JP2003015034A - 投写用レンズ装置およびこれを用いた背面投写型画像表示装置 - Google Patents

投写用レンズ装置およびこれを用いた背面投写型画像表示装置

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JP2003015034A
JP2003015034A JP2002048934A JP2002048934A JP2003015034A JP 2003015034 A JP2003015034 A JP 2003015034A JP 2002048934 A JP2002048934 A JP 2002048934A JP 2002048934 A JP2002048934 A JP 2002048934A JP 2003015034 A JP2003015034 A JP 2003015034A
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lens group
screen
power
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JP2002048934A
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English (en)
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Daisuke Imafuku
大輔 今福
Naoyuki Ogura
直之 小倉
Kazunari Nakagawa
一成 中川
Koji Hirata
浩二 平田
Hidehiro Ikeda
英博 池田
Shuji Kato
修二 加藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B13/08Anamorphotic objectives

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  • Projection Apparatus (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】背面投写型画像ディスプレイ装置に用いる投写
用レンズ装置において、大口径比(低F値)、ハイフォー
カス、高コントラスト、低歪でかつ広画角を有する投写
用レンズ装置を低コストで実現する。 【解決手段】映像発生源に表示された原画像をスクリー
ンに拡大投影する投写用レンズ装置で、スクリーン側か
ら順に、屈折力を有しその中心部分の形状がスクリーン
側に凸のメニスカスレンズを含む第1レンズ群1、中心
部分の形状が映像発生源側に凸のレンズ面を有したレン
ズを含む第2レンズ群2、正の屈折力を有する両凸のレ
ンズを含む第3レンズ群3、正の屈折力を有し中心部分
の形状が映像発生源側に凸のレンズ面を有したレンズを
含む第4レンズ群4、スクリーン側に凹のレンズ面を有
し負の屈折力を持つレンズを含む第5レンズ群5を配し
た。そして、パワーレンズ3の入出射面間に、入射瞳1
2が位置するような配置することで、歪曲収差を低減し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CRT等の投写管
を用いた映像発生源の映像をスクリーンに拡大投影して
該スクリーン上に拡大映像を表示するための投写レンズ
およびそれを用いた投写型画像表示装置に関する。特
に、画面歪が少なく、フォーカス性能に優れた高コント
ラストで明るい画像が得るのに好適な投写用レンズ装置
およびこれを用いた背面投写型画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用の画像表示装置としてのテ
レビジョンセットは、画面の横長ワイド化に伴って大画
面化が進んでいる。この家庭用の画像表示装置として
は、ブラウン管を用いた直視型と、映像発生源である5
〜7インチ程度の小型投写管(ブラウン管)上の画像を投
写用レンズ装置によりスクリーン上に背面から拡大投写
するいわゆる背面投写型の2種類がある。セットのコン
パクト性と重量、並びにコストの観点から、37インチ
を超える画面サイズでは、背面投写型の画像表示装置が
主流となっている。
【0003】背面投写型画像表示装置に用いられる投写
用レンズ装置として、例えば、特開平7−159688
号公報(以下第1の従来技術と称す)に記載のもの、およ
び特開平9−159914号公報(以下第2の従来技術
と称す)に記載のものが知られている。上記第1の従来
技術は、第3レンズ群3に含まれる最も強い正の屈折力
を持つパワーレンズとして低分散、高屈折率の球面ガラ
スレンズと4枚の非球面レンズとを備えた5群5枚構成
のレンズを開示している。また、上記第2の従来技術
は、パワーレンズとして高分散、低屈折率の球面ガラス
レンズと5枚の非球面レンズとを備えた6群6枚構成の
レンズを開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、投写用レン
ズ装置は、セットのコンパクト化のために焦点距離が短
く、画面周辺部の明るさとフォーカス性能が良好であ
り、かつ低コストであることが要求される。低コスト化
のためには、その構成枚数を極力少なくし、かつ、パワ
ーレンズとして廉価な光学ガラスレンズを使用するのが
最も有効な方法である。一般に、光学ガラスの価格は屈
折率が高いほど、また分散が小さいほど高価である。
【0005】上記第1の従来技術のパワーレンズに使用
されている光学ガラスは、高屈折力を持つ低分散ガラス
のSK16である。この光学ガラスの価格は、投写用レ
ンズ装置に使用される光学ガラスの代表であるSK5を
基準(1.0)にするとSK16は(2.1)と2倍以上であ
る。このため、第1の従来技術では、レンズの構成枚数
を5枚とすることで低コスト化を図っている。
【0006】しかしながら、更なるコスト低減のため
に、パワーレンズとして廉価な高分散、低屈折率の球面
ガラスレンズを用いた場合、所望の屈折力を得ることが
困難となるばかりでなく、発生する収差量も増加する。
また、収差補正の役割を担う非球面プラスチックレンズ
の非球面係数の次数が10次以下であるため、取り得る
レンズ形状と構成枚数による非球面数の制約から収差の
補正能力が不足する。その結果、低コスト化を実現でき
るものの、収差を良好に補正することが困難となる。高
価な低分散、高屈折率の球面ガラスレンズを用いて低コ
ストを図ることは困難となる。
【0007】歪曲収差等の画像歪の発生量は、パワーレ
ンズ(ガラスレンズ)と入射瞳の位置の関係によるところ
