JP2002206528A - センサ付き転がり軸受 - Google Patents

センサ付き転がり軸受

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JP2002206528A
JP2002206528A JP2001007792A JP2001007792A JP2002206528A JP 2002206528 A JP2002206528 A JP 2002206528A JP 2001007792 A JP2001007792 A JP 2001007792A JP 2001007792 A JP2001007792 A JP 2001007792A JP 2002206528 A JP2002206528 A JP 2002206528A
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sensor
bearing
rolling bearing
shield
circuit
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JP2001007792A
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Takeshi Takizawa
岳史 滝澤
Shigeru Endo
茂 遠藤
Hiromasa Fukuyama
寛正 福山
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C41/00Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
    • F16C41/004Electro-dynamic machines, e.g. motors, generators, actuators

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、例えば軸受ハウジングなどの軸受取
り付け部に特別な加工を施す必要がなく、かつ、既存の
設備にも容易に取り付けられるセンサ付きの軸受を提供
する 【解決手段】軌道輪の一形態である外輪2の幅方向片側
の外周縁部に環状溝10設ける。この溝10内に、検出
部15と回路部16がフレキシブルプリント基板13に
実装されたセンサ11を取り付ける。環状溝10を埋め
て設けられる合成樹脂12モールド内にセンサ11を収
容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動や温度や水分
(湿度)などを検出するセンサが取り付けられた転がり
軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】回転軸を支持する軸受は、回転軸心のず
れによって振動を生じたり、回転摩擦によって発熱した
りする。これらの振動や温度は軸受の寿命に影響する。
また、産業用機械の中には、機械加工などで水溶性の切
削用潤滑剤を使用する場合もあり、軸受部に水分を含ん
だしぶきがかかることもある。さらに、自動車、鉄道車
輌及び建設機械などの屋外で使用される装置に取り付け
られる場合は、雨が降ったり水溜りを走行するなどの場
合に、水が軸受部にかかることがある。このような軸受
部には、軌道輪と転動体の転接面を防錆するために、内
外の軌道輪に摺動嵌合する例えばゴム性の耐水シールド
を取り付けて防水措置が取られている。しかしながら、
耐水シールド付きの軸受であっても、気象の変化、特に
急激な気温の変化により、水分が耐水シールドの内側に
水蒸気となって浸入し、軌道輪と転動体の転接面に結露
を生じたりする場合もある。
【0003】よって、特に装置の内部などの点検の難し
い部分に取り付けられている軸受については、汎用品で
ある振動センサまたは温度センサ或いは湿度センサなど
を別途用意して、それを必要に応じて対象となる軸受の
外周面に取り付け、検出信号を有線で出力している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の汎用センサは、形状的に大きいため、それを取り付け
た軸受は、センサ部の大きな突出が配置上問題となりや
すく、それを考慮して軸受ハウジングにも、センサ部を
収容するための大きな加工やスペースを要する。
【0005】また、既存設備の自動化などの場合、遠隔
操作による設備の運転状況の把握は必須のものである。
そのため、既存設備の軸受にセンサを取り付け、振動や
温度や水分(湿度)などを検出するような場合に至って
は、軸受周りの大掛かりな改造が必要となることがしば
しば起こる。なお、センサを直付けせずに軸受の近くに
配置する場合には、以下の問題がる。
【0006】振動センサは主に加速度計で構成されてお
り、その検出には方向性があるため、検出対象の軸受か
