JP2003013915A - 樹脂カバー - Google Patents

樹脂カバー

Info

Publication number
JP2003013915A
JP2003013915A JP2001194042A JP2001194042A JP2003013915A JP 2003013915 A JP2003013915 A JP 2003013915A JP 2001194042 A JP2001194042 A JP 2001194042A JP 2001194042 A JP2001194042 A JP 2001194042A JP 2003013915 A JP2003013915 A JP 2003013915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
resin
cover body
rib
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001194042A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoji Nagamoto
里司 永元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP2001194042A priority Critical patent/JP2003013915A/ja
Publication of JP2003013915A publication Critical patent/JP2003013915A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ひけを生じさせることなく棒状部を挟持する
力を向上する。 【解決手段】 樹脂製カバー21は、棒状部12を有す
る物品を覆う樹脂製カバー本体22と、カバー本体22
と一体的に樹脂成形することによりカバー本体22内面
に付設され棒状部12を樹脂弾性変形により挟持してカ
バー本体22を物品に固定する一対のリブ状物23,2
3とを備える。一対のリブ状物23,23のそれぞれの
カバー本体22の内面側にその内面に沿って空隙24,
24が形成されてリブ状物23,23が部分的にカバー
本体22の内面に固着される。各リブ状物23,23の
カバー本体22の内面側以外の自由端縁にフランジ23
d,23dが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棒状部を有する物
品を覆い、その外観を向上させるための樹脂カバーに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のアウトサイドミラー取付け
装置のミラーステーのように棒状部を有する物品には、
その棒状部をカバーで覆って外観を向上させることが行
われる。このようなカバーは樹脂を成形することにより
作られ、棒状部を有する物品を覆う樹脂製カバー本体
と、そのカバー本体内面に付設され棒状部を樹脂弾性変
形により挟持してカバー本体を物品に固定する一対のリ
ブ状物とを備えたものが知られている。この樹脂カバー
では、棒状部を挟持する一対のリブ状物が、樹脂を成型
する際にカバー本体と一体的に成形される。しかし、こ
の樹脂カバーでは、棒状部を挟持する力を向上させるた
めに一対のリブ状物の厚さを増大させると、その厚くし
たリブ状物が設けられるカバー本体の表面が他の部分に
比較して凹むいわゆるひけが生じ、樹脂カバーの外観上
の見栄えを悪化させる不具合があった。
【0003】一方、ひけを生じさせることなく取付強度
を向上させるためのカバーとして、樹脂カバーを複数個
に分割されて組み合わされるカバー部材から構成し、各
カバー部材の内部にそれぞれ相互に係合する係止部を形
成したミラーステー用カバー(特許第3094869
号)が提案されている。この複数個に分割されたカバー
部材からなる樹脂カバーは、それぞれの内部における係
止部が相互に係合することにより容易に組み合わされ
て、車体側に取り付けられるミラーステー端部を覆って
その外観を向上させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した特許
第3094869号におけるミラーステー用カバーで
は、複数個に分割されたカバー部材から構成されるた
め、従来の単一の部材からなる樹脂カバーに比較してコ
ストがアップし、かつその管理負担が増加する不具合が
ある。また複数個に分割されたカバー部材によりミラー
ステーを覆うために、単一の部材からなるカバーに比較
してその組み付け工数も増加する問題点もある。本発明
の目的は、外観上のひけを生じさせることなく棒状部を
挟持する力を向上し得る単一の部材からなる樹脂カバー
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、棒状部12を有する物品を覆う樹脂
製カバー本体22と、カバー本体22と一体的に樹脂成
形することによりカバー本体22内面に付設され棒状部
12を樹脂弾性変形により挟持してカバー本体22を物
品に固定する一対のリブ状物23,23とを備えた樹脂
カバーの改良である。その特徴ある構成は、一対のリブ
状物23,23のそれぞれのカバー本体22の内面側に
その内面との間に空隙24,24が形成されてリブ状物
23,23が部分的にカバー本体22の内面に固着され
たところにある。この請求項1に係る樹脂カバーでは、
リブ状物23,23が部分的にカバー本体22の内面に
固着されるので、棒状部であるミラーステー12を挟持
する力を向上させようとしてその一対のリブ状物23,
23の厚さを増大させても、カバー本体の表面にいわゆ
るひけが生じることはない。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、更に図2に示すように、各リブ状物23,
23のカバー本体22の内面側以外の自由端縁にフラン
ジ23d,23dが形成された樹脂カバーである。この
請求項2に係る樹脂カバーでは、フランジ23d,23
dの存在により各リブ状物23,23の自由端縁の剛性
が向上し、棒状部12を挟持する力を十分に高める。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図4に示すように、トラックのキャ
ブ11における前部外側面には棒状体を略コ字状に折り
曲げることにより作られたミラーステー12が取り付け
られる。キャブ11の前部外側面の上側には先端で締結
された一対の支持ステー11a,11aがキャブ前方に
向かって取付けられ、ミラーステー12の上端部は一対
の支持ステー11a,11aの締結された先端に枢支さ
れる。このミラーステー12の垂直部12aにはバック
ミラー13が支持される。キャブ11のピラー11cに
連続するコーナパネル11bの内部には、ミラーステー
12を回転させることにより駐停車時におけるバックミ
ラー13をキャブ11の前面側に収容するモータ14
(図3)が設けられ、モータ14の回転軸14a(図
3)にミラーステー12の下端が取付けられる。
