JP2003002875A - 反応性染料を製造するための使用 - Google Patents

反応性染料を製造するための使用

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JP2003002875A JP2002135556A JP2002135556A JP2003002875A JP 2003002875 A JP2003002875 A JP 2003002875A JP 2002135556 A JP2002135556 A JP 2002135556A JP 2002135556 A JP2002135556 A JP 2002135556A JP 2003002875 A JP2003002875 A JP 2003002875A
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09B62/44Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/4401Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring with two or more reactive groups at least one of them being directly attached to a heterocyclic system and at least one of them being directly attached to a non-heterocyclic system
    • C09B62/4403Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring with two or more reactive groups at least one of them being directly attached to a heterocyclic system and at least one of them being directly attached to a non-heterocyclic system the heterocyclic system being a triazine ring

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 トリアジンと特定のビニルスルホン基を有す
る新規な反応性染料を製造するための原料化合物および
それらの製造方法を提供する。 【解決手段】遊離酸の形態で下記の式 [式中、Xは、フッ素、塩素または臭素を表し、R
アルキル、Cl、Br、アルコキシ又はCOOHを、i
は0〜1を、jは0〜2を、rは2〜3を、wは直接結
合又は結合基を、Dは有機染料の基を表わす。Zは−C
H=CH、−CH−CH−OSOH、CH
CH−SH、−CH−CH−O−CO−C
、−CH−CH−OPOまたは−CH
−CH−OHである。]で表わされる、染色において
改良された固定収率を示す、反応性染料を製造するため
の下記の式で表わされる原料化合物の製造方法。 [式中、R、i,j、rおよびZは、上述した意味を
有する]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、トリアジンと特定のビニルスル
ホン基を有する新規な反応性染料を製造するための原料
化合物およびそれらの製造方法に関する。
【0002】ハロゲノトリアジンとビニルスルホン基を
有する二官能反応性染料は、例えばDE-A-2,614,550、 EP
-A-70,806、 EP-A-70,807およびEP-A-74,928の中に既に
記述されている。これらの公知二官能反応性染料は、未
だ実際の用途で種々の欠点を有しており、特に得られる
固定度合に関して欠点を有している。
【0003】本発明は、遊離酸の形態で下記の式
【0004】
【化8】
【0005】〔式中、Dは、アントラキノン、フタロシ
アニン、ホルマザン、アゾメチン、ジオキサジン、フェ
ナジン、スチルベン、トリフェニルメタン、キサンテ
ン、チオキサントンまたはニトロアリール群からの有機
染料の基であり、Wは、直接結合またはブリッジ用員で
あり、R1は、H、CH3またはC25であり、R2は、
H、C1−C4−アルキル、Cl、Br、C1−C4−アル
コキシまたはCOOHであり、iは、0または1であ
り、jは、0、1または2であり、rは、2または3で
あり、Xは、F、ClまたはBrであり、Zは、−CH
=CH2、−CH2−CH2−OSO3H、−CH2−CH2
−S23H、−CH2−CH2−O−CO−CH3、−C
2−CH2−OPO32、−CH2−CH2−OHであ
り、nは、1または2である〕を有する新規な反応性染
料に関する。
【0006】有機染料の適切な基Dは、特に、1個以上
