JP2003066330A - 投写用レンズ装置及びこれを用いた背面投写型画像表示装置 - Google Patents

投写用レンズ装置及びこれを用いた背面投写型画像表示装置

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JP2003066330A
JP2003066330A JP2001259114A JP2001259114A JP2003066330A JP 2003066330 A JP2003066330 A JP 2003066330A JP 2001259114 A JP2001259114 A JP 2001259114A JP 2001259114 A JP2001259114 A JP 2001259114A JP 2003066330 A JP2003066330 A JP 2003066330A
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screen
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Hidehiro Ikeda
英博 池田
Koji Hirata
浩二 平田
Kazunari Nakagawa
一成 中川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】背面投写型画像ディスプレイ装置に用いる投写
用レンズ装置において、短焦点(広角)、ハイフォーカス
で、かつ高コントラストな投写用レンズ装置を低コスト
で実現する。 【解決手段】パワーレンズ3のスクリーン側に位置する
レンズを、中央部が正、周辺部が負を持つような形状と
し、前記パワーレンズの映像発生源側に位置するレンズ
を、中央部が両凸、周辺部が映像発生源側に凹を向けた
のメニスカス形状とすることにより、安価な低屈折率ガ
ラスレンズを使用しても、短投写距離(広角化)で良好
なフォーカス性能を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投写型画像表示装
置に係り、特に画面周辺までフォーカス性能が優れた高
コントラストで明るい画像が得られ、かつ、安価な硝材
を使用し、投写距離が短く広画角で歪曲が少ない投写画
像を得ることが出来る投写用レンズ装置とこれを用いた
背面投写型画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用の画像表示装置としてのテ
レビジョンセットは、画面の横長ワイド化に伴って大画
面化が進んでいる。この家庭用の画像表示装置として
は、ブラウン管を用いた直視型と、映像発生源である7
インチ程度の小型投写管(ブラウン管)上の画像を投写
用レンズ装置によりスクリーン上に背面から拡大投写す
るいわゆる背面投写型の2種類があるが、セットのコン
パクト性と重量、並びにコストの観点から、37インチ
を超える画面サイズでは、背面投写型の画像表示装置が
主流となっている。
【0003】背面投射型画像表示装置に用いられる投写
用レンズとして特開平1-250916号公報(以下第1の従来
技術と称す)に記載のもの、特開平7-159688号公報(以
下第2の従来技術と称す)に記載のもの、特開平9-1599
14号公報(以下第3の従来技術と称す)に記載のものが
知られている。上記第1の従来技術は、第2レンズ群に
含まれる、最も強い正の屈折力を持つパワーレンズとし
て使用される高分散、低屈折率の球面ガラスレンズと3
枚の非球面レンズとを備えた4群4枚構成のレンズを開
示している。上記第2の従来技術は、パワーレンズとし
て使用される低分散、高屈折率の球面ガラスレンズと4
枚の非球面レンズとを備えた5群5枚構成のレンズを開
示している。また、上記第3の従来技術は、パワーレン
ズとして使用される高分散、低屈折率の球面ガラスレン
ズと5枚の非球面レンズとを備えた6群6枚構成のレン
ズを開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】投写用レンズ装置は、
セットのコンパクト化の為に焦点距離が短く、画面周辺
部まで明るく、フォーカス性能が良好であり、かつ低コ
ストであることが要求される。低コスト化の為には、そ
の構成枚数を極力少なくし、かつパワーレンズとして廉
価な光学ガラスレンズを使用するのが最も有効な方法で
ある。一般に、光学ガラスの価格は、屈折率が高いほ
ど、また分散が小さいほど高価である。
【0005】第1の従来技術のパワーレンズとして使用
されている光学ガラスは低屈折率、高分散のSK5であ
