JP2003002117A - 車両用アウターミラー - Google Patents

車両用アウターミラー

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JP2003002117A JP2001191542A JP2001191542A JP2003002117A JP 2003002117 A JP2003002117 A JP 2003002117A JP 2001191542 A JP2001191542 A JP 2001191542A JP 2001191542 A JP2001191542 A JP 2001191542A JP 2003002117 A JP2003002117 A JP 2003002117A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立効率がよく簡易に組立可能な車両用アウ
ターミラーの提供を図る。 【解決手段】 ミラーハウジング2にステイホルダ取付
開口部23を設けて、ステイホルダ3をミラーハウジン
グ2の内側から取り付ける。そのため、ミラーハウジン
グ2にサブアッセンブリしていくステイホルダ3、パワ
ーユニット4、ミラー6を支持するミラーホルダ5、の
すべてを該ミラーハウジング2の内側から取付固定する
こととなり、従来のようにミラーハウジング2の反転作
業が不要となって、組立効率が向上する。また、ステイ
ホルダ3にパワーユニット4を取り付けるパワーユニッ
ト取付部を設けて、該ステイホルダ3にパワーユニット
4を直接取付固定するため、従来ミラーハウジング2に
パワーユニット4を取付固定する際に用いていたレイン
フォースメントが不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミラーハウジング
内に鏡面角度調整装置を収納してミラーの鏡面角度を調
整自在な車両用アウターミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】図6〜図7は、この種の従来の車両用ア
ウターミラーを示す分解斜視図である。この車両用アウ
ターミラー100は、大型車用(例えばトラックやバ
ス)のサイドミラーであって、ミラーハウジング101
と、該ミラーハウジング101内にレインフォースメン
ト102を介して固定される鏡面角度調整装置としての
パワーユニット103と、該パワーユニット103の傾
動部103aに固定されるミラーホルダ104と、該ミ
ラーホルダ104の外周縁に形成された支持枠104a
に嵌合固定されるミラー105と、前記ミラーハウジン
グ101を図示せぬ車体から延びるステイSに取付固定
するためのステイホルダ106と、を備えている。な
お、図6中符号107はミラー105の裏面に付設さ
れ、ミラー105のミラー面の曇り止めを行うヒータプ
レートである。
【0003】このような車両用アウターミラー100
は、例えば運転手席に設けられた四方向スイッチの操作
により、パワーユニット103の傾動部103aが上下
方向/左右方向に傾動して、ミラー105の鏡面角度が
調節されるものである。
【0004】この車両用アウターミラー100の組立工
程は、まず、ミラーハウジング101の内壁にレインフ
ォースメント102を取付固定する。次に、ミラーハウ
ジング101を反転させて、ステイホルダ106を該ミ
ラーハウジング101の外壁に取付固定する。このと
き、ステイホルダ106とレインフォースメント102
とは、図7に示すようにミラーハウジング101を挟ん
で共締めされる。そして、再びミラーハウジング101
を反転させて、ミラーハウジング101の内壁面に固定
されたレインフォースメント102に、パワーユニット
103を固定し、該パワーユニット103の傾動部10
3aにミラーホルダ104を順次組み付けて、車両用ア
ウターミラー100のサブアッセンブリを完了する。な
お、ミラー105は予めミラーホルダ104に固定して
おく。
【0005】最終的には、車体組立工程において、車体
から延びるステイSにステイホルダ106を介して上記
サブアッセンブリを取り付けるようになっている。な
お、図6中符号Cはミラーハウジング101のカバーで
