JPH0510042Y2 - - Google Patents

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JPH0510042Y2
JPH0510042Y2 JP1983095567U JP9556783U JPH0510042Y2 JP H0510042 Y2 JPH0510042 Y2 JP H0510042Y2 JP 1983095567 U JP1983095567 U JP 1983095567U JP 9556783 U JP9556783 U JP 9556783U JP H0510042 Y2 JPH0510042 Y2 JP H0510042Y2
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boom
main boom
hydraulic cylinder
main
driven
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JP1983095567U
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JPS604646U (ja
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、歩行形のバツクホー付ハンドドーザ
ーに関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、歩行形のハンドドーザーにバツクホーを
装備したものは、実開昭49−69701号公報に示す
如く、バンドドーザーの排土板側にアタツチメン
トとしてバツクホーを装着したものが存在する。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 ところが、上記の如くハンドドーザーにアタツ
チメントとしてバツクホーを装着したものは、掘
削バケツトを連結するアームが、掘削作業時に排
土板などに当接して深く掘削することができない
などの欠点を有していた。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案では、ハンドドーザー本体の機体フレー
ム前端にブーム支持体を突設し、同ブーム支持体
の前端にボス部を一体形成して、同ボス部に取付
ブラケツトを連結すると共に、同取付ブラケツト
の前端下部には後側面が開放された主ブームの基
端枢支部を枢支し、この主ブームの内部位置で同
主ブームの先端と取付ブラケツト上端との間に
は、同主ブームの基端枢支部を中心に同主ブーム
を上下に回動作動させる主ブーム昇降用油圧シリ
ンダを配設すると共に、主ブームの先端にて、バ
ケツトを有する従動ブームの中途部を連結枢支
し、同連結枢支位置にて前記主ブーム昇降用油圧
シリンダの上部を連結し、かつ、同連結枢支位置
と従動ブームのブーム枢支点とを同一支点とし、
しかも、同従動ブームの後端と主ブームの基部と
の間に従動ブーム用油圧シリンダを連設してなる
バツクホー付ハンドドーザーを提供せんとするも
のである。
(ホ) 作用 掘削作業を行う際には、ブーム支持体の前端に
連結する取付ブラケツト及び主ブームを左方向又
は右方向に回動させて、同時に主ブームに内装す
る主ブーム昇降用油圧シリンダを伸長させると主
ブームを、取付ブラケツトの前端下部を中心に降
下させながらバケツトを地表面に打ち込む。そし
て、従動ブームの後端と主ブーム上面との間に連
設する従動ブーム用油圧シリンダを伸縮させなが
らバケツト内に土砂をすくい込み、次に主ブーム
を上昇させて機体側方に土砂の排出を行うもので
ある。
(ヘ) 効果 本考案によれば、機体フレーム前端にブーム支
持体を突設し、同ブーム支持体の前端にボス部を
一体形成して、同ボス部に取付ブラケツトを連結
すると共に、同取付ブラケツトの前端下部には、
後側面が開放された主ブームの基端を枢支したも
のであるから、取付ブラケツト及び主ブームの支
持が確実に行なわれながら、同主ブームの重心位
置を低くして安定した状態で掘削作業を行うこと
ができ、かつ、掘削作業がより深く行なわれるも
のである。
また、主ブームには、同主ブームの先端と取付
ブラケツト上端との間に主ブーム昇降用油圧シリ
ンダを介装して、同主ブーム昇降用油圧シリンダ
にて主ブームを基端枢支部を中心に上下に回動作
動させる構造としており、かつ、上記主ブーム昇
降用油圧シリンダは、後側が開放された主ブーム
の内部に配設して保護された状態で配設されたも
のであるから、主ブームの作動範囲において、主
ブーム昇降用油圧シリンダが排土板などに当接す
るようなことがなく、外方の障害物の挟み込み
や、干渉するなどの不具合がなく、したがつて、
主ブーム昇降用油圧シリンダの損傷を確実に防止
することができ、しかも、機体回向時のブームシ
リンダの保護が確実に行なわれるものである。ま
た、主ブームの先端には、バケツトを有する従動
ブームの中途部を枢支したものであるから、掘削
装置の全体構造を小形化して簡略化した構造と
し、各種の作業を能率的に行うことができるもの
である。
また、本考案は従動ブームを連結する主ブーム
の後側面が開放された構造であるから、内部に装
着する主ブーム昇降用油圧シリンダの組付け作業
