JP2008272301A - 医療システム及び医療機器制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ若しくは施設において実際に望まれる使用形態に適合した患者情報の共有化を行うことができる医療システム及び医療機器制御装置を提供する。
【解決手段】患者情報を入力可能とする入力手段を備えた複数の医療機器と、これらが通信線10a等を介して接続されたシステムコントローラ4を備えた医療システム1において、実際に患者情報の入力を受け付ける入力先となる入力手段若しくは医療機器の設定と、その患者情報を共有する転送先の医療機器の設定とが行われる。設定された入力手段のみから患者情報を受け付け、その患者情報を設定された転送先の医療機器に転送する構成にして、ユーザ等が望む使用形態に対処し易くしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の医療機器を用いて患者情報の共有化を行う医療システム及び医療機器制御装置に関する。
一般に、複数の医療機器を備えた医療システムにおいては、患者情報を入力する手段が設けられている。
例えば、従来例としての特開2001−350563号公報には、患者情報等の所定の項目のデータを入力する手間を軽減可能な入力装置、入出力装置及び入出力方法が開示されている。
この従来例においては、患者情報等のデータを入力する入力操作キーを備えたキーボード装置により、入力されたデータを記憶して、第1の医療機器としての超音波診断装置本体に出力する。また、このキーボード装置は、第1の医療機器から第2の医療機器としてのビデオプロセッサにデータの転送を指示し、この指示により、データの転送処理を実行することを可能にしている。
このような構成として、患者情報等のデータを入力する手間を軽減できるようにしている。
また、それぞれ患者情報を入力する入力手段を備えた複数の医療機器と、これらを集中制御する集中制御装置とを備えた従来の医療システムにおいては、医療機器から入力された患者情報を集中制御装置が受け取り、受け取った患者情報を他の医療機器へ転送することにより、すべての医療機器に対して共有化をはかっていた。
この際に、患者情報が入力された医療機器から、集中制御装置までは通信回路等を介して、データの受け渡しが行われる。
特開2001−350563号公報
上記のように患者情報が入力された医療機器から、集中制御装置までは通信回路等を介して、データの受け渡しが行われるために、ユーザが意図した通りに患者情報の共有化が反映されるとは限らなかった。
また、従来例においては、医療システムを使用するユーザや、医療システムが形成されている病院等の施設において、実際に使用しようと望む使用形態で患者情報を共有化して利用することが簡単にできない欠点があった。
(発明の目的)
本発明は上述した点に鑑みてなされたもので、ユーザ若しくは施設において実際に望まれる使用形態に適合した患者情報の共有化を行うことができる医療システム及び医療機器制御装置を提供することを目的とする。
本発明の医療システムは、医療行為を行うための複数の医療機器と、前記複数の医療機器を制御する医療機器制御装置とを有する医療システムであって、
前記各医療機器は、それぞれ
患者情報を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された患者情報を前記医療機器制御装置に送信する送信手段を備え、
前記医療機器制御装置は、
前記送信手段により送信された患者情報を受信する受信手段と、
前記受信した患者情報を記憶する記憶手段と、
前記入力手段のうち、患者情報の入力先として登録された入力先手段として設定する入力先設定手段と、
前記複数の医療機器のうち、前記入力先手段からの患者情報を共有するために、該患者情報を転送する転送先の医療機器を設定する転送先設定手段と、
少なくとも前記入力先手段及び前記転送先の医療機器の情報を含み、前記入力先手段からの患者情報を転送する転送ルートに係るルート情報と、前記入力先手段から入力された患者情報とを記憶する記憶手段と、
前記ルート情報に基づき、前記入力先手段から入力される患者情報を、前記転送先の医療機器へ転送する転送手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の医療機器制御装置は、医療行為を行うための複数の医療機器を制御すると共に、患者情報の入力を行う複数の入力手段を直接、若しくは前記医療機器を介して制御するものであって、
前記複数の入力手段のうちから、患者情報の入力先として登録された入力先手段を設定する入力先設定手段と、
前記複数の医療機器のうちから、前記入力先手段からの患者情報を共有するため、該患者情報を転送する転送先の医療機器を設定する転送先設定手段と、
少なくとも前記入力先手段及び前記転送先の医療機器の情報を含み、前記入力先手段から入力された前記患者情報を転送する転送ルートに係るルート情報と、前記入力先手段から入力された患者情報とを記憶する記憶手段と、
前記入力先手段から入力される患者情報に対する判定結果に応じて、該患者情報を前記転送先の医療機器に転送するか否かの制御動作を行う転送制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ若しくは施設において実際に望まれる使用形態に適合した患者情報の共有化を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1ないし図12は本発明の実施例1に係り、図1は本発明の実施例1の医療システムの全体構成を示し、図2は図1における代表的な入力手段の具体例を示し、図3は図1の手術室内に配置された医療機器の詳細な構成例を示し、図4はビデオプロセッサの主要な構成例、図5はシステムコントローラの主要な構成例、図6はAVコントロールシステムの主要な構成例を示す。
図7は患者情報の詳細なデータ例を示し、図8はシステムコントローラに接続された入力先候補となる入力手段を備えた医療機器及び転送先候補となる医療機器とを示し、図9は図8の医療機器から患者情報の入力先の医療機器及び転送先の医療機器を設定するルート設定画面を示し、図10はルート設定を行う動作のフローチャートを示し、図11は医師名を用いてルート設定を行う動作の一部を示し、図12は実際に患者情報が入力された場合における医療システムにおける動作のフローチャートを示す。
図1に示すように実施例1の医療システム1は、例えば病院に設けられている。なお、図1では概略の構成を示している。