あり、図6中符号Bは前記ステイホルダ106との間で
ステイSを狭持固定するブラケットである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の車両用アウターミラー100にあっては、レインフ
ォース102、パワーユニット103、ミラーホルダ1
04をミラーハウジング101の内側から取り付ける一
方で、ステイホルダ106をミラーハウジング101の
外側から取り付け固定するため、組立工程でミラーハウ
ジング101を反転させる必要があり、組立効率の向上
に改善の余地が残されている。
【0007】本発明は、このような従来技術をもとに為
されたもので、組立工程におけるミラーハウジング10
1を反転作業に伴う組立効率の低下を解消しうる車両用
アウターミラーを提供することが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ミラーハウジング内に鏡面角度調整装置を取り付けてミ
ラーの鏡面角度を調整自在とし、前記ミラーハウジング
の外壁にブラケットとの間でステイを狭持固定するステ
イホルダを取り付けた車両用アウターミラーにおいて、
前記ミラーハウジングにステイホルダ取付開口部を設け
て、前記ステイホルダを前記ミラーハウジングの内側か
ら取り付けることを特徴とするものである。
【0009】請求項1記載の発明によれば、ミラーハウ
ジングにステイホルダ取付開口部を設けて、前記ステイ
ホルダを前記ミラーハウジングの内側から取り付けたた
め、ミラーハウジングの内側から取り付けるレインフォ
ース、鏡面角度調整装置、ミラーを支持するミラーホル
ダと同様に、ステイホルダもミラーハウジングの内側か
ら取付固定することで、組立工程におけるミラーハウジ
ングの反転作業が不要となり、組立効率が向上する。
【0010】また、請求項1記載の発明によれば、ミラ
ーハウジングの反転作業が無いため、ミラーハウジング
の壁面を過って傷つけてしまうようなことが無くなり、
不良品の割合が低下する。
【0011】請求項2記載の発明は、ステイホルダに鏡
面角度調整装置を取り付ける鏡面角度調整装置取付部を
設けて、該ステイホルダに鏡面角度調整装置を取付固定
することを特徴とするものである。
【0012】請求項2記載の発明によれば、ステイホル
ダに鏡面角度調整装置を取り付ける鏡面角度調整装置取
付部を設けて、該ステイホルダに鏡面角度調整装置を直
接取付固定するため、従来ミラーハウジングに鏡面角度
調整装置を取付固定する際に用いていたレインフォース
メントが不要になる。そのため、部品点数が減少してさ
らに組立効率が向上する。また、材料費が減る。さら
に、レインフォースメント分の重量が軽量化されるた
め、ステイへの取付安定性が向上して結果的に視認性向
上にもつながる。
【0013】請求項3記載の発明は、ミラーハウジング
のステイホルダ取付開口部の周部にネジ孔を有するボス
を設ける一方、ステイホルダに前記ネジ孔と対向する貫
通孔を設けて、これらミラーハウジングのボスのネジ孔
とステイホルダの貫通孔とを介してステイホルダをミラ
ーハウジングに取り付ける請求項1記載の車両用アウタ
ーミラーであって、前記ステイホルダに、ミラーハウジ
ングのボスと係合して該ボスのネジ孔に前記ステイホル
ダの貫通孔を位置決めする位置決め凹部を設けたことを
特徴とするものである。
【0014】請求項3記載の発明によれば、ミラーハウ
ジングのステイホルダ取付開口部の周部にネジ孔を有す
るボスを設ける一方、ステイホルダに前記ネジ孔と対向
する貫通孔を設けて、これらミラーハウジングのボスの
ネジ孔とステイホルダの貫通孔とを介してステイホルダ
をミラーハウジングに取り付けるタイプの車両用アウタ
ーミラーであって、ステイホルダに、ミラーハウジング
のボスと係合して該ボスのネジ孔に前記ステイホルダの
貫通孔を位置決めする位置決め凹部を設けたため、ステ
イホルダをミラーハウジングのステイホルダ取付開口部
に挿入していくと、ミラーハウジングのボスとステイホ
ルダの位置決め凹部が係合し、位置決め凹部がステイホ
ルダの貫通孔をミラーハウジングのボスのネジ孔に位置
決めするため、ステイホルダの取り付けが極めて容易に
できる。そのため、ミラーアセンブリの組立効率がさら
に向上する。
