JP2005112166A - 車両用インサイドミラー装置 - Google Patents

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【課題】異なる部材に固定手段のベースと防振手段の防振部材とを介して取り付けた場合、十分かつ確実な防振効果を得ることが難しくなってしまう。
【解決手段】同一部材の車体パネル7の固定部71と当接部72とに固定手段のベース3と防振手段の防振部材5とを介して取り付ける。この結果、異なる部材に固定手段のベースと防振手段の防振部材とを介して取り付ける従来の車両用インサイドミラー装置と比較して、十分かつ確実な防振効果を得ることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、防振構造を有する車両用インサイドミラー装置に関するものである。
この種の車両用インサイドミラー装置は、従来からある(たとえば、特許文献1、特許文献2)。この車両用インサイドミラー装置は、車体パネル(1、13)に固定されるベース(2、1)と、前記ベース(2、1)に脱落可能に取り付けられる第1取付部と、前記第1取付部よりも車両の前方側に設けられた第2取付部および第3取付部とを有するステー(4、2)と、前記ステー(4、2)の第2取付部に傾動可能に取り付けられているミラーアセンブリ(9、4)と、前記ステー(4、2)の第3取付部とフロントウインドガラス(6、14)との間に介在される防振部材(17、5)と、を備えるものである。
前記の車両用インサイドミラー装置は、車両の走行中の車体振動によりミラーアセンブリ(9、4)に発生するブレ(共振)を防振部材(17、5)で吸収し、ミラーアセンブリ(9、4)における後方の視認性を確保することができるものである。
ところが、前記の車両用インサイドミラー装置は、ステー(4、2)の第1取付部がベース(2、1)を介して車体パネル(1、13)に取り付けられ、一方、ステー(4、2)の第3取付部が防振部材(17、5)を介してフロントウインドガラス(6、14)に取り付けられる。このために、前記の車両用インサイドミラー装置は、車体パネル(1、13)とフロントウインドガラス(6、14)との異なる部材に固定手段のベース(2、1)と防振手段の防振部材(17、5)とを介して取り付けられているので、異なる部材の間の製造誤差や組立誤差また熱膨張収縮の差などにより、十分かつ確実な防振効果を得ることが難しい。
特開昭62−244737号公報 実開平6−47046号公報
この発明が解決しようとする問題点は、異なる部材に固定手段のベース(2、1)と防振手段の防振部材(17、5)とを介して取り付けた場合、十分かつ確実な防振効果を得ることが難しくなってしまう点にある。
この発明は、ステーの第1取付部に対して第2取付部および第3取付部を車両の後方側に設け、ステーの第1取付部をベースを介して車体パネルに固定し、一方、ステーの第3取付部を防振部材を介して同じく車体パネルに取り付ける、ことを特徴とする。
この発明の車両用インサイドミラー装置は、同一部材の車体パネルに固定手段のベースと防振手段の防振部材とを介して取り付けるので、異なる部材に固定手段のベースと防振手段の防振部材とを介して取り付ける前記の車両用インサイドミラー装置と比較して、十分かつ確実な防振効果を得ることができる。
以下に、この発明にかかる車両用インサイドミラー装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
以下、この実施例における車両用インサイドミラー装置の構成について説明する。図において、符号1は、この実施例における車両用インサイドミラー装置である。前記車両用インサイドミラー装置1は、ベース2と、ステー3と、ミラーアッセンブリ4と、防振部材5とを備える。
前記ベース2は、たとえば、ガラス繊維強化樹脂製品からなり、図3に示すように、上から見てほぼ三角形状をなす。前記ベース2の3つの角部には、小円形の透孔20がそれぞれ設けられている。また、前記ベース2の底辺部のほぼ中間部には、大円形の透孔21が設けられている。さらに、前記ベース2の上面の大円形の透孔21の縁には、脱落機構(実開昭62−97850号公報、実開平6−47046号公報、特開平11−11213号公報参照)のスプリング6が位置する溝部22が設けられている。一方、前記ベース2の下面の大円形の縁には、2個の円錐形の取付凹部23が設けられている。
前記ステー3は、ガラス繊維強化樹脂製品からなり、適宜に溝状の肉取り成形されている。図3に示すように、前記ステー3の上面のほぼ中央には、脱落機構のスクリュー60がねじ込まれるネジ孔30が設けられている。また、図3、図4に示すように、前記ステーの上面のネジ孔30の縁には、2個のほぼ円錐形の取付凸部31が前記ベース2の取付凹部23に対応して一体に設けられている。前記ネジ孔30および前記2個の取付凸部31は、前記ステー3の第1取付部を構成する。
