JP2003008815A - ネットワークファクシミリ装置およびその制御方法 - Google Patents

ネットワークファクシミリ装置およびその制御方法

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JP2003008815A
JP2003008815A JP2001186352A JP2001186352A JP2003008815A JP 2003008815 A JP2003008815 A JP 2003008815A JP 2001186352 A JP2001186352 A JP 2001186352A JP 2001186352 A JP2001186352 A JP 2001186352A JP 2003008815 A JP2003008815 A JP 2003008815A
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Naoki Wakasugi
直樹 若杉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークスキャナ装置として利用する際
に便利なネットワークファクシミリ装置およびその制御
方法を提供することを目的としている。 【解決手段】 ネットワークファクシミリ装置FXのネ
ットワークスキャナ機能を利用する際には、読取画像の
解像度、カラーモード、サイズ等をユーザが任意に指定
することができるので、ユーザが取得したい内容の画像
データを受け取ることができ、非常に便利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
し、電子メールを用いてファクシミリ通信を行うメール
型ネットワークファクシミリ機能を備えたネットワーク
ファクシミリ装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットなどのネットワー
クに接続し、このネットワーク上を介して画情報を通信
することのできるネットワークファクシミリ装置が実用
されるようになってきている。
【0003】また、このネットワークファクシミリ装置
の通信方法としては、電子メールを用いて画情報を通信
するITU−T勧告T.37に準拠したT.37通信方
法(メール型ネットワークファクシミリ通信方法)と、
インターネットを介して相手端末と直接セッションを張
り、リアルタイム的に画情報を通信するITU−T勧告
T.38に準拠したT.38通信方法(リアルタイム型
ネットワークファクシミリ通信方法)の2つがある。
【0004】また、T.37通信方法では、送信画像の
フォーマットとして、TIFF−FProfile−S
を適用する旨規定されている。このTIFF−F Pr
ofile−Sは、画像モードは白黒モードに、符号化
方式はMH方式に、用紙サイズはA4判に、読取解像度
は200x100(ドット/25.4mm)または20
0x200(ドット/25.4mm)に規定されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、ネットワークフ
ァクシミリ装置のメール送信機能を利用して、原稿画像
をパーソナルコンピュータ装置等のデータ処理装置にユ
ーザに送信することで、ネットワークファクシミリ装置
をいわゆるネットワークスキャナ装置として利用するこ
とがなされるようになってきた。
【0006】しかしながら、上述したように、ネットワ
ークファクシミリ装置のT.37通信方法を利用する限
りは、送信画像フォーマットがTIFF−F Prof
ile−Sに限定されるため、ネットワークファクシミ
リ装置をネットワークスキャナ装置として利用する際に
不便であった。
【0007】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、ネットワークスキャナ装置として利用する際
に便利なネットワークファクシミリ装置およびその制御
方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
を介し、電子メールを用いてファクシミリ通信を行うメ
ール型ネットワークファクシミリ機能を備えたネットワ
ークファクシミリ装置において、宛先種別としてネット
ワークファクシミリ装置とデータ処理装置を指定可能な
宛先種別設定手段を備え、画情報送信時、上記宛先種別
設定手段により宛先種別としてネットワークファクシミ
リ装置が指定された場合には、上記メール型ネットワー
クファクシミリ機能に対応した用紙幅に、送信画像の用
紙幅を揃える一方、宛先種別としてデータ処理装置が指
定された場合には、送信画像の用紙幅を規定せず、読取
原稿の用紙幅を適用できるようにしたものである。
【0009】また、ネットワークを介し、電子メールを
用いてファクシミリ通信を行うメール型ネットワークフ
ァクシミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置
において、宛先種別としてネットワークファクシミリ装
置とデータ処理装置を指定可能な宛先種別設定手段を備
え、画情報送信時、上記宛先種別設定手段により宛先種
別としてネットワークファクシミリ装置が指定された場
合には、送信画像データの解像度を上記メール型ネット
ワークファクシミリ機能に対応した読取解像度に変換
し、その変換後の読取画像データを送信する一方、宛先
種別としてデータ処理装置が指定された場合には、読取
送信画像データの読取解像度の変換を行わずに送信する
ようにしたものである。
【0010】また、ネットワークを介し、電子メールを
用いてファクシミリ通信を行うメール型ネットワークフ
ァクシミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置
において、宛先種別としてネットワークファクシミリ装
置とデータ処理装置を指定可能な宛先種別設定手段を備
え、画情報送信時、上記宛先種別設定手段により宛先種
別としてネットワークファクシミリ装置が指定された場
合には、送信画像データの画像フォーマットを上記メー
ル型ネットワークファクシミリ機能に対応した画像フォ
ーマットに変換し、その変換後の読取画像データを送信
する一方、宛先種別としてデータ処理装置が指定された
場合には、データ処理装置の指定時に対応して設定され
た画像フォーマットに、送信画像データの画像フォーマ
ットに変換し、その変換後の読取画像データを送信する
ようにしたものである。
【0011】また、ネットワークを介し、電子メールを
