JP2003011690A - 車両のシフト位置表示装置 - Google Patents

車両のシフト位置表示装置

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JP2003011690A
JP2003011690A JP2001198386A JP2001198386A JP2003011690A JP 2003011690 A JP2003011690 A JP 2003011690A JP 2001198386 A JP2001198386 A JP 2001198386A JP 2001198386 A JP2001198386 A JP 2001198386A JP 2003011690 A JP2003011690 A JP 2003011690A
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shift
light guide
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shift position
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JP2001198386A
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Hideyuki Masuda
秀之 増田
Taiji Kawamichi
泰司 川路
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Oshima Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Oshima Electric Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両における走行変速のシフト位置の照明表
示をするにあたり、色彩印刷したような色フィルターを
介することなく直接的な色での照明表示ができるように
する。 【解決手段】 異なった色の発光をする発光ダイオード
からなる第一、第二光源10、11と、これら各光源1
0、11の光を入光する第一、第二の導光板8、9と、
該導光板の反射面部8d〜8g、9b、9cによって反
射された光によりシフト記号を照明表示される凸部12
a、12bを備えた表示板12とで構成し、直接的な照
明表示ができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車等の車両に
おける変速レバーのシフト位置を表示するための表示装
置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来技術】今日、車両を走行するにあたり、変速レバ
ー(シフトレバー)の操作をすることになるが、そのよ
うな変速レバーのシフト位置として、例えば、駐車位置
(P)、後進(バック)位置(R)、中立(ニュートラ
ル)位置(N)、前進(ドライブ)位置(D)等の各種
シフト位置が設定され、必要において変速レバーを対応
するシフト位置に操作することになる。このような操作
の便と確実性を計るため、各シフト位置を表示すること
が試みられている。そしてその表示を、暗くなっても確
認できるよう照明による表示装置が設けられるが、従来
の照明手段を備えた表示装置のなかには、図19、図2
0に示すように構成されてたものがある。このものにお
いて、51はレバーガイドであって、該レバーガイド5
1にはガイド溝52が形成される一方で、該ガイド溝5
2の側方には、前記各シフト位置の文字(シフト記号)
である「P」「R」「N」「D」を表示するための主表
示窓53と、シフトアップとシフトダウンの記号(シフ
ト記号)である「+」「−」を表示するための副表示窓
54とが開設されている。55は前記表示窓53、54
に嵌合する嵌合凸部55aが柱状に突出形成された透明
樹脂からなる表示板であって、該表示板55の下面(裏
面)には、対応する文字が打ち抜かれた不透光の塗装が
なされ、その打ち抜き面を適宜の透光性塗料で着色する
か、あるいは表示板55の下面に、例えば白、赤等の対
応する照明文字色を与えるため、多色印刷をした透光性
の着色板を設けるかすることで、シフト記号が着色され
た光フィルター56を設けていた。そしてさらにその下
側に一つの導光板57が配設されている。58は光源と
なる電球であって、該電球58は前記導光板57の側面
