JP2003000819A - 遊技機用照明装置及び遊技機 - Google Patents

遊技機用照明装置及び遊技機

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JP2003000819A
JP2003000819A JP2001193029A JP2001193029A JP2003000819A JP 2003000819 A JP2003000819 A JP 2003000819A JP 2001193029 A JP2001193029 A JP 2001193029A JP 2001193029 A JP2001193029 A JP 2001193029A JP 2003000819 A JP2003000819 A JP 2003000819A
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front door
gaming machine
lighting device
bracket
plate
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JP2001193029A
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Hiroshi Aida
宏 相田
Nobuaki Mizukai
伸明 水貝
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Newgin Co Ltd
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Newgin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メンテナンス性の向上を図ることができる遊技
機用照明装置及び遊技機を提供する。 【解決手段】スロットマシンにおける前扉12の前面側
に設けられた上部意匠パネル24を裏面側から照射する
蛍光管36を設け、前扉12の裏面側において、蛍光管
36が取着された反射板35を、反射板35の先端部の
固定片41が第2取付板34にビス止め固定される閉鎖
セット位置と、前記ビスが取り外され蛍光管36の取り
外しが可能な位置まで反射板35が開放される開放支持
位置との間で開閉回動可能に支持した。従って、反射板
35を開放支持位置に開放回動することで簡便に蛍光管
36の交換作業等のメンテナンスができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機における前
扉前面側の意匠部材を裏面側から照射する光源を備えた
遊技機用照明装置、及び同遊技機用照明装置を有する遊
技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、スロットマシン等の遊技機に
おいては、その外郭をなす機本体の前面側に前扉が開閉
可能に取り付けられており、その前扉の前面側には透過
性を有する合成樹脂製の意匠パネルが取着されている。
この意匠パネルは、遊技機のメーカ名や、遊技機名、遊
技情報等を示す文字や図柄が表記されたものであり、通
常、意匠パネル側に設けた係合爪を前扉に設けられた係
合孔に係合することにより、前扉に対して係合固定され
ている。
【0003】また、意匠パネルの裏面側には、意匠パネ
ルを裏面側から照射して意匠パネル上の文字や図柄を好
適に遊技者に視認させるための蛍光管が設けられてい
る。この蛍光管の裏面側には蛍光管からの光を前面側へ
反射可能に形成された反射板が設けられており、この反
射板に対して前記蛍光管はソケットを介して支持されて
いる。そして、この蛍光管を支持する反射板は、通常、
前扉の裏面側に対して複数のビスにより、長手方向にお
ける両端部が締付固定されている。従って、このような
遊技機にあっては、それぞれ前扉に係合固定又は締付固
定された状態にある意匠パネルと反射板の間に蛍光管が
配置されて、遊技機用照明装置が構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遊技機用照明装置においては、次のような問題があっ
た。即ち、遊技機のメンテナンス上においては、前記蛍
光管の故障、点検、又は蛍光管、反射板、及び意匠パネ
ルの裏面の清掃等の理由で、内部を開放して蛍光管の交
換作業や、清掃作業等のメンテナンスを行わなければな
らないときがある。
【0005】このような場合、前扉を機本体から開放さ
せて機裏側から行う場合は、反射板を前扉に締付固定し
ていたビスを、全て取り外し、一旦、反射板を前扉から
離間させるという作業が必要となる。一方、機表側から
行う場合は、前記意匠パネルの係合爪と前扉の係合孔と
の係合固定状態を解除して、意匠パネルを前扉から離間
させるという作業が必要となる。このように、蛍光管の
交換作業や、反射板等の清掃作業を行う際には反射板若
しくは意匠パネルをいちいち前扉から取り外して離間さ
せないと、前記各作業が行えず、非常にメンテナンスが
