JP2003018335A - 画像処理装置および画像処理装置の送信条件設定方法およびプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置および画像処理装置の送信条件設定方法およびプログラムおよび記憶媒体

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JP2003018335A
JP2003018335A JP2001196098A JP2001196098A JP2003018335A JP 2003018335 A JP2003018335 A JP 2003018335A JP 2001196098 A JP2001196098 A JP 2001196098A JP 2001196098 A JP2001196098 A JP 2001196098A JP 2003018335 A JP2003018335 A JP 2003018335A
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Yoshiro Tachibana
芳郎 橘
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信条件設定履歴から選択するという簡単な
操作により、原稿画像を読み取って送信する場合に、宛
先に関する項目のみでなく、原稿画像の読み取り条件お
よび該読み取った画像データの送信条件を含む複数の設
定内容を全て設定可能にし、送信の都度、前記複数の設
定を行う必要を無くし、送信条件設定に関する操作性を
向上させること。 【解決手段】 スキャナ1070による原稿画像の読み
取り条件および画像データの送信条件を含む所定複数の
設定内容を操作部1012から入力し送信条件設定グル
ープとし、画像データ送信時に自動的に送信条件設定履
歴としてRAM1002に記憶しておき、操作部101
2によりRAM1002に記憶された送信条件設定履歴
を呼び出して、いずれかの送信条件設定グループを選択
し、選択された前記送信条件設定グループの所定複数の
設定内容をCPU1001が現在の設定内容に置き換え
る構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿から画像デー
タを読み取り、該読み取った画像データを他の装置に送
信可能な画像処理装置および画像処理装置の送信条件設
定方法およびプログラムおよび記憶媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】通常、原稿画像をスキャンして生成され
た画像データをネットワークを介して相手先デバイスに
送信するFAX等の画像処理装置においては、送信を行
う前に、原稿の読み取り解像度等の画像読み取り条件
や、宛先等の送信条件に関する複数の設定内容を入力す
る構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理装置においては、ユーザは、送信の都度、
画像読み取り条件や送信条件に関する複数の設定内容を
入力する必要があり、このため、特定の送信先に同じ設
定で送信する場合にも、送信の都度、設定を行わなけれ
ばならず、この送信設定の操作が非常に煩雑なものであ
った。
【0004】また、この種の画像処理装置には、上述し
た各種設定がデフォルト値として予め設定されているも
のもあるが、装置に予め設定されているデフォルト値と
ユーザが希望する設定の値とが異なる場合には、結局ユ
ーザはそれら複数の設定内容を送信の都度、変更する必
要があった。
【0005】さらに、ユーザが送信した宛先を履歴とし
て記憶しておき、その履歴情報を簡単な操作で呼び出す
ことが可能な画像処理装置もあるが、呼び出しが可能な
項目は宛先に関する項目のみであり、宛先の項目以外の
送信条件や画像読み取り条件は、結局上述した場合と同
様に、送信の都度、設定する必要があり、送信設定の操
作が非常に煩雑なものになってしまうという問題点があ
った。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、原稿画像の読み取り
条件および該読み取った画像データの送信条件を含む所
定複数の設定内容を入力し、該入力された所定複数の設
定内容を一連の送信条件設定グループとし、前記画像デ
ータ送信時に自動的に送信条件設定履歴として順次メモ
リに記憶しておき、該メモリに記憶された送信条件設定
履歴を呼び出し、いずれかの送信条件設定グループを選
択し、該選択された前記送信条件設定グループの所定複
数の設定内容を現在の設定内容として置き換えることに
より、ユーザは、送信条件設定履歴から選択するという
簡単な操作により、原稿画像を読み取って送信する場合
に、宛先に関する項目のみでなく、原稿画像の読み取り
条件および該読み取った画像データの送信条件を含む複
数の設定内容を全て設定することができ、ユーザは送信
の都度、前記複数の設定を行う必要がなく、送信条件設
定に関する操作性を格段に向上させることができる画像
処理装置および画像処理装置の送信条件設定方法および
プログラムおよび記憶媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、原稿から画像データを読み取り、該読み取った画像
データを他の装置に送信可能な画像処理装置において、
前記原稿の読み取り条件および前記画像データの送信条
件を含む所定複数の設定内容を入力操作する操作手段
(図1に示す操作部1012,図5に示す送信画面)
と、前記操作手段により入力された所定複数の設定内容
を一連の送信条件設定グループとし、前記画像データ送
信時に自動的に送信条件設定履歴として順次メモリ(図
1に示すRAM1002,ROM1003内のデータ用
ROM(EEPROM),HDD1004)に記憶制御
する記憶制御手段(図1に示すCPU1001)と、前
記メモリに記憶された前記送信条件設定履歴を呼び出
し、いずれかの送信条件設定グループを選択する選択手
段(図7に示す指示ボタン4202,4203,420
4,OKボタン4205)と、前記選択手段により選択
された前記送信条件設定グループの所定複数の設定内容
