えば次のようなリストである。
(医療従事者一覧リスト)
Figure 2013156919
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)を含み、メモリ120に記憶された生体情報測定機器100を制御するためのプログラムに従って、操作部130からの操作信号に応じて、測定部150からの検知信号に基づいて、メモリ120、表示部140、および、通信部190を制御する。
表示部140は、ディスプレイおよびインジケータ等を含み、制御部110からの制御信号に従って所定の情報を表示する(詳しくは後述する。)。
通信部190は、制御部110によって制御されて所定の情報を、ネットワーク900を介して外部の装置に送信したり、外部の装置からの情報を、ネットワーク900を介して受信して制御部110に受け渡したりする。
図3に示すように、中継サーバ200は、制御部210と、メモリ220と、操作部230と、表示部240と、通信部290とを含む。この中継サーバ200は、汎用のコンピュータ装置に、後述の各種処理を行わせるようにプログラム(ソフトウェア)をインストールしたものである。
制御部210は、CPU(Central Processing Unit)およびその補助回路を含み、サーバ200の各部を制御し、メモリ220に記憶されたプログラムおよびデータに従って所定の処理を実行し、操作部230、および、通信部290から入力されたデータを処理し、処理したデータを、メモリ220に記憶させたり、表示部240で表示させたり、通信部290から出力させたりする。
メモリ220は、制御部210でプログラムを実行するために必要な作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)と、制御部210で実行するための基本的なプログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory)とを含む。また、メモリ220の記憶領域を補助するための補助記憶装置の記憶媒体として、磁気ディスク(HD(Hard Disk)、FD(Flexible Disk))、光ディスク(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc))、光磁気ディスク(MO(Magneto-Optical disk))、または、半導体メモリ(メモリカード、SSD(Solid State Drive))などが用いられてもよい。
操作部230は、キーボードおよびマウスで構成され、ユーザによる操作を示す操作信号を制御部210に送信する。また、操作部230は、キーボードおよびマウスに替えて、または、加えて、タッチパネルなどの他の操作デバイスで構成されるようにしてもよい。
表示部240は、ディスプレイ(たとえば、LCD(Liquid Crystal Display))を含む。表示部240は、制御部210によって制御されて、所定の映像をディスプレイに表示させる。
通信部290は、制御部210からの情報をネットワーク900を介して他の装置に送信するとともに、他の装置からネットワーク900を介して送信されてきた情報を受信して制御部210に受け渡す。
図4に示すように、病院情報サーバ300は、制御部310と、記憶部320と、操作部330と、表示部340と、通信部390とを含む。この病院情報サーバ300は、汎用のコンピュータ装置に、後述の電子カルテの管理を行わせるように市販の電子カルテのプログラム(例えば、富士通製電子カルテシステム「HOPE/EGMAIN−EX」(登録商標))をインストールしたものである。この病院情報サーバ300の制御部310、記憶部320、操作部330、表示部340、通信部390のそれ自体の構成および機能は、基本的に、上述の中継サーバ200の制御部210、メモリ220、操作部230、表示部240、通信部290の構成および機能と同様である。ただし、記憶部320には、上記電子カルテのプログラムがインストールされ、また、電子カルテ情報を記憶するための電子カルテ情報記憶部321が存在する点が異なる。
電子カルテ情報記憶部321には、患者名と患者IDとその患者の生体情報とを対応づけて記録した電子カルテが記憶されている。
電子カルテは、例えば次のようなものである。
(電子カルテ)
[患者ID 1001 患者名 オムロン 太郎]
Figure 2013156919
電子カルテ情報記憶部321には、このような電子カルテが患者(患者ID)毎に記憶されている。
