JP2003011745A - 車両のハンドル用スイッチユニット - Google Patents

車両のハンドル用スイッチユニット

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JP2003011745A JP2001198458A JP2001198458A JP2003011745A JP 2003011745 A JP2003011745 A JP 2003011745A JP 2001198458 A JP2001198458 A JP 2001198458A JP 2001198458 A JP2001198458 A JP 2001198458A JP 2003011745 A JP2003011745 A JP 2003011745A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各スイッチ部材のハンドルのスポーク部への
取り付けと各スイッチ部材同志の電気的接続が同時に行
える組立性のよい車両のハンドル用スイッチユニットを
提供することを目的とする。 【解決手段】 ハンドル1の表側に装着される表側スイ
ッチ部材3と、表側スイッチ部材3の裏側でハンドルに
装着される裏側スイッチ部材4と、これらの間に挟持さ
れる中間スイッチ部材5とを備え、表側スイッチ部材3
と裏側スイッチ部材4はハンドルのスポーク部6を挟持
し、両者の対向する位置には弾性変形する第1の弾性電
極部4hと第1の対向電極部3kを有すると共に、中間
スイッチ部材5と表側スイッチ部材3または裏側スイッ
チ部材4との対向する位置には弾性変形する第2の弾性
電極部5jと第2の対向電極部3jとを有し、各スイッ
チ部材3,4,5を機械的に一体化させると、一方の第
1、第2の弾性電極部4h,5jが他方の第1、第2の
対向電極部3k,3jに弾接するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両のハンドルのス
ポーク部に取り付けられたスイッチユニットに係り、特
に、互いに一体化されて電気的に接続される複数のスイ
ッチ部材を備えた車両のハンドル用スイッチユニットに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両のハンドル用スイッチユニッ
トを図9を用いて説明すると、図9は従来の車両のハン
ドル用スイッチユニットの取付状態を示す部分断面図で
ある。
【0003】スポーク部51は、棒状で金属製の芯金5
2と芯金52を被覆する絶縁部材よりなる被覆部53よ
り構成されており、被覆部53の表側と裏側の一部に設
けられた突出部53a、53bにはネジ孔53c、53
dが形成されている。
【0004】ハンドルの表側に設けられた表側スイッチ
部材54は、その表面にスイッチノブ54aを突出させ
て設け、図示しないが、スイッチノブ54aの押圧によ
り導通するスイッチ接点と、スイッチ接点のスイッチ信
号を外部へ導出す導出電極部を内部に有している。表側
スイッチ部材54は被覆部53に設けられた突部53a
のネジ孔53cに固定部54dをネジ56によりネジ止
めして固定される。
【0005】ハンドルの裏側に設けた裏側スイッチ部材
55は、その表面にスイッチノブ55aを突出させて設
け、図示しないが、スイッチノブ55aの押圧により導
通するスイッチ接点とスイッチ接点のスイッチ信号を外
部へ導出する導出電極部を内部に有している。裏側スイ
ッチ部材55は被覆部53に設けられた突部53bのネ
ジ孔53dに固定部55bをネジ56によりネジ止めす
ることにより、表側スイッチ部材54とスポーク部51
に関して裏側の位置でスポーク部51に固定され、その
導出電極部にはリード線58の一端が接続され、他端が
表側スイッチ部材54に電気的に接続されている。
【0006】外装部57は、表側スイッチ部材54及び
裏側スイッチ部材55の周囲を囲んでスポーク部51に
