JP2003011038A - センサ付き直動装置 - Google Patents

センサ付き直動装置

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JP2003011038A
JP2003011038A JP2001199698A JP2001199698A JP2003011038A JP 2003011038 A JP2003011038 A JP 2003011038A JP 2001199698 A JP2001199698 A JP 2001199698A JP 2001199698 A JP2001199698 A JP 2001199698A JP 2003011038 A JP2003011038 A JP 2003011038A
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linear motion
detection unit
motion device
movable body
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Yoshio Shoda
義雄 正田
Hiromasa Fukuyama
寛正 福山
Shigeru Endo
茂 遠藤
Takeshi Takizawa
岳史 滝澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、直動装置の外部に信号ケーブルを使
用することによる煩わしさを伴うことなく直動装置の作
動状況を監視可能なセンサを備えたセンサ付き直動装置
を提供する。 【解決手段】リニアガイド(直動装置)のベアリング
(可動体)10にセンサ5を取り付ける。このセンサ5
に、振動や温度を検出する検出部21と、この検出部2
1によって検出された信号に基づいて発信装置23を制
御する制御回路部22と、電源24を備える。また、所
定の時間間隔毎に、発信装置23から電波Rを発信し、
リニアガイドと離して別途設けた受信装置でこの電波R
を受信することで、センサ5が正常に機能していること
を確認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業機械、工作機
械などの直線移動軸に設けられるボールネジやリニアガ
イドなどの直動装置であって、特に振動または温度を検
出するセンサ付き直動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】直動装置には、ボールねじと、リニアガ
イドがある。ボールねじは、螺旋状に第1の軌道溝が形
成された案内軸としてのねじ軸と、第1の軌道溝に対向
して螺旋状に第2の軌道溝が形成された可動体としての
ナットとを備えている。対向する軌道溝の間には、転動
体であるボールがそれぞれの軌道溝と転接して複数装填
されている。したがって、ねじ軸が回転することでねじ
軸の軸線方向にナットを円滑に移動させる。
【0003】また、リニアガイドは、案内軸としてのレ
ールと可動体としてのベアリングを備えている。レール
の両側面に形成された直線状の第1の軌道溝と、この第
1の軌道溝に対向してベアリングに形成された第2の軌
道溝との間には、複数の転動体が装填され、レールの軸
線方向にベアリングを円滑に移動可能としている。
【0004】これらの直動装置は、案内軸に沿って可動
体が滑らかに動くとともに、がたつきが少ないことか
ら、工作機械や産業機械などの直線移動をする軸に用い
られ、特に、電子部品などを製造する精密機械に多用さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの直動装置は、
転動体と軌道溝が転接して転接面が繰り返し押圧され、
部材の繰返し疲労による寿命から転接面が剥離すること
や、転動体と軌道溝の間に異物が介在することで、作動
不良が生じる場合がある。大量生産をする製造装置など
の直動装置に作動不良が生じると、製品の仕上がり精度
のばらつきが大きくなったり、場合によっては不良品を
生じさせてしまう。そこで、直動装置の作動状況を監視
し、作動不良の徴候を把握するため、直動装置の振動や
温度などを計測することが重要である。
【0006】しかしながら、監視の対象となる直動装置
の可動体にセンサの検出部を取り付けて、その出力用の
ケーブルを直動装置から離れた位置にある監視装置まで
取り回すと、可動体は案内軸に沿って繰り返し移動する
ため、ケーブルが断線する恐れがある。
【0007】また、直動装置に生じる振動や温度など
は、可動体であるナットやベアリングの移動速度に依存
する。したがって、その速度に応じた振動や温度の評価