前記ステー3は、図1、図2に示すように、前記第1取付部に対して車両の後方側にかつ下方に延設されている。前記ステー3の下端には、第2取付部としての球部32が一体に設けられている。また、図1〜図4に示すように、前記ステー3の上面の前記第1取付部に対して車両の後方側には、第3取付部としての突起部33が一体に設けられている。
図2、図4に示すように、前記ベース2の下面の取付凹部23に前記ステー3の上面の取付凸部31を位置させる。また、図2、図3に示すように、前記ベース2の溝部22に前記スプリング6をセットし、前記スクリュー60を前記スプリング6および前記ベース2の大円形の透孔21を通して前記ステー3のネジ孔30にねじ込む。これにより、前記ステー3の第1取付部は、脱落機構のスプリング6およびスクリュー60を介して前記ベース2に脱落可能に取り付けられることとなる。このとき、図5に示すように、前記ベース2の取付凹部23と前記ステー3の取付凸部31との嵌合により、前記ベース2と前記ステー3との位置合わせができ、また、脱落機構のスクリュー60をねじ込む際に前記ベース2と前記ステー3との相互の回り止めとなすことができ、さらに、前記ベース2と前記ステー3とが相互に確実に取り付けられることとなる。
前記ミラーアセンブリ4は、ミラーハウジング40と、前記ミラーハウジング40の開口部(図示せず)に配置されたミラーボディー(図示せず)とを備える。前記ミラーアセンブリ4は、前記ステー3の第2取付部としての球部32に取付機構(図示せず)を介して前記球部32の中心を中心として傾動可能にかつ防眩切替可能に取り付けられている。前記ミラーボディーには、反射面が形成されており、前記ミラーアセンブリ4を防眩切り替えることにより、前記ミラーボディーの反射面の反射率が高反射率と低反射率とに切り替わる。
前記防振部材5は、たとえば、ゴム部材からなり、円柱形状をなす。なお、前記防振部材5としては、前記のゴム部材以外の材質、たとえば、スプリング、板バネ、樹脂部材、弾性部材などからなるものであっても良い。前記防振部材5の一端(下端)は、前記ステー3の第3取付部としての突起部33に取り付けられている。
図1、図2において、符号7は、前記ベース2、前記ステー3、前記ミラーアッセンブリ4、および、前記防振部材5から構成されている前記車両用インサイドミラー装置1が装備される車体パネルである。前記車体パネル7は、車室内の天井の前側の縁部に対応する。前記車体パネル7には、フロントウインドガラス70が水密に装着されている。前記車体パネル7は、前記車両用インサイドミラー装置1のベース2が固定される固定部71と、前記固定部71よりも高い位置かつ車両の後方側に設けられ、前記車両用インサイドミラー装置1の防振部材5が当接する当接部72とを備える。
また、図1、図2において、符号8は、前記車体パネル7の車室の内側に敷設された化粧パネルの天井パネルである。前記天井パネル8のうち前記車体パネル7の固定部71および当接部72に対応する箇所には、開口部80が設けられている。前記開口部80は、前記車両用インサイドミラー装置1のベース2、ステー3の第1取付部および第3取付部、防振部材5が挿通し得る大きさを有する。
さらに、図1、図2において、符号9は、化粧カバーである。前記化粧カバー9は、前記天井パネル8の開口部80とほぼ同等の大きさをなす。前記化粧カバー9には、前記ステー3の上部が嵌合する開口部90が設けられている。
この実施例における車両用インサイドミラー装置1は、以上のごとき構成からなり、以下、この実施例における車両用インサイドミラー装置1の車両への取り付け方について説明する。
まず、この実施例における車両用インサイドミラー装置1のベース2と防振部材5とを、天井パネル8の開口部80を通して車体パネル7の固定部71と当接部72とに位置させる。つぎに、3本のスクリュー24を前記車両用インサイドミラー装置1のベース2の3個の小円形の透孔20を通して車体パネル7の固定部71にねじ込む。これにより、ベース2、ステー3、ミラーアッセンブリ4、および、防振部材5から構成されている車両用インサイドミラー装置1は、車体パネル7に装備されることとなる。また、車両用インサイドミラー装置1の防振部材5は、車体パネル7の当接部72の座面とステー3の上面との間に介在されることとなる。