用いてファクシミリ通信を行うメール型ネットワークフ
ァクシミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置
において、宛先種別としてネットワークファクシミリ装
置とデータ処理装置を指定可能な宛先種別設定手段と、
送信原稿を白黒読取およびカラー読取可能なカラー原稿
読取手段を備え、画情報送信時、上記宛先種別設定手段
により宛先種別としてネットワークファクシミリ装置が
指定された場合には、上記カラー原稿読取手段を白黒読
取モードに設定して読取画像データを作成する一方、宛
先種別としてデータ処理装置が指定された場合には、上
記カラー原稿読取手段をカラー読取モードに設定して読
取画像データを作成するようにしたものである。
【0012】また、画情報送信時、前記宛先種別設定手
段により宛先種別としてネットワークファクシミリ装置
が指定された場合には、送信画像に送信端末識別情報を
挿入する一方、宛先種別としてデータ処理装置が指定さ
れた場合には、送信画像に送信端末識別情報を挿入しな
いことようにしたものである。また、前記宛先種別設定
手段により指定された宛先種別に内容を、通信履歴情報
に含めて保存するようにしたものである。
【0013】また、ネットワークを介し、電子メールを
用いてファクシミリ通信を行うメール型ネットワークフ
ァクシミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置
の制御方法において、宛先種別としてネットワークファ
クシミリ装置とデータ処理装置を指定可能な宛先種別設
定手段を備え、画情報送信時、上記宛先種別設定手段に
より宛先種別としてネットワークファクシミリ装置が指
定された場合には、上記メール型ネットワークファクシ
ミリ機能に対応した用紙幅に、送信画像の用紙幅を揃え
る一方、宛先種別としてデータ処理装置が指定された場
合には、送信画像の用紙幅を規定せず読取原稿の用紙幅
を適用できるようにしたものである。
【0014】また、ネットワークを介し、電子メールを
用いてファクシミリ通信を行うメール型ネットワークフ
ァクシミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置
の制御方法において、宛先種別としてネットワークファ
クシミリ装置とデータ処理装置を指定可能な宛先種別設
定手段を備え、画情報送信時、上記宛先種別設定手段に
より宛先種別としてネットワークファクシミリ装置が指
定された場合には、送信画像データの解像度を上記メー
ル型ネットワークファクシミリ機能に対応した読取解像
度に変換し、その変換後の読取画像データを送信する一
方、宛先種別としてデータ処理装置が指定された場合に
は、読取送信画像データの読取解像度の変換を行わずに
送信するようにしたものである。
【0015】また、ネットワークを介し、電子メールを
用いてファクシミリ通信を行うメール型ネットワークフ
ァクシミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置
の制御方法において、宛先種別としてネットワークファ
クシミリ装置とデータ処理装置を指定可能な宛先種別設
定手段を備え、画情報送信時、上記宛先種別設定手段に
より宛先種別としてネットワークファクシミリ装置が指
定された場合には、送信画像データの画像フォーマット
を上記メール型ネットワークファクシミリ機能に対応し
た画像フォーマットに変換し、その変換後の読取画像デ
ータを送信する一方、宛先種別としてデータ処理装置が
指定された場合には、データ処理装置の指定時に対応し
て設定された画像フォーマットに送信画像データの画像
フォーマットに変換しその変換後の読取画像データを送
信するようにしたものである。
【0016】また、ネットワークを介し、電子メールを
用いてファクシミリ通信を行うメール型ネットワークフ
ァクシミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置
の制御方法において、宛先種別としてネットワークファ
クシミリ装置とデータ処理装置を指定可能な宛先種別設
定手段と、送信原稿を白黒読取およびカラー読取可能な
カラー原稿読取手段を備え、画情報送信時、上記宛先種
別設定手段により宛先種別としてネットワークファクシ
ミリ装置が指定された場合には、上記カラー原稿読取手
段を白黒読取モードに設定して読取画像データを作成す
る一方、宛先種別としてデータ処理装置が指定された場
合には、上記カラー原稿読取手段をカラー読取モードに
設定して読取画像データを作成するようにしたものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施例にかかるネット
ワークシステムを示している。
【0019】同図において、ローカルエリアネットワー
クLANには、複数のワークステーション装置WS1〜
WSn、メールサーバ装置SM、および、ネットワーク
ファクシミリ装置FXが接続されているとともに、ルー
タ装置RTを介してインターネットへ接続されている。
したがって、ワークステーション装置WS1〜WSn、
メールサーバ装置SM、および、ネットワークファクシ
ミリ装置FXは、インターネットを介し、他の適宜な端
末装置との間でデータをやりとりすることができる。
【0020】ここで、メールサーバ装置SMは、ローカ
ルエリアネットワークLANに接続されているワークス
テーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、およ
び、ネットワークネットワークファクシミリ装置FXに
対して、周知の電子メールの収集および配布のサービス
を提供するものである。
【0021】また、ローカルエリアネットワークLAN
は、ルータ装置RTを介して、インターネットへと接続
され、それにより、ワークステーション装置WS1〜W
Sn、メールサーバ装置SM、および、ネットワークフ
ァクシミリ装置FXは、他のローカルエリアネットワー
ク等に接続されているホスト装置等との間で種々のデー
タのやりとりが可能である。
【0022】また、ワークステーション装置WS1〜W
Snには、ファクシミリ画情報を作成および表示出力す
るファクシミリアプリケーションソフトウェア、およ
び、ローカルエリアネットワークLANを介して種々の
データのやりとりを行うための種々のソフトウェアなど
の種々のプログラムが導入されており、特定のユーザに
より使用されるものである。ここで、特定のユーザは、
一人または複数人のユーザであってよい。