の水可溶化基、特にスルホ基を含んでおりそして/また
は更に一層の繊維反応性基を有していないものである。
【0007】Xは特にFまたはClである。
【0008】本出願で述べるアルキル、アリール、アラ
ルキル、ヘタリール、アルコキシ、ハロゲンおよびアシ
ルアミノ基に関して、そしてブリッジ用員に関して、下
記を適用する。
【0009】アルキル基は、特に、望まれるならば置換
基、例えばClまたはBrの如きハロゲン、OH、CN
またはOSO3Hを有していてもよい1から4個のC原
子を有するものを意味していると理解する。
【0010】アルコキシ基は、特に、1から4個のC原
子を有するものを意味していると理解する。
【0011】ハロゲンは、特に塩素またはフッ素を意味
していると理解する。
【0012】アシルアミノ基は、特に、1から4個のC
原子を有するもの、例えばホルミルアミノ、アセチルア
ミノ、プロピオニルアミノ、n−ブチリルアミノを意味
していると理解する。
【0013】適切なブリッジ用員Wの例は、
【0014】
【化9】
【0015】であり、ここで、*は、発色団Dに連結し
ている原子または基を表しており、そしてRbは、水素
またはC1−C4−アルキルを表している。
【0016】本発明は更に、 a)式
【0017】
【化10】
【0018】〔式中、D、W、R1およびnは、上述し
た意味を有する〕を有する染料と、式
【0019】
【化11】
【0020】を有するトリハロゲノトリアジン類のnモ
ルとを縮合させることで、式
【0021】
【化12】
【0022】を有する化合物を生じさせ、そして更に、
式(IV)を有する化合物と式
【0023】
【化13】
【0024】〔式中、R2、i、j、r、XおよびZ
は、上述した意味を有する〕を有する成分のnモルとを
縮合させることによるか、或は b)逆の順で、式(III)を有するトリハロゲノトリ
アジン類と式(V)を有する成分とを縮合させること
で、一次縮合生成物
【0025】
【化14】
【0026】〔式中、X、i、R2、j、rおよびZ
は、上述した意味を有する〕を生じさせ、そして更に、
式(VI)を有する化合物のnモルと式(II)を有す
る染料とを縮合させることによるか、或は c)適切な前駆体とトリハロゲノトリアジン類(II
I)そして式(V)の成分とを縮合させるか、或は適切
な前駆体と式(VI)の一次縮合生成物とを縮合させた
後、染料合成を行うことによる、本質的に公知の方法を
用いた、式(I)を有する反応性染料の製造に関する。
【0027】本発明は更に、化合物(V)および化合物
(V)の製造方法、そしてこの製造に有効でありそして
一般式
【0028】
【化15】
【0029】〔式中、R2、Z、j、i、rは、式
(I)の下で与えた意味を有する〕を有する中間体〔こ
れの塩類および保護基含有反応生成物を含む〕に関する
が、但し、アクリロニトリル/ビニルスルホン共重合体
中のモノマーとしてD. FeldmanおよびI. Negulescu、 Bu
l. Inst. Politeh. Iasi 16 (1970) 213-220 (CA 75:11
9130f)およびI. Negulescu著RO 59096、 1973年11月15
日(CA 81: 50515q)が記述した式
【0030】
【化16】
【0031】を有する化合物は除外する。
【0032】R2がHを表し、j、iが0を表し、rが
2を表す、化合物が特に好適である。
【0033】式
【0034】
【化17】
【0035】を有する化合物の硫酸化を行った後、メル
カプトエタノールとの反応を行うことで、
【0036】
【化18】
【0037】を生じさせ、そして望まれるならば、保護
基、特にアセチルでNH基のブロック化を行い、そして
特にH22を用い、酸化することで、
【0038】
【化19】
【0039】を生じさせ、そして望まれるならば、この
保護基を消去することで、
【0040】
【化20】
【0041】を生じさせ、そして望まれるならば、通常
に、基SO224−OHをビニルスルホニル基に変換
するか、或は−CH2−CH2−OH基を、Zの下で挙げ
た残りの分離可能基に変換する、ことによって、式
(V)を有する化合物を製造することができる。
【0042】トリハロゲノトリアジン類を用いた開始成
分の縮合は、順序に関係無く、酸結合剤の存在下、水系
もしくは有機系−水系媒体の中で行われる。これらの開
始材料の性質に応じて、この第一縮合段階は、2から
8、好適には3から7の範囲のpH、そして0から40
℃、好適には0から25℃の温度で行われる。このトリ
アジンの第二ハロゲン原子の交換は、4から10、好適
には5から9の範囲のpH、そして0から60℃、好適
には0から30℃の温度範囲で行われる。
【0043】酸結合剤の例は、炭酸塩、水酸化物または
燐酸塩、例えば炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、水