この医療システム1は、手術室2内に設けられた手術室内医療システム3と、この手術室内医療システム3を構成するシステムコントローラ4が接続されたイーサネット(登録商標)等の病院内LAN5に接続されたサーバ6と、医局端末7と、検査室8に設けられた医療機器としての例えば検査用ビデオプロセッサ(以下、第3ビデオプロセッサ)20及びプリンタ21等から構成される。
図1に示すように手術室2内の手術室内医療システム3には、患者情報等を入力する複数の入力手段(又は入力装置)及び医療行為を行うための複数の医療機器と、複数の医療機器を集中制御するシステムコントローラ4とが設けられている。
また、このシステムコントローラ4は、後述するように患者情報の入力と、その患者情報を共有する医療機器への転送とに係る制御処理を行う医療機器制御装置としての機能を有する。
このシステムコントローラ4には、それぞれ通信線10a、10bを介して第1入力手段を備えた例えば手術用ビデオプロセッサ(以下、第1ビデオプロセッサ)11及び第2入力手段を備えた手術用ビデオプロセッサ(以下、第2ビデオプロセッサと略記)12とがそれぞれ接続されている。
なお、図3にて説明するように第2入力手段を備えた第2ビデオプロセッサ12等は、中継ユニット57(図1では点線で示している)を介してシステムコントローラ4に接続される構成にしても良い。
また、第1ビデオプロセッサ11及び第2ビデオプロセッサ12には、それぞれ第3及び第4入力手段を備えた例えばプリンタ13及びデジタルレコーダ14がそれぞれ接続されている。
なお、図3にて後述するように例えばプリンタ13を(電気メス装置36等の他の医療機器のように通信線を介して)直接システムコントローラ4に接続する構成にしても良い。
また、システムコントローラ4には、例えば第5入力手段としての入力機能を備えたタッチパネル(又は操作パネル)15が接続されている。
また、この手術室2内には、医療行為を行うための医療機器ではないが、医療行為を行う環境、雰囲気を向上するための音響及び映像(AVと略記)システム22が設けてある。そして、システムコントローラ4には、AVコントロールシステム22を構成すると共に、第6入力手段を備えたAVシステムコントローラ16が通信線10cを介して接続されている。
AVシステムコントローラ16は、図示しない音響装置及び映像装置を制御する。また、このAVシステムコントローラ16は、第7入力手段を備えた例えばプリンタ17と、第8入力手段を備えた例えばデジタルレコーダ18とが接続されている。
システムコントローラ4、第1ビデオプロセッサ11、 AVシステムコントローラ16は、それぞれ通信線23a、23b、23cを介して病院内LAN5に接続されている。
なお、第9入力手段を備えた医局端末7や第10入力手段を備えた第3ビデオプロセッサ20も病院内LAN5に接続されている。そして、この病院内LAN5に接続されたシステムコントローラ4及び医療機器等は、サーバ6に設けられたデータベースを構成する病院情報システム(HISと略記)6aを利用可能にしている。なお、ビデオプロセッサ20に接続されたプリンタ21は第11入力手段を備えている。
図2は、主要な入力手段の具体例を示す。図2に示すように例えば手術室2内に設けられた例えば第1ビデオプロセッサ11には、第1入力手段としてのビデオプロセッサ用キーボード(以下、単にキーボード)24が接続されている。そして、術者や看護師などのユーザは、このキーボード24から患者情報(若しくは患者データ)等を入力することができる。
また、システムコントローラ4には、タッチパネル15が接続されており、ユーザはこのタッチパネル15から患者情報等を入力することができる。図2では、2つの入力手段の場合を説明したが、他の入力手段も例えばキーボード24と同様の構成である。勿論、入力手段として、キーボード24に限定されるものでない。
次に図3を参照して、手術室2内に設けられた手術室内医療システム3の構成を説明する。この手術室内には、患者30が横たわる患者ベッド32と、第1の内視鏡手術システム33が配置される。この内視鏡手術システム33は、第1トロリ34に複数の医療機器を搭載して形成されている。また、手技によっては第2の内視鏡手術システム35が使用される。
第1トロリ34には、医療機器として、例えば電気メス装置36、気腹装置37、光源装置38、第1ビデオプロセッサ11及びプリンタ13等の機器類と、二酸化炭素等を充填したガスボンベ41が載置されている。光源装置38及び第1ビデオプロセッサ11は、第1の内視鏡42に接続される。
また、前記第1トロリ34には、内視鏡画像等を表示する内視鏡モニタ43、第1の集中表示パネル44、タッチパネル15等が載置されている。
また、前記第1の集中表示パネル44は、手術中のあらゆるデータを選択的に表示させることが可能な表示手段である。
前記タッチパネル15は、例えば液晶ディスプレイ等の表示部と、この表示部上に一体的に設けられた例えばタッチセンサとを有し、例えば非滅菌域にいる看護師等が主に操作する集中操作装置として使用される。
また、患者ベッド32の近傍には、別置き表示モニタ46が配されている。この別置き表示モニタ46は、術中のデータに加えて、CTスキャンデータやバイタルサインや過去の症例情報など、手技に関するあらゆる情報を表示する表示手段である。この別置き表示モニタ46は、キャスター付きの移動台を有する支持部材46Aに固定されており、移動が自在であり、例えば術者が所望とする位置に配備可能になっている。
さらに、第1トロリ34には、本医療システム1全体の集中制御を行う集中制御装置であると共に、医療機器制御装置としてのシステムコントローラ4が載置されている。このシステムコントローラ4には、第1ビデオプロセッサ11が通信線10a(図3中では図示せず)により接続されると共に、電気メス装置36、気腹装置37、前記光源装置38等が、図示しない通信線を介して接続されている。
一方、手技によって配備される第2の内視鏡手術システム35は、第2トロリ50に複数の医療機器を搭載して形成されている。
第2トロリ50には、被制御機器である光源装置51、第2ビデオプロセッサ12、デジタルレコーダ14、超音波凝固切開装置59、内視鏡モニタ55及び録画内容表示用集中表示パネル56とが載置されている。
光源装置51及び第2ビデオプロセッサ12は、第2の内視鏡54に接続される。内視鏡モニタ55は、第2ビデオプロセッサ12からの出力される内視鏡画像等を表示する。また、録画内容表示用集中表示パネル56は、録画された内容を集中して表示したり、手術中のあらゆるデータを選択的に表示させることが可能になっている。