る。この光学ガラスは、投写用レンズ装置に使用される
光学ガラスの代表である。また、構成枚数も少ないこと
から低コスト化を実現できる。しかしながら、パワーレ
ンズに低屈折率、高分散の光学ガラスを使用している
為、所望の屈折力が得られず焦点距離が長くなりセット
のコンパクト化が困難となる。同時に、収差も増加する
為、それらを良好に補正することは困難である。その結
果、低コスト化は実現できるが、セットのコンパクト化
及び収差補正が困難である。
【0006】第2の従来技術は、パワーレンズとして高
屈折率、低分散のSK16を使用している。第1の従来
技術で使用しているSK5の価格を基準(1.0)とす
ると、SK16の価格は2.1と2倍以上である。しか
しながら、パワーレンズに高屈折率、低分散の光学ガラ
スを使用することで、焦点距離を短く出来(広角化)、
セットのコンパクト化を実現できる。また、第1の従来
技術より、収差補正用の非球面レンズを1枚多くし、収
差補正を良好にしている。この結果、セットのコンパク
ト化は実現できるが、低コスト化が困難である。
【0007】第3の従来技術は、パワーレンズとして廉
価な低屈折率、高分散の光学ガラスを使用しているた
め、低コスト化が実現できる。しかしながら、低屈折
率、高分散の光学ガラスを使用することで、パワーレン
ズの曲率半径が小さくなり、発生する収差が大きくな
る。このため、発生した収差を補正するための非球面レ
ンズを多く使用している。この結果、収差補正は非常に
良好であるが、構成枚数が多い為、低コスト化の実現が
困難である。
【0008】また、投写用レンズ装置には、コントラス
トの向上も要求される。一般的に投写用レンズ装置のフ
ォーカス性能としては、投写レンズの結像性能(収差補
正程度)のみを示すが、背面投射型画像表示装置におけ
る画質としては、例えば画面に白文字を表示した場合の
明るさと黒表示(映像信号が無)の場合の明るさの比率を
示すコントラスト比の向上がフォーカス性能良否を判断
する上で重要な要素となる。コントラスト比を向上させ
る為には、投写用レンズ装置内の各レンズ群での反射光
(不要光)が映像発生源に表示された原画像に戻らない
様にする必要がある。
【0009】本発明は、上述の従来技術の課題に鑑みて
為されたものであり、その第1の目的は、低コストで、
広角化(短投写距離)を実現しつつ良好に収差補正を行
ないうる投写用レンズ装置及びこれを用いた背面投写型
画像表示装置を提供することにある。
【0010】また、本発明の第2の目的は、コントラス
ト比が十分大きく鮮鋭な拡大像が得られる投写用レンズ
及びこれを用いた背面投写型画像表示装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明では複数のレンズ素子を備えた投写用レンズ
装置の中で、最も強い正の屈折力を有するパワーレンズ
のスクリーン側に位置するレンズ群の中央部を正、周辺
部になるに連れて非球面量を多くし、負の屈折力とする
ことで、投写画像の画面周辺部で発生するコマ収差を良
好に補正できる。この結果投写用レンズ装置を短焦点化
でき、セットのコンパクト化を実現できる。
【0012】また、パワーレンズに低屈折率、高分散の
ガラスレンズを用いること、及び構成枚数を4群4枚構
成とすることで、低コスト化を実現できる。
【0013】また、上記の際、収差補正用の非球面レン
ズの非球面係数を12次以上としても良い。より高次な
非球面係数を使用すると設計自由度が増え、非球面レン
ズの形状を複雑にすることが出来、その結果収差補正能
力が向上し、更なる収差補正が可能となる。
【0014】次に、本発明の第2の目的を達成する為の
構成について説明する。投写レンズ装置において、コン
トラスト性能を低下させる最大の要因は、映像発生源に
最も近い位置に配置されるスクリーン側に凹面を向けた
メニスカスレンズの空気側界面(光出射面)で生じる画
像光の反射である。この反射光は映像発生源に映し出さ
れた原画像に戻り、特にコントラスト性能に影響する低
輝度部分に戻った反射光が、コントラスト性能を低下さ
せている。そこで、本発明では、光軸に対する上記メニ
スカスレンズの空気側界面の傾きを最適化することで、
この反射光の内映像発生源側に戻る光エネルギーを小さ
くしてコントラスト性能を向上させ、同時に良好なフォ
ーカス性能を実現する。
【0015】さらに、前記メニスカスレンズに、原画像
の主波長以外を吸収するような波長選択性フィルターを
設けることで、前述のコントラスト性能を向上させるこ
とが出来る。これにより、反射光を効果的に低減でき、
