JP2003018802A - ステータおよびその製造方法、ならびにステータのコア部材の製造装置 - Google Patents

ステータおよびその製造方法、ならびにステータのコア部材の製造装置

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JP2003018802A
JP2003018802A JP2001201775A JP2001201775A JP2003018802A JP 2003018802 A JP2003018802 A JP 2003018802A JP 2001201775 A JP2001201775 A JP 2001201775A JP 2001201775 A JP2001201775 A JP 2001201775A JP 2003018802 A JP2003018802 A JP 2003018802A
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明弘 山村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性の向上を図ることが可能なステータを
提供する。 【解決手段】 屈曲可能な連結部11aを介して連結さ
れる複数のヨーク部11bと、各ヨーク部11bの連結
方向の中央部からそれぞれ突出し、先端の両側に積層方
向に順次互いに突出長さが同じ長さだけ増減するように
磁極部11c、11dが突出して形成される磁極テイー
ス部11eとでなる複数の板状磁性部材11を、順次積
層することにより相隣なる磁極部11c、11d間の隙
間gが積層方向にスキューされるように形成されるコア
部材12、およびコア部材12の各磁極テイース部11
eに巻回される複数のコイル部材13を備え、各連結部
11aを屈曲させることによりコア部材12を環状にし
て構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、板状磁性部材を
積層して形成され、各磁極テイース部先端に形成される
磁極間の隙間が積層方向にスキューされた、例えば電動
機等の回転電機のステータおよびその製造方法、ならび
にステータのコア部材の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、例えば電動機等の回転電機に
おいては、始動時におけるトルクリップルあるいは運転
中におけるコギングを防止するために、ステータまたは
ロータのいずれか一方にスキューを施している。しかし
ながら、ステータの場合には、磁極テイース部にコイル
部材を巻回しなければならないが、スキューが施されて
いることによりその巻回作業が困難となるため、例えば
特開平1−270757号公報では、図9および図10
に示すように、先端にスキューされた磁極部1aを有す
る磁極テイース1の根元に、鳩尾状の断面を有する突起
部1bを形成するとともに、環状のヨーク2の内周面に
この突起部1bが嵌合可能な窪み部2aを形成し、各磁
極テイース1にそれぞれコイル部材3を巻回した後、突
起部1bを窪み部2aに嵌合させて各磁極テイース1を
ヨーク2と一体化させてステータを構成することによ
り、コイル部材3の巻回作業の容易化を図ることが開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のステータは以上
のように構成され、磁極テイース1をヨーク2と分離可
能にし、各磁極テイース1にそれぞれコイル部材3を巻
回した後、一体化させることによりコイル部材3の巻回
作業の容易化を図るようにしているが、各磁極テイース
1にそれぞれコイル部材3を巻回させる作業、コイル部
材3が巻回された各磁極テイース1の突起部1bを、ヨ
ーク2の窪み部2aに一個ずつ嵌合して一体化させる作
業、各磁極テイース1のコイル部材3間の接続作業等が
必要となるので組立に手間がかかり、生産性が低下する
という問題点があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、組立作業を容易化して生産性の
向上を図ることが可能なステータおよびその製造方法、
ならびにステータのコア部材の製造装置を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るステータは、屈曲可能な連結部を介して連結される複
数のヨーク部と、各ヨーク部の連結方向の中央部からそ
れぞれ突出し、先端の両側に積層方向に順次互いに突出
長さが同じ長さだけ増減するように磁極部が突出して形
成される磁極テイース部とでなる複数の板状磁性部材
を、順次積層することにより相隣なる磁極部間の隙間が
積層方向にスキューされるように形成されるコア部材、
およびコア部材の各磁極テイース部に巻回される複数の