ビデオプロセッサ12及び光源装置51、超音波凝固切開装置59、内視鏡モニタ55及び録画内容表示用集中表示パネル56等の各医療機器は、図示しないインターフェイスケーブルにより中継ユニット57に接続されている。
また、中継ユニット57は、中継ケーブル58によって、第1トロリ34に搭載されているシステムコントローラ4に接続される。
また、システムコントローラ4に対して入力操作するための有線方式のリモートコントローラ(以下、リモコンと称す)48と無線方式の無線リモコン49とが設けられている。有線方式のリモコン48は、システムコントローラ4にケーブルを介して接続されている。このリモコン48は、滅菌域にいる術者等が主に操作する。また、無線リモコン49により術者等が操作することもできる。
また、システムコントローラ4には、マイクセット52が接続され、術者はマイクセット52を装着して、音声によりシステムコントローラ4に指示入力などを行うことができるようにしている。
また、手術室2の壁面付近には、上述したAVコントロールシステム22を構成するAVシステムコントローラ16は、プリンタ17、デジタルレコーダ18が配置されている。
また、手術の様子を撮影する手術室カメラ53も設けられている。次に主要な医療機器の概略の構成を説明する。図4は第1ビデオプロセッサ11の概略の構成を示す。
この第1ビデオプロセッサ11は、この第1ビデオプロセッサ11を構成する各部を制御する制御部60、この制御部60に接続されると共に、例えば第1の内視鏡42に対する信号処理を行う信号処理部61、患者情報等の入力を行うキーボード24と接続されるキーボードインタフェース62とを有する。
また、この第1ビデオプロセッサ11は、サーバ6のHIS6a(若しくは病院内LAN5)との通信インタフェース63、システムコントローラ4と通信を行う通信インタフェース64、及びこのビデオプロセッサ11に接続されるプリンタ13(或いはレコーダ)との通信インタフェース65を有する。
そして、制御部60は、例えばユーザがキーボード24を用いて患者情報を入力すると、通信インタフェース64、病院内LAN5を介してシステムコントローラ4にその患者情報を送信する。従って、この通信インタフェース64は、患者情報の送信手段を構成する。また、システムコントローラ4側も、この第1ビデオプロセッサ11等のように入力手段を備えた医療機器から患者情報を受信する受信手段(図6における通信インターフェース74等)を有する。
また、後述するように第1ビデオプロセッサ11が患者情報を共有する共有対象(転送先)の医療機器に設定された場合には、システムコントローラ4から患者情報が通信インタフェース65を介して転送(送信)されることになる。
また、第1ビデオプロセッサ11とは異なる他の医療機器、例えば電気メス装置36は、図4において、信号処理部61とは異なる電気メスによる処置に関係する機能を有すると共に、この電気メス装置36ではキーボードインターフェースを有しない構成である。 また、図5に示すようにAVシステムコントローラ16は、このAVシステムコントローラ16を構成する各部を制御する制御部66、プリンタ17及びデジタルレコーダ18との通信インタフェース67、システムコントローラ4との通信インタフェース68、第6入力手段としての例えばタッチパネル69aと接続されるタッチパネルインタフェース69を有する。
また、図6に示すようにシステムコントローラ4は、このシステムコントローラ4を構成する各部及び医療システム1を構成する複数の医療機器等に対する制御を行う制御部71、この制御部71に接続されたフラッシュメモリ、ハードディスク装置等、情報を記憶する記憶部72、第5入力手段のタッチパネル15と接続するためのタッチパネルインタフェース73、ビデオプロセッサとの通信インタフェース74、気腹装置37等の医療機器との通信インターフェース75、AVコントロールシステム22との通信インタフェース76を有する。
なお、図3の中継ユニット57と通信を行う(図6中では点線で示す)中継ユニットとの通信インタフェース77を備える構成にしても良い。
また、本実施例に係る制御部71は、以下に説明するように医療システム1を構成する複数の医療機器等に設けられた患者情報を入力する複数の入力手段のうちから、(医療システム1として)実際に患者情報の入力を受け付ける入力先となる入力手段を設定したり、この設定された入力手段から入力された患者情報を転送する転送先の医療機器の設定等の制御若しくは管理を行う医療機器制御装置を形成する。また、この制御部71は、患者情報の入力を検知(若しくは監視)する検知手段の機能を有する。
なお、患者情報の入力を受け付ける入力手段としては、医療機器に不随して設けられたものに限定されるものでないが、説明を簡単化するために入力手段は主に医療機器に不随して設けられていることを想定して説明する。
この制御部71は、複数の入力手段のうちから、実際に患者情報の入力を受け付ける入力先手段としてなる入力手段を設定若しくは登録する入力先設定部71aを有する。本実施例では、複数の入力手段のうちから、入力先手段として1つの入力手段を設定若しくは登録により決定する。
そして、入力先設定部71aにより設定された設定情報は、記憶部72に入力先設定情報72aとして記憶される。
また、この制御部71は、設定された入力先手段から入力された患者情報を共有化する共有対象の医療機器、換言すると入力先手段により入力された患者情報を転送(若しくは出力)する転送先の医療機器を設定する転送先医療機器設定部(以下、転送先設定部)71bの機能を有する。この転送先の医療機器は、患者情報を共有することになる共有対象の医療機器となる。
この転送先設定部71bの情報も記憶部72に転送先設定情報72bとして記憶される。
また、制御部71は、転送先設定部71bとして、例えば複数の医療機器を設定した場合には、制御部71から患者情報を転送先の医療機器に転送する転送ルートを設定するルート設定部71cの機能を有する。そして、このルート設定部71cによる情報は、記憶部72にルート設定情報72cとして記憶される。
なお、ルート設定情報72cとして、入力先手段の情報、つまり入力先設定情報72aと転送先設定部71bの情報、つまり転送先設定情報72bとを含めた情報としても良い。つまり、ルート設定情報72cとして転送ルートに直接関係するものと、転送を行う必要があるか否かを判定する際に必要となる入力先設定情報72aも含めるようにしても良い。
つまり、図6において、記憶部72は、入力先設定情報72a、転送先設定情報72b、ルート設定情報72cとを示しているが、ルート設定情報72cが入力先設定情報72a及び転送先設定情報72bを含む構成でも良い。また、医療システム1が単純な構成或いはその転送ルートが単純な場合には、ルート設定情報72cとして、入力先設定情報72a及び転送先設定情報72bのみを含めば良い場合もありえる。
