JP2003214452A - 検出器及びセンサ付転動装置 - Google Patents

検出器及びセンサ付転動装置

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JP2003214452A
JP2003214452A JP2002014253A JP2002014253A JP2003214452A JP 2003214452 A JP2003214452 A JP 2003214452A JP 2002014253 A JP2002014253 A JP 2002014253A JP 2002014253 A JP2002014253 A JP 2002014253A JP 2003214452 A JP2003214452 A JP 2003214452A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転動装置の振動等の状態を正確に外部に知ら
せることができる検出器及びセンサ付転動装置を提供す
る。 【解決手段】 検出器20により転動装置17の状態を
検出するセンサ付転動装置10であって、検出器20
は、センサケース23と、センサケース23内に配設さ
れた振動センサ30とを備え、センサケース23が該セ
ンサケースを転動装置17に固定するための固定部23
cを有し、振動センサ30がセンサケース23内の固定
部23c近傍の箇所に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサ付転動装置
に関し、機械装置などの予防保全、例えば振動を受け易
い環境下で使用される鉄道車両、自動車、搬送車などの
移動体の軸受装置やギヤボックス等の予防保全に最適な
ものである。また、電気情報機器用の軸受等の異常検知
にも適用でき、ボールねじやリニアガイドなどの直動部
品の異常検知にも適用できる。
【0002】
【従来の技術】産業機械の軸受装置や、鉄道車両及び自
動車等の車両の軸受装置、あるいはギヤボックスには、
保全のために振動や温度等を検出するセンサを備えた検
出器(センサユニット)を取り付ける場合がある。図1
0に示すように、従来、軸受等の振動を検出する振動セ
ンサ91が、センサケース92内の先端部に樹脂93で
モールド固定されてなるセンサユニット90が用いられ
ていた。センサユニット90は、センサケース92がハ
ウジング94に設けられた取付孔94aに挿入され、ボ
ルト等によりハウジング94に固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のように
振動センサ91がセンサケース92内の先端部に配置さ
れた構造の場合、例えばセンサケース92が有する曲げ
方向の固有振動数に近い振動が加振された際にはセンサ
ケース92が共振するなどして、軸受装置等の転動装置
に作用する振動を振動センサ91により正確に検出でき
ないことがあった。また、センサユニット90をハウジ
ング94の取付孔94aに挿入してボルト等により固定
した場合、センサケース92と取付孔94aとの間に隙
間95ができ、転動装置に振動が加振された際にはこの
隙間95を介した接触面での接触の仕方が微小に変化す
る。その結果、接触面にフレッチングが発生したり、接
触面及びそれ以外の接触部でわずかな振動が発生したり
する。その振動を、振動センサ91が検出してしまい、
その値が誤差となり、転動装置に作用する振動を精度良
く検出する妨げとなっていた。本発明は、上記事情に鑑
みてなされたもので、その目的は、転動装置の振動等の
状態を正確に外部に知らせることができる検出器及びセ
ンサ付転動装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記構
成により達成される。 (1) 転動装置の状態を検出する検出器であって、セ
ンサケースと、前記センサケース内に配設された振動セ
ンサとを少なくとも備え、前記センサケースが該センサ
ケースを前記転動装置に固定するための固定部を有し、
前記振動センサが前記センサケース内の前記固定部近傍
の箇所に配設されていることを特徴とする検出器。 (2) 前記センサケースが、筒状のセンサ本体収容部
と、前記センサ本体収容部の外周側に突出したフランジ
とを有し、前記振動センサが前記フランジの内周側に配
設されている前記(1)に記載の検出器。 (3) 前記(1)又は(2)に記載の検出器を転動装
