JP4680010B2 - 操作パネル - Google Patents

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Description

本発明は、所定の装置を操作する操作ノブとこの操作内容を示すマークを表示する操作表示部とを備えた操作パネルに関するものであり、自動車のインストルメントパネルに取り付けられる操作パネルに用いて好適である。
従来、自動車のインストルメントパネルには車室の空調装置等を操作する複数の操作ノブをまとめて組付けた操作パネルが設置されている。
本出願人は、自動車の空調装置等を操作する複数の操作ノブ(スイッチノブを含む)が組付けられた操作パネルにおいて、夜間の見映えを向上するとともに、操作ノブの視認性を向上するため、以下の構成を提案している(特許文献1を参照)。
即ち、透光性プレートを、操作パネルの前面の操作ノブの余白部に重ね合わせ、透光性プレート側端付近に設けた光源からの光を、透光性プレートの側端から透光性プレート内へ入光させ、透光性プレート内に拡散させる。透光性プレート内で拡散させた光により、操作パネルの表面の余白部を照明し、夜間の見映えを向上する。さらに、この透光性プレート内で拡散させた光により、操作ノブの側面を照明して、夜間における操作ノブの視認性を向上する。
特開2005−112170号公報
しかし、特許文献1では、各操作ノブの操作内容を示すマークが、各操作ノブの前面に形成され、これを透過照明するために別の光源を必要とする。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、所定の装置を操作する操作ノブと操作ノブの操作内容を示すマークを表示する操作表示部とを備えた操作パネルにおいて、一つの光源によりマークを視認させつつ操作ノブの視認性を確保することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の操作パネルは、所定の装置を操作する操作ノブと、操作ノブと隣接して配置され且つ操作ノブの操作内容を示すマークを表示する操作表示部とを備え、操作表示部が、マークが形成された拡散部材と、拡散部材の背後に配置された光源とを備え、拡散部材が、光源が発した光の一部により透過照明されてマークを表示すると共に、この光の残部を拡散し、この拡散光により、操作ノブの側面を照明し、操作ノブの側面と拡散部材の側面との間に配置された透光性部材を備え、拡散部材は、自身の拡散光により、透光性部材を照明すると共に、操作ノブの側面を透光性部材を通して照明する構成とする。
この構成では、マークが形成された拡散部材が、光源が発した光の一部により透過照明され、且つ、この光の残部を拡散した拡散光により、操作ノブの側面を照明する。これにより、一つの光源によりマークを視認させつつ操作ノブの視認性を確保できる。また、この構成では、拡散部材が、操作ノブの側面を、透光性部材を通して照明し、且つ、透光性部材も照明する。これにより、上述の効果に加えて、操作パネルの見映えをより向上することができる。
請求項2に記載の操作パネルは、拡散部材が、無彩色または有彩色の色調を有する構成とする。
この構成でも上述の効果を得ることができる。拡散部材が有彩色の色調(明度、色相、彩度)を有する場合、操作パネルの見映えをより向上することができる。
請求項に記載の操作パネルは、透光性部材が、拡散部材の拡散光の少なくとも一部を操作ノブの側面へ反射する反射部を、裏面側に有する構成とする。
この構成では、拡散部材の拡散光を操作ノブの側面へ反射する反射部が、透光性部材の裏面側に形成されているため、操作ノブの側面の照明強度を向上できる。この結果、操作ノブの視認性をより確保できる。
請求項に記載の操作パネルは、透光性部材が、拡散部材の前面をカバーするように形成されている構成とする。
この構成では、透光性部材が拡散部材の前面をカバーするため、上述の効果に加え、マークの表示に奥行き感が得られ、操作パネルの見映えをより向上することができる。
請求項に記載の操作パネルは、透光性部材が、無彩色と有彩色の一方の色調を有する構成とする。
この構成でも上述の効果を得ることができる。透光性部材が有彩色の色調を有する場合、操作パネルの見映えをより向上することができる。
請求項に記載の操作パネルは、透光性部材が、無色透明である構成とする。