上記のようにルート設定情報72cが入力先設定情報72a及び転送先設定情報72bを含む構成にすると、制御部71は、このルート設定情報72cを参照することにより、入力手段から入力された患者情報が入力先に設定されている入力手段であるか否かの判定や、入力先に設定されていると判定した場合の転送先の医療機器の情報の取得でき、効率的な制御処理を行うことができる。
このため、以下の説明では、ルート設定情報72cは、入力先設定情報72a及び転送先設定情報72bを含むとして説明する。
なお、制御部71は、上記のように入力手段から入力された患者情報が入力先に設定されている入力手段であるか否かの判定を行う判定手段の機能も持つ。また、制御部71は、医療システム1において設定されている患者情報を記憶部72に記憶保持する。
また、入力手段や入力先手段から患者情報が入力された場合、記憶部72にその患者情報を一時的に記憶する。そして、判定結果として更新すべき患者情報である場合には、以前に記憶保持している患者情報を更新したり、更新すべきでないと判定した場合には入力手段から一時的に記憶した患者情報を破棄する。
記憶部72に記憶するルート設定情報72cとして、例えば入力先に設定された入力手段のコード、(制御部71から)第1番目に転送する第1転送先の医療機器のコード、第2番目に転送する第2転送先の医療機器のコード、…、最後に転送する最後の転送先の医療機器のコードのように記憶しても良い。
なお、転送ルートは、通常は、制御部71から患者情報が転送される転送先の医療機器となるが、これに限定されるものでない。例えば制御部71から通信線10bを介して第2ビデオプロセッサ12に転送する転送ルートと、例えば患者情報の入力先となる第1ビデオプロセッサ11から(制御部71を経由しないで)通信線23bによる病院内LAN5経由で医局端末7に転送する転送ルートを併用して患者情報を転送するようにしても良い。
この場合のように、設定される入力先や転送先の医療機器に応じて、複数の転送ルートがその医療システム1内に存在する場合には、制御部71は例えばデフォルトで設定された転送ルートで設定する。或いは、使用形態に応じて、ユーザに対して、複数の転送ルートが存在することを告知し、ユーザが決定するようにしても良い。或いは、以前の転送に要した時間の平均値等を調べて、転送をより短時間で行える転送ルートに自動設定するようにしても良い。
また、制御部71は、医療システム1が動作中の場合、複数の入力手段からの入力を監視し、実際に入力操作が行われた場合、その入力手段が入力先として登録(許可)された入力手段か、つまり入力先設定情報72aに該当する入力手段であるかの判定を行う。 そして、入力先設定情報72aに該当する入力手段から患者情報が入力された場合には、制御部71は、ルート設定情報72cを参照して、記憶部72の患者情報を更新すると共に、共有対象となる転送先の医療機器にその患者情報を転送する。転送された医療機器は、その患者情報を更新する。
つまり、この制御部71は、ルート設定情報72cに従って、患者情報を転送する転送部若しくは転送制御する転送制御部71dの機能を有する。
図7は、入力手段から入力される患者情報の種類(項目)とその最大文字数(最大情報量)の具体例を示す。患者情報の種類として具体的には、患者ID、患者氏名、年令、性別、患者生年月日、医師名、コメント等があり、それぞれ最大文字数が決められている。 また、図8は、入力先の入力手段として設定可能な入力先候補の医療機器(の入力手段)例と、転送先の医療機器として設定可能な転送先の医療機器候補例を示す。なお、−は、何も行わない候補例であり、これを選択することもできる。
そして、ユーザは、図9に示すように例えばタッチパネル15の操作画面上に表示される入力先設定画面及び転送先設定画面により、患者情報の入力先の入力手段と転送先の医療機器を選択して設定(登録)することができる。
ユーザはこの操作画面上の入力先設定画面において、入力先に設定しようとする医療機器(の入力手段)を1つタッチにより選択設定する。図9の例では、例えば第1ビデオプロセッサ11(のキーボード24)を入力先に選択した例を示している。なお、1つも選択しないで、入力先を設定しないこともできる。なお、入力先を複数設定する実施例に関しては後述する。
また、ユーザは、転送先設定画面において入力先から入力された患者情報を共有するために転送先の医療機器を選択設定する。この場合には、複数の医療機器を選択設定することができる。
図9では複数の医療機器を転送先の医療機器として選択した例を示している。なお、転送先の医療機器として複数の医療機器が設定された場合には、上述したようにさらに転送する順序(つまり転送の優先度)も設定されることになる。また、ユーザは、転送先の医療機器を1つも選択設定しないこともできる。
また、このように選択を行う他に、操作画面上において、入力先と転送先とを例えば医師名により設定することができる特別選択する機能も用意されている。
ユーザは、この特別選択に例えばチェックを入れ(て、その特別選択を選択し)、さらに医師名の欄を選択若しくは入力する。これにより、制御部71は、予め記憶部72に登録されたその医師名に対応する情報により、入力先と転送先の医療機器の情報を読み出して、その情報を自動的に表示する。ユーザは、確定操作により、その表示内容で入力先と転送先の医療機器を簡単に設定するができれる。
なお、同じ医師名で複数の組み合わせを登録することもでき、その場合には優先度の高い入力先と転送先の医療機器が優先して表示される。そして、別の入力先と転送先の医療機器を選択したい場合には、次候補の選択を行えば良い。また、一部を変更して設定することもできる。
このように本実施例においては、複数の入力手段を備えた医療システム1において、システムコントローラ4の制御部71は、患者情報を入力する1つの入力手段を設定すると共に、その入力手段から入力された患者情報を転送先として設定された共有対象となる医療機器に転送する。
また、この制御部71は、複数の入力手段が操作された場合においても、予め入力先として設定された入力手段か否かを監視し、設定された入力先以外の入力手段から患者情報が入力されても受け付けないようにする。この場合には、その入力手段に対して、患者情報の入力手段として設定されたものでない旨の通知をする。