【0023】また、ネットワークファクシミリ装置FX
は、画情報や各種レポートなどを電子メールとしてやり
とりするための電子メール処理機能、および、公衆網
(PSTN)に接続し、この公衆網を伝送路として用い
てグループ3ファクシミリ伝送手順による画情報伝送を
行う伝送機能を備えている。また、このネットワークフ
ァクシミリ装置FXは、ワークステーション装置WS1
〜WSnのユーザ等に対して、いわゆるネットワークス
キャナ機能を提供するモードも備えている。
【0024】図2は、ネットワークファクシミリ装置F
Xの構成例を示している。
【0025】同図において、システム制御部1は、この
ネットワークファクシミリ装置FXの各部の制御処理、
および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御
処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム
制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理
プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記
憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構
成するものであり、パラメータメモリ3は、このネット
ワークファクシミリ装置FXに固有な各種の情報を記憶
するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を
出力するものである。
【0026】カラースキャナ5は、所定の解像度(例え
ば、400x400(ドット/25.4mm))で原稿
画像をフルカラー読取または白黒読取りするためのもの
であり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力
するためのものであり、操作表示部7は、このネットワ
ークファクシミリ装置FXを操作するためのもので、各
種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0027】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0028】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0029】網制御装置11は、このネットワークファ
クシミリ装置FXをアナログ公衆網PSTNに接続する
ためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0030】ローカルエリアネットワークインターフェ
ース回路12は、このネットワークファクシミリ装置F
XをローカルエリアネットワークLANに接続するため
のものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部
13は、ローカルエリアネットワークLANを介して、
他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりす
るための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理
を実行するためのものである。
【0031】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網
制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝
送制御部13は、内部バス14に接続されており、これ
らの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内
部バス14を介して行われている。
【0032】また、網制御装置11とグループ3ファク
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0033】図3は、操作表示部7の一例を示してい
る。
【0034】同図において、スタートキー7aは、この
ネットワークファクシミリ装置FXの送受信動作の開始
を指令入力するためのものであり、ストップキー7b
は、このネットワークファクシミリ装置FXの動作の停
止を指令入力するためのものであり、コピーキー7c
は、このネットワークファクシミリ装置FXのコピー動
作の開始を指令入力するためのものであり、テンキー7
dは、電話番号などの数字(数値)情報を入力するため
のものである。
【0035】ワンタッチダイアルキー7eは、1つのキ
ー操作で宛先番号または宛先メールアドレスなどを操作
入力するとともに、メールアドレスを構成する英数文字
や記号を入力するためのものである。
【0036】カラー読取キー7fは、原稿読取をカラー
読取モードにセットするためのものであり、ランプ7g
は、カラー読取キー7fが操作されてカラー読取ファク
スモードが選択されている旨を表示するためのものであ
る。
【0037】PC(パーソナルコンピュータ装置等のデ
ータ処理装置をあらわす)スキャンキー7hは、ネット
ワークスキャナ機能を実現するためのPCスキャンモー
ドをセットするためのものであり、ランプ7iは、PC
スキャンキー7fが操作されてPCスキャンモードが選
択されている旨を表示するためのものである。
【0038】IFAX(ネットワークファクシミリ)キ
ー7jは、電子メールを用いてファクシミリ通信を行う
ネットワークファクシミリモードをセットするためのも
のであり、ランプ7kは、IFAXキー7hが操作され
てネットワークファクシミリモードが選択されている旨
を表示するためのものである。
【0039】液晶表示器7lは、このネットワークファ
クシミリ装置FXの操作ガイダンスの表示や、入力情報
のフィードバック表示などの種々のメッセージを表示す
るためのものであり、ファンクションキー7mは、この
ネットワークファクシミリ装置FXの各種機能(例え
ば、ワンタッチダイアルキー7eへのデータ登録など)
を行う際のファンクション操作を起動操作するためのも
のである。
【0040】YESキー7nは、液晶表示器7lに表示
されたガイダンスメッセージに対する肯定的な回答を入
力するためのものであり、NOキー7oは、液晶表示器
7lに表示されたガイダンスメッセージに対する否定的
な回答を入力するためのものである。
【0041】また、ランプ7pは、通信中を点灯表示す
るものであり、ランプ7qは、このネットワークファク