【0015】請求項4記載の発明は、ステイホルダの鏡
面角度調整装置取付部にネジ孔を設ける一方、鏡面角度
調整装置に前記鏡面角角度調整装置取付部のネジ孔と対
向する貫通孔を設けて、これら鏡面角度調整装置取付部
のネジ孔と鏡面角度調整装置の貫通孔を介してステイホ
ルダに鏡面角度調整装置を取付固定するタイプの車両用
アウターミラーであって、ステイホルダの鏡面装置調整
装置取付部は、該鏡面角度調整装置取付部に鏡面角度調
整装置をはめ合わせると、鏡面角度調整装置取付部のネ
ジ孔に鏡面角度調整装置の貫通孔を位置決めする位置決
め機能を備えることを特徴とするものである。
【0016】請求項4記載の発明によれば、ステイホル
ダの鏡面角度調整装置取付部にネジ孔を設ける一方、鏡
面角度調整装置に前記鏡面角角度調整装置取付部のネジ
孔と対向する貫通孔を設けて、これら鏡面角度調整装置
取付部のネジ孔と鏡面角度調整装置の貫通孔を介してス
テイホルダに鏡面角度調整装置を取付固定するタイプの
車両用アウターミラーであって、ステイホルダの鏡面角
度調整装置取付部は、該鏡面角度調整装置取付部に鏡面
角度調整装置をはめ合わせると、鏡面角度調整装置取付
部のネジ孔に鏡面角度調整装置の貫通孔を位置決めする
位置決め機能を備えるため、鏡面角度調整装置を、ステ
イホルダの鏡面角度調整装置取付部に重ね合わせると、
鏡面角度調整装置取付部のネジ孔に鏡面角度調整装置の
貫通孔が位置決めされるため、鏡面角度調整装置のステ
イホルダへの取り付けが極めて容易にできる。そのた
め、ミラーアセンブリの組立効率がさらに向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】図1〜図5は本発明の車両用アウターミラ
ーの一実施形態であって、大型車に適用したものであ
る。なお、図1はこの実施形態の車両用アウターミラー
の分解斜視図、図2はこの実施形態のステイホルダの背
面側の拡大斜視図、図3はこの実施形態のステイホルダ
の正面側の拡大斜視図、図4は図1のSA−SA線に沿
う断面図、図5は図1のSB−SB線に沿う断面図であ
る。
【0019】この実施形態の車両用アウターミラー1
は、大型車用のサイドミラーであって、ミラーハウジン
グ2と、ステイホルダ3と、鏡面角度調整装置としての
パワーユニット4と、該パワーユニット4の傾動部42
に固定されるミラーホルダ5と、該ミラーホルダ5に固
定されるミラー6と、該ミラー6の裏面に付設されるヒ
ータプレート7と、を備えている。
【0020】ミラーハウジング2は、概略箱状に形成さ
れ、ミラー6を収容する正面開口部21を備えている。
このミラーハウジング2の背壁22には、ステイホルダ
3を該ミラーハウジング2の内側から取り付けるための
矩形状のステイホルダ取付開口部23が穿設されてい
る。また、ミラーハウジング2の内側面には、ステイホ
ルダ取付開口部23の上辺周部および下辺周部に、各々
ネジ孔24a(図5)を有する左右一対の凸状のボス2
4が設けられている。
【0021】ステイホルダ3は、背面側に向けて凸状に
湾曲形成され、前記ミラーハウジング2の内側から前記
ステイホルダ取付開口部23へ挿通され、取付状態でミ
ラーハウジング2の外側に位置するステイホルダ本体3
1と、該ステイホルダ本体31の正面端部から突設さ
れ、取付状態でミラーハウジング2のステイホルダ取付
開口部23の周部に対向配置されて固定されるフランジ
部32と、を備えている。
【0022】フランジ部32には、前記ミラーハウジン
グ2のボス24のネジ孔24aに対向するように貫通孔
36aが設けられており、ミラーハウジング2のボス2
4にネジ止めされる。一方、ステイホルダ本体31は、
その背面が、4つの貫通孔33aが穿設された平面部3
3と、該平面部33からステイSの形状の対応して凹設
された湾曲部34と、からなっていて、この背面がフラ
ンジ部32をミラーハウジング2に固定した状態でミラ
ーハウジング2の外側に位置するようになっている。
【0023】ここで、フランジ部32は肉厚に形成され
ており、このフランジ部32の背面側には前記ミラーハ
ウジング2のボス24と係合して、貫通孔36aを該ボ
ス24のネジ孔24aに位置決めする位置決め凹部36
が設けられている。一方、フランジ部32の正面側に