をする必要がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、直動装置の外部
に信号ケーブルを使用することによる煩わしさを伴うこ
となく直動装置の作動状況を監視可能なセンサを備えた
センサ付き直動装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、案内軸と、こ
の案内軸に沿って移動する可動体とを備えた直動装置に
おいて、振動と温度の内の少なくとも一方を検出する検
出部と、この検出部の出力をワイヤレスで発信する発信
装置と、検出部と発信装置に電力を供給する電源とを可
動体に備える。
【0010】または、案内軸と、この案内軸に沿って移
動する複数の可動体と、複数の可動体を一体に連結する
スライド体とをそれぞれ備えた直動装置において、振動
と温度の内の少なくとも一方を検出する検出部を前記可
動体に備え、検出部の出力をワイヤレスで発信する発信
装置と、検出部と発信装置に電力を供給する電源とをス
ライド体にそれぞれ備える。
【0011】また、可動体の移動速度を検出する速度検
出部を備える。
【0012】また、発信装置が発信した信号を受信する
受信部を直動装置と離して設ける。
【0013】さらに、所定の時間ごとに発信した一定の
信号を直動装置と離れた位置に設けた受信部で受信し、
センサが正常に機能していることを確認する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態につい
て、図1から図8を参照して説明する。図1に示すスラ
イドテーブル1は、直動装置の一例であるボールねじ2
とリニアガイド3をスライド体であるテーブル4の下に
備えている。このボールねじ2とリニアガイド3は、そ
れぞれが個別に独立したセンサ付き直動装置であって、
振動や温度を検出して電波など使用してワイヤレスで信
号を送信するセンサ5(図6参照)を備える。
【0015】ボールねじ2の案内軸であるねじ軸6と、
リニアガイド3の案内軸であるレール7は、それぞれの
軸線方向が平行になるようにベース8に固定されてい
る。また、図2に示すようにボールねじ2の可動体であ
るナット9と、リニアガイド3の可動体であるベアリン
グ10は、テーブル4の下面に固定されている。
【0016】図1のセンサ付きボールねじ2の断面を図
3に示す。図3に示すボールねじ2は、ねじ軸6と、こ
のねじ軸6が挿通されたナット9と、振動や温度などを
検出して電波Rを発信するセンサ5とを備えている。ね
じ軸6は、その外面にねじ溝11が螺旋状に形成されて
おり、ベース8に固定された軸受12に両端部が回転自
在に支持されている。ナット9には、ねじ溝11と対向
する軌道溝13が形成されている。ねじ溝11と軌道溝
13の間には、それぞれに転接する多数の転動体14
が、チューブ15を通って循環するように隙間なく装填
されている。このナット9は、センサ5が取り付けられ
たセンサ取付板16とともに、このナット9の片側に形
成されたフランジ17によってブラケット18に固定さ
れている。ブラケット18は、テーブル4の下面に取り
付けられている。
【0017】センサ取付板16は、図4に示すようにナ
ット9のフランジ17の形状に合わせた円板形状をして
おり、外縁には、取付ボルトなどを通すための穴19が
フランジ17と同じ位置に開けられている。センサ取付
板16の一部には、フランジ17と密着する側から板厚
方向に窪んだ凹部20が設けられている。図4(A)に
示すように、この凹部20には、凹部20から突出しな
いようにセンサ5が取り付けられている。また、図4
(B)に示すようにセンサ5は、振動や温度を検出する
検出部21と、電波を送信する発信装置23と、発信装
置23を制御する制御回路部22と、電力を供給する例
えばボタン状の電池の電源24を備えている。なお、セ
ンサ5は、直接ナット9の一部に取り付けてもよい。ま
た、凹部20の開口は、フランジ17と密着しない側で
もよいが、図3のように開口をフランジ17に密着する
側とすることで、センサ5が保護されるのでよい。さら
に、センサ取付板16によってセンサ5を取り付けるこ
とで、既存のボールねじにも取り付けることができるの
でよい。
【0018】図1のセンサ付きリニアガイド3の側面を
図5に示す。図5に示すリニアガイド3は、レール7
と、このレール7に沿って移動するベアリング10と、
振動や温度を検出して電波Rを送信するセンサ5を備え
ている。レール7の両側面には、それぞれ直線状のレー
ル溝31が図6に示すように上下2本ずつ形成されてい
る。ベアリング10は、レール7の一方の側面の下側の
レール溝31からもう一方の側面の下側のレール溝31
までの上半分を覆うように形成されており、それぞれの