置に備え、前記検出器により前記転動装置の状態を検出
するセンサ付転動装置。 (4) センサケース内に少なくとも振動センサが配設
された検出器を転動装置に備え、前記検出器により前記
転動装置の状態を検出するセンサ付転動装置であって、
前記転動装置の前記検出器を装着する装着部と前記検出
器との間に、減衰材が配設されていることを特徴とする
センサ付転動装置。 (5) 前記減衰材として、グリース、シリコンゲル、
シリコン樹脂、Oリングの少なくとも一つが用いられた
前記(4)に記載のセンサ付転動装置。 (6) 前記振動センサがプリント基板上に実装され、
該プリント基板が前記センサケース内に収容されている
前記(3)〜(5)のいずれかに記載のセンサ付転動装
置。 (7) 前記転動装置が、外方部材と、内方部材と、前
記外方部材及び内方部材間に配設された転動体とを有
し、前記外方部材及び内方部材のうち、一方が静止部
材、他方が可動部材とされており、前記検出器が前記静
止部材又は該静止部材に固定された部材に取り付けられ
ている前記(3)〜(6)のいずれかに記載のセンサ付
転動装置。 (8) 前記転動装置が、外方部材と、内方部材と、前
記外方部材及び内方部材間に配設された転動体とを有
し、前記外方部材及び内方部材のうち、一方が静止部
材、他方が可動部材とされており、前記検出器が前記可
動部材又は該可動部材に固定された部材に取り付けられ
ている前記(3)〜(6)のいずれかに記載のセンサ付
転動装置。 (9) 前記転動装置が転がり軸受である前記(3)〜
(8)のいずれかに記載のセンサ付転動装置。 (10) 前記転動装置がボールねじである前記(3)
〜(8)のいずれかに記載のセンサ付転動装置。 (11) 前記転動装置がリニアガイドである前記
(3)〜(8)のいずれかに記載のセンサ付転動装置。
【0005】上記構成の検出器及びセンサ付転動装置に
よれば、転動装置の振動等の状態を正確に外部に知らせ
ることができる。すなわち、振動センサを、センサケー
スの固定部近傍の箇所に配設した場合、センサケースの
固有振動数に近い振動が加振されて例えばセンサケース
が共振しても、センサケースの固定部近傍の箇所は転動
装置に作用する振動と同等の振動をするので、振動セン
サにより転動装置の振動を正確に検出できる。センサケ
ースの固定部は、フランジであることが好ましい。ま
た、転動装置の装着部と検出器との間に減衰材を配設し
た場合、減衰材によりフレッチングや新たな振動の発生
を顕著に防止できる。その結果、振動を精度よく測定す
ることができる。なお、上記(9)においていう「転が
り軸受」には、複数の転がり軸受の外輪にハウジングが
外嵌されてなる、いわゆる軸受装置も、含まれる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図1に、本発明の第1実施形
態のセンサ付転動装置(センサ付軸受装置)10を示
す。センサ付転動装置10は、軸方向に間隔をあけて配
された一対の転がり軸受(ここでは玉軸受)11,11
と、それら転がり軸受の外輪12,12に外嵌されたハ
ウジング18と、を備えた転がり軸受装置17に、セン
サユニット(検出器)20を取り付けた構成になってい
る。転がり軸受の内輪13,13に、軸15が内嵌され
ている。ここでは、外輪12,12及びハウジング18
が外方部材かつ静止部材として機能し、内輪13,13
及び軸15が内方部材かつ可動部材として機能し、両者
の間には転動体(ここでは玉)14が配されている。
【0007】ハウジング18内における軸15の端部に
は、被検出部材としての速度検出用歯車16が設けられ
ている。速度検出用歯車16は、鋼材等の磁性金属材料
からなり、その外周縁部における磁気特性を円周方向に
関して交互に且つ等間隔で変化させている。軸15が回
転することで、歯車16が回転する。速度検出用歯車1
6の代わりに、S極、N極が互い違いに着磁された磁極
部がその外周面に形成された速度検出用エンコーダを採
用することもできる。
【0008】ハウジング18は例えば円筒形状に形成さ
れており、一方の(図中右方の)転がり軸受11よりも
軸方向に突出して延びており、その端部には、エンドカ
バー19が固定されている。ハウジング18の、一方の
転がり軸受11よりも軸方向に突出した位置であって、
前記速度検出用歯車16と同等な軸方向位置には、ハウ
ジング18の内面と外面とを貫通する取付孔18aが設
けられている。そして、取付孔18aを介してセンサユ