に配されると共に、該導光板57の下面には、電球58
からの光線が各対応する表示窓53、54に向けて反射
するよう絞状の反射面57aが形成されており、このよ
うにして各表示窓53、54は、着色された光フィルタ
ー56によって設定されるフィルター色によるシフト記
号の表示をするようになっている。
【0003】ところが前記従来のものは、光フィルター
56を介しての色表示であるため、どうしても暗くなり
がちであるという問題がある。また、従来のものは、電
球58を用いているため、文字の表示色がどうしても電
球の色である黄色側にシフトしてしまうことになって、
明瞭な白色や青色を出すのが難しいという問題がある。
そして、例えば白色を出すには、電球58に青色のキャ
ップを被せたり、電球表面を青色に着色したりして白色
誘導する必要があるが、仮にこのようにしても電球の色
を消すことは事実上難しいだけでなく、該白色誘導する
ことで光が吸収されて弱くなってしまうという問題があ
り、ここに本発明が解決せんとする課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、車両の変速レバーのシフト位置を
表示する表示装置において、異色の複数の光源と、該複
数の光源にそれぞれ対応する複数の導光板と、シフト位
置に対応するシフト記号部が施された表示板とを備え、
前記複数光源からの光束を、対応する各導光板に設けら
れた反射部で反射してシフト記号部を異色発光して表示
するようにしたことを特徴とする車両のシフト位置表示
装置である。そしてこのようにすることで、着色された
光フィルターを介さない直接的な発光表示ができること
になる。このものにおいて、複数の光源と複数の導光板
とは、上下方向に積層状に配されているか、配されてい
るものを含むことを特徴とすることができ、あるいは、
左右方向に並列状に配されているか、配されているもの
を含むことを特徴とすることができ、このようにするこ
とで、直接的な発光表示の多様化が達成できる。これら
のものにおいて、複数の導光板のうちの少なくとも一つ
の導光板には、他の導光板の任意の反射部で反射した光
束と混合する光束を反射するための反射部が設けられて
いることを特徴とすることができ、このようにすること
で、光源の数以上の色の発光表示ができることになる。
さらにこれらにおいて、表示板のシフト記号部は、板面
から突出する柱状の凸部で形成され、該凸部先端面から
シフト記号を視認できるものとし、かつ該凸部の周面
は、光反射を防止するための手段が施されていることを
特徴とすることができ、このようにしたときには、凸部
先端面から視認されるシフト記号を、筒状周面において
反射のないクリアなものにできて、視認性が向上する。
これらのものにおいて、光源は発光ダイオードまたは電
球であることを特徴とすることができ、このようにした
ときには、複数の単色発光源の入手が容易である。さら
にこれらにおいて、反射部の光反射量に変化をもたせて
いることを特徴とすることができ、このようにしたとき
には、シフト記号の表示に明暗に差をつけたり、また色
混合をしたものであっても、同じ明度に調整することが
できる。またこれらにおいて、導光板の光導入部間およ
び/または光源間には、任意の一つの導光板に入光する
光が他の導光板に入光しないようにするための手段が施
されていることを特徴とすることができ、このようにす
ることで、色の不用意な混合を有効に回避できる。これ
らにおいて、隣接する導光板間には空気層が設けられて
いることを特徴とすることができ、このようにすること
で、導光板を通過する光源色が不用意に混ざってしまう
ことを回避できる。
【0005】
【発明の実施の形態】次ぎに、図1〜図5の記載に基づ
いて本発明の第一の実施の形態について説明する。図面
において、1は図示しない走行変速レバー用のレバーガ
イドであって、該レバーガイド1には、自動変速用のレ
バー位置である駐車(P)、後進(R)、中立(N)そ
して前進(D)の各変速位置が設定される自動変速用の
レバー溝2と、該前進位置(D)から連通し、高速側の
4速から低速側の1速までの前進の増減速が変速レバー
の前後傾倒操作によって手動でできる手動変速用のレバ
ー溝3とが開設されている。前記手動変速用レバー溝3
の右側には、駐車、後進、中立そして前進の各シフト記
号(文字)を表示するため四個の主表示窓4が前後方向
に適宜間隔を存して直線状に開設され、また該手動変速
用レバー溝3の前後には、シフトアップ、シフトダウン
を表示する「+」「−」のシフト記号を表示するための