は、パワーユニット4を取り付けるパワーユニット取付
部37が凹設されていて、このパワーユニット取付部3
7にパワーユニット4をネジ止めするためのネジ孔37
aが設けられている。
【0024】また、ステイホルダ3の正面側には、図3
に示すように、複数のリブRが立設されており、ミラー
ハウジング2にパワーユニット4を取り付け固定するた
めのレインホースメント(補強部材)としての機能をも
たせるべく強度向上を図りつつ、該ステイホルダ3の軽
量化を図っている。ここで、上記リブRはパワーユニッ
ト4と干渉しないようにするために湾曲状に形成されて
いる。
【0025】パワーユニット4は、前記ステイホルダ3
のパワーユニット取付部37にネジ止め固定され、内部
にリモートコントロールで駆動する図示せぬ駆動機構を
内設した固定部41と、該固定部41に傾動自在に連結
され、前記駆動機構の駆動で傾動する傾動部42と、を
備えている。
【0026】ミラーホルダ5は、略矩形状の形成され、
中央部に開口51が設けられている。該開口51の周縁
には複数の係止部52が突設されており、この係止部5
2に、前記パワーユニット4の傾動部42の外周縁部に
設けられた図示せぬ係止片をはめ込むことで、パワーユ
ニット4の傾動部42にミラーホルダ5を固定してい
る。
【0027】そして、ミラーホルダ5の外周縁に設けら
れた支持枠53に、裏面にヒータプレート7を付設した
ミラー6を、嵌合固定してある。
【0028】このように構成された車両用アウターミラ
ー1は、例えばインストルメントパネルに設けられた四
方向スイッチの操作により、パワーユニット4の傾動部
42が傾動して、ミラー6の鏡面角度を調節できるよう
になっている。
【0029】さて、この車両用アウターミラー1の組立
工程は以下のように行われる。まず、ミラーハウジング
2の内側からステイホルダ3を取付固定することから組
立工程を始める。つまり、ステイホルダ3のステイホル
ダ本体31をミラーハウジング2のステイホルダ取付開
口部23に挿入していき、ステイホルダ3のフランジ部
32を該ステイホルダ取付開口部23の周縁部に当接さ
せる。このとき、ミラーハウジング2内をステイホルダ
3を挿入していく際にミラーハウジング2のボス24が
ステイホルダ3によって隠れてしまうが、対向する位置
決め凹部36とボス24とが係合することで、ステイホ
ルダ3の位置決め凹部36の貫通孔36aとミラーハウ
ジング2のボス24のネジ孔24aとが重なり合うよう
になっている。そして、これら貫通孔36aおよびネジ
孔24aを介してミラーハウジング2にステイホルダ3
を取付固定する。
【0030】次に、上述のようにミラーハウジング2の
内側から取付固定されたステイホルダ3に、パワーユニ
ット4をネジ止めして取付固定する。このとき、パワー
ユニット取付部37は、パワーユニット取付部37に穿
設されたネジ孔37aと、パワーユニット4に穿設され
た図示せぬ貫通孔と、を位置決めする位置決め機能を備
えるため、ステイホルダ3のパワーユニット取付部37
にパワーユニット4をはめ合わせた際に、パワーユニッ
ト4によってステイホルダ3のネジ孔37aが隠れてし
まっても、ステイホルダ3のパワーユニット取付部37
のネジ孔37aとパワーユニット4の図示せぬ貫通孔と
が重なり合うので、パワーユニット4の取付作業が簡易
に行うことができる。
【0031】その後、裏面にヒータプレート7を付設し
た状態でミラー6をミラーホルダ5に固定し、このミラ
ーホルダ5をパワーユニット4の傾動部42に組み付け
て車両用アウターミラー1のサブアッセンブリを完了す
る。
【0032】最終的には、車体組立工程において、車体
から延びるステイSに前記ステイホルダ3を介して上記
サブアッセンブリを取り付け、ミラーハウジング2の背
面にカバーCを取り付けて車体への取り付けを完了す
る。
【0033】この実施形態によれば、ミラーハウジング
2にステイホルダ取付開口部24を設けて、前記ステイ
ホルダ3を前記ミラーハウジング2の内側から取り付け
たため、ミラーハウジング2にサブアッセンブリしてい
くステイホルダ3、パワーユニット4、ミラー6を支持
するミラーホルダ5、のすべてを該ミラーハウジング2
