JP2003015303A - 平版印刷版の製造方法 - Google Patents

平版印刷版の製造方法

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JP2003015303A
JP2003015303A JP2001196266A JP2001196266A JP2003015303A JP 2003015303 A JP2003015303 A JP 2003015303A JP 2001196266 A JP2001196266 A JP 2001196266A JP 2001196266 A JP2001196266 A JP 2001196266A JP 2003015303 A JP2003015303 A JP 2003015303A
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silver halide
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halide emulsion
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Yasuo Tsubakii
靖雄 椿井
Masato Asano
真人 浅野
Masaru Nagahama
勝 長濱
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷性能を低下させずに、加温フリー更にはワ
ンパス塗布を可能にして生産効率を向上させた平版印刷
版の製造方法を提供する。 【解決手段】支持体上に少なくとも下塗り層とハロゲン
化銀乳剤層を塗布、乾燥し、更に前記ハロゲン化銀乳剤
層の上に物理現像核層を塗布する平版印刷版の製造方法
において、前記下塗り層及びハロゲン化銀乳剤層の混合
塗布液のpHが5以上であり、前記物理現像核層の塗布
液が、前記下塗り層とハロゲン化銀乳剤層の混合塗布液
のpHを4.5以下にするのに必要な酸を有することを
特徴とする平版印刷版の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀錯塩拡散転写法
を応用した平版印刷版の製造方法に関し、特にインキ受
容性、耐刷力が改善され、かつ生産効率の向上が図られ
た平版印刷版の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高い感度を有し、かつスペクトル増感で
きるハロゲン化銀乳剤を用いた印刷版は、既にいくつか
の形で実用化されている。そのうち銀画像をインキ受理
性にして利用するオフセット印刷版としては、米国特許
第3721559号、同第3490905号、特公昭4
8−30562号、米国特許第3385701号、同第
3814603号、特公昭44−27242号、特開昭
53−21602号、米国特許第3454398号、同
第3764323号、同第3099209号、特開昭5
3−9603号などがある。
【0003】これらは印刷版の製造方法としては、いく
つかのタイプに大別されるけれども、画像銀をインキ受
理性にする点に於いては共通するものである。平版印刷
版は、親油性のインキを受理する画線部分と親水性で水
を受理する非画線部分とから構成される。従って、通常
の平版印刷は水とインキの両方を版面に供給し、画線部
分は着色性のインキを、非画線部分は水を選択的に受け
入れ、該画線上のインキを例えば紙などの基質に転写さ
せることによってなされる。
【0004】良好な印刷物を得るためには、画線部分と
非画線部分の表面の親油性及び親水性の差が十分に大き
いこと、また各部位が物理的にも強固に接合されている
ことが重要である。
【0005】上記平版印刷版の一般的な製造方法は、支
持体上にハレーション防止を兼ねた下塗層とハロゲン化
銀乳剤層を塗布し乾燥して後、一旦長尺ロール状に巻取
り、下塗り層とハロゲン化銀乳剤層のゼラチン皮膜を印
刷に耐えるに十分な皮膜強度にするために加温処理を施
して後、物理現像核層を塗布し乾燥するのが定法となっ
ている。