この構成では、透光性部材が無色透明であるため、操作ノブの側面の照明強度を向上できる。この結果、操作ノブの視認性をより確保できる。
請求項に記載の操作パネルは、透光性部材が、その内部に導かれた光を拡散する性質を有する構成とする。
この構成では、透光性部材が光拡散性を有するため、透光性部材の照明強度を向上できる。これにより、透光性部材と操作ノブとのコントラストがより強調され、操作ノブの視認性をより確保できる。
請求項に記載の操作パネルは、マークが、拡散部材の前面に形成され、透光性部材が、操作パネルの前面側に形成された透光性プレートであり、透光性部材の背後に配置されたパネルベースを備え、操作ノブが、パネルベースの第1開口と透光性部材の開口とを貫通するように配置され、拡散部材が、パネルベースの第2開口を貫通するように配置され、パネルベースが、自身の前面に反射部を有し、この反射部が、拡散部材の拡散光の少なくとも一部を、透光性部材を通して操作ノブの側面に反射する構成とする。
この構成では、パネルベースの反射部が、拡散部材の拡散光の少なくとも一部を透光性部材を通して操作ノブの側面に反射する。このため、操作ノブの側面の照明強度を向上でき、これにより、操作ノブの視認性をより確保できる。
請求項に記載の操作パネルは、透光性部材が、パネルベースに固定されている構成とする。
この構成では、透光性部材がパネルベースに固定されている、上述の効果を簡易な構成で得ることができる。
請求項10に記載の操作パネルは、パネルベースの反射部が、銀色の反射面または白色の反射面で構成される構成とする。
この構成では、パネルベースの反射部が、銀色の反射面または白色の反射面で構成されるため、その反射効率が高く、操作ノブの側面の照明強度を向上できる。この結果、操作ノブの視認性をより確保できる。
請求項11に記載の操作パネルは、パネルベースの反射部が、有彩色の反射面である構成とする。
この構成では、パネルベースの反射部が有彩色の反射面であるため、操作パネルの見映えをより向上することができる。
以下、本発明による操作パネルを、空調装置(カーエアコン)等の操作パネルに適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
(構成)
図1は、本発明の一実施形態による操作パネル1の平面図である。
図2は、図1中のII−II線断面図である。
図3は、図2中のIII部の拡大断面図である。
図4は、図1に示す操作パネル1の電気回路構成を説明する回路構成図である。
図1に示す操作パネル1は、当該自動車の車室前面に設けられたインストルメントパネルにおいて車幅方向の中央部に配置される。操作パネル1には、所定の装置である空調装置(カーエアコン)を操作する複数の操作ノブ2と操作ノブ2の操作内容を示すマーク31を表示する操作表示部3等が、パネル10内にまとめて配置される。
操作パネル1の中央位置に、空調の温度設定を行うダイヤルノブ4が配置される。ダイヤルノブ4の外周には、ダイヤルノブ4の目盛が形成された加飾リング10cが配置される。ダイヤルノブ4とその外周の加飾リング10cに対して、図1の矢印が示す左右方向の両側位置に、ブラックフェイス調のブラックパネル部11が形成され、両パネル部11には設定温度や空調の設定状態を表示する表示装置5が配置される。
ダイヤルノブ4に対して図1の矢印が示す上側に配置された操作ノブ2は、左側から、空調ファンの切り(オフ)、オート空調の入り切り、および外気導入または内気循環の切り換えを行い、3つの操作ノブ2が、横方向に連接して設けられる。各操作ノブ2の操作内容を示すマーク31を表示する操作表示部3が、3つの操作ノブ2の各々の下側に隣接して、且つ、横方向に連接して設けられる。
3つの操作ノブ2と3つの操作表示部3の左右両側の位置に、助手席のシートベルト表示部61とハザードランプスイッチ62が配置される。
ダイヤルノブ4に対して図1の矢印が示す下側に配置された操作ノブ2は、左側から、フロントデフロスタの入り切り、リヤデフロスタの入り切り、空調ファンの強弱調整、モード変更およびエアコンの入り切りを行い、5つの操作ノブ2が、横方向に連接して設けられる。各操作ノブ2の操作内容を示すマーク31を表示する操作表示部3が、5つの操作ノブ2の各々の上側に隣接して、且つ、横方向に連接して設けられる。