さらに映像光の波長幅が小さくなるので、発生する色収
差が小さくなり、フォーカス性能が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、各図に共通な部分に
は同一符号を付して示す。
【0017】図1は本発明の一実施の形態としての投写
用レンズ装置のレンズ主要部を示す断面図で、表1に示
したレンズデータの断面形状である。この図1に示され
た本発明に係わる投写用レンズ装置の実施形態における
各レンズ群の作用について、図1、図2を併用して説明
する。図2に示す第1群レンズ1は、プラスチック製レ
ンズで、軸上の物点Aからの結像光束(上限光線RAY
1、下限光線RAY2)に対しては球面収差を、画面周
辺部の物点Bからの結像光束(上限光線RAY4、下限
光線RAY5)に対してはコマ収差、非点収差を補正す
る。第2群レンズ2は、光出射面S3と光入射面S4の
曲率半径の比を最適とすることで、画面周辺部で発生す
るコマ収差を低減している。さらに、温度変化によるフ
ォーカス性能のドリフトを低減する為にガラスレンズと
している。この第2群レンズ2は、全系の中で最も強い
正の屈折力を有している為、パワーレンズとも呼ばれて
いる。また、本実施の形態では、投写レンズ装置のコス
トを低減するために廉価な光学ガラスであるSK5を用
いている。第3群レンズ3は、プラスチック製レンズ
で、画面周辺部の物点Bからの結像光束(上限光線RA
Y4、下限光線RAY5)で発生する高次のコマ収差お
よび非点収差を補正する。第4群レンズ4は、プラスチ
ック製レンズで、投写管(ブラウン管)の蛍光面P1と共
に像面湾曲の補正を行なっている。
【0018】次に本発明の実施形態の投写レンズ構成に
ついて図1を参照しつつ説明する。第4群レンズ4は、
スクリーン11側に凹面を向けたメニスカスレンズであ
り、その光入射面、投写管を冷却するための冷媒である
冷却液5と結合されている。すなわち、冷却液5は、第
4群レンズ4と投写管パネル6との間に形成した空間内
に、液密に充填されるものである。この結果、第4群レ
ンズは冷却液を含め、負の屈折力を持つことになる。ま
た、第1群レンズ1から第3群レンズ3までは、内鏡筒
7に組込まれている。さらに、内鏡筒7は、外鏡筒8に
組込まれ、固定される。この外鏡筒8は、固定板9を介
してブラケット10へ固定される。そして、物体面であ
る投写管蛍光面P1上の画像を、スクリーン11上に拡
大投影する。尚、本発明の実施の形態において、第4群
レンズの焦点距離は、投写管パネル6、冷却液5、蛍光
面P1を含めて計算している。
【0019】図1に示した本発明に係わる投写用レンズ
装置の実施の形態に対応するレンズデータを表1乃至表
21に示す。表1乃至表21に示すレンズデータの読み
方について、表1をもとに説明する。表1は、主に光軸
近傍のレンズ領域を扱う球面系とその外周部についての
非球面系とにデータを分け示してある。また代表例とし
て、図1、2に表1のレンズデータの断面形状を、図3
に表5に示したレンズデータの断面形状を、図4に表9
に示したレンズデータの断面形状を、図5に表18に示
したレンズデータの断面形状を示す。
【0020】まず、スクリーン11は曲率半径が無限大
(即ち平面)であり、スクリーン11から第1群レンズ
1の面S1までの光軸上の距離(面間隔)が701mm、
その間の媒質の屈折率が1であることが示されている。
また、レンズ面S1の曲率半径が、60.86115m
m(曲率中心が映像発生源側)であり、レンズ面S1と
レンズ面S2の光軸上の距離(面間隔)が8.95mm
で、その間の媒質の屈折率が1.4924であることが
示されている。以下、同様にして最後は、投写管パネル
6の蛍光面P1の曲率半径が350mm、投写管パネル
6の光軸上の厚さが14.1mm、屈折率が1.562
32であることが示されている。第1群レンズ1の面S
1、S2、第3群レンズ3の面S5、S6、第4群レン
ズ4の面S7については、非球面係数が示してある。
【0021】ここで、非球面係数とはレンズ面形状を次
式で表現した時の係数である。
【0022】
【数1】 但し、K、A、B、C、D、E、F、・・・Zは任意の
定数、nは任意の自然数、RDは曲率半径である。
【0023】(数1)のZ(r)はレンズ形状の定義説
明図である図6及び図7に見られる如く、スクリーンか
ら映像発生源に向かう光軸方向をZ軸にとり、レンズの
半径方向をr軸にとった時のレンズ面の高さを表してい
る。rは半径方向の距離を表し、RDは曲率半径を示し
ている。したがって、K、A、B、C、D、E、Fなど
