JP2003016644A - 光ディスク装置および記録パワー制御方法 - Google Patents

光ディスク装置および記録パワー制御方法

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JP2003016644A
JP2003016644A JP2001196055A JP2001196055A JP2003016644A JP 2003016644 A JP2003016644 A JP 2003016644A JP 2001196055 A JP2001196055 A JP 2001196055A JP 2001196055 A JP2001196055 A JP 2001196055A JP 2003016644 A JP2003016644 A JP 2003016644A
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recording
clock signal
wobble clock
optical disk
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Michitaro Miyata
美知太郎 宮田
Yoshiro Kashiwabara
芳郎 柏原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CAV記録においても全周に渡って均一な記
録ピットを形成することのできる記録パワー制御方法及
び光ディスク装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 光ディスク112をCAV方式により記
録を行う際に、光ディスク112上に形成された案内溝
の蛇行周期に応じたウォブルクロック信号を得ることが
可能な光ディスク装置の記録パワー制御方法であって、
ウォブルクロック信号の周波数に応じて設定される可変
記録パワーと、光ディスク112の中央処理装置により
設定される一定の固定記録パワーと、を合成して光ディ
スク112に照射するパルスレーザの記録パワーとする
構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの回転
を制御し、パルスレーザを照射することによりデータの
記録・再生を行う光ディスク装置のCAV記録を行う際
の記録パワー制御方法及びその記録パワー制御方法によ
り記録パワーを制御する光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクを回転させて光ディス
ク内部に記録されたデータを読み取る光ディスク装置に
おける回転制御方法としては、大別すると、光ディスク
の回転数を常に一定速度に保ってデータの読み取りを行
うCAV(Constant Angular Velocity)方式による回
転制御方法や線速度を一定に保つことによりデータ読み
出し速度を一定に保ってデータを読み取るCLV(Cons
tant Linear Velocity)方式による回転制御方法、光デ
ィスクを幾つかのゾーンに分けてゾーン毎に回転数を変
化させていくZCLV(Zone Constant linear Velocit
y)方式による回転制御方法に分類される。これらの各
回転制御方法は、低倍速再生時にはCLV方式による回
転制御方法、高倍速再生時にはCAV方式による回転制
御方法、高倍速記録再生時にはZCLV方式による回転
制御方法というように、使用する光ディスクの再生速度
やディスクの種類によって使い分けられている。
【0003】CAV方式による回転制御方法を使用した
光ディスク装置では、回転制御が容易であるため、小型
モータを使用でき、又、アクセス速度の高速化を図るこ
とができるという利点がある。以下、CAV方式による
回転制御方法を使用した従来の光ディスク装置について
説明する。
【0004】図6は従来の光ディスク装置のレーザ制御
回路のブロック図である。図6において、601はパル
スレーザの記録パワー出力を制御する記録パワー設定用
D/A、602はパルスレーザのエクストラパワー出力
を制御するエクストラパワー設定用D/A、603はパ
ルスレーザのリードパワー出力を制御するリードパワー
設定用D/A、604はストラテジ設定手段、605は
ストラテジ設定手段604により後述の記録パワー出力
タイミング及びエクストラパワー出力タイミングで駆動
される光ピックアップ、606はCAV方式により回転
制御されるスピンドルモータ、607は光ディスク、6
09は記録パワー設定用D/A601、エクストラパワ
ー設定用D/A602、リードパワー設定用D/A60
3に各々記録パワー、エクストラパワー、リードパワー
に応じた信号を送る中央処理装置であるCPUである。
【0005】図7(a)は従来の光ディスク装置の記録
パワーの出力タイミングを示すタイミングチャート、図
7(b)は従来の光ディスク装置のエクストラパワーの
出力タイミングを示すタイミングチャート、図7(c)
は従来の光ディスク装置のパルスレーザを示す信号波形
図である。パルスレーザの信号波形は、記録レベルに達
しないリードパワーから、記録ピットが形成される記録
パワーまで立ち上がるパルス波形であるが、光ディスク
上に形成される記録ピットの記録開始側のエッジをシャ