取り付けられるハンドルの外装面となる部分である。
【0007】リ−ド線59は表側スイッチ部材54の導
出電極部に接続され、表側スイッチ部材54のスイッチ
接点のスイッチ信号と裏側スイッチ部材55のスイッチ
接点のスイッチ信号を電気的に導出し、表側スイッチ部
材54からスポーク部51に沿って、外装部57の内側
を通って外部へ導出される。
【0008】コネクタ60は、リード線59の末端に接
続され、図示しないが、相手方コネクタと接続されて、
表側スイッチ部材54と裏側スイッチ部材55の両スイ
ッチ部材のスイッチ接点のスイッチ信号をハンドルの中
央部方向へ電気的に導出する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の車両の
ハンドル用スイッチユニットにおいては、各スイッチ部
材53,54をそれぞれスポーク部51に取り付け固定
し、更にそれぞれのスイッチ部材53,54同志をリー
ド線58により配線し、表側スイッチ部材54の導出電
極部から外部導出用のリ−ド線59を引き出していた。
その結果スイッチ部材のハンドルのスポーク部への機械
的接続及び両スイッチ部材同志の電気的接続の手間がか
かり、組立性が悪いという問題があった。
【0010】本発明の目的は、各スイッチ部材のハンド
ルのスポーク部51への取り付けと各スイッチ部材5
3,54同志の電気的接続が同時に行える組立性のよい
車両のハンドル用スイッチユニットを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のハンドル用スイッチユニットは、ハンドル
の表側に装着される表側スイッチ部材と、前記表側スイ
ッチ部材の裏側で前記ハンドルに装着される裏側スイッ
チ部材と、これら表側スイッチ部材と裏側スイッチ部材
との間に挟持され、スイッチノブが外部へ露出する中間
スイッチ部材とを備え、前記表側スイッチ部材と前記裏
側スイッチ部材は前記ハンドルのスポーク部を挟持し、
両者の互いに対向する位置のいずれか一方には弾性変形
する第1の弾性電極部を、他方には前記第1の弾性電極
部と対向する第1の対向電極部を有すると共に、前記中
間スイッチ部材と前記表側スイッチ部材または裏側スイ
ッチ部材との互いに対向する位置のいずれか一方には弾
性変形する第2の弾性電極部を、他方には前記第2の弾
性電極部と対向する第2の対向電極部とを有し、前記表
側スイッチ部材、裏側スイッチ部材、及び中間スイッチ
部材とを機械的に一体化させると、一方の前記第1、第
2の弾性電極部が他方の前記第1、第2の対向電極部に
弾接するようにした。この構成により、車両のハンドル
用スイッチユニットの組立性が向上する。
【0012】また、本発明のハンドル用スイッチユニッ
トは、前記第1、第2の対向電極部はプリント基板上に
形成された電極パターンである。この構成により、簡単
に第1、第2の対向電極を形成できる。
【0013】また、本発明のハンドル用スイッチユニッ
トは、前記表側スイッチ部材及び裏側スイッチ部材は、
ケースとこのケースから露出するスイッチノブと、この
スイッチノブの操作によりオンオフされるスイッチ接点
部と、このスイッチ接点部のスイッチ信号を外部へ導出
する導出電極部とを備えている。この構成により、各ス
イッチ部材のスイッチ信号を一つのスイッチ部材にまと
めることができるので、配線が簡単になる。
【0014】また、本発明のハンドル用スイッチユニッ
トは、前記表側スイッチ部材と前記裏側スイッチ部材と
が、それぞれに互いに対向して設けられたスナップ係合
部を係合させた。この構成により、表側スイッチ部材と
裏側スイッチ部材の機械的接続が容易となる。
【0015】また、本発明のハンドル用スイッチユニッ
トは、前記スナップ係合部は、前記ケースの内部に収納
され、前記スナップ係合部に近接する前記表側スイッチ
部材または前記裏側スイッチ部材の前記ケースの部分に
は、前記スナップ係合部を前記ケースの外部から臨む透
孔が設けられている。この構成により、修理等、ハンド
