JP7001377B2 - ベッドサイドモニター - Google Patents

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Description

本発明は、可搬型のトランスポートモニターを接続可能なベッドサイドモニターに関する。
病院などの医療現場においては、一人一人の患者の生体情報(例えば、心電図、血圧、呼吸回数、脈拍など)を、随時、収集したり、分析したり、表示したりすることが必要となる。また、患者は、病室、検査室、手術室などを移送されることになるので、その患者の生体情報の収集も患者の移送と一緒に行う必要がある。小型の医療用ポータブルモニタシステム(例えば特許文献1、2参照)が広く用いられている。
この種のシステムとして、据置型のベッドサイドモニターに可搬型のトランスポートモニターを接続可能(具体的にはドッキング及び取り外し可能)とされたものがある。なおこの種のベッドサイドモニターは、トランスポートモニターに対するホストモニターと言うこともできる。
トランスポートモニターは、心電図測定用電極などが接続される端子部、小型ディスプレイ、データ記憶装置、及び、バッテリなどを有し、患者が移送中でも生体情報を途切れなく取得し、それを表示及び記録することができる。患者の移送中にトランスポートモニターに記録された生体情報は、トランスポートモニターがベッドサイドモニターにドッキングされた際にベッドサイドモニターに転送される。ベッドサイドモニターに転送された生体情報は、ベッドサイドモニターに接続されたセントラルモニターにも送られる。
このようなトランスポートモニターを有するシステムを用いれば、移送中の患者の生体情報を容易に取得できる。また、ベッドサイドモニターにトランスポートモニターをドッキングするように構成したことにより、患者に装着された生体情報取得用の電極などをベッドサイドモニターとトランスポートモニターとの間で接続し直すことなく、トランスポートモニターをベッドサイドモニターに抜き差しするだけで生体情報の測定を継続できる。
特表平8-504345号公報 特表平8-504531号公報
ベッドサイドモニターからトランスポートモニターが外されるケースとしては、(i)トランスポートモニターが一旦ベッドサイドモニターから外されるが、患者が検査室などに行った後に再び戻って来てトランスポートモニターが元のベッドサイドモニターに接続されてモニタリングが継続されるケース、(ii)患者が他の病棟へと移送され、それに伴ってトランスポートモニターが他のベッドサイドモニターに接続されるケース、(iii)トランスポートモニターが意図せずにベッドサイドモニターから外れてしまったケース、などがある。
ここで、ベッドサイドモニターには、一般に、「入床」、「中断」、「退床」、「継続(又は再開)」などのボタンが用意されている。患者の入床時には入床ボタンが操作され、患者名や患者IDなどが入力されることで、ベッドサイドモニターと患者とが紐付けされる。次に、上記(i)のようなケースでは、ベッドサイドモニターからのトランスポートモニターの取り外し時に「中断」のボタンが操作され、ベッドサイドモニターへのトランスポートモニターの再接続時に「継続(又は再開)」のボタンが操作される。上記(ii)のようなケースでは、ベッドサイドモニターからのトランスポートモニターの取り外し時に「退床」のボタンが操作される。
ところで、上記(i)のようなケースにおいて、看護師や医師などの医療従事者がベッドサイドモニターへのトランスポートモニターの再接続時に「継続(又は再開)」のボタンを操作しなかった場合、トランスポートモニターがそのベッドサイドモニターに接続されているにもかかわらず、そのベッドサイドモニターは中断モードのままとなり、そのベッドサイドモニターに接続されているセントラルモニターでは、そのベッドサイドモニターでモニタリングが行われていないと認識されることになる。
この結果、実際には患者がそのベッドサイドモニターが設置されている床にてモニタリングを行っているにもかかわらず、セントラルモニターを見ている医療従事者は、そのベッドサイドモニターはモニタリングが中断されたままであり、患者はその床にはいないと認識することとなり、甚だ不都合である。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、医療従事者による「継続(又は再開)」のボタンの押し忘れによる不都合を防止できるベッドサイドモニターを提供する。
本発明のベッドサイドモニターの一つの態様は、
ベッドサイドモニターと、前記ベッドサイドモニターに接続可能な可搬型のトランスポートモニターと、を有する生体情報モニタリングシステムに用いられる前記ベッドサイドモニターであって、
自装置のモニタリングを中断モードに設定操作可能な操作部と、
前記トランスポートモニターとの接続を検出する接続検出部と、
前記接続検出部によって前記トランスポートモニターが未接続状態から接続状態となったことが検出された場合、中断モードに設定されたときに接続されていたトランスポートモニターの患者IDと今回接続状態となったトランスポートモニターの患者IDとが同一であるか否かを識別するID識別部と、
