JP4109391B2 - 配線基板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体素子を収容する半導体素子収納用パッケージ等に使用される配線基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、配線基板、例えば半導体素子を収容するための半導体素子収納用パッケージに使用される配線基板は、一般に酸化アルミニウム質焼結体から成り、上面に半導体素子を収容するための凹部が形成された絶縁基体と、凹部周辺から絶縁基体の下面に導出するタングステンやモリブデン、マンガン等の高融点金属粉末から成る配線層とから構成されており、絶縁基体の凹部底面に半導体素子を熱硬化性樹脂やガラス、ロウ材等の接着剤を介して接着固定するとともに半導体素子の各電極を配線層にボンディングワイヤを介して電気的に接続し、しかる後、絶縁基体上面に金属から成る蓋体を接合し、絶縁基体と蓋体とから成る容器内部に半導体素子を気密に収容することによって製品としての半導体装置となる。
【0003】
かかる半導体装置は、絶縁基体の下面に導出している配線層を外部電気回路基板の配線導体に半田等を介し接続することによって外部電気回路基板上に実装され、同時に容器内部に収容される半導体素子の各電極が所定の外部電気回路に電気的に接続されることとなる。
【0004】
また、上述の半導体素子収納用パッケージ等に用いられる配線基板は、タングステン等の高融点金属粉末から成る配線層の酸化腐蝕を有効に防止するために、また配線層とボンディングワイヤとの接続及び配線層と外部電気回路基板の配線基板の配線導体との接続を良好とするために、配線層の露出表面には一般に耐蝕性に優れ、かつボンディングワイヤや半田等との接合性に優れる金層がめっき法等により被着されている。
【0005】
しかしながら、タングステン等の高融点金属粉末から成る配線層は金層に対する被着強度が低く、配線層に金層を直接被着させた後、金層にわずかな外力が印加されても金層が配線層から容易に剥離してしまい、その結果、配線層の長期間にわたる酸化腐蝕の防止が不可となるとともに配線層とボンディングワイヤとの接続並びに配線層と外部電気回路基板の配線導体との接続が破れ、半導体素子の外部電気回路への電気的接続の信頼性が低くなるという欠点を有していた。
【0006】
そこで上記欠点を解消するために従来はタングステン等の高融点金属粉末からなる配線層と金層との間に、両層に対して強固に被着接合するニッケルからなる金属層を介在させることが行われている。
【0007】
かかるニッケルからなる金属層をタングステン等の高融点金属粉末からなる配線層と金層との間に介在させた配線基板は、ニッケルからなる金属層によって金層が配線層上に強固に被着し、その結果、金層に外力が印加されても金層が配線層より剥がれることはなく、これによって配線層の酸化腐蝕を長期間にわたって防止することができるとともに配線層と外部電気回路基板の配線導体との接続を高信頼性のものとすることができる。
【0008】
なお、この場合、金層はその厚みが薄いと絶縁基体の凹部底面に半導体素子を樹脂やガラス、ロウ材等の接着材を介して接着固定する際、接着材を溶融や熱硬化させるための熱によってニッケルからなる金属層の一部が金層の表面に移動拡散し、これが酸化されて金層表面に金属に対し接合性の悪い酸化ニッケルが多量に形成されて配線層にボンディングワイヤ等を強固に接続させることが不可となることから通常、金層はその厚さが1μm以上の厚いものに形成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、金層の厚みを厚くした配線基板は金が柔らかい金属であることから配線層に超音波ボンディング法等の方法を採用することによってボンディングワイヤを接合させる際、超音波エネルギーが、柔らかく、厚い金層で吸収され、その結果、配線層にボンディングワイヤを介して半導体素子の各電極を確実、強固に電気的接続することができないという欠点が誘発してしまう。
【0010】
またボンディングワイヤがアルミニウムでできている場合、金とアルミニウムの拡散速度の差に起因する周知のカーケンドール効果によって、金層とアルミニウムからなるボンディングワイヤとの界面に空洞が生じ、ボンディングワイヤの接合強度が大きく低下したり、外れてしまったりするという欠点も誘発される。
【0011】