ル用スイッチユニットの分解が必要なとき、外部より治
具を透孔より挿入してスナップ係合部の係合を解除でき
る。
【0016】また、本発明のハンドル用スイッチユニッ
トは、前記ケースには、前記中間スイッチ部材を前記表
側スイッチ部材または前記裏側スイッチ部材に対して位
置決めするためのガイド部が前記ケースの内側に設けら
れている。この構成により、表側スイッチ部材または裏
側スイッチ部材に対する中間スイッチ部材の位置決めが
容易になる。
【0017】また、本発明のハンドル用スイッチユニッ
トは、前記表側スイッチ部材または前記裏側スイッチ部
材が、前記スイッチノブ及び前記スイッチ接点を有する
スイッチノブ側ブロックと、前記スイッチノブ側ブロッ
ク以外の本体側ブロックに分離可能で、前記両ブロック
の互いに対向する位置のいずれか一方には弾性変形する
弾性導体部を、他方には前記弾性導体部と対向する対向
導体部を有し、前記両ブロックを一体化させると、一方
の前記弾性導体部が他方の前記対向導体部に弾接するよ
うにした。この構成により、表側スイッチ部材または裏
側スイッチ部材単体の組立が容易になる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の車両のハンドル用スイッ
チユニットの第1実施形態の図面を説明すると、図1は
本発明の車両のハンドル用スイッチユニットの第1実施
形態を示す分解斜視図、図2は本発明の車両のハンドル
用スイッチユニットの第1実施形態の部分断面図、図3
は本発明の車両のハンドル用スイッチユニットの第1実
施形態に係り、弾性電極部と対向電極との電気的接続部
位を示す説明図、図4は本発明の車両のハンドル用スイ
ッチユニットの第1の実施形態の第1係合部の係合状態
を示す要部破断斜視図、図5は本発明の車両のハンドル
用スイッチユニットの第1実施形態の第2係合部の係合
状態を示す要部斜視図、図6は本発明の車両のハンドル
用スイッチユニットの第1実施形態が取り付けられたハ
ンドルの正面図、図7は本発明の車両のハンドル用スイ
ッチユニットの第1実施形態が取り付けられたハンドル
の裏面図をそれぞれ示す。
【0019】次に、本発明の車両のハンドル用スイッチ
ユニットの第1実施形態を図1から図7に基づいて説明
すると、2本のスポーク部6は、図6、図7に示すよう
に、ハンドル1のホィール部7とパッド部8をつなぐ部
分であって、棒状で断面コの字型の金属製の芯金6a
と、芯金6aを被覆する絶縁樹脂製の被覆部6bからな
っている。
【0020】表側スイッチ部材3は、底面に孔部3eが
設けられた舟を伏せた形状で下方に開口を有する、絶縁
樹脂製のケースの本体であるケース本体部3aと、孔部
3eから突出したスイッチノブ3fと、ケース本体部3
a内に収納固定され、スイッチノブ3fの操作によりオ
ンオフするスイッチ接点部(図示せず)を表面に搭載し
たプリント基板3gと、プリント基板3g裏面に搭載さ
れスイッチ接点部のオンオフ信号等を外部に導出する電
極パターンである導出電極3mと、プリント基板3gの
裏面に設けられた電極パターンである第2の対向電極部
3jと、スペーサ3hを介してプリント基板3g裏面上
に搭載されたプリント基板3iと、プリント基板3i上
に設けられた電極パターンである第1の対向電極3kと
から構成されている。また、ケース本体部3aの長手方
向の一端には、天孔のある中空ドームを半分にした形状
で、絶縁樹脂製の半ドーム部3bが一体に設けられ、ケ
ース本体部3aの開口の長手方向の一端付近には、ケー
ス本体部3aから垂下し、ケース本体部3aの開口に入
る絶縁樹脂製の板体3lが一体に設けられ、この板体3
lに第1のスナップ係合部3dが設けられている。更
に、ケース本体部3aの開口の長手方向の他端付近に
は、第2のスナップ係合部3cがケース本体部3aの下
端に形成されている。
【0021】裏側スイッチ部材4は、表側スイッチ部材
3の裏側の位置に取り付けられ、絶縁樹脂製で舟の形状