レール溝31に対向する軌道溝32を備えている。レー
ル溝31と軌道溝32の間には、それぞれの溝に転接す
る多数の転動体33が、ベアリング10の中に設けられ
た転動体返還路34を通って循環するように、隙間なく
装填されている。ベアリング10の上面は、テーブル4
に固定されている。
【0019】また、ベアリング10の側面には、センサ
5が取り付けられたセンサ取付板35が取付られてい
る。このセンサ取付板35には、ベアリング10と密着
する側に板厚方向に窪んだ凹部36が設けられている。
この凹部36には、凹部36から突出しないようにセン
サ5が取り付けられている。このセンサ5は、センサ付
きボールねじ2に取り付けられているセンサ5と同じ
く、振動や温度を検出する検出部21と、電波を送信す
る発信装置23と、発信装置23を制御する制御回路部
22と、電力を供給する電源24を備えている。なお、
センサ5は、直接ベアリング10の外側面や移動方向端
面に取り付けてもよいが、センサ取付板35の凹部36
に取り付けることで、センサ5を保護できるのでよい。
【0020】以上のようにセンサ付きボールねじ2とリ
ニアガイド3を備えたスライドテーブル1は、リニアガ
イド3に荷重を支えられるとともに、ボールねじ2のね
じ軸6が回転することによって、滑らかにレール7に沿
って移動する。
【0021】次に、ボールねじ2とリニアガイド3に取
り付けられたセンサ5の機能について図7、図8を参照
して説明する。図7のブロック図で示すようにセンサ5
の検出部21は、加速度センサ41と温度センサ42の
両方を備えている。加速度センサ41は、例えば振動に
よる加速度の変化に応じて電位差を生じる圧電素子など
からなる。一方、温度センサ42は、例えば温度変化に
よって電気抵抗値が変化するサーミスタなどからなる。
なお、用途に応じて、加速度センサ41か温度センサ4
2のどちらか一方を備えた検出部21としてもよい。
【0022】また、検出部21は加速度センサ41や温
度センサ42によって検出される信号を出力する出力回
路部43を備えている。出力回路部43によって出力さ
れた信号は、制御回路部22に送られる。制御回路部2
2は、比較回路部44と自己保持回路部45とスイッチ
制御部46を備えている。比較回路部44は、出力回路
部43から出力された信号と所定の閾値とを比較し、信
号が閾値を超えた場合に自己保持回路部45に信号を出
力する。自己保持回路部45は、比較回路部44からの
信号を受けて、一定時間の信号をスイッチ制御部46に
出力する。スイッチ制御部46は、タイマ47を備えて
おり、所定の接続時間の間、発信装置23の発信回路に
通電するスイッチ48を接続する。
【0023】すなわち、検出部21によって振動や温度
などの閾値を超える信号が検出されると、制御回路部2
2がスイッチ48を接続し、発信装置23によって電波
(出力)Rが送信される。そして、この電波Rは、セン
サ5が取り付けられたボールねじ2やリニアガイド3と
離れた位置に設けた受信部である受信装置49で受信さ
れる。したがって、センサ5で検出した信号を信号ケー
ブルで取り回す必要がないため、信号線が断線したり、
信号ケーブルを取り回したりすることによる煩わしさが
ない。
【0024】また、図8のブロック図に示すように、移
動速度を検出する速度検出部50を備えたセンサ51と
することもできる。この速度検出部50は、例えばねじ
軸6に取り付けられるロータリーエンコーダから回転角
情報を得るか、例えばテーブル4やベアリング10とレ
ール7の間に設けられるリニアエンコーダから位置情報
を得ることで、テーブル4と一体に固定されているナッ
ト9やベアリング10の速度信号を出力する。この速度
信号は、センサ51の比較回路52に取り込まれる。こ
の比較回路52は、図7のブロック図で示した比較回路
44の機能のほか、速度信号を処理する機能を備えてい
る。
【0025】加速度センサ41や温度センサ42によっ
て検出された振動や温度の信号は、同時に速度検出部5
0から比較回路52に取り込まれた速度信号をもとに、
予め設定された振動や温度のその速度における閾値と比
較される。すなわちナット9やベアリング10の移動速
度を加味することで、ボールねじ2やリニアガイド3の
作動状況をより正確に評価可能としている。そして、閾
値を超える場合は、図7のブロック図と同様に、発信装
置23から受信装置49に向けて電波Rが送信される。
【0026】したがって、この電波Rを受信装置49で
常にモニタリングし、別途設けられる報知手段によって
電波Rが受信されたことを報知することで、ボールねじ
2やリニアガイド3の作動状況をいち早く知ることが可
能である。また、この受信装置49は、発信装置23が
送信する電波Rを受信可能に別途用意された受信装置で
