JP2003018650A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2003018650A
JP2003018650A JP2001198299A JP2001198299A JP2003018650A JP 2003018650 A JP2003018650 A JP 2003018650A JP 2001198299 A JP2001198299 A JP 2001198299A JP 2001198299 A JP2001198299 A JP 2001198299A JP 2003018650 A JP2003018650 A JP 2003018650A
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ccp
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wireless communication
communication system
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Yusuke Ohashi
裕介 大橋
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の無線通信システムは、1台の携帯機に
対して発信と着信がほぼ同時に発生した場合リトライ処
理によるCPU負荷増大や着信率が低下するという問題
点があったが、本発明は、着信中に発信伝文を受信した
場合及び受信中に着信伝文を受信した場合に、発信の呼
切断を行って着呼の処理を行うことにより、リトライ処
理によるCPU負荷を軽減し、且つ着信率を向上してサ
ービス向上を図ることができる無線通信システムを提供
する。 【解決手段】 PS4が発呼中に他のPS4からの着呼
要求を受信すると、CCP5はPS4とのチャネルを切
断してPS4に着呼を送信し、他のPS4から着呼中に
PS4が発呼すると、CCP5はPS4とのチャネルを
切断して、PS4に着呼を送信する無線通信システムで
ある。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、構内無線などに用
いられる無線通信システムに係り、特に携帯機に対して
発信と着信が同時に発生した場合に着信処理を優先させ
て着信率を向上できる無線通信システムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来の無線通信システムについて図5を
使って説明する。図5は、従来の無線通信システムの構
成図である。従来の無線通信システムは、図5に示すよ
うに、CCP5′とMCP11を有するCS(統合装
置)1′と、BS(基地局)3と、PS(携帯機)4と
から構成されている。 【0003】次に、従来の無線通信システムを構成する
各部について具体的に説明する。PS4は、BS3と無
線通信を行うもので、オフフックされるとBS3に対し
て送信処理の開始を送信し、BS3から着呼を受信する
と受信処理を開始するようになっている。 【0004】BS3は、PS4と無線通信を行うもの
で、PS4から送信開始を受信するとCCP5′に送信
し、CCP5′から着呼要求を受信するとPS4に着呼
を送信するようになっている。 【0005】CS1′は、無線通信システム全体を制御
し、複数のBS3との通信を介して各PS4間の通信制
御を行うもので、CS1′全体の制御、通話路交換接続
制御等を行うMCP(Main Control Processor)11
と、BS3への入出力制御によりPS4との通信制御を
行うCCP(Communication Control Processor)
5′とから構成されている。 【0006】CCP5′は、PS4との通信制御を行う
PS制御タスクであり、特に従来のCCP5′では、P
S4との発信処理中に着信伝文を受信した場合、発信処
理を継続させて行い、着信処理については4秒後にリト
ライ処理を行って、PS側が待機状態になったときに着
信処理が行われるようになっていた。よって、発信処理
が継続されて通話状態が開始されてしまうと通話中にな
ってしまうし、着信処理のタイムアウトまでに、発信処
理がPSにおける操作等によって中断されると、着信処
理が行われる場合がある。また、PS4との着信処理中
に当該PS4から発信伝文を受信すると、発信処理を継
続させて行い、着信処理については4秒後にリトライ処
理を行うようになっていた。 【0007】ここで、PS4との発信処理とは、PS4
からの呼設定に従うBS3からのSETUPを受信してから
認証が完了するまでの処理である。また、PS4との着
信処理とは、MCP11からの着呼要求受信から、PS
4との間で認証を行って着呼完了するまでの処理であ
る。 【0008】次に、従来の無線通信システムの動作につ
いて説明する。PS4がオフフックされるとBS3との
