JP2003022331A - 住宅設備機器のメンテナンス方法とこの方法を実施するためのサーバおよびホーム端末装置 - Google Patents

住宅設備機器のメンテナンス方法とこの方法を実施するためのサーバおよびホーム端末装置

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JP2003022331A
JP2003022331A JP2001205766A JP2001205766A JP2003022331A JP 2003022331 A JP2003022331 A JP 2003022331A JP 2001205766 A JP2001205766 A JP 2001205766A JP 2001205766 A JP2001205766 A JP 2001205766A JP 2003022331 A JP2003022331 A JP 2003022331A
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幸一 楢崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンス担当者の負担を増やすことなく
ユーザごとに最適なメンテナンス処理を行えるようにす
る。 【解決手段】 浄水器WRの累積流量計測値をホーム端
末装置HTで定期的に収集してしきい値と比較する。そ
して、累積流量計測値が第1のしきい以上になった時点
で、第1の判定情報をホーム端末装置HTからサーバS
Vに通知し、サーバSVはこの通知を受けて第1のメン
テナンススケジュールを作成してメンテナンス担当者に
指示し、浄水器WRの定期点検及びクリーニングを行わ
せる。次に浄水器WRの累積流量計測値が第2のしきい
値以上になると、第2の判定情報をホーム端末装置HT
からサーバSVに通知し、サーバSVはこの通知を受け
て第2のメンテナンススケジュールを作成してメンテナ
ンス担当者に指示し、浄水器WRのフィルタカートリッ
ジ10の交換を含むメンテナンス処理を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信ネットワー
クを利用して住宅設備機器のメンテナンスを管理する方
法と、この方法を実施する際に使用するメンテナンス会
社のサーバおよびホーム端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅設備機器の中には、浄水器やエアコ
ンディショナ、空気清浄器(エアクリーナ)等のよう
に、定期的に清掃やファイル交換等のメンテナンスを必
要とするものがある。この種のメンテナンスは、機器の
性能を維持することは勿論のこと、機器の故障発生を未
然に防ぐ上できわめて重要である。
【0003】そこで従来では、例えばメンテナンス会社
が契約先のユーザごとにメンテナンススケジュールを作
成し、このスケジュールにしたがって各ユーザに対しメ
ンテナンス担当者が定期的に巡回することでメンテナン
ス処理を行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記メンテ
ナンススケジュールは、同一機種を使用するすべてのユ
ーザに対し一律の内容に設定されているのが現状であ
る。このため、ユーザによってはメンテナンス処理のタ
イミングおよび処理内容が、本来必要とするタイミング
および処理内容から外れる場合があり、すべてのユーザ
について適切なメンテナンス処理が行われているとは云
えなかった。
【0005】例えば、同一機種の浄水器を設置した複数
のユーザ宅のうち、浄水の使用量が多いユーザ宅と少な
いユーザ宅では、浄水器の汚れの進行具合が異なるはず
である。しかるに、従来ではこれらのユーザに対し一律
に定めたスケジュールでメンテナンス処理を行っている
ため、例えば浄水の使用量が多いユーザ宅では清掃又は
フィルタ交換のタイミングが遅れ、その結果浄水器を水
質が劣化した状態で使用し続けることになり非常に好ま
しくなかった。また反対に浄水の使用量の少ないユーザ
宅では、必要のないフィルタ交換が行われてしまい、ユ
ーザの費用負担が増えるという問題点を生じていた。
【0006】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その主たる目的は、メンテナンス担当者の負担を
増やすことなくユーザごとに最適なメンテナンス処理を
行えるようにした住宅設備機器のメンテナンス方法とこ
の方法を実施するためのサーバおよびホーム端末装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、住宅に設置されるホーム端末装置とメン
テナンス会社のサーバとの間を通信ネットワークにより
接続するシステムを利用して、前記住宅に設置される住
宅設備機器に係わるメンテナンス管理を行う住宅設備機
器のメンテナンス方法にあって、上記ホーム端末装置に
おいて、上記住宅設備機器の使用状況に関する情報を収
集して、この収集された使用状況に関する情報もしくは
この情報をもとに判定した上記住宅設備機器の汚れの状
態を表す情報を、上記ホーム端末装置から上記通信ネッ
トワークを介して上記サーバに通知する。そして、サー
バにおいて、上記通知された情報をもとに上記住宅設備
機器の汚れの状態に応じたメンテナンススケジュールを
作成し、メンテナンス担当者に対しメンテナンス処理を
指示するようにしたものである。
【0008】したがってこの発明によれば、各ユーザ宅
に設置された住宅設備機器の汚れの状態がメンテナンス
会社のサーバにおいて把握され、この汚れの状態に応じ
て住宅設備機器ごとにメンテナンススケジュールが作成
される。このためメンテナンス会社は、メンテナンス担
当者の負担を増やすことなく、ユーザごとに最適なスケ