ープにするために、パルス波形の立ち上がり時に瞬間的
に記録パワーよりも大きいエクストラパワーに達するパ
ルス波形を形成し、図7(c)に示すようなライトスト
ラテジにより制御される。
【0006】ストラテジ設定手段604は記録パワーを
出力するタイミング(記録パワー出力タイミング)及び
エクストラパワー(エクストラパワー出力タイミング)
を出力するタイミングを制御して、図7(c)に示すよ
うなライトストラテジによりレーザ駆動を行う信号波形
を生成する。光ピックアップ605は入力された信号に
よりパルスレーザを照射して、スピンドルモータ606
により回転する光ディスク607に記録を行う。なお、
記録パワー、エクストラパワー、及びリードパワーの出
力値は各々光ディスクの記録半径位置によらず一定であ
る。これは、各々のパワー設定用D/A601、60
2、603の各出力が記録時に読み出される信号に依存
していないためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光ディスク装置では、光ディスクにCAV記録を行
う場合は記録半径位置により光ディスク上の記録部分の
線速度が変化するが、パルスレーザの実効的な記録パワ
ーは光ディスク上の記録部分の線速度によって異なるた
め、記録半径位置によりピットの形成具合が変わり、均
一なピットが形成されないという課題を有していた。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、光ディスク装置のCAV記録においても記録半径位
置によらずに均一なピットが形成されるようにパルスレ
ーザの記録パワーを制御し、CAV記録においてパルス
レーザの実効的な記録パワーが記録半径位置によって変
化せずに全周に渡って均一な記録ピットを形成できる記
録パワー制御方法を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は上記従来の課題を解決する
もので、光ディスク装置のCAV記録においても記録半
径位置によらずに均一なピットが形成されるようにパル
スレーザの記録パワーを制御し、CAV記録においてパ
ルスレーザの実効的な記録パワーが記録半径位置によっ
て変化せずに全周に渡って均一な記録ピットを形成でき
る光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明の記録パワー制御方法は、光ディスク
をCAV方式により回転制御し前記光ディスクに対して
パルスレーザを照射して記録を行う際に、前記光ディス
ク上に形成された案内溝の蛇行周期に応じたウォブル
(Wobble)クロック信号を得ることが可能な光デ
ィスク装置の記録パワー制御方法であって、前記ウォブ
ルクロック信号の周波数に応じて設定される可変記録パ
ワーと、前記光ディスクの中央処理装置(CPU)によ
り設定される一定の固定記録パワーと、を合成して前記
光ディスクに照射するパルスレーザの記録パワーとする
構成を有する。
【0011】この構成により、光ディスク装置のCAV
記録においても記録半径位置によらずに均一なピットが
形成されるようにパルスレーザの記録パワーを制御し、
CAV記録においてパルスレーザの実効的な記録パワー
が光ディスクの記録半径位置によって変化せずに全周に
渡って均一な記録ピットを形成できる記録パワー制御方
法を提供することができる。
【0012】また、上記従来の課題を解決するために、
本発明の光ディスク装置は、光ディスクをCAV方式に
より回転制御し前記光ディスクに対してパルスレーザを
照射して記録を行う際に、前記光ディスク上に形成され
た案内溝の蛇行周期に応じたウォブルクロック信号を得
ることが可能な光ディスク装置の記録パワー制御方法で
あって、前記ウォブルクロック信号の周波数に応じて設
定される可変記録パワーと、前記光ディスクの中央処理
装置(CPU)により設定される一定の固定記録パワー
と、を合成して前記光ディスクに照射するパルスレーザ
の記録パワーとすることを特徴とする記録パワー制御方
法により記録パワーの制御を行う構成を有する。
【0013】この構成により、光ディスク装置のCAV
記録においても記録半径位置によらずに均一なピットが
形成されるようにパルスレーザの記録パワーを制御し、
CAV記録においてパルスレーザの実効的な記録パワー
が光ディスクの記録半径位置によって変化せずに全周に
渡って均一な記録ピットを形成できる光ディスク装置を
提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の記録パ
ワー制御方法は、光ディスクをCAV方式により回転制
御し光ディスクに対してパルスレーザを照射して記録を
行う際に、光ディスク上に形成された案内溝の蛇行周期
に応じたウォブルクロック信号を得ることが可能な光デ
ィスク装置の記録パワー制御方法であって、ウォブルク
ロック信号の周波数に応じて設定される可変記録パワー
と、光ディスクの中央処理装置(CPU)により設定さ
れる一定の固定記録パワーと、を合成して光ディスクに
照射するパルスレーザの記録パワーとする構成を有す
る。
【0015】この構成により、ウォブルクロックの周波
数により変化する可変記録パワーと一定の固定記録パワ
ーとを合成して記録パワーとすることで、CAV記録に
おいて、光ディスクの記録半径位置によって実効的な記