前記ID識別部によって、中断モードに設定されたときに又は中断モードに設定される直前に接続されていたトランスポートモニターの患者IDと、今回接続状態となったトランスポートモニターの患者IDとが同一であると識別された場合、自装置のモニタリングを中断モードからモニタリングモードに復帰させるための処理を実行する制御部と、
を具備する。
本発明によれば、医療従事者による「継続(又は再開)」のボタンの押し忘れによる不都合を防止できる。
実施の形態に係るベッドサイドモニター及びトランスポートモニターのドッキング(接続)の様子を示す図であり、図1Aはベッドサイドモニターからトランスポートモニターを取り外す様子を示す図、図1Bは患者と一緒にトランスポートモニターを移動させる様子を示す図、図1Cはベッドサイドモニターにトランスポートモニターをドッキングさせる様子を示す図 実施の形態のベッドサイドモニター及びトランスポートモニターが接続される院内システムの概略構成を示す図 実施の形態のベッドサイドモニターの構成を示すブロック図 トランスポートモニターがベッドサイドモニターから外されたときにタッチパネルに表示される画面を示す図 トランスポートモニターがベッドサイドモニターに接続されたときにタッチパネルに表示される患者選択画面を示す図 実施の形態の動作の説明に供するフロー図
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
<1>全体構成
先ず、実施の形態の全体構成及び前提構成について説明する。
図1は、ベッドサイドモニター11、12及びトランスポートモニター20のドッキング(接続)の様子を示す図である。ここで、図示していないが、トランスポートモニター20には、心電図測定用電極などの患者の生体情報を取得するための生体情報検出部が接続されている。
患者が、ベッドサイドモニター11が配置された場所からベッドサイドモニター12が配置された場所へと移送される場合、医師や看護師などの医療従事者はベッドサイドモニター11からトランスポートモニター20を取り外し(図1A)、患者と一緒にトランスポートモニターを移動させた(図1B)後、ベッドサイドモニター12にトランスポートモニター20をドッキングさせる(図1C)。このようにすることで、患者の移送中でもトランスポートモニター20によってその患者の生体情報を取得することができる。
ここで、トランスポートモニター20の底面や側面、及び、それに対応するベッドサイドモニター11、12の面には、ドッキングしたときに互いに電気的に接続するコネクタ部が設けられており、これにより、トランスポートモニター20とベッドサイドモニター11、12は、このコネクタ部を介して互いに生体情報及び設定情報などの情報を送受できるようになっている。
ベッドサイドモニター11、12とトランスポートモニター20とを互いに比較した場合の各装置の特徴は以下の通りである。
ベッドサイドモニター:
・ベッドサイドに据え置いて設置されることが想定されており、トランスポートモニターよりも重い。
・表示できる生体情報のパラメータの数がトランスポートモニターよりも多い。
・接続できる外部機器の数がトランスポートモニターよりも多い。
・ディスプレイがトランスポートモニターよりも大きく、拡張ディスプレイも接続できる。
・セントラルモニターにネットワーク接続されることが前提となっている。
トランスポートモニター:
・持ち運びすることが想定されており、ベッドサイドモニターよりも小型で軽い。
・表示できる生体情報のパラメータの数がベッドサイドモニターよりも少ない。
・接続できる外部機器の数がベッドサイドモニターよりも少ない。
・ディスプレイがベッドサイドモニターよりも小さい。
・移動中に患者の生体情報を記録できるメモリを有する。このメモリは、例えば10日間分の生体情報を記録できる容量を有する。
なお、ベッドサイドモニターとトランスポートモニターは必ずしも上述の特徴の全てを有する必要は無いが、少なくともトランスポートモニターはベッドサイドモニターよりも小型で軽く構成されており、持ち運び可能である。
図2は、本実施の形態のベッドサイドモニター及びトランスポートモニターが接続される病院内システム(以下「院内システム」と呼ぶ)10の概略構成を示す図である。院内システム10では、手術室に1以上のベッドサイドモニター11A~11Xが設置され、ICU(Intensive Care Unit:集中治療室)に1以上のベッドサイドモニター12A~12Xが設置され、病棟に1以上のベッドサイドモニター13A~13Xが設置されている。なお、本明細書で述べる「病棟」とは、手術室やICUなどの特別な処置室を除くいわゆる「一般病棟」のことである。
手術室のベッドサイドモニター11A~11Xはセントラルモニター31に接続されており、ICUのベッドサイドモニター12A~12Xはセントラルモニター32に接続されており、病棟のベッドサイドモニター13A~13Xはセントラルモニター33に接続されている。