が大きい。歪曲収差とは、光軸上(近軸)の倍率と周辺の
倍率の差により映像発生源の原画像形状がスクリーン上
に歪んだ形で投写される現象で、入射瞳がパワーレンズ
よりスクリーン側にある場合は、近軸倍率に対して周辺
倍率が高くなるため糸巻き型と呼ばれる歪みとなり、入
射瞳がパワーレンズより映像発生源側にある場合は、近
軸倍率に対して周辺倍率が低くなるため、たる型と呼ば
れる歪みとなる。すなわち、歪曲収差は、映像発生源上
の各物点から入射瞳の中心を通る主光線がパワーレンズ
の光軸から離れた位置を通過することにより周辺倍率と
近軸倍率との差が大きくなることから生じる。
【0008】第1の従来技術では、パワーレンズのスク
リーン側に、弱い負の屈折力を有し、球面収差とコマ収
差を補正している第2群レンズが配置されている。この
ため、さらなる広画角(短投写距離)を実現しようとする
と、レンズ全系の入射瞳位置が、第3群レンズの中心か
らスクリーン側に移動する。この結果、歪曲収差が大き
くなる。上記のような非球面プラスチックレンズの収差
の補正能力では、歪曲収差を良好に補正することが困難
である。
【0009】第2の従来技術は、パワーレンズとして廉
価な高分散、低屈折率の球面ガラスレンズを用いている
ため、ある程度のコスト低減が可能となる。しかしなが
ら、第2の従来技術では、高分散、低屈折率の球面ガラ
スレンズを用いることにより増加する収差を良好に補正
するために、収差補正用の非球面レンズを多く(第1の
従来技術よりも1枚多く)している。このため、結果と
して、大幅なコスト低減を実現できない。
【0010】また、投写用レンズ装置には、コントラス
トの向上も要求される。一般的に投写用レンズ装置のレ
ンズ性能としては、投写レンズの収差補正能力を重視す
る。しかし、背面投写型画像表示装置における画質とし
ては、画像の白黒比を示すコントラストの向上がレンズ
性能の良否を判断する上で重要な要素となる。コントラ
ストの向上を図るためには、投写用レンズ装置内の各レ
ンズ群における反射光(不要光)が原画像に戻らないよう
に出来る限り離して配置する必要がある。この結果、ほ
とんどの場合で収差の発生が増加し、この収差を良好に
補正するために要求される補正能力も高くなる。第1お
よび第2の従来技術の構成においては、これ以上の補正
能力の向上が困難であり、コントラストの向上も困難と
なる。
【0011】一般的に、画角が広い背面投写型画像装置
へ投写用レンズ装置を用いる場合において、所望の倍率
および性能を満足させるためには、投写用レンズ装置を
構成するレンズの中で最も大きいパワーを持つガラスレ
ンズを映像発生源側に配置する必要がある。このため、
入射瞳とパワーレンズ(ガラスレンズ)の相対的位置が変
化することにより映像発生源上の各物点からの主光線の
位置が変化し画像歪および非点収差が増加し、収差補正
が困難になる。
【0012】さらに、パワーレンズを映像発生源側に配
置すると、パワーレンズよりスクリーン側に配置された
収差補正の役割を担うプラスチックレンズへ入射する光
束の幅が広がる。よって、当初の性能と同等の明るさを
得るためには、この収差補正用プラスチックレンズの口
径を大きくする必要があり、レンズの口径が大きくなる
ことにより低コスト化を困難にする要因となる。
【0013】本発明は、上述の従来技術の課題に鑑みて
為されたものであり、その第1の目的は、コストを低減
しつつ、広い画角範囲での低減、および良好に収差補正
を行い得ることができる投写用レンズ装置およびこれを
用いた背面投写型画像表示装置を提供することにある。
【0014】また、本発明の第2の目的は、コントラス
トを向上せしめた投写用レンズ装置およびこれを用いた
背面投写型画像表示装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では投写レンズ単体と、その装置への適用方
法に工夫を施した。まず、上記第1の目的を達成すべ
く、請求項1、2および20に記載されているように、
投写用レンズ装置が備える複数のレンズ素子の中で最も
強い正の屈折力を有する(第3レンズ群3に含まれる)パ
ワーレンズの、光入射面と光出射面との間に投写用レン
ズ装置の入射瞳が位置するように構成した。これによっ
て、映像発生源上の各物点からの主光線がガラスレンズ
の入出射面で光軸近傍を通過するようにし、歪曲収差お
よび非点収差の発生を低く抑えている。そして、例えば
請求項6に記載のようなアッベ数νdが60以上で、か
つ屈折率(nd)が1.600以下の廉価なガラス材をパ
ワーレンズに用いて5群5枚構成にした場合でも、歪曲
収差および非点収差の発生を低く押さえて良好な補正能
力を確保することができる。
【0016】このように、本発明は、画像歪の発生が充
分に抑えられるレンズの配置構成となっている。よっ
て、例えばパワーレンズに廉価な高分散、低屈折率の球
面ガラスレンズを用いた場合でも、例えば4枚の非球面
レンズで充分に収差補正が可能となる。よって、このよ
うな場合でも所望の明るさおよびフォーカス性能を得る
ことができる。すなわち本発明によれば、良好な画像の
明るさおよびフォーカス性能を備えた低コストの投写用
レンズ装置およびそれを備えた投写型画像表示装置を実
現できる。
【0017】パワーレンズに低屈折率の廉価な光学ガラ
スを使用したことにより不足する屈折力は、ガラスレン
ズのスクリーン側に配置された球面収差とコマ収差を補
正するための非球面プラスチックレンズを含む第2レン
ズ群2に分担配分することで、所望の屈折力を得るよう
にしてもよい。
【0018】非球面プラスチックレンズの屈折力を増や
した場合、温度変化や吸湿に対する性能劣化が大きくな
る。これを防止するために、請求項4または5に記載し
ているように、複数のレンズ素子の中でも最も性能への
影響度が高いガラスレンズのどちらか一方の面の曲率半
径を大きく(166mm以上と)している。これにより、
温度変化や吸湿で生じる鏡筒の組み立て精度の劣化によ
る偏心、傾きの感度を低くし、温度変化や吸湿に対する
性能劣化が生じないようにしている。
【0019】パワーレンズに低屈折率の廉価な光学ガラ
スを使用したことにより屈折力が不足し、球面収差が増
加する。これに対し、請求項10、11、12および1
4に記載のように、投写用レンズ装置の中で収差補正の
役割を担う非球面プラスチックレンズを、非球面係数が
14次以上で表される非球面形状のレンズとする。
【0020】このように、非球面量が大きく複雑な形状
の非球面形状を多用することで、映像発生源上の各物点
から入射瞳の周辺部を通る光線における収差を補正する
能力を得ることができる。
