JP2003015954A - 半導体記憶装置および情報機器、半導体記憶装置のアクセス期間設定方法 - Google Patents

半導体記憶装置および情報機器、半導体記憶装置のアクセス期間設定方法

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JP2003015954A
JP2003015954A JP2001197537A JP2001197537A JP2003015954A JP 2003015954 A JP2003015954 A JP 2003015954A JP 2001197537 A JP2001197537 A JP 2001197537A JP 2001197537 A JP2001197537 A JP 2001197537A JP 2003015954 A JP2003015954 A JP 2003015954A
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data
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憲 隅谷
Yoko Fukui
陽康 福井
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    • G11C2207/22Control and timing of internal memory operations
    • G11C2207/2245Memory devices with an internal cache buffer

Abstract

(57)【要約】 【課題】データ転送動作によるメモリの制御と外部から
のメモリの制御が競合する確率を低下させる。 【解決手段】半導体記憶装置190は、書き込み動作の
速いメモリブロック130,131と、書き込み動作の
遅いメモリブロック150と、外部からのアクセス動作
に基づいて、メモリブロック130,131の一方とメ
モリブロック150の間でデータ転送動作を可能とする
と共に、メモリブロック130,131の他方に対し
て、読出し・書込み・消去動作などのメモリ動作を行う
メモリ制御手段(切り替え回路110,120,14
0、WSM160およびそれらの間の制御バスとデータ
バス)とを有している。このように、メモリ制御手段
は、二つの各小記憶領域に分割したメモリブロック13
0,131をそれぞれ独立してアクセス動作可能として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部で高速データ
転送が実行される半導体記憶装置およびこれを用いた情
報機器、この半導体記憶装置のアクセス期間設定方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、EEPROM(フラッシュメモ
リ)のように書き込み時間が、SRAM(Static Rando
m Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access
Memory)と比較して大幅に長い半導体記憶装置の高速書
き込み手段として、予め内蔵されたSRAMなどの別種
のメモリ素子で構成されたバッファ領域ヘデータを書き
込み、それらのデータをまとめてEEPROMへ転送す
る方法が使用されている。
【0003】この方法には、バッファ領域はあくまでバ
ッファ領域であり別の用途に使うには制限が大きいこと
や、通常は、バッファ領域へ書き込むデータが別のメモ
リ上に予め展開されるため、メモリの使用効率が悪いこ
となどの欠点も挙げられる。
【0004】これらの欠点を解決するために、本発明者
らが以前出願した特願2000−176182号「半導
体記憶装置」では、バッファではなく別種のメモリを内
蔵し、高速書き込み可能なメモリとEEPROMなどの
不揮発性半導体記憶素子との間でデータ転送手段を設け
ることにより、更なる書き込みの高速化とメモリの使用
効率の向上を可能としている。
【0005】この発明によれば、通常のワークなどに使
用するRAMのデータをEEPROMなどに転送できる
ため、予め別の領域に書き込むデータを展開したり、バ
ッファヘの書き込みのために別途EEPROMなどに対
して制御を行うことが不要である。内蔵された高速書き
込み可能なメモリをシステムのワーク用途などに使用す
るには、外部からのメモリ動作とデータ転送動作との同
時動作が必須であり、そのためには高速書き込み可能な
メモリとしてデュアルポートメモリを使用することが望
ましい。
【0006】しかし、デュアルポートメモリはセル面積
の大幅な増加やメモリ素子の特性悪化などの問題があ
り、メモリ容量が大きくなるに従ってコストの上昇・実
装面積の増加・性能ダウンなどのデメリットも大きい。
【0007】図10は、従来の半導体記憶装置の要部構
成例を示すブロック図である。図10を用いて、従来の
書き込み速度の速いメモリ素子で構成されるメモリと書
き込み速度の遅いメモリ素子で構成されるメモリの両メ
モリに対するメモリ動作と、両メモリ間で記憶内容をデ
ータ転送するデータ転送動作とを実行する半導体記憶装
置について説明する。データ転送動作は、書き込みの速
いメモリから書き込みの遅いメモリヘのデータ転送が主
である。逆方向のデータ転送も、外部の制御装置などの
負担を軽減することができるので有用ではあるが、デー
タ転送動作に大きな相違はないので、ここでは、書き込
み速度の速いメモリから書き込み速度の遅いメモリヘの
データ転送のみについて説明する。
【0008】図10に示すように、半導体記憶装置49
0は、外部から引き込まれた制御バス401およびデー
タバス402と、外部からの制御指示内容に従って各部
に情報を伝達する切り替え回路410(MUX0)と、
データ転送動作などを制御するWSM460(以下WS
M460という)と、高速書き込みが可能なメモリ素子
で構成されたSRAMなどのメモリ430(MEM1)
と、WSM460から指示されるメモリ430への制御
と外部から指示されるメモリ430への制御を切り替え
る切り替え回路420(MUX1)と、書き換え可能な
メモリ素子で構成されたフラッシュメモリなどのメモリ
450(MEM2)と、WSM460から指示されるメ
モリ450への制御と外部から指示されるメモリ450
への制御を切り替える切り替え回路440(MUX2)
とを備えている。
【0009】半導体記憶装置490の外部からアドレス
バスを含む制御バス401とデータバス402を使用し
て、指示された制御情報は、切り替え回路410によ
り、その制御情報がメモリ430に対するものであれ
ば、その制御情報は制御バス411とデータ入出力バス
412を使用して切り替え回路420へ伝達され、ま
た、その制御情報がメモリ450に対するものであれ
ば、制御情報は制御バス413とデータ入出力バス41
4を使用して切り替え回路440へ伝達される。さら
に、データ転送動作に関連する制御情報であれば、制御
情報は制御バス415とデータ入出力バス416を使用
してWSM460へ伝達される。
【0010】ただし、メモリ450への書き込み動作
は、EEPROMのように複雑な制御が要求される場合
は、WSM460が必要となるので、切り替え回路41
0はデータ転送動作と同様に制御バス415とデータバ
ス416により、WSM460に書き換え動作を指示す
る。
【0011】次に、半導体記憶装置490の具体的な動
作を説明する。
【0012】メモリ430からの読み出しを外部から実
行するとき、制御バス401を介して切り替え回路41
0にメモリ430からの読み出しを指示する。切り替え
回路410は、制御バス401を介して指示された制御
情報がメモリ430の読み出し動作であれば、制御バス
411を介して切り替え回路420に読み出し動作を指
示すると共に、切り替え回路420により制御バス42
1を介して、指示されたメモリ430の読み出しが指示
される。
【0013】メモリ430は、制御バス421を介して
読み出し動作が指示されたとき、対象となるメモリ素子
に格納されたデータを読み出し、そのデータをデータバ
ス422から切り替え回路420に出力する。切り替え
回路420は、データバス422から読み出したデータ
を受け取り、そのデータをデータバス412を介して切
り替え回路410に伝達する。
【0014】切り替え回路410は、データバス412
から受け取ったデータをデータバス402によって外部
に出力する。以上の一連の動作で、外部からメモリ43
0からの読み出しが可能となる。
【0015】次に、メモリ430への書き込みを外部か
ら実行するとき、制御バス401から切り替え回路41
0を介してメモリ430への書き込みを指示し、書き込
みデータをデータバス402から切り替え回路410に
入力する。
【0016】切り替え回路410は、制御バス401を
介して指示された制御情報がメモリ430への書き込み
動作であれば、制御バス411を介して切り替え回路4
