JP2003013472A - クレーン作業兼用油圧ショベルのモニタ装置 - Google Patents

クレーン作業兼用油圧ショベルのモニタ装置

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JP2003013472A JP2001196207A JP2001196207A JP2003013472A JP 2003013472 A JP2003013472 A JP 2003013472A JP 2001196207 A JP2001196207 A JP 2001196207A JP 2001196207 A JP2001196207 A JP 2001196207A JP 2003013472 A JP2003013472 A JP 2003013472A
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Satoru Nishimura
悟 西村
Kenji Takenawa
賢児 竹縄
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水準器等の付加器をオペレータが確実に観察
することができる位置に装着することができ、しかも装
着される付加器にて運転室が煩雑化することなく簡素化
に寄与するクレーン作業兼用油圧ショベルのモニタ装置
を提供する。 【解決手段】 ブームとアームとバケットとフックとを
有し、クレーン作業を可能とした油圧ショベルの車体状
態を表示するモニタ装置である。水準器60等の付加器
Sのための保持体70を設け、保持体70に付加器Sを
取付ける。外装ケース59から突出する保持体70の一
部及び付加器Sの外周部を外装カバー85にて包囲す
る。付加器Sが一体状に装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クレーン作業兼
用油圧ショベルのモニタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベルは、下部走行体と、この下
部走行体に旋回機構を介して旋回自在に装着される上部
旋回体とを備え、上部旋回体には作業機が設けられる。
また、作業機はブームとアームとバケットとを有する。
そして、この種の油圧ショベルには、作業機の先端部に
フックを設けてクレーン作業を可能としたものがある。
すなわち、バケットがアームに揺動機構を介して枢着さ
れ、例えば、この揺動機構の一部を構成する枢支軸に上
記フックが吊下げられる。
【0003】そして、このクレーン作業における吊り作
業においては、水平堅土で行う必要があり、一般には、
上部旋回体に設けられる運転室に水準器等を設置し、こ
の水準器で機体の水平状態を監視していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、運転室内に
は、下部走行体を前進させたり後退させたりする操作レ
バー、作業機を作動(揺動)させるための操作レバー、
計器盤、等の種々の機器類が設けられ、運転室全体が煩
雑化していた。このため、運転室に水準器をさらに設置
した場合、より煩雑化すると共に、オペレータにとって
は観察し難い場所に配置されるおそれがあり、機体の水
平状態確認作業を正確に行えなかった
【0005】この発明は、上記従来の欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、水準器等の付
加器をオペレータが確実に観察することができる位置に
装着することができ、しかも装着される付加器にて運転
室が煩雑化することなく簡素化に寄与するクレーン作業
兼用油圧ショベルのモニタ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び効果】そこで請求項1
のクレーン作業兼用油圧ショベルのモニタ装置は、ブー
ム5とアーム6とバケット7とフック10とを有し、ク
レーン作業を可能とした油圧ショベルの車体状態を表示
するモニタ装置であって、水準器60等の付加器Sのた
めの保持体60を設けると共に、この保持体70に上記
付加器Sを取付け、外装ケース59から突出する上記保
持体70の一部及び付加器Sの外周部を外装カバー85
にて包囲して、この付加器Sが一体状に装着されたこと
特徴としている。
【0007】上記請求項1のクレーン作業兼用油圧ショ
ベルのモニタ装置では、付加器Sが一体状に装着される
ので、この付加器Sはオペレータにとって観察しやすい