の各係数が与えられれば、上記式に従ってレンズ面の高
さ(以下サグ量と記述)、つまり形状が定まる。また、
A、B、C、D、E、F、・・・の非球面係数について
は、各rの次数に応じてそれぞれ、4次、6次、8次、
10次、12次、14次・・・の係数と定義する。
【0024】本発明では、低コスト化の為全系の中で最
も強い正の屈折力を有するパワーレンズ(第2群レンズ
2)に、光学ガラスでは廉価な、1.600以下の低屈
折率、アッベ数が60以上の高分散の硝材を使用してい
る。従来では、パワーレンズに低屈折率、高分散の硝材
を使用すると、十分な屈折力を得ることが出来ず、全系
の焦点距離が長くなり、セットのコンパクト化を実現す
ることが困難であった。そこで、本発明では、前記パワ
ーレンズのスクリーン側に位置する第1群レンズ1を、
レンズ中央部に正の屈折力、さらにレンズ周辺部には負
の屈折力を持たせる形状としたので、周辺部の屈折力を
上げることができた。また、図2に示す光軸上の物点A
からの映像光の内、第2群レンズ2に対して光線高さの
高い光線(図中RAY1、RAY2)は、レンズ中央部を
両凸、レンズ周辺部を映像発生源側に凹メニスカス形状
とした第3群レンズ3により屈折し、第2群レンズ2の
光入射面S4に対して入射角度が小さくなり、発生した
球面収差を低減した設計としている。この様な構成にす
ることにより、光軸近傍の所謂近軸領域での光線の屈折
が大きくなり、低屈折率、高分散の硝材による屈折力の
不足を補っている。その結果、本発明の実施に係る投写
用レンズ装置の実施形態においては、投写管蛍光面P1
上5.25インチのラスターを、スクリーン上に45イ
ンチに拡大投影する場合、投写距離701mmと短い投
写距離でも良好なフォーカス性能を実現している。この
結果、図10に示すように折り返しミラー12が1枚の
背面投写型画像表示装置においても、十分コンパクトな
セットが実現できる。尚、図10についての詳細な説明
は後述する。
【0025】図2に示す本発明の投写用レンズ装置は、
短焦点化の為、第1群レンズ1の周辺部に負の屈折力を
持たせているので、温度、吸湿などによる結像性能のド
リフトが懸念されるが、パワーレンズの映像発生源側に
位置する第3群レンズ3を通過する部分(領域)におい
て正の屈折力を有する形状とすることで、温度、吸湿に
よる結像性能のドリフトを軽減させている。
【0026】また、第1群レンズ1と第2群レンズ2の
レンズ面間距離L12と第2群レンズ2と第3群レンズ
3のレンズ面間距離L23の比率は、収差補正と周辺光
量比のバランスで決まり、表22に示すように 0.8<(L23/L12)<1.4 の関係が成り立っている。
【0027】上記範囲を下回ると、画面周辺部の光線
(RAY4、RAY5)は第1群レンズ1に対し角度を
持っているため、第1群レンズ1の光軸から一層離れた
ところを通過する。このため、第1群レンズ1に入射し
た画面周辺部の光線を全てスクリーン11上に到達させ
るためには、レンズの有効半径を大きくしなければなら
ない。セットのコンパクト化実現のためには、レンズ外
径もより小さくする必要があり、レンズ外径を所望の大
きさ内に収めようとすれば、画面周辺部の光線を全てス
クリーン11上に到達させることが出来ず、周辺光量比
が劣化する。
【0028】また、上記範囲を上回ると、図2に示すよ
うに軸上の物点Aからの結像光線と画面周辺部の物点B
からの結像光線が第1群レンズ1上で重なってしまい、
両者の収差低減バランスを両立することが非常に困難と
なる。
【0029】次に、全系の中で最も強い正の屈折力を持
つ第2群レンズ2の、光入射面の曲率半径の絶対値|R
|、光出射面の曲率半径の絶対値|R|の比率は、
表22に示すように 1.3<|R|/|R|<3.1 の関係が成り立っている。この範囲は、第2群レンズ2
での球面収差とコマ収差のバランスで決まっており、下
限値以下になるとコマ収差は低減できるが球面収差が増
大する。また、上限値以上となると球面収差は低減でき
るがコマ収差が増大する。
【0030】また、表1乃至表21に示した本発明の実
施の形態において、投写用レンズ装置全系の焦点距離を
、第1群レンズ1の焦点距離をf、第2群レンズ
2の焦点距離f、第3群レンズ3の焦点距離f、第
4群レンズ4の焦点距離fとした時、表22に示した
関係が成立している。すなわち、本発明における投写用
レンズ装置の各レンズ群の焦点距離とレンズ全系の焦点
距離の関係(すなわち各レンズ群のパワー配分)は以下
の条件式を満たしている。