ら離れた位置に取り付けるとノイズを拾ってしまう。ま
た、温度センサは、熱源から離れれば離れるほど、熱伝
導に時間がかかるとともに、他の熱源に影響され正確な
値が検出できなくなる。同様に、水分についても軸受の
シールドの内側となる軸受空間で湿度を検出しないと、
水分浸入の程度を正しく評価できない。
【0007】そこで本発明では、軸受ハウジングなどの
軸受取り付け部に特別な加工を施すことを極力少なくで
き、既存設備にも容易に取り付けられるセンサ付き転が
り軸受を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、内外の軌道輪
と転動体とを備え、検出部と回路部がフレキシブルプリ
ント基板に実装されたセンサを、前記内外いずれかの軌
道輪にその周方向に沿わせて取り付ける。または、シー
ルドを備える転がり軸受であって、検出用の回路部をフ
レキシブルプリント基板に実装して、これをシールドに
取り付ける。また、振動または温度或いは湿度の内の少
なくともいずれか一つを検出可能な検出部と回路部とを
備えたセンサの回路部を、内外いずれかの軌道輪にその
周方向に沿わせて取り付ける。このとき湿度を検出する
検出部については、前記内外の軌道輪と転動体、及びシ
ールドによって囲まれる空間内に設ける。
【0009】さらに、センサの検出部によって検出され
た信号を電波、または超音波に変換して送信できるよう
に、回路部が電波発生部、または超音波発生部を有する
構成とするとよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態について
図1(A)(B)を参照して説明する。図1に示す軸受
1は、単列深溝玉軸受である。この軸受1は、軌道輪の
一例である外輪2と内輪3とを備えている。外輪2の内
周面側中央部には外輪軌道4が凹設されており、内輪3
の外周面側中央部には内輪軌道5が凹設されている。こ
の外輪軌道4と内輪軌道5にそれぞれ転接して、転動体
の一例である複数の玉6が保持器7で周方向に等間隔に
保持されている。また、外輪2の幅方向両端部2a,2
bの内周面側には、シールド取り付け溝8a,8bが設
けられており、そこにシールド9が嵌合している。
【0011】外輪2の幅方向片側の外周縁部には、図1
(A)、(B)に示すように全周にわたる環状溝10が
設けられている。この環状溝10には、外輪2の側面2
cを延長した面より内側、かつ、外周面2dを延長した
面よりも内側になるように、また、環状溝10の底面1
0aの周方向に沿って、センサ11が配置されている。
このセンサ11は、絶縁性の部材、例えば合成樹脂12
でモールドされている。また、温度を計測する場合は、
軸受材と熱伝導性がほぼ等しい合成樹脂12を適用する
ことが好ましい。センサ11の防塵・防湿・防油性など
を向上させる保護用の合成樹脂12は環状溝10を埋め
て環状に設けられ、その側面及び外周面は、前記側面2
c及び外周面2dに面一的に連続している。
【0012】振動または、温度を検出するセンサ11
は、柔軟性のあるフレキシブルプリント基板(Flexible
Printed Circuit以下FPCとする)13に、振動や温
度などを検出する検出部15と、検出した信号を出力す
る回路部16とをなす抵抗、コンデンサ、ICなどの回
路部品14等を実装して構成されている。
【0013】本発明の第2の実施形態について図2を参
照して説明する。図2に示す軸受21は、外輪22に環
状溝を設けず、内輪23の内周縁部の全周にわたる環状
溝24を設けている。この環状溝24には、内輪23の
側面23aを延長した面よりも内側、かつ、内周面23
bを延長した面よりも外側になるように、センサ11を
環状溝24の底面24aの周方向に沿わせて配置されて
いる。このセンサ11は、絶縁性の部材、例えば合成樹
脂12でモールドされている。センサ11の防塵・防湿
・防油性などを向上させる保護用の合成樹脂12は環状
溝24を埋めて環状に設けられ、その側面及び内周面
は、前記側面23a及び内周面23bに面一的に連続し
ている。また、温度を計測する場合の合成樹脂12は、
軸受材と熱伝導性が同じになるようにすることが好まし
い。
【0014】その他の構成については第1の実施形態と
同じであるので、同一の構成要素については第1の実施
形態の該当する構成要素と同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0015】以上、第1及び第2の実施形態による軸受
1,21は、従来のセンサ付き転がり軸受と比較して外
側への突出がなくセンサ11を設けることができ、その
ため、軸受ハウジングに特別な加工を必要としないので
よい。
【0016】本発明の第3の実施形態について図3を参
照して説明する。図3に示す軸受31は、外輪2に設け
た環状溝10の底面10aに、センサ11のFPC13