【0021】次に、本発明の第2の目的を達成するため
の構成について説明する。投写レンズ装置においてコン
トラストが低下する要因は、映像発生源に最も近い位置
に配置されるスクリーン側に凹面を向けたメニスカスレ
ンズの空気側界面(光出射面)で生じる反射光の反射であ
る。この反射光が映像発生源の表示面に映し出される原
画像の低輝度部分に戻りコントラストを低下させてい
る。そこで、本発明では請求項8および13に記載して
いるように、上記メニスカスレンズの光出射面と前記螢
光面ガラス入射面の距離をできる限り大きく取る。こう
することにより、メニスカスレンズの空気側界面(光出
射面)で生じ、映像発生源へ戻る反射光全体の量を減ら
すことはできないが、反射光が映像発生源へ戻るまでの
光路が長くなることにより反射光が広がり面積あたりの
強度が減らすことができる。これが、コントラストの向
上をもたらす。
【0022】さらに、請求項9に記載のように、前記メ
ニスカスレンズ、レンズおよびこのメニスカスレンズと
接触する映像発生源を冷却するための冷却液の少なくと
も一方に、原画像の主波長以外を吸収するような波長選
択性フィルターを施してもよい。これにより、反射光を
効果的に低減できると同時に色収差の発生も抑制でき
る。
【0023】最後に、投写用レンズの広画角化を実現す
るための課題は、前記投写用レンズの第3レンズ群3の
パワー配分を増加させることによって解決できる。こう
することで、所望の倍率を得ることはもとより、パワー
レンズよりスクリーン側に配置された収差補正の役割を
担う第1群レンズおよび第2群レンズへ入射する光束幅
の広がりを最小限に抑えることができる。これにより、
収差補正用プラスチックレンズの口径を広げることなく
広画角化に対応することができる。
【0024】また、第3レンズ群のパワー配分を増加さ
せても、第3レンズ群の出射面周辺部の強い正の屈折率
と、第1レンズ群の出射面周辺部における負の屈折力お
よび非球面形状とによって、周辺における光線のメリデ
ィオナル方向の横収差をコントロールできる。このた
め、収差補正能力を良好に保ちつつ広画角化に対応する
ことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明の一実施の形態としての投写
用レンズ装置のレンズ主要部を示す断面図である。この
図1に示された本発明に係る投写用レンズ装置の実施形
態における各レンズ群の作用について、図2を併用して
説明する。第1群レンズ1は、軸上の物点Aから映像光
束(上限光線RAY1)に対しては球面収差を、画面周辺
部の物点Hからの映像光束(上限光線RAY2、下限
光線RAY3)に対してはコマ収差を補正する。第2群
レンズ2は、非点収差とコマ収差を補正する。第3群レ
ンズ3は、温度変化によるフォーカス性能のドリフトを
低減するためにガラスとしている。この第3群レンズ
は、全系の中で最も強い正の屈折力を有しているため、
パワーレンズとも呼ばれている。また、本実施の形態で
は、投写レンズのコストを低減するため廉価な光学ガラ
スであるSK5(SCHOTTガラス材カタログ名)または同等
の低屈折率で高分散材を用いている。第4群レンズ4
は、図2に示すように、画面周辺部の物点Hからの映
像光束(上限光線RAY2、下限光線RAY3)で発生す
る高次のコマ収差を補正する。第5群レンズ5は、投写
管(ブラウン管)の螢光面Pと共に像面湾曲の補正を行
っている。第5群レンズ5は、スクリーン側に凹面を向
けたメニスカスレンズであり、その光入射面は、投写管
を冷却するための冷却液6と結合されている。すなわ
ち、冷却液6は、第5群レンズと投写管パネル7との間
に形成した空間内に、液密に充填されるものである。ま
た、第1群レンズ1から第4群レンズ4は、内鏡筒8に
組み込まれ、内鏡筒8は外鏡筒9に固定される。さら
に、この外鏡筒9は、ブラケット10へ固定する。そし
て、物体面である投写管螢光面P上の画像を、スクリ
ーン11上に拡大投写する。なお、本発明の実施の形態
において、第5群レンズの焦点距離は、投写管パネル
7、冷却液6、螢光面P1を含めて計算している。
【0026】このような投写用レンズ装置において、本
発明は、パワーレンズである第3レンズ群3の光入射面
と光出射面との間に当該投写用レンズ装置の入射瞳が位
置するように構成したことを特徴とするものである。以
下、この特徴的な構成について、図3を併用して詳細に
説明する。
【0027】図3は、歪曲収差の定義説明図である。歪
曲収差とは、光軸上(近軸)の倍率と周辺の倍率の差によ
り映像発生源上の原画像形状がスクリ−ン上に歪んだ形
で投写される現象で、歪曲収差の大きさを図3のように
原画像の物高さYの物点Hが近軸倍率に等しい倍率で
像を成した像点Pを理想像高Y'とし、現実の像点P
およびPの像高さY,Yの大きさをY'と比較
して伸縮した距離の比率を百分率で表現したものであ
る。また、歪曲収差の発生量は、ガラスレンズと入射瞳
の位置の関係によるところが大きく、入射瞳がガラスレ
ンズよりスクリーン側にある場合は、近軸倍率に対して
周辺倍率が高くなるため、現実像高はY側となり、糸
巻き型と呼ばれる歪みとなる。また、入射瞳がガラスレ
ンズより映像発生源側にある場合は、近軸倍率に対して
周辺倍率が低くなるため、現実像高はY側となり、た
る型と呼ばれる歪みとなる。どちらの場合でも、映像発
生源上の物点Hから入射瞳の中心を通る主光線がガラ
スレンズの光軸から離れた位置を通過するほど近軸倍率
との差が大きくなる。すなわち、ガラスレンズを入射瞳
より離れた位置に配置するほどガラスレンズの周辺を主
光線が通過することから歪曲収差が増加する。
【0028】本発明では、図2に示す通り、物体面であ
る投写管螢光面Pからdの距離の位置に仮想の入射瞳
12を置き、第3群レンズ3の出射面S5と入射面S6
をこの間に入射瞳12が含まれるような位置に配置する
構成としている。これにより、投写管螢光面Pの光軸
からHの高さの最大像高点Hおよび中間像高点H
らの主光線RAY4およびRAY5が第3群レンズ3の
入射面S6と出射面S5を光軸から高さで±20mm以
内の光軸近傍を通過するよう構成し、歪曲収差および非
点収差の発生を低く抑えている。
【0029】図1に示した本発明に係る投写用レンズの
実施形態に対応するレンズデータを表1乃至11に示
す。更に、表12に、表1乃至11の各々のレンズデー
タに対応する、投写管螢光面P1の光軸からHの高さの
最大像高点H1と投写管螢光面P1からの距離dと歪曲
収差量を示す。表12の「データNO.」は、表の番号に
対応する。表12に示すとおり、投写管螢光面P1の最
大像高点H1の光軸からの距離Hと投写管螢光面P1