シミリ装置FXに何らかの異常が発生している状態を警
告するために点灯表示するためのものである。
【0042】ここで、本実施例において、基本的には、
ローカルエリアネットワークLANに接続されている端
末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/I
Pと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコ
ルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み
合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行わ
れる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位
レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)と
いう通信プロトコルが適用される。
【0043】また、各端末がメールサーバ装置SMに対
して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や取得要求など
のために適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP
(Post Office Protocol)などを
適用することができる。
【0044】また、TCP/IP,SMTP,POPな
どの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式
やデータ構造などについては、それぞれIETFから発
行されているRFC文書により規定されている。例え
ば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SM
TPはRFC821、電子メールの形式は、RFC82
2,RFC1521,RFC1522(MIME(Mu
lti PurposeMail Extensio
n)形式)などでそれぞれ規定されている。
【0045】そして、ネットワークファクシミリ装置F
Xは、読み取った原稿画像を公衆網PSTNを介して他
のグループ3ファクシミリ装置へ、または、電子メール
を用い、ローカルエリアネットワークLAN(さらに
は、インターネット)を介してワークステーション装置
WS1〜WSnのユーザや他のネットワークファクシミ
リ装置FXへ送信するとともに、公衆網PSTNを介し
て他のグループ3ファクシミリ装置より受信した画情報
を、そのときに指定されたサブアドレスに対応したユー
ザに対して、電子メールを用いて転送したり、あるい
は、ローカルエリアネットワークLANのワークステー
ション装置WS1〜WSnより(電子メールで)受信し
た画情報を、指定された公衆網PSTNのグループ3フ
ァクシミリ装置へ転送する転送サービス機能等を備えて
いる。
【0046】また、ネットワークファクシミリ装置FX
のPCスキャンモードでは、カラースキャナ5で読み取
って得たカラー画像データを適宜なカラー画像符号化方
式(例えば、JPEG方式)で符号化圧縮した後、所定
の画像フォーマット、例えば、米国Adbe社が提唱し
ているPDF(Portable DocumentF
ormat)フォーマットに変換し、そのPDFフォー
マットの画像データを、電子メールを用いて、指定され
たメールアドレスへ送信する。
【0047】また、自端末宛に受信した電子メールにつ
いては、本文情報に配置される画情報を取り出して、記
録出力するようにしている。
【0048】ここに、ファクシミリ画情報はバイナリデ
ータであり、電子メールには、直接バイナリデータを含
ませることができないので、所定の変換方法(例えば、
Base64符号化方法)を適用して可読情報(7ビッ
トのキャラクタコード)に変換した状態で、電子メール
に含められる。このような電子メールの本文情報の形式
をMIME形式という。
【0049】このように、ファクシミリ画情報を送信す
る際に用いられる電子メールの一例を図4に示す。
【0050】この電子メールは、複数の本文パートを持
つマルチパートMIME形式の電子メールであり、電子
メールの送信日付(「Date」フィールド)、宛先メ
ールアドレス(「To」フィールド)、送信元メールア
ドレス(「From」フィールド)などの所定の情報か
らなるメールヘッダ部、テキストデータを運ぶためのテ
キストパート部、および、ファクシミリ画情報を運ぶた
めのバイナリパート部からなり、バイナリパート部に
は、ファクシミリ画情報をMIME変換して得たMIM
Eエンコードデータが配置される。
【0051】また、電子メールで運ばれるファクシミリ
画情報は、元の画像データをMH符号化で圧縮し、それ
をTIFF−F Profile−Sのフォーマットへ
変換したものであり、したがって、MIMEエンコード
データとしては、このTIFF−Fデータ Profi
le−Sフォーマットの画像データをMIME変換した
ものが配置される。
【0052】一方、PCスキャンモードがセットされた
場合には、本文情報として、上述したPDFフォーマッ
トの画像データをMIME変換したものが配置される。
【0053】また、ネットワークファクシミリモードで
は、送信画像の先頭部に、図5に示すような端末識別情
報(TTI)を挿入することができる。このTTIは、
グループ3ファクシミリ装置において、送信端末を識別
するために挿入されるものと同様の内容のものであり、
例えば、送信日時情報、送信端末(送信者)の表示情
報、および、件名情報などが配置される。
【0054】また、このTTIの挿入の有無は、ユーザ
が適宜に指定することができる。
【0055】また、本実施例では、送受信動作毎に通信
履歴情報を形成して保存しており、その保存した通信履
歴情報に基づいて、図6に示すようなこのネットワーク
ファクシミリ装置FXの通信履歴をあらわす通信結果レ
ポートを作成して、記録出力する。この場合、通信結果
レポートの表示項目として、カラーモード、画像フォー
マット、および、解像度が含まれており、それぞれの通
信がネットワークファクシミリモードで送信されたもの
であるか、あるいは、PCスキャンモードで送信された
ものであるかをユーザが識別できるようにしている。
【0056】例えば、カラーモードが「フルカラー」に
なっている通信は、PCスキャンモードの通信であると
判断することができる。また、カラーモードが「白
黒」、画像フォーマットがTIFF−F(MH)になっ
ている通信は、ネットワークファクシミリモードの通信