煩雑であるという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、メンテナンス性の向上を
図ることができる遊技機用照明装置及び遊技機を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、遊技機における前扉の
前面側に設けられた意匠部材を裏面側から照射する光源
を備えた遊技機用照明装置において、前記光源を意匠部
材の裏面側に設けられるブラケットに取着し、該ブラケ
ットを前扉の裏面側において開放支持位置と閉鎖セット
位置との間で開閉回動可能に支持したことを要旨とす
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の遊技機用照明装置において、前記ブラケットは、その
端部が前扉の裏面側に水平方向への回動可能に支持され
ていることを要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の遊技機用照明装置において、前記前扉
は、遊技機の外郭をなす機本体の一側縁に対して水平方
向への回動可能に支持されており、前記前扉及びブラケ
ットの回動方向は互いに異なっていることを要旨とす
る。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求
項3のうち何れか一項に記載の遊技機用照明装置におい
て、前記光源からの光を反射して、その反射光を意匠部
材側へ供給する反射部材をさらに備え、前記ブラケット
は、前記反射部材と兼用して構成されていることを要旨
とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求
項4のうち何れか一項に記載の遊技機用照明装置におい
て、前記前扉の裏面側における左右の両縁側にブラケッ
ト取付け用の第1及び第2取付部材をそれぞれ設け、前
記第1取付部材により前記ブラケットの一方の端部を回
動可能に支持させ、第2取付部材にブラケットの他方の
端部を着脱可能に固定することを要旨とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、所定の意匠表示
を行う意匠部材を前扉の前面側に備え、請求項1〜請求
項5のうち何れか一項に記載の遊技機用照明装置を前記
前扉の裏面側に備えたことを要旨とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を遊技機の一種であ
るスロットマシン、及び、そのスロットマシンの上部に
位置する照明装置に具体化した一実施形態を図1〜図7
に従って説明する。
【0014】図1及び図2に略示するように、本実施形
態のスロットマシンSは、その外郭をなすボックス形状
の機本体10を備えている。この機本体10の開口前面
には、各種の遊技用構成部材をセットする前扉12がヒ
ンジ11により、水平方向へ横開き状態で開閉可能に組
み付けられている。前扉12の前面略中央部には窓口1
2aが形成されており、この窓口12aには合成樹脂製
の中央表示パネル13が固着されている。中央表示パネ
ル13の中央には無着色で透明の表示窓14が設けられ
ている。そして、この表示窓14を介して、機本体10
内に配設された3つの回転リール(図示略)が視認可能
になっている。なお、中央表示パネル13における表示
窓14の周囲はスロット遊技の情報が印刷された意匠面
15とされており、その裏面側に設けられたランプ等か
らなる照明装置(図示略)により、印刷内容が好適に遊
技者に表示されている。
【0015】前記中央表示パネル13の下方には前扉1
2の前面側に膨出した膨出部17が形成され、その膨出
部17の上面にはコインを投入するコイン投入口19等
が設けられている。また、前記膨出部17の前面にはス
ロット遊技を開始するためのスタートレバー18、前記
回転リールを停止させるためのストップボタン20が並
設されている。このスタートレバー18及びストップボ
タン20により、スロット遊技が開始及び停止され、入
賞状態やハズレ状態が決定されるようになっている。
【0016】前記膨出部17の下方には下部パネル口1
2bが形成されており、この下部パネル口12bには下
部意匠パネル21が固着されている。この下部意匠パネ
ル21は、透明な合成樹脂板にて形成されており、その
表面に遊技機のメーカ名や、遊技機名及び遊技情報が印
刷されている。そして、下部意匠パネル21の裏面側に
設けられたランプ等からなる照明装置(図示略)によ
り、印刷内容が好適に遊技者に表示されている。また、
前扉12の前面下端部にはコイン払出し口22から放出
されるコインを貯留するためのコイン受け皿23が設け
られている。
【0017】さて、前記前扉12の前面上端部であっ
て、中央表示パネル13(窓口12a)の上方には上部
パネル口12cが形成されており、同上部パネル口12
cには意匠部材としての上部意匠パネル24が設けられ
ている。この上部意匠パネル24は、同上部意匠パネル
24側に設けた係合爪(図示しない)を前扉12に設け
られた係合孔(図示しない)に係合することにより、前
扉12に対して係合固定されている。上部意匠パネル2