をなし、上方に開口を有するケース本体部4aと、ケー
ス本体部4aの側部に突出して一体に形成された副ケー
ス部4eと、ケース本体部4a内に収納固定されたプリ
ント基板4fと、プリント基板4fの表面に搭載された
電気部品4gから突出した弾性に富む金属片からなり、
図3に示すように、表側スイッチ部材3のプリント基板
3iに設けた第1の対向電極部3kと弾接し外部へ信号
を導出する導出電極部である第1の弾性電極部4hと、
プリント基板4fの裏面に設けられたコネクタ4iと、
副ケース部4eから突出したスイッチノブ4dと、この
スイッチノブ4dの操作によりオンオフする接点部を裏
面に搭載したプリント基板(図示せず)の表面側に搭載
されたコネクタ4jと、コネクタ4iとコネクタ4jと
を電気的に接続するフレキシブル配線板4kとから構成
されている。
【0022】また、ケース本体部4aの長手方向の一端
には、天孔のある中空ドームを半分にした形状で絶縁樹
脂製の半ドーム部4bが一体に設けられ、ケース本体部
4aの上端には、鍵状の突部である絶縁樹脂製の第1の
スナップ係合部4c及びケース本体部4aに設けられた
透孔である第2のスナップ係合部4lとがそれぞれケー
ス本体部4aの長手方向の略両端に形成されている。ケ
ース本体部4aの半ドーム部4bが設けられた側の対向
する内壁4o,4oには、それぞれ上下方向に沿った3
本の突条4mによって2つの溝部4nが、ケース本体部
4aの幅方向に対向して設けられている。表側スイッチ
部材3と裏側スイッチ部材4とを各スイッチ部材3,4
の側部がスポーク部6の芯金6aに直交するようにスポ
ーク部6を挟持し、両スイッチ部材3,4に設けた第1
のスナップ係合部3d、4c及び第2のスナップ係合部
3c,4lとを用いてそれぞれスナップ係合して一体化
すると、これによって、表側スイッチ部材3に組み込ま
れたプリント基板3iに設けた第1の対向電極部3kに
裏側スイッチ部材4のプリント基板4fに組み込まれた
第1の弾性電極部4hが弾接され、表側スイッチ部材3
と裏側スイッチ部材4とが機械的にも電気的にも同時に
接続され、スポーク部6に固定されることとなる。
【0023】図4,5に示すように、第1のスナップ係
合部3dはケース本体部3aからケース本体部3aの開
口内に垂下した板体3lに設けられた孔で、第1のスナ
ップ係合部4cはケース本体部4aから突出した鍵状部
であり、第2のスナップ係合部3cはケース本体部3a
から垂下した板体に設けられた鍵状部で、第2のスナッ
プ係合部4lはケース本体部4aの上縁に設けられた孔
である。表側スイッチ部材3と裏側スイッチ部材4とを
一体化すると、鍵状部である第1のスナップ係合部4c
が、孔である第1のスナップ係合部3dの内縁に係合
し、鍵状部である第2のスナップ係合部3cが孔である
スナップ係合部4lの内縁に係合することにより、一体
化が完了する。この時、第1のスナップ係合部4c,3
dの係合している部分はケース本体部3a,4aの内部
に位置している。第1のスナップ係合部3d,4cの係
合している部分に近接したケース本体部3a、4aには
それぞれ切欠部9a,9bが設けられ、表側スイッチ部
材3と裏側スイッチ部材4とを一体化すると、切欠部9
a,9bが合体して治具孔(透孔)9が形成され、この
透孔9よりケース本体3a,4aの外部からケース内部
の第1の係合部3d,4cを臨むことができ、修理など
の場合、ケース外部から治具8を挿入して板体3lの押
圧部10aを押すことにより板体3lを撓ませて第1の
係合部3d,4cの係合が解除されて容易に表側スイッ
チ部材3と裏側スイッチ部材4との係合を解除でき、ハ
ンドル用スイッチユニット2を分解することができる。
また、表側スイッチ部材3と裏側スイッチ部材4とを一
体化すると、半ドーム部3b,4bは互いに接合して、
両者により長孔13が形成される。
【0024】中間スイッチ部材5は、矩形の板状で絶縁
樹脂製の基体部5aと、基体部5aから突出し、揺動棒
5cと揺動棒5cの先端に設けられた立方体状のスイッ