であると判断することができる。
【0057】この通信結果レポートの記録出力は、例え
ば、一定の期間(例えば、1週間、あるいは、1ヶ月な
ど)経過毎、または、ユーザが記録出力を指令した場合
などに行われる。
【0058】図7および図8は、ネットワークファクシ
ミリ装置FXの送信時の処理の一例を示している。
【0059】まず、ユーザがPCスキャンキー7hまた
はIFAXキー7jを操作しているかどうかを調べて
(判断101)、判断101の結果がNOになるときに
は、通常のグループ3ファクシミリ通信機能の送信時処
理を行う(処理102)。
【0060】判断101の結果がYESになるときに
は、カラー読取キー7fが操作されて、カラー読取モー
ドがセットされているかどうかを調べる(判断10
3)。判断103の結果がNOになるときには、IFA
Xキー7jが操作されてネットワークファクシミリモー
ドの通信が設定されているかどうかを調べる(判断10
4)。
【0061】ネットワークファクシミリモードの通信が
設定されている場合で、判断104の結果がYESにな
るときには、カラースキャナ5を白黒読取モードにセッ
トして、セットされている送信原稿の原稿画像を読み取
り(処理105)、それによって得た原稿画像データを
MH符号化方式で符号化圧縮して、画像蓄積装置9に一
旦蓄積する(処理106)。
【0062】また、PCスキャンモードの通信が設定さ
れている場合で、判断104の結果がNOになるとき、
あるいは、カラー読取モードがセットされている場合
で、判断103の結果がYESになるときには、カラー
スキャナ5をカラー(フルカラー)読取モードにセット
して、セットされている送信原稿の原稿画像を読み取り
(処理107)、それによって得た原稿画像データをJ
PEG符号化方式で符号化圧縮して、画像蓄積装置9に
一旦蓄積する(処理108)。
【0063】次いで、IFAXキー7jが操作されてネ
ットワークファクシミリモードの通信が設定されている
かどうかを調べ(判断109)、判断109の結果がY
ESになるときには、読取原稿サイズがA4判より大き
いかどうかを調べ(判断110)、読取原稿サイズがA
4判より大きい場合で、判断110の結果がYESにな
るときには、画像蓄積装置9に蓄積した画像データを一
旦元の画像データに複号化し、その画像データをA4判
に縮小し、MH符号化方式で符号化圧縮した後に、再度
蓄積する(処理111)。
【0064】次いで、読取解像度が200x200(ド
ット/25.4mm)よりも大きいかどうかを調べ(判
断112)、判断112の結果がYESになるときに
は、蓄積した画情報を一旦元の画像データに複号化し、
その画像データを200x200(ドット/25.4m
m)の解像度に解像度変換し、MH符号化方式で符号化
圧縮した後に、再度蓄積する(処理113)。
【0065】そして、TTIの埋め込みが指定されてい
るかどうかを調べ(判断114)、判断114の結果が
YESになるときには、TTIの挿入画像を形成すると
ともに、蓄積した画情報を一旦元の画像データに複号化
し、その画像データにTTIを合成し、MH符号化方式
で符号化圧縮した後に、再度蓄積する(処理115)。
【0066】このようにして、送信画情報を作成する
と、上述したように、送信画情報をMIME変換すると
ともにテキストパートを作成して本文情報を作成し(処
理116)、指定されたメールアドレスへ、処理116
で作成した本文情報を運ぶ電子メールを送信し(処理1
17)、そのときの送信履歴情報を作成して保存する
(処理118)。このときの送信履歴情報には、上述し
たような各種の情報を含む。
【0067】一方、PCスキャンモードがセットされて
いる場合で、判断109の結果がNOにPCスキャンモ
ードの送信動作を行う。
【0068】すなわち、送信画像サイズとしてA4判が
指定されているかどうかを調べ(判断120)、判断1
20の結果がYESになるときには、画像蓄積装置9に
蓄積したJPEG符号化方式の画像データをA4判に縮
小し、再度蓄積する(処理121)。
【0069】次いで、送信画像データのフォーマットと
してPDFが指定されているかどうかを調べ(判断12
2)、判断122の結果がYESになるときには、画像
データをPDFフォーマットの画像データに変換して、
画像蓄積装置9に再度蓄積する(処理123)。
【0070】また、送信画像データのフォーマットとし
てPDFが指定されていない場合で、判断122の結果
がNOになるときには、JPEG符号化方式の画像デー
タをTIFF−F Profile−Sの画像データに
変換して、画像蓄積装置9に再度蓄積する(処理12
4)。
【0071】このようにして、送信画情報を作成する
と、上述したように、送信画情報をMIME変換すると
ともにテキストパートを作成して本文情報を作成し(処
理125)、指定されたメールアドレスへ、処理125
で作成した本文情報を運ぶ電子メールを送信し(処理1
26)、そのときの送信履歴情報を作成して保存する
(処理127)。このときの送信履歴情報には、上述し
たような各種の情報を含む。
【0072】なお、上述した例では、読取画像をMH符
号化して一旦画像蓄積装置9に蓄積した後に、読取画像
の解像度変換、フォーマット変換、サイズ変換(変倍処
理)を行っているが、これらの解像度変換、フォーマッ
ト変換、サイズ変換(変倍処理)は、画像蓄積装置9に
蓄積する前の段階で行うようにすることもできる。
【0073】このようにして、本実施例では、ネットワ
ークファクシミリ装置FXのネットワークスキャナ機能
を利用する際には、読取画像の解像度、カラーモード、
サイズ、画像フォーマット等をユーザが任意に指定する
ことができるので、ユーザが取得したい内容の画像デー
タを受け取ることができ、非常に便利である。
【0074】なお、上述した実施例では、グループ3フ
ァクシミリ装置機能を備えたネットワークファクシミリ
装置について、本発明を適用したが、ISDNに接続
し、グループ4ファクシミリ装置機能を備えたネットワ
ークファクシミリ装置についても、本発明を同様にして
適用することができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワークを介し、電子メールを用いてファクシミリ
通信を行うメール型ネットワークファクシミリ機能を備
えたネットワークファクシミリ装置において、宛先種別
としてネットワークファクシミリ装置とデータ処理装置
を指定可能な宛先種別設定手段を備え、画情報送信時、
上記宛先種別設定手段により宛先種別としてネットワー
