JP2003011727A - 車両用トノカバー装置 - Google Patents
車両用トノカバー装置Info
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- JP2003011727A JP2003011727A JP2001195260A JP2001195260A JP2003011727A JP 2003011727 A JP2003011727 A JP 2003011727A JP 2001195260 A JP2001195260 A JP 2001195260A JP 2001195260 A JP2001195260 A JP 2001195260A JP 2003011727 A JP2003011727 A JP 2003011727A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 横開き式のバックドアの開閉操作に連動し
て、トノカバーシートを開閉できる車両用トノカバー装
置を提供する。 【解決手段】 トノカバーシート40を前後方向に動作
させるトノカバーシート駆動機構60の駆動源である左
右のバランサー50のバランサー駆動ワイヤ70,80
において、バックドア21のロック側端縁部分とそれと
対峙する車両20のバックドア用開口との間に双方のワ
イヤ70,80の配索経路を共有させる。従って、横開
き式のバックドア21の開閉操作に連繋して、左右側の
バランサー50共に、充分に回転動作してトノカバーシ
ート40の充分なスライドストローク量が確保できる。
また、ロック側のバランサー駆動ワイヤ70をクォータ
ーピラーパネルとクォーターピラーガーニッシュ間のス
ペース内に案内することにより、外観性能並びに安全性
を高める。
て、トノカバーシートを開閉できる車両用トノカバー装
置を提供する。 【解決手段】 トノカバーシート40を前後方向に動作
させるトノカバーシート駆動機構60の駆動源である左
右のバランサー50のバランサー駆動ワイヤ70,80
において、バックドア21のロック側端縁部分とそれと
対峙する車両20のバックドア用開口との間に双方のワ
イヤ70,80の配索経路を共有させる。従って、横開
き式のバックドア21の開閉操作に連繋して、左右側の
バランサー50共に、充分に回転動作してトノカバーシ
ート40の充分なスライドストローク量が確保できる。
また、ロック側のバランサー駆動ワイヤ70をクォータ
ーピラーパネルとクォーターピラーガーニッシュ間のス
ペース内に案内することにより、外観性能並びに安全性
を高める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リヤシート後方
側のラゲージルームの上面開口を覆う車両用トノカバー
装置に係り、特に、横開き式のバックドアの開閉操作に
連動する車両用トノカバー装置に関する。
側のラゲージルームの上面開口を覆う車両用トノカバー
装置に係り、特に、横開き式のバックドアの開閉操作に
連動する車両用トノカバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、バックドアが開放できる車両で
は、リヤシート後方側のラゲージルーム内には、引き出
し式のトノカバー装置か、あるいはバックドアと連繋し
て後端側が持ち上げられるトノボードのいずれかが使用
されている。
は、リヤシート後方側のラゲージルーム内には、引き出
し式のトノカバー装置か、あるいはバックドアと連繋し
て後端側が持ち上げられるトノボードのいずれかが使用
されている。
【0003】例えば、図8に示すように、リヤシート1
とバックドア2との間に画成されるラゲージルーム3に
設けられる引き出し式のトノカバー装置4は、リヤシー
ト1の背面側に取り付けられている収納ケース5からト
ノカバー本体6が引き出され、引き出し端をフック等に
より係着することにより、ラゲージルーム3の上面開口
を覆うとともに、荷物類を出し入れする際には、フック
等を取り外せば、このトノカバー本体6は収納ケース5
内部の巻取りバネ(図示せず)により、収納ケース5内
に巻取り収納される。
とバックドア2との間に画成されるラゲージルーム3に
設けられる引き出し式のトノカバー装置4は、リヤシー
ト1の背面側に取り付けられている収納ケース5からト
ノカバー本体6が引き出され、引き出し端をフック等に
より係着することにより、ラゲージルーム3の上面開口
を覆うとともに、荷物類を出し入れする際には、フック
等を取り外せば、このトノカバー本体6は収納ケース5
内部の巻取りバネ(図示せず)により、収納ケース5内
に巻取り収納される。
【0004】また、図9に示すように、トノボード7は
バックドア2との間に連結用ロープ8で接続されてお
り、図示するように、バックドア2を開放操作すると、
フロント側端縁7aを回動支点として、連結用ロープ8
と接続しているリヤ側端縁7bが上方に持ち上げられ、
ラゲージルーム3を開口できる。
バックドア2との間に連結用ロープ8で接続されてお
り、図示するように、バックドア2を開放操作すると、
フロント側端縁7aを回動支点として、連結用ロープ8
と接続しているリヤ側端縁7bが上方に持ち上げられ、
ラゲージルーム3を開口できる。
【0005】このように、従来のトノカバー装置4やト
ノボード7においては、例えば、トノカバー装置4で
は、バックドア2と連繋していないため、バックドア2
を開放操作した後、トノカバー本体6を収納ケース5内
に収納操作して荷物類の出し入れを行なう必要があり、
荷物類の出し入れを行なった後、トノカバー本体6を引
き出し操作して、ラゲージルーム3を被覆した後、バッ
クドア2を閉じるなど、面倒な作業を強いられ、使い勝