ニット20がハウジング18に固定されている。
【0009】センサユニット20は、センサケース2
3、ケースカバー24、ケーブルグランド25、センサ
本体26を備えている。センサ本体26は、プリント基
板27に、速度センサ28、温度センサ29、振動セン
サ(加速度センサ)30、及び信号を処理するための電
子部品31が実装されてなる。
【0010】図2は、センサユニット20の拡大図であ
る。図2に示すように、センサケース23は、中空筒状
に形成されたセンサ本体収容部23bと、センサ本体収
容部23bの一端に(図では上端に)設けられてセンサ
本体収容部23bの外周側に突出したフランジ23cと
を有している。フランジ23cの、センサ本体収容部2
3b側とは反対側の面には、円環形にされたケースカバ
ー結合部23aが突出形成されている。
【0011】センサケース23の、センサ本体収容部2
3b内には、センサ本体26のプリント基板27に実装
された速度センサ28、温度センサ29、振動センサ3
0、電子部品31が収容されている。プリント基板27
は、長方形板状に形成され、その長手方向が鉛直方向に
平行になるようにセンサ本体収容部23b内に配置され
ている。プリント基板27の先端部(長手方向の一端
部;図では下端部)は、センサ本体収容部23bの底板
23b1に当接している。
【0012】プリント基板27をセンサケース23に固
定するには、ねじ等の固定具を用いてもよいし、エポキ
シ樹脂等(接着剤等)を充填してもよい。エポキシ樹脂
等を充填する場合は、センサ本体収容部23bにプリン
ト基板27の挿入をガイドするように案内部を設けてお
くのが良い。また、樹脂を充填してプリント基板27を
固定する場合は、少なくともプリント基板27の外縁部
が樹脂と直接接触する構造とするのが良い。このように
すると、プリント基板27がセンサ本体収容部23b内
で安定して固定される。
【0013】この際、プリント基板27上の速度センサ
28、温度センサ29、振動センサ30及び電子部品3
1が実装される部分は、それらセンサ28,29,30
及び電子部品31にエポキシ樹脂等が直接接触しないよ
うに軟らかいウレタン樹脂やシリコン樹脂や独立気泡を
有するシリコンシート等の発泡性のある樹脂(被覆樹
脂)で被覆し、その外側にエポキシ樹脂を充填するのが
良い。こうすれば、熱膨張差によるセンサ28,29,
30及び電子部品31の破損を防止することができる。
すなわち、速度センサ28、温度センサ29、振動セン
サ30及び電子部品31にエポキシ樹脂等の比較的硬い
樹脂が直接接触する構造の場合、エポキシ樹脂、プリン
ト基板27、センサケース23の熱膨張係数の差による
寸法変化や圧力変化によってそれらセンサ28,29,
30及び電子部品31が破損することがある(特にセン
サケース23が金属材料からなる場合)。そこで、速度
センサ28、温度センサ29、振動センサ30及び電子
部品31を軟らかいシリコン樹脂や発泡性のある樹脂で
保護することによりこのような破損が防止される。
【0014】一方、プリント基板27をセンサ本体収容
部23bにねじ止めで固定する場合、上記のような問題
は発生しない。そしてその場合には、プリント基板27
をねじで固定すると同時にプリント基板27の位置決め
ができるので、組立が容易となる。なお、プリント基板
27を防湿する目的で樹脂等を充填しても良い。この場
合には、エポキシ樹脂等の硬い樹脂を上記のような保護
部材(被覆樹脂)とともに用いても良いし、軟らかい樹
脂をそのまま充填しても良い。また、防湿剤を塗布して
も良い。
【0015】なお、センサケース23内(センサ本体収
容部23b内)に樹脂を充填する場合に、空間全体を樹
脂で充填すると、温度変化時の体積変化の緩和場所がな
くなるので、気体を残す空間部をセンサケース23内の
一部に設けておくのが良い。こうしておくと、熱膨張係
数の差による体積変化が発生しても、空間部の体積が変
化し、センサケース23内の圧力はそれほど変化しない
ので、速度センサ28、温度センサ29、振動センサ3
0及び電子部品31の破損が防止される。このような空
間部を設けない場合、温度変化によって数十気圧以上の
圧力変化が生ずることがあり、それにより速度センサ2
8、温度センサ29、振動センサ30及び電子部品31
が破損されることがある。なお、空間部に封入する気体
としては、空気でもよいが、ハンダ等の酸化を防ぐため
に窒素やアルゴン等の不活性ガスが更に好ましい。