位置に設けられることになる。このため、この付加器S
を使用する運転操作等を安定して行うことができ、安全
性が向上する。また、外装ケース59から突出する上記
保持体70の一部及び付加器Sの外周部を外装カバー8
5にて包囲されるので、意匠的にも優れる。
【0008】請求項2のクレーン作業兼用油圧ショベル
のモニタ装置は、上記付加器Sが水準器60であり、上
記保持体70が、上記外装ケース59の内部に設けられ
る保持枠体71と、この保持枠体71に固着されるフラ
ンジ72と、このフランジ72の水平方向に延びる保持
片73に取付けられてその大半が外装ケース59内に埋
設状となる受け体74とを備え、この受け体の水平方向
に延びる受け面74a上に緩衝材82を介して上記水準
器60を載置し、この水準器60と上記受け体74とを
ボルトナット結合にて固定して、この水準器60の水平
判断部69を上記外装ケース59の上面59a側に露出
させたことを特徴としている。
【0009】上記請求項2のクレーン作業兼用油圧ショ
ベルのモニタ装置では、水準器60と上記受け体74と
をボルトナット結合にて固定するので、ボルト部材を螺
進退させることによって、水準器をフランジ72の水平
方向に延びる保持片73に対して水平に取付けることが
でき、機体(油圧ショベル)に対して水平に支持(保
持)することができる。このため、機体の水平堅土での
作業確認を確実に行うことができ、安定したクレーン作
業を行うことができる。また、受け体74はその大半が
外装ケース59に埋設状となるので、水準器60は違和
感なく一体化すると共に、オペレータの各種の作業の妨
げになることはない。さらに、水準器60と上記受け体
74との間に緩衝材82が介在されるので、衝撃に対す
る耐久性に優れ、長期にわたって安定して機体の水平状
態を確認することができる。しかも、水準器60の水平
判断部69が外装カバー59の上面59a側に露出して
いるので、オペレータは無理な姿勢を形成することなく
自然にこの水準器60の観察を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、この発明のクレーン作業兼
用油圧ショベルのモニタ装置の具体的な実施の形態につ
いて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1はこの油
圧ショベルの簡略側面図である。この油圧ショベルは、
下部走行体1と、下部走行体1の上部に旋回機構2を介
して旋回可能に装着される上部旋回体3とを備え、上部
旋回体3に作業機4が連設されている。この作業機4
は、その基部が上部旋回体3に揺動可能に連結されてい
るブーム5と、ブーム5の先端に揺動可能に連結されて
いるアーム6と、アーム6の先端に揺動可能に連結され
ているバケット7とを備える。そして、作業機4の先端
部にはフック10が付設され、この油圧ショベルはクレ
ーン作業が可能とされている。また、下部走行体1は、
履帯8を有する左右一対の走行部9、9を備え、各走行
部9、9の履帯8、8が駆動することによって走行す
る。そして、上部旋回体3は、運転室11とカウンタウ
エイト12とを備える。
【0011】上部旋回体3の運転室11は、図2に示す
ように、その中央部には運転席13が設けられ、この運
転席13の前方に走行操作手段14が設けられている。
この走行操作手段14は、走行レバー15、16と、各
走行レバー15、16と一体に揺動する走行ペダル1
7、18とを備える。この場合、走行レバー15、16
を前方に押すと下部走行体1が前進し、走行レバー1
5、16を後方に引くと下部走行体1が後進するように
なっている。なお、一方の側方窓57側に計器盤40が
設けられている。
【0012】また、運転席13の側部側に作業機操作レ
バー19、20がそれぞれ設置されている。上記作業機
操作レバー19、20はブーム5の上下動、アーム6及
びバケット7の回動、及び上部旋回体3自体の旋回操作
等を行うものである。すなわち、図1に示すように、上
部旋回体3とブーム5とがシリンダ機構21にて連結さ
れ、ブーム5とアーム6とがシリンダ機構22にて連結
され、アーム6とバケット7とがシリンダ機構23にて
連結されている。このため、上記作業機操作レバー1
9、20を操作することによって、シリンダ機構21の
ピストンロッドを伸縮させば、ブーム5がその基部を中
心に矢印Aのように揺動(回動)が作動し、シリンダ機
構22ピストンロッドを伸縮させば、アーム6がその基