酸化ナトリウム希釈溶液、燐酸二ナトリウムまたは燐酸
三ナトリウム、或はフッ化ナトリウムである。
【0044】この縮合または染料合成が直接染料溶液ま
たは液状染料調合物を生じさせるためのものである場
合、炭酸リチウムまたは水酸化リチウム単独か或は可溶
化剤および/または安定化緩衝系と一緒に用いるのが有
利であり得る。これらの染料またはそれらの前駆体に関
する他の変換反応、例えば金属化反応、スルホン化、或
はアシルアミノ群の導入は、一般に、この染料合成の所
望段階のいずれかで行われ得る。
【0045】この群の特に価値有る染料は、水溶性ホル
マザン、アントラキノンおよびフタロシアニン染料であ
り、特にスルホおよび/またはカルボキシル基を有する
染料である。これらの染料は、金属を含んでいてもいな
くてもよく、好適な金属錯体は、銅錯体、ニッケル錯
体、クロム錯体およびコバルト錯体である。
【0046】式(I)を有する染料の基となる適切な染
料基Dまたはアミノ含有染料は、文献の中に非常に多数
記述されている。下記の例が挙げられる。 EP-A-54,515、 EP-A 69,703、 EP-A 70,807、 DE-A 3,222,
726、 DE-A 2,650,555、 DE-A 3,023,855、 DE-A 2,847,93
9、 DE-A 2,817,780、 GB-A 2,057,479、 DE-A 2,916,715、
DE-A 2,814,206、 DE-A 3,019,936、 EP-A 45,488および
Venkataraman: The Chemistry of Synthetic Dyes、 VI
巻、 II章、 211-325頁、 New York、 London;1972。
【0047】遊離酸の形態で下記の式
【0048】
【化21】
【0049】〔式中、Dが、アントラキノン、フタロシ
アニン、ホルマザン、アゾメチン、ジオキサジン、フェ
ナジン、スチルベン、トリフェニルメタン、キサンテ
ン、チオキサントンまたはニトロアリール群からの有機
染料の基であり、ここで、有機染料の特に適切な基は、
1個以上の水可溶化基、特にスルホ基を含んでいるが、
更に一層の染料反応性基を含んでいないものであり、R
1が、H、CH3またはC25であり、R2が、H、CH3
またはC25であり、Wが、直接結合またはブリッジ用
員であり、iが、0または1であり、jが、0または1
であり、Xが、FまたはClであり、Zが、−CH2
CH2−OSO3H、CH=CH2であり、そしてnが、
1または2である〕を有する反応性染料が好適である。
【0050】遊離酸の形態で下記の式
【0051】
【化22】
【0052】〔式中、Dが、アントラキノン、フタロシ
アニン、ホルマザンまたはジオキサジン群からの有機染
料の基であり、ここで、この染料は、更に一層の繊維反
応性基を含んでおらず、Xが、F、Clであり、Zが、
CH2−CH2−OSO3Hであり、R1が、H、CH3
たはC25であり、nが、1である〕を有する反応性染
料が特に好適である。
【0053】好適な染料は、Bが一般に式
【0054】
【化23】
【0055】を有する基を含んでおり、そしてW、
1、X、i、R2、jおよびZが上述した意味を有す
る、以下の式(1)から(8)を有するものである。
【0056】
【化24】
【0057】〔式中、R10は、H、メチル、メトキシ、
塩素であり、R11は、H、SO3Hであり、そしてR12
は、H、メチルまたはエチルである〕。
【0058】
【化25】
【0059】〔式中、Aは、置換もしくは未置換のフェ
ニレン、または置換もしくは未置換の芳香族−脂肪族ブ
リッジ用員を表すか、或はNR13、OまたはSの如きヘ
テロ原子を含む群が割り込んでいてもよくそしてC1
6−アルコキシ、OSO3H、SO3H、COORまた
はハロゲンで置換されていてもよい直鎖もしくは分枝C
1−C6−アルキレンを表し、そしてこれはまた、ブリッ
ジ用員Aの中の基NR13は、特にNRbと一緒に複素環
式脂肪族環を形成していてもよく、Eは、
【0060】
【化26】
【0061】またはOであり、そしてT1、T2は、互い
に独立して、H、Cl、Br、C1−C2−アルキル、O
CH3、OC25、アシルアミノ、C1−C2−アルコキ
シ−カルボニルであり、R13、R14は、互いに独立し
て、Hであるか、或はOR、OSO3H、SO3H、CO
ORまたはハロゲンで置換されていてもよいC1−C4
アルキルであり、Rは、H、CH3またはC25であ
る〕。
【0062】
【化27】
【0063】
【化28】
【0064】〔式中、Meは、Cu、Niであり、Pc
は、フタロシアニンの基であり、u+v+wは、3.4
−4.0であるが、但しuが、0.8−2.0であり、
vが、0−1.0であり、wが、1.0−3.0であ
る、ことを条件とし、そしてAは、上述した意味を有
