JP2003006595A - 超音波によるrf−idメディアの形成方法 - Google Patents

超音波によるrf−idメディアの形成方法

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JP2003006595A
JP2003006595A JP2001190231A JP2001190231A JP2003006595A JP 2003006595 A JP2003006595 A JP 2003006595A JP 2001190231 A JP2001190231 A JP 2001190231A JP 2001190231 A JP2001190231 A JP 2001190231A JP 2003006595 A JP2003006595 A JP 2003006595A
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徹 丸山
Yasuhiro Endo
康博 遠藤
Shingo Naoi
信吾 直井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICチップ実装インターポーザとアンテナ所
持体とを強固に導通接合して、接続用導電部に外力が集
中しても電気的接続が途切れないRF−IDメディアの
形成方法の提供。 【解決手段】 少なくとも接続用導電部を備えた導電パ
ターンを基材に設け、前記接続用導電部にICチップを
実装してICチップ実装インターポーザを形成するとと
もに、アンテナ導電部とこのアンテナ導電部の端部に位
置する接続用導電部とからなる導電パターンを基材に設
けてアンテナ所持体を形成し、前記インターポーザおよ
び/またはアンテナ所持体の接合予定部位に接着剤層を
設け、前記インターポーザとアンテナ所持体とをそれぞ
れの接続用導電部を相対するように重ね合わせて、前記
接合予定部位に超音波を適用して前記インターポーザと
アンテナ所持体とを導通接合する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、超音波によるRF
−ID(Radio Frequency IDent
ification)メディアの形成方法に関するもの
であり、さらに詳しくは、超音波を用いた非接触ICタ
グなどの薄形の情報送受信型記録メディアに用いられる
RF−IDメディアの形成方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、非接触ICタグなどはその内部に
情報を送受信するアンテナとなるアンテナ回路体が組込
まれているものであって、このアンテナ回路体を得るに
は薄いシート状の基材に銅などの金属によりアンテナ導
電部を形成し、そのアンテナ導電部の端部それぞれに亘
るようにしてICチップを実装するする方法が行われて
いた。 【0003】超音波を利用した従来の配線基板同士の接
合方法(特開2001−7511号公報)を図4により
説明する。この接合方法は、薄い樹脂製基体104の表
面に銅箔をエッチングして形成された導体パターン10
2が被着された第1の配線基板100と、薄い樹脂製基
体204の表面にアルミ箔をエッチングして形成された
導体パターン202が被着された第2の配線基板200
とを、第1の配線基板100と第2の配線基板200と
を導体パターン上の接合予定部位103、203同士が
整合するようにして対面状態で重ね合わせ、その状態で
接合予定部位103、203を一対の超音波溶接具4
0、41で挟みつけ、超音波溶接具に超音波振動を与え
て接合予定部位に位置する導体金属同士、樹脂製基板同
士を融着して電気的導通を図るものである。40は超音
波ホーン、41はアンビル、101、201は電子部
品、300は接触界面、Pは圧力負荷、Vは超音波振動
を示す。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】前記接合方法(特開2
001−7511号公報)は、接着剤などの別部材を用
いず、加工時間も0.5秒程度の短時間であるため、コ
ストダウンを図れるなどの利点があるが、用いる基体は