を接着面としてセンサ11を直接接着固定している。ま
た、その他の構成については第1の実施形態と同じであ
るので、同一の構成要素については第1の実施形態の該
当する構成要素と同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0017】本発明の第4の実施形態について図4を参
照して説明する。図4に示す軸受41は、内輪23に設
けられた環状溝24の底面24aに、センサ11のFP
C13を接着面としてセンサ11を直接接着固定してい
る。また、その他の構成については第2の実施形態と同
じであるので、同一の構成要素については第2の実施形
態の該当する構成要素と同一の符号を付してその説明を
省略する。
【0018】以上、第3及び第4の実施形態において
も、センサ11を環状溝10または24内に配置したの
で第1及び第2の実施形態と同様に本発明の課題を解決
できる。しかも、第3及び第4の実施形態の軸受31,
41のようにセンサ11を接着固定すると、環状溝1
0,24を充填する合成樹脂をモールドするよりも簡単
であるとともに、モールド樹脂が不要で低コストであ
り、しかも、必要に応じてセンサ11を後から追加する
ことができる。
【0019】なお、第1〜第4の実施形態におけるセン
サ11の電源は、電源ケーブルによって外部から供給し
てもよいし、環状溝10,24にセンサ11とともに備
えて電力を供給すると、電源ケーブルが不要となるので
なおよい。
【0020】次に、本発明の第5の実施形態について図
5を参照して説明する。図5に示す軸受51は、外輪2
と内輪3の間に面対向発電機52を備えている。この面
対向発電機52は、コイル53と磁石54によって構成
されている。コイル53は、環状溝10に対応して外輪
2の幅方向端部2aの内周面側に設けられた溝8aに嵌
合固定したシールド9の内側(玉6に対向する面)に取
り付けられている。また、磁石54は、コイル53に対
応して配置されるように、保持プレート55に取り付け
られている。この保持プレート55は、内輪3の幅方向
端部3aの外周面側に設けられた保持プレート取り付け
用溝56に嵌合固定されている。
【0021】そして、この面対向発電機52によって発
電される電気は、センサ11に供給される。また、その
他の構成については第1の実施形態と同じであるので、
同一の構成要素については第1の実施形態の該当する構
成要素と同一の符号を付してその説明を省略する。
【0022】このように面対向発電機52を設けると、
センサ11に電気を外部から供給したり、環状溝10に
センサ11とともに電源を納めたりすることが困難な場
合でも、センサ11に電気を供給することが可能であ
る。
【0023】なお、第5の実施形態においてセンサ11
は、第1の実施形態と同様に外輪2に設けられている
が、第2の実施形態のように、内輪23に設けてもよ
い。ただし、この場合は、面対向発電機52のコイル5
3を内輪23に嵌合固定された保持プレート55に取り
付け、磁石54を外輪22に嵌合固定されたシールド9
に取り付けるものとする。また、第3及び第4の実施形
態のように、センサ11をモールドせず、接着固定して
もよい。
【0024】次に、本発明の第6の実施形態について図
6を参照して説明する。図6に示す軸受61は、固定さ
れたハウジングHに嵌合固定された外輪62の側面の一
部を切り欠いた凹部63が設けられている。この凹部6
3には、軸受61の振動や温度などの信号を検出するセ
ンサ64の検出部15が取り付けられている。この検出
部15は、外輪62の側面62aを延長した面よりも内
側、かつ、外周面62bを延長した面よりも内側になる
ように配置されている。なお、検出部15を凹部63に
取りつける方法は、第1や第2の実施形態のように絶縁
性の部材、例えば合成樹脂12でモールドして取り付け
てもよいし、第3や第4の実施形態のように、直接凹部
63の底面63aに絶縁して接着固定してもよい。ま
た、外輪62の幅方向両端部62c,62dに設けられ
たシールド取り付け溝8a,8bに嵌合されたシールド
9には、センサ64の回路部16が絶縁されて直接接着
されて取り付けられている。
【0025】センサ64は、シールド9の形状に合わせ
て円弧状に形成されたFPC65に回路部品14等を実
装して構成されており、検出部15と回路部16が一続
きのFPC65に備えられている。なお、検出部15と
回路部16とをそれぞれ独立したFPCに取り付け、配
線によって接続してもよい。また、電源は、外部から電
線によって供給してもよいし、センサ64とともにシー
ルド9上に備えると電線ケーブルが不要となるのでなお
よいし、第5の実施形態で説明した面対向発電機54を
備えてもよい。そのほかの構成については、第1の実施
形態と同じであるので、同一の構成については同一の符
号を付して、その説明を省略する。