らの距離dに関して、以下の関係が成立するようにして
いる。
【0030】0.635≦H/d≦0.857 この関係の成立する範囲に設定された入射瞳を含む位置
にガラスレンズを配置することで、歪曲収差量を1.5
%から7.5%に抑えることが出来る。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】
【表5】
【0036】
【表6】
【0037】
【表7】
【0038】
【表8】
【0039】
【表9】
【0040】
【表10】
【0041】
【表11】
【0042】
【表12】
【0043】上記表1乃至11に示したレンズデータの
読み方について、表1を元に図1、図2を用いて説明す
る。表1は、主に光軸近傍のレンズ領域を扱う球面系と
その外周部に付いての非球面系とにデータを分けて示し
ている。
【0044】まず、スクリーン11は曲率半径が無限大
(即ち平面)であり、スクリーン11から第1群レンズ1
の面Sまでの光軸上の距離(面間隔)が862mm、そ
の間にある媒質の屈折率が1.0であることが示されて
いる。またレンズ面Sの曲率半径が、78.526m
m(曲率中心が、映像発生源側)であり、レンズ面S
と、Sの光軸上の距離(面間隔)が7.35mmで、
その間にある媒質の屈折率が1.4924であることが
示されている。以下、同様にして最後は、投写管パネル
7の螢光面P1の曲率半径が350mm、投写管パネル
の光軸上の厚さが14.1mm、屈折率が1.56232
であることが示されている。第1群レンズ1の面S
、第2群レンズ2の面S、S、第4群レンズ4
の面S、S 、第5群レンズ5の面Sについては非
球面係数が示してある。
【0045】ここで、非球面係数とは、レンズ面形状を
次式で表現した時の係数である。
【0046】
【数1】
【0047】但し、K、A、B、C、D、E、F・・Z
は任意の定数、nは任意の自然数、RDは近軸曲率半径
である。
【0048】ただし、Z(r)はレンズ形状の定義説明図
である図4および図5に見られる如く、スクリーンから
映像発生源に向かう光軸方向をZ軸にとり、レンズの半
径方向をr軸にとった時のレンズ面の高さを表してい
る。rは半径方向の距離を表し、RDは曲率半径を示し
ている。従って、K、A、B、C、D、E、Fなどの各
係数が与えられれば、上記式に従ってレンズ面の高さ
(以下サグ量と記述)、つまり形状が定まる。
【0049】図5は、非球面A(r)の説明図で、上記
非球面の項にそれぞれの値を代入すれば、球面系のみの
レンズ面S(r)から(A(r)−S(r))だけずれた
レンズ面が得られる。またこの比率(A(r)/S
(r))の絶対値が小さいほど非球面の程度が強い。さ
らに上記非球面式における2次微分値が0となる任意の
r位置において面の傾斜方向が変化する変曲点が存在
し、この変曲点が多いほど複雑な非球面形状であること
を示している。以上が表1乃至11に示したデータの読
み方である。
【0050】また、本発明に係る投写レンズ装置の実施
形態においては、投写管螢光面P上に5.39インチ
のラスターを表示し、スクリーン上に54インチもしく
は64インチのどちらか一方に拡大投写した場合に最良
の性能が得られるように構成している。投写用レンズ装
置は、54インチでは投写距離862mm、および64
インチでは投写距離1013mmの短投写を実現してお
り、図11に示すように折り返しミラー16が1枚の背
面投写型画像表示装置においても、充分コンパクトなセ
ットが実現できる。なお、図11については後述する。
【0051】本発明の実施形態においては、第3群レン
ズ3の入射面S6と出射面S5のそれぞれの曲率半径R
S6、RS5を −105796.523≦RS6≦844843.829 53.203≦RS5≦97.751 の範囲に設定することで第3群レンズ3での色収差およ
び球面収差をバランス良く補正出来る。
【0052】つぎに、図6を用いてコントラストを劣化
させる要因について説明する。図6は、図1に示した構
成の投写管から第5群レンズ5までを詳細に示した図で
ある。図6において、第5群レンズ5は距離Tの位置で
ブラケット10に固定されている構成となっている。図
1に同一な部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0053】このような構成においては、投写管(ブラ
ウン管)螢光面P1に写し出された原画像の高輝度点H
1、H2、Aの各点からの光束RAY6、RAY7、R
AY8が、第5レンズ群5の出射面S9で反射する。こ
の反射光RAY6'、RAY7'、RAY8は、投写管
(ブラウン管)螢光面P1に写し出された原画像の低輝度
部分に戻りコントラストを低下させている。コントラス
トは、投写管(ブラウン管)螢光面P1に写し出された原
画像の高輝度部と低輝度部の比率で表されるもので、前
述の反射光RAY6'、RAY7'、RAY8'のエネル
ギーが強ければ強いほど低輝度部分の輝度が上がるため
コントラストが低下することとなる。
【0054】本発明の構成においては、投写管パネル7
と第5群レンズ5は距離Tを従来技術の構成より広げる
構成としたことで、反射光のRAY6'、RAY7'、R
AY8'強度を小さくし、高コントラストを実現してい
る。
【0055】つぎに、コントラスト改善の実現を、従来
技術の構成より距離Tを広げる構成としたことでなぜ可
能となるのかについて、図7及び8を用いて視覚的に説
明する。図7は、従来技術について表した図であり、図
8は、本発明の構成図について表したである。図7およ
び図8の構成については、図6と同様のため説明を省略
する。
【0056】図7および図8において、投写管(ブラウ
ン管)螢光面P1に写し出された原画像の高輝度点H3お
よびH4からの光束RAY9、RAY10、RAY1
1、RAY12、前記構成における第5レンズ群5の出
射面S9で反射する。この反射光RAY9'、RAY1
0'、RAY11'、RAY12'が投写管(ブラウン管)
螢光面P1に写し出された原画像の低輝度部分に戻りコ
ントラストを低下させている。
【0057】ここで、光束RAY9とRAY10、RA
Y11とRAY12の間の光束についても考慮すると、
前記低輝度部分にもどる反射光は戻り幅G、G'を持
ち、前記距離Tを広げる構成をとることにより、前記戻
り幅Gが広くなる。この前記戻り幅Gが広くなること
で、前記低輝度部分にもどる反射光の面積あたりのエネ
ルギーが弱くなり、コントラストの低下を防ぐことがで
きる。
【0058】第2の従来技術と本発明の形態について比
較すると、第2の従来技術の距離T'が14.5mmに対
し、本発明の形態の距離Tでは、2.6mm広げて17.
