JP2003002738A - ペロブスカイト構造を有する酸化物粉末の製造方法、ペロブスカイト構造を有する酸化物粉末、誘電体セラミックおよびセラミック電子部品 - Google Patents
ペロブスカイト構造を有する酸化物粉末の製造方法、ペロブスカイト構造を有する酸化物粉末、誘電体セラミックおよびセラミック電子部品Info
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Abstract
1.0033以上と大きく、十分な強誘電性を示す、チ
タン酸バリウム粉末のようなペロブスカイト構造を有す
る酸化物粉末を得る。 【解決手段】 水酸化バリウム粉末のような金属水酸化
物粉末と比表面積が10m2 /g以上の酸化チタン粉末
のような金属酸化物粉末とを混合し、この混合粉末を、
全圧が1×10-2Pa以下の大気雰囲気中において、6
00〜1100℃の温度下で熱処理することによって、
チタン酸バリウム粉末のようなペロブスカイト構造を有
する酸化物粉末を得る。
Description
酸バリウム粉末のようなペロブスカイト構造を有する酸
化物粉末の製造方法、この製造方法によって得られたペ
ロブスカイト構造を有する酸化物粉末、この酸化物粉末
を用いて得られた誘電体セラミック、およびその誘電体
セラミックを用いて構成されたセラミック電子部品に関
するものである。
とえば、チタン酸バリウムなどは、コンデンサなどの電
子部品のための誘電体材料として用いられてきた。最
近、このようなペロブスカイト構造を有する酸化物を、
粒子径のより小さな粉末とすることが要望されている。
いては、誘電体セラミック層の厚みを薄くすることによ
り、小型かつ大容量化を図っているが、そのためには、
誘電率がより高いだけでなく、粒子径がより小さいチタ
ン酸バリウムのようなペロブスカイト構造を有する酸化
物粉末が必要とされている。
の湿式法によって、粒子径が0.2μm以下のチタン酸
バリウム粉末が得られている。また、固相法によって
も、バリウム塩に炭酸バリウムを用いることによって、
粒子径が0.2μm以下のチタン酸バリウム粉末が得ら
れている。
を加水分解法や水熱合成法などの湿式法によって製造し
ようとする場合、バリウム塩として水酸化バリウムを用
いることが多い。
製造しようとする場合、バリウム塩としては炭酸バリウ
ムを用いることが多い。これは、固体の水酸化バリウム
が、常温常圧では不安定で、大気中の二酸化炭素と反応
して炭酸バリウムになるのに対して、炭酸バリウムは、
常温常圧で安定で、大気中での分解温度が1100℃程
度であるためである。
とを原料としてのチタン酸バリウムの合成のための反応
過程は複雑である。" Synthesis Reaction of Metatita
nateBaTiO3 " J. of Materials Science 18(1983) 3041
に報告されているように、昇温とともに、まず、原料
の一部で、BaCO3 +TiO2 →BaTiO3 +CO
2 という反応が進行し、その後、BaCO3 +BaTi
O3 →Ba2 TiO4+CO2 という反応が進行し、最
後に、Ba2 TiO4 +TiO2 →2BaTiO3 とい
う反応が進行して、目的とするチタン酸バリウムが得ら
れる。
るまでに複雑な反応過程を経るため、完全に反応を終了
させるためには、仮焼すなわち熱処理温度を高く設定す
る必要がある。しかしながら、熱処理温度を高温にする
と、反応とともに、粒成長も進行してしまい、得られた
チタン酸バリウム粉末の粒子径が大きくなってしまう。
ず、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、チ
タン酸鉛、ジルコン酸鉛などのペロブスカイト構造を有
する酸化物の合成、または、これらの混合物や固溶体の
合成においても遭遇する。
く、かつc/a軸比が大きく、十分な強誘電性を示す、
ペロブスカイト構造を有する酸化物粉末の製造方法を提
供しようとすることである。
よって得られたペロブスカイト構造を有する酸化物粉
末、この酸化物粉末を用いて得られた誘電体セラミッ
ク、およびその誘電体セラミックを用いて構成されたセ
ラミック電子部品を提供しようとすることである。
カイト構造を有する酸化物粉末の製造方法は、比表面積
が10m2 /g以上の金属酸化物粉末を用意するととも
に、金属水酸化物粉末を用意し、これら金属酸化物粉末
と前記金属水酸化物粉末とを混合し、得られた混合粉末
を、全圧が1×10-2Pa以下の大気雰囲気中におい
て、600〜1100℃の温度下で熱処理する、各工程