コイル部材を備え、各連結部を屈曲させることによりコ
ア部材を環状にして構成したものである。
【0006】又、この発明の請求項2に係るステータ
は、請求項1において、積層方向端部のスキューの角度
と、中央部のスキューの角度とを異なって形成するよう
にしたものである。
【0007】又、この発明の請求項3に係るステータ
は、請求項1において、スキューをジグザグ状に形成し
たものである。
【0008】又、この発明の請求項4に係るステータの
製造方法は、ヨーク部の連結方向に移動する金型によ
り、それぞれ所定の突出長さの磁極部を有する板状磁性
部材を形成して順次積層してなる請求項1記載のコア部
材を形成する工程と、コア部材の各連結部を各磁極テイ
ース部が外側となるように屈曲させて、各磁極テイース
部にコイル部材を巻回する工程と、コア部材の各連結部
を各磁極テイース部が内側となるように屈曲させて、コ
ア部材を環状に形成する工程とを包含したものである。
【0009】又、この発明の請求項5に係るステータの
コア部材の製造装置は、長尺の鋼板を長手方向に順送り
し、鋼板に請求項1記載の板状磁性部材の輪郭を部分的
に順次形成する複数の金型と、各金型とは別に設けら
れ、板状磁性部材のヨーク部の連結方向に移動し、それ
ぞれ所定の突出長さの各磁極部の輪郭を順次形成する移
動金型とを備えたものである。
【0010】又、この発明の請求項6に係るステータの
コア部材の製造装置は、請求項5において、移動金型の
移動の駆動源としてリニアモータを用いるようにしたも
のである。
【0011】又、この発明の請求項7に係るステータの
コア部材の製造装置は、請求項5において、移動金型の
移動の位置決めに圧電素子を用いるようにしたものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1における
ステータの構成を示す平面図、図2は図1におけるコア
部材の構成を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、
図3は図2におけるコア部材を環状に形成した状態を示
す斜視図、図4は図2におけるコア部材にコイル部材を
巻回する状態を示す平面図である。
【0013】図において、11は屈曲可能な連結部11
aを介して連結される複数のヨーク部11bと、これら
各ヨーク部11bの連結方向中央部から突出して形成さ
れ、図2(A)に示すように先端の両側に順次突出長さ
が異なり、且つお互いに突出長さが同じ長さ(図中lで
示す)だけ増減するように、磁極部11c、11dがそ
れぞれ突出して形成される磁極テイース部11eとでな
る複数の板状磁性部材である。
【0014】12はこれら各板状磁性部材11を、各磁
極部11c、11dの突出長さが例えば磁極部11c側
では増えるように、磁極部11d側では減るように順次
積層して形成され、相隣なる磁極部11c、11d間の
隙間(図中gで示す)が積層方向にスキューされるよう
に形成されるコア部材、13はコア部材12の各磁極テ
イース部11eにそれぞれ巻回されるコイル部材で、図
4に示すように連結部11aを屈曲させ、各磁極テイー
ス部11eが外側となるような状態で、巻線機14によ
り巻回されている。15は各コイル部材13が巻回され
たコア部材12を、上記とは逆に各磁極テイース部11
eが内側となるように連結部11aを屈曲させて環状に
形成されるステータである。
【0015】このように上記実施の形態1によれば、屈
曲可能な連結部11aを介して連結される複数のヨーク
部11bと、先端両側にお互いに突出長さが同じ長さl
だけ増減するように突出された磁極部11c、11dを
有する磁極テイース部11eとでなる複数の板状磁性部
材11を、順次積層して相隣なる磁極部11c、11d
間の隙間gが、積層方向にスキューされるように形成し
てコア部材12を構成し、連結部11aを屈曲させるこ
とにより、コア部材12を各磁極テイース部11eが外
側となるような状態にしてコイル部材13を巻回した
後、上記とは逆に各磁極テイース部11eが内側となる
ように屈曲させて環状とすることによりステータ15を
得るようにしているので、コイル部材13の巻回作業の
容易化を図るとともに、組立の手間を省いて生産性の向
上を図ることができる。
【0016】なお、上記構成では相隣なる磁極部11
c、11d間の隙間gが、積層方向に直線状にスキュー
された場合について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、積層方向端部のスキューの角度と中央部のス
キューの角度を異なる角度に形成しても良い。すなわ
ち、寸法的な制約で所定のスキューの角度が得られない
場合でも、コア部材12の積層方向端部では、漏れ磁束
の影響で磁束密度が中央より小さくなるため、図5