副表示窓5がそれぞれ開設されている。
【0006】6はレバーガイド1の裏面に取り付けられ
る表示ユニットであって、該表示ユニット6は、レバー
ガイド1に止着されるケーシング7と、該ケーシング7
に上下方向に積層状に内装される透明素材(例えば透明
アクリル材)からなる第一、第二の導光板8、9と、ケ
ーシング7の一側(前側)に内装されて導光板8、9の
前端面にそれぞれ対向配設され、発光色が異なった(例
えば赤と白)発光ダイオード(LED)からなる第一、
第二の光源10、11と、前記各表示窓4、5に嵌合す
る凸部12a、12bが突出形成された透明素材(例え
ば透明アクリル材)からなる表示板12とを備えて構成
されている。前記第一導光板8は、P、N、+、−に相
当する主副表示窓4、5を照明し、第二導光板9はR、
Dに相当する主表示窓4の照明をするためそれぞれ第
一、第二光源10、11から発せられた光束を反射する
ように設定されている。第一、第二の導光板8、9は分
断状に積層されており、これによって層間には空気層が
形成されることになって反射面となり、各導光板8、9
を透過する光が不用意に混ざるのを回避するようになっ
ている。つまり、接着等により一体化されることで、一
方の導光板を透過する光が接着面を通って他の導光板に
透過することがないように配慮されている。
【0007】前記上側の第一導光板8は、主表示窓4の
下側に位置する角柱状の本体部8aと、該本体部8aか
ら副表示窓5に対応すべく側方に延設された肉薄の延設
部8b、8cとからなっている。そして本体部8aの下
面には、第一光源10からの光束の下側部分、中側部分
をシフトP、Nの主表示窓4に向けて反射すべく反射面
が凹設された反射面部8d、8eが形成されている。さ
らに第一導光板8は、+用の副表示窓5に対応する部分
の下面がすりガラス(絞)状に形成された反射面部8f
については第一光源10からの光束の一部が直接行って
反射されるが、−用の副表示窓5に対応するすりガラス
状に形成された反射面部8gについては、前記本体8a
を通った上側の光束がその先端側に面取り状に形成され
る反射面部8hで反射されて達するようになっている。
【0008】一方、下側の第二導光板9は、角柱状の本
体9aによって構成されるが、該本体9aは、第二光源
11側が肉厚で、シフトR位置で傾斜状になった反射面
部9bが形成され、第二光源11の光束の下側部分をシ
フトRの主表示窓4に向けて反射することになり、さら
にこの反射面部9bの上側を通過した光束は、シフトD
位置で傾斜状になった反射面部9cでシフトDの主表示
窓4に向けて反射するように設定されている。なお、主
表示窓4に向けて反射する各反射面部の下面をすりガラ
ス状にして反射効率を高めるようにすることもできる。
また、副反射窓5に向けて反射する各反射面部について
傾斜状の反射面を設けて反射効率を高めるようにするこ
ともできる。さらに本実施の形態では、第一、第二導光
板8、9の光源導入部間と第一、第二光源10、11と
の間には黒色の仕切板13が介装されていて、第一光源
10の光が第二導光板9に入光しないよう、また第二光
源11の光が第一導光板8に入光しないよう配慮されて
いる。
【0009】また、表示板12は、平板状になったもの
に前記各表示窓4、5にそれぞれ嵌入する凸部12a、
12bが形成されるが、該表示板12の下面には、対応
するシフト記号P、R、N、D、+、−が打ち抜かれた
状態で黒色等の不透光材の塗膜が施されている(つまり
本実施の形態では、シフト記号部分が透明状態に打ち抜
かれ、それ以外が不透光の状態になっている)。さらに
凸部12a、12bの周面12cには光反射を防止する
ため黒色等の不透光材が塗布されていて光反射の防止を
している。
【0010】そしてエンジン始動しバッテリ電源を印加
して第一、第二光源10、11を点灯させた場合に、第
一光源10からの光束は、第一導光板8を通過しながら
前記対応する各反射面部8d、8e、8f、8gで上方
向に反射してシフトP、N、+、−の各凸部12a、1
2bに達し、この結果、これを上側から見た場合に、各
対応する主副の表示窓4、5から第一光源10の色をし
たシフト記号P、N、+、−が視認されるようになって
いる。一方、第二光源11からの光束は、第二導光板9
を通過しながら前記対応する反射面部9b、9cで上側
に向けて反射し、該反射光はそのまま第一導光板9を透
過することになってシフトR、Dの凸部12aに達し、
これを上側から見た場合に、各対応する主表示窓4から
第二光源10の色をしたシフト記号R、Dが視認される