を備えることを特徴としている。
末とは、通常、互いに異なる金属を含むものであり、ま
た、金属酸化物粉末および金属水酸化物粉末としては、
それぞれ、2種類以上のものが用いられてもよい。
る酸化物粉末の製造方法のより特定的な実施態様では、
金属酸化物として酸化チタンが用いられ、金属水酸化物
として水酸化バリウムが用いられ、得られたペロブスカ
イト構造を有する酸化物粉末がチタン酸バリウム粉末で
ある。
によって合成された、ペロブスカイト構造を有する酸化
物粉末、あるいは、より特定的には、チタン酸バリウム
粉末にも向けられる。
ト構造を有する酸化物粉末を含む粉末を焼成して得られ
た、誘電体セラミックにも向けられる。より特定的に、
チタン酸バリウム粉末を含む粉末を焼成すれば、チタン
酸バリウム系誘電体セラミックが得られる。
ミックと、誘電体セラミックに関連して設けられた導体
とを備える、セラミック電子部品にも向けられる。
は、複数の誘電体セラミック層と、誘電体セラミック層
間の特定の界面に沿って形成された内部導体膜とを含
む、積層体を備える、積層セラミックコンデンサのよう
な積層セラミック電子部品があり、誘電体セラミック層
が上述の誘電体セラミックから構成される。
ラミック電子部品の一例としての積層セラミックコンデ
ンサ1を示す断面図である。
ラミックからなる複数の積層された誘電体セラミック層
2を有する積層体3と、この積層体3の第1および第2
の端面4および5上にそれぞれ形成される外部導体とし
ての第1および第2の外部電極6および7とを備えてい
る。
第1の内部電極8と第2の内部電極9とが交互に配置さ
れる。第1の内部電極8は、第1の外部電極6に電気的
に接続されるように、各端縁を第1の端面4に露出させ
た状態で誘電体セラミック層2間の特定の複数の界面に
沿ってそれぞれ形成され、第2の内部電極9は、第2の
外部電極7に電気的に接続されるように、各端縁を第2
の端面5に露出させた状態で誘電体セラミック層2間の
特定の複数の界面に沿ってそれぞれ形成される。
は、それぞれ、Ni、Cu、Ni−Cu合金等からなる
第1のめっき層10および11によって被覆され、さら
に、これら第1のめっき層10および11上に、それぞ
れ、半田、錫等からなる第2のめっき層12および13
が形成されてもよい。
おいて、その積層体3に備える誘電体セラミック層2
が、この発明に係るペロブスカイト構造を有する酸化物
粉末を含む粉末を焼成して得られた誘電体セラミックか
ら構成される。このペロブスカイト構造を有する酸化物
粉末の詳細については後述する。
め、たとえば、Niを主成分とする導電性ペーストが用
いられる。
B2 O3 −Li2 O−SiO2 −BaO系ガラスフリッ
トを含有する銀ペーストを塗布し、これを還元性雰囲気
中において焼き付けることによって形成されることがで
きる。
極6および7のための上述した材料は、特に限定される
ものではない。たとえば、外部電極6および7の形成の
ために、内部電極8および9と同じ材料を用いることも
できる。
誘電体セラミックを得るために用いられるペロブスカイ
ト構造を有する酸化物粉末は、比表面積が10m2 /g
以上の金属酸化物粉末を用意するとともに、金属水酸化
物粉末を用意し、これら金属酸化物粉末と金属水酸化物
粉末とを混合し、得られた混合粉末を、全圧が1×10
-2Pa以下の大気雰囲気中において、600〜1100
℃の温度下で熱処理することによって製造されることが
できる。
処理工程の後、通常、解砕されるが、0.2μm以下の
粒子径を与えることができる。したがって、この酸化物
粉末を用いて得られた誘電体セラミックからなる誘電体
セラミック層2を容易に薄層化することができる。
/a軸比を1.0033以上とすることができ、十分な
強誘電性を発現させることができ、誘電体セラミック層
2を構成する誘電体セラミックの原材料として好適に用
いることができる。
には、酸化チタン粉末が用いられ、金属水酸化物粉末と
しては、典型的には、水酸化バリウム粉末が用いられ、
得ようとするペロブスカイト構造を有する酸化物粉末
は、典型的には、チタン酸バリウムである。
リウムのような金属水酸化物を用いながら、熱処理工程
において、1×10-2Pa以下というように減圧するこ
とによって、雰囲気中の二酸化炭素の絶対量を減らし、
それによって、金属水酸化物が二酸化炭素と反応して、
炭酸バリウムのような金属炭酸塩が合成されないように
することができる。したがって、水酸化バリウムのよう
な金属水酸化物は、脱水反応に伴い、酸化バリウムのよ