【0016】プリント基板27の先端部(センサ本体収
容部23bの底板23b1側の端部)における幅方向中
央部には、速度センサ28が配置されている。センサユ
ニット20を、図1に示したハウジング18に取り付け
た際に、速度センサ28はハウジング18の内面より突
出した位置で速度検出用歯車16に近接配置される。こ
のように、速度検出用歯車16の最も近くに速度センサ
28を配置することで、速度を正確に測定できるように
している。速度センサ28は、軸15が回転する際に、
速度検出用歯車16の磁気特性の変化による変動磁束
(磁束量の変化)に基づいてパルス状の速度信号を電圧
又は電流信号として出力する。
【0017】速度センサ28のやや上側(ハウジング1
8側)かつ側方には、温度センサ29がプリント基板2
7上に実装されている。温度センサ29は、ハウジング
18の内部に配置されて、軸受装置17内の雰囲気温度
を常時正確に計測して温度信号を出力し、その温度信号
を電子部品31に伝送する。電子部品31は、温度セン
サ29の出力信号を処理して、電圧又は電流信号として
出力する。温度センサ29がハウジング18の内部に配
置される理由は、例えば、フランジ23cより上方に配
置されると、ハウジング18の外側に位置することにな
り、そうすると熱が対流や放射などによって逃げてしま
い、ハウジング18内の正確な温度測定が難しくなるか
らである。本実施形態のように、温度センサ29をフラ
ンジ23cより下側のセンサ本体収容部23b内に配置
することにより、軸受装置17内の温度を正確に測定す
ることができる。なお、本実施形態のように、ハウジン
グ18の内部に配置すると、さらに温度を正確に測定す
ることができる。
【0018】速度センサ28及び温度センサ29の上側
(ハウジング18側)には、振動センサ(振動検出素
子)30がプリント基板27上に実装されている。振動
センサ30は、図1に示すように、センサケース23内
においてフランジ23cの近傍に配置される。振動セン
サ30の位置は、軸受装置17の径方向に見て、フラン
ジ23cの上面からハウジング18の内面までの範囲L
2内であることが好ましく、フランジ23cの上面から
下面までの範囲(フランジ23cの厚さ寸法の範囲)L
1内であることがより好ましい。振動センサ30は、軸
受装置17に作用する振動を検出して振動の信号(値)
を出力し、その振動信号(値)を電子部品31に伝送す
る。電子部品31は、振動センサ30から与えられた振
動信号(値)を処理し、電圧信号又は電流信号として出
力する。振動センサ30は、フランジ23cの近傍に配
置されているため、図2に示すような、センサケース2
3の円筒形のセンサ本体収容部23bを曲げる方向の振
動(水平方向の振動)V2が作用しても、センサ本体収
容部23bの共振等の影響を受けない。
【0019】本実施形態では、プリント基板27の面方
向が、鉛直方向(上下方向)に平行になっている。その
理由は、図2に矢印V1で示す振動の作用方向に対して
プリント基板27が例えば直角な状態で配置されている
と、プリント基板27に曲げ方向の力が作用し、プリン
ト基板27が曲げ方向に振動し易くなって、軸受装置1
7の振動を振動センサ30により正確に測定できなくな
るためである。一般に、曲げ方向の固有振動数は、伸び
方向の固有振動数に比べて周波数が低いため、プリント
基板27を振動の作用方向に直角な状態で配置すると、
プリント基板27の曲げ方向の固有振動数が測定対象の
周波数範囲に存在する場合が生じ、振動を正確に測定で
きなくなる。それに対し、図2のように振動の作用方向
に平行にプリント基板27を配置すると、プリント基板
27に作用する力は剛性が大きいプリント基板27の圧
縮、引っ張り方向の力として作用する。そのため、プリ
ント基板27の曲げ方向の固有振動数の影響が緩和され
る。また、プリント基板27の伸び方向の固有振動数は
曲げ方向の固有振動数に比べて高いため、プリント基板
27の固有振動数の影響はローパスフィルタなどで容易
に除去できる。この際、振動センサ30の振動検出方向
も、プリント基板27と平行であるのが好ましい。本実
施形態においては、V1又はV2の方向の振動を検出す
るようにするのが良い。このように、振動センサ30の
検出方向をプリント基板27と平行にすると、プリント
基板27の曲げ方向の振動は検出しないのでさらに好ま
しい。
【0020】なお、速度センサ28、温度センサ29、
振動センサ30を前もって全てプリント基板27に実装