図5に示すように、病院端末400は、本体400Mと、この本体400Mに搭載された、制御部410と、メモリ420と、操作部430と、病院端末表示部としての表示部440と、通信部490とを含む。この病院端末400は、市販のノート型パーソナルコンピュータからなり、中継サーバ200にアクセスできるようになっている。
この例では、本体400Mに、ID読取装置としてのバーコードリーダ431が、本体400Mに対してUSBケーブルを介して着脱可能に接続されている。バーコードリーダ431は、患者、医療従事者が携行するIDカード(図示せず)やリストバンド(バーコードが表示されている)からそれぞれ患者ID、医療従事者IDを読み取るために用いられる。また、このバーコードリーダ431は、生体情報測定機器100を特定する後述の自己測定機器IDを読み取るために用いられる。
メモリ420には、この例では第2のリスト記憶部として、生体情報測定機器100のメモリ120におけるのと同様に、病院が受付をした患者名と患者IDとを対応付けて記録した患者一覧リストと、病院内の医療従事者名と医療従事者IDとを対応付けて記録した医療従事者一覧リストとが記憶されている。また、病院に設けられている生体情報測定機器100の測定機器IDを全て記載した測定機器IDリストが記憶されている。
測定機器ID一覧リストは、例えば次のようなリストである。
(測定機器ID一覧リスト)
Figure 2013156919
図6は、生体情報測定機器100の外観を示している。この生体情報測定機器100は、本体100Mの前部に、測定/停止ボタン1と、メニュー/確定ボタン2と、設定操作キー3と、トレイ4とを備えている。また、本体100Mの左側部にNIBP(非観血式;Non Invasive Blood Pressure)コネクタ5を備えている。本体100Mの右側部に、電源コネクタ6と、USBコネクタ7と、LANコネクタ8とを備えている。さらに、本体100Mの上部に測定機器表示部としての表示部140と、この生体情報測定機器100を特定する自己測定機器IDを示すバーコード141とを備えている。このバーコード141は、本体100Mの表面に貼付されている。また、本体100Mの内部には、既述の測定部150を構成するRFIDセンサ153が内蔵されている。
測定/停止ボタン1は、電源スイッチであり、電源が切れているときに押されると、血圧測定が開始される。血圧測定中に押されると、血圧測定が停止する。
メニュー/確定ボタン2は、この機器100の各種メニューを表示部140に表示させるとともに、測定値を確定するために用いられる。
設定操作キー3は、上キー3a、下キー3b、左キー3c、右キー3dを含む。これらのキー3a,3b,3c,3dは、表示部140の画面を切り替えたり、各種設定を入力するために用いられる。
これらのメニュー/確定ボタン2および設定操作キー3は、既述の操作部130を構成する。
トレイ4は、専用の電子体温計(この例では、オムロン電子体温計MC−1600−HP)を収納するための収容部4aと、専用のパルスオキシメータ(この例では、パルスオキシメータHPO−1600−FP)を収納するための収容部4bとを備えている。
NIBPコネクタ5は、血圧測定のためのカフ151につながるチューブ・エアホースを本体100Mに接続するために用いられる。
電源コネクタ6は、AC(交流)アダプタを本体100Mに接続するために用いられる。このACアダプタは、本体100Mに内蔵されたバッテリ(図示せず)を充電するために用いられる。
USBコネクタ7は、外部機器を本体100Mに接続するために用いられる。
LANコネクタ8は、この例では、この生体情報測定機器100をネットワーク900に接続するために用いられる。
さて、病院で、看護師などの医療従事者が生体情報測定機器100と病院端末400とを持ち運びながら各患者を巡回して生体情報の測定を行う業務形態がある。生体情報の測定に伴って、生体情報測定機器100を特定するための測定機器ID、患者を特定するための患者IDおよび医療従事者(この例では看護師)を特定するための医療従事者ID(この例では看護師ID)を取得する必要がある。
上記測定機器ID、上記患者IDおよび上記看護師IDの取得は、病院端末400の制御部410によって、図9Aのフローに従って次のようにして行われる。