手が好ましいものではなかった。
ノボード7においては、例えば、トノカバー装置4で
は、バックドア2と連繋していないため、バックドア2
を開放操作した後、トノカバー本体6を収納ケース5内
に収納操作して荷物類の出し入れを行なう必要があり、
荷物類の出し入れを行なった後、トノカバー本体6を引
き出し操作して、ラゲージルーム3を被覆した後、バッ
クドア2を閉じるなど、面倒な作業を強いられ、使い勝
手が好ましいものではなかった。
【0006】また、バックドア2と連繋するトノボード
7は、トノボード7のリヤ側端縁7bが上方に持ち上げ
られ、ラゲージルーム3の上面が一部開口されるもの
の、開口面積が多く確保できないため、荷物の出し入れ
にそれ程有利に働くものではない。
7は、トノボード7のリヤ側端縁7bが上方に持ち上げ
られ、ラゲージルーム3の上面が一部開口されるもの
の、開口面積が多く確保できないため、荷物の出し入れ
にそれ程有利に働くものではない。
【0007】先に出願人は、バックドアと連動してラゲ
ージルームの上面開口を開閉できるトノカバー装置とし
て、特願平11−245075号を出願している。
ージルームの上面開口を開閉できるトノカバー装置とし
て、特願平11−245075号を出願している。
【0008】この先願例は、図10,図11に示すよう
に、ラゲージルーム3内に巻取り器9が設けられてお
り、この巻取り器9には、2系列のワイヤ10,11が
巻き取られており、一方側のワイヤ10はバックドア2
と接続しており、他方側のワイヤ11はガイドローラー
間に巻装され、このワイヤ11にスライダー12が取り
付けられている。
に、ラゲージルーム3内に巻取り器9が設けられてお
り、この巻取り器9には、2系列のワイヤ10,11が
巻き取られており、一方側のワイヤ10はバックドア2
と接続しており、他方側のワイヤ11はガイドローラー
間に巻装され、このワイヤ11にスライダー12が取り
付けられている。
【0009】そして、このスライダー12にトノカバー
本体6のリヤ側端縁が係止され、また、トノカバー本体
6は、収納ケース5内の巻取りバネ13により巻取り収
納される。上記スライダー12は、バックドア2を閉鎖
した状態では、図11中右側方向、すなわちラゲージル
ーム3内を後退動作するため、トノカバー本体6は巻取
りバネ13のバネ力に対して引き出されることになり、
ラゲージルーム3の上面開口を蓋する。
本体6のリヤ側端縁が係止され、また、トノカバー本体
6は、収納ケース5内の巻取りバネ13により巻取り収
納される。上記スライダー12は、バックドア2を閉鎖
した状態では、図11中右側方向、すなわちラゲージル
ーム3内を後退動作するため、トノカバー本体6は巻取
りバネ13のバネ力に対して引き出されることになり、
ラゲージルーム3の上面開口を蓋する。
【0010】一方、バックドア2を開放操作したときに
は、図11中左側方向にスライダー12が動作、すなわ
ちラゲージルーム3内を前進動作するため、トノカバー
本体6は、巻取りバネ13により収納ケース5内に巻取
り収納され、ラゲージルーム3の上面が開放されること
になる。
は、図11中左側方向にスライダー12が動作、すなわ
ちラゲージルーム3内を前進動作するため、トノカバー
本体6は、巻取りバネ13により収納ケース5内に巻取
り収納され、ラゲージルーム3の上面が開放されること
になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、先願例の
トノカバー装置では、バックドア2を上下方向に開閉操
作を行ない、この開閉操作に連繋してトノカバー本体6
を動作させる構成である。
トノカバー装置では、バックドア2を上下方向に開閉操
作を行ない、この開閉操作に連繋してトノカバー本体6
を動作させる構成である。
【0012】ところで、バックドア2を上方に跳上げ操
作するタイプのものでは、上方にかなりのスペースを必
要とすることから、最近では、バックドアを横開き式に
開閉操作するタイプの車両も出回っている。しかしなが
ら、横開き式のバックドアを採用した場合、先願例のト
ノカバー装置では、ロック側のワイヤの引き込み量が不
足するため、バックドアを横開き式に開閉操作するのと
連動して、トノカバー本体を連動させることができず、
横開き式のバックドアを備えた車両に先願例のトノカバ
ー装置を単純に適用することができないのが実情であ
る。
作するタイプのものでは、上方にかなりのスペースを必
要とすることから、最近では、バックドアを横開き式に
開閉操作するタイプの車両も出回っている。しかしなが
ら、横開き式のバックドアを採用した場合、先願例のト
ノカバー装置では、ロック側のワイヤの引き込み量が不
足するため、バックドアを横開き式に開閉操作するのと
連動して、トノカバー本体を連動させることができず、
横開き式のバックドアを備えた車両に先願例のトノカバ
ー装置を単純に適用することができないのが実情であ
る。
【0013】更に、横開き式のバックドアを使用した場
合、例えばワイヤの配索経路に工夫を凝らさなければ、
ラゲージルーム内の荷物の積み下ろしに支障となること
から、使い勝手を考慮した駆動ワイヤの配索構造が望ま
れていた。
合、例えばワイヤの配索経路に工夫を凝らさなければ、
ラゲージルーム内の荷物の積み下ろしに支障となること
から、使い勝手を考慮した駆動ワイヤの配索構造が望ま
れていた。
【0014】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、横開き方式のバックドアを備えた車両のラ
ゲージルームに設けられる車両用トノカバー装置であっ
て、バックドアを横開き式に開閉操作するのと連動し
て、トノカバーを自動的に開閉操作でき、しかも、荷物