しておき、そのうちの電源や必要な機能の配線のみをジ
ャンパ線などで電子部品31に電気的に接続したり、配
線35を接続することにより、単一または2個のセンサ
のみを使うようにすることもできる。そのため、組合わ
せの種類が異なるセンサユニットを製造する際にも、1
種類のプリント基板27を製作するだけで対応できるの
で好ましい。
【0021】センサケース23のフランジ23cには、
ハウジング取付孔23c1、ケースカバー取付孔23c
2がそれぞれ形成されている。ハウジング取付孔23c
1は、その上方から挿通された取付ボルト32がハウジ
ング18にねじ込まれることによってセンサケース23
をハウジング18に固定するのに用いられる。ケースカ
バー取付孔23c2は、その下方から挿通された組立ボ
ルト33がケースカバー24にねじ込まれることによっ
てケースカバー24をセンサケース23に固定するのに
用いられる。
【0022】ケースカバー取付孔23c2に挿通された
組立ボルト33は、フランジ23cの取付相手面である
ハウジング18側からねじ込まれており、その頭部がハ
ウジング18にわずかな隙間を介して対向している。そ
のため、万一、組立ボルト33に緩みが生じたとして
も、組立ボルト33は、ハウジング18に当たるため、
ねじの緩み方向に移動することがなく、その結果、組立
ボルト33の脱落が防止される。
【0023】ケースカバー24内には、L字状の穴(空
間)が形成されており、ケースカバー24は、センサケ
ース結合部24aとケーブルグランド接続部24bとを
有してL字形に形成されている。
【0024】センサケース結合部24aには、センサケ
ース23のフランジ23cに挿通された組立ボルト33
がねじ込まれるねじ穴24a1,24a1が形成されて
いる。センサケース結合部24aの中央部には、センサ
ケース23のケースカバー結合部23aが嵌合される嵌
合穴24a2が形成されている。
【0025】ケーブルグランド接続部24bには、嵌合
穴24a2の上端に連通するケーブルグランド装着穴2
4b1が形成されている。ケーブルグランド装着穴24
b1は、嵌合穴24a2に対してある角度傾いた方向
(本実施形態では直角)に延びている。プリント基板2
7から延びた配線35は、上方に引き出された後、ケー
ブルグランド装着穴24b1を通って、ストレートタイ
プのケーブルグランド25を介して、外部に延びたケー
ブル37に電気的に接続されている。ケーブルグランド
接続部24bの内周面には、雌ねじ部が形成されてお
り、そこにはケーブルグランド25に形成された雄ねじ
部25aがねじ込まれている。
【0026】一般に、L字形のケーブルグランド(図示
せず)は、ストレートタイプのケーブルグランド25に
比べて体積が大きくなる。本実施形態では、ケースカバ
ー24をL字形にすることによってストレートタイプの
ケーブルグランド25を使用しているので、全体の大き
さを小さくできるとともに、L字形のケーブルグランド
を用いる場合より安価になる。鉄道車両などの場合、ハ
ウジング18の上方部には、荷台や車室フロアなどが配
置され、それらとの間のスペースに限りがあるため、ケ
ースカバー24の上方にケーブル37が引き出されるよ
うにすると、センサユニット20の着脱時等の作業性が
悪くなるし、上方から水が浸入しやすくなる。本実施形
態のように、ケーブル37を側方に引き出すことで、セ
ンサユニット20の着脱作業も容易に行える。
【0027】図3は、本実施形態のセンサ付転動装置1
0における振動センサ30の特性図(振動測定値を周波
数軸で表した図;周波数応答図)である。図3では、本
実施形態の振動センサ30の出力特性をAで示し、比較
として、振動センサをセンサケース23内のプリント基
板27の先端部に配置したもの(従来例;図10に示し
た例)の出力特性をBで示す。図3より明らかなよう
に、従来例では、9kHz付近の周波数において振動測
定値が−35dB程度になった。これは、センサケース
23の先端部における曲げ方向の共振成分が振動センサ
に与えられることによる誤検出である。これに対し、本
実施形態の場合、9kHz付近の周波数において振動測
定値が−55dB程度になった。本実施形態では、セン
サ本体収容部23bの共振の影響を受けずに、軸受装置
17の振動の検出が正確に行われた。また、振動センサ
の出力信号にローパスフィルタを入れ、不必要な高周波
成分を除去することはさらに好ましい。本実施形態にお
いては、6kHzのローパスフィルタを入れることで、