クファクシミリ装置が指定された場合には、上記メール
型ネットワークファクシミリ機能に対応した用紙幅に、
送信画像の用紙幅を揃える一方、宛先種別としてデータ
処理装置が指定された場合には、送信画像の用紙幅を規
定せず、読取原稿の用紙幅を適用できるようにしたの
で、ネットワークファクシミリ装置のネットワークスキ
ャナ機能を利用する際には、読取画像のサイズ(用紙
幅)をユーザが任意に指定することができるので、ユー
ザが取得したい内容の画像データを受け取ることがで
き、非常に便利であるという効果を得る。
【0076】また、ネットワークを介し、電子メールを
用いてファクシミリ通信を行うメール型ネットワークフ
ァクシミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置
において、宛先種別としてネットワークファクシミリ装
置とデータ処理装置を指定可能な宛先種別設定手段を備
え、画情報送信時、上記宛先種別設定手段により宛先種
別としてネットワークファクシミリ装置が指定された場
合には、送信画像データの解像度を上記メール型ネット
ワークファクシミリ機能に対応した読取解像度に変換
し、その変換後の読取画像データを送信する一方、宛先
種別としてデータ処理装置が指定された場合には、読取
送信画像データの読取解像度の変換を行わずに送信する
ようにしたので、ネットワークファクシミリ装置のネッ
トワークスキャナ機能を利用する際には、読取画像の解
像度をユーザが任意に指定することができるので、ユー
ザが取得したい内容の画像データを受け取ることがで
き、非常に便利である。ものであるという効果も得る。
【0077】また、ネットワークを介し、電子メールを
用いてファクシミリ通信を行うメール型ネットワークフ
ァクシミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置
において、宛先種別としてネットワークファクシミリ装
置とデータ処理装置を指定可能な宛先種別設定手段を備
え、画情報送信時、上記宛先種別設定手段により宛先種
別としてネットワークファクシミリ装置が指定された場
合には、送信画像データの画像フォーマットを上記メー
ル型ネットワークファクシミリ機能に対応した画像フォ
ーマットに変換し、その変換後の読取画像データを送信
する一方、宛先種別としてデータ処理装置が指定された
場合には、データ処理装置の指定時に対応して設定され
た画像フォーマットに、送信画像データの画像フォーマ
ットに変換し、その変換後の読取画像データを送信する
ようにしたので、ネットワークファクシミリ装置のネッ
トワークスキャナ機能を利用する際には、読取画像の画
像フォーマットをユーザが任意に指定することができる
ので、ユーザが取得したい内容の画像データを受け取る
ことができ、非常に便利である。
【0078】また、ネットワークを介し、電子メールを
用いてファクシミリ通信を行うメール型ネットワークフ
ァクシミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置
において、宛先種別としてネットワークファクシミリ装
置とデータ処理装置を指定可能な宛先種別設定手段と、
送信原稿を白黒読取およびカラー読取可能なカラー原稿
読取手段を備え、画情報送信時、上記宛先種別設定手段
により宛先種別としてネットワークファクシミリ装置が
指定された場合には、上記カラー原稿読取手段を白黒読
取モードに設定して読取画像データを作成する一方、宛
先種別としてデータ処理装置が指定された場合には、上
記カラー原稿読取手段をカラー読取モードに設定して読
取画像データを作成するようにしたので、ネットワーク
ファクシミリ装置のネットワークスキャナ機能を利用す
る際には、読取画像のカラーモードをユーザが任意に指
定することができるので、ユーザが取得したい内容の画
像データを受け取ることができ、非常に便利であるとい
う効果も得る。
【0079】また、ネットワークを介し、電子メールを
用いてファクシミリ通信を行うメール型ネットワークフ
ァクシミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置
の制御方法において、宛先種別としてネットワークファ
クシミリ装置とデータ処理装置を指定可能な宛先種別設
定手段を備え、画情報送信時、上記宛先種別設定手段に
より宛先種別としてネットワークファクシミリ装置が指
定された場合には、上記メール型ネットワークファクシ
ミリ機能に対応した用紙幅に、送信画像の用紙幅を揃え
る一方、宛先種別としてデータ処理装置が指定された場
合には、送信画像の用紙幅を規定せず読取原稿の用紙幅
を適用できるようにしたので、ネットワークファクシミ
リ装置のネットワークスキャナ機能を利用する際には、
読取画像のサイズ(用紙幅)をユーザが任意に指定する
ことができるので、ユーザが取得したい内容の画像デー
タを受け取ることができ、非常に便利であるという効果
を得る。
【0080】また、ネットワークを介し、電子メールを
用いてファクシミリ通信を行うメール型ネットワークフ
ァクシミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置
の制御方法において、宛先種別としてネットワークファ
クシミリ装置とデータ処理装置を指定可能な宛先種別設
定手段を備え、画情報送信時、上記宛先種別設定手段に
より宛先種別としてネットワークファクシミリ装置が指
定された場合には、送信画像データの解像度を上記メー
ル型ネットワークファクシミリ機能に対応した読取解像
度に変換し、その変換後の読取画像データを送信する一
方、宛先種別としてデータ処理装置が指定された場合に
は、読取送信画像データの読取解像度の変換を行わずに
送信するようにしたので、ネットワークファクシミリ装
置のネットワークスキャナ機能を利用する際には、読取
画像の解像度をユーザが任意に指定することができるの
で、ユーザが取得したい内容の画像データを受け取るこ
とができ、非常に便利である。ものであるという効果も
得る。
【0081】また、ネットワークを介し、電子メールを
用いてファクシミリ通信を行うメール型ネットワークフ
ァクシミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置
の制御方法において、宛先種別としてネットワークファ
クシミリ装置とデータ処理装置を指定可能な宛先種別設
定手段を備え、画情報送信時、上記宛先種別設定手段に
より宛先種別としてネットワークファクシミリ装置が指