【0031】0.01<(f/f)<0.21 0.78<(f/f)<0.98 0.19<(f/f)<0.53 −0.68<(f/f)<−0.44 次に、収差補正の役割を担う非球面レンズの形状につい
て説明する。
【0032】図7は、非球面As(r)の説明図で、前
記非球面式の項にそれぞれの値を代入すれば、球面系の
みのレンズ面Ss(r)から(As(r)−Ss
(r))だけずれたレンズ面が得られる。また、この比
率(As(r)/Ss(r))の絶対値が小さいほど非
球面の程度が強い。さらに前記非球面式における2次微
分値が0となる任意のr位置において面の傾き方向が変
化する変曲点が存在し、この変曲点が多いほど複雑な非
球面形状である。
【0033】本発明においては、収差補正の役割を担う
非球面レンズの形状を、14次以上の非球面係数を用い
て表される非球面で構成している。
【0034】表23乃至表27に、非球面の程度(As
n/Ssn、nは面番号)及び変曲点数を示す。表23
は第1群レンズ1の光出射面S1、表24は第1群レン
ズ1の光入射面S2、表25は第3群レンズ3の光出射
面S5、表26は第3群レンズ3の光入射面S6、表2
7は第4群レンズ4の光出射面S7を示したものであ
る。
【0035】表23乃至表27に示すように、投写レン
ズ装置を構成するレンズ群において、少なくとも1面以
上に、各レンズ面の有効半径内に2ヶ所以上の変曲点を
有した非球面とし、かつ、非球面の程度を示す(Asn
/Ssn)においては、下記の関係が成り立っている。
【0036】S1:0.229<(AS1/SS1)<
0.400 S2:0.332<(AS2/SS2)<0.610 S5:1.108<(AS5/SS5)<49.282 S6:−0.480<(AS6/SS6)<0.535 S7:0.779<(AS7/SS7)<1.331 上記の様な構成によれば、投写レンズ装置の収差補正の
役割を担う非球面レンズにおいて、十分な収差補正能力
を得ることが出来る。
【0037】次に、図8にコントラスト比を劣化させる
要因の説明図を示す。図8は、図1に示した構成の投写
管から第4群レンズ4までを詳細に示した図である。図
1に同一な部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0038】このような構成においては、投写管(ブラ
ウン管)蛍光面P1上に写し出された原画像の光軸上の
物点Aからの光束RAY1、RAY2、画面最外周部分
の物点Bからの光束RAY4、RAY5、画面中域の物
点Cからの光束RAY6、RAY7が、前記構成におけ
る第4群レンズ4の光出射面S7で反射を生じ、この反
射光RAY1′、RAY2′、RAY4′、RAY
5′、RAY6′、RAY7′が投写管(ブラウン管)
蛍光面P1に戻って来る。この時、映像信号のレベルに
より高輝度部分と低輝度部分(発光してない場合を含
む)が混在する場合、反射光が低輝度部分に戻ると、所
謂原画像の浮きが生じ、コントラスト比を低下させる。
コントラスト比は、投写管(ブラウン管)の蛍光面P1に
写し出された原画像の高輝度部と低輝度部の比率で表さ
れるもので、前述の反射光RAY1′、RAY2′、R
AY4′、RAY5′、RAY6′、RAY7′のエネ
ルギーが強ければ強い程、低輝度部の輝度が上がるため
コントラスト比は低下することになる。
【0039】投写管(ブラウン管)の蛍光面P1へ戻る
反射光のエネルギー強度を低減させるためには、反射光
の上限光線と下限光線の角度(物点AではRAY1′と
RAY2′の角度、物点BではRAY4′とRAY5′
の角度、物点CではRAY6′とRAY7′の角度)を
大きくすれば良い。前記反射光の上限光線と下限光線の
角度が大きければ大きい程、投写管(ブラウン管)の蛍
光面P1上に到達する反射光の面積が大きくなり、前記
第4群レンズ4の光出射面S7で反射する光のエネルギ
ーは一定であることから、投写管(ブラウン管)の蛍光面
P1上での反射光のエネルギー強度は減少する。
【0040】本発明の実施の形態においては、光軸に対
する前記第4群レンズ4の光出射面S7の傾き(有効径
の位置)θを小さくすることにより、前記第4群レン
ズ4の光出射面での反射光の上限光線と下限光線の角度
を大きくし、投写管の蛍光面P1上での反射光のエネル
ギー強度を低減させ、高コントラストを実現している。
【0041】しかしながら、コントラスト向上の為に前
記第4群レンズ4の光出射面S7の傾き(有効径の位
置)θを24°以下にしていくと、非球面レンズ成形
時にレンズが金型から離れなくなり、成形が困難とな
る。また、θを48°以上とするとコントラスト性能
が劣化する。
【0042】したがって、表22に示すように、コント