部の枢支軸24を中心に矢印Bのように揺動(回動)が
作動し、シリンダ機構23のピストンロッドを伸縮させ
ば、バケット7がその基部の枢支軸26を中心に矢印C
のように揺動(回動)する。
【0013】そして、シリンダ機構23のピストンロッ
ドの先端部は揺動機構25に枢着され、この揺動機構2
5に上記フック10が取付けられる。この場合、揺動機
構25は、図3に示すように、第1アーム27、27と
第2アーム28、28とを備え、第1アーム27、27
の一端部がアーム6の先端部に軸29を介して枢着さ
れ、第2アーム28、28の一端部がバケット7の基端
部に軸30を介して枢着され、第1アーム27、27の
他端部と第2アーム28、28の他端部とが軸31を介
して枢結されている。そして、この軸31に上記シリン
ダ機構23のピストンロッドの先端部が連結され、軸3
0にフック10が吊下げられている。
【0014】上記フック10は、基部33と、フック本
体部34とを有し、これらが連結部35にて連結され、
フック本体部34が基部33に対して回転可能とされて
いる。そして、基部33に孔部が設けられ、この孔部に
上記軸30が挿通され、これによって、このフック10
が作業機4の先端部から垂下され、このフック10に被
吊り部材(図示省略)を吊ることができる。
【0015】そして、図2に示すように、上記運転席1
3には、この発明に係るモニタ装置45が設けられ、こ
のモニタ装置45のモニタ画面44は、図4(a)
(b)に示すように、エンジン状態を表示する第1モー
ドと、定格荷重負荷率に関するパラメータ等を表示する
第2モードとに切換えることが可能である。ここで、エ
ンジン状態とは、例えば、エンジン冷却水の温度、エン
ジンオイル温度、燃料残量等である。すなわち、モニタ
装置45の制御部には、図6に示すように、温度目盛り
や各種絵模様等の基本画像を表示する基本表示手段48
と、この表示手段48の基本画像データと状態量を示す
画像データとを合成してモニタ画面44に合成図を表示
する合成表示手段49とを備え、これによって、モニタ
画面44にエンジン状態等の車体状態を表示するもので
ある。
【0016】また、第2モードの場合、図4(b)に示
すように、パラメータを表示するパラメータ表示部51
と、エンジン状態を表示するエンジン状態表示部52
と、警報情報を表示する警報情報表示部53とが設けら
れる。そして、パラメータ表示部51は、モニタ画面4
4の中央部に配置されて、上下の第1部51aと第2部
51bとを有する。ここで、パラメータには、実荷重、
定格荷重、揚程(作業高さ)H、作業半径R、及び負荷
率等であり、また、定格荷重とは、作業機4の各種状態
におい予め設定された吊り可能荷重であり、作業機4の
位置によって相違する。さらに、図5に示すように、揚
程Hとは、地面からフック10までの高さであり、作業
半径Rとは、上部旋回体3の回転中心からフック10ま
での長さを示す。そして、負荷率とは、実荷重を定格荷
重で割った値である。
【0017】第2モードのエンジン状態とは、燃料残
量、エンジン冷却水の温度、エンジンオイル温度等のこ
の油圧ショベルのエンジンに関するものであり、パラメ
ータ表示部51の左右に設けられる。また、警報情報表
示部53の警報情報とは、上記負荷率やこの油圧ショベ
ルに関する各種危険情報等であり、パラメータ表示部5
1の上部にこのパラメータ表示部51よりも小さく警報
情報表示部53が配置される。
【0018】ところで、モニタ装置45には図4に示す
ように複数個の押ボタン55・・が設けられ、このうち
の例えばイの押ボタン55を押すことによって、第1モ
ードと第2モードとの切換が行える。また、例えば、ロ
のボタン55を押すことによってパラメータ表示部51
の表示を切換えることができる。具体的には、イの押ボ
タン55を押すことによって、第2モードに切換えたと
きに、第1部51aに実荷重が表示され、第2部51b
に定格荷重が表示され、次に、ロの押ボタン55を押せ
ば、第1部51aに揚程が表示され、第2部51bに作
業半径が表示され、次に、ロの押ボタン55を押せば、
第1部51aに負荷率が表示され、第2部51bに定格
荷重が表示され、次に、ロの押ボタン55を押せば、第
1部51aに負荷率が表示され、第2部51bに作業半
径が表示される。この場合、勿論、第1部51aと第2
部51bに表示されるパラメータの組合せとしては変更
自由であり、また、切換える順番としても変更自由であ
り、さらに、切換えるための押ボタン55としては勿論