各操作ノブ2、各操作表示部3、ダイヤルノブ4および表示装置5等のまわりの余白部をなすパネル10は、図2に示すパネルベース13と、この前面側にこれを覆うように重ね合わせて設けられた透光性部材である透光性プレート12とから構成される。パネルベース13は、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂等で形成され、反射率の高い銀色で表面塗装される。また、透光性プレート12は、透明なポリカーボネイト樹脂やアクリル樹脂等で形成される。
尚、図2を見易くするため、図2において、加飾リング10cを省略した。
ダイヤルノブ4の先端部(操作部)は、パネル10に形成された開口10aを貫通してパネル10の前面側(図2の矢印が示す上側)へ突出する。
ダイヤルノブ4の背後側(図2の矢印が示す下側)には、空調の温度設定を行うダイヤルスイッチ42が設けられ、ダイヤルノブ4は、ダイヤルスイッチ42から延出するダイヤルシャフト41の先端に固定される。これにより、ダイヤルノブ4の回転操作は、ダイヤルシャフト41を介してダイヤルスイッチ42に伝達され、空調の温度設定が行われる。
各操作ノブ2は、パネル10に形成された開口10bを貫通してパネル10の前面側(図2の矢印が示す上側)へ突出する。具体的に、操作ノブ2は、パネルベース13の第1開口13aと透光性プレート12の開口12aとを貫通してパネル10の前面側(図3の矢印が示す上側)へ突出する。即ち、パネル10の開口10bは、パネルベース13の第1開口13aと透光性プレート12の開口12aとから構成される。
ABS樹脂等で形成された各操作ノブ2の背後側には、各操作を行う操作スイッチ24が設けられ、操作ノブ2の延出部23は、操作ノブ2を下方へ押すと操作スイッチ24が操作されるように設けられる。
また、各操作ノブ2の背後側には、操作が行われていることを知らせるための発光ダイオード22が設けられ、操作スイッチ24が操作されると点灯するように構成される。透明なアクリル樹脂等で形成された導光部材21は、操作ノブ2の中央部を貫通して設けられ、発光ダイオード33からの光を導いてその先端側が発光表示される。
以下、本発明の特徴である操作表示部3の周辺の構造を詳細に説明する。
操作表示部3は、マーク31が前面に形成された拡散部材32と、拡散部材32の背後に配置された光源である発光ダイオード33とから構成される。拡散部材32は、図2と図3に示すように、パネルベース13の第2開口13bを貫通して、透光性プレート12の凹部12cに潜り込むように配置される。
拡散部材32は、透明なアクリル樹脂などに光拡散用微粉末を混入させて形成したものであり、いわゆる乳白色の色調(明度、色相、彩度)を有する。拡散部材32は、発光ダイオード33が発した光の一部を透過させ且つその残部を拡散させるものである。
拡散部材32は、発光ダイオード33が発した光の一部により透過照明されると共に、自身の拡散光により、操作ノブ2の側面を、透光性プレート12を通して照明する。この際、拡散部材32は、自身の拡散光により、透光性プレート12も、面発光照明させる。即ち、発光ダイオード33が発した光は、拡散部材32により、操作ノブ2の側面と透光性プレート12とを間接照明する。
上述したように、図1において、ダイヤルノブ4の上側では、3つの操作表示部3が、横方向に連接して設けられる。この3つの操作表示部3として、1つの拡散部材32が形成される。ダイヤルノブ4の下側では、5つの操作表示部3が、横方向に連接して設けられるが、この場合も同様に形成される。
尚、これらの連接して設けられた複数の操作表示部3として、別体の複数の拡散部材32を形成するようにすることもできる。
透光性プレート12の裏面には、透光性部材が、拡散部材32の拡散光の少なくとも一部を操作ノブ2の側面へ反射する反射部であるシボ面12bを、形成する。シボ面12bは、微小な凹凸が形成された面であり、透光性プレート12を樹脂成型する際に同時に形成される。
リフレクタ14は、その内面が反射率の高い白色等で形成され、発光ダイオード33からの光を拡散部材32へ導くものである。リフレクタ14の下側には、操作パネル1の回路部を構成する回路基板7が配置される。発光ダイオード22、33、操作スイッチ24、ダイヤルスイッチ42は、回路基板7に実装される。