まず、この例では看護師が、病院端末400の動作状態で(具体的にはID読取のためのアプリケーションを動作させて)、測定機器IDを測定毎に入力するか否かについて、操作部430を介して入力する(ステップS101)。測定毎に入力する場合(ステップS101でYES)、看護師がバーコードリーダ431によって本体100Mのバーコード141を読み取ると(ステップS102でYES)、病院端末400の制御部410は、新たに読み取られた測定機器IDに基づいて、記憶部420に記憶している上記測定機器IDリストを参照して、測定機器IDが上記測定機器IDリスト中に存在するか否かを判定する(ステップS103)。制御部410は、測定機器IDが上記測定機器IDリスト中に存在すると判定したとき(ステップS103でYES)、新たにバーコードが読み取られるのを待つ(ステップS104)。読み取られた測定機器IDは、図7に例示するように、表示部440に例えば「本体:SN0001−103129」のように表示される。
次に、看護師が、新たに看護師や患者が携行するIDカードやリストバンド(バーコードが表示されている)からバーコードを読み取る(ステップS104でYES)。続いて制御部410は、この読み取られた情報(これを「読取情報」と呼ぶ。)に対応する区分(看護師IDまたは患者ID)を問い合わせるために上記読取情報を中継サーバ200へ送信して(ステップS105、矢印A)、中継サーバ200から上記読取情報に対応する区分を受信する制御を行う(ステップS105、矢印B)。ここで、上記区分には、「患者ID」、「看護師ID」および「該当なし」がある。例えば「患者ID」の区分を受信すると、上記読取情報から患者IDが特定され、「看護師ID」の区分を受信すると、上記読取情報から看護師IDが特定される。上記読取情報が「患者ID」または「看護師ID」でなければ、「該当なし」となる。
制御部410は、受信した上記区分が「患者ID」または「看護師ID」のとき(ステップS106でYES)、表示部440の患者ID欄に上記ID情報により特定される患者IDを表示するか、看護師ID欄に上記ID情報により特定される看護師IDを表示する制御を行う(ステップS107)。読み取られた「患者ID」、「看護師ID」は、図7に例示するように、表示部440に例えば「患者:10000001」、「操作者:00000001」のようにそれぞれ表示される。したがって、看護師は、患者IDおよび看護師IDの読み取り順序を意識することなく、患者IDおよび看護師IDを読み取ることができる。
次に、制御部410は、図9Aに示すように、測定機器ID、患者ID、看護師IDの3種類のIDが全て読み取られたか否かを判定する(ステップS108)。上記3種類のIDが全て読み取られたとき(ステップS108でYES)、図7に示すように表示部440に「確認OK」ボタン441が表示され、看護師が「確認OK」ボタン441をクリックすると、制御部410は、上記3種類のIDを中継サーバ200へ送信する制御を行う(図9AのステップS109、矢印C)。
したがって、看護師は、バーコードリーダ431を用いてバーコード141を読み取ることで、容易に上記患者ID、上記測定機器IDおよび上記看護師IDを病院端末400に入力できる。また、バーコード141は、バーコードリーダのタイプによらず、例えば上記バーコードリーダがCCDスキャナタイプとレーザスキャナタイプのいずれであっても、読み取ることができる。
また、図9Bは、病院端末400の制御部410による、図9Aのフローを変形したフローを示している。
この図9Bのフローでは、図9AのステップS107とS108(図9BのステップS157とS160)との間にステップS158、S159が追加されている。
概略としては、病院端末400の制御部410は、病院端末名前表示制御部として働いて、上記患者一覧リストおよび上記医療従事者一覧リストを検索して、上記患者IDに対応する患者名および上記医療従事者IDに対応する看護師名を表示部440に表示できるようにしている。
具体的には、図9Bに示すように、制御部410は、表示部440に患者IDまたは看護師IDを表示した(ステップS157)後、上記病院端末名前表示制御部として働いて、患者IDに基づいて、記憶部420に記憶した上記患者一覧リストを参照して、上記患者IDに対応する患者名を検索する。また、制御部410は、看護師IDに基づいて、記憶部420に記憶した上記医療従事者一覧リストを参照して、上記看護師IDに対応する看護師名を検索する(ステップS158)。次に、制御部410は、検索された上記患者名および上記看護師名を表示部440に表示させる制御を行う(ステップS159)。したがって、看護師は、上記患者名と上記看護師名とを確認してから生体情報(測定値)が妥当であるか否かを判断することができる。
なお、この実施形態では、患者名と看護師名は、必ず生体情報測定機器100の表示部140の画面で確認するとの考え方を採用する。したがって、図9Bではなく、図9Aのフローを採用するものとする。