し、R14は、上述した意味を有し、R15およびR16は、
Hであるか、或は未置換もしくはOH、OSO3H、S
3HまたはCOOHで置換されているC1−C2−アル
キルである〕。
【0065】
【化29】
【0066】〔式中、v、wは、0または1であるが、
wはvと同等ではなく、R18、R17は、互いに独立し
て、H、C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、
OH、ハロゲン、COOH、NO2、SO3H、スルホン
アミド、C1−C4−アルキルカルボニルアミノ、置換も
しくは未置換のフェニルカルボニルアミノ、C1−C4
アルキルスルホニルアミノ、置換もしくは未置換のフェ
ニルスルホニルアミノである〕。
【0067】特に好適な具体例において、式(1)から
(8)の中のWは単結合を表す。
【0068】式(I)を有する反応性染料は、幅広い範
囲の物質、例えば絹、革、ウール、合成ポリアミド繊
維、特に繊維構造を有するセルロース含有材料、例えば
リンネル、セルロース、再生セルロース、特に綿などを
染色および印刷するに適切である。これらは、イグゾー
スト方法に適切であるばかりでなく、望まれるならば塩
を含んでいてもよい染料水溶液を材料に含浸させ、そし
て適宜熱をかけて、アルカリ処理を行った後か或はアル
カリの存在下で、これらの染料を固定する、通常のパッ
ド染色方法による染色に適切である。
【0069】式(I)を有する反応性染料は、高い反応
性と優れた固定特性によって特徴づけられる。それらが
有する二官能性により、これらは、長浴からでさえも高
い固定収率を生じる。これらは、相対的にその着色力が
染色温度とは独立していることによって特徴づけられ、
従って低から中の染色温度のイグゾースト方法で用いら
れ得る。パッド−スチーム方法で用いる場合、これらに
必要な蒸気処理時間は短くてよい。これらは、良好な光
および湿潤堅牢特性を示すと共に高い色強度を有する染
色物を与える。
【0070】
【実施例】実施例1 A)式
【0071】
【化30】
【0072】を有する化合物(製造に関しては実施例3
8ffを参照のこと)を0.15モル、100部の水お
よび100部の氷と混合した後、この得られる混合物を
Na2CO3で中性にする。この溶液に、pHを4.5か
ら5に維持しながら10分間かけて、0.17モルの
2,4,6−トリフルオロ−1,3,5−トリアジンを
滴下する。これによって、下記の化合物
【0073】
【化31】
【0074】の縮合溶液が250部得られる。 B)N−(2−カルボキシ−5−スルホフェニル)−
N’−(2’−ヒドロキシ−3’−アミノ−5’−スル
ホフェニル)−ms−フェニルホルマザン二ナトリウム
塩の銅錯体を0.1モル、600mLの水に溶解させ
る。0から5℃に冷却した後、炭酸ナトリウム溶液を添
加することでpHを7.0から8.0に維持しながら、
実施例1Aで製造した成分の溶液を流し込む。2時間
後、この温度を徐々に上昇させて20℃にし、そして縮
合が完結した後、この染料を塩析させ、吸引濾別し、緩
衝させてpH6にした後、真空中45℃で乾燥する。
【0075】この染料は、式
【0076】
【化32】
【0077】を有しており、そして長浴からの綿を、非
常に良好な固定収率で青い色合いに染色する。
【0078】下記の成分を縮合させることにより、更に
一層の青色ホルマザン染料が得られる。
【0079】
【表1】
【0080】
【表2】
【0081】
【表3】
【0082】実施例13 水酸化カリウム溶液を用いてpHを12から13にした
約1000部の水に、式
【0083】
【化33】
【0084】を有するアントラキノンを0.1モル溶解
させた。この染料溶液を浄化した後、200部のヘキサ
ヒドロ−2H−アゼピン−2−オンを加えた。20℃で
pHを8から9に維持しながら1時間かけて、実施例1
Aで製造した縮合溶液を0.15モル滴下した。8時間
後おおよそ反応が完結した。この染料をエタノールで沈
澱させ、単離した後、乾燥することで、式
【0085】
【化34】
【0086】を有する反応性染料(λmax=594およ
び640nm(H2O))が約200g得られ、これ
は、反応性染料にとって通常の染色もしくは印刷方法
で、綿を青い色合い染色する。
【0087】上述した方法の1つを用いて、一般式
【0088】
【化35】
【0089】を有する以下に挙げるアントラキノン成分
と、トリハロゲノトリアジン類および式(V)の成分と
を縮合させることにより、同様な特性を有する青色アン
トラキノン染料が更に得られる。
【0090】
【表4】
【0091】
【表5】
【0092】
【表6】
【0093】実施例24 水60mL中の、式
【0094】
【化36】
【0095】を有する成分10gとフッ化ナトリウム
1.6gから成る中和溶液を0から2℃に冷却する。2
Nの炭酸ナトリウム溶液を用いてpHを3.5から4.