20に書き込み動作を指示し、書き込みデータをデータ
バス412を介して切り替え回路420に入力する。
【0017】切り替え回路420は、制御バス421を
介してメモリ430に書き込みを指示し、書き込むべき
データをデータバス422を介して入力する。
【0018】メモリ430は、制御バス421を介して
書き込み動作が指示されたとき、データバス422を介
して入力されたデータを、対象となるメモリ素子に書き
込む。以上の一連の動作で、外部からメモリ430に対
する書き込みが可能となる。
【0019】なお、メモリ450からの読み出しを外部
から実行するときの動作は、メモリ430からのデータ
読み出しを外部から実行するときと同様の制御動作で実
現できるので、ここではその説明を省略する。
【0020】次に、メモリ450への書き込みを外部か
ら実行するとき、メモリ450を構成するメモリ素子が
単純な書き込み処理が可能な素子であれば、メモリ43
0への書き込み動作と同様の制御動作で実現できるが、
例えばEEPROMのように制御が複雑なメモリであれ
ば、書き込み制御にWSM460が必要になる。
【0021】このような場合は、外部から制御バス40
1を介してメモリ450に対する書き込み制御が指示さ
れ、書き込みデータがデータバス402によって指定さ
れたとき、切り替え回路410は制御バス415とデー
タバス416を用いて書き込み制御をWSM460に指
示する。
【0022】この書き込み動作の制御は制御バス463
を用いて切り替え回路440に伝えられ、書き込みデー
タは切り替え回路410から直接データバス414を介
して入力されるかまたは、データバス416を介してW
SM460から書き込みデータがデータバス464を介
して入力される。
【0023】切り替え回路440は、制御バス441を
用いてメモリ450への書き込みを制御し、書き込みデ
ータをデータバス442を介してメモリ450に入力す
る。
【0024】WSM460を使用する場合、メモリ45
0が例えばEEPROMのように制御が複雑なメモリで
あっても、以上の一連の動作でメモリ450に対する書
き込みが可能となる。
【0025】次に、メモリ430からメモリ450への
データ転送動作について説明する。データ転送動作が必
要になるのは、主に書き込みの速いメモリから書き込み
の遅いメモリにデータを転送する場合であるので、この
場合について説明する。なお、書き込みの遅いメモリか
ら書き込みの速いメモリヘのデータ転送機能は、外部制
御装置の負担を軽減するために有用であり、従来技術で
実現できるが、制御方法は書き込みの速いメモリから書
き込みの遅いメモリヘの転送とほぼ同様なので、ここで
はその説明を省略する。
【0026】外部から制御バス401とデータバス40
2を介して切り替え回路410にデータ転送動作(制御
コマンドによる制御指令)が指示されると、切り替え回
路410はWSM460に制御バス415とデータバス
416を介して、データ転送動作が指示されたことやデ
ータ転送する領域など、データ転送に関する必要な情報
を伝達する。
【0027】WSM460は、制御バス415とデータ
バス416を介して、メモリ430からメモリ450へ
のデータ転送動作が指示されると、制御バス461を介
してメモリ430に転送されるデータの読み出しを切り
替え回路420に指示する。
【0028】切り替え回路420は、制御バス461を
介して指示されたメモリ430にあるデータの読み出し
を制御バス421とデータバス422を介して行い、読
み出し結果をデータバス462を通じてWSM460に
伝える。
【0029】転送するデータを切り替え回路420から
得たWSM460は、制御バス463を用いてメモリ4
50へのデータの書き込みを切り替え回路440に指示
する。
【0030】書き込むデータは、データバス464を用
いて、切り替え回路440に伝達する。切り替え回路4
40は、制御バス463およびデータバス464から指
示されたメモリ450への書き込み動作を、制御バス4
41とデータバス442を用いて実行する。
【0031】複数のデータを転送する動作では、WSM
460は、以上のデータ転送を、対象となる全てのデー
タに対して実行することで、データ転送動作を完了す
る。
【0032】ここで、WSM460から指定されるメモ
リ430からの読み出し動作と、外部からのメモリ43
0への制御指令(制御コマンド)が重複した場合、切り
替え回路420は制御指令情報の重複を判定し、判定信
号425によって制御指令情報が重複したことをWSM
460に伝達する。
【0033】半導体記憶装置490がデータ転送動作中
にもメモリ430へのアクセス動作を許す仕様であれ
ば、メモリ430に対して外部からの制御情報と、WS
M460からの制御情報とが重複する可能性がある。制
御情報が重複した場合の切り替え回路420の動作は半
導体記憶装置490の仕様によって異なり、データ転送
動作よりも外部からのメモリ動作を優先する仕様では、
切り替え回路420は制御バス421とデータバス42
2を用いてメモリ430を制御し、読み出し動作であれ
ばデータバス412を用いて切り替え回路410に読み
出し結果を伝達する。
【0034】また、外部からの制御指令によりもデータ
転送動作を優先する仕様では、制御情報が重複したと
き、切り替え回路420は制御バス421とデータバス
422を用いてデータ転送動作から、指示されたメモリ
430へのアクセス動作を実行し、外部からのメモリ動
作がキャンセルされた旨を判定信号425を用いてWS
M460へ伝達する。この仕様では外部からのアクセス
が正常に実行されない可能性があるため、制御が正常に
完了したか否かを外部から確認する手段が必要となる
が、その確認動作は外部から制御バス415とデータバ
ス416を用いて指示され、WSM460との間で制御
バス415とデータバス416を用いて制御信号425
の結果を表す内容がWSM460から切り替え回路41
0に伝達され、さらにデータバス402を介して切り替
え回路410から外部に出力される。
【0035】外部からのメモリ動作の完了を確認する他
の手段として、判定信号425をWSM460に伝達す
るのではなく、判定信号425を切り替え回路410に
伝達し、外部からのメモリ動作の完了の確認を切り替え
回路410だけで実行する構成としてもよい。
【0036】メモリ450に対する制御指令も、外部か
らのメモリ動作とWSM460からのデータ転送動作を
独立して実行できる仕様も可能であるが、動作はメモリ
430への制御と同様なので、ここではその説明を省略
する。
【0037】以上のように、従来技術でもデータ転送動
作と外部からのメモリ動作を独立して実行することは可
能であるが、データ転送動作を外部からのメモリ動作よ
りも優先させる仕様では外部からのメモリ動作が一般の
メモリに比べて複雑になり、外部からのメモリ動作をデ
ータ転送動作よりも優先させる仕様ではデータ転送動作
に影響を与えることが避けられず、データ転送動作の所
要時間が延びてしまう。特に、外部からのメモリ動作が
頻繁な場合や、外部からのメモリ動作を長時間かけて行
う場合には、データ転送動作による制御と重複する確率
が飛躍的に高まり、これらの状況ではデータ転送動作へ
の影響は大きくなる。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】書き込みの速いメモリ
と書き込みの遅いメモリの間でデータを転送する転送機
能を有する従来の半導体記憶装置では、書き込みの速い
メモリをシステムのワークメモリ用途などに使用するこ
とができる。また、データ転送を実行中に、次に書き込
みの遅いメモリに転送すべきデータを書き込みの速いメ
モリの別の領域に一旦書き込んでおくことで、データ転
送のパフォーマンスの向上が期待できる。
【0039】書き込みの速いメモリとして代表的なSR
AMやDRAMでは、読み出しも書き込みもほぼ同等の
サイクルで高速に実行され、これらの制御は特殊な状況
を除いてデバイスの状態に関わり無く実行でき、さらに
読み出しや書き込みのベリファイは行なわれず、もしデ
バイスの状態の制約から要求された読み出しや書き込み
が失敗する可能性があるならば、制御の成否を外部に出
力して、外部の制御装置がこの成否信号を受け取って表
示するなどそれに対応する必要がある。
【0040】このような煩雑さを避けるために、書き込
みの速いメモリには、データ転送動作の実行中か否かを
問わずに外部からのメモリ動作を優先的に処理する仕様
が要求されることが多い。
【0041】しかし、外部からのメモリ動作が行なわれ
たときに、データ転送動作を中断することは、データ転
送速度の低下の原因となり、特に、外部からのメモリ動
作が頻繁である場合や一つの制御(メモリ動作)が長時
間にわたって行なわれる場合には、データ転送速度の低
下が顕著になる。
【0042】これを避けるために、データ転送元となる
メモリにデュアルポートメモリを使用することも可能で