うな酸化物になった後、酸化チタンのような金属酸化物
と反応する。
酸塩が関係する反応を経由しないで、チタン酸バリウム
のようなペロブスカイト構造を有する酸化物を生成させ
ることができるので、反応を低温で進行させることがで
き、その結果、粒成長を生じにくくすることができる。
軸比が大きく、十分な強誘電性を示す、チタン酸バリウ
ム粉末のようなペロブスカイト構造を有する酸化物粉末
を得ることができる。
酸化バリウムのような金属水酸化物とを減圧下で熱処理
することによって、生成されたチタン酸バリウムのよう
なペロブスカイト構造を有する酸化物は、大気圧下で熱
処理する場合と比較して、粒成長が進行しにくくなり、
また、結晶性を向上させることができる。
うな減圧を行なわないと、金属水酸化物が二酸化炭素と
反応して金属炭酸塩が合成されやすくなり、そのため、
熱処理温度を高く設定しないと、完全に反応を終了させ
ることができなくなり、このような熱処理温度の高温化
によって、粒成長が起こりやすくなってしまう。
する酸化物粉末を製造するために用いられる金属酸化物
粉末として、比表面積が10m2 /g以上というように
粒子径の小さいものが用いられたのは、次の理由によ
る。
化物が金属酸化物に拡散することによって、ペロブスカ
イト構造を有する酸化物粉末が得られることになるの
で、得られた酸化物粉末の粒子径は、用いられた金属酸
化物粉末の比表面積、言い換えると粒子径に影響される
ことになる。このため、粒子径の小さいペロブスカイト
構造を有する酸化物粉末を得ようとするには、用いられ
る金属酸化物粉末は、比表面積が10m2 /g以上とい
うように、粒子径の小さいものでなければならない。
00〜1100℃の範囲に選ばれたのは次の理由によ
る。
は、得られたチタン酸バリウムのようなペロブスカイト
構造を有する酸化物の結晶構造が立方晶となって、c/
a軸比が1.0000となり、強誘電性を発現しなくな
り、誘電体セラミックのための材料として用いるには不
都合であるためである。他方、熱処理温度が1100℃
を超えると、ペロブスカイト構造を有する酸化物粉末が
粒成長して、粒径が0.2μmを超え、誘電体セラミッ
ク層2の薄層化には適さなくなるためである。
粉末を焼成して得られた誘電体セラミックは、チタン酸
バリウムなどのペロブスカイト構造を有する酸化物に、
必要とされる特性に応じて、Ca、Zr、Mn、Mg、
希土類元素などの特性改質用の添加剤、または、B、L
i、Siなどを成分とする焼結助剤を添加して作製され
た誘電体セラミックであってもよい。
酸化バリウム粉末とを用いてチタン酸バリウム粉末を製
造する、より特定的な実施形態に基づいて、より具体的
な実験例に関連して説明する。
と、比表面積が、表1および表2に示すように、5m2
/g、10m2 /g、15m2 /gおよび30m2 /g
の各々の酸化チタン粉末を準備した。
比が1.00になるように秤量し、湿式混合した。
て、混合粉末を取り出した後、この混合粉末を、全圧
が、表1および表2に示すように、大気圧、1×10-1
Pa、1×10-2Pa、および1×10-3Paの各々と
なるように炉内の圧力をそれぞれ調整したバッチ炉に
て、表1および表2に示すように、500℃、600
℃、800℃、1000℃、1100℃および1200
℃の各温度で5時間熱処理し、チタン酸バリウム粉末を
得た。
ン酸バリウム粉末について、電子顕微鏡を用いて観察す
ることによって粒子径を測定し、また、X線回折を行な
い、かつリートベルト解析を行なってc/a軸比を求め
た。これらの結果および総合判定結果が、表1および表
2に示されている。
×10-1Paの条件下で熱処理を行なった試料1〜8に
おいては、粒子径が0.2μm以下であるといった条件
およびc/a軸比が1.0033以上といった条件の双
方を満足するチタン酸バリウム粉末を得ることができな
かった。これは、大気圧ないし1×10-1Paでは、水
酸化バリウムが、炭酸バリウムになってから、酸化チタ
ンと反応して、チタン酸バリウムになったことに起因す
るものと考えられる。
10-2Paまたは1×10-3Paの圧力条件下で熱処理
を行なった試料のうち、比表面積が10m2 /g未満で
ある5m2 /gの酸化チタン粉末を用いた試料9、1
3、17、21、25、29、33、37、41、4
5、49および53においては、酸化チタン粉末の粒子
径が大きいことに起因して、得られたチタン酸バリウム
粉末は、その粒子径が0.2μmを超えるまで粒成長し
ていた。
0℃未満の500℃の温度で熱処理を行なった試料9〜