4は、透明な合成樹脂にて形成され、その表面に遊技機
のメーカ名や、遊技機名、遊技情報等を示す文字や図柄
が印刷され、透過性を有するようになっている。なお、
前記上部意匠パネル24は前扉12に対してビス止め固
定であってもよいし、接着剤等で固着してもよい。
【0018】図2に示すように、前記前扉12における
裏面側上部には前記上部意匠パネル24を背面側から照
射するための照明装置31が設けられている。この照明
装置31は、図3及び図4に示すように、第1及び第2
取付部材としての第1及び第2取付板33,34、ブラ
ケットとしての反射板35、及び光源としての蛍光管3
6とを備えている。前記第1及び第2取付板33,34
は、前記前扉12の左右両側縁に沿って長尺状に形成さ
れており、前扉12の裏面側に一体形成されたボス部2
9に対してビス止め固定されている。なお、長尺状に形
成された前記第1及び第2取付板33,34は、金属に
て形成されており、前扉12を補強する補強板としても
兼用されている。
【0019】第1取付板33は、機本体10と前扉12
とを連結するヒンジ11側に設けられており、第1取付
板33には一対の支持片37が互いに向き合うように形
成されている。両支持片37は上部意匠パネル24に対
応して形成されていると共に、水平方向へ延設されてい
る。そして、この支持片37により、反射板35が回動
可能に支持されている。
【0020】詳述すると、図2に示すように、反射板3
5の端部に形成された軸筒部38に、前記支持片37を
介して支軸39が挿通されており、この支軸39を支点
として前記反射板35は水平方向へ横開き状態で回動す
るようになっている。なお、支軸39はその両端に取着
されたEリング(図示しない)により、抜け落ち防止が
図られている。一方、図5に示すように、第2取付板3
4において、前記第1取付板33の支持片37と対向す
る位置には、反射板35を固定するための固定孔40が
形成されている。
【0021】前記反射板35は前記第1及び第2取付板
33,34間に亘って長尺状に形成されており、入射さ
れる光を反射可能な金属にて形成されている。反射板3
5は中央の平板部35aと、同平板部35aの上下両側
で前扉12側に傾斜する斜板部35bとから構成されて
いる。前記両斜板部35bは前記平板部35aに対して
一枚の金属板を長手方向に沿って前扉12側に折曲げら
れることにより形成されている。
【0022】図3及び図6に示すように、前記平板部3
5aにおける前扉12側の左右両側部にはソケット43
が設けられており、同ソケット43には光源としての蛍
光管36が取り付けられている。前記ソケット43には
切欠き溝44が形成されており、その切欠き溝44に対
して、蛍光管36の両端に設けられた棒状の端子36a
(図4参照)が係脱可能に係合されている。この結果、
蛍光管36は反射板35から着脱可能にされており、前
記反射板35は、蛍光管36からの光を反射するだけの
部材だけではなく、蛍光管36を支持するためのブラケ
ットとしても兼用されている。このため、ブラケットと
反射部材を別々に設ける場合と比較して、反射板35と
蛍光管36との相対位置がずれる虞がないとともに、照
明装置31の構成を単純化できる。
【0023】前記反射板35における第2取付板34側
の端部には断面クランク状に形成された固定片41が一
体形成されており、同固定片41の先端部には第2取付
板34の固定孔40に対応するようにネジ孔45(図5
参照)が形成されている。そして、このネジ孔45を介
して図示しない1つのビスが第2取付板34の固定孔4
0に螺合されて、前記反射板35は前扉12に締付固定
されている。この結果、図6に示すように、前記蛍光管
36は反射板35と上部意匠パネル24で囲まれた状態
となり、上部意匠パネル24を裏面側から照射する。こ
のとき、前記反射板35は、第1及び第2取付板33,
34を介して、前扉12に取付けられているため、例え
ば、従来と同じ前扉12を使用しても反射板35を取り
付けることができる。
【0024】そして、上記した構成により、前記反射板
35は、第1取付板33(支持片37)に支持された状
態で、固定片41がビスにより第2取付板34に締付固
定される閉鎖セット位置(図2及び図6参照)と、ビス
が取り外され反射板35が開放される開放支持位置(図
3及び図7参照)との間で開閉回動可能になっている。
なお、前記開放支持位置においては、蛍光管36がソケ
ット43から取り外し可能な位置まで反射板35が開放
された状態を示す。
【0025】次に、上記のように構成された遊技機用照
明装置の作用を説明する。まず、遊技場等で、スロット
遊技が行われている際は、前記反射板35は閉鎖セット
位置にビス止め固定される。そして、前記上部意匠パネ
ル24には蛍光管36及び反射板35から光が照射さ
れ、遊技者に対して、好適に上部意匠パネル24上の文
字や図柄を表示できる。
【0026】一方、蛍光管36の故障、点検、又は蛍光
管36、反射板35、及び上部意匠パネル24の裏面の
清掃等の理由でメンテナンス作業を行う場合は以下のよ
うに行われる。即ち、まず、前扉12をヒンジ11を支