あるが、デュアルポートメモリではセル面積の増大など
が避けられず、コストの上昇や実装面積の増大に直結す
るなど、デメリットも大きい。
【0043】本発明は、上記事情に鑑みて為されたもの
で、外部からのメモリ動作とデータ転送動作とが競合す
る確率を低下させることができる半導体記憶装置および
これを用いた情報機器、この半導体記憶装置のアクセス
期間設定方法を提供することを目的とする。
【0044】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、それぞれ複数のメモリ素子で構成された第1および
第2記憶手段と、外部からの制御指令に基づいて、第1
および第2記憶手段間でデータ転送動作を可能とすると
共に、第1および第2記憶手段の少なくとも何れかに対
してメモリ動作を可能とするメモリ制御手段とを有する
半導体記憶装置において、第1および第2記憶手段のう
ち少なくとも何れかの記憶手段を複数の小記憶領域で構
成し、メモリ制御手段は、小記憶領域毎に独立して同時
にアクセス動作を実行可能とするものであり、そのこと
により上記目的が達成される。ここで、アクセス動作と
は、メモリ動作の読出し、書込み、消去およびベリファ
イなどを含み、さらにはデータ転送時のメモリに対する
読出し、書込み動作をも含むものとする。
【0045】また、好ましくは、本発明の半導体記憶装
置におけるメモリ制御手段は、複数の小記憶領域のう
ち、一つの小記憶領域をデータ転送に使用するときは他
の一つの小記憶領域をメモリ動作に使用するかまたは/
および、一つの小記憶領域をメモリ動作に使用するとき
は他の一つの小記憶領域もメモリ動作に別個に使用する
ことにより、データ転送動作とメモリ動作または/およ
び、各メモリ動作同士を同時に実行可能とする。
【0046】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置において、異なる種類のメモリ素子で構成された第
1および第2記憶手段のうち書き込み動作の速い記憶手
段を複数の小記憶領域に分割して構成する。
【0047】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置におけるメモリ制御手段は、第1および第2記憶手
段のうち少なくとも何れかの記憶手段に対するアクセス
動作毎に必要最小限のアクセス期間に制限するアクセス
動作手段と、アクセス動作手段で制限されたアクセス期
間内に所定のメモリデータを記憶する第3記憶手段とを
有する。
【0048】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置は、それぞれ複数のメモリ素子で構成された第1お
よび第2記憶手段と、外部からの制御指令に基づいて、
第1および第2記憶手段間でデータ転送を可能とすると
共に、第1および第2記憶手段の少なくとも何れかに対
してメモリ動作を可能とするメモリ制御手段とを有する
半導体記憶装置において、メモリ制御手段は、第1およ
び第2記憶手段のうち少なくとも何れかの記憶手段に対
するアクセス動作毎に必要最小限のアクセス期間に制限
するアクセス動作手段を有するものであり、そのことに
より上記目的が達成される。
【0049】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置における第1および第2記憶手段のうち少なくとも
何れかには、アクセスが完了したときにアクセス完了信
号を生成するアクセス完了信号生成手段が設けられ、ア
クセス動作手段は、このアクセス完了信号を受けてアク
セス許可信号により開始したアクセス期間を終了する。
また、本発明の半導体記憶装置のアクセス期間設定方法
は、アクセスが完了したときにアクセス完了信号を生成
し、このアクセス完了信号を受けた時点で、アクセス許
可信号により開始したアクセス期間を終了するものであ
り、そのことにより上記目的が達成される。
【0050】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置において、アクセス動作手段で制限されたアクセス
期間内に所定のメモリデータを記憶する第3記憶手段を
有し、メモリ制御手段は、第1および第2記憶手段のう
ち少なくとも何れかからデータを読み出すときに、アク
セス動作手段で制限されたアクセス期間内に、データの
読み出し動作を実行し、その読み出したデータを前記第
3記憶手段に記憶させる。
【0051】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置におけるメモリ制御手段は、異なる種類のメモリ素
子で構成された第1および第2記憶手段のうち書き込み
動作の速い記憶手段からデータを読み出す。
【0052】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置におけるメモリ制御手段は、アクセス動作手段で制
限されたアクセス期間内に、第1および第2記憶手段の
うち少なくとも何れかにデータを書き込む。
【0053】また、好ましくは、より高速な動作のため
に、請求項1〜9の何れかに記載の半導体記憶装置を一
つの半導体チップ上に集積する。
【0054】本発明の情報機器は、請求項1〜9の何れ
かに記載の半導体記憶装置を用いてデータ転送動作およ
びメモリ動作の少なくとも何れかまたは、少なくとも二
つのメモリ動作をアクセス期間内に行うものであり、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0055】本発明の作用について説明すると、本発明
では、第1および第2記憶手段のうち、書き込みの速い
記憶手段を、独立してメモリ動作およびデータ転送動作
が実行可能な複数の小記憶領域に構成し、一方の領域を
データ転送動作に使用するときはもう他方の領域を外部
から独立して同時にアクセス動作を実行可能とするメモ
リ制御手段を備えることで、外部からの制御指令による
メモリ動作と別の制御指令によるデータ転送動作を並行
して同時に実行することが可能となる。また、外部から
の別々の制御指令による各メモリ動作を並行して同時に
実行することが可能となる。
【0056】また、メモリ制御手段が、実際にメモリア
レイが活性化するアクセス期間に限定することで、メモ
リ動作およびデータ転送動作、別々のメモリ動作を、時
系列ではあるが、アクセス動作毎に制限された必要最小
限のアクセス期間毎に効率的に行うことが可能となる。
よって、例えば、書き込みの速いメモリに対して要求さ
れた読み出し動作の読み出し結果をラッチし、書き込み
の速いメモリの動作を効率的に行うことが可能となる。
【0057】さらに、書き込みの速い領域を独立して動
作が可能な複数の領域で構成する手段と、書き込みの速
い記憶手段のメモリアレイを活性化する期間を必要最小
限に限定する手段を同時に適用すれば、アクセス動作を
更に効率的に行うことが可能となる。
【0058】以上の何れの場合にも、外部からのメモリ
動作とデータ転送動作とが競合する確率を低下させるこ
とができて、外部からのメモリ動作を優先的に処理しつ
つデータ転送動作の速度低下を抑制するかまたは、デー
タ転送動作を優先的に処理しつつ外部からのメモリ動作
が妨害される確率を低減することが可能となる。
【0059】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の半導体
記憶装置の実施形態1〜3について図面を参照しながら
説明する。 (実施形態1)図1は、本発明の実施形態1における半
導体記憶装置の要部構成例を示すブロック図である。な
お、図1には、本発明による半導体記憶装置のうち、こ
の発明の説明に必要な部分のみ図示している。図1に示
す半導体記憶装置190の構成は本発明による半導体記
憶装置の構成の一例であり、別の構成、例えばデータバ
スの少なくとも一部をデータ入力バスとデータ出力バス
に分けたり、データバスを介するデータ内容を制御信号
として利用したり、転送動作時の転送するデータがライ
ト・ステート・マシン(Write State Machine;以下W
SMという)を経由しない構成なども可能であり、本実
施形態が図1に示される構成に限定されるものではな
い。また、半導体記憶装置190の具体的な動作のう
ち、従来の半導体記憶装置490を例として説明した動
作と異なる部分について重点的に説明することにする。
【0060】図1において、本発明の半導体記憶装置1
90は、書き込み動作の速い第1記憶手段としてのメモ
リブロック130,131と、書き込み動作の遅い第2
記憶手段としてのメモリブロック150と、外部からの
アクセス動作に基づいて、メモリブロック130,13
1の一方とメモリブロック150の間でデータ転送動作
を可能とすると共に、メモリブロック130,131の
他方に対して、読出し・書込み・消去動作などのメモリ
動作を行うメモリ制御手段(切り替え回路110,12
0,140、WSM160およびそれらの間の制御バス