の内側から取付固定することとなり、従来のようにミラ
ーハウジング2の反転作業が不要となって組立効率が向
上する。
【0034】このような反転作業が不要になったことに
伴い、ミラーハウジング2を反転させながら組立てる場
合に比べ、ミラーハウジング2の外壁面を過って傷つけ
る確率が低くなる利点もある。
【0035】また、この実施形態によれば、ステイホル
ダ3にパワーユニット4を取り付けるパワーユニット取
付部37を設けて、該ステイホルダ3にパワーユニット
4を直接取付固定するため、従来ミラーハウジング2に
パワーユニット4を取付固定する際に用いていたレイン
フォースメントが不要となる。そのため、第1に、部品
点数が減少してさらに組立効率が向上する。第2に、材
料費が削減される。第3に、軽量化により、ステイSへ
の取付安定性が向上して視認性向上にもつながる。
【0036】また、この実施形態によれば、ステイホル
ダ3に、ミラーハウジング2のボス24と係合して該ボ
ス24のネジ孔24aに前記ステイホルダ3の貫通孔3
6aを位置決めする位置決め凹部36aを設けたため、
ステイホルダ3をミラーハウジング2のステイホルダ取
付開口部23に挿入していくと、位置決め凹部36がス
テイホルダ3の貫通孔36aをミラーハウジング2のボ
ス24のネジ孔24aに位置決めするため、ステイホル
ダ3の取り付けが極めて容易にできる。そのため、ミラ
ーアセンブリの組立効率がさらに向上する。
【0037】また、この発明によれば、ステイホルダ3
のパワーユニット取付部37は、該パワーユニット取付
部37にパワーユニット4をはめ合わせると、パワーユ
ニット取付部37のネジ孔37aにパワーユニット4の
図示せぬ貫通孔を位置決めする位置決め機能を備えるた
め、パワーユニット4をステイホルダ3のパワーユニッ
ト取付部37に重ね合わせると、パワーユニット取付部
37のネジ孔37aにパワーユニット4の図示せぬ貫通
孔が位置決めされるため、パワーユニット4のステイホ
ルダ3への取り付けが極めて容易にできる。そのため、
ミラーアセンブリの組立効率がさらに向上する。
【0038】なお、この実施形態では鏡面角度調整装置
としてパワーユニット4と用いた例を示したが、この発
明において鏡面角度調整装置としては手動で動作するマ
ニュアル式のものであってもよい。また、この発明にお
いて上述の実施形態の車両用アウターミラー1は大型車
に適用した例であるが、本発明はその他の形態に適用し
てもよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ミラーハ
ウジングにステイホルダ取付開口部を設けて、前記ステ
イホルダを前記ミラーハウジングの内側から取り付けた
ため、ミラーハウジングの内側から取り付けるレインフ
ォース、鏡面角度調整装置、ミラーを支持するミラーホ
ルダと同様に、ステイホルダもミラーハウジングの内側
から取付固定することで、組立工程におけるミラーハウ
ジングの反転作業が不要となり、組立効率が向上する。
また、このような反転作業が不要になったことに伴い、
ミラーハウジングを反転させながら組立てる場合比べ、
過ってミラーミラーハウジングの壁面を傷つける確率が
低くなる利点もある。
【0040】請求項2記載の発明によれば、ステイホル
ダに鏡面角度調整装置を取り付ける鏡面角度調整装置取
付部を設けて、該ステイホルダに鏡面角度調整装置を直
接取付固定するため、従来ミラーハウジングに鏡面角度
調整装置を取付固定する際に用いていたレインフォース
メントが不要になるため、部品点数が減少してさらに組
立効率が向上する。また、これに伴い材料費が減るので
コスト削減効果もある。また、レインフォースメント分
の重量が軽量化されるため、ステイへの取付安定性が向
上して結果的にミラーの視認性向上にもつながる。
【0041】請求項3記載の発明によれば、ステイホル
ダに、ミラーハウジングのボスと係合して該ボスのネジ
孔に前記ステイホルダの貫通孔を位置決めする位置決め
凹部を設けたため、ステイホルダをミラーハウジングの
ステイホルダ取付開口部に挿入していくと、位置決め凹
部がステイホルダの貫通孔をミラーハウジングのボスの
ネジ孔に位置決めするため、ステイホルダの取り付けが
極めて容易にできる。そのため、ミラーアセンブリの組