1mmとした。その結果、前記戻り幅Gが1.2倍に広
げることが出来た。
【0059】図9は、実験により距離Tとコントラスト
の関係を求めた結果である。この結果から、距離Tを1
5mm以上に設定することで、従来技術で得られる以上
の高コントラストを実現している。本発明の実施の形態
では、17.1mmと設定したことで、従来技術のコン
トラスト70であったのに対してコントラスト80で従
来比15%向上した結果を得た。
【0060】また、距離Tを広げることにより良好な収
差補正が格段に困難となるが、収差補正の役割を担う非
球面プラスチックレンズの形状を後述する構成とするこ
とで、補正能力を上げ、良好な収差補正を実現してい
る。
【0061】さらに、本実施の形態では、第5群レンズ
5において、第5群レンズ5に原画像からの光束RAY
6、RAY7、RAY8の主波長以外を吸収するような
波長選択性フィルターを施し、画質に不要なスペクトル
を吸収させてしまうことで、反射光RAY6'、RAY
7'、RAY8'の強度を効果的に低減していると同時に
色収差の発生も抑制している。尚、上記従来比15%の
コントラストの向上には、波長選択性フィルターの効果
も含まれている。
【0062】次に、収差補正の役割を担う非球面プラス
チックレンズの形状について説明する。本発明において
は、収差補正の役割を担う非球面プラスチックレンズの
非球面形状を14次係数以上で表される非球面で構成し
ている。
【0063】表13乃至19に、各レンズ群構成に対応
して既に述べたように、非球面の程度(Asn/Ssnの絶
対値。nは非球面を持つレンズ面の番号で、本実施形態
では、n=1,2,3,4,7,8,9である)と変曲
点数を示した表である。表13に第1群レンズ1の出射
面S1、表14に第1群レンズ1の入射面S2、表15
に第2群レンズ2の出射面S3、表16に第2群レンズ
2の入射面S4、表17に第4群レンズ4の出射面S
7、表18に第4群レンズ4の入射面S8、表19に第
5群レンズ5の出射面S9を示したものである。
【0064】
【表13】
【0065】
【表14】
【0066】
【表15】
【0067】
【表16】
【0068】
【表17】
【0069】
【表18】
【0070】
【表19】
【0071】表13乃至19に示すように、投写レンズ
装置を構成するレンズ群において、少なくとも一面以上
に、各レンズ面の有効半径内に2個所以上の変曲点を有
した非球面とし、かつ、非球面の程度を示すASn/S
Snの絶対値においては、下記の関係が成り立ってい
る。
【0072】 S1: 0.025 ≦AS1/SS1≦0.462 S2: 0.806 ≦AS2/SS2≦2.194 S3: −78.036≦AS3/SS3≦84.667 S4: −0.549 ≦AS4/SS4≦0.911 S7: −32.756≦AS7/SS7≦74.256 S8: −1.729 ≦AS8/SS8≦1.216 S9: 0.842 ≦AS9/SS9≦1.466 上記のような構成によれば、投写レンズ装置の収差補正
の役割を担う非球面プラスチックレンズにおいて十分な
収差補正能力を得ることができる。尚、表13乃至19
は、あくまでも本実施形態の代表的なデータを記述した
ものであり、上記の非球面量の範囲を示す条件式の上限
値或いは下限値が必ずしも示されていないが、当然なが
ら、この条件式の範囲内であればどの値をとってもよ
い。
【0073】また、表1から表11に示した本発明の実
施の形態において、投写用レンズ装置全系の焦点距離を
、第1群レンズ1、第2群レンズ2、第3群レンズ
3、第4群レンズ4、第5群レンズ5の、それぞれの焦
点距離を、f、f、f、f、f、とした時、
表20に示した関係が成立している。
【0074】
【表20】
【0075】すなわち、本発明における投写用レンズ装
置の各レンズ群の焦点距離とレンズ全系の焦点距離との
関係(すなわち各レンズ群のパワー配分)は以下の条件式
を満たしている。
【0076】 0.112≦f/f≦ 0.329 −0.028≦f/f≦ 0.505 0.613≦f/f≦ 0.833 0.004≦f/f≦ 0.420 −0.905≦f/f≦−0.135 このように、本実施の形態では、投写用レンズ装置全系
の正屈折力の一部分を、ガラスレンズ以外のスクリーン
側に配置された球面収差とコマ収差を補正するための非
球面プラスチックレンズを含む第2群レンズに分担配分
した構成としている。このようにすることで、低屈折率
の廉価な光学ガラスを使用することにより不足する屈折
力を補い、所定の屈折力を得られる構成としている。
【0077】さらに、本実施形態では、投写用レンズ装
置を保持している内鏡筒8の基準面となるレンズ群の中
で最も性能への影響度が高いパワーレンズのどちらか一
方の面の曲率半径を166mm以上と大きくしている。
これにより、組み立て精度誤差による偏心、傾きへの感
度を低くすることで、温度変化や吸湿に対する性能劣化
を防止している。
【0078】次に、以上説明した本発明に係る投写用レ
ンズ装置を用いて投写管螢光面上に5.39インチのラ
スターを映しだし、スクリーン上に拡大投写(54イン
チ)した場合のMTF(Modulation Tran
sfer Function)によるフォーカス性能の
評価結果を図10に示す。
【0079】ここで、図10において、特性Aは、表1
に対応しており、特性B2は表2に対応している。さら
に特性C3は表3のデータと対応している。尚、評価周
波数としては、スクリーン上で白、黒の縞信号として3
00TV本を取った場合について示している。表4乃至
11に示したそのレンズデータにおいても、本構成によ
れば、図10と同様に良好なMTF特性が得られる。
【0080】図11は、本発明による投写用レンズ装置
を適用した背面投写型画像表示装置の主要部を示す画面
垂直方向断面図である。図11において、11はスクリ
−ン、13は折り返しミラ−、14は投写用レンズ装
置、16は映像発生源である投写管(ブラウン管)、15