録パワーが変化しないため、全周に渡って均一な記録ピ
ットを形成することができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の記録パワー制御方法であって、遅延回路によ
りウォブルクロック信号を所定量遅延させ遅延ウォブル
クロック信号を生成し、中央処理装置により設定された
定電圧信号を遅延ウォブルクロック信号の立ち上がりに
同期して減衰回路により減衰させ減衰回路出力信号を生
成し、ラッチ回路によりウォブルクロック信号の立ち下
がり位置における減衰回路出力信号をホールドしてラッ
チ回路出力信号を生成し、ラッチ回路出力信号によりウ
ォブルクロック信号の周波数との比が一定となるような
可変記録パワーを設定する構成を有する。
【0017】この構成により、請求項1の作用に加え、
可変記録パワーとウォブルクロック信号の周波数との比
が一定となるように制御するハードウェアを用いること
で、CAV記録において、光ディスク上の記録半径位置
によって実効的な記録パワーが変化しないため、全周に
渡って均一な記録ピットを形成することができるという
作用を有する。
【0018】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載の記録パワー制御方法であって、ウォブルクロ
ック信号を光ディスク装置の中央処理装置に取り込み、
中央処理装置は、ウォブルクロック信号の周波数を測定
し、可変記録パワーとウォブルクロック信号の周波数と
の比が一定となる可変記録パワーを算出する構成を有す
る。
【0019】この構成により、請求項1の作用に加え、
CPUにウォブルクロック信号を取り込み、その周波数
を測定して可変記録パワーとウォブルクロック信号の周
波数との比が一定となる可変記録パワーを算出すること
で、CAV記録において、光ディスクの記録半径位置に
よって実効的な記録パワーが変化しないため、全周に渡
って均一な記録ピットを形成することができるという作
用を有する。
【0020】本発明の請求項4に記載の光ディスク装置
は、請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の記録パワ
ー制御方法により記録パワーの制御を行う構成を有す
る。
【0021】この構成により、CAV記録において、記
録半径位置によって実効的な記録パワーが変化しないた
め、全周に渡って均一な記録ピットを形成することがで
きるという作用を有する。
【0022】以下、本発明の一実施の形態について説明
する。
【0023】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における光ディスク装置のレーザ制御回路のブロッ
ク図である。図1において、101は光ピックアップ、
102は信号生成器、103は可変記録パワー設定用D
/A、104は入力されたウォブル(Wobble)ク
ロック信号を所定量遅延させて出力する遅延回路、10
5は減衰回路、106はラッチ回路、107はパルスレ
ーザの固定記録パワー出力を制御する固定記録パワー設
定用D/A、108はパルスレーザのエクストラパワー
出力を制御するエクストラパワー設定用D/A、109
はパルスレーザのリードパワー出力を制御するリードパ
ワー設定用D/A、110はストラテジ設定手段、11
1はスピンドルモータ、112は光ディスク、114は
中央処理装置であるCPUである。
【0024】ここで、CPU114は、可変記録パワー
設定用D/A103、固定記録パワー設定用D/A10
7、エクストラパワー設定用D/A108、リードパワ
ー設定用D/A109に対し、各々が所定の定電圧を出
力するように信号を出力し制御する。
【0025】以上のように構成された本発明の実施の形
態1における光ディスク装置のレーザ制御回路につい
て、以下その動作を説明する。図2は本発明の実施の形
態1における光ディスク装置のパルスレーザを示す信号
波形図である。なお、図2において、可変記録パワーと
固定記録パワーを合成したものが、パルスレーザの記録
パワーである。図3は本発明の実施の形態1におけるレ
ーザ制御回路のタイミングチャートである。
【0026】図3において、S1は可変記録パワー設定
用D/A103より出力される定電圧を示し、S2は信
号生成器102により生成されるウォブルクロック信号
を示し、S3は遅延回路105により生成される遅延ウ
ォブルクロック信号を示し、S4は減衰回路105より
出力される減衰回路出力信号を示し、S5はラッチ回路
106より出力されるラッチ回路出力信号を示す。
【0027】まず、光ピックアップ101からの信号を
もとに信号生成器102によってウォブルクロック信号
S2を抽出する。可変記録パワー設定用D/A103は
CPU114により制御され一定の電圧を有する定電圧
S1を出力する。ウォブルクロック信号S2は遅延回路
104により遅延した後、減衰回路105へ入る。減衰
回路105は遅延ウォブルクロック信号S3が低いレベ
ル(Lレベル)の時には定電圧S1を出力し、遅延ウォ
ブルクロック信号S3が立ち上がり、高いレベル(Hレ
ベル)になると時定数を持って定電圧S1を減衰させ出
力する。
【0028】すなわち減衰回路出力信号S4を出力す
る。ラッチ回路106はウォブルクロック信号S2の立