このようにして、本実施例は、この医療システム1が病院等において使用される場合、ユーザ或いは施設により実際に使用しようと望む使用形態に応じて患者情報の入力を受け付ける入力手段及び共有化しようとする共有対象の医療機器(転送先の医療機器)等を任意に設定できる構成にして、患者情報を有効利用し易い構成にしている。
次に本実施例の動作を説明する。図10は、本実施例におけるルート設定の動作のフローチャートを示す。最初のステップS1においてユーザは医療システム1を起動する。 すると、次のステップS2においてシステムコントローラ4は、通信線10a等と23a等を介して通信可能な医療機器(図10では簡略的に接続されている医療機器と略記)を確認する。そして、例えば集中表示パネル44にそれらの医療機器を表示する。但し、本実施例ではAVシステムコントローラ16等の機器も医療機器に含めて制御可能としている。
そして、次のステップS3においてシステムコントローラ4の制御部71は、ルート設定のための入力先画面の表示を行い、図8及び図9で説明したようにユーザは入力先とする医療機器(又は入力手段、)を選択を行う。
また、次のステップS4においてシステムコントローラ4の制御部71は、転送先画面の表示を行い、図8及び図9で説明したようにユーザは転送先の医療機器の選択を行う。また、転送先の医療機器が複数の場合には、転送先に転送する順序の設定を行うこともできる。また、必要に応じて転送するルートの選択設定も行うことができる。
このようにしてステップS3及びS4により選択設定された情報は、ステップS5に示すように記憶部72に登録(記憶)される。そして、このルート設定の処理が終了する。そして、医療システム1は、動作状態になる。
なお、図10において、特別選択の場合を含めた場合には図11のようになる。つまり、ステップS2の次にステップS3aに進む。このステップS3aにおいて、ユーザは入力先を直接、選択する場合と特別選択する場合とを選択することができる。直接選択する場合にはステップS3bに進む。一方、特別選択する場合には、ステップS3cに進み、医師名で入力先を選択する。
ステップS3b或いはS3cの次にステップS4aに進む。このステップS4aにおいて、ユーザは転送先を直接、選択する場合と特別選択する場合とを選択することができる。直接選択する場合にはステップS4bに進む。一方、特別選択する場合には、ステップS4cに進み、医師名で転送先を選択する。ステップS4b或いはS4cの次にステップS5に進む。
医師名で入力先と転送先を選択すると、入力先と転送先を簡単に設定することができる。
医療システム1が動作状態になって、患者情報が入力された場合の動作は図12のフローチャートのようになる。
ステップS11に示すように医療システム1を構成し、システムコントローラ4と通信可能な医療機器の入力手段から、看護師等のユーザが患者情報を入力したとする。この入力された患者情報は、システムコントローラ4の制御部71に送信される。
ステップS12に示すようにシステムコントローラ4の制御部71は、送信されたこの患者情報が、現在設定されている患者情報と異なり、更新すべき患者情報か否かを判定(検知)する。現在設定されている患者情報は、例えば記憶部72に記憶されている。なお、医療システム1が起動した直後のように患者情報が最初に入力される場合には、制御部71は、更新すべき患者情報と判定する。
医療システム1が動作中において、既に患者情報が設定されている状態で、この患者情報が制御部71に送信された場合には、制御部71は後者の患者情報が更新すべきかの判定を行う。
なお、制御部71は、以前の患者情報と同じ患者情報と判定した場合には、例えば何も行わない(処理する必要がなく、処理負担を軽減する)で、図12の処理を終了する。この場合、設定されている患者情報と同じである旨の表示を行った後、終了しても良い。 ステップS12において、更新すべき患者情報が送信された場合には、ステップS13において制御部71は、記憶部72からルート設定に関する情報を読み出す。この場合、少なくとも入力先として設定されている医療機器(の入力手段)の情報としての入力先設定情報72aを読み出す。
次のステップS14において制御部71は、ステップS11の入力手段が、記憶部72から読み出したルート設定の情報に適合するか否かの判定を行う。具体的には、ステップS11の医療機器の入力手段が、入力先として設定された入力手段であるか否かの判定を行う。
そして、ルート設定の情報に適合すると判定した場合には、ステップS15において制御部71は、そのルート設定の情報を参照して、入力された患者情報をルート設定されている転送先の医療機器に転送する。なお、転送先の医療機器が複数ある場合には、複数の転送先の医療機器にその患者情報がそれぞれ転送される。また、転送の優先度が設定されている場合には、その優先度に沿って患者情報を転送する。また、制御部71は、記憶部72に記憶されている患者情報も更新する。
次のステップS16に示すように転送先の医療機器は、以前の患者情報から制御部71から転送された患者情報に更新する。この場合、以前の患者情報がまだ入力されていない場合も転送された患者情報に更新される。そして、図12の処理を終了する。
このようにして、入力先として設定された入力手段から更新すべき患者情報が入力された場合には、ルート設定の情報に従って患者情報が転送先の医療機器に転送され、速やかに更新すべき患者情報に更新される。そして、これらの転送先の医療機器において、更新すべき患者情報を共有することができる。
一方、ステップS14においてルート設定の情報に適合しないと判定した場合には、ステップS17に示すように制御部71はルート設定に適合しない旨の情報を告知する。
そして、次のステップS18において制御部71は、ルート設定に適合しない患者情報により患者情報を更新することを中止(禁止)する。
つまり、入力先として設定された入力手段以外から既に設定されている患者情報と異なる患者情報が入力されても、以前に設定されている患者情報が更新されてしまうことを防止できる。このため、医療システム1における患者情報の更新に対する信頼性を向上することができる。
このように、本実施例の医療システム1によれば、ユーザ若しくはこの医療システム1が設けられた施設における実際に望む使用形態に沿って、患者情報の入力先の医療機器若しくは入力手段を設定できる。また、入力された患者情報を共有しようとする医療機器も、実際に使用しようと望む使用形態に応じて設定することができる。
従って、本実施例によれば、実際に使用しようとする使用形態に適合した患者情報の共有化を実現することができる。