0に維持しながら、5.5gのシアヌール酸フルオライ
ドを流し込む。縮合が完結した後、pHを5.0にす
る。
【0096】ヨーロッパ特許明細0,073,267に示されて
いる操作を用いて製造した式
【0097】
【化37】
【0098】を有する銅フタロシアニン成分32gを、
pHが7.0から7.5の水300mLに溶解させる。
次に、この反応混合物のpHを7.0から7.5に維持
しながら0か5℃で、該染料成分の中に、上述した縮合
生成物の溶液を流し込む。3時間後、pHを更に一定に
保ちながら、この温度を徐々に上昇させて20℃にす
る。この反応が完結した後、この得られる生成物を溶液
から塩析させ、吸引濾別し、少量の燐酸塩溶液でpHを
6.0に緩衝させた後、真空中45℃で乾燥する。この
染料は、式
【0099】
【化38】
【0100】を有しており、そして反応性染料に公知の
方法により、綿の上に高い染色強度を有するトルコ石青
色の染色物および印刷物をむら無く生じる(λmax(H2
O):620nmおよび665nm)。
【0101】実施例20に記述した方法を用い、下記の
表の中に挙げるフタロシアニン成分、トリハロゲントリ
アジン類および式(V)の成分を互いに縮合させること
により、フタロシアニン反応性染料が更に得られる。
【0102】
【表7】
【0103】実施例29 実施例1Aに従い、80mLの水と2.1gのフッ化ナ
トリウム中、14gのN−フェニル−N−β−(β−ス
ルファトエチルスルホニル)−エチルアミンと7.5g
のシアヌール酸フルオライドとを縮合させる。
【0104】水酸化ナトリウム溶液を添加することでp
Hを11.5から12にした水300mLの中に、式
【0105】
【化39】
【0106】を有するトリフェンジオキサジン化合物2
2.1gを溶解させる。
【0107】2Nの水酸化ナトリウム溶液で反応混合物
のpHを8から8.5に維持すると共に温度を0から2
℃に維持しながら、最初に入れた氷水80mLに、上記
溶液と、上で製造した反応性成分の溶液とを同時に滴下
する。数時間後、この反応が完結する。この温度を一晩
で20℃に上昇させる。この染料を塩析させ、吸引濾別
し、そしてpH6.7に緩衝させた後、真空中45℃で
乾燥する。これは、式
【0108】
【化40】
【0109】を有しており、そして通常方法で綿を強い
青い色合いに良好な固定収率で染色する。実施例30 10%濃度の水酸化リチウム溶液でpHを7.0にする
ことによって、2000mLの水の中に、式
【0110】
【化41】
【0111】を有するトリフェンジオキサジン化合物5
0gを溶解させる。
【0112】この溶液を0から5℃に冷却した後、実施
例1Aで製造した反応性成分の溶液(250mL)を滴
下する。20℃に温めた後、7.0から8.0のpHで
約2から3時間、縮合反応を行い、そしてこの生成物を
塩析させ、単離した後、乾燥する。
【0113】この得られる式
【0114】
【化42】
【0115】を有する染料は、長浴からの綿を強く赤色
がかった青い色合いに染色する(λma x(H2O):58
0nm)。
【0116】実施例25および26と同様な操作を用
い、下記の成分を縮合させることにより、トリフェンジ
オキサジン反応性染料を更に製造する。
【0117】
【表8】
【0118】
【表9】
【0119】実施例38 20から30℃の100%濃度硫酸1400部に1時間
かけて、式
【0120】
【化43】
【0121】を有する2−フェニルアミノエタノールを
3モル滴下した。撹拌を2時間継続した。このようにし
て得られる溶融物を0℃の氷の上に注いだ後、この混合
物を更に1時間0から5℃で撹拌した。沈澱して来る生
成物を単離することで、下記の式
【0122】
【化44】
【0123】を有する明るいベージュ色のペーストとし
て、このエステルが約1500部得られた。このペース
ト全体を2500部の水に懸濁させた後、50%濃度の
水酸化カリウム溶液でpHを7にした。3モルのメルカ
プトエタノールを60℃で20分間かけて滴下した後、
3モルの水酸化カリウム(50%濃度の溶液)を滴下し
た。この混合物を8時間還流させた。この得られる油状
物を分離した。この水相をエーテルと一緒に振とうする
ことによって抽出を行った。このエーテルを留出させた
後、この生成物を含有している残渣を一緒にすること
で、式
【0124】
【化45】
【0125】を有する油状物として、このチオ化合物が