【0006】加温なしで物理現像核を付与した印刷版で
は現像処理後に画像部位と非画像部位とのコントラスト
の低い製版物しか得られないこと、またインキ乗り、耐
刷性も貧弱なものしか得られなかった。その原因は必ず
しも明確ではないが物理現像核と接触する層、例えば乳
剤層への核のマイグレーション、あるいは乳剤層バイン
ダー、例えば乳剤層ゼラチンの核層へのマイグレーショ
ンが関係しているものと推定される。加温処理は明らか
に配合された硬膜剤による下塗層、乳剤層及びその表面
の硬膜を進行させ物理現像核のマイグレーションを防止
する効果があるし、またバインダーのマイグレーション
を防止することができる。その結果として金属光沢を有
し(良好なコントラストを達成し)、インキ乗りがよく
耐刷性の良い印刷版が可能となっている。
【0007】当業界において当該印刷版の製造方法では
下塗り層、ハロゲン化銀乳剤層を塗布し乾燥後巻き取り
の状態で一定期間加温してから(硬膜処理)物理現像核
を塗布する方法が極く一般的に実施されている。通常4
0℃で5〜10日間の加温もしくはそれ以上の加温が施
されている。この加温処理は印刷版に必要な一定の品質
を保証するのに有効であるけれども、一方で生産のライ
ンを複雑にし生産のコストアップをもたらすばかりでな
く感度の安定性や、その他品質変動(例えば加温期間中
の温度、湿度の変動に起因する)の一因にもなってい
た。従って核塗布を含めた一貫した効率的な生産が可能
になれば生産コストの大幅な削減はもとより、品質管理
が容易で、品質変動の少ない安定な印刷版が実現でき
る。従って当該印刷版の製造方法として、巻取り状態で
の加温フリー化、更にはハロゲン化銀乳剤層と物理現像
核層のワンパスでの塗布生産方法が強く望まれている。
【0008】特開平8−194315には物理現像核を
含む塗液(レセプターの被覆溶液)の温度を0℃以上2
0℃以下、さらに好ましくは0.1〜10℃の範囲で適
用するタンデム塗布法による拡散転写印刷プレートの製
造方法が開示されている。特開平11−184092及
び同11−231543にはハロゲン銀乳剤層と物理現
像核層とを同時重層塗布もしくはタンデム塗布において
物理現像核の粒子サイズが10nm以上、さらには30nm
以上とする材料およびその製造方法が開示されている。
幾つかの試みはあるが必ずしも良好な結果に至っていな
いのが現状である。
【0009】また、特開昭58−184152号、同昭
58−196547号、同平7−36191号公報に
は、ハロゲン化銀乳剤層や下塗り層のpHを5より低く
して耐刷力や保存性を向上させることが開示されてい
る。乳剤層や下塗り層のpHを低くすることによって耐
刷力の向上は図れるが、この場合、核液塗布前に十分な
加温処理を必要とするもので、加温フリー、特にワンパ
ス(タンデム塗布方式)塗布には適用できなかった。ま
た、ゼラチン皮膜の硬膜にはpHは高い方が有利に働く
ことが知られているが、単にpHを高くするだけでは加
温フリーやワンパス塗布は実現することはできなかっ
た。一方、特開平7−199477号公報には、下塗り
層のpHをゼラチンの等電点以上にすることが開示され
ているが、ここでいう下塗り層は、疎水性支持体の接着
性改良のための下引き層(subbing layer)のことであ
り、この下塗り層の上には、抗ハレーション物質を含有
するベース層(本発明でいう下塗り層)及び乳剤層が塗
布されており、ベース層及び乳剤層のpHは5未満であ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、印刷性能を低下させずに、加温フリー更にはワンパ
ス塗布を可能にして生産効率を向上させた平版印刷版の
製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
支持体上に少なくとも下塗り層とハロゲン化銀乳剤層を
塗布、乾燥し、更に前記ハロゲン化銀乳剤層の上に物理
現像核層を塗布する平版印刷版の製造方法において、前
記下塗り層及びハロゲン化銀乳剤層の混合塗布液のpH
が5以上であり、前記物理現像核層の塗布液が、前記下
塗り層とハロゲン化銀乳剤層の混合塗布液のpHを4.