が容易、かつ、能率的にできるものである。
また、主ブームの先端にて、従動ブームの中途
部を連結枢支してブーム枢支点とし、同連結枢支
位置にて主ブーム昇降用油圧シリンダの上部を連
結したものであるから、従動ブームの連結枢支位
置と主ブーム昇降用油圧シリンダの上部取付位置
とを同一にしたものであるから枢支部の構造が簡
単で、コストが安価となり、組立及び分解が容易
である。
さらにまた、従動ブームの後端と主ブームの基
端との間に従動ブーム用油圧シリンダを連設した
ものであるから、同従動ブームに加わる大きな荷
重を従動ブームの後部位置に集中させて、同後部
位置のみを強度を上げて製作すればよく、したが
つて、同従動ブームをコンパクトに構成すること
ができる。
(ト) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
Aはハンドドーザー本体を示しており、機体フレ
ームaの上部には、原動機1を搭載し、連動機構
2を介して、機体フレームaの下部に設けたクロ
ーラ型の走行部3を駆動すべく構成しており、機
体フレームaの後端には、後方に向つて突出状に
形成した操作コラム4が連設されており、同コラ
ム4には、ハンドル5が設けられており、走行部
3の前端には、排土板6が連設されており、作業
者は、歩行しながらハンドル5を把持して操作コ
ラム4の各種レバー操作を行い走行しながら排土
板6による排土作業操作を行うものである。
ハンドドーザー本体Aの機体フレームaの前端
には、側面コ字状のブーム支持体7を突設し、同
ブーム支持体7の前部には上下方向にボス部7−
1,7−2を上下二段に形成している。8はブー
ム支持体7のボス部7−1,7−2に取付ブラケ
ツト9を連結する枢軸で、同取付ブラケツト9は
ブーム支持体7のボス部7−1,7−2を中心に
左右方向に回動自在となつている。
9−1は取付ブラケツト9の左側に一体的に突
設する水平ブラケツトである。
また、取付ブラケツト9の前端には、上下回動
自在に主ブーム10の基端枢支部11を枢支して
いると共に、同取付ブラケツト9の水平ブラケツ
ト9−1にはブーム支持体7の一側方に配した進
退自在のリンク機構12が連動連結されている。
また、主ブーム10の後側面10−1は開放さ
れた構造となつている。
そして、同リンク機構12及び水平ブラケツト
9−1は、揺動油圧シリンダ13により作動すべ
く構成され、取付ブラケツト9の左右回動を介し
て、主ブーム10の左右首振り揺動が行えるよう
にしている。
主ブーム10の先端には、従動ブーム14の中
途部が連結枢支15され、従動ブーム14の後端
と、主ブーム10基部上面との間には、従動ブー
ム用油圧シリンダ16が介装され、また、従動ブ
ーム14の先端には、バケツト17が枢支18さ
れ、その間に介装されたバケツト用油圧シリンダ
19によつて、バケツト17の上下回動を行う。
なお、16′は取付ブラケツト9の上部と主ブ
ーム10の先端の枢支15部との間に介装する主
ブーム昇降用油圧シリンダで、同油圧シリンダ1
6′は主ブーム10の内部位置10−2で、かつ、
同主ブーム10の断面略中央位置に内装されなが
ら、同主ブーム10の側面の幅員よりも内側に位
置して保護された状態で装着されている。
また、14−1は従動ブーム14の中途部で、
かつ、同従動ブーム14のブーム枢支点である。
14−2は従動ブーム用油圧シリンダ16の上
端取付位置、14−3はバケツト用油圧シリンダ
19の基端部取付位置である。
図中、20は操作コラム4に配設した各種操作
レバーであり、走行部3、各油圧シリンダ13,
16,16′,19及び排土板6等の操作を行う
ものである。
本考案は上記のように構成されており、したが
つて、掘削作業を行う場合は、作業者が操作レバ
ー20を操作して高圧作動油を揺動油圧シリンダ
13に導くと、リンク機構12及び水平ブラケツ
ト9−1が作動し、同時にブラケツト9及びブー
ム10を枢軸8を中心に左右に揺動させる。そし
て、ブーム昇降用油圧シリンダ16′に高圧作動
油を導いて同油圧シリンダ16′を伸長させると、
先端に従動ブーム14を有する主ブーム10が下
方向に作動して地表面にバケツト17を打込むも
のである。次に、従動ブーム用油圧シリンダ16
及びバケツト用油圧シリンダ19に高圧の作動油
を導くと、バケツト17により土砂をすくい込む
ことができる。
そして、主ブーム昇降用油圧シリンダ16′を
収縮すると主ブーム10は起立状態となり、次に
左右側方へ主ブーム10を作動させて土砂の排土
を行うものである。
以上の如く、本考案によれば、機体フレームa
前端に側面コ字状のブーム支持体7を突設し、同
ブーム支持体7の前端に上下二段にボス部7−
1,7−2を一体形成して、同ボス部に左右方向
に回動する取付ブラケツト9を連結すると共に、
同取付ブラケツト9の前端下部には、後側面が開
放された主ブーム10の基端を枢支したものであ
るから、取付ブラケツト9及び主ブーム10の支
持が確実に行なわれながら、主ブーム10による
掘削がより深く行なわれるものである。
また、主ブーム10の先端と取付ブラケツト9
の間に主ブーム昇降用油圧シリンダ16′を介装
して同油圧シリンダ16′にて主ブーム10を基
端枢支部を中心に上下に回動作動させる構造とし