もよいし、発信装置23が送信する電波Rに対応した専
用の受信装置とすると、受信装置49が簡素化されるの
で良い。
【0027】また、図7及び図8において、センサ5,
51は、タイマ47を含むスイッチ制御部46と発信装
置23及び受信装置49によって、構成されるセンサ機
能確認手段を備える。このセンサ機能確認手段は、タイ
マ47によって設定された所定の時間、例えば24時間
毎にスイッチ制御部46が一定時間スイッチ48を接続
し、一定時間発信装置23によって電波Rを送信する。
このとき送信される電波Rは、加速度センサ41や温度
センサ42の出力が閾値を超えたときに発信される電波
Rと識別できるようにするとなおよい。
【0028】したがって、センサ5,51は、検出部2
1によって閾値を超える信号が検出されない場合におい
ても、タイマ47によって設定された時間間隔ごとに定
期的に電波Rが発信される。すなわち、センサ5,51
が正常に機能しているときは、電波Rが所定の時間間隔
毎に発信され、センサ付き直動装置(ボールねじ2、リ
ニアガイド3)と離れた位置に設けられた受信装置で受
信される。所定の時間が経っても電波Rが受信されなく
なったとき、受信装置49に別途設けた報知手段で電波
Rが受信されなかったことを報知する。つまり、所定の
時間間隔毎に電波Rが受信されることで、センサ5,5
1が電池切れや故障などで機能不全を起こしていないこ
と、すなわちセンサ5,51が正常に機能していること
を確認することができる。
【0029】発信装置23は、センサ5,51によって
検出された振動や温度が予め設定された閾値を超えた場
合か、センサ機能確認手段によって定期的に出力される
場合に、スイッチ制御部46によって通電されて電波R
を発信するので、消費電力は極めて少ない。また、出力
回路部43、比較回路部44、自己保持回路部45、ス
イッチ制御部46をそれぞれ、あるいは、まとめて集積
回路化して消費電力の小さいものを適用するとさらに電
源を長持させることができる。
【0030】なお、これらのセンサ5,51を構成する
検出部21や各回路部、及び電源24は、それぞれ個別
に電線で接続し、絶縁してナット9やベアリング10に
取り付けてもよいし、それぞれフレキシブルプリント基
板(Flexible printed circuit)に実装してユニット化し
たセンサユニットとすると、接着固定する際に取り扱い
が便利になるのでよい。また、本実施形態で示すセンサ
5,51は、本発明の一例に過ぎず、図7や図8で示す
ブロック図の構成に限定されるものではない。また、本
実施形態では、信号が閾値を超えたときに、電波Rが送
信される構成について説明したが、加速度センサや温度
センサで測定した測定値を電波Rで直接送信してもよ
い。
【0031】次に、第2の実施形態について、図9を参
照して説明する。なお、第1の実施形態と同じ構成に付
いては、第1の実施形態と同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0032】図9(A)に示すスライドテーブル61
は、ボールねじ62と、リニアガイド63をテーブル4
の下面に備えている。このボールねじ62のナット9と
リニアガイド63のベアリング10は、それぞれテーブ
ル4の下面に固定されており、一体に移動する。ナット
9とベアリング10には、振動や温度を検出する検出部
21がそれぞれ取り付けられている。また、図9(B)
に示すように制御回路部22及び発信装置23は、電源
24とともにテーブル4の側面に設けられた凹部64か
ら突出しないように収納されている。各検出部21と、
凹部64に収納された電源24や制御回路部23とは、
テーブル4の裏面に配線された電線Wで接続されてい
る。
【0033】すなわち、スライドテーブル61は、複数
の可動体(ナット9、ベアリング10)を一体に連結す
るスライド体(テーブル4)を備え、センサ5,または
51の検出部21を各可動体に取り付け、制御回路部2
2と発信装置23と電源24をスライド体4に取り付け
たセンサ付き直動装置である。
【0034】各検出部21は、ナット9やベアリング1
0に直接取り付けてもよいし、第1の実施形態で説明し
たセンサ取付板16,35を利用して取り付けると、取
り付け作業性がよく、既存の装置にも容易に取り付ける
ことができる。また、制御回路部22と発信装置23及
び電源24をテーブル4に統合して一つ設けているの
で、より構成が簡単であるとともに、複数の検出部21
のそれぞれに閾値を設定したり、各検出部21の信号の
合計に閾値を設定したりすることが可能となる。さら
に、テーブル4の側面に電池などの電源24が取り付け
られているので、取替えが容易である。