6kHz以上の成分を除去できるので、振動の測定精度
を向上することができる。なお、ローパスフィルタは、
センサユニット20の外側に設けてもよいが、センサユ
ニット20の内部に設けると振動センサの出力波形の精
度を向上できるので、さらに好ましい。なお、ローパス
フィルタはプリント基板27と別に設けてもよいが、プ
リント基板27に組み込むことで全体をコンパクトにで
きるのでさらに好ましい。なお、振動として、図2に示
したような水平方向の振動V2を与えた。
【0028】以上のような構成のセンサ付転動装置10
によれば、振動センサ30がセンサケース23内のフラ
ンジ23cの近傍の箇所に配設され、フランジ23cが
転動装置17に固定されることにより振動センサ30が
固定されているので、振動センサ30により転動装置1
7の振動を正確に検出して外部に知らせることができ
る。また、複数のセンサ(速度センサ28、温度センサ
29、振動センサ30)をプリント基板27に実装した
上で、そのプリント基板27をセンサ本体収容部23b
内に配置することで、複数のセンサをセンサケース23
内の正確な位置に容易に配置できるようにしている。こ
のようなセンサユニット20は、組立が容易であり、ま
た、センサ出力のばらつきを顕著に抑制できる。
【0029】図4に、本発明の第2実施形態のセンサ付
転動装置に係るセンサユニット40を示す。図5は、セ
ンサユニット40がハウジング18に取り付けられた状
態を示す。なお、以下に説明する実施形態において、既
に説明した部材等と同様な構成・作用を有する部材等に
ついては、図中に同一符号を付すことにより、説明を簡
略化或いは省略する。第2実施形態では、センサユニッ
ト40が鉛直方向に対して傾いた状態でハウジング18
に取り付けられている。すなわち、センサ本体収容部2
3b内に配置された長方形板状のプリント基板27は、
その長手方向が鉛直方向に対して所定の角度θ(例えば
45度)で傾いている。しかし、プリント基板27の面
方向は、鉛直方向に平行になっている。
【0030】図4に示すように、本実施形態における速
度センサ28及び温度センサ29は、プリント基板27
上で、第1実施形態と同様に実装されている。一方、振
動センサ30は、矢印V1で示す鉛直方向の振動を正確
に測定できるように、プリント基板27の長手方向に対
して傾いた状態で実装されている。なお、本実施形態の
ように振動の作用方向及び振動センサ30がセンサ本体
収容部23bとある角度θをもって交差している場合、
振動によってセンサ本体収容部23bが加振され易い。
すなわち、センサ本体収容部23bは円筒の片持ち構造
であり、外部から衝撃やランダムな振動が作用すると、
片持ち梁の固有振動数で共振振動を起こしてしまう。そ
こで、本実施形態でも、振動センサ30がフランジ23
cの近傍に設けられている。プリント基板27に実装さ
れた振動センサ30は、フランジ23cの内周側に配さ
れている。
【0031】振動センサ30のプリント基板27への取
り付けは、機械などによって正確な位置に取り付けるこ
とが可能なため、振動センサ30の測定対象方向との角
度の誤差を少なくでき、振動データを正確に測定するこ
とができる。
【0032】図6に、本発明の第3実施形態のセンサ付
転動装置70を示す。第3実施形態では、センサユニッ
ト80は、センサ本体収容部83b及びフランジ83c
を有するセンサケース83と、ケースカバー84と、ケ
ーブルグランド25とを備えている。センサケース83
内の、センサ本体26から延びた配線(図示せず)は、
上方に引き出されてケースカバー84を貫通し、ケーブ
ルグランド25を介して、外部に延びたケーブルに電気
的に接続されている。プリント基板上に実装された振動
センサ(振動検出素子)30は、フランジ23cの内周
側に配されている。
【0033】本実施形態では、軸受装置17のハウジン
グ18に設けられた取付孔18aと、センサケース23
のセンサ本体収容部83bとの間の隙間に、減衰材とな
るグリース81が封入されている。グリース81は、ス
クイズフィルムダンパとして機能し、外部振動によって
センサケース83が共振するのを防止する。グリース8
1は、外部振動を減衰する一方、センサ本体収容部83
bと取付孔18aとの間の接触部の潤滑性も向上するた
め、接触部のフレッチングを顕著に防止することができ
る。なお、高温状態で長時間使用する場合であって、グ
リース中の基油の蒸発が懸念されるときは、グリースに