また、患者情報の入力先の医療機器若しくは入力手段を1つに限定した設定とする構成とすることにより、入力先として設定されていない入力手段からの患者情報の入力により、既に設定されている患者情報が不用意に変更されてしまうことを有効に防止できる。 また、上記のように患者情報を更新する場合の条件(具体的には、患者情報の入力先として許可された入力手段を1つに制限する設定と、その入力手段から更新すべき患者情報が入力された場合にのみ患者情報を更新するとする条件)を設定することにより、設定された患者情報の信頼性を向上することができる。
また、本実施例に係る制御部71により、患者情報の入力先等に関する設定制御と、患者情報の共有化のための転送処理等を効率良く行うことができる。
次に本発明の実施例2を図13及び図14を参照して説明する。本実施例は、図1の医療システム1において、入力先の医療機器(の入力手段)を複数、設定できる構成にしている。また、この構成に対応してシステムコントローラ4の制御部71は、入力先が複数に設定された場合に対応する制御を行う。
以下に説明するように制御部71は、入力先を複数とする設定、その設定情報の記憶制御、複数の入力先から患者情報が入力された場合にどの入力先の患者情報を優先するかの優先度の設定等に関する制御を行う。
次にその制御動作を説明する。図13は本実施例における入力先設定画面及び転送先設定画面を示す。
実施例1における図9においては入力先として1つの入力手段を設定した場合で説明したが、本実施例においてはユーザは、入力先として複数の入力手段を選択設定(登録)することができるようにしている。
図13の例では、例えば医局端末7、第1ビデオプロセッサ11の2つ(図示しない3つ等の複数でも良い)が、患者情報の入力先の医療機器に設定されている。
また、このように患者情報の入力先として複数の医療機器又は入力手段が設定された場合において、その優先度(優先順位)を設定できるようにしている。
優先度を設定することにより、患者情報が複数の入力先から殆ど同時に入力されたような場合に、予め設定された優先度に沿って患者情報の入力に対する処理ができる。
また、転送先の医療機器に対しても、優先度を設定できるようにしている(転送先の医療機器に関しては実施例1においても優先度を付けている)。そして、複数の入力先の場合の優先度と、転送の際の優先度の情報は図6に示した記憶部72に記憶される。ルート設定情報72c内に優先度の情報を含めるようにしても良い。
そして、患者情報が入力された場合には、制御部71は、記憶部72に記憶されている情報を参照して更新すべき患者情報であるか否かの判定や、更新すべき患者情報の場合には共有すべき転送先の医療機器にその患者情報を転送する制御処理を行う。
なお、本実施例においては、例えば図13に示すように複数の入力先を設定し、かつ優先度を設定した場合、制御部71は、優先度が高い順に入力先を表示するように制御する。転送先に関しても同様である。その他の構成は、例えば実施例1と同様である。
上記のように患者情報の入力先と転送先が設定された状態において、実際に患者情報が入力された場合の動作を図14のフローチャートを参照して説明する。なお、以下の説明では、簡単化のため、入力先が複数設定されているとして説明する(単数の場合には、実施例1と同じで良いため)。
医療システム1の動作状態において、ステップS21において看護師等のユーザは、患者情報を入力する場合には、例えばシステムコントローラ4に接続された入力手段や医療機器に設けられた入力手段から患者情報の入力画面(モード)を選択する。
すると、その選択の情報は、システムコントローラ4の制御部71に送信される。
そして、次のステップS22において制御部71は、その特定の医療機器(の入力手段)が患者情報を入力する入力状態になったことの通知を受ける。
また、ユーザは、この入力画面(モード)において、患者情報の入力を行うことができる。なお、この段階においては、入力された患者情報は暫定的に利用される。
次のステップS23において制御部71は、図12のステップS12の場合と同様に、入力された患者情報が更新すべき患者情報であるか否かの判定を行う。
そして、制御部71は、更新すべき患者情報でないと判定した場合には、その患者情報が前の患者情報と同じである旨を表示(或いはその医療機器に通知)する等して、この処理を終了する。
一方、更新すべき患者情報であると判定した場合には、次のステップS24において制御部71は、記憶部72からルート設定に関する情報を読み出す。この場合、例えば入力先として設定されている情報の他に、入力先として複数の医療機器が設定されている場合には、その優先度の情報等も読み出す。
更に次のステップS25において制御部71は、入力先に設定されている複数の医療機器(の入力手段)におけるその複数から患者情報が入力されている状態(この状態を入力可能状態という)か否かの判定を行う。
そして、その医療機器(の入力手段)が複数でない、つまり単数と判定した場合には、次のステップS26において制御部71は、その医療機器に対して入力可能状態である旨のメッセージを通知後、所定時間だけ待つ。
この所定時間待った後の次のステップS27において制御部71は、別の医療機器から患者情報が入力されている入力可能状態が検知されるか否かの判定を行う。この判定により、別の医療機器から患者情報の入力が検知されていない場合には、ステップS28において制御部71は、先の医療機器からの患者情報の入力を受け付け可能とする状態にする。そして、制御部71は、その患者情報の入力を受け付け、その患者情報を記憶部72に更新記憶する。
さらに制御部71は、この患者情報を転送先に設定されている転送先の医療機器に、転送の優先度に従って転送する。そして、ステップS31に示すように転送先の医療機器は、この患者情報によって以前の患者情報を更新して、この処理を終了する。
一方、ステップS25の判定において、制御部71は入力可能に設定された医療機器が既に複数である場合、或いは複数ではないがステップS26による所定時間の経過後に、複数になったと判定した場合にはステップS29に進む。
このステップS29において制御部71は、ステップS24において読み出した入力先として設定された複数の医療機器におけるその優先度の情報に従って、最も優先度が高い医療機器による患者情報の入力を受け付け(許可し)、その他のより優先度の低い医療機器による患者情報の入力を許可しない(禁止する)。
なお、最も優先度が高い医療機器から入力された患者情報がステップS22において入力された患者情報とは異なる場合には、ステップS23のようにその患者情報が更新すべき患者情報か否かの判定を行う。そして、更新すべき患者情報の場合に対してステップS29以降の処理を行う。これに対して、更新すべき患者情報でない場合には、その患者情報を無視して、更新すべき患者情報における最も優先度が高い入力先の患者情報を優先する。
