JP2010127750A - センサ付車輪用軸受 - Google Patents

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    • G01L5/0019Force sensors associated with a bearing by using strain gages, piezoelectric, piezo-resistive or other ohmic-resistance based sensors

Abstract

【課題】 配線処理が容易で、車輪用軸受やタイヤ接地面に作用する荷重を正確に検出できる安価で信頼性の高いセンサ付車輪用軸受を提供する。
【解決手段】 車輪用軸受は、外方部材1と内方部材2の対向し合う複列の転走面3,4間に転動体5を介在させてなる。複数のセンサユニット20と、そのセンサ出力信号を処理する信号処理用IC25と、処理された出力信号を軸受外部へ取り出す信号ケーブル26A,26Bと、前記センサユニット20、前記信号処理用IC25および前記信号ケーブル26A,26Bの間を配線する配線回路36を有するフレキシブル基板35とを含む電子部品を、円環状の保護カバー27の内側に配置して円環状のセンサ組立品28とする。センサ組立品28は、外方部材1および内方部材2のうちの固定側部材の周面に固定側部材と同心に取付ける。
【選択図】 図1

Description

この発明は、車輪の軸受部にかかる荷重を検出する荷重センサを内蔵したセンサ付車輪用軸受に関する。
自動車の各車輪にかかる荷重を検出する技術として、車輪用軸受の固定輪である外輪のフランジ部外径面に歪みセンサを設け、荷重を検出するようにしたセンサ付車輪用軸受が提案されている(例えば特許文献1)。また、図19のように、車輪用軸受の外輪50に歪みゲージ51を貼り付け、歪みを検出するようにした車輪用軸受も提案されている(例えば特許文献2)。
さらに、歪み発生部材およびこの歪み発生部材に取付けた歪みセンサからなるセンサユニットを軸受の固定輪である外方部材の内径面に取付け、前記歪み発生部材は、前記外方部材に対して少なくとも2箇所の接触固定部を有し、隣り合う接触固定部の間で少なくとも1箇所に切欠き部を有し、この切欠き部に前記歪みセンサを配置したセンサ付車輪用軸受が提案されている(例えば特許文献3)。
特許文献3に開示のセンサ付車輪用軸受によると、車両走行に伴い回転輪に荷重が加わったとき、転動体を介して固定輪が変形するので、その変形がセンサユニットに歪みをもたらす。センサユニットに設けられた歪みセンサは、センサユニットの歪みを検出する。歪みと荷重の関係を予め実験やシミュレーションで求めておけば、歪みセンサの出力から車輪にかかる荷重等を検出することができる。
特開2002−098138号公報 特表2003−530565号公報 特開2007−57299号公報
しかし、上記した特許文献1〜3に開示の技術には、センサの配線についての具体的な説明がない。例えば、特許文献3に開示のように車輪用軸受の外方部材にセンサユニットを取付けるセンサ付車輪用軸受において、センサユニットが複数であったり、さらにセンサユニットのセンサ出力信号を処理する信号処理用ICも外方部材に取付ける場合、センサユニットや信号処理用ICの各々を外方部材に取付けてから、処理された各センサ出力信号を軸受外部へ取り出す信号ケーブルを個別に配線すると、次の各問題がある。
(1) 部品点数が増加して、コストアップを招き、軽量化もできない。
(2) 配線作業に時間がかかり、この点でもコストアップを招く。
(3) 配線を間違えたり、配線中に電子部品を損傷して歩留りが悪化し、この点でもコストアップを招く。
特許文献3に開示のセンサ付車輪用軸受では、外方部材の内径面にセンサユニットを取付けているので、配線はさらに困難となる。
この発明の目的は、簡単な配線処理により、外部環境の影響によるセンサ等の電子部品の故障を防止できて、車輪用軸受やタイヤ接地面に作用する荷重を正確に検出できる安価で信頼性の高いセンサ付車輪用軸受を提供することである。
この発明のセンサ付車輪用軸受は、複列の転走面が内周に形成された外方部材と、前記転走面と対向する転走面が外周に形成された内方部材と、両部材の対向する転走面間に介在した複列の転動体とを備え、車体に対して車輪を回転自在に支持する車輪用軸受において、上記外方部材および内方部材のうちの固定側部材の周面に接触して固定される歪み発生部材、およびこの歪み発生部材に取付けられてこの歪み発生部材の歪みを検出するセンサからなる複数のセンサユニットと、前記センサの出力信号を処理する信号処理用ICと、処理された前記出力信号を軸受外部へ取り出す信号ケーブルと、前記センサユニット、前記信号処理用ICおよび前記信号ケーブルの間を配線する配線回路を有するフレキシブル基板とを含む電子部品を、円環状の保護カバーの内側に配置して円環状のセンサ組立品とし、このセンサ組立品を前記固定側部材の周面に固定側部材と同心に取付けたことを特徴とする。前記固定側部材は、例えば前記外方部材である。