を現在の設定内容として置き換える設定内容変更手段
(図1に示すCPU1001)とを有することを特徴と
する。
【0008】本発明に係る第2の発明は、現在の所定複
数の設定内容の全解除を行う全解除手段(図1に示すC
PU1001)を有し、前記記憶制御手段は、前記全解
除手段により前記所定複数の設定内容が全解除される場
合に、該全解除される所定複数の設定内容を送信条件設
定グループとし前記送信条件設定履歴として前記メモリ
に記憶することを特徴とする。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記全解除手
段は、前記操作手段から全解除が指示された場合(図2
に示すリセットキー2005による指示)、又は前記操
作手段からの入力が一定時間行われなかった場合(オー
トクリア処理)に、現在の所定複数の設定内容の全解除
を行うことを特徴とする。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記記憶制御
手段は、前記操作手段により設定された前記送信条件設
定グループと、前記メモリに記憶されている送信条件設
定履歴内の各送信条件設定グループの各設定内容をそれ
ぞれ比較し、入力された送信条件設定グループと記憶さ
れている送信条件設定グループの設定内容とが異なる場
合にのみ、前記入力された送信条件設定グループを前記
送信条件設定の履歴として前記メモリに記憶することを
特徴とする。
【0011】本発明に係る第5の発明は、原稿から画像
データを読み取り、該読み取った画像データを他の装置
に送信可能な画像処理装置の送信条件設定方法におい
て、前記原稿の読み取り条件および前記画像データの送
信条件を含む所定複数の設定内容を入力する入力工程
(図9のステップS5002,S5013)と、該入力
された所定複数の設定内容を一連の送信条件設定グルー
プとし、前記画像データ送信時に自動的に送信条件設定
履歴として順次メモリに記憶しておく記憶工程(図10
のステップS5010)と、該メモリに記憶された送信
条件設定履歴を呼び出し、いずれかの送信条件設定グル
ープを選択する選択工程(図9のステップS5003,
S5014,S5004,S5015,S5005)
と、該選択された前記送信条件設定グループの所定複数
の設定内容を現在の設定内容として置き換える設定内容
変更工程(図9のステップS5016)とを有すること
を特徴とする。
【0012】本発明に係る第6の発明は、原稿から画像
データを読み取り、該読み取った画像データを他の装置
に送信可能な画像処理装置に、前記原稿の読み取り条件
および前記画像データの送信条件を含む所定複数の設定
内容を入力する入力工程(図9のステップS5002,
S5013)と、該入力された所定複数の設定内容を一
連の送信条件設定グループとし、前記画像データ送信時
に自動的に送信条件設定履歴として順次メモリに記憶し
ておく記憶工程(図10のステップS5010)と、該
メモリに記憶された送信条件設定履歴を呼び出し、いず
れかの送信条件設定グループを選択する選択工程(図9
のステップS5003,S5014,S5004,S5
015,S5005)と、該選択された前記送信条件設
定グループの所定複数の設定内容を現在の設定内容とし
て置き換える設定内容変更工程(図9のステップS50
16)とを実行させることを特徴とする。
【0013】本発明に係る第7の発明は、原稿から画像
データを読み取り、該読み取った画像データを他の装置
に送信可能な画像処理装置に、前記原稿の読み取り条件
および前記画像データの送信条件を含む所定複数の設定
内容を入力する入力工程(図9のステップS5002,
S5013)と、該入力された所定複数の設定内容を一
連の送信条件設定グループとし、前記画像データ送信時
に自動的に送信条件設定履歴として順次メモリに記憶し
ておく記憶工程(図10のステップS5010)と、該
メモリに記憶された送信条件設定履歴を呼び出し、いず
れかの送信条件設定グループを選択する選択工程(図9
のステップS5003,S5014,S5004,S5
015,S5005)と、該選択された前記送信条件設
定グループの所定複数の設定内容を現在の設定内容とし
て置き換える設定内容変更工程(図9のステップS50
16)とを実行させるためのプログラムを記憶媒体にコ
ンピュータが読み取り可能に記憶させたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
について、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施形態を示す画像処
理装置の構成を説明するブロック図である。
【0016】図において、1000はコントローラユニ
ット(Controller Unit)で、画像入力
デバイスであるスキャナ1070や画像出力デバイスで
あるプリンタ1095と接続し、一方ではイーサネット
(登録商標)等のLAN1011や公衆回線(WAN)
1051と接続することで、画像情報やデバイス情報の
入出力を行う為のコントローラである。
【0017】コントローラユニット1000において、
1001はCPUで、システム全体を制御するコントロ
ーラである。1002はRAMで、CPU1001が動
作するためのシステムワークメモリであり、画像データ
を一時記憶するための画像メモリでもある。1003は
ROMで、ブートROMを有し、システムのブートプロ
グラムが格納されている。
【0018】1004はハードディスクドライブ(HD
D)で、システムソフトウェアや画像データを格納す
る。1006は操作部I/Fで、操作部(UI)101
2とのインタフェース部であり、操作部1012に表示
する画像データを操作部1012に対して出力する。ま
た、操作部1012からユーザが入力した情報をCPU
1001に伝える役割をする。
【0019】1010はネットワーク部(Networ
k)で、LAN1011に接続し、情報の入出力を行
う。1050はモデム(MODEM)で、公衆回線10
51に接続し、情報の入出力を行う。以上のデバイスが
システムバス1007上に配置される。
【0020】1005はイメージバスインタフェース