5以下にするのに必要な酸を含有することを特徴とする
平版印刷版の製造方法によって達成された。
【0012】ハロゲン化銀乳剤層と下塗り層からなるゼ
ラチン皮膜のpHを5以上にすることによってゼラチン
皮膜の膜強度を迅速に高め、かつ物理現像核層の酸バッ
ファー力でゼラチン皮膜のpHを4.5以下に下げるこ
とにより、ゼラチン皮膜を凝縮させて、前述したように
物理現像核あるいは物理現像に必要な現像主薬の乳剤層
中あるいは下塗り層中へのマイグレーションを抑制し、
その結果、加温フリーやワンパス塗布の実現が可能にな
ったと推測される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の製造方法の一つの目的は、生産効率の向上を図
ることであり、長尺ロールでの加温処理のフリー化、あ
るいはワンパス塗布方法を可能にすることである。従っ
て、本発明の製造方法の一つの態様は、支持体上に少な
くとも下塗り層とハロゲン化銀乳剤層の塗布液を同時に
スライドホッパーコーティング技術により積層塗布し乾
燥して一旦長尺ロール状に巻き取り、加温処理すること
なく物理現像核層を塗布し、乾燥する印刷版の製造方法
である。
【0014】本発明の製造方法の別の態様は、支持体上
に少なくとも下塗り層とハロゲン化銀乳剤層の塗布液を
同時にスライドホッパーコーティング技術により積層塗
布し乾燥し、巻き取ることなく物理現像核層の塗布液を
連続して塗布し乾燥するワンパス塗布方式(タンデム
(Tandem)方式)である。このタンデム方式で
は、物理現像核層塗布前に乾燥した乳剤層の表面をオン
ラインで加熱処理することはより好ましい態様である。
【0015】本発明は、上記した製造方法を印刷性能を
低下させずに実現するものであり、その特徴とするとこ
ろは、下塗り層の塗布液と乳剤層の塗布液の混合塗布液
のpHを5以上とし、物理現像核の塗布液には前記混合
塗布液のpHを4.5以下にせしめるのに必要な酸を含
有させることである。
【0016】具体的には、下塗り層の塗布液と乳剤層の
塗布液を、それぞれ湿分塗布量に応じた比率で混合し、
その混合塗布液のpHが5以上となるように下塗り層あ
るいは乳剤層の塗布液が予め調整される。例えば、下塗
り層の湿分塗布量が1平方メートル当たり40gで乳剤
層が12gとすると、下塗り層の塗布液40gと乳剤層
の塗布液12gを混合して混合塗布液を作製し、35℃
でpHを測定し、混合塗布液のpHとする。本発明で
は、この混合塗布液のpHが5以上である。次に、この
混合塗布液に、物理現像核層の塗布液を湿分塗布量に応
じて添加し混合して、そのpHを35℃で測定する。本
発明はこのときのpHが4.5以下になるように物理現
像核層の塗布液に酸を含有させる。例えば、物理現像核
層の湿分塗布量が1平方メートル当たり10gとする
と、上記した混合塗布液(下塗り層40gと乳剤層12
gの混合塗布液)に物理現像核層の塗布液を10g添加
混合してpHを測定する。
【0017】下塗り層及び乳剤層は、バインダーとして
ゼラチンを含有しており、塗布液のゼラチン濃度は、通
常3〜10質量%程度である。ゼラチンはバファー作用
があり、従来から一般に用いられている物理現像核層の
塗布液では、下塗り層と乳剤層の混合塗布液のpH5以
上を4.5以下に低下させるのに十分なバッファー力は
有していなかった。本発明の物理現像核層塗布液は、下
塗り層や乳剤層のゼラチン含有塗布液のpHを5以上か
ら4.5以下に低下させるのに必要な酸バッファー力を
有する。
【0018】モデル的に、pH5の1gのゼラチンをp
H4.5にするためには0.28ミリモル程度の酸が必
要であることを確認している。本発明が対象とする平版
印刷版において、下塗り層と乳剤層の合計のゼラチン量
は、一般的に2〜6g/m2程度である。仮に、下塗り層
と乳剤層の合計のゼラチン量を4g/m2にとすると、下
塗り層と乳剤層の混合塗布液のpH5を4.5にするに
は、物理現像核層の塗布液の湿分塗布量を10g/m2
すると、物理現像核層の塗布液1リットル当たり、約1
12ミリモル程度の酸が必要となる。
【0019】本発明において、下塗り層塗布液と乳剤層
