JP2003008190A - 配線基板 - Google Patents

配線基板

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JP2003008190A
JP2003008190A JP2001193769A JP2001193769A JP2003008190A JP 2003008190 A JP2003008190 A JP 2003008190A JP 2001193769 A JP2001193769 A JP 2001193769A JP 2001193769 A JP2001193769 A JP 2001193769A JP 2003008190 A JP2003008190 A JP 2003008190A
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palladium
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Hiroshi Tsukamoto
弘志 塚本
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Kyocera Corp
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Kyocera Corp
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  • Chemically Coating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】配線層に被着させた金めっき層上に斑点状のし
みが形成されて外観不良を生じる。 【解決手段】電子部品3の電極が半田5を介して接続さ
れる配線層2を有する配線基板であって、前記配線層2
のうち少なくとも電子部品3の電極が半田を介して接続
される領域の表面に、ニッケル−ホウ素めっき層6、パ
ラジウム−リンめっき層7、金めっき層8を順次被着さ
せた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子や容量
素子、抵抗器等の電子部品が搭載される配線基板に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子や容量素子、抵抗器等
の電子部品が搭載される配線基板は、一般に、酸化アル
ミニウム質焼結体から成る絶縁基体と、該絶縁基体の上
面から下面にかけて形成されたタングステン、モリブデ
ン等の高融点金属材料から成る複数個の配線層とから構
成されており、絶縁基体の上面に半導体素子や容量素
子、抵抗器等の電子部品を搭載するとともに該電子部品
の各電極を配線層に半田を介して電気的に接続するよう
になっている。
【0003】かかる配線基板は、配線層の絶縁基体下面
に導出されている部位を外部電気回路基板の配線導体に
半田等を介し接続することによって外部電気回路基板上
に実装され、同時に配線基板に搭載されている電子部品
の各電極が所定の外部電気回路に電気的に接続されるこ
ととなる。
【0004】また、上述の配線基板は配線層の少なくと
も電子部品が半田を介して接続される領域にニッケル−
リン合金またはニッケル−ホウ素合金から成るニッケル
めっき層と金めっき層が順次被着されており、該ニッケ
ルめっき層によってタングステン等の高融点金属材料か
ら成る配線層に対する半田の接合を良好とし、金めっき
層によってニッケルめっき層表面にニッケルの酸化物が
形成されて半田接合性等が劣化するのを防止している。
【0005】なお、前記ニッケルめっき層の表面に無電
解法により金めっき層を被着させる場合、ニッケルが金
の析出被着に対して触媒不活性で、自己触媒法による金
めっき層の被着が不可であることから、通常、置換めっ
き法、つまり、ニッケルを酸化溶出させるとともに、金
を還元析出させる方法が用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の配線基板において、配線層上の電子部品が半田を介
して接続される領域にニッケル−リン合金からなるニッ
ケルめっき層を被着させた場合、ニッケル−リン合金の
リン成分が不活性であること及びタングステンやモリブ
デン等の高融点金属材料から成る配線層の表面が粗面で
あること等から配線層の表面全面にニッケル−リン合金
から成るニッケルめっき層を均一に被着させることがで
きず、多数のピンホール(小穴)やボイド(小空隙)を
有したものとなり、その結果、ピンホールやボイド内に
めっき液が残留し易く、ピンホールやボイド内にめっき
液が残留しているとこれが電子部品を配線層に半田を介
して接続させる際の熱によって金めっき層上にしみ出
し、斑点状のしみを形成して外観不良を生じるという欠
点を有する。
【0007】また配線層上にニッケル−ホウ素合金から
成るニッケルめっき層を被着させた場合、ニッケル−ホ
ウ素合金が酸化し易く、耐食性に劣ることから、置換め
っき法により金めっき層を被着させる際、金の還元析出
に必要な量以上のニッケルが酸化して酸化層を形成して
しまい、金めっき層をニッケルめっき層の表面に強固に