さらに、セントラルモニター31、32、33は、サーバ装置40に接続されている。これにより、ベッドサイドモニター11A~11Xにより取得された生体情報はセントラルモニター31に集約されて表示や記録が行われ、ベッドサイドモニター12A~12Xにより取得された生体情報はセントラルモニター32に集約されて表示や記録が行われ、ベッドサイドモニター13A~13Xにより取得された生体情報はセントラルモニター33に集約されて表示や記録が行われる。また、セントラルモニター31、32、33で取得された生体情報はサーバ装置40に集約されて記録される。サーバ装置40は、例えばセントラルモニター31、32、33やベッドサイドモニター11A~11X、12A~12X、13A~13Xの要求に応じて、記録した生体情報をセントラルモニター31、32、33やベッドサイドモニター11A~11X、12A~12X、13A~13Xに送ることができる。
トランスポートモニター20は、各ベッドサイドモニター11A~11X、12A~12X、13A~13Xにドッキング(接続)可能であり、患者と一緒に移動し、患者が移送された先のベッドサイドモニター11A~11X、12A~12X、13A~13Xにドッキング(接続)される。
なお、図2では、院内システム10を示したが、トランスポートモニター20は、例えば救急車内に設けられたベッドサイドモニターにドッキング(接続)することもできる。
<2>ベッドサイドモニターの構成
図3は、本実施の形態のベッドサイドモニター100の構成を示すブロック図である。ベッドサイドモニター100は、図1及び図2のベッドサイドモニター11A~11X、12A~12X、13A~13Xとして用いられるものである。
ベッドサイドモニター100は、コネクタ部101、102、103を有する。
コネクタ部101は、患者に装着された生体情報検出部をベッドサイドモニター100に接続するためのコネクタである。コネクタ部101には、心電図を検出するための心電図測定用電極201、血圧を検出するための血圧測定用カフ202、体温を検出するための体温センサ203、SpOを検出するためのSpOセンサ204、及び心拍出量を検出するための心拍出量センサ205等の生体情報検出部が接続される。
コネクタ部102には、トランスポートモニター20が接続される。コネクタ部103には、セントラルモニター30が接続される。
計測処理部104は、所定の計測処理を実行することで、コネクタ部101に接続された生体情報検出部(心電電極201、血圧測定用カフ202、体温センサ203、SpOセンサ204及び心拍出量センサ205)を用いて患者の生体情報を計測する。なお、上記生体情報検出部を用いた各種生体情報の計測方法については従来周知のものを適用可能であるため、ここではその詳細な説明を省略する。計測処理部104によって得られた生体情報は、記憶部105に記憶されるとともにタッチパネル109に表示される。
一方、トランスポートモニター20によって取得された生体情報は、コネクタ部102及び送受信処理部106を介して記憶部105に記憶される。因みに、トランスポートモニター20の移動中にトランスポートモニター20によって取得された生体情報は、一旦トランスポートモニターの記憶部(図示せず)に記憶され、ベッドサイドモニター100と接続されたときにコネクタ部102及び送受信処理部106を介してベッドサイドモニター100の記憶部105に転送記憶される。
記憶部105に記憶された生体情報は、送受信処理部106及びコネクタ部103を介してセントラルモニター30に送られる。これにより、セントラルモニター30では、ベッドサイドモニター100及びトランスポートモニター20で取得された生体情報を表示及び記録することができる。
制御部110は、計測処理部104、送受信部106、表示制御部107及びアラームインジケータ108を制御する。
タッチパネル109は、表示制御部107によって制御され、生体情報を計測値又は波形の形式で表示する。また、タッチパネル109は、生体情報を表示する表示機能を有するだけでなく、操作者による入力操作を受け付ける操作入力部としての機能も有する。具体的には、タッチパネル109におけるユーザーのタッチ操作を示す情報がタッチパネル109から制御部110に送られ、制御部110はタッチ操作に従って、タッチパネル109上での表示変更やベッドサイドモニター100のモード変更、各種の登録処理などを行う。
アラームインジケータ108は、ベッドサイドモニター100の筐体上部などに設けられており、制御部110によって生体情報に異常が生じたと判定されたときに例えば赤色に発光するようになっている。
また、ベッドサイドモニター100は、接続検出部111及びID識別部112を有する。接続検出部111は、コネクタ部102にトランスポートモニター20が接続されているか否かを検出し、検出結果を制御部110に送出する。ID識別部112は、コネクタ部102に接続されたトランスポートモニター20に設定されている患者IDをコネクタ部102を介して入力し、この患者IDが以前に接続されたトランスポートモニター20の患者IDと同じか否かを識別し、識別結果を制御部110に送出する。
