JP2003017116A - アルカリ蓄電池及びその製造方法 - Google Patents

アルカリ蓄電池及びその製造方法

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JP2003017116A
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vanadium
storage battery
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Tadashi Ise
忠司 伊勢
Tetsuyuki Murata
徹行 村田
Takuya Hashimoto
卓哉 橋本
Kikuko Katou
菊子 加藤
Hiroshi Nakamura
宏 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負極にバナジウムを主成分として含むバナジ
ウム系水素吸蔵合金を用いたアルカリ蓄電池において、
1サイクル目の放電時に、バナジウム系水素吸蔵合金に
おけるバナジウムが酸化されてアルカリ電解液中に溶出
するのを防止し、バナジウム系水素吸蔵合金を適切に活
性化させて、十分な電池容量を有すると共に、サイクル
寿命に優れたアルカリ蓄電池が得られるようにする。 【解決手段】 正極11と、バナジウムを主成分として
含むバナジウム系水素吸蔵合金を用いた負極12と、ア
ルカリ電解液とを備え、上記の正極の容量よりも負極の
容量が大きくなったアルカリ蓄電池において、少なくと
も1サイクル目の放電時における放電終止電圧が1.0
5V以上になるようにして放電させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ニッケル−水素
蓄電池等の負極に水素吸蔵合金を用いたアルカリ蓄電池
及びその製造方法に関するものであり、特に、負極にバ
ナジウムを主成分として含むバナジウム系水素吸蔵合金
を用いたアルカリ蓄電池において、十分なサイクル特性
が得られるようにした点に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、アルカリ蓄電池として、ニッケル
−カドミウム蓄電池に比べ、高容量であり、環境安全性
にも優れている点から、負極に水素吸蔵合金を用いたニ
ッケル−水素蓄電池等のアルカリ蓄電池が広く利用され
るようになった。
【0003】ここで、このようなアルカリ蓄電池におい
ては、その負極に用いる水素吸蔵合金として、一般に、
Mm(Mmは希土類元素の混合物であるミッシュメタ
ル)等を用いた希土類系水素吸蔵合金が使用されてい
る。
【0004】しかし、上記のような希土類系水素吸蔵合
金の場合、水素を吸蔵,放出する反応活性には優れてい
るが、水素を吸蔵できる量が十分ではなく、高い電池容
量が得られないという問題があった。
【0005】また、近年においては、上記のように負極
に水素吸蔵合金電極を用いたアルカリ蓄電池を様々なポ
ータブル機器の電源に使用するために高容量化が要望さ
れ、このため、負極に、水素吸蔵能力の高いバナジウム
を主成分として含むV−Ti−Ni系やV−Ti−Cr
系等のバナジウム系水素吸蔵合金を使用することが検討
されている。
【0006】ここで、上記のようなアルカリ蓄電池の場
合、過充電時に正極から発生した酸素が負極において十
分に吸収されて、十分なサイクル寿命が得られるよう
に、負極の容量を正極の容量よりも大きくしているが、
負極に上記のようなバナジウム系水素吸蔵合金を用いた
場合、このバナジウム系水素吸蔵合金における1サイク
ル目の放電容量が低いため、図1に示すように、1サイ
クル目の放電時において通常の放電終止電圧である1.