【0008】図3に示すように、モータ14の回転軸1
4aはコーナパネル11bを貫通して上方に突出し、そ
の回転軸14aには大径部14bが形成され、その大径
部14bを越えた回転軸14aの先端に雄ねじ14cが
形成される。ミラーステー12の下端には目玉部12a
が形成され、この目玉部12aの上下にはワッシャ1
6,16がそれぞれ配置される。上下にワッシャ16,
16が配置された目玉部12aは雄ねじ14cにその状
態で嵌入され、その雄ねじ14cにスプリングワッシャ
17を更に嵌入させてナット18がその雄ねじ14cに
螺合される。これにより、目玉部12aは回転軸14a
に取り付けられ、回転軸14aに取付けられたミラース
テー12の下端はその回転軸14aとともに樹脂カバー
21により覆われ、外観上の見栄えが向上される。
【0009】樹脂カバー21は、金型を用いて樹脂を成
形することにより作られ、棒状部であるミラーステー1
2の下端と回転軸14aとにより構成される物品を覆う
樹脂製カバー本体22を備える。回転軸14aに対向す
るカバー本体22の内側頂面には円環状に下方へ延びる
凸部22aが一体的に成形されていて、この凸部22a
には周方向の適宜個所に図示しない切れ目が形成されて
ナット18を包囲するように構成される。また、樹脂カ
バー21は、そのカバー本体22と一体的に樹脂成形す
ることによりそのカバー本体22内面に付設された一対
のリブ状物23,23を備える。
【0010】図1及び図2に示すように、一対のリブ状
物23,23は、カバー本体22と一体的に樹脂成形す
ることによりそのカバー本体22内面に付設される。一
対のリブ状物23,23は、それぞれのカバー本体22
の内面側にその内面に沿って空隙24,24が形成さ
れ、リブ状物23,23は部分的にカバー本体22の内
面にそれぞれ固着される。この実施の形態では、リブ状
物23,23はその上部及び下部の2個所において部分
的にカバー本体22の内面にそれぞれ固着される例を示
す。一方、各リブ状物23,23のカバー本体22の内
面側以外の自由端縁にはフランジ23d,23dが形成
される。また、リブ状物23,23には、互いに対向し
て棒状部であるミラーステー12の下端を挟持するため
の凹部23a、23aが対向してそれぞれ形成される。
凹部23a、23aはミラーステー12の断面の外形形
状に相応して形成され、凹部23a、23aの下方には
この凹部23a、23aにミラーステー12を案内する
ための傾斜部23b,23bがそれぞれ形成される。
【0011】このように構成された樹脂カバー21で
は、一対のリブ状物23,23のそれぞれの傾斜部23
b,23bの間からミラーステー12を凹部23a、2
3aに案内するように挿入すると、一対のリブ状物2
3,23のそれぞれが樹脂弾性変形し、棒状部であるミ
ラーステー12がその凹部23a、23aに達した段階
で復元してそのミラーステー12を挟持する。一対のリ
ブ状物23,23がミラーステー12を挟持することに
より、カバー本体22は棒状部であるミラーステー12
の下端と回転軸14aとにより構成される物品に固定さ
れる。このようにしてカバー本体22が物品に固定され
ると、そのカバー本体22はその物品を覆い、単一の部
材からなる本発明の樹脂カバー21は、物品であるミラ
ーステー12の下端と回転軸14aが外部に表出するこ
とを防止してキャブ11の外観上の見栄えを向上する。
【0012】ここで、本発明の樹脂カバー21は、リブ
状物23,23が部分的にカバー本体22の内面に固着
されるので、棒状部であるミラーステー12を挟持する
力を向上させようとしてその一対のリブ状物23,23
の厚さを増大させても、カバー本体の表面が他の部分に
比較して凹むいわゆるひけが生じることはない。また、
各リブ状物23,23のカバー本体22の内面側以外の
自由端縁にフランジ23d,23dを形成しているの
で、そのフランジ23d,23dの存在により各リブ状
物23,23の自由端縁の剛性が向上し、ミラーステー
12を挟持する力を十分に高めることができる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、一
対のリブ状物のそれぞれのカバー本体の内面側にその内
面に沿って空隙を形成し、リブ状物を部分的にカバー本
体の内面に固着したので、棒状部を挟持する力を向上さ
せようとしてその一対のリブ状物の厚さを増大させて
も、カバー本体の表面にいわゆるひけが生じることを防
止することができる。また、各リブ状物のカバー本体の
内面側以外の自由端縁にフランジを形成すれば、そのフ
ランジの存在により各リブ状物の自由端縁における剛性
を向上させることができ、棒状部を挟持する力を十分に
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂カバーを示す図3のA−A線断面
図。
【図2】図1のB−B線断面図。
【図3】図4のC−C線断面図。
【図4】その樹脂カバーが取付けられたキャブの斜視
図。
【符号の説明】
12 棒状部 21 樹脂製カバー 22 カバー本体 23 リブ状物 23d フランジ 24 空隙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状部(12)を有する物品を覆う樹脂製カ
    バー本体(22)と、前記カバー本体(22)と一体的に樹脂成
    形することにより前記カバー本体(22)内面に付設され前
    記棒状部(12)を樹脂弾性変形により挟持して前記カバー
    本体(22)を前記物品に固定する一対のリブ状物(23,23)
    とを備えた樹脂カバー(21)において、 前記一対のリブ状物(23,23)のそれぞれの前記カバー本
    体(22)の内面側に前記内面との間に空隙(24,24)が形成
    されて前記リブ状物(23,23)が部分的に前記カバー本体
    (22)の内面に固着されたことを特徴とする樹脂カバー。
  2. 【請求項2】 各リブ状物(23,23)のカバー本体(22)の
    内面側以外の自由端縁にフランジ(23d,23d)が形成され
    た請求項1記載の樹脂カバー。
JP2001194042A 2001-06-27 2001-06-27 樹脂カバー Pending JP2003013915A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001194042A JP2003013915A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 樹脂カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001194042A JP2003013915A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 樹脂カバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003013915A true JP2003013915A (ja) 2003-01-15