(Image Bus I/F)で、システムバス100
7と画像データを高速で転送する画像バス1008を接
続し、データ構造を変換するバスブリッジである。ま
た、1008は画像バスで、PCIバスまたはIEEE
1394で構成される。この画像バス1008上には、
以下のデバイスが配置される。
【0021】1060はラスターイメージプロセッサ
(RIP)で、PDLコードをビットマップイメージに
展開する。1020はデバイスI/Fで、画像入出力デ
バイスであるスキャナ1070やプリンタ1095とコ
ントローラ1000を接続し、画像データの同期系/非
同期系の変換を行う。
【0022】1080はスキャナ画像処理部で、スキャ
ナ1070からの入力画像データに対し、補正、加工お
よび編集を行う。1090はプリンタ画像処理部で、プ
リント出力画像データに対して、プリンタ1095の補
正、解像度変換等を行う。
【0023】1030は画像回転部で、画像データの回
転を行う。1040は画像圧縮部で、多値画像データに
対してJPEG、2値画像データに対してJBIG,M
MR,MHの圧縮伸長処理を行う。
【0024】なお、上述したように、CPU1001
は、ROM1003内のプログラム用ROM又はHDD
1004に記憶された制御プログラム等に基づいて、シ
ステムバス1007に接続されている各種デバイスとの
アクセスを総括的に制御する。
【0025】そして、画像入力部インタフェース107
1を介して接続されるスキャナ1070から入力情報を
読み込み、印刷部インタフェース1096を介して接続
されるプリンタ1095に出力情報としての画像信号を
出力する。ROM1003内のプログラム用ROMに
は、後述するフローチャートで示されるような制御プロ
グラムが記憶されている。また、ROM1003内のデ
ータ用ROMは電気的に書き換え可能なEPPROMで
あり、後述する図4に示す各種データ等を格納可能であ
る。RAM1002はCPU1001の主メモリであ
り、ワークエリア等として機能する。
【0026】なお、プリンタ1095は、レーザビーム
方式であっても、レーザビーム方式以外の電子写真方式
(例えばLED方式)でも、液晶シャッタ方式、インク
ジェット方式、熱転写方式、昇華方式でもその他のプリ
ント方式であってもよい。
【0027】図2は、図1に示した操作部1012の構
成を示す平面図である。
【0028】図において、2002はLCD表示部(L
CD)で、LCD上にタッチパネルシート2001が貼
られている。また、LCD表示部2002には、システ
ムの操作画面およびソフトキーが表示されており、それ
らのキーが押下された時、その座標の位置情報をCPU
1001に伝える。
【0029】2004はスタートキーで、原稿画像の読
み取り動作開始時や読み取った画像データの送信開始時
などに用いられる。スタートキー2004の中央部に
は、緑と赤の2色LED2015があり、その色によっ
てスタートキー2004が使用可能な状態にあるかどう
かを示す。
【0030】2013はストップキーで、稼働中の動作
を止める働きをする。2011はIDキーで、使用者が
ユーザIDを入力する場合に用いられる。2005はリ
セットキーで、操作部102からの設定を解除する場合
に用いられる。
【0031】2006はテンキーで、0〜9までの数値
を入力するために用いられる。2012はクリアキー
で、テンキー2006による入力をクリアするために用
いられる。2009はユーザーモードキーで、ユーザモ
ード画面に入るために用いられる。2010は割り込み
キーで、割り込みコピーを行うために用いられる。
【0032】2008はメインスイッチで、電源のON
/OFFを行うために用いられる。
【0033】2007は節電キーで、このキーを押下す
ることで節電状態に入り、再度押下することで節電状態
から復帰する。
【0034】2003はカウンタ確認キーで、このキー
を押下することでそれまでに使用したコピー枚数の集計
を表示するカウント画面がLCD2002上に表示され
る。2014は調整キーで、LCD表示部2002のコ
ントラストを調整するためのものである。
【0035】2016はジョブの実行中,画像メモリへ
の画像蓄積中等を示すLED、2017がジャム,ドア
オープン等装置がエラー状態にあることを示すエラーL
ED、2018は装置のメインスイッチ2008がON
になっていることを示す電源LEDになっている。
【0036】以下、図3を参照して、図1に示した操作
部I/F1006の構成、及び操作部I/F1006を
介した操作部1012,CPU1001間のデータの受
け渡しについて説明する。
【0037】図3は、図2に示した操作部I/F100
6の構成を示すブロック図であり、図2と同一のものに
は同一の符号を付してある。
【0038】図3において、10061は入力デバイス
コントローラで、タッチパネル2001やハードキー2
003〜2013からユーザ入力を受け取る。そして、
CPU1001は、入力デバイスコントローラ1006
1を介して操作内容を取得する。
【0039】取得した操作内容と前述の制御プログラム
に基づいて、CPU1001において表示画面データが
生成され、画面出力デバイスを制御する出力デバイスコ
ントローラ10062を介して、LCD表示部2002
に表示画面を出力する。
【0040】以下、図4を参照して、本実施形態におけ
る画像の読み取り条件や送信条件に関する複数の設定内
容から成る送信条件設定グループのデータと、該データ
を処理する各機能との関係について説明する。
【0041】図4は、本実施形態における画像の読み取
り条件や送信条件に関する複数の設定内容から成る送信
条件設定グループのデータと、該データを処理する各機
能との関係を模式的に示した図である。
【0042】図に示すように、タッチパネル2001
は、ユーザによるパネル押下を監視し、タッチパネル2
001が押下された場合、その座標の位置情報を入力判
定部3001に渡す。
【0043】一方、ハードキー2003〜2013は、
ユーザによるキー押下を監視し、ハードキー2003〜
2013が押下された場合、それらのキー情報を入力判
定部3001に渡す。
【0044】入力判定部3001は、タッチパネル20