間でチャネルが確立され、PS4からBS3に呼設定が
送信され、BS3からCCP5′にSETUPが送信され
て、CCP5′で発信処理が開始される。発信処理では
通常、MCP11との間の呼設定の受付やPS4との間
の認証の処理などが行われる。そして、上記CCP5′
の発信処理の途中でMCP11から着呼要求を受け取っ
ても、着呼要求に対する処理は行わず、そのまま発信処
理を継続し、MCP11から着呼要求のリトライが例え
ば4秒後に行われ、そのときに発信処理が終了していた
なら、着呼要求を受けつけて、着信処理を行うようにな
っている。 【0009】また、CCP5′では、MCP11から着
呼要求を受け取ると、着信処理が開始され、通常BS3
にSETUPが送信され、BS3からPS4に着呼が送信さ
れて、PS4との間で、呼設定や認証の処理などが行わ
れる。しかし、上記CCP5′の着信処理の途中でPS
4に着呼が送信される前に当該PS4でオフフックされ
て、PS4とBS3との間でリンクチャネルの確立がな
され、PS4からBS3に呼設定が送信され、BS3か
らCCP5′にSETUPが送信されると、CCP5′にお
ける発信処理が継続され、MCP11から着呼要求のリ
トライが例えば4秒後に行われ、そのときに発信処理が
終了していたなら、着呼要求を受けつけて、着信処理を
行うようになっている。 【0010】尚、構内無線通信システムの呼制御に関す
る従来技術としては、平成10年(1998)8月11
日公開の特開平10−215480号「移動通信システ
ムの制御装置」(出願人:株式会社東芝、発明者:千賀
恵美他)がある。この従来技術は、他の移動通信網に所
属する端末であっても事前に登録することなく内部折り
返しによる呼処理を可能とし、かつ相手端末に応じて発
信操作を異ならせる必要をなくして操作性の向上を図る
ことができるものである。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示した従来の無線通信システムでは、MCP11とCC
P5′とが1台のCS(統合装置)内に備えられている
ため、MCP11とCCP5′との間のタイムラグは少
ないが、CS(統合装置)からSCS(副制御装置)を
分離して設け、CS(統合装置)と複数のSCS(副制
御装置)をLANを介して接続した無線通信システムに
おいては、タスク構成も分離されタスク間伝文の送受信
にタイムラグが生まれてしまうため、1台のPS(携帯
機)に対して発信と着信がほぼ同時に発生した場合、リ
トライ処理によるCPUの負荷が増大し、また着信率が
大幅に低下するという問題点があった。 【0012】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、着信中に発信伝文を受信した場合及び受信中に着信
伝文を受信した場合に、発信の呼切断を行って着呼の処
理を行うことにより、リトライ処理によるCPU負荷を
軽減し、且つ着信率を向上してサービス向上を図ること
ができる無線通信システムを提供することを目的とす
る。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、携帯機と携帯機との無線通信を
行う基地局と、基地局を介して携帯機の通信制御を行う
副制御装置と、副制御装置間の交換制御を行う統合装置
とを有する無線通信システムであって、副制御装置が、
任意の携帯機からの発呼要求受付直後に、携帯機への着
呼要求を受けた場合に、発呼の処理を中止して着呼の処
理を行い、任意の携帯機への着呼要求受付直後に、当該
携帯機からの発呼要求を受けた場合に、発呼の処理は行
わずに、着呼の処理を継続する副制御装置であるので、
着信率を向上でき、更に無意味なリトライ処理によるC
PU負荷を軽減できる。 【0014】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、以下で説明する機能実現
手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのよう
な回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は
全部をソフトウェアで実現することも可能である。更
に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよ
く、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよ
い。 【0015】本発明の実施の形態に係る無線通信システ
ムは、副制御装置が、任意の携帯機からの発呼要求受付
直後に、携帯機への着呼要求を受けた場合に、発呼の処
理を中止して着呼の処理を行い、任意の携帯機への着呼
要求受付直後に、当該携帯機からの発呼要求を受けた場
合に、発呼の処理は行わずに、着呼の処理を継続するも
のなので、着信率を向上でき、更に無意味なリトライ処
理によるCPU負荷を軽減できる。 【0016】まず、本発明の実施の形態に係る無線通信