類の出し入れを円滑に行なえる車両用トノカバー装置を
提供することを目的としている。
れたもので、横開き方式のバックドアを備えた車両のラ
ゲージルームに設けられる車両用トノカバー装置であっ
て、バックドアを横開き式に開閉操作するのと連動し
て、トノカバーを自動的に開閉操作でき、しかも、荷物
類の出し入れを円滑に行なえる車両用トノカバー装置を
提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、バックドアが横開き可能に取り付けられ
た車両の後部側にラゲージルームが設けられ、該ラゲー
ジルームの上面開口を覆う車両用トノカバー装置であっ
て、ラゲージルームの上面開口を覆うトノカバーシート
と、ラゲージルームの両側部に配設され、トノカバーシ
ートを車両の前後方向に沿って進退動作させるトノカバ
ーシート駆動機構と、該トノカバーシート駆動機構の駆
動源であり、ラゲージルームの両側部に配設される左右
のバランサーと、該バランサーを回転動作させる双方の
バランサーに対応するバランサー駆動ワイヤとから構成
され、上記バランサー駆動ワイヤは、バックドアの開放
端側縁部と、車両のバックドア用開口のロック側縁部と
の間に双方のワイヤ配索経路を共有させることにより、
バックドアを横開き式に開閉した際、左右のバランサー
駆動ワイヤの移動ストローク量を多く確保して、左右の
バランサーの回転駆動により、トノカバーシートを前後
方向に移動させ、ラゲージルームの上面開口を開閉する
ことを特徴とする。
に、本発明は、バックドアが横開き可能に取り付けられ
た車両の後部側にラゲージルームが設けられ、該ラゲー
ジルームの上面開口を覆う車両用トノカバー装置であっ
て、ラゲージルームの上面開口を覆うトノカバーシート
と、ラゲージルームの両側部に配設され、トノカバーシ
ートを車両の前後方向に沿って進退動作させるトノカバ
ーシート駆動機構と、該トノカバーシート駆動機構の駆
動源であり、ラゲージルームの両側部に配設される左右
のバランサーと、該バランサーを回転動作させる双方の
バランサーに対応するバランサー駆動ワイヤとから構成
され、上記バランサー駆動ワイヤは、バックドアの開放
端側縁部と、車両のバックドア用開口のロック側縁部と
の間に双方のワイヤ配索経路を共有させることにより、
バックドアを横開き式に開閉した際、左右のバランサー
駆動ワイヤの移動ストローク量を多く確保して、左右の
バランサーの回転駆動により、トノカバーシートを前後
方向に移動させ、ラゲージルームの上面開口を開閉する
ことを特徴とする。
【0016】そして、本発明によれば、ロック側のバラ
ンサー駆動ワイヤ及びヒンジ側のバランサー駆動ワイヤ
は共にバックドアのロック側(開放端側)サッシュと車
両のバックドア用開口におけるロック側縁部との間にワ
イヤが配索されているため、ヒンジ側バランサー駆動ワ
イヤ及びロック側バランサー駆動ワイヤ共、充分なワイ
ヤの引き量を確保でき、ヒンジ側及びロック側の各バラ
ンサーの回転量及びこれと連動するトノカバーのスライ
ドストローク量を多く確保できる。
ンサー駆動ワイヤ及びヒンジ側のバランサー駆動ワイヤ
は共にバックドアのロック側(開放端側)サッシュと車
両のバックドア用開口におけるロック側縁部との間にワ
イヤが配索されているため、ヒンジ側バランサー駆動ワ
イヤ及びロック側バランサー駆動ワイヤ共、充分なワイ
ヤの引き量を確保でき、ヒンジ側及びロック側の各バラ
ンサーの回転量及びこれと連動するトノカバーのスライ
ドストローク量を多く確保できる。
【0017】更に、バックドアのロック側サッシュと車
両のバックドア用開口縁部との間のワイヤの配索構造
は、車両のバックドア用開口の上縁とバックドアの上縁
サッシュとの間にバランサー駆動ワイヤを配索するた
め、ラゲージルーム内への荷物の出し入れにバランサー
駆動ワイヤが邪魔になることがない。
両のバックドア用開口縁部との間のワイヤの配索構造
は、車両のバックドア用開口の上縁とバックドアの上縁
サッシュとの間にバランサー駆動ワイヤを配索するた
め、ラゲージルーム内への荷物の出し入れにバランサー
駆動ワイヤが邪魔になることがない。
【0018】また、ロック側バランサー駆動ワイヤは、
リヤクォーターピラーパネルとリヤクォーターピラーガ
ーニッシュ間のスペース内に配索されることにより、体
裁が良く、かつ乗員の手等が触れることがない。
リヤクォーターピラーパネルとリヤクォーターピラーガ
ーニッシュ間のスペース内に配索されることにより、体
裁が良く、かつ乗員の手等が触れることがない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用トノカ
バー装置の好適な実施の形態について、添付図面を参照
しながら詳細に説明する。
バー装置の好適な実施の形態について、添付図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0020】図1は本発明に係るトノカバー装置を装備
した車両におけるバックドア閉鎖時の状態を示す斜視
図、図2は同車両用トノカバー装置をバックドアを横開
き状態にした斜視図、図3は同トノカバー装置における
トノカバーシートの駆動機構を示す説明図、図4,図5
はバックドア閉鎖時におけるロック側及びヒンジ側のバ
ランサー及びバランサー駆動ワイヤの配索経路を示す説
明図、図6,図7はバックドアの横開き開放時における
ロック側及びヒンジ側のバランサー及びバランサー駆動
ワイヤの配索経路を示す説明図である。
した車両におけるバックドア閉鎖時の状態を示す斜視
図、図2は同車両用トノカバー装置をバックドアを横開
き状態にした斜視図、図3は同トノカバー装置における
トノカバーシートの駆動機構を示す説明図、図4,図5