01からの座標位置情報とLCD表示部2002に表示
される各画面の座標データ3005を基に、送信条件設
定の履歴表示機能が呼び出されたか、どの送信条件設定
グループの表示が要求されたか、あるいは任意の送信条
件設定グループを現在の送信条件設定グループとして確
定するかどうかを判定する。
【0045】また、入力判定部3001は、ハードキー
2003〜2013からのキー情報を基に、送信の開始
が要求されたか或いは全設定の解除が要求されたかを判
定する。さらに、入力判定部3001は、それらの要求
を送信条件設定グループ制御部3002に渡すと共に、
入力間隔計測部3008に信号を入力する。
【0046】入力間隔計測部3008は、入力判定部3
001からの信号により、タイマをリセットする。な
お、入力判定部3001から信号が入力間隔計測部30
08に入力されずにタイマがある一定時間を過ぎた場
合、入力間隔計測部3008は、全設定の解除を送信条
件設定グループ制御部3002に要求する。本実施形態
においては、この制御をオートクリアと呼ぶ。
【0047】送信条件設定グループ制御部3002は、
送信の開始が要求されたか或いは全設定の解除が要求さ
れた際、その際の送信条件設定グループのデータと送信
条件設定の履歴3006に登録されている送信条件設定
グループのデータとを比較する。その結果、同一のデー
タがない場合には、送信条件設定グループのデータを送
信条件設定の履歴3006に記憶する。また、送信条件
設定グループ制御部3002は、送信条件設定グループ
の表示が要求された際、送信条件設定の履歴3006か
ら任意の送信条件設定グループのデータを読み出す。
【0048】さらに、送信条件設定グループ制御部30
02は、任意の送信条件設定グループを現在の送信条件
設定グループとして確定する際、任意の送信条件設定グ
ループのデータを現在の送信条件設定グループ3009
のデータに上書きする。その後、送信条件設定グループ
のデータを画面形成部3003に渡す。
【0049】画面形成部3003は、送信条件設定グル
ープのデータと各画面データ3007を基に、LCD2
002に表示する画面を形成する。画面形成部3003
によって形成された画面データは、画面表示部3004
に渡され、LCD2002に表示される。
【0050】なお、図4に示した入力判定部3001,
入力間隔計測部3008,送信条件設定グループ制御部
3002,画面形成部3003,画面表示部3004
は、図1に示したCPU1001により、ROM100
3内のプログラム用ROM又はHDD1004に記憶さ
れた制御プログラム等に基づいて実現されるものとす
る。
【0051】また、図4に示した画面の座標データ30
05,送信条件設定の履歴3006,画面データ300
7,現在の送信条件設定グループ3009は、図1に示
したROM1003内のデータ用ROM(EPPRO
M)、RAM1002又はHDD1004等に格納され
ているものとする。
【0052】以下、図5〜図8を参照して、本実施形態
における一連の処理において図2に示したLCD200
2に表示される画面の表示例について説明する。
【0053】図5は、本実施形態における送信画面の一
例を示す模式図であり、図2に示したLCD2002上
に表示される図示しない標準画面上でSendキー40
00を押圧することにより表示される。
【0054】図5の送信画面において、4101は送信
先表示領域で、設定された送信先の情報を表示するもの
であり、FAX送信における送信先の電話番号や電子メ
ールにおける送信先のアドレス等が表示される。また、
複数の送信先が設定された場合には、それらの情報を一
覧にして表示する。
【0055】4107は図示しない送信先設定画面を開
くための指示ボタンであり、このボタンを押下すること
によって、送信先設定画面が表示され、ユーザは任意の
送信先を設定することができる。その送信先設定画面で
設定された送信先は、送信先表示領域4101に表示さ
れる。
【0056】4103は、送信する文書や画像をスキャ
ンする場合における様々な設定を行う画面(不図示)を
開くための指示ボタンである。このボタンを押下するこ
とによって、原稿の読み取り解像度、読み取り倍率、お
よび読み取りサイズなど、スキャン設定に関する様々な
設定を行う画面(不図示)が表示され、ユーザはスキャ
ン設定に関する任意の条件を設定することができる。そ
の画面で設定されたスキャン設定情報の一部がスキャン
設定表示エリア4102に表示され、ユーザは現在のス
キャン設定の内容を確認することができる。図5に示し
た例では、読み取り解像度「200×200dpi」、
読み取り倍率「100%」、そして読み取りサイズ「A
UTO」が設定されていることを表している。
【0057】4105はファイル形式の設定を行う画面
(不図示)を開くための指示ボタンである。このボタン
を押下することによって、TIFF,MultiPag
eTIFF,PDFなどのファイル形式を選択する画面
(不図示)が表示され、任意のファイル形式を設定する
ことができる。
【0058】4106は、送信先以外の項目の送信設定
を行う画面(不図示)を開くための指示ボタンである。
このボタンを押下することによって、タイマ送信におけ
る時刻の設定や、スキャンして生成された画像と同時に
送信するメッセージの設定など、送信設定に関する様々
な設定を行う画面(不図示)が表示される。
【0059】4104は送信条件設定履歴呼出しボタン
で、送信条件設定の履歴を呼び出し、その履歴に登録さ
れている送信条件設定グループを表示する画面(後述す
る図6に示す送信条件設定履歴画面)を開くための指示
ボタンである。このボタンを押下することによって、複
数の送信条件設定グループの中から任意のグループを表
示するための画面が表示される。
【0060】図6,図7は、本実施形態における送信条
件設定履歴画面の一例を示す模式図であり、互いに同一
のものには同一の符号を付してある。
【0061】図6において、4201はキャンセルボタ
ンで、送信条件設定グループの表示を取り止めるための
ものである。これにより、送信条件設定グループの表示
画面を閉じ、ユーザは図5に示した送信画面に戻ること