とデータバス)とを有している。ここでは、メモリ制御
手段は、例えばメモリブロック130をデータ転送動作
(またはデータ読出し動作)に使用するときは、メモリ
ブロック131をメモリ動作の読出しまたは書込みなど
に使用することにより、データ転送動作とメモリ動作を
同時に実行可能とするようになっている。
【0061】以下、本発明の半導体記憶装置190を更
に詳細に説明する。
【0062】切り替え回路120は、外部から書き込み
の速いメモリ(メモリブロック130,131)ヘのア
クセス動作を、切り替え回路110から制御バス111
を介して指示されると、制御バス111に含まれるアド
レスバスからのアドレス信号に基づいて、アクセス動作
対象のメモリ素子がメモリブロック130に含まれる
か、メモリブロック131に含まれるかを判定する。そ
れが例えばメモリブロック130に含まれるアクセス動
作であれば、制御バス121とデータバス122を用い
て、指示された動作内容をアクセス動作対象のメモリ素
子に対して実行する。また、それが例えばメモリブロッ
ク131に対するアクセス動作であれば、制御バス12
3とデータバス124を用いて、指示された制御指令
(制御コマンド)の動作内容をアクセス動作対象のメモ
リ素子に対して実行する。
【0063】指示されたアクセス動作が読み出し動作
(メモリ動作)であれば、データバス112を介して読
み出し結果を切り替え回路120から切り替え回路11
0に伝達し、切り替え回路110はデータバス102を
介して外部に読み出しデータを出力する。以上により、
外部から書き込み動作の速いメモリ(メモリブロック1
30,131)へのアクセス動作が可能である。
【0064】次に、データ転送動作時には、切り替え回
路120は、制御信号161によって書き込みの速いメ
モリヘのアクセス動作が指示されると、制御バス161
に含まれるアドレスバスからのアドレス信号に基づい
て、アクセス動作対象のメモリ素子がメモリブロック1
30に含まれるメモリ素子か、メモリブロック131に
含まれるメモリ素子かを判定する。
【0065】それが例えばメモリブロック130に対す
るアクセス動作を指示しているのであれば、制御バス1
21とデータバス122を用いて、指示された動作を実
行する。また、それが例えばメモリブロック131に対
するアクセス動作であれば、制御バス123とデータバ
ス124を用いて、指示された動作を実行する。
【0066】指示されたアクセス動作が、読み出し動作
であれば、データバス162を介して読み出し結果を切
り替え回路120からWSM160に伝達する。これに
より、データ転送動作において、書き込み動作が速いメ
モリヘのアクセス動作が可能である。
【0067】メモリブロック130,131はそれぞ
れ、独立した動作が可能であるから、データ転送動作で
WSM160によって何れか一方のメモリ(例えばメモ
リブロック130)がアクセス動作されると同時に、外
部から制御バス101とデータバス102を用いて他方
のメモリ(例えばメモリブロック131)に対してアク
セス動作することも可能となる。
【0068】メモリブロック130,131の何れか一
方のメモリブロックに対するアクセス動作が重複(デー
タ転送動作と読み出し動作など)したときは、従来の半
導体記憶装置490においてメモリ430へのアクセス
動作が重複した場合と同様、同時にアクセス動作するこ
とができないが、切り替え回路120は優先度の高い制
御指令(例えばデータ転送動作またはメモリ動作)を、
制御バス121とデータバス122(メモリブロック1
30)、または制御バス123とデータバス124(メ
モリブロック131)を用いて実行し、判定信号125
によってWSM160に優先度の低い動作が正常に完了
しなかった可能性があることを伝達する。
【0069】以上のように、本実施形態1の半導体記憶
装置190を用いれば、データ転送動作に例えばメモリ
ブロック130を使用し、これと同時に別のメモリブロ
ック131を外部からアクセス動作(メモリ動作)でき
るので、例えばデータ転送動作に影響を与えずに書き込
み動作の速いメモリをワーク用途などに使用することも
可能であるし、データ転送動作と並行して次に転送する
べきデータを書き込みの速いメモリへ書き込むことによ
ってデータ転送動作が完了した後にすぐに次のデータ転
送を開始できるように準備することも可能である。
【0070】このように、2種類のメモリ領域(メモリ
ブロック130,131とメモリブロック150)とそ
の間でデータを転送する転送機能を有する半導体記憶装
置において、より汎用的な使用方法の他に、書き込みの
速いメモリ(メモリブロック130,131)に対する
より効率的なアクセス動作と、書き込みの遅いメモリ
(メモリブロック150)に対するより効率的なデータ
格納とを実現することができる。
【0071】なお、本実施形態1では、書き込みの速い
メモリを独立して動作可能な複数の領域(メモリブロッ
ク130,131)で構成する第1および第2記憶手段
は、書き込みの遅いメモリ(メモリブロック150)に
対しても同様の構成が実現できる。そのような構成によ
って、データ転送動作中にもデータ転送動作に影響を与
えずに外部から書き込みの遅いメモリヘのメモリ動作の
うち読み出しおよび書き込みの少なくとも一方は動作が
可能である。
【0072】また、本実施形態1では、書き込みの速い
第1記憶手段は、独立して動作が可能なメモリブロック
130,131からなる二つの小記憶領域に分割した
が、3個以上のメモリブロックにて構成してもよい。 (実施形態2)図2は、本発明の実施形態2における半
導体記憶装置の要部構成例を示すブロック図である。な
お、図2には、本発明による半導体記憶装置のうち、こ
の発明の説明に必要な部分のみ図示している。図2に示
す半導体記憶装置290の構成は本発明による半導体記
憶装置の一例であり、本実施形態2の構成に限定するも
のでないことは上記実施形態1の場合と同様である。ま
た、半導体記憶装置290の具体的な動作のうち、従来
の半導体記憶装置490を例として説明した動作と異な
る部分について重点的に説明することにする。
【0073】図2において、半導体記憶装置290は、
書き込み動作の速い第1記憶手段としてのメモリブロッ
ク230と、書き込み動作の遅い第2記憶手段としての
メモリブロック250と、外部からの制御指令(制御コ
マンド)に基づいて、メモリブロック230とメモリブ
ロック250の間でデータ転送動作を可能とすると共
に、メモリブロック230に対して、読出し・書込み・
消去動作などのメモリ動作を行うメモリ制御手段とを有
している。
【0074】このメモリ制御手段は、切り替え回路21
0,220,240、WSM260およびそれらの間の
各制御バスとデータバスの他に、切り替え回路220と
切り替え回路210間に、ディレイなどのタイミング制
御を含む時間設定手段としての制御回路270と、第3
記憶手段としてのデータラッチ回路271とを有すると
共に、切り替え回路220とWSM260間に、ディレ
イなどのタイミング制御を含む時間設定手段としての制
御回路272と、第3記憶手段としてのデータラッチ回
路273とを有し、メモリブロック230へのアクセス
動作が指示されたとき、ある期間(アクセス動作毎に必
要最小限に制限されたアクセス期間)経過すると内部的
にはそのアクセス動作は終了し、次のアクセス動作が連
続的にあっても、本発明では、次のアクセス動作を処理
することができるが、周辺の回路によって擬似的に最初
のアクセス動作を継続しているように振舞う仕組みを持
っている。
【0075】ここで、本発明の特徴部分である制御回路
270,272の具体的回路例について説明する。
【0076】図3は図2の制御回路270,272の具
体的構成例を示す回路図であり、図4は図3の制御回路
の入力端と出力端の信号波形図である。図3および図4
に示すように、制御回路270,272は、外部または
WSM260からのディセーブル信号CE#(ロウレベ
ルでメモリがイネーブル)の立下りに同期して一定期間
ハイレベルの内部活性化信号を出力する。この内部活性
化信号がハイレベルになる一定期間(ディレイ期間;必
要最低限のアクセス期間)は、回路に含まれるトランジ
スタの遅延によって決定されるため、メモリに対するア
クセス動作が完了するのに十分な期間(アクセス動作毎
に必要最小限に制限されたアクセス期間)を確保できる
ように、そのトランジスタによる遅延を調整する必要が
ある。なお、外部からのディセーブル信号CE#は、切
り替え回路210から制御回路270に伝えられ、WS
M260からのディセーブル信号CE#は、WSM26
0から制御回路272に伝えられる。
【0077】なお、図2の制御回路270,272とは
別の例を図5および図6を用いて説明する。ここでは、
アクセス期間設定方法は、アクセスが完了したときにア
クセス完了信号を生成し、このアクセス完了信号を受け
た時点で、アクセス許可信号により開始したアクセス期
