JP2003007678A - 半導体装置の製造方法及びこの方法により製造される半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及びこの方法により製造される半導体装置

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JP2003007678A JP2001188809A JP2001188809A JP2003007678A JP 2003007678 A JP2003007678 A JP 2003007678A JP 2001188809 A JP2001188809 A JP 2001188809A JP 2001188809 A JP2001188809 A JP 2001188809A JP 2003007678 A JP2003007678 A JP 2003007678A
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Makoto Hosokawa
誠 細川
Hironori Nakamura
弘規 中村
Toshimitsu Kasamatsu
利光 笠松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロローディング効果の影響により、歩
留まり及び信頼性の低下を抑制する。 【解決手段】 モニタチップパターン3の外周縁部に、
回路パターン2の露光領域と同程度の露光領域面積率の
パターンを有するダミーパターン4を形成したレチクル
を用いた露光工程によりパターン形成されたフォトレジ
ストをマスクとしエッチングを行うため、マイクロロー
ディング効果によるエッチング量及びエッチシフトのば
らつきを低減することができ、これにより、製造歩留ま
りが高く、しかも信頼性が高い半導体装置を製造するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライエッチング
工程により回路パターンが形成される半導体装置の製造
方法及びこの方法によって製造される半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ステッパアライナーを用いた露光工程に
より半導体ウエハ上に設けられたフォトレジストに集積
回路のパターンを形成する場合、このフォトレジストに
回路パターンを形成するためのマスクとしてレチクルが
使用される。このレチクルには、数チップから数十チッ
プの回路パターンが描かれている。そして、レチクルに
描かれたレチクルパターンが、ウエハステッパを用いて
数十回に分けて半導体ウエハ上のフォトレジストに転写
される。
【0003】このようなレチクルを用いた露光により、
半導体ウエハに設けられたフォトレジストに、集積回路
となる回路パターンを形成し、回路パターンが形成され
たフォトレジストをマスクとするドライエッチングによ
り所望の回路パターンを形成することによって、半導体
装置が作製される。
【0004】半導体装置の作製に際しては、回路パター
ンの形成と同時に、トランジスタ、抵抗、容量等の単体
デバイス、簡単な回路等を有するモニタチップが形成さ
れる場合がある。このモニタチップは、半導体ウエハ上
に回路パターンの作製が完了した後に、モニタチップ内
の単体デバイスの特性、簡単な回路の特性を測定するこ
とによって、プロセス異常の発生の有無を検出するため
に使用される。
【0005】モニタチップ用パターンは、レチクル内に
回路チップパターンとは別領域に配置する場合と、回路
チップパターン内の1もしくは数チップ分の領域に配置
する場合とがある。
【0006】図6に、レチクルパターンの一例を示す。
このレチクルパターン1は、回路チップパターン2が形
成される領域とは別領域に、モニタチップ用パターン3
が形成されている。このように、回路チップパターン2
とは別の領域にモニタチップ用パターン3を形成する場
合には、回路パターン2とモニタチップ用パターン3と
が別に露光され、半導体ウエハ上に、モニタチップ用パ
ターン3を必要とする大きさで、しかも必要とする数だ
け形成することができる。このように、モニタチップを
必要面積及び必要個数とすることにより、回路チップを
多く形成することができる。
【0007】図7は、レチクルパターンの他の例であ
り、このレチクルパターン1は、回路チップパターン2
内にモニターチップ用パターン3が配置されている。こ
のように、回路チップパターン2内にモニタチップ用パ
ターン3を形成すると、1回に露光するショットの面積
が大きくなり、スループットが向上する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図6に示すように、回
路パターン2とモニタチップ用のパターン3とを別領域
に形成したレチクルによりフォトレジストにパターンを