定された場合には、送信画像データの画像フォーマット
を上記メール型ネットワークファクシミリ機能に対応し
た画像フォーマットに変換し、その変換後の読取画像デ
ータを送信する一方、宛先種別としてデータ処理装置が
指定された場合には、データ処理装置の指定時に対応し
て設定された画像フォーマットに送信画像データの画像
フォーマットに変換しその変換後の読取画像データを送
信するようにしたので、ネットワークファクシミリ装置
のネットワークスキャナ機能を利用する際には、読取画
像の画像フォーマットをユーザが任意に指定することが
できるので、ユーザが取得したい内容の画像データを受
け取ることができ、非常に便利である。
【0082】また、ネットワークを介し、電子メールを
用いてファクシミリ通信を行うメール型ネットワークフ
ァクシミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置
の制御方法において、宛先種別としてネットワークファ
クシミリ装置とデータ処理装置を指定可能な宛先種別設
定手段と、送信原稿を白黒読取およびカラー読取可能な
カラー原稿読取手段を備え、画情報送信時、上記宛先種
別設定手段により宛先種別としてネットワークファクシ
ミリ装置が指定された場合には、上記カラー原稿読取手
段を白黒読取モードに設定して読取画像データを作成す
る一方、宛先種別としてデータ処理装置が指定された場
合には、上記カラー原稿読取手段をカラー読取モードに
設定して読取画像データを作成するようにしたので、ネ
ットワークファクシミリ装置のネットワークスキャナ機
能を利用する際には、読取画像のカラーモードをユーザ
が任意に指定することができるので、ユーザが取得した
い内容の画像データを受け取ることができ、非常に便利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステ
ムを示したブロック図。
【図2】ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を
示したブロック図。
【図3】操作表示部7の一例を示した概略図。
【図4】ファクシミリ画情報を送信する際に用いられる
電子メールの一例を示した概略図。
【図5】端末識別情報(TTI)が挿入された送信原稿
の一例を示した概略図。
【図6】通信結果レポートの一例を示した概略図。
【図7】ネットワークファクシミリ装置FXの送信時の
処理の一例を示したフローチャート。
【図8】ネットワークファクシミリ装置FXの送信時の
処理の一例を示したフローチャート(続き)。
【符号の説明】
FX ネットワークファクシミリ装置 1 システム制御部 2 システムメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA16 AA30 AA35 AB02 AC08 AC42 AC67 AE03 AF02 AF10 BA00 BD00 5C075 AA90 AB90 CA04 CA05 CA90 CD20 5C076 AA21 AA22 BA01 BA06 CB04 5C079 HA02 HA11 HA13 LA27 LA37 PA01 5K101 KK01 KK02 LL02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介し、電子メールを用い
    てファクシミリ通信を行うメール型ネットワークファク
    シミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置にお
    いて、 宛先種別としてネットワークファクシミリ装置とデータ
    処理装置を指定可能な宛先種別設定手段を備え、 画情報送信時、上記宛先種別設定手段により宛先種別と
    してネットワークファクシミリ装置が指定された場合に
    は、上記メール型ネットワークファクシミリ機能に対応
    した用紙幅に、送信画像の用紙幅を揃える一方、宛先種
    別としてデータ処理装置が指定された場合には、送信画
    像の用紙幅を規定せず、読取原稿の用紙幅を適用できる
    ようにしたことを特徴とするネットワークファクシミリ
    装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介し、電子メールを用い
    てファクシミリ通信を行うメール型ネットワークファク
    シミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置にお
    いて、 宛先種別としてネットワークファクシミリ装置とデータ
    処理装置を指定可能な宛先種別設定手段を備え、 画情報送信時、上記宛先種別設定手段により宛先種別と
    してネットワークファクシミリ装置が指定された場合に
    は、送信画像データの解像度を上記メール型ネットワー
    クファクシミリ機能に対応した読取解像度に変換し、そ
    の変換後の読取画像データを送信する一方、宛先種別と
    してデータ処理装置が指定された場合には、読取送信画
    像データの読取解像度の変換を行わずに送信することを
    特徴とするネットワークファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介し、電子メールを用い
    てファクシミリ通信を行うメール型ネットワークファク
    シミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置にお
    いて、 宛先種別としてネットワークファクシミリ装置とデータ
    処理装置を指定可能な宛先種別設定手段を備え、 画情報送信時、上記宛先種別設定手段により宛先種別と
    してネットワークファクシミリ装置が指定された場合に
    は、送信画像データの画像フォーマットを上記メール型
    ネットワークファクシミリ機能に対応した画像フォーマ
    ットに変換し、その変換後の読取画像データを送信する
    一方、宛先種別としてデータ処理装置が指定された場合
    には、データ処理装置の指定時に対応して設定された画
    像フォーマットに、送信画像データの画像フォーマット
    に変換し、その変換後の読取画像データを送信すること
    を特徴とするネットワークファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介し、電子メールを用い
    てファクシミリ通信を行うメール型ネットワークファク
    シミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置にお
    いて、 宛先種別としてネットワークファクシミリ装置とデータ
    処理装置を指定可能な宛先種別設定手段と、 送信原稿を白黒読取およびカラー読取可能なカラー原稿
    読取手段を備え、 画情報送信時、上記宛先種別設定手段により宛先種別と
    してネットワークファクシミリ装置が指定された場合に
    は、上記カラー原稿読取手段を白黒読取モードに設定し
    て読取画像データを作成する一方、宛先種別としてデー
    タ処理装置が指定された場合には、上記カラー原稿読取
    手段をカラー読取モードに設定して読取画像データを作
    成することを特徴とするネットワークファクシミリ装
    置。
  5. 【請求項5】 画情報送信時、前記宛先種別設定手段に
    より宛先種別としてネットワークファクシミリ装置が指
    定された場合には、送信画像に送信端末識別情報を挿入
    する一方、宛先種別としてデータ処理装置が指定された
    場合には、送信画像に送信端末識別情報を挿入しないこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3
    または請求項4記載のネットワークファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記宛先種別設定手段により指定された
    宛先種別に内容を、通信履歴情報に含めて保存すること
    を特徴とする請求項1または請求項2または請求項3ま
    たは請求項4記載のネットワークファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介し、電子メールを用い
    てファクシミリ通信を行うメール型ネットワークファク
    シミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置の制
    御方法において、 宛先種別としてネットワークファクシミリ装置とデータ
    処理装置を指定可能な宛先種別設定手段を備え、 画情報送信時、上記宛先種別設定手段により宛先種別と
    してネットワークファクシミリ装置が指定された場合に
    は、上記メール型ネットワークファクシミリ機能に対応
    した用紙幅に、送信画像の用紙幅を揃える一方、宛先種
    別としてデータ処理装置が指定された場合には、送信画
    像の用紙幅を規定せず、読取原稿の用紙幅を適用できる
    ようにしたことを特徴とするネットワークファクシミリ
    装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介し、電子メールを用い
    てファクシミリ通信を行うメール型ネットワークファク
    シミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置の制
    御方法において、 宛先種別としてネットワークファクシミリ装置とデータ
    処理装置を指定可能な宛先種別設定手段を備え、 画情報送信時、上記宛先種別設定手段により宛先種別と
    してネットワークファクシミリ装置が指定された場合に
    は、送信画像データの解像度を上記メール型ネットワー
    クファクシミリ機能に対応した読取解像度に変換し、そ
    の変換後の読取画像データを送信する一方、宛先種別と
    してデータ処理装置が指定された場合には、読取送信画
    像データの読取解像度の変換を行わずに送信することを
    特徴とするネットワークファクシミリ装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介し、電子メールを用い
    てファクシミリ通信を行うメール型ネットワークファク
    シミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置の制
    御方法において、 宛先種別としてネットワークファクシミリ装置とデータ
    処理装置を指定可能な宛先種別設定手段を備え、 画情報送信時、上記宛先種別設定手段により宛先種別と
    してネットワークファクシミリ装置が指定された場合に
    は、送信画像データの画像フォーマットを上記メール型
    ネットワークファクシミリ機能に対応した画像フォーマ
    ットに変換し、その変換後の読取画像データを送信する
    一方、宛先種別としてデータ処理装置が指定された場合
    には、データ処理装置の指定時に対応して設定された画
    像フォーマットに送信画像データの画像フォーマットに
    変換し、その変換後の読取画像データを送信することを
    特徴とするネットワークファクシミリ装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介し、電子メールを用
    いてファクシミリ通信を行うメール型ネットワークファ
    クシミリ機能を備えたネットワークファクシミリ装置の
    制御方法において、 宛先種別としてネットワークファクシミリ装置とデータ
    処理装置を指定可能な宛先種別設定手段と、 送信原稿を白黒読取およびカラー読取可能なカラー原稿
    読取手段を備え、 画情報送信時、上記宛先種別設定手段により宛先種別と
    してネットワークファクシミリ装置が指定された場合に
    は、上記カラー原稿読取手段を白黒読取モードに設定し
    て読取画像データを作成する一方、宛先種別としてデー
    タ処理装置が指定された場合には、上記カラー原稿読取
    手段をカラー読取モードに設定して読取画像データを作
    成することを特徴とするネットワークファクシミリ装置
    の制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005332154A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Ricoh Co Ltd 画像処理装置および画像処理方法
JP2012070453A (ja) * 2004-03-19 2012-04-05 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

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