ができる。
【0062】本実施形態においては、過去3回目までの
送信条件設定グループを送信条件設定の履歴に登録する
ことが可能となっている。但し、送信条件設定の履歴に
登録されている送信条件設定グループと同じ内容の送信
条件設定グループに関しては、送信条件設定の履歴に登
録しないように構成されている。これにより、送信条件
の重複設定を防止して、ユーザは、より多くの送信条件
を選択することができる。
【0063】ここで、4202,4203,4204
は、それぞれ送信条件設定の履歴に登録されている送信
条件設定グループの中で、過去1回目に送信された条件
の内容,過去2回目に送信された条件の内容,過去3回
目に送信された条件の内容を表示するための指示ボタン
である。それぞれのボタンを押下することによって、ユ
ーザは任意の送信条件設定グループの表示を要求するこ
とができる。
【0064】図6において、過去2回目の送信条件設定
グループを表示するためのボタン4203を押下した場
合の画面が図7に対応する。
【0065】図7において、4206は、ユーザが要求
した送信条件設定グループの表示領域であり、その設定
内容を確認することができる。図7に示した例では、読
み取り解像度「300×300dpi」,読み取りサイ
ズ「A4」,読み取り濃度「MAX」,ファイル形式
「PDF」などが設定されており、これは、過去2回目
に送信された条件の内容に対応している。
【0066】4205はOKボタンで、表示領域420
6に表示されている送信条件設定グループを、現在の送
信条件設定グループとして確定するためのものである。
このボタンを押下することによって、任意の送信条件設
定グループのデータが、現在の送信条件設定グループの
データに上書きされ、送信条件設定グループの表示画面
が閉じられる。
【0067】図7において、OKボタン4205を押下
したときに表示される画面が図8に対応する。
【0068】図8は、図5に示した送信画面の一例を示
す模式図であり、図7に示した送信条件設定履歴画面に
おいて新たな送信条件設定グループを確定した場合に対
応する。
【0069】図に示すように、送信先表示領域4401
には、その送信条件設定グループに登録されていた送信
先が表示されている。
【0070】また、スキャン設定表示領域4402に
は、その送信条件設定グループに登録されていたスキャ
ン設定に表示が切り替わり、ファイル形式設定ボタン4
405においても表示が変更されている。
【0071】図8において、一旦送信条件設定グループ
を呼び出した後でも、再度、送信条件設定履歴の呼び出
しボタン4404を押下することによって、異なる送信
条件設定グループを何度も呼び出すことができる。
【0072】また、キー4403,4405〜4407
を押下することで、送信先を含めた送信設定やスキャン
設定の追加あるいは変更を行うことも可能である。
【0073】以下、図9,図10のフローチャートを参
照して、図5〜図8に示した操作画面における送信条件
設定グループの編集,呼び出しおよび記憶の処理手順、
また各画面を表示するための表示手順について説明す
る。
【0074】図9,図10は、本発明の画像処理装置に
おける第1の制御処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図1に示したCPU1001によりROM10
03内のプログラム用ROMに格納されたプログラムに
基づいて必要に応じて適時実行されるものとする。ま
た、図4に示したデータ3005〜3007,3009
も、図1に示したROM1003内のデータ用ROMか
らRAM1002に転送されるものとする。なお、図
中、S5001〜S5018は各ステップを示す。
【0075】まず、ステップS5001において、現在
表示している画面に対して、タッチパネル2001やハ
ードキー2003〜2013からの入力を監視する。い
ずれかの入力があると、ステップS5002に移行し、
画面の座標データ3005を基に、現在の送信条件設定
グループデータの編集指示(指定)が入力されたかどう
かを判定する。つまり、図5に示したボタン4103,
4105〜4107が押下されたかどうかを判断する。
それらいずれかのボタンが押下されたと判断された場
合、ステップS5013において、送信条件設定グルー
プの任意の設定内容を変更する。さらに、設定の変更に
伴って、画面の変更を行い、再描画を行う。その後、ス
テップS5001に戻り、タッチパネル2001やハー
ドキー2003〜2013からの入力の監視を繰り返
す。
【0076】一方、ステップS5002で、送信条件設
定グループデータの編集が指示(指定)されていない
(図5に示したボタン4103,4105〜4107が
押下されていない)と判断された場合には、ステップS
5003において、送信条件設定履歴の呼び出し指示
(指定)であるかどうかを判断する。つまり、図5にお
ける送信条件設定履歴の呼び出しボタン4104が押下
されたかどうかを判断する。送信条件設定履歴の呼び出
し指示が行われたと判断された場合、ステップS501
4において、送信条件設定グループの表示画面(図6に
示した送信条件設定履歴画面)をLCD2002に表示
する。これは、画面データ3007を基に、画面形成部
3003において画面を形成し、画面表示部3004に
作成した画面を転送し、最終的にLCD2002に送信
条件設定グループの表示画面を表示する。その後、ステ
ップS5001に戻り、タッチパネル2001やハード
キー2003〜2013からの入力の監視を繰り返す。
【0077】一方、ステップS5003で、送信条件設
定履歴の呼び出しが指示(指定)されていないと判断さ
れた場合には、ステップS5004において、画面の座
標データ3005を基に、どの送信条件設定グループの
表示指示(指定)であるかを判定する。つまり、図6に
示した送信条件設定グループ表示ボタン4202〜42
04が押下されたかどうかを判断する。それらいずれか
のボタンが押下されたと判断された場合、ステップS5
015において、任意の送信条件設定グループを図7に
示すように表示領域4206に表示する。これは、まず
メモリにある送信条件設定の履歴3006から、任意の