露光すると、回路チップパターンのサイズによって、モ
ニタチップパターン3の周囲に空き領域が生じる。この
空き領域は、レジストベタパターンとなるため、フォト
レジストとしてポジレジストを用いたドライエッチング
を行う場合、モニタチップ用パターン3の周囲はレジス
トベタパターンによって、モニタチップに近接した回路
チップの側縁部は、マイクロローディング効果によりエ
ッチレート及びエッチシフトが大きくなり、モニタチッ
プに近接した回路チップの側縁部が正常に形成されない
という問題がある。特に、Siドライエッチング工程で
は、レジストベタパターンによってモニタチップの周囲
に形成される段差が大きくなるため、後の工程における
エッチ残り、露光不良、メタル配線のマイグレーション
の低下等が生じ、歩留まり及び信頼性が低下するという
問題がある。
【0009】一方、フォトレジストとしてネガレジスト
を用いてドライエッチングを行う場合にも、モニタチッ
プ用パターン3の周囲におけるエッチレートが、上記の
ポジレジストを用いた場合とは逆に減少するため、エッ
チ残り等の問題が発生し、歩留まり及び信頼性が低下す
るという問題がある。
【0010】図8(a)は、回路パターン2内にモニタ
ーチップ用のパターン3を配置した半導体ウエハ上のシ
ョットマップ図を示しており、図8(b)は、このモニ
ターチップ用のパターン3の拡大図を示している。回路
パターン2内に配置されたモニタチップ用パターン3
は、回路チップパターン2とは異なるショットによって
露光されるようになっており、図8(b)に示すよう
に、モニタチップ用パターン3の回路チップパターン2
に近接する外周縁部は、露光されない空き領域3aが全
周にわたって形成されている。ポジレジストを用いてド
ライエッチングを行う場合、モニタチップ用パターン3
の外周縁部の空き領域3aはレジストベタパターンとな
るため、モニタチップの周囲に近接した回路チップの側
縁部は、マイクロローディング効果によりエッチレート
及びエッチシフトが大きくなって、正常に形成されない
という問題がある。
【0011】また、その中心が半導体ウエハ上にないシ
ョットは焦点が合わないため、現像後のパターンシフ
ト、露光不良を引き起こして正常に回路パターンを形成
することができない。このために、ショットの中心が半
導体ウエハ上に位置しない場合には、フォトレジストの
作製の際に露光しないようになっている。
【0012】しかし、ポジレジストを用いたドライエッ
チング工程で、半導体ウエハの外周縁部における露光さ
れない領域は、その領域の全体がレジストベタパターン
となるため、その周囲の回路チップ2は、マイクロロー
ディング効果によりエッチレート及びエッチシフトが大
きくなり、歩留まり及び信頼性の低下を引き起こす。ま
た、ネガレジストを用いてドライエッチング工程を行っ
た場合には、逆に、半導体ウエハの外周縁部における露
光されない領域の周囲において、エッチレートが減少す
るため、エッチ残り等の問題が生じ、この場合にも、歩
留まりの低下、信頼性の低下が生じるおそれがある。
【0013】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、マイクロローディング効果の影響によ
り、歩留まり及び信頼性の低下を抑制することができる
半導体装置の製造方法及びこの製造方法によって製造さ
れる半導体装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の半導体装置の製造方法は、集積回路となる
回路パターンと、検査用のモニタチップパターンとを形
成したレチクルによってパターン形成されたフォトレジ
ストを半導体ウエハのマスクとして用いたSi基板をエ
ッチングする工程により、集積回路の回路パターン領域
とモニタチップパターン領域とがパターン形成される半
導体装置の製造方法であって、該レチクルには、該モニ
タチップパターンの周囲の少なくとも一部に、該回路パ
ターンの露光領域と同程度の露光領域面積率のパターン
を有するダミーパターンが形成されており、該エッチン
グ工程により、モニタチップ領域の外縁部にダミーパタ
ーン領域が形成されることを特徴とするものである。
【0015】上記本発明の半導体装置の製造方法におい
て、前記レチクルに形成されるダミーパターンは、スト
ライプ状のパターンを有していることが好ましい。
【0016】上記本発明の半導体装置の製造方法におい
て、前記レチクルに形成されるダミーパターンは、格子
状のパターンを有していることが好ましい。
【0017】上記本発明の半導体装置の製造方法におい
て、前記レチクルは、該モニタチップパターンの周囲の
全周にわたってダミーパターンが形成されていることが
好ましい。
【0018】上記本発明の半導体装置の製造方法におい
て、前記レチクルは、該モニタチップパターンの外縁部