塗布液のpHは、個別に5以上である必要はなく、湿分
塗布量に応じた混合塗布液でpH5以上であればよい。
従って、例えば乳剤層塗布液はpH5以下であってもよ
く、この場合下塗り層塗布液が混合塗布液をpH5以上
にするのに十分なpH値であれば問題ない。
【0020】本発明において、好ましくは混合塗布液の
pHは5〜6の範囲がよい。更に物理現像核層塗布液を
添加混合したときのpHは4〜4.5の範囲が好まし
い。
【0021】物理現像核層の塗布液に含有させる酸とし
ては、リン酸、硫酸、塩酸等の無機酸、クエン酸、酢酸
等の有機酸が挙げられる。
【0022】本発明の平版印刷版の支持体としては、
紙、又は合成もしくは半合成高分子フィルム、アルミニ
ウム、鉄等の金属板等で平版印刷に耐えるものであれば
使用することが出来る。支持体の表面を一層又はそれ以
上の高分子フィルム、又は金属薄膜で、片面もしくは両
面を被覆することも出来る。これらの支持体の表面を塗
布層との接着を良くする為に表面処理することも可能で
ある。特に好ましく用いられる支持体は、両面もしくは
片面をポリオレフィン重合体で被覆した紙、ポリエステ
ルフィルム、表面を親水化処理したポリエステルフィル
ム、表面処理を行ったアルミニウム板等である。これら
の支持体にはハレーション防止のための顔料や表面物性
改良の為に固形微粒子を含んでいてもよい。又支持体は
裏面露光が可能なように光透過性であっても良い。
【0023】本発明において、下塗り層にはバインダー
としてゼラチンを含有するのが好ましい。ゼラチン量
は、一般に0.5〜5g/m2、より好ましくは1〜4g
/m2である。好ましいゼラチンは、不活性の脱イオンゼ
ラチンである。必要に応じてゼラチンは、その一部を、
水溶性ゼラチン、澱粉、デキストリン、アルブミン、ア
ルギン酸ナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ア
ラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリ
ドン、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリルアミ
ド、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリビニルメ
チルエーテル−無水マレイン酸共重合体等の親水性高分
子の一種又は二種以上で置換することも出来る。さらに
ビニル重合体水性分散物(ラテックス)をゼラチン層に
添加することも出来る。
【0024】本発明において、下塗り層は、通常ハレー
ション防止の目的でカーボンブラック等の顔料や染料等
を含む。また耐刷力向上のために平均粒径2〜10ミク
ロンの固形粉末(例えばシリカ粒子)を含み得る。さら
に現像主薬等の写真用添加物も含むことが出来る。また
下塗り層は特開昭48−5503、同昭48−1002
03、同昭49−16507に記載のようなものであっ
てもよい。
【0025】ハロゲン化銀乳剤層は、例えば、塩化銀、
臭化銀、塩臭化銀、及びこれらにヨウ化銀を含むものか
らなる。ハロゲン化銀結晶は、ロジウム塩、イリジウム
塩、パラジウム塩、ルテニウム塩、ニッケル塩、白金塩
等の重金属塩を含んでいてもよく、添加量はハロゲン化
銀1モル当り10-8〜10-3モルである。ハロゲン化銀
の結晶形態に特に制限はなく、立方体ないし14面体粒
子、さらにはコアシェル型、平板状粒子でもよい。ハロ
ゲン化銀結晶は、単分散、多分散結晶であってもよく、
その平均粒径は0.2〜0.8μmの範囲である。好ま
しい例の一つとしては、ロジウム塩もしくはイリジウム
塩を含む、塩化銀が80モル%以上の単分散もしくは多
分散結晶がある。
【0026】ハロゲン化銀乳剤は、それが製造される時
又は塗布される時に種々な方法で増感することが出来
る。例えば、チオ硫酸ナトリウム、アルキルチオ尿素に
よって、又は金化合物、たとえばロダン金、塩化金によ
って、又はこれらの両者の併用など当該技術分野におい
て良く知られた方法で化学的に増感することが好まし
い。ハロゲン化銀乳剤は又、例えばシアニン、メロシア