ており、かつ、上記油圧シリンダ16′は主ブー
ム10の側面の幅員よりも内側に位置して保護さ
れた状態で配設されたものであるから、主ブーム
10が下向き状に降下しても油圧シリンダ16′
が排土板6などに当接するようなことがなく、し
たがつて、主ブーム昇降用油圧シリンダ16′の
損傷を確実に防止すると共に、また、主ブーム1
0の先端には、バケツト17を有する従動ブーム
14の中途部を枢支15したものであるから、掘
削装置の全体構造を小形化して簡略化した構造と
し、各種の作業を能率的に行うことができるもの
である。
また、本考案は従動ブーム14を連結する主ブ
ーム10の後側面が開放された構造であるから、
内部に装着する主ブーム昇降用油圧シリンダ1
6′の組付け作業が容易、かつ、能率的にできる
ものである。
さらにまた、上記従動ブーム14の後部上面位
置にバケツト用油圧シリンダ19の基部を連設す
ると共に、上記従動ブーム用油圧シリンダ16の
上端取付位置と、バケツト用油圧シリンダ19の
基部取付位置を主ブーム10と従動ブーム14の
連結枢支位置よりも後方に位置させたものである
から、同従動ブーム14に加わる大きな荷動を従
動ブーム14の後部位置に一体的に集中させるこ
とができ、従つて、従動ブーム14の製作が容易
となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案バツクホー付ハンドドーザーの側
面図、第2図は同平面図である。 A……ハンドドーザー本体、a……機体フレー
ム、7……ブーム支持体、7−1……ボス部、7
−2……ボス部、9……取付ブラケツト、10…
…主ブーム、10−1……後側面、10−2……
内部位置、10−3……基部、11……基端枢支
部、14……従動ブーム、14−1……中途部、
14−2……上端取付位置、14−3……基部取
付位置、15……連結枢支、16……従動ブーム
用油圧シリンダ、16′……主ブーム昇降用油圧
シリンダ、19……バケツト用油圧シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンドドーザー本体Aの機体フレームa前端に
    ブーム支持体7を突設し、同ブーム支持体7の前
    端にボス部7−1,7−2を一体形成して、同ボ
    ス部7−1,7−2に取付ブラケツト9を連結す
    ると共に、同取付ブラケツト9の前端下部には後
    側面10−1が開放された主ブーム10の基端枢
    支部11を枢支し、この主ブーム10の内部位置
    10−2で、同主ブーム10の先端と取付ブラケ
    ツト9上端との間には、同主ブーム10の基端枢
    支部11を中心に同主ブーム10を上下に回動作
    動させる主ブーム昇降用油圧シリンダ16′を配
    設すると共に、主ブーム10の先端にて、バケツ
    ト17を有する従動ブーム14の中途部14−1
    を連結枢支15し、同連結枢支15位置にて前記
    主ブーム昇降用油圧シリンダ16′の上部を連結
    し、かつ、同連結枢支15位置と従動ブーム14
    のブーム枢支点14−1とを同一支点とし、しか
    も、同従動ブーム14の後端と主ブーム10の基
    部10−3との間に従動ブーム用油圧シリンダ1
    6を連設してなるバツクホー付ハンドドーザー。
JP9556783U 1983-06-20 1983-06-20 バツクホ−付ハンドド−ザ− Granted JPS604646U (ja)

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JP9556783U JPS604646U (ja) 1983-06-20 1983-06-20 バツクホ−付ハンドド−ザ−

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JP9556783U JPS604646U (ja) 1983-06-20 1983-06-20 バツクホ−付ハンドド−ザ−

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JPS604646U JPS604646U (ja) 1985-01-14
JPH0510042Y2 true JPH0510042Y2 (ja) 1993-03-11

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ID=30228165

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JP9556783U Granted JPS604646U (ja) 1983-06-20 1983-06-20 バツクホ−付ハンドド−ザ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4969701U (ja) * 1972-09-29 1974-06-18

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JPS604646U (ja) 1985-01-14

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