の一部にダミーパターンが形成されており、前記フォト
レジストをマスクとして用いる第1のエッチング工程
と、前記モニタチップパターンに隣接する回路パターン
の一部を露光しない領域とする第2のエッチング工程と
によって、集積回路が形成されることが好ましい。
【0019】上記本発明の半導体装置の製造方法におい
て、前記レチクルの前記半導体ウエハの外周部に該当す
る部分において、前記回路パターンの中心部分が半導体
ウエハ上にない部分が、露光領域として露光されること
が好ましい。
【0020】上記本発明の半導体装置の製造方法におい
て、前記フォトレジストの前記回路パターンは、どの部
分における1mm×1mmの正方形の領域についても、
露光部と非露光部との面積比が同程度になっていること
が好ましい。
【0021】上記本発明の半導体装置の製造方法におい
て、前記レチクルによりパターン形成されたフォトレジ
ストを用いたエッチング工程により、Si基板上に形成
された組成の異なる膜をエッチングする工程においても
適用できる。
【0022】また、本発明の半導体装置は、上記本発明
の半導体装置の製造方法によって製造されることを特徴
とするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体装置につい
て、図面に基づいて説明する。
【0024】図1は、本発明の半導体装置のショットマ
ップ図を示しており、回路パターン2内にモニターチッ
プ用パターン3を配置したレチクルによってパターンが
半導体ウエハ100のフォトレジストに露光される。こ
れにより、フォトレジストが所望の回路パターンにパタ
ーニングされ、そのフォトレジストをマスクとしてドラ
イエッチングすることにより、半導体ウエハ100上に
所望の回路チップが形成される。
【0025】このレチクルは、図2(a)に示すよう
に、回路パターン2内に配置されたモニターチップ用パ
ターン3の外周縁部に、ダミーパターン4が全周にわた
って設けられている。このダミーパターン4は、フォト
レジストを露光する露光領域と、露光しない非露光領域
とを有しており、露光領域と非露光領域との面積比が回
路チップパターン2におけるフォトレジストを露光する
露光領域と露光しない非露光領域との面積比と同程度に
なっている。図2(a)に示すダミーパターン4は、ス
トライプ状パターンによって、露光領域と非露光領域と
の面積比が所定値とされている。なお、ダミーパターン
4は、このようなストライプ状パターンに限らず、図2
(b)に示すような格子状パターンとしてもよく、さら
に他の均一なパターンとしてもよい。
【0026】また、半導体ウエハの外周縁部において、
ショットの中心が半導体ウエハ上に位置しないレチクル
のショットであっても露光する。
【0027】このように半導体ウエハ上に設けられるフ
ォトレジストをパターン形成するためのレチクルは、モ
ニターチップ用パターン3の外周縁部にダミーパターン
4が形成されており、モニタチップ用パターン3の周囲
がレジストベタパターンになるおそれがなく、したがっ
て、モニタチップ用パターン3に近接した回路パターン
2の側縁部をエッチングする場合のマイクロローディン
グ効果の発生を抑制することができ、歩留まりの低下、
信頼性の低下を防止することができる。また、ショット
の中心が半導体ウエハ上に位置せず、本来露光されない
半導体ウエハの外周縁部に設けられるレチクルも露光す
ることにより、ウエハ外周の歩留まりの低下を防止する
ことができる。
【0028】図3(a)及び(b)は、それぞれ、本発
明の他の半導体ウエハに回路パターンを形成するために
用いられるレチクルを示しており、回路パターン2とモ
ニターチップ用パターン3とをそれぞれ別領域に配置し
ている。
【0029】このレチクル1では、モニタチップ用パタ
ーン3が、回路用パターン2に対して、適当な間隔を空
けて配置されている。
【0030】図3(a)に示すレチクル1では、モニタ
チップ用パターン3の周囲にダミーパターン4が全周に
わたって設けられている。このダミーパターン4も露光
領域と非露光領域との面積比が回路チップパターン2の
露光領域と非露光領域との面積比と同程度になってい
る。このダミーパターン4の周囲がレジストベタパター
ンになるおそれがなく、したがって、モニタチップ用パ
ターン3に近接した回路パターン2の側縁部をエッチン
グする場合のマイクロローディング効果の発生を抑制す
ることができ、歩留まり及び信頼性の低下を防止するこ
とができる。
【0031】なお、ダミーパターン4は、このようにモ
ニタチップ用パターン3の周囲の全周にわたって設ける
構成に限らず、図3(b)に示すように、モニタチップ
用パターン3の周囲における回路パターン2の遠方側の
略半周にわたってのみダミーパターン4を設けてもよ
い。図3(b)に示すレチクル1では、モニタチップ用