460部得られた。1 H NMR(D6−DMSO) δ=2.58−2.75ppm(6H、m) δ=3.22 ppm(2H、t) δ=4.80 ppm(1H、s) δ=6.50−6.61ppm(3H、m) δ=7.05 ppm(2H、d)実施例39 このチオエーテルの460部を、1000部のアセトン
と1000部の水の中に取り上げた。2.6モルの無水
酢酸を1時間かけて滴下した。この温度を約45℃に上
昇させた。撹拌を2時間継続した後、14gのタングス
テン酸ナトリウムを加えた。これに続き、1時間かけて
35%濃度のH22を4.9モル滴下した。温度が50
から55℃に上昇した。アセトンを留出させた後、残存
している溶液を10℃に冷却した。この得られる生成物
を沈澱させ、単離することで、下記の式
【0126】
【化46】
【0127】を有するペーストが1020部得られた。1 H NMR(D6−DMSO) δ=1.77 ppm(1H、s) δ=3.21−3.38ppm(4H、m) δ=3.76 ppm(2H、q) δ=4.05 ppm(2H、t) δ=5.10 ppm(1H、t) δ=7.38−7.55ppm(5H、m)実施例40 このペーストの1020部を1500部の水に懸濁させ
た後、300部の30%濃度塩酸を加えた。この混合物
を3時間還流させた。この溶液を0℃に冷却した後、水
酸化ナトリウム溶液でpHを9にした。この得られる油
状物を分離した。この水相を酢酸エチルと一緒に振とう
することによって抽出を行った。酢酸エチルを留出させ
た後、得られる式
【0128】
【化47】
【0129】を有する油状物の画分を一緒にした後、乾
燥することにより、油状物としてこのスルホンが450
部得られた。1 H NMR(D6−DMSO) δ=3.23−3.55ppm(6H、m) δ=3.85 ppm(2H、t) δ=5.30 ppm(1H、s) δ=5.78 ppm(1H、t) δ=6.60 ppm(3H、d) δ=7.10 ppm(2H、t)実施例41 上記物質の450部を、1時間かけて20から30℃の
硫酸1800部に滴下した。8時間後、この溶融物を氷
の上に注ぎ、そしてこの混合物を更に約1時間0から5
℃で撹拌した。明るいベージュ色の結晶性生成物を単離
することで、ペースト状物が910部得られた。この得
られる化合物は、下記の式
【0130】
【化48】
【0131】を有している。この全体収率は45から5
0%である(実施例38から41)。 1 H NMR(D6−DMSO) δ=3.43 ppm(2H、t) δ=3.50 ppm(2H、t) δ=3.60 ppm(2H、t) δ=4.11 ppm(2H、t) δ=7.00 ppm(3H、d) δ=7.30 ppm(2H、t) δ=8.98 ppm(2H、s) 本発明の特徴および態様は以下のとうりである。 1. 遊離酸の形態で下記の式
【0132】
【化49】
【0133】〔式中、Dは、アントラキノン、フタロシ
アニン、ホルマザン、アゾメチン、ジオキサジン、フェ
ナジン、スチルベン、トリフェニルメタン、キサンテ
ン、チオキサントンまたはニトロアリール群からの有機
染料の基であり、Wは、直接結合またはブリッジ用員で
あり、R1は、H、CH3またはC25であり、R2は、
H、C1−C4−アルキル、Cl、Br、C1−C4−アル
コキシまたはCOOHであり、iは、0または1であ
り、jは、0、1または2であり、rは、2または3で
あり、Xは、F、ClまたはBrであり、Zは、−CH
=CH2、−CH2−CH2−OSO3H、−CH2−CH2
−S23H、−CH2−CH2−O−CO−CH3、−C
2−CH2−OPO32、−CH2−CH2−OHであ
り、nは、1または2である〕を有する反応性染料。 2. 基Dが1個以上の水可溶化基を含んでおりそして
/または更に一層の繊維反応性基を含んでいないことを
特徴とする、第1項記載の反応性染料。 3. 遊離酸の形態で下記の式
【0134】
【化50】
【0135】〔式中、Dが、アントラキノン、フタロシ
アニン、ホルマザン、アゾメチン、ジオキサジン、フェ
ナジン、スチルベン、トリフェニルメタン、キサンテ
ン、チオキサントンまたはニトロアリール群からの有機
染料の基であり、R2が、H、CH3またはC25であ
り、R1が、H、CH3またはC25であり、Wが、直接
結合またはブリッジ用員であり、iが、0または1であ
り、jが、0または1であり、Xが、FまたはClであ
り、Zが、−CH2−CH2−OSO3H、CH=CH2
あり、nが、1または2である〕を有する、前項の少な
くとも1項記載の反応性染料。 4. 式
【0136】
【化51】
【0137】〔式中、Dが、アントラキノン、フタロシ
アニン、ホルマザンまたはジオキサジン群からの有機染