間を終了する。この場合、アクセス完了信号生成手段は
メモリブロック230(第1および第2記憶手段のうち
少なくとも何れか)または切り替え回路220内に設け
られていてもよいし、メモリブロック230の活性化状
態を制御回路270,272モニタしてアクセス完了信
号を生成するようにしてもよい。
【0078】図5は図3の制御回路とは別の具体的構成
例を示す回路図であり、図6は図5の制御回路の入力端
と出力端の信号波形図である。制御回路270,272
として図5に示す回路を使用した場合の制御回路を、以
下に、制御回路270A,272Aというが、図5およ
び図6に示すように、制御回路270A,272Aは、
外部またはWSM260からのアクセス許可信号として
のディセーブル信号CE#(ロウレベルでメモリがイネ
ーブル)の立下りに同期して立ち上がり(ハイレベルに
なり)、ディセーブル信号CE#の立下りに同期して立
ち下がった内部メモリのスタンバイ信号の立ち上がりに
同期して立ち下がる内部活性化信号を出力する。内部メ
モリは、内部イネーブル信号がハイレベルになるとアク
セスを開始すると同時に、スタンバイ信号を立ち下げ、
アクセスが完了するとスタンバイ信号を立ち上げる。な
お、外部からのディセーブル信号CE#は、切り替え回
路210から制御回路270に伝えられ、WSM260
からのディセーブル信号CE#は、WSM260から制
御回路272に伝えられる。また、内部メモリのスタン
バイ信号は、メモリブロック230から切り替え回路2
20に伝わり、それが制御回路270A,272Aの何
れかに伝えられる。このスタンバイ信号をアクセス完了
信号として用いる。
【0079】図3の上記制御回路270,272では、
ディレイによって確実にアクセスが完了するだけの期間
を確保する必要があるので、マージンを十分に確保しよ
うとすると、アクセスタイムに対して十分に余裕のある
期間(アクセス動作毎に必要最小限に制限されたアクセ
ス期間)を活性化必要があるが、図5の上記制御回路2
70A,272Aでは、内部のメモリを活性化する期間
(アクセス動作毎に必要最小限に制限されたアクセス期
間)を更に縮小して最小限にすることができため、デー
タ転送の効率が更に向上する。なお、図5の回路に含ま
れるディレイ回路は、図3の回路とは異なり、回路後段
側のフリップフロップ(図5中の回路右端部分の2個の
NORゲート回路)を反転させるだけの時間があれば十
分である。
【0080】以下、本発明の半導体記憶装置290を更
に詳細に説明する。
【0081】メモリブロック230からのデータの読み
出しを外部から実行するとき、制御バス201を介して
切り替え回路210にメモリブロック230からのデー
タの読み出しを指示する。
【0082】切り替え回路210は、指示されたデータ
読み出し動作がメモリブロック230に対するものであ
れば、制御バス211を介して制御回路270に読み出
し動作を指示する。
【0083】制御回路270は、制御バス282を介し
て切り替え回路220にある期間に限ってメモリブロッ
ク230からの読み出し動作を指示し、かつ、データラ
ッチ制御信号281をデータラッチ回路271に出力す
る。
【0084】切り替え回路220は、制御回路270か
ら制御バス282を介した読み出しを指示されると、制
御バス221を介してメモリブロック230にデータの
読み出しを指示し、その読み出し結果をメモリブロック
230からデータバス222を介して受け取り、データ
バス283を介してデータラッチ回路271に、読み出
したデータを伝達する。
【0085】データラッチ回路271は制御回路270
が生成するデータラッチ信号281により制御される
が、外部からの読み出しが実行されたときは読み出され
たデータをデータバス212を介して切り替え回路21
0に伝達し、読み出しが開始されてからある期間が経過
すると、データバス283から伝達されたデータをラッ
チし、少なくとも外部からの読み出し動作が終了するま
ではラッチしたデータをデータバス212を介して切り
替え回路210に伝達する。切り替え回路210は受け
取ったデータをデータバス202を用いて外部に出力す
る。
【0086】以上の一連の動作で、メモリブロック23
0からのデータの読み出しが可能となる。この読み出し
動作で実際にメモリブロック230を活性化してデータ
読み出しをするのは、読み出しが始まってからある期間
(アクセス動作毎に必要最小限に制限されたアクセス期
間)だけであり、その期間が経過すると、メモリブロッ
ク230の読み出し動作を終了するので、制御バス22
1やデータバス222は解放される。
【0087】なお、メモリブロック230が非活性化し
た後は、データラッチ回路271により、読み出された
データがラッチされ、切り替え回路210は外部からの
読み出しが継続されている間は読み出しデータを受け取
り、外部に出力することにより、外部からの見かけ上
は、外部からデータ読み出しを指示している期間は常に
データ読み出しが実行されているのと同じ状態になって
いる。
【0088】この動作により、外部からの一つの読み出
し制御が長期間にわたって指示されても、実際には、読
み出しが速いメモリブロック230を活性化させる期間
を縮小して制限することができるため、例えばデータ転
送動作によるWSM260からのアクセス動作と競合す
る確率を低減させることができる。
【0089】ここで、読出し動作を含むメモリ動作とデ
ータ転送動作との通常の競合状態、またはメモリ動作同
士の通常の競合状態においても、競合確率を低減させる
ことができる本発明の効果について詳細に説明する。
【0090】図7(a)および図7(b)に示すように
ディセーブル信号CE#(メモリ動作)と内部転送信号
(データ転送動作)が重複する場合または、図7(c)
に示すように一方(外部操作およびWSMの一方)によ
るメモリ動作の期間中に、他方によるメモリ動作が複数
回実行された場合、ディセーブル信号CE#のロウレベ
ル期間(イネーブル信号CEのハイレベル期間)内であ
っても、例えば、ディセーブル信号CE#に対する内部
活性化信号と、内部転送信号(ディセーブル信号CE♯
と同様、アクセスを要求する期間にロウレベルになる)
に対する内部活性化信号とによりメモリブロック230
を時系列に連続して活性化させることができて、メモリ
ブロック230に対してアクセス動作を行うことができ
る。この場合、従来、ディセーブル信号CE#および内
部転送信号が重複している期間では内部活性化信号を活
性化(ハイレベル)にすることができなかったが、上記
のようにディセーブル信号CE#および内部転送信号が
重複していても、内部活性化信号を活性化(ハイレベ
ル)にすることができて、上記競合確率を低減させるこ
とができる。
【0091】この場合、外部からのディセーブル信号C
E#は、切り替え回路210から制御回路270に伝え
られ、WSM260からのディセーブル信号CE#は、
WSM260から制御回路272に伝えられる。また、
内部転送信号は、WSM260から制御回路272を介
して切り替え回路220に伝えられる。内部活性化信号
は、ディセーブル信号CE#および内部転送信号の何れ
かによって立ち上がり、所定期間後に(またはメモリブ
ロック230からの図6のスタンバイ信号のエッジによ
り)立ち下がって、アクセス動作毎に必要最小限のアク
セス期間に制限するようになっている。以下、図7
(a)〜図7(c)のそれぞれの場合について具体的に
説明する。
【0092】図7(a)に示すように、ディセーブル信
号CE#が内部転送信号よりも先行しつつ重複している
場合、ディセーブル信号CE#(メモリ動作)の立下り
に同期して内部活性化信号が所定期間立ち上がり、内部
転送信号(データ転送動作)の立下りに同期して内部活
性化信号が所定期間立ち上がる。ディセーブル信号CE
#と内部転送信号のずれた期間T1が内部活性化信号の
所定活性化期間T2よりも長い場合に、ディセーブル信
号CE#に対する内部活性化信号と、内部転送信号に対
する内部活性化信号とによりメモリブロック230を時
系列に連続して活性化させることができる。この場合、
内部活性化信号のハイレベル期間T2がディセーブル信
号CE#および内部転送信号のロウレベル期間の例えば
1/5程度であると仮定すれば、本発明を用いることに
よって、ディセーブル信号CE#および内部転送信号の
ロウレベル期間の残りの4/5の期間内に他のディセー
ブル信号CE#または内部転送信号が重複して競合した
としても、メモリ動作やデータ転送動作が成功すること
になるから、約80パーセント程度の成功率であると大
雑把に試算することができる。
【0093】図7(b)に示すように、内部転送信号が
ディセーブル信号CE#よりも先行しつつ重複している
場合、内部転送信号の立下りに同期して内部活性化信号
が所定期間立ち上がり、ディセーブル信号CE#の立下
りに同期して内部活性化信号が所定期間立ち上がる。こ
の場合にも、内部転送信号とディセーブル信号CE#の