車輪用軸受や、車輪のタイヤと路面間に荷重が作用すると、車輪用軸受の固定側部材(例えば外方部材)にも荷重が印加されて変形が生じる。センサユニットにおける歪み発生部材が固定側部材に接触固定されているので、固定側部材の歪みが歪み発生部材に拡大して伝達され、その歪みがセンサで感度良く検出され、その出力信号に生じるヒステリシスも小さくなり、荷重を精度良く推定できる。
とくに、複数のセンサユニットと、センサユニットのセンサの出力信号を処理する信号処理用ICと、処理された前記出力信号を軸受外部へ取り出す信号ケーブルと、前記センサユニット、前記信号処理用ICおよび前記信号ケーブルの間を配線する配線回路を有するフレキシブル基板とを含む電子部品を、円環状の保護カバーの内側に配置して円環状のセンサ組立品とし、このセンサ組立品を前記固定側部材の周面に固定側部材と同心に取付けているので、簡単な配線処理により、外部環境の影響によるセンサ等の電子部品の故障を防止できて、車輪用軸受やタイヤの接地面に作用する荷重を正確に検出できる。例えば、外部からの飛び石や泥水,塩水等から、センサ,信号処理用IC,信号ケーブル等の電子部品を確実に保持することができる。
また、フレキシブル基板の配線回路で、センサユニット、信号処理用ICおよび信号ケーブルの間を配線することから部品点数が削減されて、コストダウン、軽量化が可能となる。また、配線の自動化が可能となることから、配線の工数削減、誤配線や配線による電子部品の損傷の削減が可能となる。
また、フレキシブル基板は屈曲可能なため、前記電子部品をユニット化した後でも、組み立てられた軸受の固定側部材の周面に沿うようにセンサ組立品を取付けることができる。つまり、固定側部材が単体の状態で前記センサ組立品を取付けてから軸受を組み立てる必要がないので、このセンサ付車輪用軸受の生産に既存の生産設備を利用することができる。その結果、安価で信頼性の高いセンサ付車輪用軸受を得ることができる。
この発明において、前記フレキシブル基板に、前記センサユニット、信号処理用IC、および信号ケーブルとの接続および配線の回路パターンを設けても良い。このように回路パターンを設けることで、より一層の配線の工数削減、誤配線や配線による電子部品の損傷の削減が可能となる。
この発明において、前記フレキシブル基板に前記信号処理用ICを直接に取付けても良く、フレキシブル基板の配線回路に前記信号ケーブルを直接に接続しても良い。すなわち、介在物なく取付けや接続を行っても良い。また、フレキシブル基板に前記センサユニットを直接に取付けても良い。この構成の場合、センサ組立品のすべての電子部品とフレキシブル基板を一体のユニットとすることができる。
この発明において、前記センサユニットを、その回路印刷面が前記フレキシブル基板の配線回路の印刷面と向かい合わせとなるようにフレキシブル基板に取付けても良い。この構成の場合、センサユニットの固定側部材との密着面は、回路印刷面や半田部がない平坦面となり、固定側部材にセンサユニットを密着させて取付けることができる。
この発明において、前記センサユニットは、前記フレキシブル基板の配線回路との接続部を除いてフレキシブル基板から切り離されていても良い。この構成の場合、配線後のセンサユニットを固定側部材に取付けても、センサユニットにフレキシブル基板の曲げ力による歪みが発生し難くなる。これにより、センサ取付け時の初期オフセットを緩和して、精度の良い荷重検出が可能となる。
この発明において、前記フレキシブル基板のベース材質がポリイミドであっても良い。フレキシブル基板のベース材質をポリイミドとすると、フレキシブル基板に十分な屈曲性と耐熱性を持たせることができる。
この発明において、前記センサ組立品を前記固定側部材の外径面に取付けても良い。
この発明のセンサ付車輪用軸受は、複列の転走面が内周に形成された外方部材と、前記転走面と対向する転走面が外周に形成された内方部材と、両部材の対向する転走面間に介在した複列の転動体とを備え、車体に対して車輪を回転自在に支持する車輪用軸受において、上記外方部材および内方部材のうちの固定側部材の周面に接触して固定される歪み発生部材、およびこの歪み発生部材に取付けられてこの歪み発生部材の歪みを検出するセンサからなる複数のセンサユニットと、前記センサの出力信号を処理する信号処理用ICと、処理された前記出力信号を軸受外部へ取り出す信号ケーブルと、前記センサユニット、前記信号処理用ICおよび前記信号ケーブルの間を配線する配線回路を有するフレキシブル基板とを含む電子部品を、円環状の保護カバーの内側に配置して円環状のセンサ組立品とし、このセンサ組立品を前記固定側部材の周面に固定側部材と同心に取付けたため、簡単な配線処理により、外部環境の影響によるセンサ等の電子部品の故障を防止できて、車輪用軸受やタイヤ接地面に作用する荷重を正確に検出できる安価で信頼性の高いセンサ付車輪用軸受とすることができる。