ジュールに従って住宅設備機器に対するメンテナンス処
理を行うことが可能となる。したがって、各ユーザ宅に
設置された住宅設備機器の性能を常に良好な状態に維持
することが可能となり、また不要なメンテナンス処理が
行われないようにしてユーザの費用負担を軽減し、かつ
メンテナンス処理の効率向上を図ることができる。
【0009】またこの発明は、作成された上記メンテナ
ンススケジュールを、サーバからホーム端末装置へ通信
ネットワークを介して通知し、この通知されたメンテナ
ンススケジュールに対する住宅ユーザの回答をホーム端
末装置からサーバへ返送する。そして、この返送された
回答とをもとに、上記メンテナンススケジュールを変更
し、この変更したスケジュールに従いメンテナンス担当
者に対しメンテナンス処理の実行を指示することも特徴
とする。
【0010】このようにすることによって、メンテナン
ス会社とユーザとの間でメンテナンス処理の日時や処理
の内容について事前に打ち合わせを行うことができ、こ
れにより両者の合意のもとで効率良く適切なメンテナン
ス処理を行うことができる。この効果は、飛び込みや成
り済ましによる悪質なメンテナス業者を排除する上で非
常に有効である。
【0011】さらにこの発明は、サーバにおいて住宅ご
と或いは住宅設備機器ごとにその使用条件に応じて汚れ
の状態を判定するためのしきい値を生成し、このしきい
値をサーバからホーム端末装置へ通信ネットワークを介
して伝送して設定することも特徴とする。
【0012】このようにすることで、例えば住宅設備機
器ごとにその使用時間や使用環境に応じた最適なしきい
値により汚れの状態を判定することが可能となる。この
ため、より一層的確な汚れ判定を行うことができる。し
かも、上記しきい値は、メンテナンス会社のサーバから
の遠隔操作によりホーム端末装置に設定されるので、し
きい値を必要に応じて簡単かつ迅速に変更することが可
能となる。
【0013】またこの発明に係わるサーバは、メンテナ
ンススケジュールを作成する際に、一軒の住宅に設置さ
れた複数の住宅設備機器の使用状況に関する情報或いは
汚れの状態を表す判定情報が到来した場合に、これらの
住宅設備機器に対するメンテナンス時期が所定の期間内
に集中しているか否かを判定し、集中していると判定さ
れた場合にはこれらの住宅設備機器に対する共通のメン
テナンススケジュールを作成することを特徴とする。
【0014】このように構成すると、同一ユーザ宅に設
置された複数の住宅設備機器についてそのメンテナンス
時期が比較的接近している場合には、上記各住宅設備機
器に対する共通のメンテナンススケジュールが作成され
てメンテナンス処理が行われることになる。このため、
住宅設備機器ごとにメンテナンス処理に出向く場合に比
べ、メンテナンス処理効率を高めることができる。
【0015】またこの発明に係わるサーバは、メンテナ
ンススケジュールを作成する際に、異なる住宅に設置さ
れた複数のホーム端末装置から、当該各住宅に設置され
た住宅設備機器の使用状況に関する情報或いは汚れの状
態を表す判定情報が到来した場合に、上記情報を送信し
た複数のホーム端末装置をサービス地域ごとにグループ
分けし、これらのグループごとに当該グループに属する
複数の住宅設備機器の中からメンテナンス時期が所定期
間内に集中している住宅設備機器を選択して、この選択
した複数の住宅設備機器に対し共通のメンテナンススケ
ジュールを作成することも特徴とする。
【0016】このように構成すると、広範囲に点在して
いる複数のユーザ宅の住宅設備機器に対しメンテナンス
処理を行う場合に、これらの住宅設備機器がサービス地
域ごとおよびメンテナンス時期が近いもの同士でまとめ
られ、このまとめられた各住宅設備機器について共通の
メンテナンススケジュールが作成される。このため、多
数のユーザ宅の住宅設備機器に対するメンテナンス処理
を、少数のメンテナンス担当者でしかも少ない派遣回数
により効率良く行うことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係わるメンテ
ナンス方法を実施するためのシステムを示す概略構成図
である。各ユーザ宅内には、メンテナンス対象機器であ
る浄水器WR、エアコンディショナACおよびエアクリ
ーナAR等が設置されている。またユーザ宅内には、ホ
ーム端末装置HTが設置されている。このホーム端末装
置HTは、例えば住宅内の種々の家電機器を通信ネット
ワークに接続するためのホームコンピュータとしての機
能を有するもので、上記各メンテナンス対象機器に対し
ても無線回線を介して接続可能になっている。このとき
無線回線としては、例えば短距離無線データ通信技術の
一つであるBT(Blue tooth)が用いられる。
【0018】上記ホーム端末装置HTは、加入通信回線
SLを介して通信ネットワークNWに接続され、この通
信ネットワークNWからさらにメンテナンス会社のサー
バSVに接続可能になっている。通信ネットワークNW
は、ISDN(Integrated Services Digital Network)
やPSTN(Public Switched Telephone Network)等の
有線網と、携帯電話網やPHS(Personal Handyphone S
ystem)等の移動通信網とからなる加入者網を含み、さら
にインターネット等のコンピュータ・ネットワークやC
ATV(Cable Television)網や専用線網等も含んでい
る。
【0019】ところで、上記メンテナンス対象機器は例
えば次のように構成される。図2はメンテナンス対象機
器の一つである浄水器WRの構成を示す図である。浄水
器WRは、容器14内に、フィルタカートリッジ10
と、このフィルタカートリッジ10に対し原水を導入す
る原水導入管12と、フィルタカートリッジ10から浄
水を導出する浄水導出管13とを収容したもので、この