00Vまで放電を行うと、正極の電位が低下する前に、
この負極の電位が貴すなわち+側にシフトしてバナジウ
ムが酸化される電位Vaよりも高くなり、これによりバ
ナジウム系水素吸蔵合金におけるバナジウムが酸化され
てアルカリ電解液中に溶出し、この負極における容量が
低下して、サイクル寿命が悪くなるという問題があっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、負極にバ
ナジウムを主成分として含むバナジウム系水素吸蔵合金
を用いたアルカリ蓄電池における上記のような問題を解
決することを課題とするものであり、1サイクル目の放
電時において、バナジウム系水素吸蔵合金におけるバナ
ジウムが酸化されてアルカリ電解液中に溶出するのを防
止し、負極におけるバナジウム系水素吸蔵合金を適切に
活性化させて、十分な電池容量を有すると共に、サイク
ル寿命に優れたアルカリ蓄電池が得られるようにするこ
とを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明におけるアルカ
リ蓄電池及びその製造方法においては、上記のような課
題を解決するため、正極と、バナジウムを主成分として
含むバナジウム系水素吸蔵合金を用いた負極と、アルカ
リ電解液とを備え、上記の正極の容量よりも負極の容量
が大きいアルカリ蓄電池において、このアルカリ蓄電池
の少なくとも1サイクル目の放電時における放電終止電
圧が1.05V以上になるようにして放電させたのであ
る。
【0009】ここで、この発明におけるアルカリ蓄電池
及びその製造方法に示すように、少なくとも1サイクル
目の放電時における放電終止電圧が1.05V以上にな
るようにして放電させると、負極の電位が貴すなわち+
側にシフトすることによる、バナジウム系水素吸蔵合金
におけるバナジウムの酸化が防止され、バナジウム系水
素吸蔵合金におけるバナジウムがアルカリ電解液中に溶
出せずに、このバナジウム系水素吸蔵合金が適切に活性
化されるようになる。
【0010】そして、このようにバナジウム系水素吸蔵
合金におけるバナジウムがアルカリ電解液中に溶出せず
に、バナジウム系水素吸蔵合金が適切に活性化される
と、これによりバナジウム系水素吸蔵合金における実質
的な放電容量が高まり、その後、通常の放電終止電圧で
ある1.00Vまで放電を行っても、正極の電位が低下
する前に負極の電位が+側にシフトするということがな
く、さらにバナジウム系水素吸蔵合金が適切に活性化さ
れて、十分な放電容量が得られるようになり、サイクル
寿命が低下するのも抑制される。
【0011】また、この発明におけるアルカリ蓄電池及
びその製造方法において、上記のように正極の容量より
も負極の容量を大きくするにあたっては、正極の容量Q
pに対する負極の容量Qnの比(Qn/Qp)を1.1
〜2.0の範囲にすることが好ましい。これは、Qn/
Qpが1.1より小さいと、負極における充電リザーブ
量が十分ではなく、サイクル寿命が低下する。一方、Q
n/Qpが2.0より大きくなると、実質的に充放電に
関与しない負極部分の体積が大きくなって、電池のエネ
ルギー密度が低下する。
【0012】また、この発明におけるアルカリ蓄電池に
おいては、その正極に一般に使用されている水酸化ニッ
ケルを使用することができる。そして、正極に水酸化ニ
ッケルを用いた場合において、1サイクル目の放電時に
おける放電終止電圧を1.05V以上にすると、負極の
電位がバナジウム系水素吸蔵合金におけるバナジウムが
酸化される貴な電位になるのが確実に抑制され、1サイ
クル目の放電時において、バナジウム系水素吸蔵合金に
おけるバナジウムが酸化されるのが確実に抑制されて、
バナジウムがアルカリ電解液中に溶出するのが確実に防
止されるようになる。
【0013】
【実施例】以下、この発明に係るアルカリ蓄電池及びそ
の製造方法について実施例を挙げて具体的に説明すると
共に、この発明の実施例のアルカリ蓄電池においては、
負極におけるバナジウム系水素吸蔵合金が適切に活性化
されて、十分な電池容量が得られる共にサイクル寿命も
向上することを、比較例を挙げて明らかにする。なお、
この発明におけるアルカリ蓄電池及びその製造方法は、
特に、下記の実施例に示したものに限定されるものでは
なく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して
実施できるものである。
【0014】ここで、アルカリ蓄電池の負極を作製する
にあたっては、VとTiとCrとLaとを55:23.