この発明の一実施形態を図1ないし図18と共に説明する。この実施形態は、第3世代型の内輪回転タイプで、駆動輪支持用の車輪用軸受に適用したものである。なお、この明細書において、車両に取付けた状態で車両の車幅方向の外側寄りとなる側をアウトボード側と呼び、車両の中央寄りとなる側をインボード側と呼ぶ。
このセンサ付車輪用軸受における軸受は、図1に断面図で示すように、内周に複列の転走面3を形成した外方部材1と、これら各転走面3に対向する転走面4を外周に形成した内方部材2と、これら外方部材1および内方部材2の転走面3,4間に介在した複列の転動体5とで構成される。この車輪用軸受は、複列のアンギュラ玉軸受型とされていて、転動体5はボールからなり、各列毎に保持器6で保持されている。上記転走面3,4は断面円弧状であり、ボール接触角が背面合わせとなるように形成されている。外方部材1と内方部材2との間の軸受空間の両端は、一対のシール7,8によってそれぞれ密封されている。
外方部材1は固定側部材となるものであって、車体の懸架装置におけるナックル(図示せず)に取付ける車体取付用フランジ1aを外周に有し、全体が一体の部品とされている。車体取付用フランジ1aには周方向複数箇所にナックル取付用のねじ孔14が設けられ、インボード側よりナックルのボルト挿通孔に挿通したナックルボルト(図示せず)を前記ねじ孔14に螺合することにより、フランジ1aがナックルに取付けられる。
内方部材2は回転側部材となるものであって、車輪取付用のハブフランジ9aを有するハブ輪9と、このハブ輪9の軸部9bのインボード側端の外周に嵌合した内輪10とでなる。これらハブ輪9および内輪10に、前記各列の転走面4が形成されている。ハブ輪9のインボード側端の外周には段差を持って小径となる内輪嵌合面12が設けられ、この内輪嵌合面12に内輪10が嵌合している。ハブ輪9の中心には貫通孔11が設けられている。ハブフランジ9aには、周方向複数箇所にハブボルト15の圧入孔16が設けられている。ハブ輪9のハブフランジ9aの根元部付近には、車輪および制動部品(図示せず)を案内する円筒状のパイロット部13がアウトボード側に突出している。
固定側部材である外方部材1の外径面には、4個のセンサユニット20が設けられている。ここでは、これらのセンサユニット20が、タイヤ接地面に対して上下位置および前後位置となる外方部材1の外径面における上面部、下面部、右面部、および左面部に設けられている。
これらのセンサユニット20は、図11に示すように、歪み発生部材21と、この歪み発生部材21に取付けられて歪み発生部材21の歪みを検出する歪みセンサ22とでなる。歪み発生部材21は、鋼材等の弾性変形可能な金属製で2mm以下の薄板材からなり、平面概形が全長にわたり均一幅の帯状で中央の両側辺部に切欠き部21aを有する。また、歪みセンサ22は、歪み発生部材21における各方向の荷重に対して歪みが大きくなる箇所に貼り付けられる。ここでは、その箇所として、歪み発生部材21の外面側で両側辺部の切欠き部21aで挟まれる中央部位が選ばれており、歪みセンサ22は切欠き部21a周辺の周方向の歪みを検出する。歪み発生部材21の前記歪みセンサ22を挟んで長手方向に離れた2箇所には、センサユニット20を前記外方部材1の外径面に固定するボルト23(図2)の挿通孔24が設けられている。
なお、歪み発生部材21は、固定側部材である外方部材1に作用する外力、またはタイヤと路面間に作用する作用力として、想定される最大の力が印加された状態においても、塑性変形しないものとするのが望ましい。塑性変形が生じると、外方部材1の変形がセンサユニット20に伝わらず、歪みの測定に影響を及ぼすからである。
前記4個のセンサユニット20は、これらの歪みセンサ22の出力信号を処理する集積回路チップである信号処理用IC25、処理された前記出力信号を軸受外部へ取り出す信号ケーブルの配線部26A(図11)、これらセンサユニット20、信号処理用IC25および信号ケーブル配線部26Aの間を配線する配線回路36を有するフレキシブル基板35などの電子部品と共に、図9(A),(B)に正面図および側面図で示す円環状の保護カバー27の内側に配置して、図15(A),(B)に正面図および側面図で示す円環状のセンサ組立品28が構成される。