【0026】また、センサ64の取り付け部位は、この
実施形態に限定されず、外輪が回転輪となり、内輪が固
定輪となる場合においては、内輪3の側面3aの一部を
切り欠いて凹部を設けることで対応できる。この場合
は、内輪3の幅方向端部3bにシールド取り付け用の溝
(凹部)を設け、そこにシールドを嵌合し、センサ64
を取りつけるものとする。
【0027】このように、第6の実施形態の軸受61と
すると、センサ64の検出部15を取り付ける部位を切
り欠き加工するだけでよく、軸受61を取り付けるハウ
ジングHや軸Sの加工が必要ないため、加工を最小限に
することができるセンサ付き軸受61とすることができ
る。
【0028】次に、以上の第1〜第6の実施形態におけ
る信号の取り出し方法について、図7を参照して説明す
る。固定輪となる外輪2の振動や温度などを検出する場
合、図7に示すようにハウジングHに第1の実施形態の
センサ付き転がり軸受1を取り付ける。ハウジングHは
固定されているとともに、少なくとも一端が開口されて
いる。回転軸Sは、軸受1の内輪3を挿通してこれに固
定されており、自由に回転する。固定輪、すなわち外輪
2の環状溝10にモールドによって取りつけられたセン
サ11には、電線W及び電源ケーブルEが接続されてい
る。
【0029】なお、軸受1は、第3の実施形態の軸受3
1であってもよい。また、外輪が回転輪となり、内輪が
振動や温度などの検出対象となる固定輪となる場合、第
2及び第4の実施形態で示した軸受21,41を適用
し、電線Wを接続することで、内輪23の振動や温度な
どを検出することができる。
【0030】また、第6の実施形態の軸受61の場合に
おいては、シールド9に取り付けたセンサ64の回路部
16から電線Wと電源ケーブルEを固定側となるハウジ
ングHあるいは、軸Sに沿わせて配線する。
【0031】これにより、センサ11,64の回路部1
6によって変換された信号を出力することができる。電
線Wとともに電源ケーブルEで電源(図示せず)を外部
に設けてもよいし、電源をセンサ11とともに環状溝1
0に(第6の実施形態においては、センサ64とともに
シールド9上に)備えるか、第5の実施形態の軸受51
のように、面対向発電機52を備えると、電源ケーブル
Eは不要となるので、軸受1から延出する配線の数が少
なくなりなおよい。
【0032】本発明の第7の実施形態について図8〜図
10を参照して説明する。図8に示すセンサ付き転がり
軸受71は、ハウジングHに外輪22が嵌合固定されて
おり、内輪23に回転軸Sが嵌合固定されている。ま
た、ハウジングHは、少なくとも一端が開口している。
軸受71の回転輪、すなわち内輪23の環状溝24に取
り付けられたセンサ72は、振動を検出する検出部15
と、検出した信号を電波Rに変換して送信する発信回路
部(電波発生部)73を備えている。また、環状溝24
にはセンサ72用の電源74が設けられている。
【0033】検出部15は、弾性を有する絶縁部材でで
きた図9(A)に示す検出部本体15aの可動部15c
と固定部15dとにそれぞれ相対向する導電性の電極1
5bが取り付けられたもので、所定の振動加速度を受け
ることで電極15b同士が接触するように、可動部15
cの弾性係数が設定されている。また、発信回路部73
は、図9(B)にその一例を示すようにコンデンサ73
a、コイル73b、可変抵抗器73c、可変容量ダイオ
ード73d等の回路部品14を備えており、所定の振動
加速度を受けて検出部15の電極15bが互いに接触し
た場合に、電源74から発信回路部73に流れる電流を
発振させて、それを電波として出力することができる。
【0034】また、可変抵抗器73cの抵抗値を変化さ
せて可変容量ダイオード73dに加わる逆電圧を変える
と、コンデンサ73aと可変容量ダイオード73dの合
成容量Cが変わり、この合成容量Cとコイル73bのリ
アクタンスLから求まる発振周波数を選択することが可
能である。すなわち、複数のセンサ付き転がり軸受71
を同時に使用する場合であっても、それぞれの信号を区
別して検出することが可能となる。
【0035】また、第7の実施形態においては、図10
に示すようにコンデンサ75aとコイル75bとを備え
た発信回路部75とし、コンデンサ75aの容量とコン
デンサ75bのリアクタンスを軸受71ごとに任意に設
定した固定周波数の発信回路部75とすると、発信回路
部75が小さくなるのでよい。なお、前記構成の発信回
路部73,75は、発信回路の一例であって、前記構成
の回路に限定されない。また、検出部本体15aをサー
モスタットにすることで所定の温度を検出して電波Rを
発信するセンサとすることも可能である。なお、FPC
13の形状を第6の実施形態のFPC65とすると、第
6の実施形態の軸受61に適用できる発信回路部73,
75を備えたセンサ72とすることができる。その他の
構成については第2の実施形態のセンサ付き転がり軸受