はバックドア閉鎖時におけるロック側及びヒンジ側のバ
ランサー及びバランサー駆動ワイヤの配索経路を示す説
明図、図6,図7はバックドアの横開き開放時における
ロック側及びヒンジ側のバランサー及びバランサー駆動
ワイヤの配索経路を示す説明図である。
【0021】図1,図2において、本発明に係る車両用
トノカバー装置を適用した車両20の全体構成について
説明する。図1はバックドア21を閉鎖した状態、図2
はバックドア21を横開き状態に開放した状態を示して
いる。
トノカバー装置を適用した車両20の全体構成について
説明する。図1はバックドア21を閉鎖した状態、図2
はバックドア21を横開き状態に開放した状態を示して
いる。
【0022】車両20におけるリヤシート22と、バッ
クドア21との間に画成されるラゲージルーム23に設
けられる車両用トノカバー装置30は、ラゲージルーム
23の上面開口の開口面積と略等しい面積を備えた矩形
状のトノカバーシート40と、ラゲージルーム23内の
左右両側に設けられ、2系列のワイヤを引き出し可能に
巻き取るバランサー50と、バランサー50の回転動作
により、トノカバーシート40を駆動させるトノカバー
シート駆動機構60と、バランサー50を駆動させるバ
ランサー駆動ワイヤ(ロック側のバランサー駆動ワイヤ
70(図1,図2中太点線で示す)、ヒンジ側のバラン
サー駆動ワイヤ80(図1,図2中太実線で示す)とす
る)から大略構成されている。
クドア21との間に画成されるラゲージルーム23に設
けられる車両用トノカバー装置30は、ラゲージルーム
23の上面開口の開口面積と略等しい面積を備えた矩形
状のトノカバーシート40と、ラゲージルーム23内の
左右両側に設けられ、2系列のワイヤを引き出し可能に
巻き取るバランサー50と、バランサー50の回転動作
により、トノカバーシート40を駆動させるトノカバー
シート駆動機構60と、バランサー50を駆動させるバ
ランサー駆動ワイヤ(ロック側のバランサー駆動ワイヤ
70(図1,図2中太点線で示す)、ヒンジ側のバラン
サー駆動ワイヤ80(図1,図2中太実線で示す)とす
る)から大略構成されている。
【0023】更に詳しくは、図3に示すように、トノカ
バーシート40は、布地シート、不織布シート、合成樹
脂シート等、可撓性を備えたシート材料から構成され、
フロント側端縁40a並びにリヤ側端縁40bにシャフ
ト41,42がトノカバーシート40の幅よりもシャフ
ト長さを長く設定して、シャフト41,42の両端が外
方に突出するように取り付けられている。
バーシート40は、布地シート、不織布シート、合成樹
脂シート等、可撓性を備えたシート材料から構成され、
フロント側端縁40a並びにリヤ側端縁40bにシャフ
ト41,42がトノカバーシート40の幅よりもシャフ
ト長さを長く設定して、シャフト41,42の両端が外
方に突出するように取り付けられている。
【0024】そして、トノカバーシート40のフロント
側端縁40aに取り付けられているシャフト41の両端
をリヤシート22のシートバック背面側に設けられてい
る係止部22aに取り付けて、トノカバーシート40の
フロント側端縁40aが固定される。
側端縁40aに取り付けられているシャフト41の両端
をリヤシート22のシートバック背面側に設けられてい
る係止部22aに取り付けて、トノカバーシート40の
フロント側端縁40aが固定される。
【0025】一方、トノカバーシート40のリヤ側端縁
40bに取り付けられているシャフト42の両端末は、
駆動機構60のスライダー61上面の係着溝61a内に
係止される。
40bに取り付けられているシャフト42の両端末は、
駆動機構60のスライダー61上面の係着溝61a内に
係止される。
【0026】次いで、バランサー50とガイド駆動機構
60との関係について、図3を基に説明する。尚、ラゲ
ージルーム23内の左右側にそれぞれバランサー50が
配置されるが、図3においては、バックドア21のロッ
ク側に配置したバランサー50について説明する。
60との関係について、図3を基に説明する。尚、ラゲ
ージルーム23内の左右側にそれぞれバランサー50が
配置されるが、図3においては、バックドア21のロッ
ク側に配置したバランサー50について説明する。
【0027】バランサー50には、2系列のワイヤが各
巻取り部50a,50bに巻取りバネ51のバネ力によ
り巻き取られている。
巻取り部50a,50bに巻取りバネ51のバネ力によ
り巻き取られている。
【0028】一方側のワイヤは、ガイド駆動ワイヤ62
であり、両端末が異なる巻き方向となるように、巻取り
部50aに巻き取られており、一対のガイドローラー6
3間に掛け渡されており、このガイド駆動ワイヤ62に
スライダー61が取り付けられている。
であり、両端末が異なる巻き方向となるように、巻取り
部50aに巻き取られており、一対のガイドローラー6
3間に掛け渡されており、このガイド駆動ワイヤ62に
スライダー61が取り付けられている。
【0029】そして、このガイド駆動ワイヤ62の循環
動作に応じて、スライダー61がガイドレール64に沿
って往復動作を行なう。
動作に応じて、スライダー61がガイドレール64に沿
って往復動作を行なう。
【0030】従って、トノカバーシート40のリヤ側端
縁40bに取り付けられているシャフト42の両端末が
スライダー61の係着溝61aに係止されるため、スラ
イダー61の往復動作により、トノカバーシート40
は、ラゲージルーム23の上面開口を自由に開閉する。
縁40bに取り付けられているシャフト42の両端末が
スライダー61の係着溝61aに係止されるため、スラ
イダー61の往復動作により、トノカバーシート40
は、ラゲージルーム23の上面開口を自由に開閉する。