図11(A),(B)は、保護カバー27の内側に配置される前記電子部品の平面展開図およびその断面図を示す。この電子部品の配置例では、各センサユニット20、信号処理用IC25、信号ケーブル配線部26Aの間を配線する配線回路36と信号ケーブル配線部26Aが帯状のフレキシブル基板35上に回路パターンとして印刷され、このフレキシブル基板35上に信号処理用IC25が直接に取付けられている。センサユニット20および信号処理用IC25は前記配線回路36に、また信号ケーブルの車体側への引き出し部26Bは前記信号ケーブル配線部26Aに半田付けなどにより接続される。各センサユニット20は、フレキシブル基板35の配線回路36との接続部を除いてフレキシブル基板35から切り離されている。
また、フレキシブル基板35は信号処理用IC25の取付部を広幅部とし、それ以外の部分を狭幅部とし、フレキシブル基板35の狭幅部の側部に各センサユニット20を配置することで、全体の配置構成が幅広くならないようにしている。これにより、センサ組立品28をコンパクトに構成できる。センサユニット20は、その歪み発生部材21の外方部材1との接触面とは反対側の表面が回路印刷面とされ、この回路印刷面がフレキシブル基板35の配線回路36の印刷面と向かい合わせとなるようにフレキシブル基板35に取付けられる。これにより、センサユニット20の外方部材1との密着面は、回路印刷面や半田部がない平坦面となり、外方部材1にセンサユニット20を密着させて取付けることができる。
フレキシブル基板35は保護カバー27の外径側溝部29Aに沿って周方向に配置されている。このように、円環状の保護カバー27の外径側溝部29Aにフレキシブル基板35を沿わせるために、フレキシブル基板35のベース材質としてはポリイミドが望ましい。フレキシブル基板35のベース材質をポリイミドとすると、フレキシブル基板35に十分な屈曲性と耐熱性を持たせることができ、保護カバー27の周方向に容易に沿わせることができる。信号ケーブル引き出し部26Bは、保護カバー27の一箇所から保護カバー27の外側に引き出される。保護カバー27の材質は、プラスチックやゴムであっても良く、また金属製であっても良い。
保護カバー27は、図9(A),(B)のXa−Xa矢視断面図およびXb−Xb矢視断面図を示す図10(A),(B)のように、その内径面における周方向の前記各センサユニット20の配置部となる4箇所が、平面状のフラット部27aとされている。この保護カバー27の外径面には、周方向に沿って延びる外径側溝部29Aが設けられ、前記各フラット部27aが設けられた4箇所に、外径側溝部29Aから内径面に径方向に貫通する開口部30がそれぞれ設けられている。これらの開口部30は、保護カバー27の周方向に延びる略長方形で、その半部が広幅部30aとされている。これら開口部30の内径側における周方向に沿う両側縁には、センサユニット20の歪み発生部材21が係合する平面状の係合段部30aが設けられている。これにより、図15(A),(B)のXVIa−XVIa矢視断面図およびXVIb−XVIb矢視断面図を示す図16(A),(B)のように、保護カバー27の開口部30に、各センサユニット20がその歪み発生部材21を内径側に露出させて設置される。
保護カバー27の外径側溝部29Aに配置されるフレキシブル基板35と、保護カバー27の内径側に配置されるセンサユニット20との間には段差があるので、フレキシブル基板35におけるセンサユニット20との接続部は、図16(B)のように断面S字状に曲げられる。センサユニット20はフレキシブル基板35の配線回路36との接続部を除いてフレキシブル基板35から切り離されているので、配線後のセンサユニット20を固定側部材である外方部材1の外径面に取り付けても、センサユニット20にフレキシブル基板35の曲げ力による歪みが発生し難くなる。これにより、センサ取付け時の初期オフセットを緩和して、精度の良い荷重検出が可能となる。
また、センサユニット20の保護カバー27の内径側への配置においては、図15(B)のように、保護カバー27の開口部30の広幅部30aに、フレキシブル基板35におけるセンサユニット20との接続部が対応するようにされる。これにより、フレキシブル基板35のセンサユニット20との接続部を容易に折り曲げることができる。