送信条件設定グループのデータを取得する。次に、その
データと画面データ3007を基に、画面形成部300
3において画面を形成し、画面表示部3004に作成し
た画像を転送する。そして、LCD2002に送信条件
設定グループの表示画面を表示する。その後、ステップ
S5001に戻り、タッチパネル2001やハードキー
2003〜2013からの入力の監視を繰り返す。
【0078】一方、ステップS5004で、送信条件設
定グループ表示ボタン4202〜4204が押下されて
いないと判断された場合には、ステップS5005にお
いて、任意の送信条件設定グループを現在の送信条件設
定グループとして確定する指示(指定)であるかどうか
を判断する。つまり、図7に示したOKボタン4205
が押下されたかどうかを判断する。OKボタン4205
が押下されたと判断された場合、ステップS5016に
おいて、任意の送信条件設定グループのデータを現在の
送信条件設定グループのデータ3009に上書きする。
上書きした後、ステップS5017の処理に進む。
【0079】次に、ステップS5017においては、送
信条件設定グループの表示画面を閉じ、画面の変更を行
い、再描画を行う。その後、ステップS5001の処理
に戻り、タッチパネル2001やハードキー2003〜
2013からの入力の監視を繰り返す。
【0080】一方、ステップS5005において、OK
ボタン4205が押下されていないと判断された場合に
は、ステップS5006において、送信条件設定グルー
プの表示を取り止める指示(指定)であるかどうかを判
定する。つまり、図7におけるキャンセルボタン420
1が押下されたかどうかを判定する。キャンセルボタン
4201が押下されたと判断された場合、ステップS5
017の処理に進む。
【0081】一方、ステップS5006において、キャ
ンセルボタン4201が押下されていないと判断された
場合には、ステップS5007において、送信開始ある
いは全設定解除の指示(指定)であるかどうかを判断す
る。つまり、図2に示したスタートキー2004やリセ
ットキー2005が押下されたか、あるいはオートクリ
ア(操作部1012からのキー入力が一定時間行われな
い場合の全設定解除処理)が実行されたかどうかを判断
する。もし、それらが行われなかったと判断された場
合、ステップS5001に戻り、タッチパネル2001
やハードキー2003〜2013からの入力の監視を繰
り返す。
【0082】一方、ステップS5007で、スタートキ
ー2004やリセットキー2005が押下されたか、あ
るいはオートクリアが実行されたと判断された場合、ス
テップS5008において、その際の送信条件設定グル
ープの設定内容と送信条件設定の履歴3006に登録さ
れている過去3回目までの送信条件設定グループの設定
内容とを比較する。
【0083】次に、ステップS5009において、送信
条件設定の履歴3006にその際の送信条件設定グルー
プと同一の設定内容がないかどうか判断し、同一の設定
内容がないと判断された場合は、ステップS5010に
おいて、送信条件設定グループのデータを送信条件設定
の履歴3006に記憶する。このとき、過去3回目の送
信条件設定グループのデータは、送信条件設定の履歴3
006から消去される。その後、ステップS5011の
判定に進む。
【0084】一方、ステップS5009において、同一
の設定内容があると判断された場合にも、ステップS5
011の判定に進む。
【0085】次に、ステップS5011においては、ス
テップS5007で判断された入力が、送信開始の指示
(指定)であるかどうかを判断し、送信開始の指示(指
定)であると判断された場合は、ステップS5012に
おいて、送信開始を実行する。その後、ステップS50
01の処理に戻り、タッチパネル2001やハードキー
2003〜2013からの入力の監視を繰り返す。
【0086】一方、ステップS5011において、ステ
ップS5007で判断された入力が、送信開始の指示
(指定)ではなく、全設定解除の指示(指定)であると
判断された場合には、ステップS5018において、全
設定の解除を行う。その後、ステップS5001の処理
に戻り、タッチパネル2001やハードキー2003〜
2013からの入力の監視を繰り返す。
【0087】従来、このような送信に関する設定操作に
おいて、ユーザが、画像読み取り条件や送信条件に関す
る複数の設定内容を簡単な操作で呼び出し、希望する条
件に再設定したりすることはできなかった。従って、従
来では、ユーザは、送信の都度、あて先に関する項目以
外の送信条件や画像読み取り条件を設定する必要があ
り、設定が複雑で、送信するまでに時間がかかってしま
うという問題があった。
【0088】これに対して、本実施形態では、画像読み
取り条件や送信条件に関する複数の設定内容をユーザが
意識することなく自動的に送信条件設定の履歴として記
憶することができる。また、送信条件設定の履歴を簡単
な操作で呼び出し、その履歴に登録されている送信条件
設定グループを選択することによってユーザが希望する
条件に再設定することが可能である。これにより、送信
に関する設定の操作性を向上することができる。
【0089】なお、上記フローチャートS5007〜ス
テップS5010では、送信開始と設定解除のいずれの
場合にも、現在の送信条件設定グループと送信条件設定
の履歴が同一の設定内容でない場合には、履歴の書き換
えを行う構成について示したが、送信開始の場合のみ、
現在の送信条件設定グループと送信条件設定の履歴が同
一の設定内容でない場合に送信条件設定の履歴の書き換
えを行うように構成してもよい。
【0090】また、送信条件設定の履歴と共に使用回数
を保存可能にし、送信処理を行うたびに、該送信条件設
定の履歴の使用回数をインクリメントし、使用回数が所
定回数よりも多いデータが過去3回目の送信条件設定グ
ループのデータである場合には、すぐに送信条件設定の
履歴3006から消去することなく、過去3回のいずれ
のデータを消去するかユーザに選択させるように構成し
てもよい。
【0091】さらに、本実施形態では、送信条件設定の
履歴を過去3回保存する場合について説明したが、送信
条件設定の履歴の保存回数は3回に限定されるものでは