5:20:1.5のモル比になるように混合し、これを
アーク溶解炉において溶融し、これを冷却させて、V55
Ti23.5Cr20La1.5 の組成になったバナジウム系水
素吸蔵合金の塊を得た。そして、このバナジウム系水素
吸蔵合金の塊を水素化粉砕した後、水素を完全に放出さ
せて、平均粒径が30μmになったV55Ti23.5Cr20
La1.5 のバナジウム系水素吸蔵合金粉末を得た。
【0015】次いで、上記のバナジウム系水素吸蔵合金
粉末にニッケルメッキを行い、バナジウム系水素吸蔵合
金に対してニッケルが約8重量%になるように付着させ
た後、このバナジウム系水素吸蔵合金粉末をアルゴン雰
囲気中において700℃の温度で熱処理した。
【0016】そして、このバナジウム系水素吸蔵合金粉
末を100重量部、結着剤のポリエチレンオキシドを5
重量%含む水溶液を20重量部の割合で混合してスラリ
ーを調製し、このスラリーをパンチングメタルからなる
集電体に塗着させ、これを乾燥、圧延した後、所定の大
きさに裁断して負極を作製した。
【0017】一方、正極としては、一般に使用されてい
る非焼結式の水酸化ニッケル極を用い、またセパレータ
としては、耐アルカリ性のポリアミド不織布を用い、ま
たアルカリ電解液としては、水酸化カリウムと水酸化ナ
トリウムと水酸化リチウムとが4:1:0.5のモル比
で、全体として10Nになったアルカリ電解液を用い
た。
【0018】そして、図2に示すように、上記の正極1
1と負極12とをそれぞれ複数枚用い、正極11と負極
12との間にセパレータ13を介在させて重ねた電極体
10を、負極12が電池缶20の内面に接触するように
して電池缶20内に収容させると共に、各正極11をそ
れぞれ集電タブ11aにより封口体21に設けられた正
極端子11bに接続させた。そして、上記の電池缶20
内に上記のアルカリ電解液を注入し、その後、上記の封
口体21により電池缶20を封止させて角型になったア
ルカリ蓄電池30を作製した。
【0019】ここで、このアルカリ蓄電池30において
は、設計容量が1000mAであり、また上記の負極1
2の容量が正極11の容量の1.4倍になっていた。
【0020】(実施例1)実施例1においては、上記の
ように作製した初期のアルカリ蓄電池を充放電させて、
負極におけるバナジウム系水素吸蔵合金を活性化させる
にあたり、100mAの定電流で16時間充電させた
後、100mAの定電流で放電終止電圧が1.05Vに
なるまで放電させ、これを1サイクルとして、5サイク
ルの充放電を行った。
【0021】そして、上記の1〜5サイクルの各放電時
における放電容量を測定し、このアルカリ蓄電池の設計
容量である1000mAに対する各サイクルにおける放
電容量の容量比率(%)を求め、その結果を下記の表1
に示した。
【0022】また、この実施例1と同様にして各サイク
ルの充電を行ったアルカリ蓄電池を用意し、上記のアル
カリ電解液を収容させたビーカ内に、上記の各サイクル
の充電を行ったアルカリ蓄電池を開放させた状態で入れ
る共に、参照極として50%充電された水酸化ニッケル
極を入れ、アルカリ電解液が過剰の状態で、上記のよう
各サイクルにおける同じ条件でそれぞれ放電を行い、各
サイクルに対応した放電後における各負極の参照極に対
する電位Vdを測定し、その結果を下記の表1に示し
た。
【0023】(実施例2)実施例2においては、上記の
ように作製した初期のアルカリ蓄電池を充放電させて、
負極におけるバナジウム系水素吸蔵合金を活性化させる
にあたり、1サイクル目は、上記の実施例1の場合と同
様に、100mAの定電流で16時間充電させた後、1
00mAの定電流で放電終止電圧が1.05Vになるま
で放電させる一方、2サイクル目から5サイクル目まで
は、100mAの定電流で16時間充電させた後、10
0mAの定電流で放電終止電圧が1.00Vになるまで
放電させた。
【0024】そして、この実施例2におけるアルカリ蓄
電池についても、上記の1〜5サイクルの各放電時にお
ける放電容量を測定し、このアルカリ蓄電池の設計容量
である1000mAに対する各サイクルにおける放電容
量の容量比率(%)を求めると共に、各サイクルに対応
した放電後における各負極の参照極に対する電位Vdを
測定し、これらの結果を下記の表1に示した。
【0025】(比較例1)比較例1においては、上記の
ように作製した初期のアルカリ蓄電池を充放電させて、
負極におけるバナジウム系水素吸蔵合金を活性化させる
にあたり、1サイクル目から5サイクル目まで何れも、
100mAの定電流で16時間充電させた後、100m
Aの定電流で放電終止電圧が1.00Vになるまで放電
させるようにした。
【0026】そして、この比較例1におけるアルカリ蓄
電池についても、上記の1〜5サイクルの各放電時にお
ける放電容量を測定し、このアルカリ蓄電池の設計容量
である1000mAに対する各サイクルにおける放電容
量の容量比率(%)を求めると共に、各サイクルに対応
した放電後における各負極の参照極に対する電位Vdを
測定し、これらの結果を下記の表1に示した。
【0027】
【表1】