被着させることができなくなってしまうという欠点を有
していた。
【0008】本発明は上記欠点に鑑み案出されたもので
その目的は、斑点状のしみの発生による外観不良や金め
っき層とニッケルめっき層との間に剥離やフクレが発生
するのを有効に防止し、配線層に電子部品を半田を介し
て強固に取着することができる配線基板を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子部品の電
極が半田を介して接続される配線層を有する配線基板で
あって、前記配線層のうち少なくとも電子部品の電極が
半田を介して接続される領域の表面に、ニッケル−ホウ
素めっき層、パラジウム−リンめっき層、金めっき層を
順次被着させたことを特徴とするものである。
【0010】また本発明は、前記パラジウム−リンめっ
き層の厚さが0.05μm〜2μmであることを特徴と
するものである。
【0011】更に本発明は、前記ニッケル−ホウ素めっ
き層のホウ素含有量が0.05重量%〜3重量%である
ことを特徴とするものである。
【0012】また更に本発明は、前記パラジウム−リン
めっき層のリン含有量が4重量%以下であることを特徴
とするものである。
【0013】本発明の配線基板によれば、配線層のうち
少なくとも電子部品の電極が半田を介して接続される領
域の表面に、ニッケル−ホウ素めっき層、パラジウム−
リンめっき層、金めっき層を順次被着させ、配線層の表
面に直接、触媒活性の強いホウ素を含有するニッケル−
ホウ素めっき層を被着させたことから配線層にニッケル
−ホウ素めっき層をピンホールやボイド等を生じること
なく表面を極めて平滑として均一厚みに、かつ強固に被
着させることができ、またニッケル−ホウ素めっき層上
に、該ニッケル−ホウ素めっき層及び金めっき層のいず
れとも密着性が良好であるパラジウム−リンめっき層を
被着させたことからニッケル−ホウ素めっき層上に金め
っき層を強固に被着させることができ、さらにパラジウ
ム−リンめっき層上に耐蝕性に優れ、かつ半田との濡れ
性に優れる金めっき層を被着させたことからニッケル−
ホウ素めっき層及びパラジウム−リンめっき層が酸化腐
蝕するのを有効に防止することができるとともに半田を
強固に接合させることができ、その結果、配線基板の配
線層に斑点状のしみやフクレが発生するのを有効に防止
することができるとともに配線層に電子部品の電極を半
田を介して極めて強固に接続することができる。
【0014】 [発明の詳細な説明]次に、本発明を添付図面に基づき
詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の配線基板を半導体素子を
収容する半導体素子収納用パッケージに適用した場合の
一実施例を示し、1は絶縁基体、2は配線層である。こ
の絶縁基体1と配線層2とで半導体素子3を搭載するた
めの配線基板4が形成される。
【0016】前記絶縁基体1は、酸化アルミニウム質焼
結体、窒化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、
炭化珪素質焼結体、ガラスセラミック焼結体等の電気絶
縁材料から成り、その上面に半導体素子3を搭載する搭
載部を有し、該搭載部表面に露出した配線層2に半導体
素子3の電極が半田ボール5を介して接続される。
【0017】前記絶縁基体1は、例えば、酸化アルミニ
ウム質焼結体から成る場合には、酸化アルミニウム、酸
化珪素、酸化カルシウム、酸化マグネシウム等の原料粉
末に適当な有機バインダー、溶剤を添加混合して泥漿状
のセラミックスラリーとなすとともに該セラミックスラ
リーを従来周知のドクターブレード法やカレンダーロー
ル法等のシート成形技術を採用しシート状となすことに
よってセラミックグリーンシート(セラミック生シー
ト)を得、しかる後、前記セラミックグリーンシートを
切断加工や打ち抜き加工により適当な形状とするととも
にこれを複数枚積層し、最後に前記積層されたセラミッ
クグリーンシートを還元雰囲気中、約1600℃の温度
で焼成することによって製作される。
【0018】また前記絶縁基体1は、その上面の搭載部
から下面にかけて多数の配線層2が被着形成されてお
り、該配線層2の搭載部に露出した部位には半導体素子
3の各電極が半田ボール5を介して電気的に接続され、
また絶縁基体1の下面に導出された部位には外部電気回
路基板の配線導体が半田等を介して電気的に接続され
る。
【0019】前記配線層2は、搭載される半導体素子3
の各電極を外部電気回路に接続する作用をなし、例え
ば、タングステン、モリブデン、マンガン等の高融点金
属粉末から成り、タングステン等の高融点金属粉末に適
当な有機バインダーや溶剤を添加混合して得た金属ペー
ストを絶縁基体1となるセラミックグリーンシートに予
め従来周知のスクリーン印刷法により所定パターンに印
刷塗布しておくことによって絶縁基体1の搭載部から下
面にかけて被着される。
【0020】前記配線層2は図2に示すように、少なく
とも半導体素子3の電極が半田ボール5を介して接続さ
れる領域に、ニッケル−ホウ素めっき層6、パラジウム
−リンめっき層7及び金めっき層8が順次被着されてい
る。
【0021】前記ニッケル−ホウ素めっき層6は、配線