料の基であり、ここで、この染料は、更に一層の繊維反
応性基を含んでおらず、Xが、F、Clであり、Zが、
CH2−CH2−OSO3Hであり、R1が、H、CH3
たはC25であり、nが、1である〕を有する、前項の
少なくとも1項記載の反応性染料。 5. Bが式
【0138】
【化52】
【0139】〔式中、これらの置換基は第1項で与えた
意味を有する〕を有する基である下記の式:
【0140】
【化53】
【0141】〔式中、R10は、H、メチル、メトキシ、
塩素であり、R11は、H、SO3Hであり、そしてR12
は、H、メチルまたはエチルである〕
【0142】
【化54】
【0143】〔式中、Aは、置換もしくは未置換のフェ
ニレン、または置換もしくは未置換の芳香族−脂肪族ブ
リッジ用員を表すか、或はNR13、OまたはSの如きヘ
テロ原子を含む群が割り込んでいてもよくそしてC1
6−アルコキシ、OSO3H、SO3H、COORまた
はハロゲンで置換されていてもよい直鎖もしくは分枝C
1−C6−アルキレンを表し、そしてこれはまた、ブリッ
ジ用員Aの中の基NR13は、特にNRbと一緒に複素環
式脂肪族環を形成していてもよく、Eは、
【0144】
【化55】
【0145】またはOであり、そしてT1、T2は、互い
に独立して、H、Cl、Br、C1−C2−アルキル、O
CH3、OC25、アシルアミノ、C1−C2−アルコキ
シ−カルボニルであり、R13、R14は、互いに独立し
て、Hであるか、或はOR、OSO3H、SO3H、CO
ORまたはハロゲンで置換されていてもよいC1−C4
アルキルであり、Rは、H、CH3またはC25であ
る〕
【0146】
【化56】
【0147】
【化57】
【0148】〔式中、Meは、Cu、Niであり、Pc
は、フタロシアニンの基であり、u+v+wは、3.4
−4.0であるが、但しuが、0.8−2.0であり、
vが、0−1.0であり、wが、1.0−3.0であ
る、ことを条件とし、そしてAは、上述した意味を有
し、R14は、上述した意味を有し、R15およびR16は、
Hであるか、或は未置換もしくはOH、OSO3H、S
3HまたはCOOHで置換されているC1−C2−アル
キルである〕
【0149】
【化58】
【0150】〔式中、v、wは、0または1であるが、
wはvと同等ではなく、R18、R17は、互いに独立し
て、H、C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、
OH、ハロゲン、COOH、NO2、SO3H、スルホン
アミド、C1−C4−アルキルカルボニルアミノ、置換も
しくは未置換のフェニルカルボニルアミノ、C1−C4
アルキルスルホニルアミノ、置換もしくは未置換のフェ
ニルスルホニルアミノである〕の1つを有することを特
徴とする、前項の少なくとも1項記載の反応性染料。 6. XがFであり、iが0であり、jが0または1で
あり、ZがCH2−CH2−OSO3H、CH=CH2であ
り、R2がHである、第5項記載の反応性染料。 7. XがFであり、iが0であり、jが0であり、Z
がCH2−CH2−OSO3Hであり、R2がHである、第
5項記載の反応性染料。 8. a)式
【0151】
【化59】
【0152】〔式中、D、W、R1およびnは、第1項
で与えた意味を有する〕を有する染料と、式
【0153】
【化60】
【0154】〔式中、Xは、F、Cl、Brである〕を
有するトリハロゲノトリアジン類のnモルとを縮合させ
ることで、式
【0155】
【化61】
【0156】を有する化合物を生じさせ、そして更に、
式(IV)を有する化合物と式
【0157】
【化62】
【0158】〔式中、r、i、j、R2およびZは、第
1項で与えた意味を有する〕を有する成分のnモルとを
縮合させることによるか、或は b)逆の順で、式(III)を有するトリハロゲノトリ
アジン類と式(V)を有する成分とを縮合させること
で、一次縮合生成物
【0159】
【化63】
【0160】〔式中、Xは、F、Cl、Brであり、そ
してr、i、j、R2およびZは、第1項で与えた意味
を有する〕を生じさせ、そして更に、式(VI)を有す
る化合物のnモルと式(II)を有する染料とを縮合さ
せることによるか、或は c)適切な前駆体とトリハロゲノトリアジン類(II
I)そして式(V)の成分とを縮合させるか、或は適切
な前駆体と式(VI)の一次縮合生成物とを縮合させた
後、染料合成を行うことによる、前項の少なくとも1項
以上記載反応性染料の製造方法。 9. 前項の少なくとも1項記載の反応性染料を用いる