代えてシリコンゲルやシリコン樹脂を使用しても良い。
シリコンゲルを用いる場合、グリースに比べて潤滑性は
若干低下するが、高温耐久性は向上する。また、シリコ
ンゲルはゲル状のため保持効果が大きく、グリースが流
れ出すような隙間においても使用できる。減衰材として
シリコン樹脂を用いる場合、上記隙間がさらに大きくて
もよい。このように、センサケース83とハウジング1
8の取付孔18aとの間の隙間を埋めるような減衰材を
用いることで、ハウジング18からセンサユニット80
への熱伝導性が良くなり、温度の測定精度も向上するこ
とができる。
【0034】図7は、第3実施形態のセンサユニット8
0における振動センサ30の特性図(周波数応答図)で
ある。図7では、本実施形態の振動センサ30の出力特
性をCで示し、比較として、減衰材を封入せずにセンサ
ケースをハウジングに取り付けたもの(従来例;図10
に示した例)の出力特性をDで示す。図7より明らかな
ように、従来例では、5kHz〜8kHzの周波数範囲
において振動測定値が5dB程度のピークになった。こ
れに対し、本実施形態の場合、5kHz〜8kHzの周
波数範囲において振動測定値が−22dB程度となり、
他の周波数においてもほぼ一様な振動測定値が得られ
た。本実施形態のように減衰材を用いることによって、
軸受装置の振動を正確に測定することができる。なお、
振動として、水平方向の振動を与えた。
【0035】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、適宜な変形、改良等が可能であ
る。例えば、図8に示すように、減衰材として、センサ
本体収容部83bに外嵌されたOリング82を用いても
よい。Oリング82は、ハウジング18の取付孔18a
の内周面に設けられた溝に嵌合している。Oリング82
は、1本に限らず、センサ本体収容部83b及び取付孔
18a間に複数本が装着されてもよい。その際、各オー
リングの間にグリース、シリコンゲルやシリコン樹脂等
を封入してもよく、こうすることによって接触部での潤
滑性も得られ、温度測定精度も向上できる。
【0036】また、振動センサ等をプリント基板上に実
装せずに、センサケース内に樹脂などでモールドして固
定してもよい。また、センサケースの固定部の形態は、
図1等に示したようなフランジ23cに限定されず、ブ
ラケット等でもよいし、センサ本体収容部に設けられた
ボルト孔等でもよい。センサケースとは別体のものをセ
ンサケースに取り付けて固定部として機能させてもよ
い。また、上記実施形態では、ケーブル37で信号を取
り出していたが、無線などを使用してワイヤレスで信号
を伝送してもよい。ワイヤレスの場合は、可動輪側に
(可動部材側に)センサユニットを設けてもよい。ま
た、軸受装置17における転がり軸受は玉軸受に限ら
ず、円筒ころ軸受、円錐ころ軸受や、各種の複列軸受で
もよい。
【0037】また例えば、軸受装置17に限らず、図9
に示すようにボールねじ50に本発明を適用することも
できる。ボールねじ50では、ナット51にセンサユニ
ット60を取り付けることにより、ねじ軸52とナット
51との係合部における剥離等の異常を検知することが
できる。なお、センサユニット60の取付け相手はナッ
ト51に限らず、ねじ軸52をサポートしている固定側
のサポートユニット53や単純支持側のサポートユニッ
ト54に取り付けてもよい。ねじ軸52はロックナット
55により固定側のサポートユニット53に軸方向に固
定されており、カップリング56を介して結合された駆
動モータ57によって回転する。また、ボールねじに限
らず、リニアガイドやその他の直同部品における可動部
やレールにセンサユニット60を取り付けることによっ
て、剥離等の異常を検知することもできる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転動装置の振動等の状態を正確に外部に知らせることが
できる検出器及びセンサ付転動装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の縦断面図である。
【図2】第1実施形態の要部拡大図である。
【図3】第1実施形態の特性図である。
【図4】第2実施形態の要部拡大図である。
【図5】第2実施形態におけるセンサユニットの取り付
け位置の説明図である。
【図6】第3実施形態の縦断面図である。
【図7】第3実施形態の特性図である。