ようになっている。
【0011】叙述の如く構成された本発明の第一の実施
の形態において、バッテリ電源を印加して第一、第二光
源10、11を点灯させると、これら該光源10、11
から発せられる光束は、対応する第一、第二導光板8、
9を通過し、そして各対応する反射面部8d〜8g、9
b、9cで反射されて各対応する凸部12a、12bに
達してシフト記号を照射表示することになり、ドライバ
ーは、これを上側から視認できることになる。
【0012】このように、本発明が実施されたものにお
いてはシフト記号の照明表示を直接的に行なうことがで
き、この結果、従来の色フィルターを介して照明表示す
るもののように、光量低下を来してしまうような不具合
がない。しかも、光源として発光ダイオードを採用し、
かつ色フィルターがないため、光源そのものの発光色で
の表示ができることになって、色変化がなく、見やすい
ものとなる。
【0013】さらに、第一、第二導光板8、9の光源導
入部間と第一、第二光源10、11との間には黒色の仕
切板13が介装されていて、第一光源10の光が第二導
光板9に入光しないよう、また第二光源11の光が第一
導光板8に入光しないよう配慮されている結果、単色光
である光源10、11が導光板8、9においてへんに混
じり合うことがない照明表示ができ、鮮明度が向上す
る。
【0014】また、表示板12についてみると、平板状
になったものにシフト記号を表示するための凸部12
a、12bが形成されるが、該凸部12a、12bの周
面12cには光反射を防止するため黒色等の不透光材が
塗布されていて光反射の防止の配慮がなされているた
め、光源10、11の光が凸部周面で反射されたものが
視認されてしまうようなこともなく、鮮明度のさらなる
向上に寄与できる。
【0015】次ぎに、図6、図7に本発明の第二の実施
の形態について説明するが、このものは、何れも異なっ
た色を発光する第一〜第三の発光ダイオードからなる光
源14、15、16と各対応する第一〜第三の導光板1
7、18、19からなるもので、第一、第二の光源1
4、15、そして導光板17、18は前記第一の実施の
形態における走行変速のシフト記号P、R、N、Dを照
明表示するためのもので、第一導光板17については、
前記第一の実施の形態の第一導光板8の反射面部8f、
8gが設けられていない以外は同じ状態になっており、
第二導光板18については、第一の実施の形態の第二導
光板9と同じであり、第一、第二の光源14、15は第
一の実施の形態の第一、第二光源10、11と同じ構成
になっている。一方、第三光源16は第一光源14の側
方に配され、第三導光板19は、第一導光板16の側方
に並列状に配されている。そして第三光源16から発せ
られる光束は第三導光板19に入光し、該第三導光板1
9に形成の反射面部19a、19bで反射してシフトア
ップ−ダウンのシフト記号+、−の照明表示をするよう
になっており、このようにすることで、さらに色彩表示
の多様化が達成できることになる。尚、図7の(A)
(B)は図6において図1のA−A、B−Bと同じとこ
ろの縦断面図、横断面図である(以下、同じ)。
【0016】さらに図8、図9に第三の実施の形態につ
いて説明する。このものは、第一の実施の形態のものと
同様の上下積層関係で第一、第二光源20、21と第
一、第二導光板22、23とを備えて構成されるが、第
一導光板22の下面には、走行変速を示す前記総てのシ
フト記号P、R、N、Dに対応した総ての凸部12aに
第一光源20の光を反射すべく絞状(すりガラス状)の
反射面部22aが形成されている。これに対し、第二導
光板23は、前記第一の実施の形態に示した第二導光板
9と同様、変速シフト記号R、Dに対応した二つの凸部
12aに第二光源21の光を反射すべく傾斜面で形成さ
れた反射面部23aが形成されている。そしてこのよう
に構成される実施の形態では、シフト記号P、N、+、
−については第一光源20の発する色で照明表示される
が、シフト記号R、Dについては第一、第二光源22、
23の合成色で照明表示されることになり、このように
することで、光源色にない色での照明表示ができること
になる。しかもこのものでは、シフト記号R、Dは、第
一、第二光源22、23の光度を合わせた照明表示にな
るため、光度の大きいものにできて、注意喚起ができる
という利点がある。
【0017】また、図10、図11に示す第四の実施の
形態のものは、第一〜第三光源24〜26、第一〜第三
導光板27〜29については前記第二の実施の形態のも