ことを特徴とする、セルロース含有もしくはポリアミド
含有材料を反応性染料で染色もしくは印刷する方法。 10. これの塩類および保護基含有反応生成物を含む
一般式
【0161】
【化64】
【0162】〔式中、R2、j、iおよびrは、第1項
で与えた意味を有する〕を有する化合物。 11. 式
【0163】
【化65】
【0164】を有する化合物を除く、これの塩類および
保護基含有反応生成物を含む一般式
【0165】
【化66】
【0166】〔式中、R2、Z、j、iおよびrは、第
1項で与えた意味を有する〕を有する化合物。 12. 式
【0167】
【化67】
【0168】を有する化合物の硫酸化を行った後、メル
カプトエタノールとの反応を行うことで、
【0169】
【化68】
【0170】を生じさせ、そして望まれるならば、保護
基でNH基のブロック化を行い、そして酸化すること
で、
【0171】
【化69】
【0172】を生じさせ、そして望まれるならば、この
保護基を消去することで、
【0173】
【化70】
【0174】を生じさせ、そして望まれるならば、通常
に、基SO224−OHをビニルスルホニル基に変換
するか、或は−CH2−CH2−OH基を−CH2−CH2
−OSO3H、−CH2−CH2−S23H、−CH2−C
2−O−CO−CH3、−CH 2−CH2−OPO32
たは−CH2−CH2−OH基に変換する、ことによる、
第10項記載化合物の製造方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09B 62/517 C09B 62/517 (72)発明者 エクハルト・ボク ドイツ連邦共和国デー5067キユルテン−ベ ヘン・ケルナーシユトラーセ360 (72)発明者 ボルフラム・レデイヒ ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユ− グラートバツハ・イムアルテンフエルト2 (72)発明者 トーマス・アイツエンヘフアー ドイツ連邦共和国デー5000ケルン60・ヨハ ネス−ミユラー−シユトラーセ3 (72)発明者 ボルフガング・ハルムス ドイツ連邦共和国デー5068オーデンター ル・オゼナウアーシユトラーセ45 (72)発明者 カール−ヨゼフ・ヘルト ドイツ連邦共和国デー5068オーデンタール −ホルツ・アムガルテンフエルト66 Fターム(参考) 4H006 AA01 AA02 AB84 AB99 AC62 TA05 TB36 TC35 4H056 JA09 JA10 JA11 JA12 JB02 JB03 JD03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 これの塩類および保護基含有反応生成物
    を含む一般式 【化1】 〔式中、R2はH、C1−C4−アルキル、Cl、Br、
    1−C4−アルコキシまたはCOOHであり、iは0ま
    たは1であり、jは0、1または2であり、rは2また
    は3である〕を有する化合物。
  2. 【請求項2】 式 【化2】 を有する化合物を除く、これの塩類および保護基含有反
    応生成物を含む一般式 【化3】 〔式中、R2はH、C1−C4−アルキル、Cl、Br、
    1−C4−アルコキシまたはCOOHであり、iは0ま
    たは1であり、jは0、1または2であり、rは2また
    は3であり、Zは−CH=CH2、−CH2−CH2−O
    SO3H、−CH2−CH2−S23H、−CH2−CH2
    −O−CO−CH3、−CH2−CH2−OPO32また
    は−CH2−CH2−OHである]を有する化合物。
  3. 【請求項3】 式 【化4】 を有する化合物の硫酸化を行った後、メルカプトエタノ
    ールとの反応を行うことで、 【化5】 を生じさせ、そして望まれるならば、保護基でNH基の
    ブロック化を行い、そして酸化することで、 【化6】 を生じさせ、そして望まれるならば、この保護基を消去
    することで、 【化7】 を生じさせ、そして望まれるならば、通常に、基SO2
    24−OHをビニルスルホニル基に変換するか、或は
    −CH2−CH2−OH基を−CH2−CH2−OSO
    3H、−CH2−CH2−S23H、−CH2−CH2−O
    −CO−CH3、−CH 2−CH2−OPO32または−
    CH2−CH2−OH基に変換する、ことによる、請求項
    1に記載の化合物の製造方法。
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