うちフィルタカートリッジ10は交換可能になってい
る。また、原水道入管12および浄水導出管13はフィ
ルタカートリッジ10に対し着脱可能となっており、取
り外すことで管内の清掃を行うことができる。
【0020】なお、フィルタカートリッジ10は、特殊
抗菌活性炭11a、遠赤外線セラミック11b、銀トル
マリンセラミック11cおよび珊瑚セラミック11dを
通水順に配置したものから構成される。特殊抗菌活性炭
11aは、原水中の塩素を除去する機能を持つ。遠赤外
線セラミック11bは、水の分子集団を細分化する機能
を持つ。銀トルマリンセラミック11cは、人体の酸化
を防ぐ還元水を作ると共に、トリハロメタンの吸着作用
および雑菌の繁殖を防ぐ機能を持つ。珊瑚セラミック1
1dは、水のミネラルバランスを整える機能を持つ。
【0021】また、上記浄水器WRの原水導水管12に
は流量検出器20が取着してある。この流量検出器20
は、流量計21と、無線インタフェース(BTI/F)
22とから構成される。
【0022】流量計21は、原水道入管12を介してフ
ィルタカートリッジ10に導入される原水の流量を計測
するもので、その計測値を無線インタフェース22へ出
力する。無線インタフェース22は、Blue toothを使用
した無線通信回路と記憶部とを備える。そして、上記流
量計測値を更新しながら記憶部で保存し、ホーム端末装
置HTから送信要求を受信した場合に、記憶部から流量
計測値を読み出して無線データに変換した後ホーム端末
装置HTへ送信する。
【0023】次に、前記ホーム端末装置HTは次のよう
に構成される。図3はその機能構成を示すブロック図で
ある。ホーム端末装置HTは、端末制御部30と、通信
網インタフェース(通信網I/F)35と、無線インタ
フェース(BTI/F)36とを備え、さらにテンキー
等を有する端末入力部37と、液晶表示器を有する端末
表示部38と、端末記憶部39とを備えている。
【0024】通信網I/F35は、所定のプロトコルに
従い通信ネットワークNWとの間に通信リンクを確立す
る機能と、この通信リンクを介して接続されるサーバS
Vとの間で情報データの送受信を行う機能を有する。無
線インタフェース36はBluetoothを使用した無線通信
回路を備え、前記浄水器WRをはじめとする各メンテナ
ンス対象機器との間で情報の送受信を行う。
【0025】端末制御部30はマイクロコンピュータを
備えたもので、この発明に係わる制御機能として、流量
収集制御機能31と、汚れ状態判定機能32と、判定情
報送信制御機能33と、メンテナンススケジュール確認
応答制御機能34とを有している。これらの機能は何れ
もソフトウエアにより実現される。
【0026】流量収集制御機能31は、定期的(例えば
1日に一回)に、無線インタフェース36を使用して各
メンテナンス対象機器に対し送信要求を送信する。そし
て、この送信要求に対し各メンテナンス対象機器から送
信される測定情報を無線インタフェース36を介して受
信する。すなわち、流量収集制御機能31はポーリング
により各メンテナンス対象機器から測定情報を収集す
る。
【0027】汚れ状態判定機能32は、メンテナンス対
象機器ごとに、新たな測定情報が収集された時点でこの
測定情報により表される値(測定値)を、端末記憶部3
9に格納されているしきい値と比較する。例えば、浄水
器WRであれば、新たに収集した流量測定値を、浄水器
WRの汚れの状態を判定するために予め設定した第1お
よび第2のしきい値と比較する。そして、測定値がしき
い値を超えたか否かを判定する。
【0028】判定情報送信制御機能33は、上記汚れ状
態判定機能32により測定値がしきい値を超えたと判定
された場合に、その旨の判定情報を生成してこの判定情
報を通信網I/F35からサーバSVに向け送信する。
【0029】メンテナンススケジュール確認応答制御機
能34は、上記判定情報の送信後にサーバSVから送ら
れるメンテナンススケジュールを受信して、端末表示部
38に表示する。そして、ユーザがこのスケジュールに
対する回答を端末入力部37から入力すると、この回答
情報を通信網I/F35からサーバSVに向け返送す
る。
【0030】また、メンテナンス会社のサーバSVは次
のように構成される。図4はその機能構成を示すブロッ
ク図である。サーバSVは、サーバ制御部40と、通信
網インタフェース(通信網I/F)45と、LANイン
タフェース(LANI/F)46と、記憶部47とを備
えている。
【0031】このうち通信網I/F45は、所定のプロ
トコルに従い通信ネットワークNWとの間に通信リンク
を確立する機能と、この通信リンクを介して接続される
各ユーザ宅のホーム端末装置HTとの間で情報データの
送受信を行う機能を有する。LANI/F46は、LA
N伝送路LNを介してコンソール用のパーソナル・コン
ピュータPCとの間で入出力データの伝送を行う。
【0032】記憶部47には、ユーザデータベース48
と、メンテナンス担当者データベース49とが設けられ
ている。このうちユーザデータベース48には、メンテ
ナンス契約を交わした複数のユーザに関する個人識別情
報と、各ユーザ宅に設置されているメンテナンス対象機
器の管理情報が格納されている。各ユーザの個人識別情
報には、ユーザの名前、電話番号、メールアドレス、住
所とその地図データ、契約日および契約期間が含まれ
る。メンテナンス対象機器の管理情報には、機種名、機
器の製造番号、メンテナンスの内容、メンテナンスの履
歴などが含まれている。
【0033】メンテナンス担当者データベース49に
は、メンテナンス会社に所属或いは契約した各メンテナ
ンス担当者の名前と識別番号、メンテナンスを担当する
サービス地域、割り当て済みのスケジュール等が保存さ
れる。
【0034】サーバ制御部40は、この発明に係わる制
御機能として、判定情報受信制御機能41と、メンテナ