【図8】第4実施形態の縦断面図である。
【図9】本発明が適用されるボールねじを示す図であ
る。
【図10】従来のセンサユニットの断面図である。
【符号の説明】
10,70 センサ付軸受装置(センサ付
転動装置) 11 転がり軸受 12 外輪 13 内輪 15 軸 17 転がり軸受装置(転動装置) 18 ハウジング 18a 取付孔(装着部) 20,40,60,80 センサユニット 23,83 センサケース 23c,83c フランジ(固定部) 30 振動センサ 81 グリース(減衰材) 82 Oリング(減衰材) 50 ボールねじ(転動装置)
フロントページの続き (72)発明者 遠藤 茂 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 (72)発明者 正田 義雄 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 Fターム(参考) 2G024 AB11 AC01 AC03 BA12 BA15 CA09 CA13 CA17 DA09 FA02 2G064 AA17 AB22 AB23 BA28 3J062 AA02 AA07 AA17 AB01 AB22 AC07 BA22

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転動装置の状態を検出する検出器であっ
    て、センサケースと、前記センサケース内に配設された
    振動センサとを少なくとも備え、前記センサケースが該
    センサケースを前記転動装置に固定するための固定部を
    有し、前記振動センサが前記センサケース内の前記固定
    部近傍の箇所に配設されていることを特徴とする検出
    器。
  2. 【請求項2】 前記センサケースが、筒状のセンサ本体
    収容部と、前記センサ本体収容部の外周側に突出したフ
    ランジとを有し、前記振動センサが前記フランジの内周
    側に配設されている請求項1に記載の検出器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の検出器を転動装
    置に備え、前記検出器により前記転動装置の状態を検出
    するセンサ付転動装置。
  4. 【請求項4】 センサケース内に少なくとも振動センサ
    が配設された検出器を転動装置に備え、前記検出器によ
    り前記転動装置の状態を検出するセンサ付転動装置であ
    って、 前記転動装置の前記検出器を装着する装着部と前記検出
    器との間に、減衰材が配設されていることを特徴とする
    センサ付転動装置。
  5. 【請求項5】 前記減衰材として、グリース、シリコン
    ゲル、シリコン樹脂、Oリングの少なくとも一つが用い
    られた請求項4に記載のセンサ付転動装置。
  6. 【請求項6】 前記振動センサがプリント基板上に実装
    され、該プリント基板が前記センサケース内に収容され
    ている請求項3〜5のいずれかに記載のセンサ付転動装
    置。
  7. 【請求項7】 前記転動装置が、外方部材と、内方部材
    と、前記外方部材及び内方部材間に配設された転動体と
    を有し、前記外方部材及び内方部材のうち、一方が静止
    部材、他方が可動部材とされており、前記検出器が前記
    静止部材又は該静止部材に固定された部材に取り付けら
    れている請求項3〜6のいずれかに記載のセンサ付転動
    装置。
  8. 【請求項8】 前記転動装置が、外方部材と、内方部材
    と、前記外方部材及び内方部材間に配設された転動体と
    を有し、前記外方部材及び内方部材のうち、一方が静止
    部材、他方が可動部材とされており、前記検出器が前記
    可動部材又は該可動部材に固定された部材に取り付けら
    れている請求項3〜6のいずれかに記載のセンサ付転動
    装置。
  9. 【請求項9】 前記転動装置が転がり軸受である請求項
    3〜8のいずれかに記載のセンサ付転動装置。
  10. 【請求項10】 前記転動装置がボールねじである請求
    項3〜8のいずれかに記載のセンサ付転動装置。
  11. 【請求項11】 前記転動装置がリニアガイドである請
    求項3〜8のいずれかに記載のセンサ付転動装置。
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