21と同じであるので、同一の構成要素については、第
2の実施形態の説明で代用する。
【0036】この第7の実施形態において、センサ72
を合成樹脂12でモールドして取り付ける代わりに、第
4の実施形態の軸受41のように、環状溝24の底面2
4aの周方向に沿わせて接着固定しても良い。また、外
輪が振動や温度などの検出対象となる回転輪となり、内
輪が固定輪となるような場合においては、第1及び第3
または第5の実施形態の軸受1,31,51のセンサ1
1(第6の実施形態の軸受61においては、センサ6
4)をセンサ72に置き換えるとともに、軸受1,31
については電源を環状溝10に(第6の実施形態におい
ては、電源をシールド9上に)備えることで、電波Rに
よって検出した信号を出力できる。なお、送信された信
号は、隔離した位置にあるアンテナ76で受信され、復
調器77を経て、関係する制御系に伝達される。
【0037】第7の実施形態の軸受71とすることで、
検出した信号を電波Rで送信するので、軸受71から延
出配線を無くすことができる。これにより、従来の軸受
と同じように取り付けるだけで、軸受の振動や温度など
を検出することができるようになる。また、本実施形態
によるセンサ付き転がり軸受71は、回転輪の振動や温
度などの検出のみならず、固定輪の振動や温度などの検
出にも適用できる。
【0038】次に、本発明の第8の実施形態について図
11を参照して説明する。図11に示す軸受81は、密
閉されたハウジングH’の内面と外輪2が嵌合固定され
ており、内輪3に回転軸Sが挿嵌固定されている。外輪
2には、環状溝10が設けられており、センサ82がそ
の底面10aの周方向に沿ってモールドされて固定され
ている。このセンサ82は、振動や温度などを検出する
検出部15と、検出した信号を超音波Uに変換して出力
する超音波出力回路(超音波発生部)83を備えてい
る。なお、FPC13の形状を第6の実施形態のFPC
65とすると、第6の実施形態の軸受61に適用できる
超音波出力回路部83を備えたセンサ82とすることが
できる。その他の構成については、第5の実施形態の軸
受51と同じであるので、同一の構成要素については、
第5の実施形態の説明で代用する。
【0039】この第8の実施形態において、面対向発電
機52の代わりに、環状溝10にセンサ82とともに電
源(図示せず)を備えてもよい。また、外輪が回転輪と
なり、内輪が振動や温度などを検出する対象となる固定
輪となる場合においては、軸受81を第2の実施形態の
センサ付き転がり軸受21とし、軸受21のセンサ11
をセンサ82とし、電源を環状溝24に備えるか、第5
の実施形態のように面対向発電機52を備えることで、
検出した振動や温度などの信号を超音波Uによって出力
することができる。なお、出力された超音波Uは、ハウ
ジングH’の外面に設けた超音波検出面に、例えば着脱
可能な超音波受信機84を密着させて超音波Uを受信
し、復調器85を経て、関係する制御系に伝達される。
【0040】このように第8の実施形態のセンサ付き転
がり軸受81とすると、軸受81がハウジングH’によ
って覆われてしまっている場合においても、センサ82
は振動や温度などの検出した信号を超音波Uで出力でき
る。
【0041】第1〜第5,第7,第8の実施形態のセン
サ11,72,82は、環状溝10,24の底面10
a,24aの周方向に沿わせてモールド、または接着固
定とし、第6の実施形態のセンサ64は、検出部15を
軌道輪にモールドまたは接着固定し、回路部16をシー
ルド9に取り付けたが、いずれの場合においても外輪及
び内輪の側面を延長した面と、外輪の外周面を延長した
面及び内輪の内周面を延長した面とによって囲まれる範
囲よりも内側に、検出部15が取り付けられているた
め、ハウジングに特別な加工をしなくてもよい。
【0042】本発明の第9の実施形態について、図12
(A)〜(F)を参照して説明する。図12の(A)〜
(F)に示すセンサ付き転がり軸受91は、外輪92と
内輪93の表面にセンサ11,64,72,82をその
FPC13,65を接着面として直接貼りつけている。
センサ11については第1の実施形態を、センサ64に
ついては第6の実施形態を、センサ72については第7
の実施形態を、センサ82については第8の実施形態を
参照するものとしその説明について省略する。このよう
にすることで従来のセンサ付き転がり軸受に比べてハウ
ジングの加工量が少ないセンサ付き転がり軸受91とす
ることが可能である。
【0043】本発明の第10の実施形態について、図1
3〜図15を参照して説明する。なお、第1〜第9の実
施形態で既に記載の構成要素と同一の構成要素について
は、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0044】図13(A)に示すセンサ付き転がり軸受