なく、例えば4回以上であってもよし、ユーザにより設
定可能に構成してもよい。
【0092】また、送信条件設定の履歴をユーザ毎に記
憶可能にし、図2に示したIDキー2007を押下後に
入力されるユーザIDにより呼出して使用するように構
成してもよい。
【0093】さらに、本実施形態では、図6,図7に示
したように、送信条件設定グループ表示ボタン4202
〜4204により選択された送信条件設定グループを表
示領域4206に表示する場合について説明したが、ま
ず、表示領域に送信条件設定グループの履歴の一覧を表
示、該表示された一覧から所望の送信条件設定グループ
を選択するように構成してもよい。
【0094】なお、上記各構成を組み合わせた構成も本
発明に含まれることは言うまでもない。
【0095】以上に説明したように、本発明によれば、
原稿をスキャンして生成された画像を転送媒体を介して
相手先デバイスに送信する画像処理装置において、画像
読み取り条件や送信条件に関する複数の設定内容をユー
ザが意識することなく自動的に送信条件設定の履歴とし
て記憶し、該記憶される送信条件設定の履歴を簡単な操
作で呼び出し、その履歴に登録されている送信条件設定
グループを選択することによってユーザが希望する条件
に再設定することにより、送信条件設定に関する操作性
の大幅な向上が期待できる。
【0096】以下、図11に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像処理装置で読み出し可能なデータ処
理プログラムの構成について説明する。
【0097】図11は、本発明に係る画像処理装置で読
み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップを説明する図である。
【0098】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0099】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0100】本実施形態における図9,図10に示す機
能が外部からインストールされるプログラムによって、
ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0101】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0102】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0103】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
【0104】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0105】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0106】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0107】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第
1,5〜7の発明によれば、原稿画像の読み取り条件お
よび該読み取った画像データの送信条件を含む所定複数
の設定内容を入力し、該入力された所定複数の設定内容
を一連の送信条件設定グループとし、前記画像データ送
信時に自動的に送信条件設定履歴として順次メモリに記
憶しておき、該メモリに記憶された送信条件設定履歴を
呼び出し、いずれかの送信条件設定グループを選択し、
該選択された前記送信条件設定グループの所定複数の設
定内容を現在の設定内容として置き換えるので、ユーザ
は、送信条件設定履歴から選択するという簡単な操作に
より、原稿画像を読み取って送信する場合に、宛先に関
する項目のみでなく、原稿画像の読み取り条件および該
読み取った画像データの送信条件を含む複数の設定内容
を全て設定することができ、ユーザは送信の都度、前記
複数の設定を行う必要がなく、送信条件設定に関する操
作性を格段に向上させることができる。
【0109】本発明に係る第2,3の発明によれば、現
在の所定複数の設定内容の全解除を行う全解除手段を有
し、前記記憶制御手段は、前記全解除手段により前記所
定複数の設定内容が全解除される場合に、該全解除され
る所定複数の設定内容を送信条件設定グループとし前記
送信条件設定履歴として前記メモリに記憶するので、解
除操作又は一定時間操作を行わなかった場合に、全解除
された送信条件設定をも再度呼び出して設定することが
できる。
【0110】本発明に係る第4の発明によれば、前記記
憶制御手段は、前記入力手段により設定された前記送信
条件設定グループと、前記メモリに記憶されている送信
条件設定履歴内の各送信条件設定グループの各設定内容
をそれぞれ比較し、入力された送信条件設定グループと
記憶されている送信条件設定グループの設定内容とが異
なる場合にのみ、前記入力された送信条件設定グループ
を前記送信条件設定の履歴として前記メモリに記憶する
ので、送信条件の重複設定を防止して、ユーザは、より
多くの送信条件を呼び出して選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す画像処理装置の構成
を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した操作部の構成を示す平面図であ
る。
【図3】図2に示した操作部I/Fの構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本実施形態における画像の読み取り条件や送信
条件に関する複数の設定内容から成る送信条件設定グル
ープのデータと、該データを処理する各機能との関係を
模式的に示した図である。
【図5】本実施形態における送信画面の一例を示す模式
図である。
【図6】本実施形態における送信条件設定履歴画面の一
例を示す模式図である。
【図7】本実施形態における送信条件設定履歴画面の一
例を示す模式図である。
【図8】図5に示した送信画面の一例を示す模式図であ
る。