超音波により融着可能な樹脂製でなければならないこ
と、光沢のある金属同士やマット性表面の金属同士、導
電性銀ペーストを用いて印刷して形成した導電パターン
同士、紙基体同士の接着が十分にできず、また導電性銀
ペーストを用いて印刷して形成した導電パターンと紙基
体の間の接着や樹脂製基体と紙基体との間の接着が十分
にはできないという問題があった。 【0005】本発明の目的は、超音波による接合方法に
おける従来の問題を解決し、基体の材質によらず、光沢
のある金属同士やマット性表面の金属同士、導電性銀ペ
ーストを用いて印刷して形成した導電パターン同士、紙
基体同士の接着が良好にでき、また導電性銀ペーストを
用いて印刷して形成した導電パターンと紙基体の間の接
着や樹脂製基体と紙基体との間の接着も十分できる超音
波による接合方法を用いてRF−IDメディアを形成す
る方法を提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、前記インターポーザ
および/またはアンテナ所持体の接合予定部位に接着剤
層を設け、この接合予定部位に超音波を適用することに
より解決できることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。 【0007】すなわち、本発明の請求項1記載の超音波
によるRF−IDメディアの形成方法は、少なくとも接
続用導電部を備えた導電パターンを基材に設け、前記接
続用導電部にICチップを実装してICチップ実装イン
ターポーザを形成するとともに、アンテナ導電部とこの
アンテナ導電部の端部に位置する接続用導電部とからな
る導電パターンを基材に設けてアンテナ所持体を形成
し、前記インターポーザおよび/またはアンテナ所持体
の接合予定部位に接着剤層を設け、前記インターポーザ
とアンテナ所持体とをそれぞれの接続用導電部を相対す
るように重ね合わせて、前記接合予定部位に超音波を適
用して前記インターポーザとアンテナ所持体とを導通接
合することを特徴とする。 【0008】本発明の方法によれば、前記インターポー
ザおよび/またはアンテナ所持体の接合予定部位に接着
剤層を設け、この接合予定部位に超音波を適用して接着
剤層を介して導通接合するので、適切な接着剤を用いれ
ば、基体の材質によらず、光沢のある金属同士やマット
性表面の金属同士、導電性銀ペーストを用いて印刷して
形成した導電パターン同士、紙基体同士の接着が良好に
でき、また導電性銀ペーストを用いて印刷して形成した
導電パターンと紙基体の間の接着や樹脂製基体と紙基体
との間の接着も十分できる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。本発明の方法ではアンテナ回路体が
ICチップ実装インターポーザとアンテナ所持体とに構
成が区分けされていて、このICチップ実装インターポ
ーザとアンテナ所持体とが予め形成され、これらを用い
てアンテナ回路体が形成されるようになっている。図1
は一方のICチップ実装インターポーザの形成過程を示
していて、まず後述するアンテナ所持体の端子部分に亘
るように所定の大きさとした基材1を用意し(イ)、こ
の基材1にICチップ実装用導電部2と接続用導電部3
とが連続している一対の導電パターン4を設ける
(ロ)。この後、前記ICチップ実装用導電部2に跨る
ようにしてICチップ5を実装してICチップ実装イン
ターポーザAを形成し(ハ)、ICチップ5が実装され
ている接続用導電部3(接合予定部位)の上に接着剤を
塗布して接着剤層6を形成する(ニ)。 【0010】図2は他方のアンテナ所持体Bの形成過程
を示していて、所定の大きさとした基材7を用意し
(イ)、この基材7にアンテナ導電部8とこのアンテナ
導電部8の端部に位置して端子部分である接続用導電部
9とからなる導電パターン10を設け(ロ)、これによ
ってアンテナ所持体Bが形成される。前記接続用導電部
9は上記ICチップ実装インターポーザAの接続用導電
部3と対応するように設けられている。11は絶縁部で
ある。 【0011】そして、ICチップ実装インターポーザA
とアンテナ所持体Bとをそれぞれの接続用導電部3、9
が接着剤層6を介して相対するように重ね合わせて、そ