は投写用レンズ装置14を投写管16に固定するための
ブラケット、18は背面投写型画像表示装置の筐体、1
7は投写用レンズ装置14からの映像光束である。
【0081】図11で、投写管16からの映像光は投写
用レンズ装置14で拡大して投写され、投写された映像
光束17は、折り返しミラ−13で折り返されて、背面
から投写され、スクリ−ン11に画像歪の少ない映像を
写し出すことができる。
【0082】以上、述べたように、本発明の実施形態に
よれば、次の作用効果が得られる。 (1)ガラスレンズを、入射瞳がそのガラスレンズの入出
射面間に含まれるような位置に配置することで、映像発
生源上の各物点からの主光線がガラスレンズの入出射面
で光軸近傍を通過するため、歪曲収差および非点収差の
発生を低く抑えることができる。 (2)ガラスレンズのスクリーン側に配置された非球面プ
ラスチックレンズにガラスレンズの屈折力を分担配分す
ることで、廉価な低屈折率の光学ガラスの使用を実現で
きる。 (3)投写用レンズ装置を保持している鏡筒の基準面とな
るレンズ群の中で最も性能への影響度が高いガラスレン
ズのどちらか一方の面の曲率半径を大きくすることで、
温度変化や吸湿に対する性能劣化を防止できる。 (4)映像発生源と映像発生源に最も近く配置されたレン
ズエレメント間の距離を離し、さらに、レンズエレメン
トに波長選択性フィルターを施すことで、レンズエレメ
ントからの反射光の強度が低減できる。その結果、コン
トラストを従来比で15%向上している。 (5)また、収差補正の役割を担う非球面プラスチックレ
ンズにおいて非球面形状を非球面量が大きく複雑な形状
の非球面形状を多用できる14次以上の係数で表される
非球面とすることで十分な収差補正能力を得ることがで
きる。
【0083】このように、本発明に係る投写用レンズ装
置をもちいれば、画面の全領域にわたって明るく、高コ
ントラストでハイフォーカス、広画角、低歪な画像を得
られコンパクトな背面投写型画像表示装置が実現でき
る。さらに、5群5枚構成においても従来の6群6枚構
成のフォーカス性能を劣化させることなく安価なガラス
レンズを使用できることからコスト低減も実現できる。
【0084】本発明の投写用レンズ装置を適用すれば、
第1群レンズ1の最もスクリーン側に位置するレンズの
スクリーン側レンズ面先端から、透過型スクリーン(4
9インチから71インチ)までの距離(投写距離)L(m
m)と透過型スクリーンの対角有効サイズM(インチ)の
間には、次の関係が成り立ちコンパクトなセットを実現
できる。
【0085】14.0<(L/M)<17.9 表1から表11に示した本発明の実施の形態において、
映像発生源から第3レンズ群3のうち最も映像発生源側
に位置するレンズ面に至るまでの距離A(mm)、第3レ
ンズ群3のレンズのうち最もスクリーン側に位置するレ
ンズ面からスクリーンに至るまでの距離B(mm)、これ
らの比率(B/A)をMaとし、またスクリーンの有効対
角長M(インチ)、映像発生源の有効対角長m(インチ)、
これらの比率(M/m)をMbとした時、表21に示した
関係が成立している。
【0086】
【表21】
【0087】表21より、本発明における投写用レンズ
装置は、ガラスレンズの配置位置、および画角(倍率)と
の間に以下の関係式が成立している。
【0088】10.6< Ma <13.7 1.01<(Ma/Mb)<1.16 上記のような関係が成立する範囲に、前記パワー配分の
第3レンズ群3(パワーレンズ)を配置することで、41
“〜71”までの広い画角を持ち、良好な収差補正と画
像歪を7.5%以下に抑えることができる投写レンズを
得ることができる。
【0089】また、広い画角を持ちながら第3レンズ群
3の出射面において光束幅を必要以上に広げないので、
第3レンズ群3よりスクリーン側に配置された収差補正
用プラスチックレンズの口径を大きくする必要がないこ
とから、この投写レンズを安価に実現することを可能に
する。
【0090】尚、表1乃至11に示した本発明の実施形
態に係るレンズデータおよび表12乃至21は、本発明
を実施するのに好適である代表的データを示しており、
必ずしもこの実施の形態の中で説明した各条件式の範囲
(d/Hの範囲、各非球面レンズ面の非球面の範囲、各
レンズ群のパワー配分範囲、第3レンズ群3の配置範
囲)の上限値および下限値は示されていないが、当然な
がら、この条件式の範囲内であればどの値をとってもよ
く、上限値および下限値もしくはその近傍でも上述した
効果を奏し得ることは言うまでもない。
【0091】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、画
像歪を低減して良好に収差補正を行える。また、コント
ラスト性能も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る投写用レンズ装置の一実施形態を
示す断面図
【図2】本発明の投写用レンズ装置の光線追跡結果、お
よび入射瞳の位置を説明するための図
【図3】歪曲収差の定義説明図
【図4】レンズ形状の定義を説明するために用いる説明
【図5】レンズ形状の定義を説明するために用いる説明
【図6】コントラストの劣化原因を説明するために用い
る説明図
【図7】従来技術の構成によるコントラストの劣化原因
を説明するために用いる説明図
【図8】本発明の構成によるコントラストの改善結果を
説明するために用いる説明図
【図9】画像表示部と最も近くに配置されたレンズエレ
メント間の距離とコントラストの実験に基づいた相関図
【図10】本発明の投写用レンズ装置のMTF特性図
【図11】本発明による投写用レンズ装置を適用した背
面投写型画像表示装置の主要部を示す画面垂直方向断面
【符号の説明】
1…第1群レンズ、2…第2群レンズ、3…第3群レン
ズ、4…第4群レンズ、5…第5群レンズ、6…冷却
液、7…投写管パネル、8…内鏡筒、9…外鏡筒、11
…スクリーン、12…入射瞳(仮想)13…折り返しミラ