ち下がり位置における減衰回路出力信号S4をホールド
して出力する。すなわちラッチ回路106からはウォブ
ルクロック信号の周波数に応じて変化するラッチ回路出
力信号S5が出力される。出力されたラッチ回路出力信
号S5はCPU114により設定された固定記録パワー
設定用D/A107の出力信号に加算され記録パワー設
定信号として用いられる。
【0029】以上のように本発明の実施の形態1におけ
る光ディスク装置は構成されているので、ウォブルクロ
ック信号の周波数に応じて変化するラッチ回路出力信号
S5を、固定記録パワー設定用D/A107の出力信号
に加算して記録パワー設定信号として用い、ハードウェ
アを用いて制御することにより、CAV記録においてパ
ルスレーザの実効的な記録パワーが光ディスクの記録半
径位置によって変化せずに全周に渡って均一な記録ピッ
トを形成できるという作用を有する。
【0030】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2における光ディスク装置のレーザ制御回路のブロッ
ク図である。図4において、401は光ピックアップ、
402は信号生成器、403は中央処理装置であるCP
U、404は可変記録パワー設定用D/A、405はパ
ルスレーザの固定記録パワー出力を制御する固定記録パ
ワー設定用D/A、406はパルスレーザのエクストラ
パワー出力を制御するエクストラパワー設定用D/A、
407はパルスレーザのリードパワー出力を制御するリ
ードパワー設定用D/A、408はストラテジ設定手段
である。
【0031】ここで、CPU403は、固定記録パワー
設定用D/A405、エクストラパワー設定用D/A4
06、リードパワー設定用D/A407に対し、各々が
所定の定電圧を出力するように信号を出力し制御する。
レーザ制御回路において、光ピックアップ401からの
信号をもとに信号生成器402によってウォブルクロッ
ク信号を抽出する。CPU403はウォブルクロック信
号の周期を測定し、それにより周波数を得て、可変記録
パワーとウォブルクロック信号の周波数の比が一定とな
るような可変記録パワーを計算して可変記録パワー設定
用D/A404の出力を制御する。可変記録パワー設定
用D/A404の出力信号は固定記録パワー設定用D/
A405の出力信号に加算され記録パワー設定信号とし
て用いられる。
【0032】以上のように構成された本発明の実施の形
態2における光ディスク装置のレーザ制御回路につい
て、以下その動作を説明する。
【0033】図5は本発明の実施の形態2における光デ
ィスク装置の中央処理装置(CPU)における演算のフ
ローチャートである。CPU403は、ウォブルクロッ
ク信号の立ち上がりを割り込み信号として、割り込み信
号が入力されると(S11)、タイマーをクリアして
(S12)、カウントを開始し、次の割り込み信号が来
るまでカウントを繰り返す(S13)。
【0034】割り込み信号が来ると(S14)カウンタ
値を取得し(S15)、これよりウォブルクロック信号
の周波数を計算して可変記録パワーとウォブルクロック
信号の周波数との比が一定となるような可変記録パワー
を演算して(S16)、可変記録パワーの設定を行う
(S17)。
【0035】再びタイマーをクリアしてこの手順を繰り
返し行うことにより、常に可変記録パワーとウォブルク
ロック信号の周波数の比が一定となる可変記録パワーを
設定する。
【0036】以上のように本発明の実施の形態2におけ
る光ディスク装置は構成されているので、CPU403
がウォブルクロック信号の周期を測定し、可変記録パワ
ーとウォブルクロック信号の周波数との比が一定となる
ような可変記録パワーを計算して可変記録パワー設定用
D/A404の出力を制御し、可変記録パワー設定用D
/A404の出力信号を固定記録パワー設定用D/A4
05の出力信号に加算して記録パワー設定信号として用
いることで、CAV記録において実効的な記録パワーが
光ディスクの記録半径位置によって変化せずに全周に渡
って均一な記録ピットを形成することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明の光ディスク装置に
よれば、以下のような有利な効果が得られる。請求項1
に記載の発明によれば、ウォブルクロック信号の周波数
により変化する可変記録パワーと一定の固定記録パワー
とを合成して記録パワーとすることで、CAV記録にお
いて、光ディスクの記録半径位置によって実効的な記録
パワーが変化しないため、全周に渡って均一な記録ピッ
トを形成することができる正確性に優れた記録パワー制
御方法を提供することができる。
【0038】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、可変記録パワーとウォブルクロック信号
の周波数との比が一定となるように制御するハードウェ
アを用いることで、CAV記録において、光ディスクの
記録半径位置によって実効的な記録パワーが変化しない
ため、全周に渡って均一な記録ピットを形成することが
できる記録パワー制御方法を提供することができる。
【0039】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、CPUにウォブルクロック信号を取り込
み、周波数を測定して可変記録パワーとウォブルクロッ