そして、次のステップS30において制御部71は、優先度の低い医療機器等に対しては、別の医療機器(つまり、より優先度が高い医療機器)において患者情報の入力状態になっている旨を通知する。
また、次のステップS31において制御部71は、更新すべき患者情報を転送先に設定されている転送先の医療機器に、転送の優先度に従って転送する。そして、ステップS32に示すように転送先の医療機器は、この患者情報により以前の患者情報を更新して、この処理を終了する。
このような動作を行う本実施例は、入力先の医療機器として複数の医療機器を設定することができる。また、医療システム1において、複数の医療機器から殆ど同時に患者情報が入力された場合においても、それらの複数の医療機器において、設定された優先度に従って優先すべき医療機器からの患者情報を優先させることができる。
従って、ユーザ或いは施設における実際に使用しようと望む使用形態に応じた設定を行うことにより、その使用形態に適合した状態で患者情報を入力できるようにできると共に、入力された患者情報を所望とする医療機器で共有することができる。
また、上述したように本実施例においては、入力先として設定された複数の医療機器(若しくは入力手段)の1つから更新すべき患者情報が入力された場合には、(予め設定された)所定時間の経過を待った後、その患者情報で更新するか否かの判定を行うようにしている。
この処理により、医療システム1を構成し、入力先として設定された複数の医療機器から通信手段を介してシステムコントローラ4に対して患者情報を入力した場合、その入力のタイミングが若干異なる場合においても、優先度が高い医療機器からの患者情報を優先して処理することができる。
このため、本実施例は、通信手段によりシステムコントローラ4と医療機器間とで情報伝達に時間差があるような環境下においてもその時間差(時間遅延量)が異なる場合にも、その影響を軽減することができる。
なお、上記の説明は、入力先として設定された医療機器が例えば3以上の複数(mとする)の場合には、1つの医療機器から患者情報が入力された場合にのみ、所定時間が経過するのを待つ場合に限定されるものでなく、m−1以下の医療機器から患者情報が入力された場合に対しても適用しても良い。
また、本実施例は、入力先として複数の医療機器又は入力手段を設定できるため、例えば内視鏡を用いて複合的な手術等を行う場合にも、その使用形態に適合した患者情報の入力環境等に容易に設定できる。
例えばある患者において内視鏡検査(内視鏡診断)を行い、その診断結果により、引き続いて例えば腹腔内の手術を行うことが望まれる場合がある。この場合には、例えば図1における検査室8に設置されているビデオプロセッサ20等の医療機器を手術室2内に移動して、手術室2内により多くの内視鏡及びビデオプロセッサを用意して手術を行う。
また、この場合には、以前の患者情報から医師名をさらに追加する等、患者情報を更新して、手術を行うことになる。このため、通常は内視鏡検査に対する患者情報の入力先として例えば医局端末7から患者情報を入力する入力先に設定する他に、手術室2内に配置された例えば第1ビデオプロセッサ11等からも患者情報を入力可能とするように入力先に設定できるようにしておくと、このような複合的な手術等の際の患者情報の入力が行い易くなる。
このように本実施例によれば、患者情報の入力先の医療機器又は入力手段として複数、設定でき、かつそれらによる患者情報の入力に適切に対応できる。その他、実施例1と同様の効果を有する。
次に本発明の実施例3を図15を参照して説明する。本実施例は、例えば図1の医療システム1において、医療行為の最中、より具体的には手術中若しくは検査中においては患者情報の更新を禁止ないしは制限する機能を設けたものである。
このため、システムコントローラ4の制御部71は、医療行為の最中、つまり手術中であるか否かを監視する機能を持つ。具体的には、例えば図1に示した手術室2において、図15に示すようにシステムコントローラ4の制御部71は、電気メス装置36及び気腹装置37が動作状態か否かを監視する。そして、その監視により、制御部71は手術中若しくは検査中か否かを判定する。
患者情報が入力された場合、制御部71は、判定結果により患者情報の更新を許可或いは禁止する。なお、電気メス装置36及び気腹装置37は、例えば通信線10d及び10eによりシステムコントローラ4と接続されている。
次に本実施例の動作を図16を参照して説明する。図16に示す動作は、図12においてステップS14とステップS15との間にステップS40が設けられている。このステップS40において、制御部71は手術中若しくは検査中であるかの判定を行う。そして、手術中若しくは検査中であるかと判定された場合には、ステップS18に移り、手術中及び検査中でないと判定された場合には、ステップS15に移る。
図17は、図16におけるステップS40の具体的な処理内容を示す。
手術中か若しくは検査中か否かの判定処理が開始すると、ステップS41に示すようにシステムコントローラ4の制御部71は、電気メス装置36及び気腹装置37から、それぞれの医療機器に関するデータ(情報)を、例えばポーリングにより取得する。
次のステップS42において制御部71は、取得したデータ中における動作状態に関するステータスを調べる(抽出する)。具体的には、電気メス装置36が電気メス出力中であるか否かのステータスデータや気腹装置37が気腹(送気)ONであるかのステータスデータを調べる。
そして、次のステップS43において制御部71は、手術中若しくは検査中に関する特定ステータスがONか否かを判定する。その特定ステータスがONと判定した場合には、制御部71はステップS44において手術中であると判定する。そしてステップS18に移る。
一方、その特定ステータスがONでない判定した場合には、制御部71はステップS45において手術中でも検査中でもないと判定する。そしてステップS15に移る。
その他の動作は、実施例1と同様である。
本実施例によれば、手術中又は検査中においては、患者情報が更新されることを禁止することができる。従って、手術中又は検査中においては、患者情報が更新されることにより、手術中又は検査中における患者情報が不用意に変更されてしまうことを防止することができる。その他は、実施例1と同様の効果を有する。なお、実施例1の代わりに実施例2に適用することもでき、その場合には、さらに実施例2の効果を有することになる。 なお、上述した実施例等を部分的に組み合わせる等して構成される実施例等も本発明に属する。