パターン3と回路パターン2との間には、ダミーチップ
4が形成されていないために、有効面積が一定であるレ
チクル内において、回路パターン2の面積が小さくなる
おそれがない。その結果、一度に露光することができる
回路チップパターン2の数が減少して、フォト工程のス
ループットが減少するおそれがない。
【0032】なお、図3(b)に示すダミーパターン4
を用いた場合には、モニタチップ下側に隣接する回路チ
ップパターン2では、エッチング量及びエッチシフトが
増大するため、不良チップとなるおそれがあるが、カバ
ー膜をエッチングする工程において、この回路チップが
露光されないようにすることで、モニタチップ用パター
ン3に近接した回路チップパターン2の部分のカバー膜
をエッチングしないことにより、不良チップの流出を防
止することができる。
【0033】図4は、エッチング工程におけるレジスト
ベタパターン(10mm×10mm)からの距離とエッ
チ量との関係を示すグラフである。
【0034】図4を参照すると、マイクロローディング
効果によるエッチレートの増大は、レジストパターンか
ら1mm程度以上離れることにより急激に小さくなって
いる。したがって、マイクロローディング効果は、レジ
ストベタパターンから1mm程度以内の領域で顕著に発
生することが分かる。
【0035】したがって、半導体ウエハ内における任意
の1mm×1mmの正方形の領域において、露光部と非
露光部との面積比を同程度にすることにより、マイクロ
ローディング効果によるエッチング量のばらつきが抑制
され、したがって、半導体ウエハ内のエッチング量の均
一性を向上させることができる。
【0036】次に、本発明の半導体装置の製造方法の具
体的な例として、素子分離領域を形成する場合につい
て、図5(a)〜(e)に基づいて説明する。
【0037】まず、図5(a)に示すように、P型基板
10上にフォトパターニング、イオン注入により、P+
埋め込み11を形成する。
【0038】次に、図5(b)に示すように、半導体ウ
エハであるP+埋め込み11が形成されたP型基板10
の全面にわたってN型エピ層12を形成する。この場
合、P+埋め込み11がP型基板10内に上方拡散す
る。
【0039】次に、図5(c)に示すように、N型エピ
層12上に熱酸化によりシリコン酸化膜13を形成し、
その後、CVD装置を用いて、シリコン酸化膜13上の
全面にわたって、シリコン窒化膜14を形成する。
【0040】次に、フォトパターニングを行った後、図
5(d)に示すように、シリコン窒化膜14、シリコン
酸化膜13、N型エピ層12の連続エッチングを行う。
このエッチング工程に用いられるフォトレジストは、前
述のように、モニタチップ用パターン3の周囲及び半導
体ウエハの外周部には、ダミーパターン4が形成されて
いる。
【0041】次に、ロコス酸化を行ってロコス酸化膜1
5を形成した後、シリコン窒化膜を全面除去し、図5
(e)に示すように、形成されたロコス酸化膜15とP
+埋め込み11のはい上がり部分とを接触させることに
より、N型エピ層12の素子分離を行う。
【0042】上記素子分離層の形成工程のフォトリソグ
ラフィ工程において、フォトレジストを形成するための
レチクルに、モニタチップのパターン3の外縁部及び半
導体ウエハの外縁部にダミーパターン4を形成すること
により、半導体ウエハ内でのパターンシフト及び下地シ
リコン酸化膜のエッチング量のばらつきを低減すること
ができる。このため、ロコス酸化膜15の下部のP+埋
め込み11の濃度がばらつき、その結果、素子分離の特
性がばらつくおそれがない。また、半導体ウエハ内で、
エッチング量が大幅に大きくなる部分が生じて、その部
分に段差が生じることがなく、後のフォト工程におい
て、エッチングの不良、露光不良等の問題を引き起こす
おそれがない。
【0043】
【発明の効果】本発明の半導体装置は、半導体ウエハを
エッチングする際のマスクとして使用されるフォトレジ
ストが、モニタチップパターンの外縁部の少なくとも一
部に、回路パターンの露光領域と同程度の露光領域面積
率のパターンを有するダミーパターンを形成したレチク
ルにより作製されており、このフォトレジストをマスク
として半導体ウエハ上に集積回路を形成するため、マイ
クロローディング効果によるエッチング量及びエッチシ
フトのばらつきを低減することができる。これにより、
製造歩留まりが高く、しかも信頼性が高い半導体装置を
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置のショットマップ図であ
る。
【図2】(a)及び(b)は、それぞれ、モニタチップ
用のパターンの外縁部に形成されるダミーパターンを示
しており、(a)はストライプ状のパターン、(b)は
格子状のパターンを示している。
【図3】(a)及び(b)は、それぞれ、回路パターン
2とモニターチップ用のパターン3とをそれぞれ別領域