層2にパラジウム−リンめっき層7および金めっき層8
を密着性良く被着させる下地金属層として作用する。
【0022】前記ニッケル−ホウ素めっき層6は、硫酸
ニッケル等のニッケル化合物とホウ素系還元剤、例えば
水素化ホウ素ナトリウムやジメチルアミンボラン等を含
む無電解ニッケルめっき浴を用いた無電解めっき法によ
り配線層2の表面に所定厚みに被着される。この場合、
前記ニッケル−ホウ素めっき層6はその内部に触媒活性
の強いホウ素を含有することから配線層2の表面が粗面
であるとしてもニッケル−ホウ素めっき層6にピンホー
ルやボイド等が形成されることはなく、同時に表面を極
めて平滑として均一厚みに、かつ強固に被着させること
ができる。
【0023】なお、前記ニッケル−ホウ素めっき層6
は、ホウ素の含有量が0.05重量%未満の少ないもの
となるとニッケル−ホウ素めっき層6の耐蝕性が劣化し
て酸化し易くなる傾向にあり、また3重量%を超えると
電気抵抗が上昇し、配線基板としての特性が劣化してし
まう傾向にある。従って、前記ニッケル−ホウ素めっき
層6は、そのホウ素の含有量を0.05重量%〜3重量
%の範囲としておくことが好ましい。
【0024】また前記ニッケル−ホウ素めっき層6は、
その厚さが1μm未満と薄いものになるとニッケル−ホ
ウ素めっき層6を粗面な配線層2に表面を極めて平滑と
して均一厚みに被着させるのが困難となってしまう傾向
にあり、また8μmを超えると内部応力が大きくなって
配線層2にニッケル−ホウ素めっき層6を強固に被着さ
せることが困難となってしまう。従って、前記ニッケル
−ホウ素めっき層6は、その厚さを1μm〜8μmの範
囲としておくことが好ましい。
【0025】さらに前記ニッケル−ホウ素めっき層6上
には、パラジウム−リンめっき層7が所定厚みに被着さ
れており、該パラジウム−リンめっき層7はニッケル−
ホウ素めっき層6に金めっき層8を強固に被着接合させ
る作用をなす。
【0026】前記パラジウム−リンめっき層7は、塩化
パラジウム等のパラジウム化合物とリン系還元剤、例え
ば次亜リン酸ナトリウム、次亜リン酸カリウム、亜リン
酸ナトリウム等を含む無電解パラジウムめっき浴を用い
た無電解めっき法によりニッケル−ホウ素めっき層6上
に被着される。この場合、下地のニッケル−ホウ素めっ
き層6は表面が極めて平滑であること、パラジウム−リ
ンめっき層7はめっき液中のパラジウム化合物が還元剤
で還元析出される自己触媒反応によりニッケル−ホウ素
めっき層6上に被着され、ニッケル−ホウ素めっき層6
を酸化させることがないことから、パラジウム−リンめ
っき層7をニッケル−ホウ素めっき層6表面にピンホー
ルやボイド等を形成することなく均一厚みに、かつ強固
に被着させることができる。
【0027】なお、前記パラジウム−リンめっき層7
は、リンの含有率が4重量%を超えると、金との密着の
悪いリン成分が増大して後述する金めっき層の密着性が
劣化する傾向にある。従って、前記パラジウム−リンめ
っき層7は、リンの含有率を4重量%以下の範囲として
おくことが好ましい。
【0028】また前記パラジウム−リンめっき層7は、
その厚みが0.05μm未満と薄いものとなった場合、
ニッケル−ホウ素めっき層6を完全に被覆することがで
きず、金めっき層8の被着強度が弱くなってしまう傾向
にあり、また2μmを超えると内部応力が大きくなって
ニッケル−ホウ素めっき層6への被着強度が低いものと
なってしまう傾向がある。従って、前記パラジウム−リ
ンめっき層7は、その厚さを0.05μm〜2μmの範
囲としておくことが好ましい。
【0029】更に前記パラジウム−リンめっき層7の表
面には金めっき層8が所定厚みに被着されており、該金
めっき層8はニッケル−ホウ素めっき層6及びパラジウ
ム−リンめっき層7が酸化腐蝕するのを有効に防止する
ことができるとともに半田を配線層2に強固に接合させ
る作用をなす。
【0030】前記金めっき層8は、例えば、従来周知の
シアン化金カリウム等の金化合物とエチレンジアミン四
酢酸(ナトリウム塩)等の錯化剤とを含有する置換型の
無電解金めっき液を用いる無電解めっき法によりパラジ
ウム−リンめっき層7表面に形成される。
【0031】なお、この場合、パラジウム−リンめっき
層7が耐食性に優れることから、金を還元させるに必要
な量以上にパラジウム−リンめっき層7が酸化してしま
うことはなく、金めっき層8をパラジウム−リンめっき
層7上に強固に被着形成させることができる。
【0032】前記金めっき層8は、その厚みが0.05
μm未満の薄いものとなると、パラジウム−リンめっき
層7やニッケル−ホウ素めっき層6の酸化を防ぐことが
困難となり、また0.8μmを超えて厚くすると、半導
体素子3の電極を配線層2に接続する半田ボール5との
間で金−錫等の脆い金属間化合物が形成され、接続部の
長期信頼性を低いものとしてしまうおそれがある。従っ
て、前記金めっき層8は、その厚さを0.05μm乃至
0.3μmの範囲としておくことが好ましい。
【0033】また一方、前記半導体素子3が搭載された
絶縁基体1は、その上面に蓋体9が樹脂、ガラス、ロウ
材等から成る封止材を介して接合され、この蓋体9と絶
縁基体1とによって半導体素子3を気密に封止するよう