ラスト向上と非球面レンズの成形性のバランスから下記
の関係が成り立っている。
【0043】24°<θ<48° さらに、本実施の形態では、第4群レンズ4において、
原画像からの映像光束の内、主波長以外の光束を吸収す
るような波長選択性フィルターを施し、画質に不要なス
ペクトルを吸収させてしまうことで、反射光のエネルギ
ー強度を効果的に低減しているのと同時に色収差の発生
も抑制している。波長選択性フィルターは複数のレンズ
素子のいずれかに施せばよいが、コントラストを考慮し
た場合は上記のように投写管の蛍光面P1に最も近い第
4群レンズ4に配設するのが好適である。
【0044】次に、以上説明した本発明に係る投写用レ
ンズ装置を用いて、投写管蛍光面上に対角で5.25イ
ンチの画像(ラスター)を表示し、この画像をスクリー
ン上に拡大投影(45インチ)した場合のMTF(Mo
dulation Transfer Functio
n)によるフォーカス性能の評価結果を図9に示す。
【0045】ここで、図9において代表特性として、表
1のレンズデータの特性を特性1、表2のレンズデータ
の特性を特性2、表19のレンズデータの特性を特性3
として記載する。尚、他のレンズデータにおいても、本
構成によれば、図9と同様に良好なMTF特性が得られ
る。また、評価周波数としては、スクリーン上で白、黒
の縞信号として300TV本をとった場合について示し
ている。
【0046】図10は、本発明による投写用レンズ装置
を適用した背面投写型画像表示装置の主要部示す画面垂
直断面図である。図10において、11はスクリーン、
12は折り返しミラー、13は投写用レンズ装置、15
は映像発生源である投写管(ブラウン管)、14は投写用
レンズ装置13を投写管15に固定するためのブラケッ
ト、17は背面投写型画像表示装置の筐体、16は投写
用レンズ装置の映像光束である。
【0047】図10で、投写管15からの映像光束16
は、折り返しミラー12で折り返されて、背面から投写
され、スクリーン11に映像を映し出すことが出来る。
【0048】本発明の投写用レンズ装置を背面投写型画
像表示装置に用いた場合は、第1群レンズの最もスクリ
ーン側に位置するレンズのスクリーン側レンズ面先端か
ら、透過型スクリーンまでの距離(投写距離)L(m
m)と透過型スクリーンの対角有効サイズM(インチ)
の間には、表1乃至表21から明らかなように 15.2 < (L/M)<15.6 の関係が成り立ち、コンパクトなセットを実現できる。
【0049】以上述べたように、本発明の実施形態によ
れば次の効果を得ることが出来る。 (1)最も屈折力の強いパワーレンズのスクリーン側に
位置する非球面レンズを、中央部が正の屈折力、周辺部
が負の屈折力となる形状にすることで、レンズ周辺部の
屈折力を強くし、また、パワーレンズの映像発生側に位
置する非球面レンズを、中央部が両凸、周辺部が映像発
生源側に凹のメニスカスとなる形状にすることで球面収
差を補正しているため、短投写距離でも良好なフォーカ
ス性能を実現し、セットのコンパクト化も実現できる。 (2)投写用レンズ装置全系の正の屈折力をほとんど第
2群レンズで分担し、かつ、第1群レンズと第3群レン
ズをプラスチック製レンズとしても、局部的な非球面形
状の組合わせによって、温度や吸湿量の変動による結像
性能の低下を軽減できる。 (2)パワーレンズの入射面および出射面の屈折力を最
適曲率半径とすることで、パワーレンズで発生する球面
収差とコマ収差をバランス良く補正できる。 (4)パワーレンズとその前後の面間距離を制御するこ
とで、十分な周辺光量比を得、かつ収差を良好に補正で
きる。 (5)映像発生源と映像発生源に最も近く配置されたレ
ンズエレメントの光出射面の傾きを小さくし、さらにレ
ンズエレメントに波長選択性フィルターを施すことで、
レンズエレメントからの反射光のエネルギー強度を低減
でき、高コントラスト化を実現できる。
【0050】このように、本発明に係る投写用レンズ装
置を用いれば、画面全域にわたって、高コントラストで
ハイフォーカスな画像が得られ、コンパクトな背面投写
型画像表示装置が実現できる。さらに、パワーレンズに
安価な光学ガラスを使用し、少ないレンズ枚数でハイフ
ォーカスとコンパクト性を両立できる。
【0051】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
【表9】
【表10】
【表11】
【表12】
【表13】
【表14】
【表15】
【表16】
【表17】
【表18】
【表19】
【表20】
【表21】
【表22】
【表23】