チノブ5dと揺動棒5cが揺動するための揺動軸部5e
を有するスイッチレバー5bと、基体部5a上に一体に
形成され揺動軸部5eを軸支する透孔5gを有する支持
部5fと、基体部5aに固定され、図示しないがスイッ
チレバー5bの揺動により切り替わる複数の接点を搭載
するプリント基板5hと、プリント基板5hに搭載され
た電気部品5iから突出し、弾性に富む金属片からな
り、図3と同様に、表側スイッチ部材3の第2の対向電
極部3jと弾接し外部へ信号を導出する導出電極部であ
る第2の弾性電極部5jとから構成されている。また、
基体部5aの対向する二つの側辺には2列の壁部5kと
これら壁部5k,5kに挟まれた溝部5lが形成されて
いる。
【0025】中間スイッチ部材5は、表側スイッチ部材
3と裏側スイッチ部材4とを一体化させる時、基体部5
aの対向する二つの側辺に設けられたそれぞれ2列の壁
部5k,5kを、裏側スイッチ部材4の内壁4oの対向
する部分にそれぞれ設けられた2列の溝部4n,4nを
ガイド部として挿入することにより、表側スイッチ部材
3を裏側スイッチ部材4に組み付けてスナップ係合させ
る時に、同時に中間スイッチ部材5を挟持固定すると共
に、第2の弾性電極部5jを第2の対向電極部3jと弾
接させる。このようにして、表側スイッチ部材3と裏側
スイッチ部材4がスポーク部6及び中間スイッチ部材5
とを挟持して一体化させると、第1、第2の弾性電極部
4h,5jがそれぞれ第1、第2の対向電極部3k,3
jに弾接することにより、ハンドル用スイッチユニット
2は、容易に、機械的にも電気的にも接続されスポーク
部6に固定され、図6,7に示すように、ハンドル1に
取り付けられ固定される。スイッチレバー5bの揺動棒
5cは、表側スイッチ部材3と裏側スイッチ部材4とに
より形成される長孔13内で揺動可能に配置される。
【0026】次に、本発明の第1実施形態の車両のハン
ドル用スイッチユニット1の動作について説明すると、
表側スイッチ部材3のスイッチノブ3fはホーンスイッ
チや定速走行のためのクルーズコントロールに使われる
もの、裏側スイッチ部材4のスイッチノブ4dは、電話
の番号セレクトや電話をかけるのに使用されるもの、中
間スイッチ部材5のスイッチノブ5dはギヤのシフトチ
ェンジに使われるもので、それぞれを車両の運転者が必
要に応じてハンドル1のホィール7を手で掴んで運転し
ながら指で操作するものである。
【0027】表側スイッチ部材3のスイッチノブ3fを
操作することによりオンオフされるスイッチ接点部はプ
リント基板3gにある配線を経由して、表側スイッチ部
材3のプリント基板3g裏面の導出電極部3mに接続さ
れている。裏側スイッチ部材4のスイッチノブ4dの操
作によってオンオフされるスイッチ接点部は裏側スイッ
チ部材4の第1の弾性電極部4hにより表側スイッチ部
材3の第1の対向電極3kに弾接され、ここから表側ス
イッチ部材3のプリント基板3gの裏面にある導出電極
部3mへ接続されている。中間スイッチ部材5のスイッ
チノブ5dの操作によってオンオフされるスイッチ接点
部は、中間スイッチ部材5の第2の弾性電極部5jによ
り表側スイッチ部材3の第1の対向電極3jに弾接さ
れ、ここから表側スイッチ部材3のプリント基板3gの
裏面にある導出電極部3mへ接続されている。
【0028】すなわち、裏側スイッチ部材4及び中間ス
イッチ部材5のスイッチ接点部は表側スイッチ部材3の
導出電極部3mへ接続され、表側スイッチ部材3のスイ
ッチ接点部も導出電極部3mに接続されているので、ハ
ンドル用スイッチユニット2の各スイッチノブ3f,4
d,5dによりオンオフされる接点部は全て表側スイッ
チ部材3の導出電極部に集中して接続されていることに
なる。表側スイッチ部材3の導出電極部3mは図示せぬ
リード線の一端が接続され、リード線の他端はハンドル
1のパッド8の方に導出され、車両本体側の機器に電気
的に接続されている。従って、ハンドル用スイッチユニ