患者情報を入力可能とするする複数の医療装置若しくは入力手段を備えた医療システムにおいて、内視鏡検査、内視鏡手術などの医療行為を行う場合、患者情報を実際に入力可能とする医療機器若しくは入力手段を設定すると共に、その患者情報を共有する医療機器の設定を行えるようにしている。
これにより、入力される患者情報の信頼性を向上できると共に、ユーザ或いは施設において実際に使用しようと望む使用形態に適合して患者情報の共有化ができる。
図1は本発明の実施例1の医療システムの全体構成を示す構成図。 図2は図1における代表的な入力手段の具体例を示す図。 図3は図1の手術室内に配置された手術室内医療システムの詳細な構成例を示し図。 図4はビデオプロセッサの主要な構成例を示すブロック図。 図5はシステムコントローラの主要な構成例を示すブロック図。 図6はAVコントロールシステムの主要な構成例を示すブロック図。 図7は患者情報の詳細なデータ例を示す図。 図8はシステムコントローラに接続された入力先候補の医療機器及び転送先候補の医療機器とを示す図。 図9は図8の医療機器から患者情報の入力先の医療機器及び転送先の医療機器を設定するルート設定画面例を示す図。 図10はルート設定を行う動作内容を示すフローチャート。 図11は医師名でルート設定を行う動作内容の一部を示すフローチャート。 図12は実際に患者情報が入力された場合における医療システムにおける動作内容を示すフローチャート。 本発明の実施例2における患者情報の入力先医療機器及び患者情報の転送先医療機器を設定するルート設定画面例を示す図。 図14は患者情報が入力された場合の動作内容を示すフローチャート。 図15は本発明の実施例3における手術室内に配置された手術室内医療システム部分の構成例を示し図。 図16は実際に患者情報が入力された場合における医療システムにおける動作内容を示すフローチャート。 図17は図16におけるステップS40の処理内容の詳細を示すフローチャート。
符号の説明
1…医療システム
2…手術室
3…手術室内医療システム
4…システムコントローラ
5…病院内LAN
6…サーバ
7…医局端末
8…検査室
10a,20b,10c…通信線
11、12、20…ビデオプロセッサ
15…タッチパネル
16…電気メス装置
17…気腹装置
22…AVシステムコントローラ
24…キーボード
60、66、71…制御部
72…記憶部

Claims (6)

  1. 医療行為を行うための複数の医療機器と、前記複数の医療機器を制御する医療機器制御装置とを有する医療システムであって、
    前記各医療機器は、それぞれ
    患者情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された患者情報を前記医療機器制御装置に送信する送信手段を備え、
    前記医療機器制御装置は、
    前記送信手段により送信された患者情報を受信する受信手段と、
    前記受信した患者情報を記憶する記憶手段と、
    前記入力手段のうち、患者情報の入力先として登録された入力先手段として設定する入力先設定手段と、
    前記複数の医療機器のうち、前記入力先手段からの患者情報を共有するために、該患者情報を転送する転送先の医療機器を設定する転送先設定手段と、
    少なくとも前記入力先手段及び前記転送先の医療機器の情報を含み、前記入力先手段からの患者情報を転送する転送ルートに係るルート情報と、前記入力先手段から入力された患者情報とを記憶する記憶手段と、
    前記ルート情報に基づき、前記入力先手段から入力される患者情報を、前記転送先の医療機器へ転送する転送手段と、
    を備えることを特徴とする医療システム。
  2. 前記入力手段による患者情報の入力を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された入力手段が、前記入力先設定手段により設定された入力先手段であるかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記入力手段が前記入力先手段でないと判定した場合には、前記転送手段による前記患者情報の転送の動作を中止することを特徴とする請求項1に記載の医療システム。
  3. 前記入力先手段による患者情報の入力を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された際に、医療行為が行われている最中か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により医療行為が行われている最中と判定された場合には、前記入力先手段による患者情報の更新を拒否し、医療行為が行われていないと判定された場合には、前記入力先手段による患者情報が該入力先手段による入力前の患者情報と異なる場合に、患者情報を更新して前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の医療システム。
  4. さらに、複数の入力先手段からの患者情報の入力に対して、優先順位を設定することを特徴とする請求項1から3のいずれかの請求項に記載の医療システム。
  5. 医療行為を行うための複数の医療機器を制御すると共に、患者情報の入力を行う複数の入力手段を直接、若しくは前記医療機器を介して制御する医療機器制御装置であって、
    前記複数の入力手段のうちから、患者情報の入力先として登録された入力先手段を設定する入力先設定手段と、
    前記複数の医療機器のうちから、前記入力先手段からの患者情報を共有するため、該患者情報を転送する転送先の医療機器を設定する転送先設定手段と、
    少なくとも前記入力先手段及び前記転送先の医療機器の情報を含み、前記入力先手段から入力された前記患者情報を転送する転送ルートに係るルート情報と、前記入力先手段から入力された患者情報とを記憶する記憶手段と、
    前記入力先手段から入力される患者情報に対する判定結果に応じて、該患者情報を前記転送先の医療機器に転送するか否かの制御動作を行う転送制御手段と、
    を備えたことを特徴とする医療機器制御装置。
  6. 前記転送制御手段は、前記入力先手段から入力された患者情報が、前記記憶手段に記憶されている患者情報と異なる場合には、前記入力先手段から入力された患者情報を前記転送先の医療機器に転送する動作を行うことを特徴とする請求項5に記載の医療機器制御装置。
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