ンススケジュール作成機能42と、スケジュール確認制
御機能43と、メンテナンス処理指示制御機能44とを
備えている。
【0035】判定情報受信制御機能41は、各ユーザ宅
のホーム端末装置HTから送信された判定情報を通信網
I/F45を介して受信し、サーバ制御部41内の記憶
部に保存する。
【0036】メンテナンススケジュール作成機能42
は、上記判定情報受信制御機能41により受信された判
定情報の内容を解析する。そして、この解析した判定情
報の内容と、上記サーバ記憶部47のユーザデータベー
ス48に記憶されているユーザの個別識別情報およびメ
ンテナンス対象機器の管理情報とをもとに、メンテナン
ススケジュールを作成する。メンテナンススケジュール
には、メンテナンス処理の実行日時、メンテナンス処理
の担当者名およびメンテナンス処理の内容が含まれる。
【0037】スケジュール確認制御機能43は、上記メ
ンテナンススケジュール作成機能42により作成された
メンテナンススケジュールを、通信網I/F45からメ
ンテナンス先のユーザ宅のホーム端末装置HTに向け送
信する。そして、これに対しホーム端末装置HTから返
送される回答情報を上記通信網I/F45により受信
し、この回答情報の内容をもとに、先に送信したメンテ
ナンススケジュールの内容を修正する。
【0038】メンテナンス処理指示制御機能44は、上
記スケジュール確認制御機能43により修正されたスケ
ジュールを、メンテナンス担当者のパーソナル・コンピ
ュータへLAN伝送路LN又は通信ネットワークNWを
介して転送し、メンテナンス処理の実行を指示する。
【0039】次に、以上のように構成されたシステムを
利用したメンテナンス対象機器のメンテナンス方法を説
明する。なお、ここでは、浄水器WRのメンテナンスを
行う場合を例にとって説明する。
【0040】浄水器WRの据え付け或いはフィルタカー
トリッジ10の交換を終了するとそのメンテナンス担当
者は、ホーム端末装置HTの端末入力部37により、浄
水器WRに関する一連の制御をリセットするための操作
を行い、さらに新たな判定用第1および第2のしきい値
を入力する。そうすると、ホーム端末装置HTの端末制
御部30は次のような制御を開始する。図5はその制御
手順と制御内容を示すフローチャートである。
【0041】すなわち、ホーム端末装置HTの端末制御
部30は、ステップ5aにおいて入力された上記第1お
よび第2のしきい値を記憶部39に記憶すると共に、流
量検出器20における流量計測値をクリアする。そして
この処理機設定処理を終了すると、ステップ5bに移行
してここでタイマを起動し、浄水器WRの流量計測値の
収集タイミングを監視する。
【0042】なお、上記第1のしきい値は、浄水器WR
の定期検診とクリーニングを必要とする汚れの状態に対
応する累積流量計測値に設定される。また第2のしきい
値は、浄水器WRのフィルタカートリッジ10の交換を
必要とする汚れの状態に対応する累積流量計測値に設定
される。
【0043】さてこの状態で、上記タイマの計時値が例
えば予め設定された収集時刻になったとする。そうする
と、端末制御部30はステップ5bからステップ5cに
移行し、ここで無線インタフェース36を起動して浄水
器WRの無線インタフェース22との間に無線リンクを
確立させると共に、この無線リンクを介して浄水器WR
に対し流量測定値の送信要求を送信する。
【0044】これに対し浄水器WRの流量検出器20
は、上記ホーム端末装置HTから送信要求が到来する
と、この時点における累積流量計測値を無線データに変
換してホーム端末装置HTに向け送信する。
【0045】ホーム端末装置HTの端末制御部30は、
ステップ5dで上記浄水器WRからの無線データの到来
を監視しており、無線データが到来するとこの累積流量
計測値の無線データをステップ5eで受信する。そし
て、ステップ5fにおいて、記憶部39から第1および
第2のしきい値を読み出し、受信した上記累積流量計測
値をこれら第1および第2のしきい値とそれぞれ比較す
る。そして、この比較結果をもとに、ステップ5gおよ
びステップ5hにおいて、上記累積流量計測値が、第1
のしきい値未満であるか、第1のしきい値以上でかつ第
2のしきい値未満であるか、或いは第2のしきい値以上
であるかを判定する。
【0046】この判定の結果、累積流量計測値が第1の
しきい値に満たなければ、前記ステップ5bによる収集
時刻の到来監視に戻る。一方、累積流量計測値が第1の
しきい値以上でかつ第2のしきい値未満だった場合に
は、ステップ5iにおいてその旨を表す第1の判定情報
を生成し、この第1の判定情報をパケットデータに変換
してサーバSVに向け送信する。また、累積流量計測値
が第2のしきい値以上だった場合には、ステップ5jで
その旨を表す第2の判定情報を生成し、この第2の判定
情報をパケットデータに変換してサーバSVに向け送信
する。
【0047】一方、サーバSVでは次のような制御が行
われる。図7はその制御手順および制御内容を示すフロ
ーチャートである。サーバSVは、ステップ7aにおい
て、各ホーム端末装置からの判定情報の到来を監視して
いる。この状態で、あるユーザ宅のホーム端末装置HT
から判定情報が到来すると、サーバSVはステップ7b
で受信した判定情報の内容が、第1の判定情報であるか
第2の判定情報であるかを判定する。
【0048】そして、第1の判定情報だったとすると、
ステップ7cに移行して第1のメンテナンススケジュー
ルを作成する。この第1のメンテナンススケジュール
は、上記判定情報の内容と、記憶部47のユーザデータ
ベース48に記憶されているユーザの個別識別情報およ
びメンテナンス対象機器の管理情報とをもとに作成さ
れ、その内容にはメンテナンス処理の実行日時、メンテ
ナンス処理の担当者名およびメンテナンス処理の内容が
含められる。
【0049】例えば、メンテナンス処理の実行日時およ