ずれた期間が内部活性化信号の所定活性化期間よりも長
い場合に、ディセーブル信号CE#に対する内部活性化
信号と、内部転送信号に対する内部活性化信号とがメモ
リブロック230を時系列に連続して活性化させること
ができる。
【0094】図7(c)に示すように、一方(この例で
は、外部からのディセーブル信号CE♯)によるメモリ
動作の期間中に、他方(この例では、WSMからの内部
転送信号)によるメモリ動作が複数回実行される場合、
ディセーブル信号CE#の立下りに同期して第1内部活
性化信号が所定期間立ち上がり、その後の2回の内部転
送信号の立下りに同期して第2および第3の内部活性化
信号が所定期間順次立ち上がる。この場合、ディセーブ
ル信号CE#による操作が行われている期間の内部転送
信号の動作は、転送動作よりも外部からのアクセスを優
先させる仕様であれば、従来技術では何回要求されても
実施できないが、本実施形態では、メモリブロック23
0を時系列に連続して活性化させることができる。
【0095】次に、メモリブロック230へのデータの
書き込みを外部から実行するとき、制御バス201を介
して切り替え回路210にメモリブロック230への書
き込みを指示し、書き込みデータをデータバス202を
介して切り替え回路210に入力する。
【0096】切り替え回路210は、指示された書き込
み動作がメモリブロック230に対するものであれば、
制御バス211を介して制御回路270に書き込み動作
を指示し、書き込みデータをデータバス212を介して
データラッチ回路271へ伝達する。
【0097】制御回路270は切り替え回路220に対
して書き込み動作を制御バス282を介して指示し、デ
ータラッチ制御信号281をデータラッチ回路271に
出力して、データバス212からデータラッチ回路27
1に入力されたデータをデータバス283によって切り
替え回路220に伝達するよう指示する。
【0098】切り替え回路220は、制御バス282を
介して制御回路270から書き込み動作が指示される
と、制御バス221とデータバス222を使用してメモ
リブロック230に含まれるアクセス対象となるメモリ
素子ヘの書き込みを実行する。以上の一連の動作で、外
部からメモリブロック230に対する書き込み動作が可
能となる。
【0099】この書き込み動作は、実際に、メモリブロ
ック230を活性化してデータの書き込みをするのは、
書き込みが始まってからある期間(アクセス動作毎に必
要最小限に制限されたアクセス期間)だけであり、その
期間が経過するとメモリブロック230の書き込み動作
を終了するので、その後は、制御バス211やデータバ
ス212は解放される。
【0100】したがって、内部的な書き込みの終了後
は、外部からの次のデータの書き込みやメモリ250か
ら読み出した転送データなどの書き込みなどを開始する
ことができ、メモリ250からの読出し動作およびWS
M260を使用しない書き込み動作が可能となる。
【0101】なお、データの書き込み動作は、データバ
ス212とデータバス283を、データの読み出し時と
共通化した場合の動作であり、外部からの書き込み時
は、書き込みデータをデータラッチ回路271を経由せ
ずに切り替え回路210から直接切り替え回路220に
伝達する、より簡略な構成も可能である。
【0102】次に、データ転送動作時のメモリブロック
230へのアクセス動作について説明する。
【0103】データ転送動作が必要になるのは、主に書
き込みの速いメモリ(メモリブロック230)から書き
込みの遅いメモリ(メモリブロック250)にデータを
転送するときで、本実施形態2では、メモリブロック2
30からメモリブロック250へのデータ転送であるか
ら、まず、その動作について説明する。
【0104】WSM260は、制御バス215とデータ
バス216を用いてメモリブロック230からメモリブ
ロック250へのデータ転送動作を指示すると、制御バ
ス261を用いてメモリブロック230の転送されるデ
ータの読み出しを制御回路272に指示する。
【0105】制御回路272は、制御バス285を介し
て切り替え回路220にメモリブロック230からのデ
ータの読み出し動作を指示し、ラッチ制御信号284を
データラッチ回路273に出力して、データバス286
を介して切り替え回路220からデータラッチ回路27
3に出力されたデータを、データバス262を介してW
SM260に伝達するように指示する。
【0106】切り替え回路220は、制御バス285を
介して読み出し動作が指示されると、制御バス221を
介してメモリブロック230のアクセス対象となるメモ
リ素子のデータを読み出してデータバス222を介して
受け取り、データバス286を介してデータラッチ回路
273に伝達する。
【0107】データラッチ回路273は、ラッチ制御信
号284によりデータバス286から伝達されたデータ
を一旦ラッチしてからデータバス262を介してWSM
260に伝達する。
【0108】WSM260は、データバス262を介し
て転送されてきたデータを受け取り、メモリ250に書
き込むが、この書き込み動作は従来と同様の方法で実現
できるので、ここでの説明は省略する。
【0109】制御回路272は、読み出しが指示されて
からある期間後に、データラッチ制御信号284を用い
て、ラッチ回路273に、データバス286を介して伝
達された読み出し結果をラッチし、このラッチしたデー
タを、制御バス261を介した読み出し制御が終了する
まで、データバス262を介してWSM260に出力さ
せる。
【0110】また、制御回路272は、指示された読み
出し制御が継続していても、ある期間が経過すれば、制
御バス285を介して切り替え回路220に指示してい
る読み出し動作を終了する。
【0111】以後のWSM260へのデータ出力はデー
タラッチ回路273がデータバス262を用いて行い、
データラッチ回路273がデータをラッチするタイミン
グは制御回路272が生成するラッチ制御信号284に
よって行う。
【0112】この制御回路272の動作により、WSM
260からは読み出し動作が指示された期間継続されて
いるように扱え、かつ、WSM260からのアクセス動
作に要求される期間が長いときでも、制御バス221と
データバス222をWSM260からの読み出し動作に
使用する期間(アクセス動作毎に必要最小限に制限され
たアクセス期間)がある程度以下に抑えられる。
【0113】これにより、WSM260からのメモリブ
ロック230へのアクセス動作と、外部からのメモリブ
ロック230へのアクセス動作とが同時に発生しても、
擬似的に同時動作できる可能性が生じ、外部の状態に依
存しにくいデータ転送動作を実現することができるもの
である。
【0114】次に、上記したデータ転送方向とは逆方向
の場合について説明する。即ち、メモリブロック250
からメモリブロック230へのデータ転送動作について
説明する。外部からメモリブロック230にデータを書
き込む動作と比較して、使用する経路が異なるだけなの
で、ここではその詳細な説明は省略するが、メモリブロ
ック230への書き込みデータをデータラッチ回路27
3にラッチすることで異なるメリットが生じる。
【0115】データの書き込み動作で実際に、メモリブ
ロック230を活性化させてデータを書き込みするの
は、書き込みが始まってからある期間だけであり、その
期間が経過すると、メモリブロック230の書き込み動
作を終了するので、その後は、制御バス221やデータ
バス222は解放される。
【0116】なお、書き込むデータはある所定期間が経
過すれば、データラッチ回路271によりラッチされる
ので、WSM260がデータ転送動作のためにメモリブ
ロック250を活性化する期間も読み出しに必要な最小
限の期間にまで短縮でき、この読み出し後は、制御バス
241とデータバス242が解放されるため、外部から
のメモリブロック250へのアクセス動作が可能にな
る。
【0117】このように、書き込みデータをラッチする
ことで、メモリ250へのアクセス動作が効率的にな
る。
【0118】以上により、本実施形態2によれば、2種
類のメモリ領域(メモリブロック230,250)とそ
の間でデータを転送する転送機能を有する半導体記憶装
置290において、より汎用的な使用方法と、書き込み
の速いメモリブロック230に対するより効率的なアク
セス動作と、書き込みの遅いメモリブロック250に対
するより効率的なデータ格納を実現することができる。
【0119】なお、本実施形態2では、特に説明しなか
ったが、制御回路270および制御回路272が実際に
メモリブロック230へのアクセス動作を行う期間は、
そのアクセス動作に必要十分な時間を与えてやればよ
く、正確なタイミングを要求するものではない。ただ
し、必要以上にこの期間を長く取ることは、タイミング
的なマージンは確保できるものの、本発明によって得ら
れるメリットが減少するので、適正な範囲で定める必要
がある。
【0120】また、本実施形態2では、書き込みの速い