【0031】このように、バランサー50の反時計廻り
方向の回転動作により、ガイド駆動ワイヤ62は、図中
A方向に循環動作し、スライダー61及びトノカバーシ
ート40は、リヤシート22側に移動する。逆にバラン
サー50が時計廻り方向に回転動作すれば、ガイド駆動
ワイヤ62がB方向に循環動作するため、スライダー6
1がリヤシート22から離れる方向、すなわち、トノカ
バーシート40がラゲージルーム23の上面開口を蓋す
る方向に移動する。
方向の回転動作により、ガイド駆動ワイヤ62は、図中
A方向に循環動作し、スライダー61及びトノカバーシ
ート40は、リヤシート22側に移動する。逆にバラン
サー50が時計廻り方向に回転動作すれば、ガイド駆動
ワイヤ62がB方向に循環動作するため、スライダー6
1がリヤシート22から離れる方向、すなわち、トノカ
バーシート40がラゲージルーム23の上面開口を蓋す
る方向に移動する。
【0032】そして、このバランサー50の駆動源とし
ては、横開き式のバックドア21の開閉操作に連動し
て、バランサー駆動ワイヤ70,80によりバランサー
50を回転動作させる。
ては、横開き式のバックドア21の開閉操作に連動し
て、バランサー駆動ワイヤ70,80によりバランサー
50を回転動作させる。
【0033】図3に示すロック側のバランサー50は、
他方側の巻取り部50bにバランサー駆動ワイヤ70が
巻き取られており、このバランサー駆動ワイヤ70の配
索構造については後述するが、バックドア21が開放操
作されれば、バランサー50は反時計廻り方向に回動
し、バックドア21を閉鎖したときは、バランサー50
の巻取りバネ51のバネ力により、バランサー50は時
計廻り方向に回動するという仕組みである。尚、ヒンジ
側のバランサー50についても同様の構成であり、バラ
ンサー50の巻取り部50bには、ヒンジ側のバランサ
ー駆動ワイヤ80が引き出し可能に巻き取られている。
他方側の巻取り部50bにバランサー駆動ワイヤ70が
巻き取られており、このバランサー駆動ワイヤ70の配
索構造については後述するが、バックドア21が開放操
作されれば、バランサー50は反時計廻り方向に回動
し、バックドア21を閉鎖したときは、バランサー50
の巻取りバネ51のバネ力により、バランサー50は時
計廻り方向に回動するという仕組みである。尚、ヒンジ
側のバランサー50についても同様の構成であり、バラ
ンサー50の巻取り部50bには、ヒンジ側のバランサ
ー駆動ワイヤ80が引き出し可能に巻き取られている。
【0034】次いで、図4,図5を基にバランサー駆動
ワイヤ70,80の配索構造について説明する。
ワイヤ70,80の配索構造について説明する。
【0035】図4は、ロック側のバランサー50に巻き
取られているバランサー駆動ワイヤ70の配索例を示す
もので、バランサー駆動ワイヤ70は、ガイドローラー
71を経由して、ウエスト部からクォーターピラー24
のピラーパネルとピラーガーニッシュ間のスペース内を
上方向にガイドされて、バックドア用開口上縁25から
バックドア21の上縁サッシュ211に掛け渡されて、
バランサー駆動ワイヤ70の端末72が固定されてい
る。
取られているバランサー駆動ワイヤ70の配索例を示す
もので、バランサー駆動ワイヤ70は、ガイドローラー
71を経由して、ウエスト部からクォーターピラー24
のピラーパネルとピラーガーニッシュ間のスペース内を
上方向にガイドされて、バックドア用開口上縁25から
バックドア21の上縁サッシュ211に掛け渡されて、
バランサー駆動ワイヤ70の端末72が固定されてい
る。
【0036】一方、ヒンジ側のバランサー50並びにバ
ランサー駆動ワイヤ80の構成は、図5に示すように、
バランサー50の巻取り部50bから引き出したバラン
サー駆動ワイヤ80は、バックドア21のウエスト部2
12内にガイド孔212aを通して挿入され、バックド
ア21の側縁サッシュ213内を貫通して、更に上縁サ
ッシュ211内を配索して、バランサー駆動ワイヤ80
の端末81は、バックドア21の上縁サッシュ211か
ら車両20のバックドア用開口上縁25に固定されてい
る。
ランサー駆動ワイヤ80の構成は、図5に示すように、
バランサー50の巻取り部50bから引き出したバラン
サー駆動ワイヤ80は、バックドア21のウエスト部2
12内にガイド孔212aを通して挿入され、バックド
ア21の側縁サッシュ213内を貫通して、更に上縁サ
ッシュ211内を配索して、バランサー駆動ワイヤ80
の端末81は、バックドア21の上縁サッシュ211か
ら車両20のバックドア用開口上縁25に固定されてい
る。
【0037】図4,図5は、バックドア21を閉鎖した
状態であり、ロック側及びヒンジ側のバランサー駆動ワ
イヤ70,80は、共にバランサー50に巻き取られて
おり、この状態では、ガイド駆動ワイヤ62に取り付け
られているスライダー61がラゲージルーム23の後縁
側に位置しているため、トノカバーシート40によりラ
ゲージルーム23の上面開口は閉鎖されており、ラゲー
ジルーム23内の搭載荷物類が外部から目立つことがな
い。
状態であり、ロック側及びヒンジ側のバランサー駆動ワ
イヤ70,80は、共にバランサー50に巻き取られて
おり、この状態では、ガイド駆動ワイヤ62に取り付け
られているスライダー61がラゲージルーム23の後縁
側に位置しているため、トノカバーシート40によりラ
ゲージルーム23の上面開口は閉鎖されており、ラゲー
ジルーム23内の搭載荷物類が外部から目立つことがな
い。
【0038】そして、ラゲージルーム23内の搭載荷物
類を外部に出し入れする際、バックドア21を横開き式
に開放した状態を図6,図7に示す。
類を外部に出し入れする際、バックドア21を横開き式