び担当者は、予め定められた期間内に出向くことが可能
なメンテナンス担当者の中から最も適切な一人を選択
し、この選択した担当者のスケジュールをもとに決定さ
れる。また、メンテナンス処理の内容は、上記判定情報
の判定結果に応じて決定される。例えば、いま受信した
第1の判定情報は累積流量計測値が第1のしきい値以上
でかつ第2のしきい値未満の場合を示すものである。す
なわち、浄水器WRの汚れの状態が、定期検診とクリー
ニングを必要とする状態に近づいたことを表している。
このため、上記メンテナンス処理の内容は、浄水器WR
の定期検診とクリーニングとする。
【0050】そうしてスケジュールを作成すると、サー
バSVはステップ7eでこのスケジュールをパケットデ
ータとし、通信網I/F45からホーム端末装置HTへ
送信する。
【0051】これに対しホーム端末装置HTは、図6に
示すようにステップ6kでスケジュールの到来監視を行
っている。この状態で、自装置宛のスケジュールが到来
すると、ステップ6lでこのスケジュールを受信して端
末表示部38に表示する。この状態でユーザは、表示さ
れた上記スケジュールの内容を検討し、提案されたスケ
ジュールの内容に合意できる場合にはその旨の回答を端
末入力部37から入力する。これに対し、提案されたス
ケジュールの内容に合意できない場合には自身が希望す
るスケジュールを端末入力部37から入力する。ホーム
端末装置HTは、ステップ6mで上記回答の入力が終了
したことを検出すると、ステップ6nで入力された上記
回答情報をパケットデータにしてサーバSVに向け返送
する。
【0052】サーバSVは、前記スケジュールの送信後
に、ステップ7fでホーム端末装置HTからの回答情報
の到来を監視する。そして、この状態で回答情報が返送
されると、ステップ7gおよびステップ7hにより、こ
の返送された回答の内容に応じてスケジュールの日時お
よびメンテナンス担当者を修正(変更)する。そして、
この修正されたスケジュールをステップ7iで該当する
メンテナンス担当者に転送することによりメンテナンス
処理の実行を指示し、かつユーザのホーム端末装置HT
へはステップ7jにより修正後のスケジュールを決定通
知と共に送信する。
【0053】ホーム端末装置HTは、上記回答情報の返
送後に、ステップ6oで決定通知の到来を監視してい
る。そして、この状態でサーバSVから決定通知が到来
すると、この決定通知と共に受信した修正後のスケジュ
ールをステップ6pで端末表示部37に表示する。
【0054】かくして、ユーザとメンテナンス会社との
間ではメンテナンス処理についての事前の合意がなされ
る。そして、サーバSVからメンテナンス処理の実行を
指示されたメンテナンス担当者は、与えられたスケジュ
ールに従いユーザ宅を訪問し、決められたメンテナンス
処理を行う。すなわち、この場合には第1のメンテナン
ススケジュールが指定されているため、浄水器WRの定
期検診とクリーニングが行われる。
【0055】一方、前記ステップ7bで受信した判定情
報の内容が、第2の判定情報だったとする。この場合サ
ーバSVは、ステップ7dに移行して第2のメンテナン
ススケジュールを作成する。この第2のメンテナンスス
ケジュールにも、前記第1のメンテナンススケジュール
と同様にメンテナンス処理の実行日時、メンテナンス処
理の担当者名およびメンテナンス処理の内容が挿入され
る。しかし、受信した第2の判定情報は累積流量計測値
が第2のしきい値以上の場合を示すものである。すなわ
ち、浄水器WRの汚れの状態が、フィルタカートリッジ
10の交換を必要とする状態に近づいたことを表してい
る。このため、上記メンテナンス処理の内容は、浄水器
WRのクリーニングに止まらずフィルタカートリッジの
交換も含むものとする。
【0056】そして、この第2のメンテナンススケジュ
ールはサーバSVからホーム端末装置HTへ送られ、以
後前記第1のメンテナンススケジュールの場合と同様
に、ホーム端末装置HTとサーバSVとの間でスケジュ
ールについての調整が行われる。
【0057】一方、サーバSVからメンテナンス処理の
実行を指示されたメンテナンス担当者は、上記第2のメ
ンテナンススケジュールに従いユーザ宅を訪問し、決め
られたメンテナンス処理を行う。すなわち、この場合に
は第2のメンテナンススケジュールが指示されているた
め、浄水器WRのクリーニングに加えフィルタカートリ
ッジ10の交換が行われる。
【0058】なお、上記フィルタカートリッジ10の交
換終了後に、メンテナンス担当者はホーム端末装置HT
でリセット操作を行い、これによりホーム端末装置HT
に浄水器WRの使用状況の監視およびサーバSVへの通
報制御を再開させる。
【0059】以上述べたようにこの実施形態では、浄水
器WRの累積流量計測値をホーム端末装置HTで定期的
に収集して第1および第2のしきい値と比較する。そし
て、先ず累積流量計測値が第1のしきい以上になった時
点で、第1の判定情報をホーム端末装置HTから通信ネ
ットワークNWを介してサーバSVに通知し、サーバS
Vはこの通知を受けて第1のメンテナンススケジュール
を作成してメンテナンス担当者に指示し、浄水器WRの
定期点検およびクリーニングを行わせる。続いて、浄水
器WRの累積流量計測値が第2のしきい値以上になる
と、第2の判定情報をホーム端末装置HTからサーバS
Vに通知し、サーバSVはこの通知を受けて第2のメン
テナンススケジュールを作成してメンテナンス担当者に
指示し、浄水器WRのフィルタカートリッジ10の交換
を含むメンテナンス処理を行わせるようにしている。
【0060】したがって、各ユーザ宅に設置された浄水
器WRの汚れの状態がホーム端末装置HTにより2段階
に分けて判定されてメンテナンス会社のサーバSVに通
知され、この判定結果に応じて異なるメンテナンススケ
ジュールが作成され、メンテナンス担当者に指示され