【表24】
【表25】
【表26】
【表27】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、低
コストで、広角化(短投写距離)を実現しつつ良好に収
差補正を行ない、さらに、コントラスト比が十分大きく
鮮鋭な拡大像が得られる投写用レンズ装置及びこれを用
いた背面投写型画像表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態としての投写用レンズ装
置を示す断面図。
【図2】本発明の一実施の形態としての投写用レンズ装
置の光線追跡結果を説明するための図。
【図3】本発明の一実施の形態としての投写用レンズ装
置を示す断面図。
【図4】本発明の一実施の形態としての投写用レンズ装
置を示す断面図。
【図5】本発明の一実施の形態としての投写用レンズ装
置を示す断面図。
【図6】レンズ形状の定義を説明するために用いる説明
図。
【図7】レンズ形状の定義を説明するために用いる説明
図。
【図8】コントラストの劣化原因を説明するために用い
る説明図。
【図9】本発明の実施の形態として示した表1の投写用
レンズ装置のMTF特性図。
【図10】本発明による投写用レンズ装置を適用した背
面投写型画像表示装置の主要部を示す画面垂直方向断面
図。
【符号の説明】
1…第1群レンズ、2…第2群レンズ、3…第3群レン
ズ、4…第4群レンズ、5…冷却液、6…投写管パネ
ル、7…内鏡筒、8…外鏡筒、9…固定板、10…ブラ
ケット、11…スクリーン、12…折り返しミラー、1
3…投写用レンズ装置、14…ブラケット、15…投写
管、20…映像光束、21…筐体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 浩二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 (72)発明者 中川 一成 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 Fターム(参考) 2H087 KA06 PA04 PA17 PB04 QA02 QA07 QA12 QA21 QA25 QA37 QA41 QA45 RA05 RA12 RA13 RA43 UA09 5C058 BA08 BA11 EA12 EA32 EA42

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像発生源に表示された原画像をスクリー
    ンに拡大投影する為の複数のレンズ素子を備えた投写用
    レンズ装置において、 スクリーン側から順に、正の屈折力を有しその中心部分
    の形状がスクリーン側に凸のメニスカスレンズを含む第
    1レンズ群と、前記複数のレンズ素子の中で最も強い正
    の屈折力を有するパワーレンズを含む第2レンズ群と、
    光軸近傍が両凸で正の屈折力を有し、かつ周辺部が映像
    発生源側に凹メニスカス形状を有したレンズを含む第3
    レンズ群と、スクリーン側に凹のレンズ面を有し負の屈
    折力を含む第4レンズ群を配置し、 前記パワーレンズのスクリーン側に位置する第1レンズ
    群の中央部が正、周辺部が負の屈折力を有することを特
    徴とする投写用レンズ装置。
  2. 【請求項2】映像発生源に表示された原画像をスクリー
    ンに拡大投影する為の複数のレンズ素子を備えた投写用
    レンズ装置において、 スクリーン側から順に、正の屈折力を有しその中心部分
    の形状がスクリーン側に凸のメニスカスレンズを含む第
    1レンズ群と、前記複数のレンズ素子の中で最も強い正
    の屈折力を有するパワーレンズを含む第2レンズ群と、
    光軸近傍が両凸で正の屈折力を有し、かつ周辺部が映像
    発生源側に凹メニスカス形状を有したレンズを含む第3
    レンズ群と、スクリーン側に凹のレンズ面を有し負の屈
    折力を含む第4レンズ群を配置し、 前記第4レンズ群光出射面の、有効径の位置における接
    線と、光軸との為す角度θが、 24°<θ<48° の関係を有することを特徴とする投写用レンズ装置。
  3. 【請求項3】映像発生源に表示された原画像をスクリー
    ンに拡大投影する為の複数のレンズ素子を備えた投写用
    レンズ装置において、 スクリーン側から順に、正の屈折力を有しその中心部分
    の形状がスクリーン側に凸のメニスカスレンズを含む第
    1レンズ群と、前記複数のレンズ素子の中で最も強い正