の状態で図4に示したように接合予定部位(接続用導電
部3)を一対の超音波溶接具40、41で圧力負荷Pで
挟みつけ、超音波溶接具に超音波振動Vを与えて接合予
定部位に位置する接続用導電部3、9を接着剤層6を介
して接着して電気的導通を図り、ICチップ実装インタ
ーポーザAとアンテナ所持体Bとを接合することで、図
3に示すRF−IDメディアCが得られる。 【0012】この実施形態では接着剤層6をICチップ
実装インターポーザAの接続用導電部3(接合予定部
位)に形成した例を示したが、接着剤層6はアンテナ所
持体B2側の対応する箇所(接合予定部位)に形成して
もよく、あるいはICチップ実装インターポーザA側と
アンテナ所持体B側の両方に形成してもよい。 【0013】また、接着剤層6はICチップ実装インタ
ーポーザA側の全面(接合予定部位)に形成してもよ
く、またアンテナ所持体B側の対応する箇所(接合予定
部位)に形成してもよく、あるいはICチップ実装イン
ターポーザA側の全面とアンテナ所持体B側の対応する
箇所の両方に形成してもよい。 【0014】また、接着剤層6のパターンは、特に限定
されないが、全面ベタ状でもよいが線、点、格子状、櫛
状などのパターンが好ましい。 【0015】これらの接合においては、接合予定部位に
マッチするように、図4に示した超音波溶接具の超音波
ホーン40および/またはアンビル41の形状、寸法、
接合予定部位への接触表面の形態などを適宜選定するこ
とが好ましい。 【0016】図示しないが、上記(ハ)でICチップ5
を実装した後、封止剤でICチップ5を封止してICチ
ップ実装インターポーザAを形成することもできる。 【0017】接着剤層6によりICチップ実装インター
ポーザAとアンテナ所持体Bが導通接合されているの
で、接合が強固になり、その結果、例え接続用導電部
3、9に外力が集中しても電気的接続が途切れたり、基
材1、7が薄紙などの強度や剛性の低いものであっても
インターポーザAが剥がれてしまうことがない。 【0018】本発明で用いる基材1あるいは基材7の素
材としては、ガラス繊維、アルミナ繊維、ポリエステル
繊維、ポリアミド繊維などの無機または有機繊維からな
る織布、不織布、マット、紙あるいはこれらを組み合わ
せたもの、あるいはこれらに樹脂ワニスを含浸させて成
形した複合基材、ポリアミド系樹脂基材、ポリエステル
系樹脂基材、ポリオレフィン系樹脂基材、ポリイミド系
樹脂基材、エチレン・ビニルアルコール共重合体基材、
ポリビニルアルコール系樹脂基材、ポリ塩化ビニル系樹
脂基材、ポリ塩化ビニリデン系樹脂基材、ポリスチレン
系樹脂基材、ポリカーボネート系樹脂基材、アクリロニ
トリルブタジエンスチレン共重合系樹脂基材、ポリエー
テルスルホン系樹脂基材などのプラスチック基材、ある
いはこれらにコロナ放電処理、プラズマ処理、紫外線照
射処理、電子線照射処理、フレームプラズマ処理および
オゾン処理などの表面処理を施したもの、などの公知の
ものから選択して用いることができる。 【0019】ICチップ実装インターポーザとアンテナ
所持体とは同じ素材からなる基材を用いて形成してもよ
いし、異なる基材でもよい。またICチップ実装インタ
ーポーザ、アンテナ所持体それぞれに関する形成は1個
ずつでなくともよく、それぞれ複数個(しかも同種でも
異種でもよい)でも構わない。 【0020】上記ICチップ実装インターポーザでの導
電パターン4の形成、アンテナ所持体での導電パターン
10の形成は、それぞれ公知の方法で行うことができ
る。例えば、導電ペーストをスクリーン印刷やインクジ
ェット方式印刷により印刷して乾燥固定化する方法、被
覆あるいは非被覆金属線の貼り付け、エッチング、デイ
スペンス、金属箔貼り付け、金属の直接蒸着、金属蒸着
膜転写、導電高分子層形成などが挙げられるがこの限り
でない。 【0021】またアンテナ所持体において、導電パター
ン10は必ずしも片面に限られることはなく、裏面に
も、さらに最終的にアンテナとして働く接続が保証され
るならば内層に形成されてもよい。またそれらを多重に
複合させたアンテナでもよい。さらに必要に応じてジャ
ンパー線によって他の線を跨いだパターンでもよい。形
成したアンテナを保護するためにコーティングしてもよ