本発明は上記欠点に鑑み案出されたもので、その目的は半導体素子の各電極をボンディングワイヤを介して所定の配線層に強固に接続させ、且つ配線層を介して半導体素子に電気信号を確実、且つ正確に出し入れすることができる配線基板を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の配線基板は、半導体素子の電極がボンディングワイヤを介して接続される配線層を有する配線基板であって、前記配線層のうち少なくとも半導体素子の電極がボンディングワイヤを介して接続される領域の表面に、厚さが3.0μm以上のニッケル層、厚さが1μm乃至3μmの銅層、厚さが0.05μm乃至0.3μmの金層を順次被着させたことを特徴とするものである。
【0013】
本発明の配線基板によれば、配線層のうち少なくとも半導体素子の電極がボンディングワイヤを介して接続される領域の表面に、厚さが3.0μm以上のニッケル層、厚さが1μm乃至3μmの銅層、厚さが0.05μm乃至0.3μmの金層を順次被着させ、最表面の金層を薄くしたことから、配線層に超音波ボンディング法等の方法を採用することによってボンディングワイヤを接合させる際、超音波エネルギーが金層に吸収されることはなく、ボンディングワイヤを配線層に確実、強固に接続させることができる。
【0014】
また同時にボンディングワイヤがアルミニウムでできているとしても金層が薄いことから金層とアルミニウムからなるボンディングワイヤとの界面に空洞が生じることはなく、ボンディングワイヤを配線層に確実、強固に電気的接続することができる。
【0015】
更に本発明の配線基板によれば、ニッケル層と金層との間に銅層を介在させたことから、ニッケル層に金層を強固に接着することができるとともにニッケル層の一部が金層の表面に移動拡散するのが有効に防止され、その結果、配線層にボンディングワイヤを極めて強固に電気的接続することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に本発明を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の配線基板を半導体素子を収容する半導体素子収納用パッケージに適用した場合の一実施例を示し、1は絶縁基体、2は配線層である。この絶縁基体1と配線層2とで半導体素子3を搭載収容するための配線基板4が構成される。
【0017】
前記絶縁基体1は、酸化アルミニウム質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、炭化珪素質焼結体、ガラスセラミック焼結体等の電気絶縁材料から成り、その上面に半導体素子3を搭載収容するための凹部1aを有し、該凹部1a底面には半導体素子3がガラスや樹脂、ロウ材等の接着剤を介して接着固定される。
【0018】
前記絶縁基体1は、例えば、酸化アルミニウム質焼結体から成る場合には、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化カルシウム、酸化マグネシウム等の原料粉末に適当な有機バインダー、溶剤を添加混合して泥漿状のセラミックスラリーとなすとともに該セラミックスラリーを従来周知のドクターブレード法やカレンダーロール法等のシート成形技術を採用してシート状となすことによってセラミックグリーンシートを得、しかる後、前記セラミックグリーンシートを切断加工や打ち抜き加工により適当な形状とするとともにこれを複数枚積層し、最後に前記積層されたセラミックグリーンシートを還元雰囲気中、約1600℃の温度で焼成することによって製作される。
また前記絶縁基体1は、その凹部1a周辺から下面にかけて多数の配線層2が被着形成されており、これら配線層2の凹部1a周辺部位には半導体素子3の各電極がボンディングワイヤ5を介して電気的に接続され、また絶縁基体1下面に導出された部位は外部電気回路基板の配線導体に半田等を介して電気的に接続される。
【0019】
前記配線層2は収容される半導体素子3の各電極を外部電気回路に接続する作用をなし、例えば、タングステン、モリブデン、マンガン等の高融点金属粉末から成り、タングステン等の高融点金属粉末に適当な有機バインダーや溶剤を添加混合して得た金属ペーストを絶縁基体1となるセラミックグリーンシートに予め従来周知のスクリーン印刷法により所定パターンに印刷塗布しておくことによって絶縁基体1の凹部1a周辺から下面にかけて被着される。