イやロに限るものではない。
【0019】ところで、上記モニタ装置45は、図2に
示すように、運転室11の前窓56と一方の側方窓57
とを仕切る縦枠58の下部に配設され、その外装ケース
59に付加器(この場合、水準器60を示している)が
一体に装着されている。このモニタ装置45の外装ケー
ス59は、ケース本体61と、このケース本体61の前
方開口部を塞ぐ蓋部材62とからなる。そして、上記モ
ニタ画面44及び複数の押ボタン55・・に蓋部材62
が嵌められている。また、蓋部材62は、図7と図8に
示すように、モニタ画面44等のまわりを囲む前壁63
と、この前壁63の外周縁から突設される周壁64とか
らなる。そして、水準器60は円盤状の本体部67と、
この本体部67の外周に突設される外鍔部68とからな
り、円盤状の本体部67の上面に気泡を有する水平判断
部69が設けられる。
【0020】この場合、この水準器60は、保持体(付
加器用保持体)70に保持される。保持体70は、外被
ケース59内に埋設された保持枠体71と、この保持枠
体71に固着されるフランジ72と、このフランジ72
の水平方向に延びる保持片73に取付けられる受け体7
4とを備える。すなわち、保持枠体71は、上記前壁6
3と略平行に配設される傾斜片75を有し、この傾斜片
75の上端に、上記フランジ72の垂下片76の下端部
が溶接等にて固着され、この保持片73が略水平に保持
される。この場合、保持片73は、蓋部材62の周壁6
4の上壁部65の裏面に所定間隔をもって相対面してい
る。
【0021】また、受け体74は、筒状の本体部77
と、この本体部77の上端に設けられる鍔部78とから
なる。本体部77の軸心孔79は小径部79aと大径部
79bとを有し、鍔部78には、周方向に沿って所定ピ
ッチ(例えば、約120°ピッチ)に孔78aが貫設さ
れている。この場合、鍔部78の外径寸法と水準器60
の外鍔部68の外径寸法とは略同一とされ、また、水準
器60の外鍔部68には、この水準器60と受け体74
とをその軸心が一致するように重合わせたときに、鍔部
78の孔78aと軸心が一致する同一径の孔68aが貫
設されている。さらに、受け体74の鍔部78の上面に
は、その軸心が鍔部78の孔78aの軸心と一致するナ
ット部材80が固着されている。
【0022】次に、保持体70をフランジ72に取付け
て水準器60をこの保持体70に取付ける方法を説明す
る。ケース本体61に蓋部材62を装着しない状態にお
いて、図9に示すように、蓋部材62の周壁64の上壁
部65に切欠部66を形成し、この切欠部66に受け体
74の本体部77を嵌合させて、この受け体74をフラ
ンジ72の保持片73に載置する。この状態では、受け
体74の鍔部78が外装ケース59の上面59aから露
出した状態となっている。次に、この受け体74の軸心
孔79にボルト部材81を挿入し、このボルト部材81
のねじ軸部81aの先端部を保持片73の貫孔に挿通さ
せる。そして、保持片73の裏面側に溶着されたナット
部材83へ螺着する。これによって、受け体74はフラ
ンジ72の保持片73から立設された状態で固着され
る。この場合、ボルト部材81は、そのねじ軸部81a
が軸心孔79の小径部79aに挿入され、その頭部81
bが軸心孔79の大径部79bに嵌合される。
【0023】その後は、受け体74の上面(受け面)7
4aに、合成樹脂やゴム等からなる略円盤状の緩衝材8
2を載置すると共に、この緩衝材82上に水準器60を
載置する。この際、受け体74の鍔部78の孔78a軸
心と水準器60の外鍔部68の孔68a軸心とを一致さ
せ、この状態で、上方から水準器60の外鍔部68の複
数(この場合、3個)の孔にボルト部材84・・を挿入
し、受け体74のナット部材80・・に螺着する。これ
によって、水準器60は受け体74にボルトナット結合
にて保持(支持)されることになる。この場合、周方向
に120°ピッチに配設されるボルト部材84・・を螺
進退させることによって、水準器60の水平判断部69
の気泡を水平判断部69の中央に位置させることがで
き、水準器60を上部旋回体3ないし下部走行体1に対
して水平に装着することができる。
【0024】また、外装ケース59の上面59a、具体
的には蓋部材62の周壁64の上面から突出する保持体
70の一部(受け体74の本体部77の上部乃至鍔部7
8)及び水準器60の外周部を外装カバー85にて包囲
する。すなわち、外装カバー85は、例えば、ゴムカバ
ーから構成され、胴部86と、この胴部86の上端に連