トランスポートモニター20がベッドサイドモニター100から外された場合、接続検出部111によってこのことが検出され、タッチパネル109には、図4に示す画面が表示される。ユーザー(医療従事者)によって「モニター中断」ボタンがタッチされると、ベッドサイドモニター100はモニタリングの中断モードとなり、生体情報のモニタリングを中断する。これに対して、ユーザーによって「退床」ボタンがタッチされると、ベッドサイドモニター100は退床処理を行う。
トランスポートモニター20がベッドサイドモニター100に接続された場合、接続検出部111によってこのことが検出され、タッチパネル109には、図5に示す患者選択画面が表示される。ユーザーは、この画面において、トランスポートモニター20に設定されている患者IDに紐付けられた患者情報を使うモード、本装置(ベッドサイドモニター100)に設定されている患者IDに紐付けられた患者情報を使うモード、又は、新規に患者情報を入力してモニタリングを開始するモードのうちのいずれかを選択できる。
<3>実施の形態の動作
図6は、本実施の形態の動作の説明に供する図である。
状態M1において、トランスポートモニター20とベッドサイドモニター100とが接続中であり、患者Aの生体情報がモニタリングされている。この状態では、トランスポートモニター20とベッドサイドモニター100とで患者IDが同一となっている(つまり、患者Aの患者IDとなっている)。
状態M2において、トランスポートモニター20がベッドサイドモニター100から外され、患者Aが移送される。このとき、ベッドサイドモニター20はトランスポートモニター100の外れを接続検出部111により検出し、タッチパネル109にモニタリング中断確認画面(図4)を表示する。
状態M3において、ユーザーがモニター中断ボタンをタッチ操作する。この結果、ベッドサイドモニター100はモニタリング中断モードとなる。
状態M4において、患者Aのトランスポートモニター20が戻って来たとする。このとき、ベッドサイドモニター100はID識別部112によって患者IDが同一のトランスポートモニター20が戻って来たことを検知する。そして、ベッドサイドモニター100は、状態M6に移って、モニタリング中断を解除する。
これに対して、状態M5において、患者Bのトランスポートモニター20が接続されたとする。このとき、ベッドサイドモニター100はID識別部112によって患者IDが異なるトランスポートモニター20が接続されたことを検知する。そして、ベッドサイドモニター100は、状態M7に移って、タッチパネル109に患者選択画面(図5)を表示することで、患者選択確認処理を行う。
このように、本実施の形態のベッドサイドモニター100は、トランスポートモニター20が外されて、モニタリング中断モードとなった後に、トランスポートモニター20が接続されると、接続されたトランスポートモニター20の患者IDが中断モードとなったときの患者IDと同じか否か検知し、患者IDが同じ場合には強制的に中断モードを解除する。この結果、医療従事者による「継続(又は再開)」のボタンの押し忘れによって、トランスポートモニター20が接続されているにも関わらずベッドサイドモニター100が中断モードのままとなることを防止できる。
<4>実施の形態の効果
以上説明したように、本実施の形態によれば、ベッドサイドモニター100は、自装置のモニタリングを中断モードに設定操作可能な操作部(タッチパネル109)と、トランスポートモニター20との接続を検出する接続検出部111と、接続検出部111によってトランスポートモニター20が未接続状態から接続状態となったことが検出された場合、中断モードに設定されたときに接続されていたトランスポートモニター20の患者IDと今回接続状態となったトランスポートモニター20の患者IDとが同一であるか否かを識別するID識別部112と、ID識別部112によって、中断モードに設定されたとき又は中断モードに設定される直前に接続されていたトランスポートモニター20の患者IDと、今回接続状態となったトランスポートモニター20の患者IDとが同一であると識別された場合、自装置のモニタリングを中断モードから強制的にモニタリングモードに復帰させる制御部110と、を有する。これにより、医療従事者による「継続(又は再開)」のボタンの押し忘れによる不都合を防止できるベッドサイドモニター100を実現できる。
上述の実施の形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することの無い範囲で、様々な形で実施することができる。