立効率がさらに向上する。
【0042】請求項4記載の発明によれば、ステイホル
ダの鏡面角度調整装置取付部は、該鏡面角度調整装置取
付部に鏡面角度調整装置をはめ合わせると、鏡面角度調
整装置取付部のネジ孔に鏡面角度調整装置の貫通孔を位
置決めする位置決め機能を備えるため、鏡面角度調整装
置を、ステイホルダの鏡面角度調整装置取付部に重ね合
わせると、鏡面角度調整装置取付部のネジ孔に鏡面角度
調整装置の貫通孔が位置決めされるため、鏡面角度調整
装置のステイホルダへの取り付けが極めて容易にでき
る。そのため、ミラーアセンブリの組立効率がさらに向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの実施形態の車両用アウターミラーの
分解斜視図である。
【図2】図2はこの実施形態のステイホルダの背面側の
拡大斜視図である。
【図3】図3はこの実施形態のステイホルダの正面側の
拡大斜視図である。
【図4】図4は図1のSA−SA線に沿う断面図であ
る。
【図5】図5は図1のSB−SB線に沿う断面図であ
る。
【図6】従来の車両用アウターミラーの分解斜視図であ
る。
【図7】図6のSC−SC線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 車両用アウターミラー 2 ミラーハウジング 3 ステイホルダ 4 パワーユニット(鏡面角度調整装置) 5 ミラーホルダ 6 ミラー 23 ステイホルダ取付開口部 24 ボス 24a ミラーハウジングのボスのネジ孔 36 位置決め凹部 36a ステイホルダの貫通孔 37 パワーユニット取付部(鏡面角度調整装置取付
部) 37a パワーユニット取付部のネジ孔(鏡面角度調整
装置取付部のネジ孔) S ステイ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラーハウジング内に鏡面角度調整装置
    を取り付けてミラーの鏡面角度を調整自在とし、前記ミ
    ラーハウジングに該ミラーハウジングをステイに固定す
    るためのステイホルダを取り付けた車両用アウターミラ
    ーにおいて、 前記ミラーハウジングにステイホルダ取付開口部を設け
    て、前記ステイホルダを前記ミラーハウジングの内側か
    ら取り付けることを特徴とする車両用アウターミラー。
  2. 【請求項2】 前記ステイホルダに鏡面角度調整装置を
    取り付ける鏡面角度調整装置取付部を設けて、該ステイ
    ホルダに鏡面角度調整装置を取付固定することを特徴と
    する請求項1記載の車両用アウターミラー。
  3. 【請求項3】 ミラーハウジングのステイホルダ取付開
    口部の周部に、ネジ孔を有するボスを設ける一方、ステ
    イホルダに前記ボスのネジ孔と対向する貫通孔を設け
    て、これらミラーハウジングのボスのネジ孔とステイホ
    ルダの貫通孔とを介してステイホルダをミラーハウジン
    グに取り付ける請求項1記載の車両用アウターミラーで
    あって、 前記ステイホルダに、ミラーハウジングのボスと係合し
    て該ボスのネジ孔に前記ステイホルダの貫通孔を位置決
    めする位置決め凹部を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の車両用アウターミラー。
  4. 【請求項4】 ステイホルダの鏡面角度調整装置取付部
    にネジ孔を設ける一方、鏡面角度調整装置に前記鏡面角
    角度調整装置取付部のネジ孔と対向する貫通孔を設け
    て、これら鏡面角度調整装置取付部のネジ孔と鏡面角度
    調整装置の貫通孔を介してステイホルダに鏡面角度調整
    装置を取付固定する請求項2記載の車両用アウターミラ
    ーであって、 ステイホルダの鏡面角度調整装置取付部は、該鏡面角度
    調整装置取付部に鏡面角度調整装置をはめ合わせると、
    鏡面角度調整装置取付部のネジ孔に鏡面角度調整装置の
    貫通孔を位置決めする位置決め機能を備えることを特徴
    とする請求項2記載の車両用アウターミラー。
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