ット2のスイッチノブ3f,4d,5dの操作によるス
イッチ接点部のオンオフ信号は、表側スイッチ部材3の
導出電極部3mに集められて車両本体の機器に送られ
る。
【0029】次に、本発明の車両のハンドル用スイッチ
ユニットの第2実施形態の図面を説明すると、図8は本
発明の車両のハンドル用スイッチユニットの第2実施形
態の断面図である。本実施形態の中で第1実施形態と同
一部品は同一番号を付して引用し、その説明は省略す
る。
【0030】本発明の車両のハンドル用スイッチユニッ
トの第2実施形態は、上記第1実施形態において、裏側
スイッチ部材4の副ケース部4eに収納されたスイッチ
ノブ4dのスイッチ接点部と、本体ケース4a内に収納
され、第1の弾性電極部4hの搭載されたプリント基板
4fとの間をフレキシブル配線板4kを用いて接続して
いたものを、裏側スイッチ部材4をスイッチノブ側ブロ
ック11とそれ以外の本体側ブロックに分離可能とした
ものである。本体側ブロックには、副ケース部4eの代
わりにスイッチノブ側ブロック11が嵌合される嵌合凹
部4uが形成され、嵌合凹部4uの底面中央には中央孔
4vが設けられ、嵌合凹部4uの底面の中央孔4vの周
囲に係合孔(図示せず)が設けられている。本体側ブロ
ック内で第1の弾性電極部4hが搭載されているプリン
ト基板4fには、弾性に富む金属材料からなるL字状の
弾性導体部4qとこれを支持する弾性導体支持部4pが
搭載されており、L字状の弾性導体部4qの先端は、本
体側ブロックの嵌合凹部4uの中央孔4vから嵌合凹部
4u内部に突出するように設けられている。
【0031】スイッチノブ側ブロック11は、スイッチ
ケース4xと、スイッチケース4x内面でガイドされて
上下するスイッチノブ4dと、このスイッチノブ4dが
押圧するゴム接点と、ゴム接点により導通される接点部
を搭載するプリント基板4sと、プリント基板4sの外
部への露出面に電極パターンとして形成された対向導体
部4rと、スイッチケース4xからスイッチノブ4dの
押圧方向に突出した2つの係合脚4tとから構成されて
いる。スイッチノブ側ブロック11を、本体側ブロック
の嵌合凹部4uにスイッチノブ4dの押圧方向に嵌合す
ると、スイッチノブ側ブロック11の係合脚4tが嵌合
凹部4uの中央孔4vの周囲に設けられた係合孔に挿通
されてスナップ係合する。この時、中央孔4v方向に露
出したプリント基板4s上の対向導体部4rが中央孔4
vから突出した弾性導体部4qに弾接して、スイッチノ
ブ側ブロック11と本体側ブロックとの機械的接続及び
電気的接続が同時に完了する。すなわち、本実施形態で
は、上記第1実施形態で行ったフレキシブル配線板4k
を使った接続の代わりに、スイッチノブ側ブロック11
の弾性導体部4qと本体側ブロックの対向導体部4rと
の弾接によって接続を行ったものである。
【0032】裏側スイッチ部材4にスイッチノブ4d
が、顧客要求などにより不要になった場合には、図8に
示すように、スイッチノブ側ブロック11をめくら蓋1
2に交換し、めくら蓋12を本体側ブロックの嵌合凹部
4uに嵌合させ、めくら蓋12に設けられた係合脚4w
を、嵌合凹部4uの係合孔に挿通してスナップ係合すれ
ばよい。このようにすると、スイッチノブ側ブロック1
1をめくら蓋12に換えるだけで、他の部分の設計を変
更することなく、裏側スイッチ部材のスイッチノブ4d
のないハンドル用スイッチユニットを作成することがで
き、めくら蓋12により外観を損ねることもない。
【0033】尚、上記第1実施形態において、ガイド部
としての溝部4nは裏側スイッチ部材4のケース本体部
4aの内壁4oに設けられた場合が記載されているが、
本発明はこれに限定されることなく、溝部は表側スイッ
チ部材3の内壁にあっても、表側スイッチ部材と裏側ス
イッチ部材の両方の内壁にあってもよい。また、上記第
1実施形態の裏側スイッチ部材4にある第1の弾性電極
部4hと表側スイッチ部材3にある第1の対向電極部3
kとは置き換えて、表側スイッチ部材3に第1の弾性電