システムの構成について、図1を使って説明する。図1
は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムの全体
構成図である。尚、図5と同様の構成をとる部分につい
ては同一の符号を付して説明する。本発明の実施の形態
に係る無線通信システムは、図1に示すように、MCP
11を有するCS(統合装置)1と、CCP5を有する
SCS(副制御装置)2と、BS3(基地局)と、PS
(携帯機)4とから構成されている。 【0017】次に、本発明の無線通信システムを構成す
る各部について具体的に説明するが、BS3と、PS4
は、従来と同様であるので説明を省略する。CS(統合
装置)1は、従来と同様に無線通信システム全体を制御
し、複数のSCS2及びその配下の複数のBS3との通
信を介して各PS4間の通信制御を行うもので、最大1
6個のSCS2を接続し、各SCS内のCCP5との交
換制御を行うMCP11を有する。SCS(副制御装
置)2は、CS1に従って複数のBS3との通信を介し
て各PS4間の通信制御を行うもので、BS3への入出
力の制御を行うCCP5を有する。 【0018】CCP5は、従来CS1′内に設けられて
いたCCP5′と同様にPS4との通信制御を行うPS
制御タスクであり、特に本発明のCCP5では、PS4
との発信処理中に着信伝文を受信した場合、着信処理を
優先させて、発呼の処理を中止して着呼の処理を行うも
のである。また、PS4との着信処理中に当該PS4か
ら発信伝文を受信すると、着信処理を優先させて、着信
処理を継続させるものである。尚、各制御の詳細は後述
する。 【0019】次に、本発明の無線通信システムの発着信
動作について説明するが、まずは、通常の発着信の動作
について、図2を使って説明する。図2は、本発明の無
線通信システムにおける通常の発着信の動作の流れを示
す説明図である。本発明の無線通信システムでは、図2
に示すように、発信側のPS(1)4−1でオフフック
が為されると、PS(1)4−1とBS(1)3−1と
の間のリンクチャネル確立後にPS(1)4−1からB
S(1)3−1に呼設定が送信され、BS(1)3−1
からCCP(1)5−1に呼設定の開始を知らせる相手
先ダイヤルを含むSETUP(SETUP)が送信される。
CCP(1)5−1では、SETUP伝文が受信される
と、PS(1)4−1より発呼されたことを認識し、M
CP11へプリセット発呼完了が送信され、MCP11
ではプリセット発呼完了が受信されるとCCP(1)5
−1に呼設定受付が送信され、CCP(1)5−1から
BS(1)3−1に呼処理が開始されたことを知らせる
CALLPROC(CALLPROCeeding)と認証要求が送信
され、BS(1)3−1ではCALLPROCに対して
呼設定確認が送信され、認証要求に対してそのまま認証
要求がPS(1)4−1に送信される。PS(1)4−
1では、認証要求が受信されると、認証応答結果である
認証応答がBS(1)3−1を介してCCP(1)5−
1に送信され、CCP(1)5−1では認証応答が受信
されて認証結果がOKであれば認証完了がMCP11に
送信される。 【0020】そして、MCP11では認証完了が受信さ
れると着呼要求が相手先のPS(2)4−2が属してい
るCCP(2)5−2に送信され、CCP(2)5−2
からBS(2)3−2へ呼設定の開始を知らせるSET
UPが送信され、BS(2)3−2からPS(2)4−
2へ着呼が送信される。 【0021】PS(2)4−2では着呼が受信されると
BS(2)3−2との間でリンクチャネル確立後、着呼
応答が送信され、BS(2)3−2では着呼応答が受信
されるとPS(2)4−2へ呼設定が送信され、PS
(2)4−2では呼設定が受信されるとBS(2)3−
2に呼設定受付が送信され、BS(2)3−2からCC
P(2)5−2に呼処理が開始されたことを知らせるC
ALLPROCが送信される。CCP(2)5−2では
CALLPROCが受信されるとBS(2)3−2を介
してPS(2)4−2に認証要求が送信され、PS
(2)4−2では、認証要が受信されるとBS(2)3
−2を介してCCP(2)5−2に認証応答が送信さ
れ、リンガの鳴動と共にBS(2)3−2に呼出通知が
送信され、CCP(2)5−2に呼出中であることを知
らせるALERT(ALERTing)が送信される。CCP
(2)5−2では、認証応答を受信し、認証結果がOK
でであればMCP11に着呼完了が送信され、MCP1
1では、着呼完了を受信するとCCP(1)5−1を介
してBS(1)3−1に呼出中であることを知らせるA
LERTが送信され、BS(1)3−1からPS(1)
4−1に呼出が送信され、PS(1)4−1では呼出が
受信されると呼び出し音が鳴らされる。 【0022】そして、PS(2)4−2でオフフックが
為されるとBS(2)3−2に応答が送信され、BS
(2)3−2で応答が受信されるとCCP(2)5−2