メモリブロック230に適用した例を説明したが、実際
にメモリブロック230をアクセス動作する期間を制限
する構成は、書き込みの遅いメモリブロック250にも
適用できる。 (実施形態3)図8は、本発明の実施形態3における半
導体記憶装置の要部構成例を示すブロック図である。な
お、図8には、本発明による半導体記憶装置のうち、こ
の発明の説明に必要な部分のみ図示している。図8に示
す半導体記憶装置390の構成は本発明による半導体記
憶装置の一例であり、本実施形態3の構成を限定するも
のでないことは上記実施形態1,2の場合と同様であ
る。また、半導体記憶装置390が持つ書き込みの速い
メモリブロック330,331は、上記実施形態1で説
明した半導体記憶装置190と同様に、メモリブロック
330,331の少なくとも2個の独立動作可能なメモ
リ領域から構成されている。また、半導体記憶装置39
0が持つ書き込みの速いメモリは、上記実施形態2で説
明した半導体記憶装置290と同様に、書き込みの速い
メモリの制御時に実際にアクセス動作する期間を制限す
る構成となっている。
【0121】上記実施形態1と同様、データ転送動作で
メモリブロック330が使用されているとき、外部から
メモリブロック331へのアクセス動作は、データ転送
動作と独立して別に実行できるので、データ転送動作に
影響を与えない。また、仮に、データ転送動作でメモリ
ブロック330が使用されているときに、外部からもメ
モリブロック330が制御(メモリ動作)されると、上
記実施形態2と同様に、擬似的に同時に制御できる。こ
れらの構成により、外部からのアクセス動作(メモリ動
作)がデータ転送動作に影響を与えにくくなっている。
【0122】以上のように、本実施形態3によれば、2
種類のメモリ領域(メモリブロック330,331)と
その間でデータを転送するデータ転送機能を有する半導
体記憶装置390において、さらに汎用的な使用方法
と、書き込みの速いメモリブロック330,331に対
する更なる効率的なアクセス動作と、書き込みの遅いメ
モリブロック350に対するさらに効率的なデータ格納
とを実現することができる。
【0123】以上により、本発明によれば、記憶された
データを別のアドレスに転送するデータ転送動作と、デ
ータ転送動作に使用される記憶領域を半導体記憶装置外
部から制御指令するメモリ動作とを行う半導体記憶装置
において、データ転送動作と外部からのメモリ動作、さ
らにはメモリ動作同士を並行して行なう場合、これらが
競合(ディセーブル信号CE#と内部転送信号の競合)
したとしても、その制御を効率的に行うことができる。
【0124】なお、本実施形態3では、特に説明しなか
ったが、上記実施形態1で説明したように、書き込みの
遅いメモリブロック350に対しても独立して動作が可
能な複数の領域で構成する方法を適用することが可能で
あるし、上記実施形態2で説明したように、書き込みの
遅いメモリブロック350に対しても実際にメモリブロ
ック350を制御する期間を制限する構成を適用するこ
とが可能である。何れのメモリブロックにどれだけの本
発明による構成を採用するかは、性能と回路規模のトレ
ードオフとなり、デバイスの仕様や使用状況などに合わ
せて検討するべき問題である。
【0125】また、本実施形態1〜3では、特に説明し
なかったが、より高速な動作のために、図1,2,8の
半導体記憶装置を一つの半導体チップ上に集積する。
【0126】さらに、本実施形態1〜3では、半導体記
憶装置について説明したが、本発明の半導体記憶装置を
携帯電話装置やコンピュータなどのような情報機器に容
易に組み込むことができて、本発明の効果を奏すること
ができる。例えば、図9に示すように、情報機器100
が、RAM(SRAMやDRAMなど)やROM(フラ
ッシュメモリなど)などの情報記憶手段と、制御入力手
段と、初期画面や情報処理結果などを表示する液晶表示
装置などの表示手段と、制御入力手段からの制御指令を
受けて、所定の情報処理プログラムやそのデータに基づ
いて、情報記憶手段に対して情報の読出/書込処理(メ
モリ動作)やデータ転送動作などを行いつつ各種情報処
理するCPU(中央処理演算装置)とを有する場合に、
本発明の半導体記憶装置を情報記憶手段(RAMやRO
M)に容易に用いることができる。
【0127】ここで、本発明の半導体記憶装置を例えば
携帯電話装置に使用した場合の作用効果について説明す
る。この説明では、フラッシュメモリとSRAMを搭載
した携帯電話装置に関して、近年採用されていケースが
多いフラッシュメモリとSRAMを同一パッケージに封
止したスタックドパッージメモリや、特願2000−1
76182号(明細書内に引用)の発明によってSRA
Mとフラッシュメモリを有するメモリを使用する場合の
システムを基準に、メモリアクセスの効率が向上するこ
とを定性的に説明する。
【0128】特願2000−176182号では、例え
ばSRAMからフラッシュメモリヘのデータ転送機能を
用意することにより、データ転送を実行中にもSRAM
の操作が可能である。
【0129】本発明は、特願2000−176182号
の発明によるメモリを実際のシステムに使用するにあた
り、さらに利便性を増すものである。
【0130】近年、携帯電話装置では、メール機能やW
eb閲覧、Java(米国のSun Microsystems社の登録
商標)の実行などの高度な機能が搭載されている。
【0131】これらのプリケーションでは、例えばメー
ルの保存やWeb閲覧時のキャッシング、Javaのダ
ウンロードなどで、一時的にSRAMに蓄えられた保存
データをフラッシュメモリにデータ転送する状況が頻繁
に発生する。
【0132】従来のスタックドパッケージメモリであれ
ば、このようにSRAMに蓄えられたデータをフラッシ
ュメモリへ保存するとき、CPUがSRAMに格納され
たデータ内容を読み出して、読み出したデータをフラッ
シュメモリへ書き込むという動作を、全てのデータの保
存が完了するまで繰り返していた。
【0133】フラッシュメモリが書き込みを実行してい
る間はSRAMのアクセスが可能であるが、書込み動作
が終わったとき、データの保存を進行させるためには再
びSRAMから保存内容を読み出してフラッシュメモリ
ヘ書き込むという動作を、データの全てを書き込むまで
繰り返す必要があり、したがって、データ保存と他のア
プリケーションの実行を同時進行するためには、高度な
タスク管理が必要で、かつパフォーマンスの低下を伴う
ものであった。
【0134】特願2000−176182号の発明を使
用したSRAMからフラッシュメモリヘのバックグラウ
ンド転送が可能なメモリを使用すれば、SRAMの読出
しとフラッシュメモリヘの書込を一つ一つ実行する必要
がなく、転送コマンドをメモリに対して入力すれば、そ
の後は、転送実行中であってもSRAMのアクセスが可
能であり、なおかつ、SRAMからフラッシュメモリヘ
のデータ転送は進行する。
【0135】例えば、SRAMに一時的にダウンロード
したJavaアプリケーションをフラッシュメモリに保
存すると同時に、そのJavaアプリケーションを実行
するという状況が考えられる。
【0136】Javaアプリケーションの実行にはワー
クRAM領域が必要であるが、これにもJavaアプリ
ケーションが格納されたSRAMと同じデバイスが使用
される可能性があり、頻繁にアクセスされることにな
る。
【0137】データ転送動作により、SRAMに格納さ
れたJavaアプリケーションは、フラッシュメモリへ
データ転送されるが、同時にそのJavaアプリケーシ
ョンを実行のためにSRAMから読み出す必要が生じ、
また、Javaアプリケーションの実行の必要に応じて
ワークRAMのアクセスが要求される。
【0138】特願2000−176182号の発明によ
るメモリでは、このような同時動作が可能であるが、実
行のためにSRAMを読み出す動作がデータ転送動作に
影響を与える可能性がある。
【0139】即ち、外部からのSRAMの操作が優先的
に処理されることによって、データ転送動作によるSR
AMの内部的な読み出しが妨害されることがある。
【0140】本発明では、内部のデータ転送動作による
SRAMの読み出しと、外部からのSRAMのメモリ動
作が重複したときも、それによってデータ転送動作の所
要時間が増大する確率を低減することが可能である。
【0141】即ち、フラッシュメモリヘのデータ保存に
よるSRAMの読み出しと、他のアプリケーションによ
るメモリ外部からのSRAMの操作(メモリ動作)の衝
突(競合)する頻度が低減すれば、このアプリケーショ
ンの実行によってデータ転送動作の所要時間が増加する
ことを抑制することが可能である。
【0142】以上のJavaアプリケーションの例で
は、Javaアプリケーションの保存と、Javaアプ
リケーション実行のための読み出しやワークRAMの操
作は重複する可能性があり、それによってデータ転送動
作の所要時間が増大する可能性があるが、本発明により
その頻度は減少し、Javaアプリケーションの実行が