図10は、中継サーバ200の制御部210によるID区分問合せ処理のフローを示している。
まず、中継サーバ200の制御部210は、病院端末400から上記読取情報を受信すると(矢印A、ステップS201でYES)、受信した読取情報が「患者ID」、「看護師ID」、「該当なし」のいずれの区分に該当するかを判断する。そして、その読取情報が該当する区分を、病院端末400へ送信する制御を行う(ステップS202、矢印B)。
また、図11は、中継サーバ200の制御部210によるIDテーブル情報保存処理のフローを示している。
まず、中継サーバ200の制御部210は、病院端末400から測定機器ID、患者ID、看護師IDを受信すると(矢印C、ステップS301でYES)、そのたびに、受信した測定機器ID、患者IDおよび看護師IDからなるセットを特定するための病院端末読取セットIDを作成する。これとともに、その作成した病院端末読取セットIDと、上記測定機器IDと、上記患者IDと、上記看護師IDとを対応付けてIDテーブル情報とする制御を行う。すなわち、IDテーブル情報には、次のような項目が含まれる。
(IDテーブル情報)
Figure 2013156919
ここで、上記病院端末読取セットIDは、病院端末400から測定機器ID、患者IDおよび看護師IDを受信するごとに付与される通し番号(例えばN1,N2,…)である。そして、制御部210は、中継サーバ200のメモリ220をIDテーブル情報記憶部として働かせて、メモリ220に上記IDテーブル情報を記憶させる制御を行う(ステップS302)。
次に、制御部210は、上記IDテーブル情報に含まれる看護師IDに基づいて、上記メモリ220に記憶しているIDテーブル情報群を参照して、この看護師IDを含むIDテーブル情報が存在するか否かを判断する(ステップS303)。存在すると判断した場合(ステップS305でYES)、メモリ220に記憶されている上記看護師IDを含むIDテーブル情報を削除する(ステップS304)。
図12は、生体情報測定機器100の制御部110による患者IDおよび看護師ID取得処理のフローを示している。
予め、生体情報測定機器100のメモリ120には、受信ID記憶部として、中継サーバ200から受信した、上記病院端末読取セットID、患者IDおよび看護師IDを含む上記IDテーブル情報が記憶されているものとする。
まず、生体情報測定機器100の制御部110は、この生体情報測定機器100自身を特定するための自己測定機器IDを中継サーバ200へ5秒周期で繰り返し送信する(ステップS401、矢印D)。次に、制御部110は、中継サーバ200から、上記病院端末読取セットID、患者IDおよび看護師IDを含む上記IDテーブル情報を受信する(ステップS402でYES、矢印E)。すると、制御部110は、上記ID取得制御部として働いて、受信したIDテーブル情報に含まれた病院端末読取セットIDと生体情報測定機器100のメモリ120に記憶されているIDテーブル情報に含まれた病院端末読取セットIDとが一致するか否か判断する(ステップS403)。
上記受信した病院端末読取セットIDと上記記憶していた病院端末読取セットIDとが一致したとき(ステップS403でYES)、制御部110は、受信したID情報、具体的には、病院端末読取セットID、患者IDおよび看護師IDを破棄する制御を行う(ステップS404)。一方、上記受信した病院端末読取セットIDと上記記憶していた病院端末読取セットIDとが一致しなかったとき(ステップS403でNO)、制御部110は、メモリ120に記憶されている内容、具体的には、病院端末読取セットID、患者IDおよび看護師IDを上記受信したIDテーブル情報に含まれた病院端末読取セットID、患者IDおよび看護師IDに更新する制御を行う(ステップS405)。
したがって、生体情報測定機器100は、病院端末400で読み取られた上記患者IDおよび上記看護師IDを効率よく確実に取得できる。すなわち、生体情報測定機器100は、病院端末400のバーコードリーダ431によって新たな患者IDや看護師IDが読み取られたときは、その新たな患者IDや看護師IDを確実に取得できる。一方、病院端末400のバーコードリーダ431によって新たな患者IDや看護師IDが読み取られていないときは、受信したIDテーブル情報を破棄して、無駄な処理を行わないことができる。
図13は、中継サーバ200の制御部210による患者IDおよび看護師ID送信処理のフローを示している。