拡散部材32は、パネルベース13とリフレクタ14で挟むことによりパネルベース13に対して固定する。この固定方法の代わりに、拡散部材32を、パネルベース13に対して引っ掛けや熱カシメや接着等により固定することができる。また、パネルベース13とリフレクタ14を、樹脂成型により一体的に形成することができる。
以上説明した本実施形態による操作パネル1の電気回路構成について、図4に基づいて説明する。
マイクロコンピュータ等から構成される制御装置15には、バッテリ19から電力が常時供給され、イグニッションスイッチ18がその操作ポジション(オフポジション、オンポジション)を検出可能に接続される。
制御装置15には、ライトコントロールスイッチ17がその操作ポジション(オフポジション、スモール・ヘッドランプポジション)を検出可能に接続される。オフポジションでは、車幅灯と尾灯と前照灯が全て消灯され、スモール・ヘッドランプランプポジションでは、車幅灯と尾灯のみ点灯されるかまたは車幅灯と尾灯と前照灯が全て点灯されている。
また、制御装置15には、発光ダイオード22、33が接続され、操作スイッチ24とダイヤルスイッチ42等が、それらの操作信号を入力可能に接続される。空調装置16は、操作スイッチ24とダイヤルスイッチ42等からの操作信号に応じて制御装置15によって制御されるように制御装置15に接続される。
(作動)
上述したように構成された本発明の一実施形態による操作パネル1の作動について説明する。
イグニッションスイッチ18がオンされると、図4において、制御装置15は、それを検出して作動を開始する。即ち、制御装置15は、操作スイッチ24とダイヤルスイッチ42からの操作信号に基づき、空調装置16を制御する。
昼間等の当該自動車の周囲が明るい時は、ライトコントロールスイッチ17は、オフポションに操作されて、車幅灯と尾灯と前照灯が全て消灯されている。このオフポションで、制御装置15は、発光ダイオード33を消灯させている。
一方、夕暮時等の当該自動車の周囲が薄暗い時または夜間等の当該自動車の周囲が暗い時では、ライトコントロールスイッチ17はスモール・ヘッドランプポジションに操作されて、車幅灯と尾灯のみ点灯されるかまたは車幅灯と尾灯と前照灯が全て点灯される。
このスモール・ヘッドランプポジションで、制御装置15は、発光ダイオード33を点灯させる。
以下、発光ダイオード33を点灯している際の、操作表示部3の周辺の視認状態について説明する。
発光ダイオード33が発した光は、図2と図3に示すように、光路Pに従って、リフレクタ14により拡散部材32内へ導かれる。拡散部材32は、拡散部材32内へ導かれた光の一部である光路P1の光により透過照明されて、マーク31を表示する。即ち、発光ダイオード33が発した光は、拡散部材32を直接照明(透過照明)する。これにより、安定した輝度が得られる直接透過光によりマーク31が表示されるため、マーク31の視認性を確実に確保できる。
一方、拡散部材32内へ導かれた光の残部を拡散し、光路P2、P12の拡散光は、透光性プレート12を通して操作ノブ2の側面に導かれる。具体的に、光路P2の拡散光は、透光性プレート12を通して操作ノブ2の側面に導かれるが、光路P1の拡散光は、透光性プレート12のシボ面12bで反射して、光路P12の拡散光として操作ノブ2の側面に導かれる。光路P2、P12の拡散光は、光路P13に従って操作ノブ2の側面で反射して、これを照明する。
即ち、発光ダイオード33が発した光は、拡散部材32により、操作ノブ2の側面を間接照明する。これにより、操作ノブ2の輪郭が強調され、操作ノブ2の視認性が確保される。
この結果、夜間などにおいて、一つの発光ダイオード33によりマーク31を視認させつつ操作ノブ2の視認性を確保できる。
尚、図3において、光路P13の光は、操作ノブ2の側面からの反射光として説明したが、透光性プレート12の開口12aの内側面からの反射光も含む。
また、光路P1の拡散光の一部は、透光性プレート12のシボ面12bで反射して、光路P11の拡散光として透光性プレート12の前面へ導かれる。これにより、透光性プレート12も、面発光照明される。即ち、図1において、パネル10は、各操作表示部3のまわりで面発光照明される。これに加えて、パネル10は、透光性プレート12により見た目に透明感や奥行き感を演出できるため、操作パネル1の見映えを向上させることができる。