Javaアプリケーションの保存動作に与えるパフーマ
ンス低下を緩和する。
【0143】この特長により、本発明を使用したメモリ
では、従来のスタックドパッケージメモリや特願200
0−176182号で示されるメモリと比較して、フラ
ッシュメモリへのデータ保存を伴うアプリーションを複
数実行したり、フラッシュメモリへのデータ保存中に別
のアプリーションを実行することが比較的容易になる。
【発明の効果】以上により、本発明によれば、各小記憶
領域を独立してアクセス動作が可能なメモリ制御手段を
設ける場合と、記憶手段のメモリアレイを活性化する必
要最小限のアクセス期間に限定するメモリ制御手段を設
ける場合との少なくとも何れかを適用すれば、外部から
のメモリ動作とデータ転送動作、外部からの各メモリ動
作同士が競合する確率を低下させることができる。よっ
て、例えば、外部からのメモリ動作を優先的に処理しつ
つデータ転送動作の速度低下を抑制するかまたは、デー
タ転送動作を優先的に処理しつつ外部からのメモリ動作
が妨害される確率を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1における半導体記憶装置の
要部構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態2における半導体記憶装置の
要部構成例を示すブロック図である。
【図3】図2の制御回路の具体的構成例を示す回路図で
ある。
【図4】図3の制御回路の入力端と出力端の信号波形図
である。
【図5】図3の制御回路とは別の具体的構成例を示す回
路図である。
【図6】図5の制御回路の入力端と出力端の信号波形図
である。
【図7】(a)および(b)はディセーブル信号CE#
と内部転送信号が重複する場合の内部活性化信号の状態
を示すタイミングチャート図、(c)は、一方によるメ
モリ動作の期間中に、他方によるメモリ動作が複数回実
行された場合の内部活性化信号の状態を示すタイミング
チャート図である。
【図8】本発明の実施形態3における半導体記憶装置の
要部構成例を示すブロック図である。
【図9】本発明の半導体記憶装置を情報機器に適用させ
た場合の情報機器の基本構成を示すブロック図である。
【図10】従来の半導体記憶装置の要部構成例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
100 情報機器 101,201,301 制御バス 102,202,302 データ入出力バス 110,210,310 切り替え回路 111,211,311 制御バス 112,212,312 データ入出力バス 113,213,313 制御バス 114,214,314 データ入出力バス 115,215,315 制御バス 116,216,316 データ入出力バス 120,220,320 切り替え回路 121,123,221,321,323 制御バス 122,124,222,322,324 データ入
出力バス 130,131,230,330,331 メモリブ
ロック 140,240,340 切り替え回路 141,241,341 制御バス 142,242,342 データ入出力バス 150,250,350 メモリブロック 160,260,360 WSM 161,163,261,263,361,363
制卸バス 162,164,262,264,362,364
データ入出力バス 270,270A,272,272A,370,372
制御回路 271,273,371,373 ラッチ回路 281,284,381,384 制御バス 282,285,382,385 制御バス 283,286,383,386 データ入出カバス 190,290,390 半導体記憶装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数のメモリ素子で構成された
    第1および第2記憶手段と、外部からの制御指令に基づ
    いて、該第1および第2記憶手段間でデータ転送動作を
    可能とすると共に、該第1および第2記憶手段の少なく
    とも何れかに対してメモリ動作を可能とするメモリ制御
    手段とを有する半導体記憶装置において、該第1および
    第2記憶手段のうち少なくとも何れかの記憶手段を複数
    の小記憶領域で構成し、該メモリ制御手段は、該小記憶
    領域毎に独立して同時にアクセス動作を実行可能とする
    半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ制御手段は、前記複数の小記
    憶領域のうち、一つの小記憶領域をデータ転送に使用す
    るときは他の一つの小記憶領域をメモリ動作に使用する
    かまたは/および、一つの小記憶領域をメモリ動作に使
    用するときは他の一つの小記憶領域もメモリ動作に別個
    に使用することにより、データ転送動作とメモリ動作ま
    たは/および、各メモリ動作同士を同時に実行可能とす
    る請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 異なる種類のメモリ素子で構成された前
    記第1および第2記憶手段のうち書き込み動作の速い記
    憶手段を複数の小記憶領域で構成した請求項1または2
    記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリ制御手段は、前記第1および
    第2記憶手段のうち少なくとも何れかの記憶手段に対す
    るアクセス動作毎に必要最小限のアクセス期間に制限す
    るアクセス動作手段と、該アクセス動作手段で制限され
    たアクセス期間内に所定のメモリデータを記憶する第3
    記憶手段とを有する請求項1〜3の何れかに記載の半導
    体記憶装置。
  5. 【請求項5】 それぞれ複数のメモリ素子で構成された
    第1および第2記憶手段と、外部からの制御指令に基づ
    いて、該第1および第2記憶手段間でデータ転送を可能
    とすると共に、該第1および第2記憶手段の少なくとも
    何れかに対してメモリ動作を可能とするメモリ制御手段
    とを有する半導体記憶装置において、該メモリ制御手段
    は、前記第1および第2記憶手段のうち少なくとも何れ
    かの記憶手段に対するアクセス動作毎に必要最小限のア
    クセス期間に制限するアクセス動作手段を有する半導体
    記憶装置。
  6. 【請求項6】 アクセスが完了したときにアクセス完了
    信号を生成するアクセス完了信号生成手段が設けられ、
    前記アクセス動作手段は、該アクセス完了信号を受けて
    アクセス許可信号により開始した前記アクセス期間を終
    了する請求項4または5記載の請求項半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記アクセス動作手段で制限されたアク
    セス期間内に所定のメモリデータを記憶する第3記憶手
    段を有し、前記メモリ制御手段は、前記第1および第2
    記憶手段のうち少なくとも何れかからデータを読み出す
    ときに、前記アクセス動作手段で制限されたアクセス期
    間内に、データの読み出し動作を実行し、その読み出し
    たデータを前記第3記憶手段に記憶させる請求項4〜6
    の何れかに記載の請求項半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記メモリ制御手段は、異なる種類のメ
    モリ素子で構成された前記第1および第2記憶手段のう
    ち書き込み動作の速い記憶手段からデータを読み出すよ
    うにした請求項7記載の請求項半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記メモリ制御手段は、前記アクセス動
    作手段で制限されたアクセス期間内に、前記第1および
    第2記憶手段のうち少なくとも何れかにデータを書き込
    むようにした請求項4〜8の何れかに記載の半導体記憶
    装置。
  10. 【請求項10】 一つの半導体チップ上に集積した請求
    項1〜9の何れかに記載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10の何れかに記載の半導
    体記憶装置を用いてデータ転送動作およびメモリ動作の
    少なくとも何れかまたは、少なくとも二つのメモリ動作
    をアクセス期間内に行う情報機器。
  12. 【請求項12】 アクセスが完了したときにアクセス完
    了信号を生成し、該アクセス完了信号を受けた時点で、
    アクセス許可信号により開始したアクセス期間を終了す
    る半導体記憶装置のアクセス期間設定方法。
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