に開放した状態を図6,図7に示す。
【0039】図6はバックドア21を横開きした際のバ
ランサー駆動ワイヤ70の引張状態が示されており、バ
ックドア21のロック側は、車両20のバックドア用開
口上縁25との間に充分な距離が確保されているため、
バランサー駆動ワイヤ70は図6中矢印X方向に引張さ
れ、バランサー50は反時計廻り方向に回転する。
ランサー駆動ワイヤ70の引張状態が示されており、バ
ックドア21のロック側は、車両20のバックドア用開
口上縁25との間に充分な距離が確保されているため、
バランサー駆動ワイヤ70は図6中矢印X方向に引張さ
れ、バランサー50は反時計廻り方向に回転する。
【0040】そして、ガイド駆動ワイヤ62も反時計廻
り方向に循環動作することにより、スライダー61が矢
印aで示すように、リヤシート22側に近接してトノカ
バーシート40がラゲージルーム23内に垂れ下がり収
容されるため、ラゲージルーム23の上面が開口され、
ラゲージルーム23内の荷物類を簡単に出し入れするこ
とができる。
り方向に循環動作することにより、スライダー61が矢
印aで示すように、リヤシート22側に近接してトノカ
バーシート40がラゲージルーム23内に垂れ下がり収
容されるため、ラゲージルーム23の上面が開口され、
ラゲージルーム23内の荷物類を簡単に出し入れするこ
とができる。
【0041】このとき、バランサー駆動ワイヤ70は、
クォーターピラー24におけるパネルとガーニッシュと
の間のスペース内を案内されて、車両20のバックドア
用開口上縁25からバックドア21の上側サッシュ21
1に延びているため、荷物類の出し入れの障害になら
ず、かつ外部に目立つことがなく、体裁上も好ましい。
クォーターピラー24におけるパネルとガーニッシュと
の間のスペース内を案内されて、車両20のバックドア
用開口上縁25からバックドア21の上側サッシュ21
1に延びているため、荷物類の出し入れの障害になら
ず、かつ外部に目立つことがなく、体裁上も好ましい。
【0042】一方、ヒンジ側のバランサー駆動ワイヤ8
0については、図7に示すように、バックドア21を横
開き式に開放した際、車両20とバックドア21との間
の距離がヒンジ部分では充分確保することができないた
め、バランサー駆動ワイヤ80は、ラゲージルーム23
のウエスト部からバックドア21のウエスト部212に
開設されているガイド孔212aを通じてバックドア2
1内に案内されて、ヒンジ側の側縁サッシュ213内を
上方にガイドされて、更に、上縁サッシュ211内を通
り、バランサー駆動ワイヤ80の端末81は、上縁サッ
シュ211から車両20のバックドア用開口上縁(ロッ
ク側)25に固定される。
0については、図7に示すように、バックドア21を横
開き式に開放した際、車両20とバックドア21との間
の距離がヒンジ部分では充分確保することができないた
め、バランサー駆動ワイヤ80は、ラゲージルーム23
のウエスト部からバックドア21のウエスト部212に
開設されているガイド孔212aを通じてバックドア2
1内に案内されて、ヒンジ側の側縁サッシュ213内を
上方にガイドされて、更に、上縁サッシュ211内を通
り、バランサー駆動ワイヤ80の端末81は、上縁サッ
シュ211から車両20のバックドア用開口上縁(ロッ
ク側)25に固定される。
【0043】従って、バックドア21を横開きした際、
ヒンジ側のバランサー駆動ワイヤ80についても、その
端末81は、バックドア21の開放端側に設定したた
め、充分な引き量が確保でき、バックドア21を横開き
式に開放操作すれば、バランサー駆動ワイヤ80は図7
中矢印Y方向に引張され、バランサー50は反時計廻り
方向に回転する。
ヒンジ側のバランサー駆動ワイヤ80についても、その
端末81は、バックドア21の開放端側に設定したた
め、充分な引き量が確保でき、バックドア21を横開き
式に開放操作すれば、バランサー駆動ワイヤ80は図7
中矢印Y方向に引張され、バランサー50は反時計廻り
方向に回転する。
【0044】そして、ガイド駆動ワイヤ62の循環動作
により、スライダー61が矢印bで示すように、スライ
ド動作して、トノカバーシート40がラゲージルーム2
3内に垂れ下がり収容される。
により、スライダー61が矢印bで示すように、スライ
ド動作して、トノカバーシート40がラゲージルーム2
3内に垂れ下がり収容される。
【0045】このように、ロック側、ヒンジ側のバラン
サー50は、バランサー駆動ワイヤ70,80により充
分なストローク量のワイヤ引き込み量が期待できるた
め、双方のバランサー50の回転量を確保でき、ガイド
駆動ワイヤ62及びトノカバーシート40の適切なスト
ローク量が得られる。
サー50は、バランサー駆動ワイヤ70,80により充
分なストローク量のワイヤ引き込み量が期待できるた
め、双方のバランサー50の回転量を確保でき、ガイド
駆動ワイヤ62及びトノカバーシート40の適切なスト
ローク量が得られる。
【0046】また、図7に示すように、ヒンジ側のバラ
ンサー駆動ワイヤ80についても、ウエスト部212か
ら側縁サッシュ213を通じて上縁サッシュ211内に
ガイドされ、しかも、バックドア用開口上縁25まで上
方に位置させるため、ラゲージルーム23内に荷物類を
出し入れする際の障害とならない。
ンサー駆動ワイヤ80についても、ウエスト部212か
ら側縁サッシュ213を通じて上縁サッシュ211内に
ガイドされ、しかも、バックドア用開口上縁25まで上
方に位置させるため、ラゲージルーム23内に荷物類を
出し入れする際の障害とならない。
【0047】以上説明したように、本発明に係る車両用
トノカバー装置30は、ラゲージルーム23の両側に設