12および33〜36においては、c/a軸比が1.0
000の立方晶チタン酸バリウムが得られた。
度で熱処理を行なった試料29〜32および53〜56
においては、粒子径が0.2μmを超えるまで粒成長し
た。
「判定」の欄に、不都合であることを表わす「×」が付
されている。
定」の欄に、良好であることを表わす「○」が付された
試料14〜16、18〜20、22〜24、26〜2
8、38〜40、42〜44、46〜48および50〜
52においては、用いられた酸化チタン粉末の比表面積
が10m2 /g以上であり、熱処理工程での全圧が1×
10-2Pa以下であり、熱処理工程での温度が600〜
1100℃の範囲にあるという条件をすべて満足してい
るので、粒子径が0.2μm以下であり、かつc/a軸
比が1.0033以上のチタン酸バリウム粉末を得るこ
とができた。
造を有する酸化物粉末として、酸化チタン粉末と水酸化
バリウム粉末とを用いて合成されたチタン酸バリウム粉
末を製造する場合についてのものであったが、金属酸化
物粉末と金属水酸化物粉末との他の組み合わせを用い
て、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、チ
タン酸鉛、ジルコン酸鉛などのペロブスカイト構造を有
する酸化物の合成、またはこれらの混合物や固溶体の合
成を行なった場合にも、同様の結果が得られることが確
認されている。
は、積層セラミックコンデンサにおける誘電体セラミッ
ク層を構成するためだけでなく、たとえば、複数の誘電
体セラミック層と複数の内部導体膜とを積層した構造を
有する積層体を備える他の積層セラミック電子部品にお
ける誘電体セラミック層を構成するために用いること
も、さらには、積層セラミック電子部品以外のセラミッ
ク電子部品における誘電体セラミック部分を構成するた
めにも用いることができる。要するに、誘電体セラミッ
クと、誘電体セラミックに関連して設けられた導体とを
備える、セラミック電子部品であれば、どのような形式
のセラミック電子部品であっても、この発明を適用する
ことができる。
カイト構造を有する酸化物粉末の製造方法によれば、粒
子径が0.2μm以下と小さく、かつc/a軸比が1.
0033以上と大きく、十分な強誘電性を示す、チタン
酸バリウム粉末のようなペロブスカイト構造を有する酸
化物粉末を得ることができる。
誘電率の高い、高性能のセラミック電子部品、たとえば
積層セラミックコンデンサのような積層セラミック電子
部品を、比較的低い焼成温度によって得ることができ
る。
に、複数の誘電体セラミック層と複数の内部導体膜とを
積層した構造を有する積層体を備える積層セラミック電
子部品における誘電体セラミック層を構成する誘電体セ
ラミックを得るために、この発明に係る酸化物粉末が用
いられたときには、誘電体セラミック層の厚みがたとえ
ば1μm以下というように薄層化されても、高い信頼性
をもって、優れた性能を有する積層セラミック電子部品
を問題なく製造することができる。たとえば積層セラミ
ックコンデンサに適用されたときには、小型で大容量の
積層セラミックコンデンサを容易に得ることができる。
品の一例としての積層セラミックコンデンサ1を示す断
面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 比表面積が10m2 /g以上の金属酸化
物粉末を用意するとともに、金属水酸化物粉末を用意
し、 前記金属酸化物粉末と前記金属水酸化物粉末とを混合
し、 得られた混合粉末を、全圧が1×10-2Pa以下の大気
雰囲気中において、600〜1100℃の温度下で熱処
理する、各工程を備える、ペロブスカイト構造を有する
酸化物粉末の製造方法。 - 【請求項2】 前記金属酸化物が酸化チタンであり、前
記金属水酸化物が水酸化バリウムであり、前記ペロブス
カイト構造を有する酸化物がチタン酸バリウムである、
請求項1に記載のペロブスカイト構造を有する酸化物粉
末の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の製造方法によ
って合成された、ペロブスカイト構造を有する酸化物粉
末。 - 【請求項4】 請求項3に記載のペロブスカイト構造を
有する酸化物粉末を含む粉末を焼成して得られた、誘電
体セラミック。 - 【請求項5】 請求項4に記載の誘電体セラミックと、
前記誘電体セラミックに関連して設けられた導体とを備
える、セラミック電子部品。
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