ニン等の色素によってポジティブにもネガティブにも増
感又は減感され得る。その増感又は減感され得る波長域
に特に制限はない。従って、オルソ増感、パンクロ増
感、ヘリウム−ネオンレーザー用増感、アルゴンレーザ
ー用増感、LED用増感、半導体レーザー用増感もなし
得るし、明室用にUV増感、可視光減感もなし得る。ハ
ロゲン化銀乳剤層のバインダーは主としてゼラチンによ
って構成されるが前記の下塗り層構成で記述したような
親水性コロイドとその一部を置換できる。ハロゲン化銀
乳剤層のゼラチン量は、0.3〜2g/m2程度が適当で
あり、好ましくは0.5〜1.5g/m2の範囲である。
【0027】本発明が対象とする平版印刷版は種々の層
にゼラチンを含有している。これらの各層は硬膜剤で硬
化することが好ましい。ゼラチン硬膜剤としては、例え
ばクロム明ばんのような無機化合物、ホルマリン、グリ
オキザール、マレアルデヒド、グルタルアルデヒドのよ
うなアルデヒド類、尿素やエチレン尿素等のN−メチロ
ール化合物、ムコクロル酸、2,3−ジヒドロキシ−
1,4−ジオキサンの様なアルデヒド類、2,4−ジク
ロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジン塩や、2,4−
ジヒドロキシ−6−クロロートリアジン塩のような活性
ハロゲンを有する化合物、ジビニルスルホン、ジビニル
ケトンやN、N、N−トリアクロイルヘキサヒドロトリ
アジン、活性な三員環であるエチレンイミノ基やエポキ
シ基を分子中に二個以上有する化合物類、高分子硬膜剤
としてのジアルデヒド澱粉等の種々の化合物の一種もし
くは二種以上を用いることができる。
【0028】硬膜剤はすべての層に添加することも出
来、幾つか又は一層にのみ添加することも可能である。
勿論、拡散性の硬膜剤は多層同時塗布の場合、何れか一
層にのみ添加することが可能である。添加方法は塗布液
製造時に添加したり、塗布時にインラインで添加するこ
ともできる。
【0029】ハロゲン化銀乳剤層の外表面上に銀錯塩拡
散転写法において受像層を構成するための物理現像核層
を被覆する。物理現像核としては銀、アンチモン、ビス
マス、カドミウム、コバルト、鉛、ニッケル、パラジウ
ム、ロジウム、金、白金等の金属コロイド微粒子や、こ
れらの金属の硫化物、多硫化物、セレン化物、又はそれ
らの混合物、混晶であっても良い。さらに物理現像核層
には、親水性バインダーを0.5〜50mg/m2程度含
有させるのが好ましい。当該バインダーとしては澱粉、
ジアルデヒド澱粉、カルボキシメチルセルロース、アラ
ビアゴム、アルギン酸ナトリウム、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ポリスチレンスルホン酸、特開昭53−21
602記載のビニルイミダゾールとアクリルアミドの共
重合体、同平8−211614記載のアクリルアミドと
グアニルチオ尿素類で置換されたメチルスルホンの共重
合体などが挙げられる。更にハイドロキノン、メチルハ
イドロキノン、カテコール等の現像主薬や前記例示の硬
膜剤を含んでいてもよい。当該塗布液のpHは弱酸性か
ら酸性領域に設定される。具体的にはpH1.6〜4.
0の範囲が妥当である。好ましくは1.6〜3.5の範
囲である。
【0030】下塗り層、ハロゲン化銀乳剤層、物理現像
核層等の各塗布層には、塗布助剤として、陰イオン、陽
イオンもしくは中性界面活性剤のいくつかを含んでいて
もよいし、カブリ防止剤、マット剤、増粘剤、帯電防止
剤等を含むことが出来る。
【0031】下塗り層、ハロゲン化銀乳剤層は順次積層
してもよいが、最も一般的にはスライドホッパーコーテ
ィング技術によって同時重層塗布できる。塗布されたウ
エブ(支持体)は、まずチルゾーンに案内されセットさ
れる。続いて温度湿度が管理された送風乾燥ゾーンで乾
燥されるが、乾燥の前半から中後半の過程では(固形分
濃度が70〜75%になるまで:恒率乾燥域)乾燥時の
ウエブ表面温度(ハロゲン化銀乳剤層が塗布された面の
表面温度)が15℃以下、より好ましくは13.5℃以
下で乾燥することが好ましい。
【0032】固形分濃度70〜75%以上に濃縮された