    の屈折力を有するパワーレンズを含む第2レンズ群と、
    正の屈折力を有し中心部分の形状が映像発生源側に凸の
    レンズ面を有したレンズを含む第3レンズ群と、スクリ
    ーン側に凹のレンズ面を有し負の屈折力を含む第4レン
    ズ群とを配した構成を備え、次の条件を満足することを
    特徴とする投写用レンズ装置。 0.01<(f/f)<0.21 0.78<(f/f)<0.98 0.19<(f/f)<0.53 −0.68<(f/f)<−0.44 ただし、f:投写用レンズ装置全系の焦点距離 f:第1レンズ群の焦点距離 f:第2レンズ群の焦点距離 f:第3レンズ群の焦点距離 f:第4レンズ群の焦点距離
  4. 【請求項4】前記第1レンズ群の中央部が正、周辺部が
    負の屈折力を有することを特徴とする請求項2または3
    に記載の投写用レンズ装置。
  5. 【請求項5】前記第4レンズ群光出射面の、有効径の位
    置における接線と、光軸との為す角度θが、 24°<θ<48° の関係を有することを特徴とする請求項3に記載の投写
    用レンズ装置。
  6. 【請求項6】前記第1レンズ群、第2レンズ群、第3レ
    ンズ群は、該第1レンズ群と第2レンズ群のレンズ面間
    距離L12と第2レンズ群と第3レンズ群レンズ面間距
    離L 23が、 0.8<(L23/L12)<
    1.4 の関係を有することを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れかに記載の投写用レンズ装置。
  7. 【請求項7】前記パワーレンズの光入射面の曲率半径R
    、光出射面の曲率半径Rが、 1.3 <|R|/|R|<3.1 の関係を有することを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れかに記載の投写用レンズ装置。
  8. 【請求項8】前記複数のレンズ素子のうち、少なくとも
    一つの面が非球面で、その非球面係数が14次以上であ
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
    投写用レンズ装置。
  9. 【請求項9】前記複数のレンズ素子のうち、少なくとも
    一つの面に変曲点が2ヶ所以上あることを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれかに記載の投写用レンズ装置。
  10. 【請求項10】前記パワーレンズの硝材のアッベ数νd
    を60以上で、かつ屈折率(nd)を1.600以下と
    したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載
    の投写用レンズ装置。
  11. 【請求項11】前記複数のレンズ素子のうち、少なくと
    も一つのレンズ素子が波長選択性フィルターを備えるこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の投写
    用レンズ装置。
  12. 【請求項12】前記第1レンズ群の光出射面の球面量S
    S1に対する非球面量AS1、該第1レンズ群の光入射
    面の球面量SS2に対する非球面量AS2、前記第3レ
    ンズ群の光出射面の球面量SS5に対する非球面量A
    S5、該第3レンズ群の光入射面の球面量SS6に対す
    る非球面量AS6、前記第4レンズ群の光出射面の球面
    量SS7に対する非球面量AS7が、次の関係を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の投
    写用レンズ装置。
  13. 【請求項13】請求項1乃至12のいずれかに記載の投
    写用レンズ装置を、前記映像発生源の前方に配置し、該
    投写用レンズ装置の前方の結像面に、前記スクリーンを
    配置して構成したことを特徴とする背面投射型画像表示
    装置。
  14. 【請求項14】前記投射用レンズ装置が有する第1レン
    ズ群の光出射面から前記透過型スクリーンに至るまでの
    距離L(mm)と前記スクリーンの有効対角長M(イン
    チ)が、 15.2<(L/M)<15.6 の関係を有することを特徴とする請求項13に記載の背
    面投射型画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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