る。このためメンテナンス会社は、メンテナンス担当者
の負担を増やすことなく、ユーザごとに、しかも汚れの
段階に応じて、それぞれ最適なスケジュールに従いタイ
ムリーに浄水器WRに対するメンテナンス処理を行うこ
とが可能となる。したがって、ユーザ宅ごとの浄水器W
Rの性能を常に良好な状態に維持することが可能とな
り、また不要なメンテナンス処理が行われないようにし
てユーザの費用負担を軽減すると共にメンテナンス処理
の効率向上を図ることができる。
【0061】またこの実施形態では、サーバSVで作成
したメンテナンススケジュールを一旦ホーム端末装置H
Tに通知し、これに対しユーザが返送した回答に応じて
上記メンテナンススケジュールを修正し、この修正した
スケジュールに従いメンテナンス担当者にメンテナンス
処理の実行を指示するようにしている。すなわち、メン
テナンス会社とユーザとの間で、電話による旧来の連絡
手法を用いずに、メンテナンス処理の日時や処理の内容
について事前に打ち合わせを行うことができる。このた
め、両者の合意のもとで効率良く適切なメンテナンス処
理を行うことが可能となる。この効果は、飛び込みや成
り済ましによる悪質なメンテナス業者を排除する上で非
常に有効である。
【0062】さらにこの実施形態では、浄水器WRの累
積流量計測値をもとにその汚れの状態をホーム端末装置
HTにおいて判定し、汚れの状態がしきい値を超えた時
点でサーバSVに通知するようにしている。このため、
浄水器WRの累積流量計測値を定期的にサーバSVに伝
送してサーバSVが汚れの状態を判定する場合に比べ、
サーバSVの負担を大幅に軽減することができる。この
ため、多数のユーザおよび住宅設備機器に対するメンテ
ナンス管理を、処理能力の高いサーバを用いなくても迅
速かつ的確に処理することができる。
【0063】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、前記実施形態では浄水器WR
の汚れを二段階に分けて判定し、それぞれのメンテナン
ススケジュールを作成してメンテナンス処理を実行する
ようにしたが、3段階以上に分けてそれぞれのメンテナ
ンススケジュールを作成しメンテナンス処理を実行する
ようにしてもよい。このようにすると、より一層きめ細
やかなメンテナンスサービスを行うことができる。
【0064】また、浄水器WRの汚れの状態を判定する
しきい値は、各ユーザ或いは各浄水器WRに対し一律に
固定値としてもよいが、個別に設定するようにしてもよ
い。例えば、機器の据え付け時に水質を測定し、その測
定結果をもとに最適なしきい値を決定してホーム端末装
置HTに設定する。その設定方法としては、メンテナン
ス担当者がホーム端末装置HTの入力部37から手動設
定するものが考えられるが、それ以外にサーバSVから
通信ネットワークNWを介して遠隔的に設定するものも
考えられる。
【0065】このサーバSVから遠隔設定する方法は、
サーバSVのデータベースに地域別の水質データを予め
登録しておき、ユーザの住所をもとに上記データベース
から該当する地域の水質データを読み出す。そして、こ
の水質データをもとに最適にしきい値を設定して、この
しきい値を通信ネットワークNWを介して該当するユー
ザ宅のホーム端末装置HTに設定することにより実現で
きる。このようにすると、ユーザごとに水質調査を行う
必要がなくなり、しきい値の設定を効率良く行うことが
可能となる。
【0066】また、浄水器WRの汚れの状態を判定する
元になる情報としては、原水の流入量以外に浄水の流出
量を用いてもよく、さらに原水道入管12からフィルタ
カートリッジ10への通水圧力を検出するようにしても
よい。
【0067】さらに、前記実施形態ではメンテナンス対
象機器として浄水器WRを例にとって説明したが、それ
以外にエアコンディショナや空気清浄器、換気装置等に
も、この発明は適用可能である。
【0068】また、図1に示したように一軒のユーザ宅
に複数のメンテナンス対象機器が設置されている場合に
は、これらのメンテナンス対象機器の汚れの状態を1台
のホーム端末装置で統括して判定するようにするとよ
い。
【0069】またその際サーバでは、一軒のユーザ宅に
設置された複数のメンテナンス対象機器の汚れの状態を
表す判定情報がホーム端末装置からほぼ同一期間内に到
来した場合に、これらのメンテナンス対象機器に対する
最適メンテナンス時期が所定の期間内に集中しているか
否かを判定し、集中していると判定された場合にはこれ
らのメンテナンス対象機器に対する共通のメンテナンス
スケジュールを作成するとよい。
【0070】このようにすると、同一ユーザ宅に設置さ
れた複数のメンテナンス対象機器に対するメンテナンス
処理を1回の訪問で集中して処理することが可能とな
る。このため、メンテナンス対象機器ごとにメンテナン
ス処理に訪問する場合に比べ、メンテナンス処理効率を
高めることができる。
【0071】さらに、サーバでは、異なる住宅に設置さ
れた複数のホーム端末装置から、ほぼ同一期間内に当該
各住宅に設置されたメンテナンス対象機器の汚れの状態
を表す判定情報が到来した場合に、上記情報を送信した
複数のホーム端末装置を先ずサービス地域ごとにグルー
プ分けする。そして、これらのグループごとに当該グル
ープに属する複数のメンテナンス対象機器の中からメン
テナンス時期が所定期間内に集中している機器を選択し
て、この選択した複数の機器に対し共通のメンテナンス
スケジュールを作成するようにしてもよい。
【0072】このようにすると、広範囲に点在している
複数のユーザ宅のメンテナンス対象機器に対しメンテナ
ンス処理を行う場合に、これらの機器がサービス地域ご
とおよびメンテナンス時期が近いもの同士でまとめら
れ、このまとめられた各機器について共通のメンテナン
ススケジュールが作成される。このため、多数のユーザ