段階以後(減率乾燥域)では幾分昇温できる。固形分濃
度80%以上の減率乾燥の後半から実質乾燥に至る時点
でウエブ表面温度(ハロゲン化銀乳剤層が塗布された面
の表面温度)を40℃以上、好ましくは50℃以上にす
るとさらに良好な結果を得ることができる(画像コント
ラスト、インキ乗り、耐刷)。50℃ならば10秒の加
熱で十分な効果を得ることができる。70℃以上なら1
秒オーダーあるいはそれ以下の時間での処理でも有効で
ある。局所温風処理、ヒートロール接触処理、赤外線過
熱処理、遠赤外線加熱処理、マイクロ波加熱処理などの
方法が採用できる。
【0033】乾燥、そして場合によっては加熱処理を施
したウエブには物理現像核層の塗布液が塗布される。当
該塗布液の湿分塗布量は15g/m2以下が好ましい。塗
布方法としてはディップコーティング、スライドコーテ
ィング、バーコーティング、エアーナイフコーティン
グ、ロールコーティング、グラビアコーティング、スプ
レーコーティングなどにより連続的に塗布してよい。乾
燥の温度は特に制限は無く、30〜60℃の温風で乾燥
される。
【0034】本発明の目的の一つである生産効率を向上
させるためには、ワンパスで下塗り層、ハロゲン化銀乳
剤層、及び物理現像核層を塗布し乾燥するのが好まし
く、タンデム方式が好適である。タンデム方式を採用す
るに際し、物理現像核層を塗布する前に、ハロゲン化銀
乳剤層が塗布された面が50℃以上になるように加熱処
理するのが好ましく、上記したような加熱処理を施すこ
とができる。このとき、下塗り層塗布液及び乳剤層塗布
液のpHの設定が重要な因子の一つとなり、両層の湿分
塗布量に応じた混合状態でのpHは5以上に設定され
る。例示した硬膜剤の硬膜の進行に対するpHの影響は
非常に大きくpH5未満では硬膜の進行速度は低下す
る。ハロゲン化銀乳剤層と物理現像核とが接触する時点
での硬膜度が不足するとバインダー及び又は物理現像核
のマイグレーションが生じ易くなる。
【0035】従来から一般的に行われている製造方法、
即ち、下塗り層及び乳剤層の塗布乾燥後一旦長尺ロール
状に巻き取って、その状態で加温処理する方法は、長尺
ロールの内部まで均一に加熱が行き渡るには長期間(例
えば1日以上)の加温処理が必要である。この加温処理
期間中に写真特性等が変動する可能性を十分に秘めてい
る。従って、下塗り層及びハロゲン化銀乳剤層のpHを
比較的低いところに設定するという従来の方法は理に適
っている。しかしながら、極短時間の加熱処理あるいは
加熱処理なしを実現するためのpH5以上の設定は、む
しろ、長期間の加温処理には不適切である。従って、本
発明の製造方法は、写真特性の変動という面からもタン
デム方式が好適である。
【0036】本発明の平版印刷版の支持体としては、
紙、又は合成もしくは半合成高分子フィルム、アルミニ
ウム、鉄等の金属板等で平版印刷に耐えるものであれば
使用することが出来る。支持体の表面を一層又はそれ以
上の高分子フィルム、又は金属薄膜で、片面もしくは両
面を被覆することも出来る。これらの支持体の表面を塗
布層との接着を良くする為に表面処理することも可能で
ある。特に好ましく用いられる支持体は、両面もしくは
片面をポリオレフィン重合体で被覆した紙、ポリエステ
ルフィルム、表面を親水化処理したポリエステルフィル
ム、表面処理を行ったアルミニウム板等である。これら
の支持体にはハレーション防止のための顔料や表面物性
改良の為に固形微粒子を含んでいてもよい。又支持体は
裏面露光が可能なように光透過性であっても良い。
【0037】本発明で使用する現像処理液には、アルカ
リ性物質、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化リチウム、第三リン酸ナトリウム等、保恒剤とし
ての亜硫酸塩、ハロゲン化銀溶剤、例えばチオ硫酸塩、
チオシアン酸塩、環状イミド、2−メルカプト安息香
酸、アミン等、粘稠剤、例えばヒドロキシエチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース等、カブリ防止剤、
例えば臭化カリウム、特開昭47−26201に記載の