図12(A)は、保護カバー27の内側に配置される前記電子部品の他の配置例の平面展開図を示し、図12(B)は図12(A)のXIIb−XIIb矢視断面図を示す。この電子部品の配置例では、センサユニット20、信号処理用IC25、および信号ケーブル配線部26Aをすべてフレキシブル基板35上に取付けている。この場合も、センサユニット20は、その歪み発生部材21の外方部材1との接触面とは反対側の表面が回路印刷面とされ、この回路印刷面がフレキシブル基板35の配線回路36の印刷面と向かい合わせとなるようにフレキシブル基板35に取付けられる。この例では、フレキシブル基板35のセンサユニット20の配置部におけるセンサユニット20の両側部に相当する部分に、フレキシブル基板35の長手方向に延びる帯状の開口35aが形成されている。また、フレキシブル基板35には、センサユニット20を前記外方部材1の外径面に固定するボルト23(図2)の挿通孔24に対向する部分にもボルト23の挿通孔35bが形成されている。
このように、フレキシブル基板35におけるセンサユニット20の配置部におけるセンサユニット20の両側部に対応する部分に帯状の開口35aを形成することにより、センサユニット20における歪み発生部材21の変形がフレキシブル基板35で規制されるのを防ぐことができ、荷重の検出精度をそれだけ向上させることができる。
その他の構成は、図11に示した配置例の場合と同様である。
図13(A),(B)は、保護カバー27の内側に配置される前記電子部品のさらに他の配置例の平面展開図および断面図を示す。この電子部品の配置例でも、センサユニット20、信号処理用IC25、および信号ケーブル配線部26Aをすべてフレキシブル基板35上に取付けている。この場合も、センサユニット20は、その歪み発生部材21の外方部材1との接触面とは反対側の表面が回路印刷面とされ、この回路印刷面がフレキシブル基板35の配線回路36の印刷面と向かい合わせとなるようにフレキシブル基板35に取付けられる。この例では、フレキシブル基板35のセンサユニット20の配置部に、センサユニット20の略全体が露出する方形の開口35cが形成されている。
このように、フレキシブル基板35におけるセンサユニット20の配置部に、センサユニット20の略全体が露出する方形の開口35cが形成することにより、センサユニット20における歪み発生部材21の変形がフレキシブル基板35で規制されるのを確実に防ぐことができ、荷重の検出精度をそれだけ向上させることができる。
その他の構成は、図11に示した配置例の場合と同様である。
図14(A),(B)は、保護カバー27の内側に配置される前記電子部品のさらに他の配置例の平面展開図および断面図を示す。この電子部品の配置例では、図11の配置例の場合と同様に、各センサユニット20を、フレキシブル基板35の配線回路36との接続部を除いて、フレキシブル基板35から切り離している。この配置例では、フレキシブル基板35を同一幅の帯状とし、そのフレキシブル基板35の一側部にフレキシブル基板35に沿って各センサユニット20を配置している。その他の構成は、図11に示した配置例の場合と同様である。
前記円環状のセンサ組立品28は、シール部材40を介して軸受の固定側部材である外方部材1の外径面に外方部材1と同心に取付けられる。図5(A),(B)は、シール部材40の正面図および側面図を示す。シール部材40は、図5(A),(B)のVIa −VIa 矢視断面図およびVIb −VIb 矢視断面図を示す図6(A),(B)のように、前記保護カバー27の内径面に沿うリング状芯金41と、この芯金41の両側縁全周にその内径面から外径面にわたって接合した一対のリング状弾性体42とでなる。このシール部材40の前記センサ組立品28におけるセンサユニット20の配置部と対面する周方向の各位置には、径方向に貫通するセンサユニット露出用開口43がそれぞれ設けられいる。これにより、シール部材40を介してセンサ組立品28を外方部材1の外径面に取付けた状態で、センサユニット20をシール部材40のセンサユニット露出用開口43から外方部材1の外径面に接触させることができる。
シール部材40の芯金41は耐食性鋼材のプレス成形品からなり、そのリング状弾性体42が接合される両側縁は、図6(B)のC部を拡大して示す例えば図7のように、内径面が幅方向内側に向けて縮径変化し、かつ外径面が幅方向内側に向けて拡径変化する面取り部41aとされている。このような接合構造とすることにより、接着剤などを用いることなく、芯金41の両側縁へリング状弾性体42を簡単かつ確実に接合することができる。前記シール部材40は、円環状のセンサ組立品28に先立ち、軸受に組み立てる前の単体の状態での外方部材1の外径面に圧入固定される。