【図9】本発明の画像処理装置における第1の制御処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の画像処理装置における第1の制御処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る画像処理装置で読み出し可能な
各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリ
マップを説明する図である。
【符号の説明】
1012 操作部 2001 タッチパネル 2002 LCD表示部 2003〜2013 ハードキー 2015〜2018 LED 1006 操作部I/F 10061 入力デバイスコントローラ 10062 出力デバイスコントローラ 1001 CPU 1002 RAM 1003 ROM 1004 HDD 1070 スキャナ 1095 プリンタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿から画像データを読み取り、該読み
    取った画像データを他の装置に送信可能な画像処理装置
    において、 前記原稿の読み取り条件および前記画像データの送信条
    件を含む所定複数の設定内容を入力操作する操作手段
    と、 前記操作手段により入力された所定複数の設定内容を一
    連の送信条件設定グループとし、前記画像データ送信時
    に自動的に送信条件設定履歴として順次メモリに記憶制
    御する記憶制御手段と、 前記メモリに記憶された前記送信条件設定履歴を呼び出
    し、いずれかの送信条件設定グループを選択する選択手
    段と、 前記選択手段により選択された前記送信条件設定グルー
    プの所定複数の設定内容を現在の設定内容として置き換
    える設定内容変更手段と、を有することを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】 現在の所定複数の設定内容の全解除を行
    う全解除手段を有し、 前記記憶制御手段は、前記全解除手段により前記所定複
    数の設定内容が全解除される場合に、該全解除される所
    定複数の設定内容を送信条件設定グループとし前記送信
    条件設定履歴として前記メモリに記憶することを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記全解除手段は、前記操作手段から全
    解除が指示された場合、又は前記操作手段からの入力が
    一定時間行われなかった場合に、現在の所定複数の設定
    内容の全解除を行うことを特徴とする請求項2記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶制御手段は、前記操作手段によ
    り設定された前記送信条件設定グループと、前記メモリ
    に記憶されている送信条件設定履歴内の各送信条件設定
    グループの各設定内容をそれぞれ比較し、入力された送
    信条件設定グループと記憶されている送信条件設定グル
    ープの設定内容とが異なる場合にのみ、前記入力された
    送信条件設定グループを前記送信条件設定履歴として前
    記メモリに記憶することを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 原稿から画像データを読み取り、該読み
    取った画像データを他の装置に送信可能な画像処理装置
    の送信条件設定方法において、 前記原稿の読み取り条件および前記画像データの送信条
    件を含む所定複数の設定内容を入力する入力工程と、 該入力された所定複数の設定内容を一連の送信条件設定
    グループとし、前記画像データ送信時に自動的に送信条
    件設定履歴として順次メモリに記憶しておく記憶工程
    と、 該メモリに記憶された送信条件設定履歴を呼び出し、い
    ずれかの送信条件設定グループを選択する選択工程と、 該選択された前記送信条件設定グループの所定複数の設
    定内容を現在の設定内容として置き換える設定内容変更
    工程と、を有することを特徴とする画像処理装置の送信
    条件設定方法。
  6. 【請求項6】 原稿から画像データを読み取り、該読み
    取った画像データを他の装置に送信可能な画像処理装置
    に、 前記原稿の読み取り条件および前記画像データの送信条
    件を含む所定複数の設定内容を入力する入力工程と、 該入力された所定複数の設定内容を一連の送信条件設定
    グループとし、前記画像データ送信時に自動的に送信条
    件設定履歴として順次メモリに記憶しておく記憶工程
    と、 該メモリに記憶された送信条件設定履歴を呼び出し、い
    ずれかの送信条件設定グループを選択する選択工程と、 該選択された前記送信条件設定グループの所定複数の設
    定内容を現在の設定内容として置き換える設定内容変更
    工程と、を実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 【請求項7】 原稿から画像データを読み取り、該読み
    取った画像データを他の装置に送信可能な画像処理装置
    に、 前記原稿の読み取り条件および前記画像データの送信条
    件を含む所定複数の設定内容を入力する入力工程と、 該入力された所定複数の設定内容を一連の送信条件設定
    グループとし、前記画像データ送信時に自動的に送信条
    件設定履歴として順次メモリに記憶しておく記憶工程
    と、 該メモリに記憶された送信条件設定履歴を呼び出し、い
    ずれかの送信条件設定グループを選択する選択工程と、 該選択された前記送信条件設定グループの所定複数の設
    定内容を現在の設定内容として置き換える設定内容変更
    工程と、を実行させるためのプログラムをコンピュータ
    が読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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