に接続要求であるCONNが送信され、CCP(2)5
−2からMCP11にオフフックが送信されると共に、
BS(2)3−2に接続がOKであることを知らせるC
ONNACKが送信され、BS(2)3−2からPS
(2)4−2に応答確認が送信される。 【0023】そして、MCP11では、オフフックが受
信されるとCCP(1)5−1に応答が送信され、CC
P(1)5−1からBS(1)3−1にCONNが送信
されBS(1)3−1からPS(1)4−1に応答が送
信されて、PS(1)4−1とPS(2)4−2とが通
話状態になる。 【0024】そして、切断の時の動作については、例え
ばPS(1)4−1でオンフックが為されると、BS
(1)3−1に切断が送信され、BS(1)3−1から
CCP(1)5−1に呼の切断の要求を知らせるDIS
C(DISConnect)が送信され、それに対してCCP
(1)5−1からは、BS(1)3−1に情報チャネル
の解放要求を知らせるREL(RELease)を送信され、
BS(1)3−1はからPS(1)4−1にCC解放が
送信され、PS(1)4−1とBS(1)3−1間のチ
ャネルが切断されて、BS(1)3−1からCCP
(1)5−1に情報チャネルの解放が完了したことを知
らせるRELCOMP(RELease COMPlete)が送信さ
れCCP(1)5−1では、RELCOMPが受信され
るとMCP11に切断完了が送信され、MCP11から
PS(2)4−2にビジートーン(BT)が送出され
る。 【0025】MCP11が切断完了を受信してから一定
時間経過するとCCP(2)5−2に強制終話が送信さ
れ、CCP(2)5−2からBS(2)3−2に呼の切
断の要求を知らせるDISCが送信され、BS(2)3
−2からPS(2)4−2にCC切断が送信されて、P
S(2)4−2とBS(2)3−2間のチャネルが切断
されると共に、BS(2)3−2からCCP(2)5−
2に情報チャネルの解放要求を知らせるRELが送信さ
れ、CCP(2)5−2からBS(2)3−2に情報チ
ャネルの解放が完了したことを知らせるRELCOMP
が送信され、MCP11に切断完了が送信される。 【0026】次に、本発明の無線通信システムの特徴部
分である発信中の着信動作例について、図3を使って説
明する。図3は、本発明の無線通信システムにおける発
信中の着信動作例の流れを示す説明図である。PS
(1)4−1から発呼したが、ほぼ同時にMCP11か
ら着呼要求があった場合、図3に示すように、PS
(1)4−1でオフフックが為されると、PS(1)4
−1とBS(1)3−1との間のリンクチャネル確立後
にPS(1)4−1からBS(1)3−1に呼設定が送
信され、BS(1)3−1からCCP(1)5−1に呼
設定の開始を知らせる相手先ダイヤルを含むSETUP
(SETUP)が送信され、CCP(1)5−1からMCP
11へプリセット発呼完了が送信される。この時、任意
のPS4からPS(1)4−1への発呼に従って、MC
P11から着呼要求がCCP(1)5−1に送信された
とすると、それに対して本発明のCCP(1)5−1で
は、すぐさま発信処理を中断するために、PS(1)4
−1からの発呼に従う情報チャネルの解放が完了したこ
とを知らせるRELCOMPがBS(1)3−1に送信
され、MCP11には着呼未送信が送信される。この
時、BS(1)3−1では、RELCOMPを受信した
ので、PS(1)4−1とのチャネルを切断して、PS
(1)4−1における発呼の処理を終了させる。 【0027】一方、着呼未着信を受信したMCP11で
は、CCP(1)5−1に着呼要求のリトライ送信を行
い、CCP(1)5−1では、着呼要求が再度受信され
るとBS(1)3−1に呼設定の開始を知らせるSET
UPが送信され、BS(1)3−1からPS(1)4−
1に着呼が送信され、PS(1)4−1で着呼の処理が
開始されることになる。 【0028】尚、CCP5における発呼中とは、図2に
示した通常のシーケンスで発呼側として示したCCP
(1)5−1がBS(1)3−1から送信される呼設定
開始を知らせるSETUPを受信してから、MCP11
に認証完了を送信する前までの状態をあらわすので、M
CP11からの着呼要求を受信するタイミングが上記発
呼中である場合には、いかなるタイミングであっても、
CCP5からBS3にRELCOMPが送信され、PS
4とのチャネルが切断されて、PS4における発呼の処
理が終了される。 【0029】次に、本発明の無線通信システムのもう1
つの特徴部分である着信中の発信動作について、図4を
使って説明する。図4は、本発明の無線通信システムに
おける着信中の発信動作例の流れを示す説明図である。
PS(1)4−1側で着呼要求を受け付けたが、ほぼ同
時にPS(1)4−1から発呼した場合、図4に示すよ
うに、MCP11から着呼要求がCCP(1)5−1に
送信され、CCP(1)5−1からBS(1)3−1へ
呼設定の開始を知らせるSETUPが送信される。この