設される内鍔部87とを備え、胴部86にて外周側を包
囲し、内鍔部87にて水準器60の外鍔部68の上面外
周側を被覆状とし、水準器60の水平判断部69を露出
させる。この際、外装カバー85の下端が蓋部材62の
周壁64の上面に接触又は近接させるのが好ましい。そ
して、水準器60の取付け作業が終了した後、ケース本
体61と蓋部材62とを一体化すれば、このモニタ装置
45の組立作業が終了する。
【0025】このため、外装ケース59に保持体70を
介して装着された水準器60は、モニタ装置45と一体
状となる。これによって、意匠的に優れたものとなると
共に、水準器60の水平判断部69が上方向かって露出
しているので、オペレータにとっては、水準器60によ
る水平状態の確認が行いやすいものとなっている。な
お、外装カバー85の色をモニタ装置45の外装ケース
59の色と同一系統色とすれば、一体感が一層向上する
が、勿論異なる系統色であってもよい。また、このモニ
タ装置45は、付加器Sを装着するための保持体70が
外装ケース59の内部に設けられているので、切欠部6
6を形成しなければ、外見上はこの種の通常のモニタ装
置と同様であり、付加器Sを装着しない場合には通常の
モニタ装置として使用することができる。
【0026】以上にこの発明の具体的な実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。例えば、付加器Sとしては、モニタ装置4
5に装着可能なものであれば、傾斜器や他の各種の計器
が可能である。また、ボルトナット結合部の数の増減も
自由であるが、付加器Sが水準器60である場合におい
ては水平に装着するために、図例のように、120°ピ
ッチに3箇所設けるのが好ましい。さらに、外装カバー
85として、水準器60の外鍔部68の上面の外周側を
包囲しないものであってもよい。また、水準器60等と
して円盤状のものに限るものではなく、外装ケース59
の側面や下面等からこの水準器60等を突出させたもの
でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のモニタ装置が取付けられるクレーン
作業兼用油圧ショベルの簡略側面図である。
【図2】上記クレーン作業兼用油圧ショベルの運転室の
斜視図である。
【図3】上記クレーン作業兼用油圧ショベルの作業機の
先端部の斜視図である。
【図4】上記モニタ装置のモニタ画面説明図である。
【図5】上記クレーン作業兼用油圧ショベルの作業範囲
の説明図である。
【図6】上記クレーン作業兼用油圧ショベルの制御部の
簡略ブロック図である。
【図7】水準器の装着状態を示す要部断面図である。
【図8】水準器の装着状態を示す要部平面図である。
【図9】モニタ装置の外装ケースの要部平面図である。
【符号の説明】
4 作業機 5 ブーム 6 アーム 7 バケット 10 フック 59 外装ケース 59a 上面 60 水準器 69 水平判断部 70 保持体 71 保持枠体 72 フランジ 73 保持片 74 受け体 74a 受け面 82 緩衝材 85 外装カバー S 付加器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブームとアームとバケットとフックとを
    有し、クレーン作業を可能とした油圧ショベルの車体状
    態を表示するモニタ装置であって、水準器等の付加器の
    ための保持体を設けると共に、この保持体に上記付加器
    を取付け、外装ケースから突出する上記保持体の一部及
    び付加器の外周部を外装カバーにて包囲して、この付加
    器が一体状に装着されたことを特徴とするクレーン作業
    兼用油圧ショベルのモニタ装置。
  2. 【請求項2】 上記付加器が水準器であり、上記保持体
    が、上記外装ケースの内部に設けられる保持枠体と、こ
    の保持枠体に固着されるフランジと、このフランジの水
    平方向に延びる保持片に取付けられてその大半が外装ケ
    ース内に埋設状となる受け体とを備え、この受け体の水
    平方向に延びる受け面上に緩衝材を介して上記水準器を
    載置し、この水準器と上記受け体とをボルトナット結合
    にて固定して、この水準器の水平判断部を上記外装ケー
    スの上面側に露出させたことを特徴とする請求項1のク
    レーン作業兼用油圧ショベルのモニタ装置。
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