い。 【0022】ICチップ実装インターポーザを形成する
プロセスでのICチップの実装は、ワイヤーボンデイン
グ(WB)を始めとして、異方性導電フィルム(AC
F)、導電ペースト(ACP)、絶縁樹脂(NCP)、
絶縁フィルム(NCF)、クリーム半田ボールを用いた
ものなど、公知の方法で接続できる。必要であれば、公
知のアンダーフィル材あるいはポッティング材による接
続部の保護・補強を行ってもよい。 【0023】本発明で用いる接着剤は、前記ICチップ
実装インターポーザとアンテナ所持体を強固に導通接合
できるものであれば特に限定されるものではなく、具体
的には、例えば、ホットメルト接着剤、粘着剤、熱可塑
性樹脂接着剤あるいは熱硬化性樹脂接着剤あるいは紫外
線、電子線などにより硬化する接着剤、天然ゴム系接着
剤、合成ゴム系接着剤など、あるいはこれらの組み合わ
せからなる接着剤などに対して導電性粉末を配合したも
のを挙げることができる。粘着剤としては天然ゴムや合
成ゴムに粘着付与剤(ロジンおよびロジン誘導体、ポリ
テルベン樹脂、テルペンフェノール樹脂、石油樹脂)、
軟化剤(液状ポリブテン、鉱油、液状ポリイソブチレ
ン、液状ポリアクリル酸エステル)、老化防止剤などの
公知の添加剤を混合したゴム系、ガラス転移温度の異な
る複数のアクリル酸エステルと他種官能性単量体とを共
重合したアクリル系、シリコーンゴムと樹脂からなるシ
リコーン系、ポリエーテルやポリウレタン系粘着剤など
は好ましく使用できる。これらの接着剤や粘着剤は、溶
液に溶かした溶液型のほか、水系エマルジョン型、加熱
溶融塗布後冷却で固化するホットメルト型、液状オリゴ
マーや単量体などを塗布後、加熱や紫外線、電子線など
の放射線の照射により硬化するものなどがあるが、いず
れも使用できる。 【0024】本発明で用いる接着剤は、絶縁性・導電性
を問わないが、通常は導電性接着剤を用いる。この場
合、導電性接着剤に配合される導電性粉末としては、以
下のa〜jのものなどを例示することができる。 a.銀粉 同和鉱業株式会社製 G−10,11,12,13,1
5−H,15H,1 8,ケミカルフレーク 株式会社徳力本店製 TCG−1,1A,5、7,11
N,7V、TC−12,20E,20V,25A、J−
20、E−20、G−1、H−1、AgF−5S、Ag
F−10S 田中貴金属工業株式会社製 AY−6010,6080 b.導電性カーボンブラック 三菱化学株式会社製 ケッチェンブラックEC,EC−
600JD 電気化学工業社製 アセチレンブラック キャボット社製 Vulcan XC−72 コロンビア・ケミカル社製 Conductex−97
5,Conductex−SC c.銅粉 同和鉱業株式会社製 DC−50,100,200,3
00 d.ニッケル粉 同和鉱業株式会社製 DNI−20,50 e.金粉 株式会社徳力本店製 TA−1,2 f.白金粉 株式会社徳力本店製 TP−1,2 田中貴金属工業株式会社製 AY−1010,1020 g.パラジウム粉 株式会社徳力本店製 TPd−1 田中貴金属工業株式会社製 AY−4010,4030 h.銀・パラジウム合金粉 株式会社徳力本店製 AP−10,30 i.亜鉛粉 j.アルミニウム粉 【0025】導電性粉末の混合比率は特に限定されな
い。しかし上記導電性粉末100質量部に対して上記の
接着剤(固形分)を10〜100質量部が混合されてい
るものが好ましく使用できる。 【0026】本発明で用いる接着剤に、必要に応じて、
シリカ、アルミナ、ガラス、タルク、各種ゴムなどの絶
縁性粉末、あるいは離型剤、表面処理剤、充填剤、顔
料、染料などの公知の添加剤を添加したりすることがで
きる。 【0027】上記ICチップ実装インターポーザとアン
テナ所持体との接続用導電部は、設計上製造加工し易い
任意の方法でつくればよく、ICチップ実装用導電部ほ
どの精密さが必要ない加工許容度の高い構造でよい。 【0028】ICチップ実装インターポーザとアンテナ
所持体を接合するとともに相対する接続用導電部を導電
接続する方法は、接続用導電部同志を位置合わせしてお
いてから、前記のように接合予定部位を一対の超音波溶
接具で挟みつけ、超音波溶接具に超音波振動を与えて接