101は、外輪102、内輪103、及び好ましくは耐
水用のシールド104によって囲まれる空間Kの湿度を
検出するセンサ105を備えている。この軸受101
は、外輪102がハウジングHの開口端に内嵌して固定
リング106で固定され、内輪103が回転軸Sの外周
面に嵌合して固定されている。外輪102の側面の一部
には、図13(B)に示すように外輪102の周方向に
沿って凹部107が設けられている。
【0045】センサ105は、検出部108と回路部1
09を備えており、電源110(例えばボタン形状の電
池)から電源ケーブルEによって電力が供給されてい
る。検出部108は、外輪102と嵌合固定され、かつ
内輪103と摺接する耐水用のゴム製シールド104の
内面104a、すなわち、外輪102、内輪103、シ
ールド104によって囲まれる空間Kの内側に取り付け
られている。また、回路部109は、外輪102に設け
られた凹部107から突出しないように配置されてい
る。なお、回路部109を取り付けた凹部107を合成
樹脂でモールドしてもよい。また、第1〜第9の実施形
態のセンサ11,64,72,82のように、回路部1
09をFPCに実装してもよいし、集積回路化するとさ
らに小型化できるのでよい。
【0046】電源110は、ハウジングHの一部に設け
られた凹部111に、絶縁、かつ、防水されて内装され
ている。また、電源ケーブルEを配設可能に凹部107
から凹部111までの間のハウジングHと固定リング1
06には、溝112a,112bが設けられている。
【0047】センサ105の検出部108は、図14に
示すようにくし型の二つの電極113a,113bとこ
の電極間に設けられた吸湿性の導電体114とを絶縁体
の基板115の上に備えており、各電極113a,11
3bには、端子116a,116bが取り付けられてい
る。なお、この吸湿性の導電体114は、例えば多孔質
のセラミック、一例として燐酸カルシウムであって、薄
い膜状に塗布燒結乾燥、または真空蒸着などによって取
り付けられる。吸湿性の導電体114が空気中の水分を
吸収すると、二つの電極113a,113bの間の電気
抵抗値が変化する。よって、この検出部108の電気抵
抗値の変化を湿度の変化の信号として検出する。そこ
で、検出部108の一方の電極113aに一定電圧V
cc を印加し、接地された抵抗rをもう一方の電極11
3bに接続する。このようにすることで、検出部108
を通過した後の電圧Vが、湿度に比例する信号とし
て検出される。
【0048】また、図15に示す回路部109は、検出
部108によって検出された信号を処理する比較回路部
109aと電波発生部である発信回路部109bとを備
えている。検出部108を通過した後の電圧Vをこ
の比較回路部109aへ比較対象電圧として入力する。
また、これとは別に比較回路部109aへ基準電圧V
を入力する。検出部108が大気中の水分を吸湿
し、検出部108の導電体114の電気抵抗値が小さく
なると、電圧Vが相対的に大きくなる。また、基準
電圧Vによって予め設定された閾値と検出部108
の吸湿の度合いによって変化する電圧Vの信号とを
比較し、その信号が閾値を超える場合に、発信回路部1
09bに信号を出力するように比較回路部109aを設
定する。これにより、センサ105は、検出した湿度が
予め設定された閾値を超えたときに電波を送信する。な
お、抵抗rや基準電圧Vなどを変えることで、閾値
を変えることが可能である。前記構成の回路部109
は、検出部108の信号を閾値と比較し、外部に設けら
れる受信機(図示せず)に向けて電波Rを送信する回路
部109の一例であって、図15及び前記構成の回路に
限定されない。
【0049】以上のように、第10の実施形態によれ
ば、軸受101の外輪102と内輪103及びシールド
104によって囲まれる空間の湿度を検出できるととも
に、軸受ハウジングHなどの軸受取り付け部の特別な加
工を極力少なくでき、かつ、既存設備にも容易に取り付
けられるセンサ付き転がり軸受101とすることができ
る。
【0050】次に、本発明の第11の実施形態につい
て、図16を参照して説明する。なお、第1〜第10の
実施形態で既に記載の構成要素と同一の構成要素につい
ては、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0051】図16(A)のセンサ付き転がり軸受12
1は、外輪122がハウジングHの端部に内嵌固定さ
れ、内輪103が回転軸Sの中間部外周面に嵌合して固
定されており、湿度を検出するセンサ105を備えてい
る。このセンサ105の回路部109は、耐水用のシー
ルド104の外面104b、すなわち、検出部108が
取り付けられた内面104aと反対側の面に取り付けら
れている。また、図16(B)に示すように回路部10
9は、検出部108の信号を予め設定された閾値と比較