のと同様になっており、そして第一、第二導光板27、
28の走行変速の総てのシフト記号P、R、N、Dを照
明表示する関係は、前記第三の実施の形態のものと同様
の関係になっている。この結果、本実施の形態のもの
は、R、Dの走行変速のシフト記号は第一と第二の光源
24、25の合成色、P、Nの走行変速のシフト記号は
第一光源24の色、そしてシフト変速のシフト記号+、
−は第三光源26の色となると共に、シフト記号R、D
の光度を強くすることができる。
【0018】さらにまた、図12、図13に示す第五の
実施の形態のものは、第一、第二導光板30,31につ
いては第一の実施の形態と同様、上下積層状で、かつ同
じ関係の反射面部が形成されており、かつ第一光源32
については第一導光板30に入光することになるが、第
二、第三光源33、34の光は、何れも第二導光板31
にに入光するようになっており、これによって、走行変
姿そのシフト記号R、Dは、第二、第三光源33、34
の合成色となる構成になっている。
【0019】またさらに、図14、図15に示す第六の
実施の形態のものは、前記第三の実施の形態と同様、第
一、第二の導光板35、36、光源37、38から構成
されるが、このものは、第一、第二の光源37、38の
光を合成するため第一、第二導光板35、36に形成さ
れる反射面部35a、36aの各反射光量が、第一光源
37の光のみを照明表示すべく第一導光板35に形成さ
れる反射面部35bの反射光量の半分になるように設定
され、これによって、合成色での照明表示がなされる走
行変速のシフト記号R、Dを、合成されないシフト記号
P、Nの光量と同じに設定できることになり、このよう
にすることで、一部に合成色での照明表示がありなが
ら、光量に変化のないものとすることができる。勿論、
このような光量調整は、注意喚起の度合い等に基づいて
必要において自由に設定できるものであることはいうま
でもない。
【0020】一方、図16、図17に示す第七の実施の
形態のようにすることもできる。このものは、第一〜第
三の光源39、40、41、導光板42、43、44を
上下方向に積層して構成したものである。そしてこのも
のは、第一の光源39、導光板42で走行変速のシフト
記号P、R、N、Dの照明表示をするようになっている
が、第二の光源40からの光が入光する第二導光板43
は、変速シフト記号Dの照明表示をすべく反射面部43
aが形成され、第三光源41からの光が入光する第三導
光板44には変速シフト記号Rの照明表示をするための
反射面部44aが形成されている。そしてこのようにす
ることで、シフト記号P、Nについては第一光源39に
よる照明表示を、シフト記号Dについては第一、第二光
源39、40の合成色での照明表示を、シフト記号Rに
ついては第一、第三光源39、41の合成色での照明表
示ができるようになっている。
【0021】図18に前記各実施の形態を含めた走行変
速のシフト記号P、R、N、Dについての照明表示のパ
ターン化したものを示すが、(A)は第一、第二の実施
の形態を、(B)は第三、第四の実施の形態を、(C)
は第五の実施の形態を、(D)は第六の実施の形態を、
(E)は第七の実施の形態の照明表示の各パターンを示
すものである。さらに(F)のような照明表示パターン
にした場合には、総ての照明色を変化させることがで
き、また(G)のように色を合成するものがある場合
に、反射光量を1/3と2/3のものと3/4と1/4
のもののように適宜に調整することで、同じ色の合成で
ありながら、異なった照明表示色とすることができ、照
明色の多様化が計れる。さらに(H)のように光の三原
色である赤(R)、緑(G)、青(B)を発光する三種
類の発光ダイオードを採用することで、白を含めた無限
色の照明色に調整することができる。さらに本発明の実
施は、レバーガイド部に限定されることなく、フロント
パネル等、適宜のシフト表示部において実施することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態をしめすガイドレバー部のガ
イドレバーを仮想線で示した表示装置の正面図である。
【図2】(A)は図1のA−A(縦)断面図、(B)は
同B−B(横)断面図である。
【図3】表示ユニットの分解正面図である。
【図4】第一導光板を示すものであって、(A)は平面
図、(B)正面図、(C)は縦断面図、(D)は横断面
図である。
【図5】第二導光板を示すものであって、(A)は平面
図、(B)正面図、(C)は縦断面図である。
【図6】第二の実施の形態を示し、ガイドレバーを仮想