になっている。
【0034】前記蓋体9は酸化アルミニウム質焼結体や
ムライト質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体等のセラ
ミックス材料、あるいは鉄−ニッケル−コバルト合金や
鉄−ニッケル合金等の金属材料から成り、例えば、酸化
アルミニウム質焼結体から成る場合には、酸化アルミニ
ウム、酸化珪素、酸化マグネシウム,酸化カルシウム等
の原料粉末を従来周知のプレス成形法を採用することに
よって椀状に成形するとともにこれを約1500℃の温
度で焼成することによって形成される。
【0035】かくして本発明の配線基板4によれば、絶
縁基体1上面の搭載部表面に露出した配線層2に半導体
素子3の電極を半田ボール5を介して電気的、機械的に
接続し、しかる後、絶縁基体1の上面に金属やセラミッ
クスから成る蓋体9をガラスや樹脂、ロウ材等の封止材
を介して接合させ、絶縁基体1と蓋体9とから成る容器
内部に半導体素子3を気密に収容することによって製品
としての半導体装置が完成する。
【0036】なお、本発明の配線基板は上述の実施例に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲であれば種々の変更は可能であり、例えば、上述の実
施例では本発明の配線基板を半導体素子を収容する半導
体素子収納用パッケージに適用したが、混成集積回路基
板等の他の用途に適用してもよい。
【0037】また本発明における「半田」とは、一般的
な錫(Sn)と鉛(Pb)の合金に限らず錫(Sn)を
成分とする低融点の合金、例えば、「鉛フリー半田」と
称される錫−銀系等の合金をも含むものである。
【0038】
【発明の効果】本発明の配線基板によれば、配線層のう
ち少なくとも電子部品の電極が半田を介して接続される
領域の表面に、ニッケル−ホウ素めっき層、パラジウム
−リンめっき層、金めっき層を順次被着させ、配線層の
表面に直接、触媒活性の強いホウ素を含有するニッケル
−ホウ素めっき層を被着させたことから配線層にニッケ
ル−ホウ素めっき層をピンホールやボイド等を生じるこ
となく表面を極めて平滑として均一厚みに、かつ強固に
被着させることができ、またニッケル−ホウ素めっき層
上に、該ニッケル−ホウ素めっき層及び金めっき層のい
ずれとも密着性が良好であるパラジウム−リンめっき層
を被着させたことからニッケル−ホウ素めっき層上に金
めっき層を強固に被着させることができ、さらにパラジ
ウム−リンめっき層上に耐蝕性に優れ、かつ半田との濡
れ性に優れる金めっき層を被着させたことからニッケル
−ホウ素めっき層及びパラジウム−リンめっき層が酸化
腐蝕するのを有効に防止することができるとともに半田
を強固に接合させることができ、その結果、配線基板の
配線層に斑点状のしみやフクレが発生するのを有効に防
止することができるとともに配線層に電子部品の電極を
半田を介して極めて強固に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配線基板の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】図1に示す配線基板の要部拡大図である。
【符号の説明】
1・・・・絶縁基体 2・・・・配線層 3・・・・半導体素子 4・・・・配線基板 5・・・・半田ボール 6・・・・ニッケル−ホウ素めっき層 7・・・・パラジウム−リンめっき層 8・・・・金めっき層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品の電極が半田を介して接続される
    配線層を有する配線基板であって、前記配線層のうち少
    なくとも電子部品の電極が半田を介して接続される領域
    の表面に、ニッケル−ホウ素めっき層、パラジウム−リ
    ンめっき層、金めっき層を順次被着させたことを特徴と
    する配線基板。
  2. 【請求項2】前記パラジウム−リンめっき層の厚さが
    0.05μm〜2μmであることを特徴とする請求項1
    に記載の配線基板。
  3. 【請求項3】前記ニッケル−ホウ素めっき層のホウ素含
    有量が0.05重量%〜3重量%であることを特徴とす
    る請求項1に記載の配線基板。
  4. 【請求項4】前記パラジウム−リンめっき層のリン含有
    量が4重量%以下であることを特徴とする請求項1に記
    載の配線基板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014067852A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Toyota Central R&D Labs Inc 電極

Citations (1)

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JP2001085807A (ja) * 1999-09-13 2001-03-30 Kyocera Corp 配線基板

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