まず、中継サーバ200の制御部210は、上記ID送信制御部として働いて、生体情報測定機器100から上記自己測定機器IDを5秒間隔で繰り返し受信する制御を行う(矢印D)。次に、制御部210は、中継サーバ200のメモリ220に記憶している上記IDテーブル情報に含まれる測定機器IDと受信した上記自己測定機器IDとが一致するたびに(ステップS501でYES)、上記自己測定機器IDと一致した測定機器IDに対応した病院端末読取セットID、患者IDおよび看護師IDを含むIDテーブル情報を生体情報測定機器100に送信する制御を行う(ステップS502、矢印E)。
生体情報の測定は、生体情報測定機器100の制御部110によって、図14のフローに従って次のようにして行われる。
看護師は、生体情報測定機器100の動作状態で、まず、生体情報測定機器100を特定するための自己測定機器IDを手入力するか否かについて、操作部130を介して入力する(ステップS601)。上記自己測定機器IDを手入力する場合(ステップS601でYES)、制御部110は、表示部140に自己測定機器IDを表示する制御を行う(ステップS602)。
次に、制御部110は、中継サーバ200から患者IDおよび看護師IDを図12のフローで示したようにして取得する制御を行う(ステップS603でYES)。続いて、制御部110は、上記測定機器名前表示制御部として働いて、取得した患者IDに基づいて、メモリ120に記憶されている上記患者一覧リストを参照して、上記患者IDに対応する患者名を検索する制御を行う。また、制御部110は、取得した上記看護師IDに基づいてメモリ120に記憶されている上記医療従事者一覧リストを参照して、上記看護師IDに対応する看護師名を検索する制御を行う(ステップS604)。そして、制御部110は、検索された上記患者名および上記看護師名を表示部140に表示する制御を行う(ステップS605)。したがって、看護師は、上記患者名と上記看護師名とを確認してから生体情報(測定値)が妥当であるか否かを判断することができる。
次に、制御部110は、上記患者IDがメモリ120に記憶していた前回の生体情報測定時の患者IDと一致するか否か判断する(ステップS606)。制御部110は、上記患者IDが前回の生体情報測定時の患者IDと一致しないと判断したとき(ステップS606でNO)、メモリ120に記憶していた測定データを破棄する制御を行う(ステップS607)。次に、制御部110は、看護師による操作部130に対する測定開始の入力に応じて、測定部150に測定値を取得させる(ステップS608)とともに、表示部140に取得された測定値を表示させる制御を行う。この段階で表示部140に表示される画面は、例えば図8に示したものである。
看護師は、上記測定値が妥当であると判断したとき、操作部130(具体的には、メニュー/確定ボタン2)に対する入力によって測定値を確定する(ステップS609でYES)。続いて、制御部110が上記測定機器送信制御部として働いて、測定機器ID、患者ID、看護師IDおよび測定値を対応付けて通信データとして、通信部190によってネットワーク900を介して中継サーバ200へ送信する制御を行う(ステップS610)。
図15は、中継サーバ200の制御部210による通信データ中継処理のフローを示している。
まず、中継サーバ200の制御部210は、生体情報測定機器100から測定値と患者IDとを含む通信データを受信すると(矢印F、ステップS701でYES)、この受信した通信データに基づいて、患者ID、看護師IDおよび測定値を対応付けて通信データとして、病院情報サーバ300へ送信する制御を行う(ステップS702、矢印G)。
図16は、この生体情報測定システム90における、生体情報測定機器100、中継サーバ200、病院情報サーバ300、病院端末400の間の全体としての通信データの流れを示している。
まず、病院端末400は、バーコードリーダ431で読み取った読取情報に対応する区分を問い合わせるために、上記読取情報を中継サーバ200へ送信する(通信データA)。中継サーバ200は、この通信データAを受信すると、上記読取情報に対応する区分を病院端末400へ送信する(通信データB)。続いて、病院端末400は、測定機器ID、患者ID、看護師IDの3種類のIDが全て読み取られると、この3種類のIDを中継サーバ200へ送信する(通信データC)。中継サーバ200は、この通信データCを受信するたびに、受信した測定機器ID、患者IDおよび看護師IDからなるセットを特定するための病院端末読取セットIDを作成する。これとともに、その作成した病院端末読取セットIDと、上記測定機器IDと、上記患者IDと、上記看護師IDとを対応付けてIDテーブル情報とする。