尚、光路P11、P12の拡散光は、透光性プレート12のシボ面12bからの反射光として説明したが、パネルベース13の前面(図3の矢印が示す上側の面)からの反射光も含む。
一方、操作ノブ2を下側に押すと(即ち、操作すると)、操作スイッチ24が操作ノブ2の延出部23により下側に押されてオンする。これにより、空調装置16においてマーク31が示す操作内容が作動する。このとき、発光ダイオード22が点灯し、発光ダイオード22が発した光は、光路Qに従って導光部材21に導かれ、その先端側が発光表示される。これにより、マーク31が示す操作内容が作動していることを、視認者に知らせることができる。
以上説明した本発明の一実施形態による操作パネル1は、所定の装置である空調装置16を操作する操作ノブ2と、操作ノブ2と隣接して配置され且つ操作ノブ2の操作内容を示すマーク31を表示する操作表示部3とを備え、操作表示部3が、マーク31が形成された拡散部材32と、拡散部材32の背後に配置された光源である発光ダイオード33とを備え、拡散部材32が、発光ダイオード33が発した光の一部により透過照明されてマーク31を表示すると共に、この光の残部を拡散し、この拡散光により、操作ノブ2の側面を照明する。
これにより、一つの光源によりマーク31を視認させつつ操作ノブ2の視認性を確保できる。
(変形例)
図5は、図3の第1変形例を示す断面図である。
第1変形例では、上述した図3に示す例と異なり、図5に示すように、マーク31を拡散部材32上でなくて透光性プレート12上に形成する。
第1変形例でも、上述の効果を得ることができる。
図6は、図3の第2変形例を示す断面図である。
上述した図3に示す例では、拡散部材32は、図3に示すように、透光性プレート12の凹部12cに潜り込むように配置され、拡散部材32の前面が、透光性プレート12によりカバーされている。
これに対して、第2変形例では、図6に示すように、透光性プレート12の凹部12cを開口12cとして形成し、拡散部材32の前面を開口12cから露出させている。即ち、拡散部材32の前面が、透光性プレート12によりカバーされていない。
第2変形例でも、上述の効果を得ることができる。
尚、拡散部材32の色調(明度、色相、彩度)を、無彩色(白色や灰色の色相を有さない色)に限る必要はなく、有彩色(赤色や黄色等の色相を有する色)とすることができる。これにより、操作パネル1の見映えをより向上することができる。
また、透光性プレート12のシボ面12bの代わりに、反射層を形成することができる。
また、透光性プレート12を、無色透明に限る必要はなく、透光性を有する有彩色とすることができる。これにより、操作パネル1の見映えをより向上することができる。
また、透光性プレート12を、その内部に導かれた光を拡散する性質を有するものとすることができる。これにより、透光性プレート12の照明強度を向上できるため、透光性プレート12と操作ノブ2とのコントラストがより強調され、操作ノブ2の視認性をより確保できる。
また、パネルベース13を、銀色の代わりに白色とすることができる。パネルベース13の前面の反射効率が高ければ、銀色の代わりに白色やその他の色調とすることができる。これにより、上述の効果を得ることができる。
また、パネルベース13の色調を、無彩色に限る必要はなく、有彩色とすることができる。これにより、操作パネル1の見映えをより向上することができる。
また、発光ダイオード33の点灯を、ライトコントロールスイッチ17に連動させる必要はなく、イグニッションスイッチ18がオンされると、発光ダイオード33を点灯させる様にする自発光操作パネルとすることができる。
また、透光性プレート12を、操作ノブ2の側面と拡散部材32の側面との間に配置することに限る必要がない。即ち、拡散部材32の拡散光が、操作ノブ2の側面を、直接的に(透光性プレート12を通さないで)照明する構成とすることが可能である。
また、操作パネル1を、車両用に限る必要はない。
以上、本発明による計器用表示板の特徴は、所定の装置を操作する操作ノブと、操作ノブと隣接して配置され且つ操作ノブの操作内容を示すマークを表示する操作表示部とを備え、操作表示部が、マークが形成された拡散部材と、拡散部材の背後に配置された光源とを備え、拡散部材が、光源が発した光の一部により透過照明されてマークを表示すると共に、この光の残部を拡散し、この拡散光により、操作ノブの側面を照明することである。