化合物等、現像剤、例えばハイドロキノン類、カテコー
ル、1−フェニル−3−ピラゾリドン等、現像変性剤、
例えばポリオキシアルキレン化合物、オニウム化合物等
を含むことが出来る。さらに現像処理液には、米国特許
第3,776,728号に記載の如き表面銀層のインキ
乗りを良くする化合物等を使用することが出来る。
【0038】本発明の平版印刷版の現像後の表面銀層
は、任意の公知の表面処理剤でインキ受容性に変換ない
しは受容性を増強せしめ得る。このような処理液として
は、例えば特公昭48−29723、米国特許第3,7
21,559号等に記載されている。印刷方法、あるい
は使用する不感脂化液、給湿液等は普通に良く知られた
方法によることが出来る。
【0039】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明するが勿論
本発明はこれだけに限定されるものではない。
【0040】実施例1 支持体として厚み175μmの下引き済みポリエチレン
テレフタレートフィルムを用意した。この支持体の一方
の面に、導電性カーボンブラック(SD10M、大日本
インキ製)2g/m2、ゼラチン1.5g/m2を含む裏塗
り第1層、平均粒子サイズ3.5μmのシリカ粒子を
0.1g/m2、ゼラチン1g/m2含有するマット化層の
裏塗り第2層を設けた。次に、支持体の反対面に、下記
の下塗り層、ハロゲン化銀乳剤層、及び物理現像核層を
タンデム方式で塗布した。尚、下記の部とは、質量部を
表す。
【0041】 <下塗り層塗布液> ゼラチン 20部 シリカ微粒子 10部 (富士シリシア化学株式会社製SY445;平均粒径3.5μm) カーボンブラック分散液(固形分32質量%) 8部 スチレン−ブタジエンラテックス 2部 (日本エーアンドエル株式会社製POL752A) 界面活性剤 0.2部 グルタルアルデヒド 0.5部 ホルマリン(37質量%の水溶液) 1.5部 水で全量を400部に合わす。湿分塗布量は40g/m2
である。
【0042】 <ハロゲン化銀乳剤層塗布液> オルソ増感された高感度の塩化銀乳剤(硝酸銀換算) 14部 (硝酸銀/ゼラチンに質量比=2/1) 1−フェニル−3−ピラゾリドン 1部 界面活性剤 0.1部 N−メチロールエチレン尿素 0.8部 全量を120部に合わす。湿分塗布量は12g/m2であ
る。
【0043】 A液とB液を撹拌しながら混合し、30分後にイオン交
換樹脂の充填されたカラムに通し硫化パラジウムゾルを
得た。
【0044】 <物理現像核層塗布液A> 上記硫化パラジウムゾル 10部 ハイドロキノン 6部 1−フェニル−3−ピラゾリドン 0.4部 ポリマー 0.05部 (アクリルアミト゛(97)とヒ゛ニルイミタ゛ソ゛ール(3)共重合体;平均分子量10万) 界面活性剤 0.02部 ホルマリン(37質量%水溶液) 1部 全量を100部に調整する。湿分塗布量は10g/m2
ある。
【0045】上記下塗り層塗布液とハロゲン化銀乳剤層
塗布液をスライドホッパーコーティング法により同時重
層塗布し乾燥した。乾燥は5ゾーンに分割されており、
それぞれ温度湿度の調節が可能である。第1のゾーンは
0℃に設定し冷却、セットの為に使用した。第2、第3
のゾーンは大略恒率乾燥部として利用し、その部位では
ウエブの温度(乳剤層の表面温度)は最高14℃で乾燥
された。第4のゾーンではウエブの温度を30℃まで上
昇させ、第5のゾーンでは40℃まで上昇させた。第5
ゾーンでのウエブ滞留時間は10秒間であった。続いて
ディップ/ワイヤ−バースクイーズ法で物理現像核液を
塗布し30℃の温風で乾燥した。
【0046】上記した下塗り層塗布液、及びハロゲン化
銀乳剤層塗布液のpHを、それぞれpH4.3〜5.5
の間で変化して、各種塗布液を作製した。下塗り層とハ
ロゲン化銀乳剤層の重層塗布に用いた塗布液を湿分塗布
量に応じて混合した混合塗布液のpHを表1に示す。
【0047】上記した物理現像核層塗布液AのpHを測
定したところpH2.8であった。この物理現像核層塗
布液Aに、リン酸を1.2部加えた物理現像核層塗布液
Bを作製した。この物理現像核層塗布液BのpHは2.