また、前記円環状のセンサ組立品28の保護カバー27の内径面の両側部には、図3および図4のように前記シール部材40のリング状弾性体42と密着する内径側溝部29Bが形成されている。円環状のセンサ組立品28は、図17(A),(B)のように中央で2分割可能とされている。具体的には、円環状の保護カバー27が、2つの分割体27A,27Bの各一端をヒンジ31で開閉可能に連結してなり、そのヒンジ31を介してセンサ組立品28の2つの半円弧部が開閉可能とされている。このセンサ組立品28の開放状態での開口寸法Wの最大値は、外方部材1の外径寸法(より具体的には、シール部材40を圧入嵌合させた状態での外径寸法)よりも大きくなるようにされている。これにより、外方部材1の外径面にシール部材40を圧入嵌合させた後に、前記センサ組立品28を、その開口寸法Wが最大となる状態に開くことで、前記シール部材40に重ねて取付けることができる。
外方部材1の外径面の前記センサ組立品28が取付けられる軸方向位置には、図8のように全周にわたる円筒研削面1bが設けられる。また、前記円筒研削面1bのうち、前記センサユニット20の歪み発生部材21が接触する4箇所、つまり上面部、下面部、右面部および左面部は平面研削面部1cとされている。これにより、各センサユニット20の歪み発生部材21を平面研削面部1cに確実に接触させることができる。また、前記各平面研削面部1cには、前記歪み発生部材21のボルト挿通孔24に整合するねじ孔32が設けられている。これにより、前記円筒研削面1bにシール部材40を介してセンサ組立品28を組み付けた後で、図2のように歪み発生部材21のボルト挿通孔24(図11)に挿通したボルト23を前記ねじ孔32に螺合させることで、センサユニット20が外方部材1の外径面に直接固定され、同時にセンサ組立品28の全体も固定される。センサ組立品28の組み付けは、軸受を組み立てた状態での外方部材1に対して行なわれる。前記平面研削面部1cにおける2つのねじ孔32で挟まれる中間部には軸方向に延びて溝1dが設けられる。これにより、歪み発生部材21における切欠き部21aが位置する中間部位が平面研削面部1cから離されるので、切欠き部21aの周辺の歪み変形が容易となる。4個のセンサユニット20は、それらの各歪みセンサ22が外方部材1の軸方向に対して同寸法となる位置に設けられる。
図1における外方部材1のセンサ組立品28取付部を拡大して図3および図4に示す。同図のように、軸受に組み立てた状態での外方部材1の外径面にシール部材40を介してセンサ組立品28を取付けた後で、センサ組立品28における電子部品(センサユニット20、信号処理用IC25、信号ケーブル配線部26A、フレキシブル基板35)の保護カバー27からの露出部分が、モールド材33で2次モールドすることにより密封される。具体的には、保護カバー27の外径側溝部29Aに全周にわたってモールド材33が充填されて、前記電子部品の露出部分が密封される。なお、図3は周方向におけるセンサユニット20のフレキシブル基板35の配線回路36と接続されない部分の拡大断面図を示し、図4はセンサユニット20のフレキシブル基板35の配線回路36と接続部分の拡大断面図を示す。
前記電子部品の露出部分を密封するのに、前記モールド材33を用いる代わりに、保護カバー27の外径側溝部29Aに接着剤やシール剤を充填してから、センサ組立品28の外径面に、図18(A),(B)に示すような2つの分割体34A,34Bからなるリング状外側カバー34を、図3および図4に仮想線で示すように接着固定しても良い。
歪みセンサ22としては、種々のものを使用することができる。例えば、歪みセンサ22を金属箔ストレインゲージで構成することができる。その場合、通常、歪み発生部材21に対しては接着による固定が行なわれる。また、歪みセンサ22を歪み発生部材21上に厚膜抵抗体にて形成することもできる。
センサユニット20の歪みセンサ22は前記信号処理用IC25に接続される。信号処理用IC25は、歪みセンサ22の出力信号により、車輪用軸受や車輪と路面間(タイヤ接地面)に作用する力(垂直方向荷重Fz ,駆動力となる荷重Fx ,軸方向荷重Fy )を推定する推定手段となるものであって、信号処理回路や補正回路などが含まれる。この信号処理用IC25は、前記作用力と歪みセンサ22の出力信号との関係を演算式またはテーブル等により設定した関係設定手段(図示せず)を有し、入力された出力信号から前記関係設定手段を用いて作用力の値を出力する。前記関係設定手段の設定内容は、予め試験やシミュレーションで求めておいて設定する。