時、PS(1)4−1でオフフックが為されると、PS
(1)4−1とBS(1)3−1との間のリンクチャネ
ル確立後にPS(1)4−1からBS(1)3−1に呼
設定が送信され、BS(1)3−1からCCP(1)5
−1に呼設定の開始を知らせる相手先ダイヤルを含むS
ETUP(SETUP)が送信される。そこで、本発明のC
CP(1)5−1では、BS(1)3−1に発信処理を
中断するために、PS(1)4−1からの発呼に従う情
報チャネルの解放が完了したことを知らせるRELCO
MPがBS(1)3−1に送信され、BS(1)3−1
では、RELCOMPを受信したので、PS(1)4−
1とのチャネルを切断して、PS(1)4−1における
発呼の処理を終了させる。そして、引き続き着信の処理
を行うようになっている。 【0030】尚、CCP5における着信中とは、図2に
示した通常のシーケンスで着呼側として示したCCP
(2)5−2がMCP11から着呼要求を受信してか
ら、着呼完了をMCP11に送信する前までの状態をあ
らわすので、BS1からのSETUPを受信するタイミ
ングが上記着信中である場合には、いかなるタイミング
であっても、CCP5からBS3にRELCOMPが送
信され、PS4とのチャネルが切断されて、PS4にお
ける発呼の処理が終了される。 【0031】本発明の実施の形態の無線通信システムに
よれば、PS4が発呼中にCCP5がMCP11を介し
て他のPS4からの着呼要求を受信すると、BS3にR
ELCOMPを送信してPS4とのチャネルを切断して
発信の処理を中断させ、MCP11に着呼未送信を送信
してMCP11からのリトライ着呼要求を短時間で受信
して、着信の処理を行うので、着信率を向上することに
よって、サービス向上を図ることができ、更に無意味な
リトライ処理によるCPU負荷を軽減できる効果があ
る。 【0032】また、本発明の無線通信システムによれ
ば、他のPS4から着呼中にPS4が発呼すると、CC
P5がBS3にRELCOMPを送信し、PS4とのチ
ャネルを切断して、発信の処理を中断させ、PS4に着
呼を送信するので、着信率を向上することによって、サ
ービス向上を図ることができる効果がある。 【0033】 【発明の効果】本発明によれば、副制御装置が、任意の
携帯機からの発呼要求受付直後に、携帯機への着呼要求
を受けた場合に、発呼の処理を中止して着呼の処理を行
い、任意の携帯機への着呼要求受付直後に、当該携帯機
からの発呼要求を受けた場合に、発呼の処理は行わず
に、着呼の処理を継続する無線通信システムとしている
ので、着信率を向上することによって、サービス向上を
図ることができ、更に無意味なリトライ処理によるCP
U負荷を軽減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る無線通信システムの
全体構成図である。 【図2】本発明の無線通信システムにおける通常の発着
信の動作の流れを示す説明図である。 【図3】本発明の無線通信システムにおける発信中の着
信動作例の流れを示す説明図である。 【図4】本発明の無線通信システムにおける着信中の発
信動作例の流れを示す説明図である。 【図5】従来の無線通信システムの構成図である。 【符号の説明】 1、1′…CS(統合装置)、 2…SCS、 3…B
S(基地局)、 4…PS(携帯機)、 5、5′…C
CP、 11、11′…MCP

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 携帯機と前記携帯機との無線通信を行う
    基地局と、前記基地局を介して前記携帯機の通信制御を
    行う副制御装置と、前記副制御装置間の交換制御を行う
    統合装置とを有する無線通信システムであって、 前記副制御装置が、任意の携帯機からの発呼要求受付直
    後に、前記携帯機への着呼要求を受けた場合に、発呼の
    処理を中止して着呼の処理を行い、任意の携帯機への着
    呼要求受付直後に、前記携帯機からの発呼要求を受けた
    場合に、発呼の処理は行わずに、着呼の処理を継続する
    副制御装置であることを特徴とする無線通信システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8442201B2 (en) 2008-03-05 2013-05-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Telephone device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8442201B2 (en) 2008-03-05 2013-05-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Telephone device

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