宅のメンテナンス対象機器に対するメンテナンス処理
を、少数のメンテナンス担当者でしかも少ない派遣回数
により効率良く行うことが可能となる。
【0073】また、前記実施形態では各メンテナンス対
象機器とホーム端末装置との間をBTI/Fを用いて接
続するようにしたが、ホームRFや無線LAN、PHS
等のその他の無線通信手段を用いてもよく、さらには有
線ケーブルを用いて接続してもよい。
【0074】その他、ホーム端末装置およびサーバの構
成やその制御手順と制御内容、メンテナンス処理の内
容、メンテナンス対象機器の種類等についても、この発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、ユー
ザ宅ごとに設置されたホーム端末装置において、上記ユ
ーザ宅内の住宅設備機器の使用状況に関する情報を収集
して、この収集された使用状況に関する情報或いは汚れ
の状態を表す判定情報を、ホーム端末装置から通信ネッ
トワークを介してメンテナンス会社のサーバに通知す
る。そして、このサーバにおいて、上記通知された情報
をもとに上記住宅設備機器の汚れの状態に応じたメンテ
ナンススケジュールを作成し、メンテナンス担当者に対
しメンテナンス処理を指示するようにしている。
【0076】従ってこの発明によれば、メンテナンス担
当者の負担を増やすことなく、ユーザごとに最適なメン
テナンス処理を行うことができる住宅設備機器のメンテ
ナンス方法とこの方法を実施するためのサーバおよびホ
ーム端末装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わるメンテナンス方法の一実施
形態を実施するためのシステムを示す概略構成図。
【図2】 図1に示したシステムにおけるメンテナンス
対象機機の一つである浄水器の概略構成図。
【図3】 図1に示したシステムにおけるホーム端末装
置の機能構成を示すブロック図。
【図4】 図1に示したシステムにおけるサーバの機能
構成を示すブロック図。
【図5】 図3に示したホーム端末装置による制御手順
と制御内容の前半部分を示すフローチャート。
【図6】 図3に示したホーム端末装置による制御手順
と制御内容の後半部分を示すフローチャート。
【図7】 図4に示したサーバによる制御手順と制御内
容を示すフローチャート。
【符号の説明】
SV…メンテナンス会社のサーバ NW…通信ネットワーク SL…加入通信回線 HT…ホーム端末装置 WR…浄水器 AC…エアコンディショナ AR…空気清浄器(エアクリーナ) 10…フィルタカートリッジ 11a…特殊抗菌活性炭 11b…遠赤外線セラミック 11c…銀トルマリンセラミック 11d…珊瑚セラミック 12…原水導水管 13…浄水導出管 14…容器 20…流量検出器 21…流量計 22…無線インタフェース(BTI/F) 30…端末制御部 31…流量収集制御機能 32…汚れ状態判定機能 33…判定情報送信制御機能 34…メンテナンススケジュール確認応答制御機能 35…通信網インタフェース 36…無線インタフェース(BTI/F) 37…端末入力部 38…端末表示部 39…端末記憶部 40…サーバ制御部 41…判定情報受信制御機能 42…メンテナンススケジュール作成機能 43…スケジュール確認制御機能 44…メンテナンス処理指示制御機能 45…通信網インタフェース 46…LANインタフェース 47…記憶部 48…ユーザデータベース 49…メンテナンス担当者データベース
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 321 H04Q 9/00 321E Fターム(参考) 5K048 AA06 BA08 BA12 BA14 DC07 EB02 EB08 EB10 EB12 GB00 HA01 HA02 5K101 KK11 LL01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅に設置されるホーム端末装置とメン
    テナンス会社のサーバとの間を通信ネットワークにより
    接続するシステムを利用して、前記住宅に設置される住
    宅設備機器に係わるメンテナンス管理を行う住宅設備機
    器のメンテナンス方法において、 前記ホーム端末装置において、前記住宅設備機器の使用
    状況に関する情報を収集する過程と、 収集された前記使用状況に関する情報もしくはこの情報
    をもとに判定した前記住宅設備機器の汚れの状態を表す
    情報を、前記ホーム端末装置から前記通信ネットワーク
    を介して前記サーバに通知する過程と、 前記サーバにおいて、前記通知された情報をもとに前記
    住宅設備機器の汚れの状態に応じたメンテナンススケジ
    ュールを作成する過程とを具備することを特徴とする住
    宅設備機器のメンテナンス方法。
  2. 【請求項2】 作成された前記メンテナンススケジュー
    ルを、前記サーバからホーム端末装置へ前記通信ネット
    ワークを介して通知する過程と、 前記通知されたメンテナンススケジュールに対する住宅
    ユーザの回答を、前記ホーム端末装置からサーバへ返送
    する過程と、 通知した前記メンテナンススケジュールと、返送された
    前記回答とをもとに、メンテナンス担当者に対しメンテ
    ナンス処理の実行を指示する過程とを、さらに具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の住宅設備機器のメンテ
    ナンス方法。
  3. 【請求項3】 前記サーバにおいて、住宅ごと或いは住
    宅設備機器ごとにその使用条件に応じて汚れの状態を判
    定するためのしきい値を生成し、このしきい値をサーバ
    から前記ホーム端末装置へ通信ネットワークを介して伝