車輪のタイヤと路面間に荷重が作用すると、車輪用軸受の固定側部材である外方部材1にも荷重が印加されて変形が生じる。センサユニット20における歪み発生部材21が外方部材1の周面に接触して固定されているので、外方部材1の歪みが歪み発生部材21に拡大して伝達され、その歪みが歪みセンサ22で感度良く検出され、その出力信号に生じるヒステリシスも小さくなり、荷重を精度良く推定できる。また、複数のセンサユニット20と、歪みセンサ22の出力信号を処理する信号処理用IC25と、処理された前記出力信号を軸受外部へ取り出す信号ケーブルの配線部26Aと、前記センサユニット20、前記信号処理用IC25および前記信号ケーブル配線部26Aの間を配線する配線回路36を有するフレキシブル基板35とを含む電子部品を、円環状の保護カバー27の内側に配置して円環状のセンサ組立品28とし、このセンサ組立品28を外方部材1の周面に外方部材1と同心に取付けているので、車輪用軸受やタイヤの接地面に作用する荷重を正確に検出することができる。
とくに、複数のセンサユニット20と、センサユニット20のセンサ出力信号を処理する信号処理用IC25と、処理された前記センサ出力信号を軸受外部へ取り出す信号ケーブル配線部26Aと、前記センサユニット20、前記信号処理用IC25および前記信号ケーブル配線部26Aの間を配線する配線回路36を有するフレキシブル基板35とを含む電子部品を、円環状の保護カバー27の内側に配置して円環状のセンサ組立品28とし、このセンサ組立品28を固定側部材である外方部材1の外径面に外方部材1と同心に取付けているので、簡単な配線処理により、外部環境によりセンサユニット20を含む電子部品が故障する(飛び石による破損や、泥水・塩水などによる腐食)のを防止でき、長期にわたって外部環境の影響によるセンサ等の電子部品の故障を防止できて、車輪用軸受やタイヤの接地面に作用する荷重を長期にわたって正確に検出できる。
また、フレキシブル基板35の配線回路36で、センサユニット20、信号処理用IC25および信号ケーブル配線部26Aの間を配線することから部品点数が削減されて、コストダウン、軽量化が可能となる。また、配線の自動化が可能となることから、配線の工数削減、誤配線や配線による電子部品の損傷の削減が可能となる。
また、フレキシブル基板35は屈曲可能なため、前記電子部品をユニット化した後でも、組み立てられた軸受の固定側部材である外方部材1の外径面に沿うようにセンサ組立品28を取付けることができる。つまり、外方部材1が単体の状態で前記センサ組立品28を取付けてから軸受を組み立てる必要がないので、このセンサ付車輪用軸受の生産に既存の生産設備を利用することができる。その結果、安価で信頼性の高いセンサ付車輪用軸受を得ることができる。
上記説明では車輪のタイヤと路面間の作用力を検出する場合を示したが、車輪のタイヤと路面間の作用力だけでなく、車輪用軸受に作用する力(例えば予圧量)を検出するものても良い。
このセンサ付車輪用軸受から得られた検出荷重を車両制御に使用することにより、自動車の安定走行に寄与できる。また、このセンサ付車輪用軸受を用いると、車両にコンパクトに荷重センサを設置でき、量産性に優れたものとでき、コスト低減を図ることができる。
この実施形態では、センサユニット20を、その回路印刷面が前記フレキシブル基板35の配線回路36の印刷面と向かい合わせとなるようにフレキシブル基板35に取付けているので、センサユニット20の固定側部材である外方部材1との密着面は、回路印刷面や半田部などの段差部がなく、外付部材1に密着させて取付けることができる。
また、この実施形態では、センサ組立品28を、中央で2分割可能としているので、固定側部材である外方部材1の周面への取付けが容易となり、組立性が向上する。
また、この実施形態では、フレキシブル基板35のベース材質をポリイミドとしているので、フレキシブル基板35に十分な屈曲性と耐熱性を持たせることができる。
上記各実施形態では、外方部材1が固定側部材である場合につき説明したが、この発明は、内方部材が固定側部材である車輪用軸受にも適用することができ、その場合、センサ組立品28は内方部材の内周となる周面に設ける。
また、この実施形態では第3世代型の車輪用軸受に適用した場合につき説明したが、この発明は、軸受部分とハブとが互いに独立した部品となる第1または第2世代型の車輪用軸受や、内方部材の一部が等速ジョイントの外輪で構成される第4世代型の車輪用軸受にも適用することができる。また、このセンサ付車輪用軸受は、従動輪用の車輪用軸受にも適用でき、さらに各世代形式のテーパころタイプの車輪用軸受にも適用することができる。また、外方部材が回転側部材となる車輪用軸受に適用することもできる。その場合、内方部材の外周にセンサ組立品を設ける。