評価する比較回路部109aと、この比較回路部109
aによって出力された信号に応じて電波を発信する発信
回路部109bを備えており、このシールド104の周
方向に沿って取り付けられている。センサ105の検出
部108と回路部109は、耐水性を有してシールド1
04を貫通する電線Wで接続されている。また、回路部
109は、第1〜第9の実施形態のセンサ11,64,
72,82のように、FPCに実装してもよいし、集積
回路化するとさらに小型化できるのでよい。
【0052】また、センサ105の電力は、ハウジング
Hの凹部111に設けられた電源110から電源ケーブ
ルEによって供給されている。この電源ケーブルEを電
源110から回路部109まで配設するために、溝11
2a,112bがハウジングHと固定リング106とに
設けられるほか、外輪122の一部に段差112cが設
けられている。なお、電源ケーブルEが固定リング10
6と干渉しないのであれば、外輪122の段差112c
は無くてもよいため、外輪122に加工を施すことは無
い。
【0053】以上のように、第11の実施形態によれ
ば、軸受121の外輪122と内輪103及びシールド
104によって囲まれる空間Kの湿度を検出できるとと
もに、軸受ハウジングHなどの軸受取り付け部の特別な
加工を極力少なくでき、かつ、既存設備にも容易に取り
付けられるセンサ付き転がり軸受121とすることがで
きる。また、シールド104にセンサ105の検出部1
08と回路部109とが取り付けられているので、軸受
121の組立てが容易になる。
【0054】次に、本発明の第12の実施形態につい
て、図17を参照して説明する。なお、第1〜第11の
実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付
してその説明を省略する。
【0055】図17(A)に示すセンサ付き転がり軸受
131は、第10及び第11の実施形態と同様に湿度を
検出するセンサ105を備えた軸受131である。ま
た、図17(B)に示すようにセンサ105の回路部1
09は、第11の実施形態と同様に、シールド104に
取り付けられている。また、第1〜第9の実施形態のセ
ンサ11,64,72,82のように、回路部109を
FPCに実装してもよいし、集積回路化するとさらに小
型化できるのでよい。
【0056】また電源110は、太陽電池である。シー
ルド104が固定される軌道輪(この場合は外輪13
2)の一部には、シールド104の外面104bと同じ
面になるように段差133が設けられている。そして、
この段差133とシールド104にわたって太陽電池の
電源110が取り付けられている。なお、太陽電池をシ
ールド104の周方向に沿った形状に形成すると、外輪
132の段差133は不要である。
【0057】以上のように、第12の実施形態によれ
ば、軸受131の外輪132と内輪103及びシールド
104によって囲まれる空間Kの湿度を検出できるとと
もに、軸受ハウジングHなどの軸受取り付け部の特別な
加工を極力少なくでき、かつ、既存設備にも容易に取り
付けられるセンサ付き転がり軸受131とすることがで
きる。また、電源110に太陽電池を使用しているの
で、電池を使用することによって生じる電池切れなどの
心配がない。
【0058】第10〜第12の実施形態において、セン
サ105の検出部108は、外輪102,122,13
2と内輪103、およびシールド104によって形成さ
れる空間Kの外側に配置しているが、その大きさによっ
ては、第9の実施形態の図12(A)、図12(c)で
のセンサの配置と同様に、空間Kの内側に配置してもよ
く、具体的には空間Kに臨む外輪102,122,13
2の内周面、または空間Kに望む内輪103の外周面な
どに配置することができる。また、振動または温度或い
は湿度などをそれぞれ検出できるように、検出部108
を構成してもよい。
【0059】また、本発明の各実施形態においては、軸
受を単列深溝玉軸受としたが、本発明はその他の軸受、
例えば円筒ころ軸受、スラスト玉軸受など、全ての軸受
に対して適用することができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明のセンサ付き転が
り軸受とすることで、例えば軸受ハウジングなどの軸受
取り付け部に特別な加工を施すことが極力少なくて済
み、かつ、既存の設備にも容易に取り付けられるセンサ
付き転がり軸受とすることができる。また、センサが振
動または温度或いは湿度などを検出対象とする軸受に取
り付けられているので、軸受に発生した振動や温度や湿
度などをいち早く、かつ正確に検出することができる。
【0061】また、センサに電波発生部、または、超音
波発生部を備えることで配線などのわずらわしさが解消
され、ハンドリングのよいセンサ付き転がり軸受とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施形態のセンサ付き