【0028】この結果、1サイクル目の放電時における
放電終止電圧を1.00Vにして放電を行った比較例1
のアルカリ蓄電池においては、1サイクル目の放電時に
バナジウム系水素吸蔵合金におけるバナジウムが酸化さ
れてアルカリ電解液中に溶出してしまい、さらに2サイ
クル目以降の放電時においても、参照極に対する負極の
電位Vdが−1.00Vより+側にシフトし、さらにバ
ナジウムが酸化されてアルカリ電解液中に溶出し、2サ
イクル目以降における容量比率が低下した。
【0029】これに対して、1サイクル目の放電時にお
ける放電終止電圧を1.05Vにして放電を行った実施
例1,2のアルカリ蓄電池においては、1サイクル目の
放電時にバナジウムが酸化されてアルカリ電解液中に溶
出するということがなく、バナジウム系水素吸蔵合金が
適切に活性化され、2サイクル目以降の放電時において
も参照極に対する負極の電位Vdが−1.00Vより+
側にシフトするということがなく、逆に−1.05Vよ
りも−側にシフトしており、2サイクル目以降の充放電
においても、さらにバナジウム系水素吸蔵合金が適切に
活性化され、2サイクル目以降における容量比率が大き
く向上した。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
アルカリ蓄電池及びその製造方法においては、負極にバ
ナジウムを主成分として含むバナジウム系水素吸蔵合金
を用いた場合において、少なくとも1サイクル目の放電
時における放電終止電圧が1.05V以上になるように
して放電したため、1サイクル目の放電時にバナジウム
系水素吸蔵合金におけるバナジウムが酸化されてアルカ
リ電解液中に溶出するということがなく、バナジウム系
水素吸蔵合金が適切に活性化され、その後の充放電によ
りさらにバナジウム系水素吸蔵合金の活性化が進み、十
分な放電容量が得られると共にサイクル寿命も向上し
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】負極にバナジウム系水素吸蔵合金を用いたアル
カリ蓄電池において、1サイクル目の放電時に放電終止
電圧1.00Vまで放電を行った場合における正極と負
極の電位の変化を示した図である。
【図2】この発明の実施例及び比較例において使用した
アルカリ蓄電池の概略断面図である。
【符号の説明】 11 正極 12 負極 30 アルカリ蓄電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 卓哉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 加藤 菊子 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 中村 宏 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H028 BB10 EE01 EE05 FF04 HH10 5H030 AA01 AS11 BB21 FF44 5H050 AA07 AA08 BA11 CA02 CB16 GA18 HA18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極と、バナジウムを主成分として含む
    バナジウム系水素吸蔵合金を用いた負極と、アルカリ電
    解液とを備え、上記の正極の容量よりも負極の容量が大
    きいアルカリ蓄電池において、アルカリ蓄電池の少なく
    とも1サイクル目の放電時における放電終止電圧が1.
    05V以上になるようにして放電させたことを特徴とす
    るアルカリ蓄電池。
  2. 【請求項2】 正極と、バナジウムを主成分として含む
    バナジウム系水素吸蔵合金を用いた負極と、アルカリ電
    解液とを備え、上記の正極の容量よりも負極の容量が大
    きいアルカリ蓄電池を、少なくとも1サイクル目の放電
    時における放電終止電圧が1.05V以上になるように
    して放電させたことを特徴とするアルカリ蓄電池の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載したアルカリ蓄電池の製
    造方法において、上記の正極に、水酸化ニッケルを用い
    たことを特徴とするアルカリ蓄電池の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004068625A1 (ja) * 2003-01-31 2004-08-12 Yuasa Corporation 密閉形アルカリ蓄電池と、その電極構造、充電方法及び密閉形アルカリ蓄電池用充電器
DE102015106249A1 (de) 2014-04-24 2015-10-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Wasserstoffspeicherlegierungsteilchen

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