【0020】
また前記配線層2は図2に示すように、少なくとも半導体素子の電極がボンディングワイヤ5を介して接続される領域の表面に、厚さが3.0μm以上のニッケル層6、厚さが1μm乃至3μmの銅層7、厚さが0.05μm乃至0.3μmの金層8が順次被着されている。
【0021】
前記ニッケル層6は、配線層2及び銅層7のいずれとも密着性に優れることから、配線層2の表面に銅層7を強固に接合させるための下地層として作用する。
【0022】
前記ニッケル層6は、無電解めっき法または電解めっき法によって形成され、例えば、無電解めっき法により形成される場合であれば、硫酸ニッケル20〜40グラム/リットル、コハク酸ナトリウム40〜60グラム/リットル、ホウ酸25〜35グラム/リットル、塩化アンモニウム25〜35グラム/リットル、ジメチルアミンボラン2.5〜4.5グラム/リットル等から成る無電解ニッケルめっき液を準備するとともに、配線層2の露出面を脱脂、酸処理した後、触媒剤を含有する溶液に浸漬して活性処理をし、しかる後、配線層2の露出面を60〜65℃に設定された前記無電解ニッケルめっき液中に約30分間以上浸漬させることによって配線層2の露出表面に所定厚みに被着される。
【0023】
なお、前記ニッケル層6は、その厚みが3μm未満となると、配線層2を完全に被覆することができず、銅層7を配線層2の表面に強固に被着させることができなくなってしまう。従って、前記ニッケル層6はその厚さを3μm以上とすることに特定される。
【0024】
また前記ニッケル層6はその表面に銅層7が1μm乃至3μmの厚みに被着されており、該銅層7はニッケル層6に金層8 を強固に被着させるとともにニッケル層6の一部が金層8の表面に移動拡散するのを有効に防止する作用をなし、これによって金層8の表面に金属に対し接合性の悪い酸化ニッケルが形成されることはなく、配線層2にボンディングワイヤ5を確実に電気的接続することが可能となる。
【0025】
前記銅層7は、電解めっき法や無電解めっき法により形成され、例えば、硫酸銅10g/リットル、EDTA−2Na30g/リットル、ホルムアルデヒド(37%液)3cc/リットル、および若干のビピリジルおよびポリエチレングリコール等から成る無電解銅めっき液を準備するとともに、前記ニッケル層6の露出面を脱脂、酸処理した後、ニッケル層6の露出面を前記無電解銅めっき液中に約10〜30分間浸漬させることによってニッケル層6の露出面に1〜3μmの所定厚みに被着される。
【0026】
前記銅層7は、その厚みが1μm未満と薄い場合、ニッケル層6の一部が金層8に移動拡散するのを有効に防止することができず、また3μmを超える厚いものとなるとボンディングワイヤ5を配線層2に超音波ボンディング法等の方法を採用することによって接合させる際、銅層7が超音波エネルギーの一部を吸収してボンディングワイヤ5を配線層2に強固に接合することができなくなり、同時にめっき法によって形成する際に銅層7の内部に大きな応力が内在し、この応力によって配線層2の絶縁基体1に対する被着の信頼性が低下してしまう。従って、前記銅層7はその厚さが1μm乃至3μmの範囲に特定される。
【0027】
更に前記銅層7はその表面に金層8が0.05μm乃至0.3μmの厚みに被着されている。
【0028】
前記金層8は配線層2(実際には配線層2と該配線層2の表面に被着されているニッケル層6及び銅層7)の酸化腐蝕を有効に防止するとともに配線層2に対するボンディングワイヤ5の接合性を向上させる作用をなし、電解めっき法や無電解めっき法により形成され、例えば、水酸化カリウム20〜40グラム/リットル、エチレンジアミン四酢酸30〜50グラム/リットル、リン酸二水素カリウム15〜45グラム/リットル、シアン化カリウム0.01〜0.1グラム/リットル、シアン化金カリウム1〜4グラム/リットル等から成る金めっき液(液温:85〜95℃)を準備し、前記銅層7の露出面を脱脂、酸処理した後、銅層7の露出面を前記無電解金めっき液中に約5.5〜15分間浸漬させることによって銅層7の露出面に0.05μm〜0.3μmの厚みに被着される。
【0029】
前記金層8はその厚みが0.05μm〜0.3μmと薄いことから配線層2に超音波ボンディング法等の方法を採用することによってボンディングワイヤ5を接合させる際、超音波エネルギーが金層8に吸収されることはなく、ボンディングワイヤ5を配線層2に確実、強固に接続させることができる。