(A)に示すように中央部のスキューの角度を、端部の
スキューの角度より大きくすることで、十分にスキュー
効果を得ることが可能になる。
【0017】又、直線的なスキューにおいて、軸方向に
発生する漏れ磁束の影響で、磁極部11c、11dの先
端側の磁気飽和が顕著となる場合には、この磁気飽和に
よる高調波を抑制するために、図5(B)に示すように
中央部でのスキューの角度を小さくとり、端部のスキュ
ーの角度を大きくとることで、磁気飽和を緩和すること
ができ、十分なスキュー効果を得ることが可能になる。
【0018】又、図5(C)および図5(D)に示すよ
うに、スキューをジグザグ状に形成することにより、軸
方向に発生するスラスト力を低減することができ、この
スラスト力による振動、騒音を低減することが可能にな
り、さらに又、図5(E)に示すように磁極テイース部
11eを、磁極部11c、11dのスキューの角度に対
して異なるスキューの角度で形成するようにすれば、磁
極テイース部11eのスキューにより磁極部11c、1
1dのスキューの角度を更に大きくすることができ、ま
た、磁極部11c、11dと同じ角度でスキューさせる
場合よりも、マグネットワイヤの所要量を低減させるこ
とが可能になる。
【0019】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2におけるステータのコア部材の板状磁性部材をプレ
ス打ち抜きにより形成する工程を示す平面図、図7は図
6における板状磁性部材を積層して形成されるコア部材
の製造装置の構成を示し、(A)は正面図、(B)は平
面図、図8は図7に示す移動金型の構成を示す側面図で
ある。図において、上記実施の形態1におけると同様な
部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0020】21、22は上、下に所定の間隔を介して
配置される上台板および下台板、23はこれら両台板2
1、22間を図中矢印方向に搬送される鋼板、24はこ
の鋼板23の搬送方向上流側に配置され、上台板21に
設置される上型24aおよび下型22に設置される下型
24bでなる第1の金型、25は鋼板23の搬送方向下
流側に第1の金型24と所定の間隔を介して配置され、
上台板21に設置される上型25aおよび下台板22に
設置される下型25bでなる第2の金型である。
【0021】26は両金型24、25間に配設される移
動金型で、下台板22上に鋼板23の搬送方向を横切る
ように配置される一対のリニアガイド27と、これら両
リニアガイド27を介して下台板22上に移動可能に配
設される移動台28と、この移動台28と下台板22の
間に配置され、下台板22側に固定子29aが、移動台
28側に可動子29bがそれぞれ対向して固着されたリ
ニアモータ29と、移動台28上に配置され下型30a
および、クランクシャフト31を介してサーボモータ3
2により駆動される上型30bでなる金型30とで構成
されている。
【0022】次に、上記のように構成されるコア部材の
製造装置の動作について図に基づき説明する。まず、図
示しない駆動源により上台板21が下降すると、第1の
金型24により図6に矢印Aで示す位置において鋼板2
3上にパイロット穴32が、又、矢印Bで示す位置にお
いて抜きかしめ33が、又、矢印Cで示す位置において
板状磁性部材11の連結部11aの輪郭を形成するため
のV字状抜き穴34がそれぞれ形成され、第2の金型2
5により矢印Eで示す位置において、板状磁性部材11
の輪郭を形成するための打ち抜き35が行われる。
【0023】又、上記両金型24、25の動作に同期し
て、移動金型26のサーボモータ32が駆動されクラン
クシャフト31を介して上型30bが下降することによ
って、図6に矢印Dで示す位置において、板状磁性部材
11の磁極部11c、11dの所定の突出長さの輪郭を
形成するための台形状抜き穴36が形成される。そし
て、移動台28は磁極部11c、11dの突出長さの増
減に応じて、リニアモータ29の駆動によりリニアガイ
ド27に沿って順次図8に矢印で示す方向に移動するこ
とにより、それぞれお互いに突出長さが同じ長さだけ増
減された磁極部11c、11dを有する板状磁性部材1
1が順次形成され、これら各板状磁性部材11は積層さ
れて抜きかしめ33により固着一体化されて、上記実施
の形態1において図2に示すように、相隣なる磁極部1
1c、11d間の隙間gが積層方向にスキューされたコ
ア部材12が完成する。
【0024】このように上記実施の形態2によれば、パ
イロット穴32、抜きかしめ33、V字状抜き穴34を
形成する第1の金型24、および板状磁性部材11の輪
郭を形成する第2の金型25とは別に、鋼板23の搬送
方向を横切る方向、すなわち、ヨーク部11bの連結方