線で示した表示装置の平面図である。
【図7】(A)は図6の縦断面図、(B)は同横断面図
である。
【図8】第三の実施の形態を示し、ガイドレバーを仮想
線で示した表示装置の平面図である。
【図9】(A)は図8の縦断面図、(B)は同横断面図
である。
【図10】第四の実施の形態を示し、ガイドレバーを仮
想線で示した表示装置の平面図である。
【図11】(A)は図10の縦断面図、(B)は同横断
面図である。
【図12】第五の実施の形態を示し、ガイドレバーを仮
想線で示した表示装置の平面図である。
【図13】(A)は図12の縦断面図、(B)は同横断
面図である。
【図14】第六の実施の形態を示し、ガイドレバーを仮
想線で示した表示装置の平面図である。
【図15】(A)は図14の縦断面図、(B)は同横断
面図である。
【図16】第七の実施の形態を示し、ガイドレバーを仮
想線で示した表示装置の平面図である。
【図17】(A)は図16の縦断面図、(B)は同横断
面図である。
【図18】(A)〜(H)は変速シフト記号の照明表示
状態を示すパターン図である。
【図19】従来例を示すレバーガイド部の平面図である
【図20】図19の縦断面図である。
【符号の説明】
6 表示ユニット 8 第一導光板 8d〜8g 反射面部 9 第二導光板 9b、9c 反射面部 10 第一光源 11 第二光源 12 表示板 12a、12b 凸部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の変速レバーのシフト位置を表示す
    る表示装置において、異色の複数の光源と、該複数の光
    源にそれぞれ対応する複数の導光板と、シフト位置に対
    応するシフト記号部が施された表示板とを備え、前記複
    数光源からの光束を、対応する各導光板に設けられた反
    射部で反射してシフト記号部を異色発光して表示するよ
    うにしたことを特徴とする車両のシフト位置表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、複数の光源と複数の
    導光板とは、上下方向に積層状に配されているか、配さ
    れているものを含むことを特徴とする車両のシフト位置
    表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、複数の光源と複数の
    導光板とは、左右方向に並列状に配されているか、配さ
    れているものを含むことを特徴とする車両のシフト位置
    表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、複数の
    導光板のうちの少なくとも一つの導光板には、他の導光
    板の任意の反射部で反射した光束と混合する光束を反射
    するための反射部が設けられていることを特徴とする車
    両のシフト位置表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4において、表示板のシフ
    ト記号部は、板面から突出する柱状の凸部で形成され、
    該凸部先端面からシフト記号を視認できるものとし、か
    つ該凸部の周面は、光反射を防止するための手段が施さ
    れていることを特徴とする車両のシフト位置表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5において、光源は発光ダ
    イオードまたは電球であることを特徴とする車両のシフ
    ト位置表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6において、反射部の光反
    射量に変化をもたせていることを特徴とする車両のシフ
    ト位置表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7において、導光板の光導
    入部間および/または光源間には、任意の一つの導光板
    に入光する光が他の導光板に入光しないようにするため
    の手段が施されていることを特徴とする車両のシフト位
    置表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8において、隣接する導光
    板間には空気層が設けられていることを特徴とする車両
    のシフト位置表示装置。
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