合予定部位に位置する接続用導電部を接着剤層を介して
接着して電気的導通を図り、ICチップ実装インターポ
ーザとアンテナ所持体とを接合するが、必要に応じて熱
あるいは電磁波エネルギーなどを適用してもよい。本発
明においては、このようにしてICチップ実装インター
ポーザとアンテナ所持体を導通接合するので、接合が強
固になる。 【0029】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸
脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。 【0030】 【発明の効果】本発明の請求項1記載の方法は、少なく
とも接続用導電部を備えた導電パターンを基材に設け、
前記接続用導電部にICチップを実装してICチップ実
装インターポーザを形成するとともに、アンテナ導電部
とこのアンテナ導電部の端部に位置する接続用導電部と
からなる導電パターンを基材に設けてアンテナ所持体を
形成し、前記インターポーザおよび/またはアンテナ所
持体の接合予定部位に接着剤層を設け、前記インターポ
ーザとアンテナ所持体とをそれぞれの接続用導電部を相
対するように重ね合わせて、前記接合予定部位に超音波
を適用して前記インターポーザとアンテナ所持体とを導
通接合するので、基体の材質によらず接着でき、また光
沢のある金属同士やマット性表面の金属同士、導電性銀
ペーストを用いて印刷して形成した導電パターン同士、
紙基体同士の接着が良好にでき、また導電性銀ペースト
を用いて印刷して形成した導電パターンと紙基体の間の
接着や樹脂製基体と紙基体との間の接着も十分でき、適
切な接着剤を用いれば接合が強固になり、接続用導電部
に外力が集中して電気的接続が途切れたり、基材が薄紙
などの強度や剛性の低いものであってもインターポーザ
が剥がれてしまうことがない上、短時間で加工できるた
め、コストダウンを図れるなどという顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のRF−IDメディアの形成方法の一実
施形態におけるICチップ実装インターポーザの形成過
程を示す説明図である。 【図2】一実施形態におけるアンテナ所持体の形成過程
を示す説明図である。 【図3】RF−IDメディアを示す説明図である。 【図4】超音波を利用した従来の配線基板同士の接合方
法を示す説明図である。 【符号の説明】 1 基材 2 ICチップ実装用導電部 3 接続用導電部 4 導電パターン 5 ICチップ 7 基材 8 アンテナ導電部 9 接続用導電部 10 導電パターン 11 絶縁部 A ICチップ実装インターポーザ B アンテナ所持体 C RF−IDメディア
フロントページの続き (72)発明者 直井 信吾 東京都千代田区神田駿河台1丁目6番地ト ッパン・フォームズ株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA19 MA32 NA09 PA04 PA18 RA01 5B035 AA04 BB09 CA08 CA23

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 少なくとも接続用導電部を備えた導電パ
    ターンを基材に設け、前記接続用導電部にICチップを
    実装してICチップ実装インターポーザを形成するとと
    もに、アンテナ導電部とこのアンテナ導電部の端部に位
    置する接続用導電部とからなる導電パターンを基材に設
    けてアンテナ所持体を形成し、前記インターポーザおよ
    び/またはアンテナ所持体の接合予定部位に接着剤層を
    設け、前記インターポーザとアンテナ所持体とをそれぞ
    れの接続用導電部を相対するように重ね合わせて、前記
    接合予定部位に超音波を適用して前記インターポーザと
    アンテナ所持体とを導通接合することを特徴とする超音
    波によるRF−IDメディアの形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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