向にリニアモータ29の駆動により移動する移動金型2
6を独立して設け、この移動により突出長さの異なる磁
極部11c、11dを有する板状磁性部材11を順次形
成しているので、高速移動および正確な位置決めが可能
となり生産性の向上を図ることができることは勿論のこ
と、上型30b、下型30aの位置精度が確保され、リ
ニアガイド27にかかる力もあまり大きくならないた
め、リニアモータ29の所要推力の低減および位置決め
精度の向上が可能になる。
【0025】実施の形態3.図9はこの発明の実施の形
態3におけるコア部材の製造装置の移動金型の構成を示
す側面図である。図において、上記実施の形態2におけ
ると同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0026】37は下台板22上に鋼板23の搬送方向
を横切るように配置される一対のガイドレールで、移動
台28を摺動可能に支持している。38は両ガイドレー
ル37間に延在して配置されるネジ軸で、両端は軸受3
9により回転可能に支持されている。40は下台板22
上に配設されカップリング41を介してネジ軸38に連
結されるサーボモータ、42はネジ軸38に螺合されネ
ジ軸38の回転により図中矢印方向に移動可能なネジ金
具で、圧電素子43を介して移動台38に連結されてい
る。そして、これら22、30、37ないし43で移動
金型44が構成されている。
【0027】このように上記実施の形態3によれば、移
動台28とネジ金具42の連結を圧電素子43を介して
行い、サーボモータ40によりネジ軸38を回転させ、
ネジ金具42を移動させることにより移動台28をガイ
ドレール37上で摺動させ、停止位置近傍の僅かな動き
を圧電素子43で行うようにしているので、高い応答性
と正確な位置決めを得ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、屈曲可能な連結部を介して連結される複数のヨー
ク部と、各ヨーク部の連結方向の中央部からそれぞれ突
出し、先端の両側に積層方向に順次互いに突出長さが同
じ長さだけ増減するように磁極部が突出して形成される
磁極テイース部とでなる複数の板状磁性部材を、順次積
層することにより相隣なる磁極部間の隙間が積層方向に
スキューされるように形成されるコア部材、およびコア
部材の各磁極テイース部に巻回される複数のコイル部材
を備え、各連結部を屈曲させることによりコア部材を環
状にして構成したので、コイル部材の巻回作業の容易化
を図るとともに、組立の手間を省いて生産性の向上を図
ることが可能なステータを提供することができる。
【0029】又、この発明の請求項2によれば、請求項
1において、積層方向端部のスキューの角度と、中央部
のスキューの角度とを異なって形成するようにしたの
で、十分なスキュー効果を得ることが可能なステータを
提供することができる。
【0030】又、この発明の請求項3によれば、請求項
1において、スキューをジグザグ状に形成したので、軸
方向に発生するスラスト力を低減して振動、騒音を抑制
することが可能なステータを提供することができる。
【0031】又、この発明の請求項4によれば、ヨーク
部の連結方向に移動する金型により、それぞれ所定の突
出長さの磁極部を有する板状磁性部材を形成して順次積
層してなる請求項1記載のコア部材を形成する工程と、
コア部材の各連結部を各磁極テイース部が外側となるよ
うに屈曲させて、各磁極テイース部にコイル部材を巻回
する工程と、コア部材の各連結部を各磁極テイース部が
内側となるように屈曲させて、コア部材を環状に形成す
る工程とを包含したので、コイル部材の巻回作業の容易
化を図るとともに、組立の手間を省いて生産性の向上を
図ることが可能なステータの製造方法を提供することが
できる。
【0032】又、この発明の請求項5によれば、長尺の
鋼板を長手方向に順送りし、鋼板に請求項1記載の板状
磁性部材の輪郭を部分的に順次形成する複数の金型と、
各金型とは別に設けられ、板状磁性部材のヨーク部の連
結方向に移動し、それぞれ所定の突出長さの各磁極部の
輪郭を順次形成する移動金型とを備えたので、高速移動
および正確な位置決めができ、生産性の向上を図ること
が可能なステータのコア部材の製造装置を提供すること
ができる。
【0033】又、この発明の請求項6によれば、請求項
5において、移動金型の移動の駆動源としてリニアモー
タを用いたので、高速移動および正確な位置決めが可能
なステータのコア部材の製造装置を提供することができ
る。
【0034】又、この発明の請求項7によれば、請求項
5において、移動金型の移動の位置決めに圧電素子を用
いたので、高い応答性と正確な位置決めを得ることが可