次に、生体情報測定機器100は、患者IDおよび看護師IDを取得するために、自己測定機器IDを中継サーバ200へ5秒周期で繰り返し送信する(通信データD)。中継サーバ200は、この通信データDを受信すると、中継サーバ200に記憶している上記IDテーブル情報に含まれる測定機器IDと受信した上記自己測定機器IDとが一致するたびに、上記自己測定機器IDと一致した測定機器IDに対応した病院端末読取セットID、患者IDおよび看護師IDを含むIDテーブル情報を生体情報測定機器100に送信する(通信データE)。
生体情報測定機器100は、中継サーバ200から、この通信データEを受信すると、受信したIDテーブル情報に含まれた病院端末読取セットIDと生体情報測定機器100に記憶されているIDテーブル情報に含まれた病院端末読取セットIDとが一致するか否か判断する。そして、上記受信した病院端末読取セットIDと上記記憶していた病院端末読取セットIDとが一致したとき、病院端末読取セットID、患者IDおよび看護師IDを破棄する。一方、生体情報測定機器100は、上記受信した病院端末読取セットIDと上記記憶していた病院端末読取セットIDとが一致しなかったとき、生体情報測定機器100に記憶されている病院端末読取セットID、患者IDおよび看護師IDを上記受信したIDテーブル情報に含まれた病院端末読取セットID、患者IDおよび看護師IDに更新する。
次に、生体情報測定機器100は、生体情報の測定を行う。そして、測定機器ID、患者ID、看護師IDおよび生体情報の測定値を対応付けて通信データとして、中継サーバ200へ送信する(通信データF)。中継サーバ200は、この通信データFを受信すると、この受信した通信データに基づいて、患者ID、看護師IDおよび測定値を対応付けて通信データとして、病院情報サーバ300へ送信する(通信データG)。すると、病院情報サーバ300は、上の例では受信した通信データGに含まれた測定値と患者IDとを対応付けて電子カルテに記録する。
なお、生体情報測定機器100から病院情報サーバ300へ、中継サーバ200を介さず、直接ネットワーク900を介して通信データFを送信してもよい。
この生体情報測定システム90によれば、生体情報測定機器100にはID読取装置を設ける必要がなく、病院端末400がバーコードリーダ431のようなID読取装置を備えれば足りる。したがって、病院内でバーコードリーダのようなID読取装置を1種類にすることができる。この結果、バーコードリーダの運用の仕方が簡単になり、また、コスト面での不利も解消する。
なお、バーコードリーダ431が例えばCCDスキャナタイプであれば、例えば液晶表示ディスプレイのような表示部に表示されたバーコードを読み取ることができる。そこで、この実施形態では、バーコード141が生体情報測定機器100の本体100Mの表面に貼付されていたが、図17に示すように、表示部140の右下に上記自己測定機器IDを示すバーコード142を表示してもよい。この場合、看護師は、バーコードを生体情報測定機器に取り付ける必要がなく、バーコードを紛失したり、バーコードが読取できなくなったりすることがない。したがって、自己測定機器IDを病院端末400に確実に入力できる。
以上の実施形態では、生体情報測定機器100が測定する「生体情報」は、主に血圧、体温、SpOであるものとした。当然ながら、この発明はこれに限られるものではなく、この発明の生体情報測定機器は、その他に脈拍、呼吸数など、患者の生体に関する情報を広く測定するものであっても良い。
また、病院端末400は、市販のノート型パーソナルコンピュータからなるものとした。当然ながら、この発明はこれに限られるものではなく、この発明の病院端末は、PDA(Personal Digital Assistant)等の他の情報端末であってもよい。
また、中継サーバ200と病院情報サーバ300とは、物理的に一体の筐体に収容されていてもよい。
また、生体情報測定機器100の本体100Mに、中継サーバ200を構成する各構成要素を一体に搭載して、生体情報測定機器100が中継サーバ200の機能を果たすように構成しても良い。
例えば、生体情報測定機器100を構成する制御部110、メモリ120、操作部130、表示部140、通信部190が、既述の機能に加えて、それぞれ中継サーバ200の対応する制御部210、メモリ220、操作部230、表示部240、通信部290の機能を果たすものとする。