極を設け、これと弾接する第1の対向電極を裏側スイッ
チ部材4に設けてもよいことは言うまでもなく、同様
に、上記第1実施形態の中間スイッチ部材5にある第2
の弾性電極部5jと表側スイッチ部材にある第2の対向
電極部3jとは置き換えて、表側スイッチ部材3に第2
の弾性電極を設け、これと弾接する第2の対向電極を中
間スイッチ部材5に設けてもよい。
【0034】また、上記第2実施形態では、スイッチノ
ブ側ブロック11に対向導体部4rを、スイッチノブ側
ブロック11以外の本体側ブロックに弾性導体部4qを
設けて対向導体部4rと弾接させているが、スイッチノ
ブ側ブロック11に対向導体部を設け、これと弾接する
弾性導体部を本体側ブロックに設けてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のハンドル
用スイッチユニットは、ハンドルの表側に装着される表
側スイッチ部材と、表側スイッチ部材の裏側でハンドル
に装着される裏側スイッチ部材と、これら表側スイッチ
部材と裏側スイッチ部材との間に挟持され、スイッチノ
ブが外部へ露出する中間スイッチ部材とを備え、表側ス
イッチ部材と裏側スイッチ部材はハンドルのスポーク部
を挟持し、両者の互いに対向する位置のいずれか一方に
は弾性変形する第1の弾性電極部を、他方には第1の弾
性電極部と対向する第1の対向電極部を有すると共に、
中間スイッチ部材と表側スイッチ部材または裏側スイッ
チ部材との互いに対向する位置のいずれか一方には弾性
変形する第2の弾性電極部を、他方には第2の弾性電極
部と対向する第2の対向電極部とを有し、表側スイッチ
部材、裏側スイッチ部材、及び中間スイッチ部材とを機
械的に一体化させると、一方の第1、第2の弾性電極部
が他方の第1、第2の対向電極部に弾接するようにした
ので、車両のハンドル用スイッチユニットの組立性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両のハンドル用スイッチユニットの
第1実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の車両のハンドル用スイッチユニットの
第1実施形態の部分断面図である。
【図3】本発明の車両のハンドル用スイッチユニットの
第1実施形態に係り、弾性電極部と対向電極との電気的
接続部位を示す説明図である。
【図4】本発明の車両のハンドル用スイッチユニットの
第1実施形態の第1係合部の係合状態を示す要部破断斜
視図である。
【図5】本発明の車両のハンドル用スイッチユニットの
第1実施形態の第2係合部の係合状態を示す要部斜視図
である。
【図6】本発明の車両のハンドル用スイッチユニットの
第1実施形態が取り付けられたハンドルの正面図であ
る。
【図7】本発明の車両のハンドル用スイッチユニットの
第1実施形態が取り付けられたハンドルの裏面図であ
る。
【図8】本発明の車両のハンドル用スイッチユニットの
第2実施形態の断面図である。
【図9】従来の車両のハンドル用スイッチユニットの取
付状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】 1 ハンドル 2 車両のハンドル用スイッチユニット 3 表側スイッチ部材 4 裏側スイッチ部材 5 中間スイッチ部材 3k 第1の対向電極部 4h 第1の弾性電極部 3j 第2の対向電極部 5j 第2の弾性電極部 3m 導出電極部 3d,4c 第1のスナップ係合部 3c,4l 第2のスナップ係合部 3f,4d,5b スイッチノブ 4k フレキシブル配線板 6 スポーク部 7 ホィール部 8 パッド部 9 治具孔(透孔) 10 治具 10a 押圧部 11 スイッチノブ側ブロック 12 めくら蓋 13 長孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルの表側に装着される表側スイッ
    チ部材と、前記表側スイッチ部材の裏側で前記ハンドル