Family

ID=19032229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001194042A Pending JP2003013915A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 樹脂カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003013915A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013080853A1 (ja) * 2011-11-28 2013-06-06 シロキ工業株式会社 ドアロック装置
JP2019048602A (ja) * 2017-09-12 2019-03-28 日野自動車株式会社 車両用ミラーのカバー構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013080853A1 (ja) * 2011-11-28 2013-06-06 シロキ工業株式会社 ドアロック装置
JP2013112960A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Shiroki Corp ドアロック装置
CN103958804A (zh) * 2011-11-28 2014-07-30 白木工业株式会社 车门锁装置
JP2019048602A (ja) * 2017-09-12 2019-03-28 日野自動車株式会社 車両用ミラーのカバー構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0575075U (ja) 車両のリヤスポイラー取付構造
US20010026411A1 (en) Mirror assembly for a vehicle
JP3844965B2 (ja) ミラー
JP3087667B2 (ja) 自動車用の電気接続箱
US9701259B2 (en) Hinge arm fitting feature
JP2003013915A (ja) 樹脂カバー
JP3265891B2 (ja) 車両のバンパフェイシア構造
JP3925590B2 (ja) バンパーサイドの取付構造
JPWO2006038275A1 (ja) 可倒式ドアミラー
JP4088239B2 (ja) フューエルアダプタ構造
KR0177480B1 (ko) 차량용 에어백 ecu취부 브래킷
KR200155016Y1 (ko) 차량용 트림 체결 볼트 커버
JPH0239886Y2 (ja)
JP5853545B2 (ja) 車両用ドアミラーの取付構造
JP2000203480A (ja) 車両等のカバ―類固定構造
JPH11314520A (ja) 自動車のドア構造
JP2001180332A (ja) インストルメントパネルの構造
JPH08244630A (ja) コラムカバー
JPH067986Y2 (ja) 自動車用アウトサイドミラー
JPH0331617Y2 (ja)
KR100324378B1 (ko) 자동차용 루프몰딩의 후단부 고정구조
KR960004754Y1 (ko) 자동차용 사이드미러
JP2508476Y2 (ja) ステアリングホイ−ル
JP4468561B2 (ja) ルーフライニングとピラーガーニッシュの取付構造
KR100833487B1 (ko) 프런트 엔드 모듈의 캐리어