この特徴を満足する限り、上述の例に限らないで、種々の変形例が考えられる。
図1は、本発明の一実施形態による操作パネル1の平面図である。 図2は、図1中のII−II線断面図である。 図3は、図2中のIII部の拡大断面図である。 図4は、図1に示す操作パネル1の電気回路構成を説明する回路構成図である。 図5は、図3の第1変形例を示す断面図である。 図6は、図3の第2変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 操作パネル、2 操作ノブ、21 導光部材
22 発光ダイオード、23 延出部、24 操作スイッチ
3 操作表示部、31 マーク、32 拡散部材、33 発光ダイオード(光源)
4 ダイヤルノブ、41 ダイヤルシャフト、42 ダイヤルスイッチ
5 表示装置、61 シートベルト表示部、62 ハザードランプスイッチ
7 回路基板、10 パネル、10a 開口、10b 開口、10c 加飾リング
11 ブラックパネル部
12 透光性プレート(透光性部材)、12a 開口
12b シボ面(反射部)、12c 凹部(開口)
13 パネルベース、13a 第1開口、13b 第2開口、14 リフレクタ
15 制御装置、16 空調装置(装置)、17 ライトコントロールスイッチ
18 イグニッションスイッチ、19 バッテリ

Claims (11)

  1. 所定の装置を操作する操作ノブと、
    前記操作ノブと隣接して配置され且つ該操作ノブの操作内容を示すマークを表示する操作表示部とを備え、
    前記操作表示部は、前記マークが形成された拡散部材と、該拡散部材の背後に配置された光源とを備え、
    前記拡散部材は、前記光源が発した光の一部により透過照明されて前記マークを表示すると共に、該光の残部を拡散し、この拡散光により、前記操作ノブの側面を照明し、
    前記操作ノブの前記側面と前記拡散部材の側面との間に配置された透光性部材を備え、
    前記拡散部材は、自身の前記拡散光により、前記透光性部材を照明すると共に、前記操作ノブの前記側面を該透光性部材を通して照明することを特徴とする操作パネル。
  2. 前記拡散部材は、無彩色または有彩色の色調を有することを特徴とする請求項1に記載の操作パネル。
  3. 前記透光性部材は、前記拡散部材の前記拡散光の少なくとも一部を前記操作ノブの前記側面へ反射する反射部を、裏面側に有することを特徴とする請求項1または2に記載の操作パネル。
  4. 前記透光性部材は、前記拡散部材の前面をカバーするように形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の操作パネル。
  5. 前記透光性部材は、無彩色と有彩色の一方の色調を有することを特徴とする請求項ないし請求項のいずれか一項に記載の操作パネル。
  6. 前記透光性部材は、無色透明であることを特徴とする請求項ないし請求項のいずれか一項に記載の操作パネル。
  7. 前記透光性部材は、その内部に導かれた光を拡散する性質を有することを特徴とする請求項ないし請求項のいずれか一項に記載の操作パネル。
  8. 前記マークは、前記拡散部材の前面に形成され、
    前記透光性部材は、操作パネルの前面側に形成された透光性プレートであり、
    前記透光性部材の背後に配置されたパネルベースを備え、
    前記操作ノブは、前記パネルベースの第1開口と前記透光性部材の開口とを貫通するように配置され、
    前記拡散部材は、前記パネルベースの第2開口を貫通するように配置され、
    前記パネルベースは、自身の前面に反射部を有し、
    前記反射部は、前記拡散部材の前記拡散光の少なくとも一部を、前記透光性部材を通して前記操作ノブの前記側面に反射することを特徴とする請求項ないし請求項のいずれか一項に記載の操作パネル。
  9. 前記拡散部材は、前記パネルベースに固定されていることを特徴とする請求項に記載の操作パネル。
  10. 前記パネルベースの前記反射部は、銀色の反射面または白色の反射面で構成されることを特徴とする請求項または請求項に記載の操作パネル。
  11. 前記パネルベースの前記反射部は、有彩色の反射面であることを特徴とする請求項または請求項に記載の操作パネル。
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