このとき、図18に示すように、まず、生体情報測定機器100の制御部110は、ID受信制御部として働いて、通信部190を介して、病院端末400から患者ID、測定機器IDおよび看護師IDを通信データCとして受信する。なお、既述のように、病院端末400と生体情報測定機器100との間で、読取情報を含む通信データAと、読取情報および区分を含む通信データBとのやりとりを行う。次に、制御部110は、受信した測定機器IDとメモリ120に記憶されている自己測定機器IDとが一致したとき、受信した患者IDおよび看護師IDを取得する制御を行う。表示部140には、測定部150が生体情報取得部として働いて、取得した生体情報と制御部110によって取得された患者IDと看護師IDとが表示される。したがって、看護師は、患者IDと看護師IDとを確認できるとともに、測定値を見て、その測定値が妥当であるか否かを判断することができる。看護師はその測定値が妥当であると判断したとき、操作部130に対する入力によって測定値を確定する。表示部140に表示された測定値が操作部130に対する入力によって確定されたとき、制御部110は、送信制御部として働いて、上記患者IDと、上記看護師IDと、上記確定された生体情報とを対応付けて通信データGとして、通信部190を介して病院情報サーバ300へ送信する制御を行う。
このように動作する場合、この生体情報測定機器100にはID読取装置を設ける必要がなく、病院端末400がバーコードリーダ431のようなID読取装置を備えれば足りる。したがって、病院内でバーコードリーダのようなID読取装置を1種類にすることができる。この結果、バーコードリーダの運用の仕方が簡単になり、また、コスト面での不利も解消する。さらに、生体情報測定機器100と中継サーバ200との間の通信を省略でき、システム全体としての動作を簡素化できる。
100 生体情報測定機器
200 中継サーバ
300 病院情報サーバ
400 病院端末
431 バーコードリーダ
900 ネットワーク

Claims (8)

  1. 患者から少なくとも1種類の生体情報を取得する生体情報測定機器と、
    患者を特定するための患者IDと上記患者の生体情報とを対応付けて電子カルテ情報として記録する病院情報サーバと、
    上記生体情報測定機器と上記病院情報サーバとの間で通信データを中継する中継サーバと、
    上記中継サーバに通信可能に接続された病院端末と、
    を備え、
    上記病院端末は、上記患者ID、生体情報測定機器を特定するための測定機器IDおよび医療従事者を特定するための医療従事者IDを読み取るためのID読取装置を有し、
    上記生体情報測定機器は、この生体情報測定機器自身を特定するための自己測定機器IDを記憶する自己測定機器ID記憶部を有し、
    上記中継サーバは、上記病院端末から上記患者ID、上記測定機器IDおよび上記医療従事者IDを受信するとともに、上記生体情報測定機器から上記自己測定機器IDを受信し、受信した上記測定機器IDと受信した上記自己測定機器IDとが一致したとき、受信した上記患者IDおよび上記医療従事者IDを上記生体情報測定機器へ送信する制御を行うID送信制御部を有し、
    上記生体情報測定機器は、
    生体情報を取得する生体情報取得部と、
    取得された上記生体情報と上記中継サーバから受信した上記患者IDと上記医療従事者IDとを表示する測定機器表示部と、
    上記測定機器表示部に表示された上記生体情報を確定する入力を行うための操作部と、
    上記測定機器表示部に表示された上記生体情報が上記操作部に対する入力によって確定されたとき、上記患者IDと上記確定された生体情報とを対応付けて通信データとして、上記中継サーバを介して、または直接上記病院情報サーバへ送信する制御を行う測定機器送信制御部と
    を有することを特徴とする生体情報測定システム。
  2. 請求項1に記載の生体情報測定システムにおいて、
    上記病院端末から受信した上記測定機器ID、上記患者IDおよび上記医療従事者IDからなるセットを特定するための病院端末読取セットIDと、上記測定機器IDと、上記患者IDと、上記医療従事者IDとを対応付けてIDテーブル情報として記憶するIDテーブル情報記憶部を備え、
    上記中継サーバの上記ID送信制御部は、上記生体情報測定機器から上記自己測定機器IDを予め定められた時間間隔で繰り返し受信し、上記IDテーブル情報に含まれる測定機器IDと受信した上記自己測定機器IDとが一致するたびに、上記自己測定機器IDと一致した測定機器IDに対応した病院端末読取セットID、患者IDおよび医療従事者IDを含むIDテーブル情報を上記生体情報測定機器に送信する制御を行い、
    上記生体情報測定機器は、
    受信した病院端末読取セットIDと、患者IDと、医療従事者IDとを対応付けて記憶する受信ID記憶部と、