けた左右のバランサー50の回転動作により、トノカバ
ーシート駆動機構60を駆動させて、トノカバーシート
40の開閉操作を自動的に行なうというものであり、特
に、横開き式のバックドア21の開閉操作により、左右
のバランサー50の回転量を充分に確保できるため、ト
ノカバーシート40の円滑な開閉操作が期待できる。
トノカバー装置30は、ラゲージルーム23の両側に設
けた左右のバランサー50の回転動作により、トノカバ
ーシート駆動機構60を駆動させて、トノカバーシート
40の開閉操作を自動的に行なうというものであり、特
に、横開き式のバックドア21の開閉操作により、左右
のバランサー50の回転量を充分に確保できるため、ト
ノカバーシート40の円滑な開閉操作が期待できる。
【0048】また、本発明では、バランサー駆動ワイヤ
70,80の配索構造により、横開き式のバックドア2
1の開閉操作と連動するトノカバーシート40を提供し
ているが、トノカバーシート40のフロント側端縁40
aをリヤシート22に係止させるのではなく、シャフト
41を錘として下方に自重により落とし込むようにし
て、ラゲージルーム23の上面を開口するようにしても
良く、また、トノカバーシート40は、蛇腹状部材やシ
ャッター板を使用することもできる。
70,80の配索構造により、横開き式のバックドア2
1の開閉操作と連動するトノカバーシート40を提供し
ているが、トノカバーシート40のフロント側端縁40
aをリヤシート22に係止させるのではなく、シャフト
41を錘として下方に自重により落とし込むようにし
て、ラゲージルーム23の上面を開口するようにしても
良く、また、トノカバーシート40は、蛇腹状部材やシ
ャッター板を使用することもできる。
【0049】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る車両用
トノカバー装置は、トノカバーシートを駆動させるバラ
ンサーのバランサー駆動ワイヤの配索構造を工夫するこ
とにより、横開き式のバックドアの開閉操作に連動し
て、トノカバーシートをスライド可能として、自動的に
ラゲージルームの上面開口を開閉できるものであるか
ら、横開き式バックドアタイプの車両における使い勝手
を高めることができるという効果を有する。
トノカバー装置は、トノカバーシートを駆動させるバラ
ンサーのバランサー駆動ワイヤの配索構造を工夫するこ
とにより、横開き式のバックドアの開閉操作に連動し
て、トノカバーシートをスライド可能として、自動的に
ラゲージルームの上面開口を開閉できるものであるか
ら、横開き式バックドアタイプの車両における使い勝手
を高めることができるという効果を有する。
【0050】更に、バランサー駆動ワイヤの配索経路
は、ラゲージルーム内への荷物の出し入れに支障を与え
ないバックドアの上縁サッシュと車両のバックドア用開
口上縁との間に設定することにより、荷物類の搬入、搬
出作業が容易に行なえるとともに、バランサー駆動ワイ
ヤをピラーパネルとピラーガーニッシュの間のスペース
内に配索することにより、安全面及び美観を高めること
ができるという効果を有する。
は、ラゲージルーム内への荷物の出し入れに支障を与え
ないバックドアの上縁サッシュと車両のバックドア用開
口上縁との間に設定することにより、荷物類の搬入、搬
出作業が容易に行なえるとともに、バランサー駆動ワイ
ヤをピラーパネルとピラーガーニッシュの間のスペース
内に配索することにより、安全面及び美観を高めること
ができるという効果を有する。
【図1】本発明に係る車両用トノカバー装置を装備した
車両におけるバックドアを閉鎖した状態を示す斜視図で
ある。
車両におけるバックドアを閉鎖した状態を示す斜視図で
ある。
【図2】図1に示す車両のバックドアを横開き開放した
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る車両用トノカバー装置におけるバ
ランサーとトノカバーシート駆動機構との関係を示す説
明図である。
ランサーとトノカバーシート駆動機構との関係を示す説
明図である。
【図4】本発明に係る車両用トノカバー装置におけるロ
ック側バランサーとロック側バランサー駆動ワイヤの配
索経路を示すバックドア閉鎖時の説明図である。
ック側バランサーとロック側バランサー駆動ワイヤの配
索経路を示すバックドア閉鎖時の説明図である。
【図5】本発明に係る車両用トノカバー装置におけるヒ
ンジ側バランサーとヒンジ側バランサー駆動ワイヤの配
索経路を示すバックドアの閉鎖時の説明図である。
ンジ側バランサーとヒンジ側バランサー駆動ワイヤの配
索経路を示すバックドアの閉鎖時の説明図である。
【図6】図4に示すロック側バランサーとバランサー駆
動ワイヤの配索経路を示すバックドア横開き開放時の説
明図である。
動ワイヤの配索経路を示すバックドア横開き開放時の説
明図である。
【図7】図5に示すヒンジ側バランサーとバランサー駆
動用ワイヤの配索経路を示すバックドア横開き開放時の
説明図である。
動用ワイヤの配索経路を示すバックドア横開き開放時の
説明図である。
【図8】従来のトノカバー装置の構成を示す説明図であ
る。
る。
【図9】従来のバックドア連動式トノボードを示す説明
図である。
図である。
【図10】バックドア連動式のトノカバー装置の先願例
を示す構成説明図である。
を示す構成説明図である。
【図11】図10に示す先願例におけるスライダー駆動
系の構成を示す説明図である。
系の構成を示す説明図である。
20 車両(ワゴン車)
21 バックドア
211 上縁サッシュ
212 ウエスト部
212a ガイド孔
213 側縁サッシュ
22 リヤシート
23 ラゲージルーム
24 クォーターピラー
25 バックドア用開口上縁
30 車両用トノカバー装置