ー、14…投写用レンズ装置、15…ブラケット、16
…CRT、P1…螢光面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/74 H04N 5/74 A (72)発明者 小倉 直之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 (72)発明者 中川 一成 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 (72)発明者 平田 浩二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 (72)発明者 池田 英博 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 (72)発明者 加藤 修二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 Fターム(参考) 2H087 KA06 KA07 PA05 PA17 PB05 QA07 QA12 QA21 QA25 QA37 QA41 QA45 RA05 RA12 RA13 UA01 5C058 BA08 BA23 EA02 EA12

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像発生源に表示された原画像をスクリー
    ンに拡大投影するための、複数のレンズ素子を備えた投
    写用レンズ装置であって、前記複数のレンズ素子は、該
    複数のレンズ素子の中で最も強い正の屈折力を有するパ
    ワーレンズを含み、該投写用レンズ装置の入射瞳が、該
    パワーレンズの光入射面と光出射面との間に位置する構
    成としたことを特徴とする投写用レンズ装置。
  2. 【請求項2】映像発生源に表示された原画像をスクリー
    ンに拡大投影するための、複数のレンズ素子を備えた投
    写用レンズ装置であって、前記複数のレンズ素子は、前
    記スクリーン側から前記映像発生源にかけて順に、その
    中心部分の形状がスクリーン側に凸のメニスカスレンズ
    を含む第1レンズ群、その中心部分の形状が映像発生源
    側に凸のレンズ面を有したレンズを含む第2レンズ群、
    前記複数のレンズ素子の中で最も強い正の屈折力を有す
    るパワーレンズを含む第3レンズ群、正の屈折力を有し
    中心部分の形状が映像発生源側に凸のレンズ面を持つレ
    ンズを含む第4レンズ群、及びスクリーン側に凹のレン
    ズ面を有し負の屈折力を持つレンズを含む第5レンズ群
    を配し、該投写用レンズ装置の入射瞳が、前記パワーレ
    ンズの光入射面と光出射面との間に位置する構成とした
    ことを特徴とする投写用レンズ装置。
  3. 【請求項3】前記映像発生源に表示された原画像の最大
    像高さH、前記と映像発生源から前記パワーレンズ内に
    位置する入射瞳までの光軸上の距離をdとしたとき、次
    の条件を満足するように構成したことを特徴とする請求
    項1または2に記載の投写用レンズ装置。 0.635≦H/d≦0.857
  4. 【請求項4】前記パワーレンズの光出射面の曲率半径を
    RS5、および光入射面の曲率半径をRS6としたと
    き、次の条件を満足することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の投写用レンズ装置。 −105796.523≦RS6≦844843.829 53.203≦RS5≦97.751
  5. 【請求項5】前記パワーレンズの光入射面RS6もしく
    は出射面S5のうちどちらか一方の面における曲率半径
    の絶対値を166mm以上にしたことを特徴とする請求
    項1または2に記載の投写用レンズ装置。
  6. 【請求項6】前記パワーレンズの硝材のアッベ数νdを
    60以上で、かつ屈折率(nd)を1.600以下とした
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の投写用レン
    ズ装置。
  7. 【請求項7】前記第1レンズ群の焦点距離をf、前記
    第2レンズ群の焦点距離をf、前記第3レンズ群の焦
    点距離をf、前記第4レンズ群の焦点距離をf、前
    記第5レンズ群の焦点距離をf、前記投写用レンズ装
    置全系の焦点距離をfとしたとき、次の条件を満足す
    ることを特徴とする請求項2に記載の投写用レンズ装
    置。 0.112≦f/f≦ 0.329 −0.028≦f/f≦ 0.505 0.613≦f/f≦ 0.833 0.004≦f/f≦ 0.420 −0.905≦f/f≦−0.135
  8. 【請求項8】前記映像発生源として投写管を用い、前記
    第5レンズ群は、スクリーンに対して凹面を向けたレン
    ズ面を有する負の屈折力を持つメニスカスレンズと、前
    記投写管の螢光面ガラスと、前記メニスカスレンズと前
    記螢光面ガラスからとの間に封入された、前記投写管を
    冷却するための冷却液を備え、前記メニスカスレンズの
    光出射面と前記螢光面ガラス出射面の距離Tを T≧15mm と設定したことを特徴とする請求項2または7に記載の
    投写用レンズ装置。
  9. 【請求項9】前記メニスカスレンズおよび前記冷却液の
    少なくとも一方に、波長選択性フィルターを施したこと
    を特徴とする前記請求項8に記載の投写用レンズ装置。
  10. 【請求項10】前記第1レンズ群、第2レンズ群、第4
    レンズ群、第5レンズ群を構成するレンズの少なくとも
    一面は、その非球面係数が14次以上の非球面形状をな
    すことを特徴とする請求項2に記載の投写用レンズ装
    置。ただし、ここでいう非球面係数は、面形状を数1で