この発明の一実施形態にかかるセンサ付車輪用軸受の断面図である。 図1におけるII−II矢視断面図である。 外方部材のセンサ組立品が設置される軸方向位置におけるセンサユニットとフレキシブル基板の配線回路との接続部を除く部分の拡大断面図である。 外方部材のセンサ組立品が設置される軸方向位置におけるセンサユニットとフレキシブル基板の配線回路との接続部の拡大断面図である。 (A)はシール部材の正面図、(B)は同側面図である。 (A)は図5(B)におけるVIa − V1a矢視断面図、(B)は図5(A)におけるVIb − V1b矢視断面図である。 シール部材の一例の部分拡大断面図である。 外方部材の側面図である。 (A)は円環状保護カバーの正面図、(B)は同側面図である。 (A)は図9(B)におけるXa−Xa矢視断面図、(B)は図9(A)におけるXb−Xb矢視断面図である。 (A)はセンサ組立品に設置される電子部品の配置の一例の展開平面図、(B)は同断面図である。 (A)はセンサ組立品に設置される電子部品の配置の他の例の展開平面図、(B)は(A)のXIIb−XIIb矢視断面図である。 (A)はセンサ組立品に設置される電子部品の配置のさらに他の例の展開平面図、(B)は同断面図である。 (A)はセンサ組立品に設置される電子部品の配置のさらに他の例の展開平面図、(B)は同断面図である。 (A)はセンサ組立品の正面図、(B)は同センサ組立品の側面図である。 (A)は図15(B)におけるXIVa−XIVa矢視断面図、(B)は図15(A)におけるXIVb−XIVb矢視断面図である。 (A)はセンサ組立品の閉じ状態を示す正面図、(B)は同センサ組立品の開放状態を示す正面図である。 (A)はリング状外側カバーの分割体の側面図、(B)は同リング状外側カバーの正面図である。 従来例の斜視図である。
符号の説明
1…外方部材
2…内方部材
3,4…転走面
5…転動体
20…センサユニット
21…歪み発生部材
22…歪みセンサ
25…信号処理用IC
26A…信号ケーブル配線部
26B…信号ケーブル引き出し部
27…保護カバー
28…センサ組立品
35…フレキシブル基板
36…配線回路

Claims (10)

  1. 複列の転走面が内周に形成された外方部材と、前記転走面と対向する転走面が外周に形成された内方部材と、両部材の対向する転走面間に介在した複列の転動体とを備え、車体に対して車輪を回転自在に支持する車輪用軸受において、
    上記外方部材および内方部材のうちの固定側部材の周面に接触して固定される歪み発生部材、およびこの歪み発生部材に取付けられてこの歪み発生部材の歪みを検出するセンサからなる複数のセンサユニットと、前記センサの出力信号を処理する信号処理用ICと、処理された前記出力信号を軸受外部へ取り出す信号ケーブルと、前記センサユニット、前記信号処理用ICおよび前記信号ケーブルの間を配線する配線回路を有するフレキシブル基板とを含む電子部品を、円環状の保護カバーの内側に配置して円環状のセンサ組立品とし、このセンサ組立品を前記固定側部材の周面に固定側部材と同心に取付けたことを特徴とするセンサ付車輪用軸受。
  2. 請求項1において、前記固定側部材は前記外方部材であるセンサ付車輪用軸受。
  3. 請求項1または請求項2において、前記フレキシブル基板に、前記センサユニット、信号処理用IC、および信号ケーブルとの接続および配線の回路パターンを設けたセンサ付車輪用軸受。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記フレキシブル基板に前記信号処理用ICを直接に取付けたセンサ付車輪用軸受。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、前記フレキシブル基板の配線回路に前記信号ケーブルを直接に接続したセンサ付車輪用軸受。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、前記フレキシブル基板に前記センサユニットを直接に取付けたセンサ付車輪用軸受。
  7. 請求項6において、前記センサユニットを、その回路印刷面が前記フレキシブル基板の配線回路の印刷面と向かい合わせとなるようにフレキシブル基板に取付けたセンサ付車輪用軸受。
  8. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、前記センサユニットは、前記フレキシブル基板の配線回路との接続部を除いてフレキシブル基板から切り離されているセンサ付車輪用軸受。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項において、前記フレキシブル基板のベース材質がポリイミドであるセンサ付車輪用軸受。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか1項において、前記センサ組立品を前記固定側部材の外径面に取付けたセンサ付車輪用軸受。
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