0であった。表1には、下塗り層、ハロゲン化銀乳剤
層、及び物理現像核層の組み合わせを示した。また、下
塗り層とハロゲン化銀乳剤層の混合塗布液に、物理現像
核層塗布液を湿分塗布量に応じて加えたときのpH(核
層混合pH)も併せて記載した。
【0048】
【表1】 ─────────────────────────────────── サンフ゜ル 下塗り層 乳剤層 混合塗布液 物理現像核層 核層混合 No. pH pH pH pH pH ─────────────────────────────────── 1 4.3 4.3 4.3 A(2.8) 4.3 2 4.3 4.3 4.3 B(2.0) 3.5 3 5.5 4.8 5.2 A(2.8) 5.2 4 5.5 4.8 5.2 B(2.0) 4.3 5 5.5 5.5 5.5 A(2.8) 5.4 6 5.5 5.5 5.5 B(2.0) 4.4 ─────────────────────────────────── 混合塗布液;下塗り層と乳剤層の混合塗布液 核層混合;上記混合塗布液に物理現像核層の塗布液を混合したもの
【0049】また、従来の製造方法で作製したものをサ
ンプル7(参考例)とした。即ち、サンプルNo.1の
層構成で塗布したが、物理現像核層を塗布する前に一旦
巻き取り、40℃で7日間加温処理した後、物理現像核
層を塗布した。
【0050】上記のようにして作製したサンプルを製版
用のカメラで露光、現像処理して印刷版を作製した。現
像処理は、下記の銀錯塩拡散転写現像液により30℃で
15秒間現像処理を行った。
【0051】<現像液> 水 700ml 水酸化カリウム 20g 無水亜硫酸ナトリウム 50g 2−メルカプト安息香酸 1.5g 2−メチルアミノエタノール 15g 水を加えて1lとする。
【0052】上記の現像処理後、下記に示すような安定
液(中和液)に25℃で10秒間浸漬し、そして乾燥し
た。 <安定液> リン酸 1.2g 第一リン酸ナトリウム 25g エチレングリコール 5g モノエタノールアミン 5g 水で1lとする。(pH6に調整)
【0053】上記のようにして作製した印刷版につい
て、耐刷力とインキ受理性を評価した。印刷には、印刷
機としてリョービ3200CD(リョービK.K社製オ
フセット印刷機の商標)、インキとしてABdick3
−1012(商標)、及び下記の不感脂化液(印刷直前
に版面に塗布)と給湿液を用いた。耐刷力は、銀画像部
の欠落による画像飛びが生じて印刷に供せなくなった時
の印刷枚数で評価した。インキ受理性は、良好な印刷物
が得られるまでの印刷枚数で評価した。その印刷結果を
表2に示す。
【0054】<不感脂化液> 水 600ml イソプロピルアルコール 400ml エチレングリコール 50g 3-メルカフ゜ト‐4‐アセトアミト゛‐5 ‐n‐ヘフ゜チル‐1,2,4-トリアソ゛ール 1g
【0055】<給湿液> O−リン酸 10g 硝酸ニッケル 5g 亜硝酸ナトリウム 5g エチレングリコ−ル 100g コロイダルシリカ 28g 水を加えて2リットルとする。
【0056】
【表2】 ────────────────────────── サンフ゜ル 耐刷力 インキ受理性 備考 No. ────────────────────────── 1 − − 比較 2 − − 比較 3 3000枚 50枚 比較 4 10000枚以上 20枚 本発明 5 5000枚 40枚 比較 6 10000枚以上 20枚 本発明 7 10000枚以上 20枚 参考例 ────────────────────────── 表中、「−」は、銀画像にインキが乗らず評価不能を意
味する。
【0057】実施例2 実施例1のサンプル6と同一の構成で同一条件でタンデ
ム塗布した。但し、乾燥の第5ゾーンでウェブの温度を
60℃まで上昇させた。このようにしてサンプル8を作
製し、実施例1と同様に耐刷力とインキ受理性を評価し
た。その結果、耐刷力は1万枚以上でインキ受理性は1
5枚と更に性能が向上した。
【0058】
【発明の効果】上記結果から明らかなように、本発明に
よれば、印刷性能を低下させずにタンデム塗布が可能と
なり、生産効率が大幅に向上する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H025 AA00 AA12 AB03 AD03 BB00 BH03 DA29 DA35 2H096 AA09 BA17 CA05 CA20 EA02 GA08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくとも下塗り層とハロゲ
    ン化銀乳剤層を塗布、乾燥し、更に前記ハロゲン化銀乳
    剤層の上に物理現像核層を塗布する平版印刷版の製造方
    法において、前記下塗り層及びハロゲン化銀乳剤層の混
    合塗布液のpHが5以上であり、前記物理現像核層の塗
    布液が、前記下塗り層とハロゲン化銀乳剤層の混合塗布
    液のpHを4.5以下にするのに必要な酸を含有するこ
    とを特徴とする平版印刷版の製造方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも下塗り層及びハロゲン化銀乳
    剤層を塗布し乾燥した後、巻取らずに連続して物理現像
    核層を塗布する請求項1に記載の平版印刷版の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記該物理現像核層を塗布する前に、前
    記ハロゲン化銀乳剤層が塗布された面の表面温度が50
    ℃以上になるように加熱処理する請求項2に記載の平版
    印刷版の製造方法。
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