上述の実施の形態では、ID識別部112によって、中断モードに設定されたとき又は中断モードに設定される直前に接続されていたトランスポートモニター20の患者IDと、今回接続状態となったトランスポートモニター20の患者IDとが同一であると識別された場合、自装置のモニタリングを中断モードから強制的にモニタリングモードに復帰させる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、強制的にモニタリングモードに復帰させるのではなく、モニタリングの復帰操作をユーザーに促す表示を行うようにしてもよい。例えば、「トランスポートモニターが接続されました。継続ボタンを押してください。」などの表示を行ってもよい。要は、ID識別部112によって、中断モードに設定されたときに又は中断モードに設定される直前に接続されていたトランスポートモニター20の患者IDと、今回接続状態となったトランスポートモニター20の患者IDとが同一であると識別された場合、自装置のモニタリングを中断モードからモニタリングモードに復帰させるための処理を実行すればよい。このようにすれば、上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、上述の実施の形態のトランスポートモニターは、テレメータと読み換えて実施することもできる。つまり、本発明のトランスポートモニターは、ベッドサイドモニターに接続可能である、移動可能な生体情報測定装置を意味する。
本発明は、トランスポートモニターを接続可能なベッドサイドモニターに広く適用可能である。
11、11A~11X、12、12A~12X、13A~13X、100 ベッドサイドモニター
20 トランスポートモニター
107 表示制御部
109 タッチパネル
110 制御部
111 接続検出部
112 ID識別部

Claims (5)

  1. ベッドサイドモニターと、前記ベッドサイドモニターに接続可能な可搬型のトランスポートモニターと、を有する生体情報モニタリングシステムに用いられる前記ベッドサイドモニターであって、
    自装置のモニタリングを中断モードに設定操作可能な操作部と、
    前記トランスポートモニターとの接続を検出する接続検出部と、
    前記接続検出部によって前記トランスポートモニターが未接続状態から接続状態となったことが検出された場合、中断モードに設定されたときに接続されていたトランスポートモニターの患者IDと今回接続状態となったトランスポートモニターの患者IDとが同一であるか否かを識別するID識別部と、
    前記ID識別部によって、中断モードに設定されたときに又は中断モードに設定される直前に接続されていたトランスポートモニターの患者IDと、今回接続状態となったトランスポートモニターの患者IDとが同一であると識別された場合、自装置のモニタリングを中断モードからモニタリングモードに復帰させるための処理を実行する制御部と、
    を具備するベッドサイドモニター。
  2. 前記制御部は、前記中断モードからモニタリングモードに復帰させるための処理として、自装置のモニタリングを中断モードから強制的にモニタリングモードに復帰させる処理を行う、
    請求項1に記載のベッドサイドモニター。
  3. 前記制御部は、前記中断モードからモニタリングモードに復帰させるための処理として、モニタリングの復帰操作をユーザーに促す表示を行う、
    請求項1に記載のベッドサイドモニター。
  4. 自装置から前記トランスポートモニターが外されたことが前記接続検出部によって検出されたときに、中断モード又は退床モードを選択するための画面を表示する、
    請求項1に記載のベッドサイドモニター。
  5. ベッドサイドモニターと、前記ベッドサイドモニターに接続可能な可搬型のトランスポートモニターと、を有する生体情報モニタリングシステムに用いられる前記ベッドサイドモニターであって、
    自装置のモニタリングを中断モードに設定操作可能な操作部と、
    前記トランスポートモニターとの接続を検出する接続検出部と、
    前記接続検出部によって前記トランスポートモニターが未接続状態から接続状態となったことが検出された場合、中断モードに設定されたときに接続されていたトランスポートモニターの患者IDと今回接続状態となったトランスポートモニターの患者IDとが同一であるか否かを識別するID識別部と、
    を具備し、
    前記接続検出によって、自装置に前記トランスポートモニターが接続されたことが検出され、かつ、前記ID識別部によって、中断モードに設定されたときに又は中断モードに設定される直前に接続されていたトランスポートモニターの患者IDと、今回接続状態となったトランスポートモニターの患者IDとが異なると識別された場合、
    前記トランスポートモニターに設定されている患者IDに紐付けられた患者情報を使うモード、自装置に設定されている患者IDに紐付けられた患者情報を使うモード、又は、新規に患者情報を入力してモニタリングを開始するモード、のうちのいずれかのモードをユーザーに選択させるための画面を表示する、
    ベッドサイドモニター。
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