【0030】
また同時に金層8が薄いことからボンディングワイヤ5がアルミニウムでできているとしても金層8が薄いことから金層8とアルミニウムからなるボンディングワイヤ5との界面にカーケンドール効果による空洞が形成されることはほとんどなく、これによってボンディングワイヤ5を配線層2に確実、強固に電気的接続することができる。
【0031】
なお、前記金層8はその厚さが0.05μm未満となると、配線層2(実際には配線層2と該配線層2の表面に被着されているニッケル層6及び銅層7)の酸化腐蝕を有効に防止することができず、また0.3μmを超えて厚くすると配線層2に超音波ボンディング法等の方法を採用することによってボンディングワイヤ5を接合させる際、超音波エネルギーが金層8に吸収されて配線層2にボンディングワイヤ5を強固に電気的接続することができず、同時にボンディングワイヤ5がアルミニウムでできている場合、金層8とアルミニウムからなるボンディングワイヤ5との界面にカーケンドール効果による空洞が形成されてボンディングワイヤ5の配線層2への電気的接続の信頼性が大きく低下してしまう。従って、前記金層8はその厚さが0.05乃至0.3μmの範囲に特定される。
【0032】
かくして本発明の配線基板によれば、絶縁基体1の凹部1a底面に半導体素子3をガラスや樹脂、ロウ材等の接着剤を介して接着固定するとともにこの半導体素子3の各電極を配線層2にボンディングワイヤ5を介して電気的に接続し、しかる後、絶縁基体1の上面に金属やセラミックスから成る蓋体9をガラスや樹脂、ロウ材等の封止材を介して接合させ、絶縁基体1と蓋体9とから成る容器内部に半導体素子3を気密に収容することによって製品としての半導体装置が完成する。
【0033】
なお、本発明の配線基板は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば種々の変更は可能であり、例えば、上述の実施例では本発明の配線基板を半導体素子を収容する半導体素子収納用パッケージに適用したが、混成集積回路基板等の他の用途に適用してもよい。
【0034】
【発明の効果】
本発明の配線基板によれば、配線層のうち少なくとも半導体素子の電極がボンディングワイヤを介して接続される領域の表面に、厚さが3.0μm以上のニッケル層、厚さが1μm乃至3μmの銅層、厚さが0.05μm乃至0.3μmの金層を順次被着させ、最表面の金層を薄くしたことから、配線層に超音波ボンディング法等の方法を採用することによってボンディングワイヤを接合させる際、超音波エネルギーが金層に吸収されることはなく、ボンディングワイヤを配線層に確実、強固に接続させることができる。
【0035】
また同時にボンディングワイヤがアルミニウムでできているとしても金層が薄いことから金層とアルミニウムからなるボンディングワイヤとの界面に空洞が生じることはなく、ボンディングワイヤを配線層に確実、強固に電気的接続することができる。
【0036】
更に本発明の配線基板によれば、ニッケル層と金層との間に銅層を介在させたことから、ニッケル層に金層を強固に接着することができるとともにニッケル層の一部が金層の表面に移動拡散するのが有効に防止され、その結果、配線層にボンディングワイヤを極めて強固に電気的接続することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配線基板の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1に示す配線基板の要部拡大図である。
【符号の説明】
1・・・・絶縁基体
2・・・・配線層
3・・・・半導体素子
4・・・・配線基板
5・・・・ボンディングワイヤ
6・・・・ニッケル層
7・・・・銅層
8・・・・金層
9・・・・蓋体

Claims (1)

  1. 半導体素子の電極がボンディングワイヤを介して接続される配線層を有する配線基板であって、前記配線層のうち少なくとも半導体素子の電極がボンディングワイヤを介して接続される領域の表面に、厚さが3.0μm以上のニッケル層、厚さが1μm乃至3μmの銅層、厚さが0.05μm乃至0.3μmの金層を順次被着させたことを特徴とする配線基板。
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