転がり軸受の断面図。(B)は図1(A)中のA−Aに
沿って示すセンサ付き転がり軸受の断面図。
【図2】本発明の第2の実施形態のセンサ付き転がり軸
受の断面図。
【図3】本発明の第3の実施形態のセンサ付き転がり軸
受の断面図。
【図4】本発明の第4の実施形態のセンサ付き転がり軸
受の断面図。
【図5】本発明の第5の実施形態のセンサ付き転がり軸
受の断面図。
【図6】(A)は本発明の第6の実施形態のセンサ付き
転がり軸受の断面図。(B)は図6(A)のセンサ付き
転がり軸受の側面図。
【図7】本発明の第1の実施形態のセンサ付き転がり軸
受をハウジング及び回転軸に嵌合した状態を示す断面
図。
【図8】本発明の第7の実施形態のセンサ付き転がり軸
受の断面図。
【図9】(A)は図8のセンサ付き転がり軸受に取り付
けられるセンサの検出部を示す図。(B)は発信回路部
とともに図9(A)中のB−Bに沿って示す検出部の断
面図。
【図10】図8の転がり軸受のセンサの他の例を示す図
9(B)相当の断面図。
【図11】本発明の第8の実施形態のセンサ付き転がり
軸受の断面図。
【図12】(A)〜(F)は本発明の第9の実施形態に
係るそれぞれ異なるセンサ付き転がり軸受の断面図。
【図13】(A)は本発明の第10の実施形態のセンサ
付き転がり軸受の断面図。(B)は図13(A)のセン
サ付き転がり軸受の側面図。
【図14】図13に示す湿度を検出するセンサの検出部
の拡大図。
【図15】図13に示す湿度を検出するセンサのブロッ
ク図。
【図16】(A)は本発明の第11の実施形態のセンサ
付き転がり軸受の断面図。(B)は図16(A)のセン
サ付き転がり軸受の側面図。
【図17】(A)は本発明の第12の実施形態のセンサ
付き転がり軸受の断面図。(B)は図17(A)のセン
サ付き転がり軸受の側面図。
【符号の説明】
1,21,31,41,51,61…軸受 2,22,62…外輪(軌道輪) 3,23,93…内輪(軌道輪) 6…玉(転動体) 11,64,72,82…センサ 13,65…フレキシブルプリント基板 15…検出部 16…回路部 71,81,91…軸受 73,75…発信回路部(電波発生部) 83…超音波出力回路部(超音波発生部) 92…外輪(軌道輪) 93…内輪(軌道輪) 101,121,131…軸受 102,122,132…外輪 103…内輪 104…シールド 105…センサ 108…検出部 109…回路部 R…電波 U…超音波 K…空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福山 寛正 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 Fターム(参考) 3J101 AA02 AA32 AA42 AA62 BA53 BA54 BA56 BA73 FA21 FA22 FA24 FA26 FA55

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外の軌道輪と転動体とを備え、検出部
    と回路部がフレキシブルプリント基板に実装されたセン
    サを、前記内外いずれかの軌道輪にその周方向に沿わせ
    て取り付けたことを特徴とするセンサ付き転がり軸受。
  2. 【請求項2】 シールドを備える転がり軸受であって、
    検出用の回路部がフレキシブルプリント基板に実装さ
    れ、この基板を前記シールドに取り付けたことを特徴と
    するセンサ付き転がり軸受。
  3. 【請求項3】 内外の軌道輪と転動体とを備え、振動、
    または温度、或いは湿度の内の少なくともいずれか一つ
    を検出可能な検出部と回路部とを備えたセンサを備え、
    前記回路部を内外いずれかの軌道輪にその周方向に沿わ
    せて取り付けたことを特徴とするセンサ付き転がり軸
    受。
  4. 【請求項4】 湿度を検出する前記検出部は、前記内外
    軌道輪といずれかの軌道輪に支持される前記シールドと
    で囲まれる空間内に設けられることを特徴とする請求項
    1から請求項3のうちのいずれか一項に記載のセンサ付
    き転がり軸受。
  5. 【請求項5】 前記回路部が、前記検出部によって検出
    された信号を電波に変換して送信する電波発生部を有し
    ていることを特徴とする請求項1から請求項4の内のい
    ずれか一項に記載のセンサ付き転がり軸受。
  6. 【請求項6】 前記回路部が、前記検出部によって検出
    された信号を超音波に変換して送信する超音波発生部を
    有していることを特徴とする請求項1から請求項4の内
    のいずれか一項に記載のセンサ付き転がり軸受。
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