    送して設定する過程を、さらに具備したことを特徴とす
    る請求項1記載の住宅設備機器のメンテナンス方法。
  4. 【請求項4】 住宅に設置され、当該住宅内の住宅設備
    機器に対し信号伝送手段を介して接続されると共に、メ
    ンテナンス会社のサーバに対し通信ネットワークを介し
    て接続されるホーム端末装置であって、 前記住宅設備機器からその使用状況に関する情報を前記
    信号伝送手段を介して収集する収集手段と、 この収集手段により収集された使用状況に関する情報を
    もとに前記住宅設備機器の汚れの状態を判定する判定手
    段と、 この判定手段により得られる前記汚れの状態の判定結果
    を、前記通信ネットワークを介して前記サーバに通知す
    る通知手段とを具備したことを特徴とするホーム端末装
    置。
  5. 【請求項5】 前記判定情報の通知後に、前記サーバか
    ら通信ネットワークを介して送られる前記住宅設備機器
    に対するメンテナンススケジュールを受信する手段と、 受信された前記スケジュールに対する住宅ユーザの回答
    を入力するための入力手段と、 この入力手段により入力された回答を、前記通信ネット
    ワークを介して前記サーバへ返送する返送手段とを、さ
    らに具備したことを特徴とする請求項4記載のホーム端
    末装置。
  6. 【請求項6】 住宅に設置されるホーム端末装置との間
    で通信ネットワークを介して情報を伝送することによ
    り、前記住宅に設置される住宅設備機器に係わるメンテ
    ナンス管理を行うサーバであって、 前記ホーム端末装置から、前記住宅設備機器の使用状況
    に関する情報或いはこの情報をもとに判定した当該住宅
    設備機器の汚れの状態を表す情報を、前記通信ネットワ
    ークを介して受信する受信手段と、 この受信手段により受信した情報をもとに、前記住宅設
    備機器の汚れの状態に応じたメンテナンススケジュール
    を作成するスケジュール作成手段とを具備したことを特
    徴とするサーバ。
  7. 【請求項7】 前記スケジュール作成手段により作成さ
    れた前記メンテナンススケジュールを、前記通信ネット
    ワークを介してホーム端末装置へ通知するスケジュール
    通知手段と、 前記メンテナンススケジュールに対する住宅ユーザの回
    答を、前記ホーム端末装置から通信ネットワークを介し
    て受信する回答受信手段と、 通知した前記メンテナンススケジュールと、返送された
    前記回答とをもとに、メンテナンス担当者に対しメンテ
    ナンス処理の実行を指示する指示手段とを、さらに具備
    したことを特徴とする請求項6記載のサーバ。
  8. 【請求項8】 一軒の住宅に設置されたホーム端末装置
    から、当該住宅に設置された複数の住宅設備機器の使用
    状況に関する情報或いはこの情報をもとに判定した当該
    各住宅設備機器の汚れの状態を表す情報が到来した場合
    に、 前記スケジュール作成手段は、前記複数の住宅設備機器
    の情報をもとにこれらの住宅設備機器に対するメンテナ
    ンス時期が所定の期間内に集中しているか否かを判定
    し、集中していると判定された場合にはこれらの住宅設
    備機器に対する共通のメンテナンススケジュールを作成
    することを特徴とする請求項6記載のサーバ。
  9. 【請求項9】 異なる住宅に設置された複数のホーム端
    末装置から、当該各住宅に設置された住宅設備機器の使
    用状況に関する情報或いはこの情報をもとに判定した当
    該住宅設備機器の汚れの状態を表す情報がそれぞれ到来
    した場合に、 前記スケジュール作成手段は、前記情報を送信した複数
    のホーム端末装置をサービス地域ごとにグループ分け
    し、これらのグループごとに当該グループに属する複数
    の住宅設備機器の中からメンテナンス時期が所定期間内
    に集中している住宅設備機器を選択し、この選択した住
    宅設備機器に対し共通のメンテナンススケジュールを作
    成することを特徴とする請求項6記載のサーバ。
  10. 【請求項10】 住宅に設置されるホーム端末装置とメ
    ンテナンス会社のサーバとの間を通信ネットワークによ
    り接続するシステムを利用して、前記住宅に設置される
    浄水器に係わるメンテナンス処理を行う住宅設備機器の
    メンテナンス方法において、 前記ホーム端末装置において、前記浄水器の使用状況に
    関する情報を収集する過程と、 前記収集された使用状況に関する情報或いはこの情報を
    もとに判定した前記浄水器の汚れの状態を表す情報を、
    前記ホーム端末装置から前記通信ネットワークを介して
    前記サーバに通知する過程と、 前記サーバにおいて、前記通知された情報をもとに、前
    記浄水器の汚れの状態が所定の第1の状態に達している
    か否かを判定し、第1の状態に達していると判定した場
    合には前記浄水器の清掃を行うための第1のメンテナン
    ス処理をメンテナンス担当者に指示する過程と、 前記サーバにおいて、前記通知された情報をもとに、前
    記浄水器の汚れの状態が前記第1の状態より進行した第
    2の状態に達しているか否かを判定し、第2の状態に判
    定していると判定した場合には前記浄水器のフィルタ交
    換を含む第2のメンテナンス処理をメンテナンス担当者
    に指示する過程とを具備することを特徴とする住宅設備
    機器のメンテナンス方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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