40 トノカバーシート
40a フロント側端縁
40b リヤ側端縁
50 バランサー
51 巻取りバネ
60 トノカバーシート駆動機構
61 スライダー
62 ガイド駆動ワイヤ
63 ガイドローラー
64 ガイドレール
70,80 バランサー駆動ワイヤ
Claims (3)
- 【請求項1】 バックドアが横開き可能に取り付けられ
た車両の後部側にラゲージルームが設けられ、該ラゲー
ジルームの上面開口を覆う車両用トノカバー装置であっ
て、ラゲージルームの上面開口を覆うトノカバーシート
と、ラゲージルームの両側部に配設され、トノカバーシ
ートを車両の前後方向に沿って進退動作させるトノカバ
ーシート駆動機構と、該トノカバーシート駆動機構の駆
動源であり、ラゲージルームの両側部に配設される左右
のバランサーと、該バランサーを回転動作させる双方の
バランサーに対応するバランサー駆動ワイヤとから構成
され、上記バランサー駆動ワイヤは、バックドアの開放
端側縁部と、車両のバックドア用開口のロック側縁部と
の間に双方のワイヤ配索経路を共有させることにより、
バックドアを横開き式に開閉した際、左右のバランサー
駆動ワイヤの移動ストローク量を多く確保して、左右の
バランサーの回転駆動により、トノカバーシートを前後
方向に移動させ、ラゲージルームの上面開口を開閉する
ことを特徴とする車両用トノカバー装置。 - 【請求項2】 バックドアのロック側に配索されるバラ
ンサー駆動ワイヤは、バランサーから引き出された後、
ラゲージルームのウエスト部からリヤクォーターピラー
パネルとリヤクォーターピラーガーニッシュ間のスペー
ス内を通り、車両のバックドア用開口上縁からバックド
アの上縁サッシュまで配索されることを特徴とする請求
項1に記載の車両用トノカバー装置。 - 【請求項3】 バックドアのヒンジ側に配索されるバラ
ンサー駆動ワイヤは、バランサーから引き出された後、
ラゲージルームのウエスト部内を通り、車両のバックド
ア用開口縁部からバックドア側に案内され、バックドア
のウエスト部に開設したガイド孔を通して側縁サッシュ
から上縁サッシュに到り、バックドアの開放端側上縁か
ら車両のバックドア用開口の上縁に配索されていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の車両用トノカバー
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001195260A JP2003011727A (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 車両用トノカバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001195260A JP2003011727A (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 車両用トノカバー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003011727A true JP2003011727A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19033271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001195260A Withdrawn JP2003011727A (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 車両用トノカバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003011727A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009056997A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Mazda Motor Corp | 車両のトノカバー装置 |
JP2009062015A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-03-26 | Ashimori Ind Co Ltd | 車両用トノカバー装置 |
EP2030841A3 (en) * | 2007-09-03 | 2015-03-18 | Mazda Motor Corporation | Tonneau cover device for vehicle |
-
2001
- 2001-06-27 JP JP2001195260A patent/JP2003011727A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009056997A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Mazda Motor Corp | 車両のトノカバー装置 |
EP2030841A3 (en) * | 2007-09-03 | 2015-03-18 | Mazda Motor Corporation | Tonneau cover device for vehicle |
JP2009062015A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-03-26 | Ashimori Ind Co Ltd | 車両用トノカバー装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080902 |