【0035】なお、ワイヤレスで信号を送信する方法と
して、電波の代わりに赤外線などの光や、超音波などを
使用してもよい。このとき、送信装置及び受信部は、そ
れぞれ、赤外線などの光や超音波などに対応したものと
する。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、直動装置の外部に信号
ケーブルを使用することによる煩わしさを伴うことな
く、直動装置の作動状況を監視可能なセンサ付き直動装
置を提供できる。また、速度検出部を備えた発明によれ
ば、速度信号に応じた閾値を設定することで、より適切
な振動や温度の評価が可能となる。さらに、発信装置を
所定の時間間隔毎に一定の信号を発信させる発明によれ
ば、センサが正常に機能していることを容易に確認する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のセンサ付き直動装置
を備えたスライドテーブルを示す上面図。
【図2】図1中のF2−F2で示すスライドテーブルの
断面図。
【図3】図2中のF3−F3で示すセンサ付きボールねじ
の断面図。
【図4】(A)は、図3のボールねじに取り付けられて
いるセンサ取付板の断面図。(B)は、図3のボールね
じに取り付けられているセンサ取付板の正面図。
【図5】図1のスライドテーブルに取り付けられている
センサ付きリニアガイドの側面図。
【図6】図5のセンサ付きリニアガイドを一部切り欠い
て示す正面図。
【図7】図3に示すセンサ付きボールねじのセンサ、及
び図5に示すセンサ付きリニアガイドのセンサのブロッ
ク図。
【図8】図7のセンサに速度検出部を備えたセンサのブ
ロック図。
【図9】(A)は、第2の実施形態のセンサ付き直動装
置を示す上面図。(B)は、図9(A)のセンサ付き直
動装置の側面図
【符号の説明】
2…ボールねじ(センサ付き直動装置) 3…リニアガイド(センサ付き直動装置) 4…テーブル(スライド体) 5,51…センサ 6…ねじ軸(案内軸) 7…レール(案内軸) 9…ナット(可動体) 10…ベアリング(可動体) 21…検出部 23…発信装置 24…電源 46…スイッチ制御部(センサ機能確認手段) 47…タイマ(センサ機能確認手段) 49…受信装置(受信部) 50…速度検出部 61…スライドテーブル(センサ付き直動装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 茂 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 (72)発明者 滝澤 岳史 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 Fターム(参考) 3C029 EE03 3J062 AA21 AB22 AC07 BA11 BA14 CD04 CD22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】案内軸と、この案内軸に沿って移動する可
    動体とを備えた直動装置において、 振動と温度の内の少なくとも一方を検出する検出部と、
    この検出部の出力をワイヤレスで発信する発信装置と、
    前記検出部と前記発信装置に電力を供給する電源とを前
    記可動体に備えたことを特徴とするセンサ付き直動装
    置。
  2. 【請求項2】案内軸と、この案内軸に沿って移動する複
    数の可動体と、複数の前記可動体を一体に連結するスラ
    イド体とをそれぞれ備えた直動装置において、 振動と温度の内の少なくとも一方を検出する検出部を前
    記可動体に備え、 前記検出部の出力をワイヤレスで発信する発信装置と、
    前記検出部と前記発信装置に電力を供給する電源とを前
    記スライド体にそれぞれ備えることを特徴とするセンサ
    付き直動装置。
  3. 【請求項3】前記可動体または前記スライド体の移動速
    度を検出する速度検出部を備えることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載のセンサ付き直動装置。
  4. 【請求項4】前記発信装置が送信した信号を受信する受
    信部を前記直動装置と離して設けることを特徴とする請
    求項1から請求項3の内のいずれか1項に記載のセンサ
    付き直動装置。
  5. 【請求項5】前記発信装置が所定の時間ごとに一定の信
    号を発信し、この信号を前記受信部で受信することで、
    前記センサが機能していることを確認することを特徴と
    する請求項4に記載のセンサ付き直動装置。
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