    受信したIDテーブル情報に含まれた病院端末読取セットIDと上記受信ID記憶部に記憶されている病院端末読取セットIDとが一致しなかったとき、上記受信ID記憶部に記憶されている内容を上記受信したIDテーブル情報に含まれた病院端末読取セットID、患者IDおよび医療従事者IDに更新する制御を行うID取得制御部と
    を有することを特徴とする生体情報測定システム。
  3. 請求項1または2に記載の生体情報測定システムにおいて、
    上記生体情報測定機器は、
    病院が受付をした患者名と患者IDとを対応付けて記録した患者一覧リストおよび上記病院内の医療従事者名と医療従事者IDとを対応付けて記録した医療従事者一覧リストを記憶する第1のリスト記憶部と、
    上記中継サーバから受信した上記患者IDに基づいて上記第1のリスト記憶部に記憶された上記患者一覧リストを参照して、上記患者IDに対応する患者名を上記測定機器表示部に表示させるとともに、上記中継サーバから受信した上記医療従事者IDに基づいて上記第1のリスト記憶部に記憶された上記医療従事者一覧リストを参照して、上記医療従事者IDに対応する医療従事者名を上記測定機器表示部に表示させる制御を行う測定機器名前表示制御部と
    を有することを特徴とする生体情報測定システム。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の生体情報測定システムにおいて、
    上記病院端末は、
    病院が受付をした患者名と患者IDとを対応付けて記録した患者一覧リストおよび上記病院内の医療従事者名と医療従事者IDとを対応付けて記録した医療従事者一覧リストを記憶する第2のリスト記憶部と、
    上記患者名と上記医療従事者名とを表示するための病院端末表示部と、
    上記ID読取装置によって読み取られた上記患者IDに基づいて上記第2のリスト記憶部に記憶された上記患者一覧リストを参照して、上記患者IDに対応する患者名を上記病院端末表示部に表示させるとともに、上記ID読取装置によって読み取られた上記医療従事者IDに基づいて上記第2のリスト記憶部に記憶された上記患者一覧リストを参照して、上記医療従事者IDに対応する医療従事者名を上記病院端末表示部に表示させる制御を行う病院端末名前表示制御部と
    を有することを特徴とする生体情報測定システム。
  5. 請求項1から4までのいずれか1つに記載の生体情報測定システムにおいて、
    上記病院端末の上記ID読取装置は、バーコードを読み取り可能なバーコードリーダであることを特徴とする生体情報測定システム。
  6. 請求項5に記載の生体情報測定システムにおいて、
    上記生体情報測定機器には、上記自己測定機器IDを表すバーコードが取り付けられていることを特徴とする生体情報測定システム。
  7. 請求項5に記載の生体情報測定システムにおいて、
    上記生体情報測定機器は、上記自己測定機器IDを表すバーコードを上記測定機器表示部に表示することを特徴とする生体情報測定システム。
  8. 患者から少なくとも1種類の生体情報を取得する生体情報測定機器であって、
    患者を特定するための患者IDと上記患者の生体情報とを対応付けて電子カルテ情報として記録する病院情報サーバと、上記患者ID、生体情報測定機器を特定するための測定機器IDおよび医療従事者を特定するための医療従事者IDを読み取るためのID読取装置を有する病院端末とに通信可能に接続され、
    本体に、
    生体情報を取得する生体情報取得部と、
    この生体情報測定機器自身を特定するための自己測定機器IDを記憶する自己測定機器ID記憶部と、
    上記病院端末から上記患者ID、上記測定機器IDおよび上記医療従事者IDを受信し、受信した上記測定機器IDと上記自己測定機器ID記憶部に記憶されている上記自己測定機器IDとが一致したとき、受信した上記患者IDおよび上記医療従事者IDを取得する制御を行うID受信制御部と、
    上記生体情報取得部によって取得された上記生体情報と上記ID受信制御部によって取得された上記患者IDと上記医療従事者IDとを表示する表示部と、
    上記測定機器表示部に表示された上記生体情報を確定する入力を行うための操作部と、
    上記測定機器表示部に表示された上記生体情報が上記操作部に対する入力によって確定されたとき、上記患者IDと上記確定された生体情報とを対応付けて通信データとして、上記病院情報サーバへ送信する制御を行う送信制御部と
    が搭載されていることを特徴とする生体情報測定機器。
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