ク信号との周波数との比が一定となる可変記録パワーを
算出することで、CAV記録において、光ディスクの記
録半径位置によって実効的な記録パワーが変化しないた
め、全周に渡って均一な記録ピットを形成することがで
きる記録パワー制御方法を提供することができる。
【0040】請求項4に記載の発明によれば、CAV記
録において、光ディスクの記録半径位置によって実効的
な記録パワーが変化しないため、全周に渡って均一な記
録ピットを形成することができる光ディスク装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における光ディスク装置
のレーザ制御回路のブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における光ディスク装置
のパルスレーザを示す信号波形図
【図3】本発明の実施の形態1における光ディスク装置
のレーザ制御回路のタイミングチャート
【図4】本発明の実施の形態2における光ディスク装置
のレーザ制御回路のブロック図
【図5】本発明の実施の形態2における光ディスク装置
の中央処理装置における演算のフローチャート
【図6】従来の光ディスク装置のレーザ制御回路のブロ
ック図
【図7】(a)従来の光ディスク装置の記録パワーの出
力タイミングを示すタイミングチャート (b)従来の光ディスク装置のエクストラパワーの出力
タイミングを示すタイミングチャート (c)従来の光ディスク装置のパルスレーザを示す信号
波形図
【符号の説明】
101 光ピックアップ 102 信号生成器 103 可変記録パワー設定用D/A 104 遅延回路 105 減衰回路 106 ラッチ回路 107 固定記録パワー設定用D/A 108 エクストラパワー設定用D/A 109 リードパワー設定用D/A 110 ストラテジ設定手段 111 スピンドルモータ 112 光ディスク 114 CPU 401 光ピックアップ 402 信号生成器 403 CPU 404 可変記録パワー設定用D/A 405 固定記録パワー設定用D/A 406 エクストラパワー設定用D/A 407 リードパワー設定用D/A 408 ストラテジ設定手段 409 スピンドルモータ 410 光ディスク 601 記録パワー設定用D/A 602 エクストラパワー設定用D/A 603 リードパワー設定用D/A 604 ストラテジ設定手段 605 光ピックアップ 606 スピンドルモータ 607 光ディスク 609 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D090 AA01 BB03 BB04 CC01 DD03 EE01 HH01 KK03 5D119 BA01 BB01 BB02 BB03 DA01 EC09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクをCAV方式により回転制御し
    前記光ディスクに対してパルスレーザを照射して記録を
    行う際に、前記光ディスク上に形成された案内溝の蛇行
    周期に応じたウォブル(Wobble)クロック信号を
    得ることが可能な光ディスク装置の記録パワー制御方法
    であって、 前記ウォブルクロック信号の周波数に応じて設定される
    可変記録パワーと、前記光ディスク装置の中央処理装置
    (CPU)により設定される一定の固定記録パワーと、
    を合成して前記光ディスクに照射するパルスレーザの記
    録パワーとすることを特徴とする記録パワー制御方法。
  2. 【請求項2】遅延回路により前記ウォブルクロック信号
    を所定量遅延させ遅延ウォブルクロック信号を生成し、
    前記中央処理装置により設定された定電圧信号を前記遅
    延ウォブルクロック信号の立ち上がりに同期して減衰回
    路により減衰させ減衰回路出力信号を生成し、ラッチ回
    路により前記ウォブルクロック信号の立ち下がり位置に
    おける前記減衰回路出力信号をホールドしてラッチ回路
    出力信号を生成し、前記ラッチ回路出力信号により前記
    ウォブルクロック信号の周波数との比が一定となるよう
    な可変記録パワーを設定することを特徴とする請求項1
    に記載の記録パワー制御方法。
  3. 【請求項3】前記ウォブルクロック信号を前記光ディス
    ク装置の前記中央処理装置に取り込み、前記中央処理装
    置は、前記ウォブルクロック信号の周波数を測定し、前
    記可変記録パワーと前記ウォブルクロック信号の周波数
    との比が一定となる可変記録パワーを算出することを特
    徴とする請求項1に記載の記録パワー制御方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の
    記録パワー制御方法により記録パワーの制御を行うこと
    を特徴とする光ディスク装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005022514A1 (ja) * 2003-08-28 2005-03-10 Ricoh Company, Ltd. 情報記録方法、光情報記録媒体及び情報記録装置
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