そして、車両用インサイドミラー装置1のステー3の上部に化粧カバー9の開口部90を嵌合しながら、この化粧カバー9を天井パネル8の開口部80に嵌合して、化粧カバー9により天井パネル8の開口部80を閉塞する。これにより、車両用インサイドミラー装置1のベース2、ステー3の第1取付部および第3取付部、防振部材5は、化粧カバー9で覆われ、この実施例における車両用インサイドミラー装置1の車両への装備が完了することとなる。
以下、この実施例における車両用インサイドミラー装置1の作用について説明する。この実施例における車両用インサイドミラー装置1のミラーアセンブリ4のミラーボディーの反射面により、車両の後方を視認することができる。また、ミラーアセンブリ4をステー3の第2取付部としての球部32の中心を中心として傾動させることにより、ドライバーに合った車両の後方の視認を確保することができる。さらに、ミラーアセンブリ4に大きい荷重がかかると、脱落機構のスプリング6およびスクリュー60の作用により、ステー3およびミラーアセンブリ4側が固定側のベース2側から脱落する。これにより、ドライバーや同乗者の安全性が確保されることとなる。
以下、この実施例における車両用インサイドミラー装置の効果について説明する。この実施例における車両用インサイドミラー装置1は、同一部材の車体パネル7の固定部71と当接部72とに固定手段のベース3と防振手段の防振部材5とを介して取り付けるので、異なる部材に固定手段のベースと防振手段の防振部材とを介して取り付ける従来の車両用インサイドミラー装置と比較して、十分かつ確実な防振効果を得ることができる。
また、この実施例における車両用インサイドミラー装置1は、防振部材5が化粧カバー9により覆われるので、防振部材5の紫外線劣化を防止することができ、防振部材5の耐久性を向上させることができる。しかも、車体パネル7の当接部72を固定部71に対して上方に位置させたので、ステー3の第3取付部としての突起部33を上方に位置させることができ、これにより、ステー3と防振部材5との取付箇所をも化粧カバー9で覆うことができる。この結果、ステー3と防振部材5との取付箇所がドライバーや同乗者側から見えないので、見栄えが向上される。
さらに、この実施例における車両用インサイドミラー装置1は、ステー3を車両の後方側に延設してレイアウトしたので、ミラーアセンブリ4が車両の後方側に位置する。これにより、ドライバーとミラーアセンブリ4との間の距離が小さくなり、ドライバーがミラーアセンブリ4を球部32を中心に傾動調整して車両後方の視界を調整する操作が容易となる。
この発明にかかる車両用インサイドミラー装置の実施例を示し、車両に装備された状態の一部が破断された側面図である。 同じく、分解状態を示す側面図である。 同じく、ベース、ステー、弾性部材、脱落機構の相互の組立状態を示す平面図である。 同じく、ベースとステーとの相互の取付状態を示す説明図である。 同じく、ベースとステーとの相互の取付状態を示す断面図である。
符号の説明
1 車両用インサイドミラー装置
2 ベース
20 小円形の透孔
21 大円形の透孔
22 溝部
23 取付凹部
24 スクリュー
3 ステー
30 ネジ孔(第1取付部)
31 取付凸部
32 球部(第2取付部)
33 突起部(第3取付部)
4 ミラーアセンブリ
40 ミラーハウジング
5 防振部材
6 スプリング(脱落機構)
60 スクリュー(脱落機構)
7 車体パネル
70 フロンウインドガラス
71 固定部
72 当接部
8 天井パネル
80 開口部
9 化粧カバー
90 開口部

Claims (2)

  1. 防振構造を有する車両用インサイドミラー装置において、
    車体パネルに固定されるベースと、
    前記ベースに脱落可能に取り付けられる第1取付部と、前記第1取付部よりも車両の後方側に設けられた第2取付部および第3取付部とを有するステーと、
    前記ステーの第2取付部に傾動可能に取り付けられているミラーアセンブリと、
    前記ステーの第3取付部と前記車体パネルとの間に介在される防振部材と、
    を備える、ことを特徴とする車両用インサイドミラー装置。
  2. 少なくとも前記ステーの第3取付部および前記防振部材は、化粧カバーにより覆われる、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用インサイドミラー装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016049836A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 ダイハツ工業株式会社 自動車のルームミラー支持構造
CN111032432A (zh) * 2017-08-05 2020-04-17 奥迪股份公司 保持设备

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