に配置したレチクルを示す平面図である。
【図4】エッチング工程におけるレジストベタパターン
(10mm×10mm)からの距離とエッチ量との関係
を示すグラフである。
【図5】(a)〜(e)は、それぞれ、本発明を用いて
素子分離領域を形成する場合について、工程毎に説明す
る断面図である。
【図6】回路パターンと別領域にモニタチップ用のパタ
ーン3形成した従来のレチクルを示す平面図である。
【図7】回路パターン内にモニターチップ用のパターン
を配置した従来のレチクルを示す平面図である。
【図8】(a)は、回路パターン内にモニターチップ用
のパターンを配置した従来の半導体ウエハのショットマ
ップ図を示しており、(b)は、モニターチップ用のパ
ターンを示す拡大図である。
【符号の説明】
1 レチクルパターン 2 回路チップパターン 3 モニタチップ用パターン 4 ダミーパターン 100 半導体ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 502V 514E (72)発明者 笠松 利光 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H095 BB02 BD29 4M106 AA01 AB17 5F004 AA01 EA21 5F046 AA18 BA04 CB17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路となる回路パターンと、検査用
    のモニタチップパターンとを形成したレチクルによって
    パターン形成されたフォトレジストを半導体ウエハのマ
    スクとして用いたSi基板をエッチングする工程によ
    り、集積回路の回路パターン領域とモニタチップパター
    ン領域とがパターン形成される半導体装置の製造方法で
    あって、 該レチクルには、該モニタチップパターンの周囲の少な
    くとも一部に、該回路パターンの露光領域と同程度の露
    光領域面積率のパターンを有するダミーパターンが形成
    されており、 該エッチング工程により、モニタチップ領域の外縁部に
    ダミーパターン領域が形成されることを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記レチクルに形成されるダミーパター
    ンは、ストライプ状のパターンを有している、請求項1
    に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記レチクルに形成されるダミーパター
    ンは、格子状のパターンを有している、請求項1に記載
    の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記レチクルは、該モニタチップパター
    ンの周囲の全周にわたってダミーパターンが形成されて
    いる、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記レチクルは、該モニタチップパター
    ンの外縁部の一部にダミーパターンが形成されており、 前記フォトレジストをマスクとして用いる第1のエッチ
    ング工程と、前記モニタチップパターンに隣接する回路
    パターンの一部を露光しない領域とする第2のエッチン
    グ工程とによって、集積回路が形成される、請求項1に
    記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記レチクルの前記半導体ウエハの外周
    部に該当する部分において、前記回路パターンの中心部
    分が半導体ウエハ上にない部分が、露光領域として露光
    される、請求項1〜5のいずれかに記載の半導体装置の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 前記フォトレジストの前記回路パターン
    は、どの部分における1mm×1mmの正方形の領域に
    ついても、露光部と非露光部との面積比が同程度になっ
    ている、請求項1〜6のいずれかに記載の半導体装置の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 前記レチクルによりパターン形成された
    フォトレジストを用いたエッチング工程により、Si基
    板とは組成の異なる膜がエッチングされる、請求項1〜
    7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の半導体
    装置の製造方法によって製造されることを特徴とする半
    導体装置。
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