    表現した時の各係数K、A、B、C、D、E、F・・Z
    を示し、14次の係数はFに対応する。また、nは任意
    の自然数、RDは近軸曲率半径である。 【数1】
  11. 【請求項11】前記第1レンズ群、第2レンズ群、第4
    レンズ群、第5レンズ群を構成するレンズの少なくとも
    一面が、有効半径内に2個所以上の変曲点を持つ非球面
    形状をなすことを特徴とする請求項2に記載の投写用レ
    ンズ装置。
  12. 【請求項12】前記第1レンズ群の光出射面の球面量S
    S1に対する非球面量AS1、該第1レンズ群1の光入
    射面の球面量SS2に対する非球面量AS2、前記第2
    レンズ群の光出射面の球面量SS3に対する非球面量A
    S3、該第2レンズ群の光入射面の球面量SS4に対す
    る非球面量AS4、前記第4レンズ群の光出射面の球面
    量SS7に対する非球面量AS7、該第4レンズ群の光
    入射面の球面量SS8に対する非球面量AS8、前記第
    5レンズ群の光出射面の球面量SS9に対する非球面量
    S9としたとき、各々次の条件を満足することを特徴
    とする請求項2、7、10または11に記載の投写用レ
    ンズ装置。 S1: 0.025≦AS1/SS1≦ 0.462 S2: 0.806≦AS2/SS2≦ 2.194 S3: −78.036≦AS3/SS3≦84.667 S4: −0.549≦AS4/SS4≦ 0.911 S7: −32.756≦AS7/SS7≦74.256 S8: −1.729≦AS8/SS8≦ 1.216 S9: 0.842≦AS9/SS9≦ 1.466
  13. 【請求項13】投写管に表示された原画像をスクリーン
    に拡大投影するための、複数のレンズ素子を備えた投写
    用レンズ装置であって、 前記複数のレンズ素子は、前記投写管映像発生源の最も
    近い位置に配置され、その光入射面が前記投写管を冷却
    するための冷却液と接触し、かつ負の屈折力を持つメニ
    スカスレンズを含み、該メニスカスレンズの光出射面と
    前記螢光面ガラス出射面との距離Tを T≧15mm としたことを特徴とする投写用レンズ装置。
  14. 【請求項14】映像発生源に表示された原画像をスクリ
    ーンに拡大投影するための、複数のレンズ素子を備えた
    投写用レンズ装置であって、 前記複数のレンズ素子は、該複数のレンズ素子の中で最
    も強い正の屈折力を有するパワーレンズと、複数の収差
    補正レンズを含み、該収差補正レンズの少なくとも1つ
    の、少なくとも1つの面は、非球面係数が少なくとも1
    4次以上の非球面形状をなすことを特徴とする投写用レ
    ンズ装置。
  15. 【請求項15】前記収差補正レンズの少なくとも1つ
    の、少なくとも1つの面は、有効半径内に2個所以上の
    変曲点を持つことを特徴とする請求項14に記載の投写
    用レンズ装置。
  16. 【請求項16】前記パワーレンズの光入射面と光出射面
    との間に入射瞳が位置するように構成したことを特徴と
    する請求項14または15に記載の投写用レンズ装置。
  17. 【請求項17】請求項1乃至16のいずれかに記載の投
    写用レンズ装置を、前記映像発生源の前方に配置し、該
    投写用レンズ装置の前方の結像面に、前記スクリーンを
    配置して構成したことを特徴とする背面投写型画像表示
    装置。
  18. 【請求項18】前記投写用レンズ装置を有する第1レン
    ズ群1の光出射面から前記透過型スクリーンに至るまで
    の距離L(mm)と、前記スクリーンの有効対角長M(イ
    ンチ)の間に下記の関係が成り立つようにしたことを特
    徴とする請求項17に記載の背面投写型画像表示装置。 14.0<(L/M)<17.9
  19. 【請求項19】前記スクリーンの対角長Mは、49〜7
    1インチであることを特徴とする請求項17または18
    に記載の背面投写型画像表示装置。
  20. 【請求項20】映像発生源と、スクリーンと、前記映像
    発生源に表示された原画像を前記スクリーンに拡大投影
    するための複数のレンズ素子を備えた投写用レンズ装置
    とを有する背面投写型画像表示装置であって、前記投写
    用レンズ装置の複数のレンズ素子は、該複数のレンズ素
    子の中で最も強い正の屈折力を有するパワーレンズを含
    み、該パワーレンズの光入射面と光出射面との間に入射
    瞳が位置するように構成したことを特徴とする背面投写
    型画像表示装置。
  21. 【請求項21】前記映像発生源から前記投写用レンズ装
    置を構成する第3レンズ群のレンズ面のうち最も映像発
    生源側に位置するレンズ面に至るまでの距離A(mm)と
    前記第3レンズ群のレンズ面のうち最もスクリーン側に
    位置するレンズ面から前記透過型スクリーン(49イン
    チから71インチ)に至るまでの距離B(mm)との間
    に、下記の関係が成り立つようにしたことを特徴とする
    請求項17に記載の背面投写型画像表示装置。 10.6<(B/A)<13.7
  22. 【請求項22】前記映像発生源から前記第3レンズ群3
    の光入射面までの距離A(mm)、前記第3レンズ群3の
    光出射面から前記スクリーンまでの距離B(mm)、これ
    らの比率(B/A)をMaとし、また前記スクリーンの有
    効対角長M(インチ)、前記映像発生源の有効対角長m
    (インチ)、これらの比率(M/m)をMbとしたき、前記
    Maと前記Mbの間に下記の関係が成り立つようにした
    ことを特徴とする請求項17に記載の背面投写型画像表
    示装置。 1.01<(Ma/Mb)<1.16
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