    に装着される裏側スイッチ部材と、これら表側スイッチ
    部材と裏側スイッチ部材との間に挟持され、スイッチノ
    ブが外部へ露出する中間スイッチ部材とを備え、前記表
    側スイッチ部材と前記裏側スイッチ部材は前記ハンドル
    のスポーク部を挟持し、両者の互いに対向する位置のい
    ずれか一方には弾性変形する第1の弾性電極部を、他方
    には前記第1の弾性電極部と対向する第1の対向電極部
    を有すると共に、前記中間スイッチ部材と前記表側スイ
    ッチ部材または裏側スイッチ部材との互いに対向する位
    置のいずれか一方には弾性変形する第2の弾性電極部
    を、他方には前記第2の弾性電極部と対向する第2の対
    向電極部とを有し、前記表側スイッチ部材、裏側スイッ
    チ部材、及び中間スイッチ部材とを機械的に一体化させ
    ると、一方の前記第1、第2の弾性電極部が他方の前記
    第1、第2の対向電極部に弾接するようにしたことを特
    徴とする車両のハンドル用スイッチユニット。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2の対向電極部はプリント
    基板上に形成された電極パターンであることを特徴とす
    る請求項1に記載の車両のハンドル用スイッチユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記表側スイッチ部材及び裏側スイッチ
    部材は、それぞれケースとこのケースから露出するスイ
    ッチノブと、このスイッチノブの操作によりオンオフさ
    れるスイッチ接点部と、このスイッチ接点部のスイッチ
    信号を外部へ導出する導出電極部とを備えていることを
    特徴とする請求項1に記載の車両のハンドル用スイッチ
    ユニット。
  4. 【請求項4】 前記表側スイッチ部材と前記裏側スイッ
    チ部材とが、それぞれに互いに対向して設けられたスナ
    ップ係合部を係合させたことを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載の車両のハンドル用スイッチユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 前記スナップ係合部は、前記ケースの内
    部に収納され、前記スナップ係合部に近接する前記表側
    スイッチ部材または前記裏側スイッチ部材の前記ケース
    の部分には、前記スナップ係合部を前記ケースの外部か
    ら臨む透孔が設けられていることを特徴とする請求項4
    に記載の車両のハンドル用スイッチユニット。
  6. 【請求項6】 前記ケースには、前記中間スイッチ部材
    を前記表側スイッチ部材または前記裏側スイッチ部材に
    対して位置決めするためのガイド部が前記ケースの内側
    に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の車
    両のハンドル用スイッチユニット。
  7. 【請求項7】 前記表側スイッチ部材または前記裏側ス
    イッチ部材が、前記スイッチノブ及び前記スイッチ接点
    を有するスイッチノブ側ブロックと、前記スイッチノブ
    側ブロック以外の本体側ブロックに分離可能で、前記両
    ブロックの互いに対向する位置のいずれか一方には弾性
    変形する弾性導体部を、他方には前記弾性導体部と対向
    する対向導体部を有し、前記両ブロックを一体化させる
    と、一方の前記弾性導体部が他方の前記対向導体部に弾
    接するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の車
    両のハンドル用スイッチユニット。
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