能なステータのコア部材の製造装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるステータの
構成を示す平面図である。
【図2】 図1におけるコア部材の構成を示し、(A)
は平面図、(B)は正面図である。
【図3】 図2におけるコア部材を環状に形成した状態
を示す斜視図である。
【図4】 図2におけるコア部材にコイル部材を巻回す
る状態を示す平面図である。
【図5】 この発明の実施の形態1におけるステータの
コア部材の図2とは異なる構成を示す正面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2におけるステータの
コア部材の板状磁性部材をプレス打ち抜きにより形成す
る工程を示す平面図である。
【図7】 図6における板状磁性部材を積層して形成さ
れるコア部材の製造装置の構成を示し、(A)は正面
図、(B)は平面図である。
【図8】 図7に示す移動金型の構成を示す側面図であ
る。
【図9】 この発明の実施の形態3におけるコア部材の
製造装置の移動金型の構成を示す側面図である。
【図10】 従来のステータの構成を示す正面図であ
る。
【図11】 図10における磁極テイースの構成を示す
斜視図である。
【符号の説明】
11 板状磁性部材、11a 連結部、11b ヨーク
部、11c,11d 磁極部、11e 磁極テイース
部、12 コア部材、13 コイル部材、15 ステー
タ、23 鋼板、24 第1の金型、25 第2の金
型、26 移動金型、29 リニアモータ、29a 固
定子、29b 可動子、43 圧電素子。
フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA07 AB04 AB06 AE01 AE06 5H615 AA01 BB01 BB07 BB14 BB16 PP01 PP08 PP09 PP10 PP13 SS03 SS05 SS11 SS13 SS19 SS20 5H621 GA01 GA04 GA11 JK02 JK05 5H641 BB06 GG02 GG20 HH03 HH06 HH09 HH12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈曲可能な連結部を介して連結される複
    数のヨーク部と、上記各ヨーク部の連結方向の中央部か
    らそれぞれ突出し、先端の両側に積層方向に順次互いに
    突出長さが同じ長さだけ増減するように磁極部が突出し
    て形成される磁極テイース部とでなる複数の板状磁性部
    材を、順次積層することにより相隣なる上記磁極部間の
    隙間が積層方向にスキューされるように形成されるコア
    部材、および上記コア部材の各磁極テイース部に巻回さ
    れる複数のコイル部材を備え、上記各連結部を屈曲させ
    ることにより上記コア部材を環状にして構成されたこと
    を特徴とするステータ。
  2. 【請求項2】 積層方向端部のスキューの角度と、中央
    部のスキューの角度が異なって形成されていることを特
    徴とする請求項1記載のステータ。
  3. 【請求項3】 スキューはジグザグ状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のステータ。
  4. 【請求項4】 ヨーク部の連結方向に移動する金型によ
    り、それぞれ所定の突出長さの磁極部を有する板状磁性
    部材を形成して順次積層してなる請求項1記載のコア部
    材を形成する工程と、上記コア部材の各連結部を各磁極
    テイース部が外側となるように屈曲させて、上記各磁極
    テイース部にコイル部材を巻回する工程と、上記コア部
    材の各連結部を上記各磁極テイース部が内側となるよう
    に屈曲させて、上記コア部材を環状に形成する工程とを
    包含したことを特徴とするステータの製造方法。
  5. 【請求項5】 長尺の鋼板を長手方向に順送りし、上記
    鋼板に請求項1記載の板状磁性部材の輪郭を部分的に順
    次形成する複数の金型と、上記各金型とは別に設けら
    れ、上記板状磁性部材のヨーク部の連結方向に移動し、
    それぞれ所定の突出長さの各磁極部の輪郭を順次形成す
    る移動金型とを備えたことを特徴とするステータのコア
    部材の製造装置。
  6. 【請求項6】 移動金型の移動の駆動源としてリニアモ
    ータを用いることを特徴とする請求項5記載のステータ
    のコア部材の製造装置。
  7. 【請求項7】 移動金型の移動の位置決めに圧電素子を
    用いたことを特徴とする請求項5記載のステータのコア
    部材の製造装置。
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