点として回動させ、機本体10から開放させる。そし
て、反射板35(固定片41)を第2取付板34に固定
させていたビスを抜き外し、反射板35を、支軸39を
支点として開放支持位置まで水平方向へ回動させる。す
ると、蛍光管36が露出し、該蛍光管36の交換が可能
になる。この結果、蛍光管36がソケット43から抜き
外され、メンテナンス作業として蛍光管36の交換作業
が行われる。また、反射板35が開放支持位置に配置さ
れた状態で、上部意匠パネル24の裏面や反射板35の
清掃作業が行われる。
【0027】このとき、反射板35は、水平方向へ回動
させて開放支持位置に配置する構成であるため、例え
ば、鉛直方向に回動させて、反射板35の開閉を実現す
る場合と比較して、その自重によって垂れ下がる反射板
35を支える部材が必要にならず、好適に反射板35の
開放支持位置への配置を実現できる。
【0028】また、前記反射板35の回動支点となる支
軸39(支持片37)は第1取付板33に設けられてお
り、同第1取付板33は前扉12の回動支点となるヒン
ジ11側に位置する。このため、図7に示すように、前
扉12を開放する際における前扉12の回動方向は上方
から見て時計回り方向(図7に矢印Tで示す)となる一
方で、反射板35を開放する際における反射板35の回
動方向は反時計回り方向(図7に矢印Vで示す)とな
り、互いに異なる方向に向かって回転する。
【0029】ここで、反射板35を支持するための支持
片37を第2取付板34に設け、前記反射板35を前扉
12の回転方向と同方向(例えば、時計回り方向T)に
回転可能に支持する構成と比較する。この場合、前扉1
2及び反射板35を、それぞれ時計回り方向Tに回転開
放させると、反射板35の裏面がスロットマシンSの正
面側を向くことになる。すると作業者は蛍光管36の交
換作業又は反射板35等の清掃作業を行うために、作業
可能な位置へ回り込まなくてはならない。従って、反射
板35を第1取付板33にて回動支持させ、前記反射板
35を前扉12と異なる方向に回動させる本実施形態に
おいては、前述した煩わしさはなく、簡便に、蛍光管3
6の交換や清掃等のメンテナンスが行われる。
【0030】また、反射板35を回動させて、蛍光管3
6を取り外す構成として、例えば、反射板35の長手方
向の両端部に支軸を延出させ、同支軸の回りで反射板3
5を回転させることが考えられる。そして、蛍光管36
が前扉12側を向いた状態から、反射板35を180度
回転させ、蛍光管36を反前扉12側へ向かせることに
より、蛍光管36の取り外しを実現できる。しかし、こ
のようにした場合、蛍光管36の取り外しや、反射板3
5の清掃作業には問題がないが、上部意匠パネル24の
裏面を清掃しようとした場合、反射板35の前扉12に
対する相対位置は変化しないため、反射板35が邪魔に
なり、作業が行いづらい。これと比較して、本実施形態
における反射板35はその端部に設けられた軸筒部38
(支軸39)を支点として横開き状態で開放支持位置に
配置されるため、広い作業スペースが確保され、上部意
匠パネル24の裏面も好適に清掃作業が行われる。
【0031】そして、蛍光管36の交換作業や、清掃作
業が終了すると、再び、支軸39を支点として、反射板
35を開放支持位置から閉鎖セット位置に閉鎖回動さ
せ、図示しないビスにより締付固定する。この際、反射
板を前扉に取着セットするために、少なくとも2以上の
ビスを用いる必要があった従来と異なり、1つのビスに
て簡便に反射板35を締付固定できる。
【0032】従って、上記実施形態によれば、以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)上記実施形態では、スロットマシンSにおける前
扉12の前面側に設けられた上部意匠パネル24を裏面
側から照射するために、蛍光管36を設け、同蛍光管3
6が取着された反射板35を、前扉12の裏面側におい
て、その端部(固定片41)が第2取付板34にビス止
め固定される閉鎖セット位置と、前記ビスが取り外され
蛍光管36の取り外しが可能な位置まで反射板35が開
放される開放支持位置との間で開閉回動可能に支持し
た。このため、蛍光管36の交換作業や蛍光管36、反
射板35、及び上部意匠パネル24の裏面の清掃作業の
際は反射板35を開放支持位置に配置して作業を行うこ
とで、従来と異なり、いちいち反射板35を前扉12か
ら離間させる煩わしさがなく、簡便に蛍光管36の交換
等ができ、メンテナンス性の向上を図ることができる。
【0033】(2)上記実施形態では、反射板35の端
部に設けられた軸筒部38を、支軸39によって、前扉
12の裏面側に取り付けられた第1取付板33の支持片
37に支持させ、前記反射板35を水平方向へ回動させ
るようにした。このため、例えば、鉛直方向に回動させ
て、反射板35の開閉を実現する場合と比較して、その
自重によって垂れ下がる反射板35を支える部材が必要
にならず、好適に反射板35の開放支持位置への配置を
実現できる。また、反射板35の長手方向の両端部に支
軸を延出させ、同支軸の回りで反射板35を回転させる
場合と異なり、好適に、上部意匠パネル24の裏面の清
掃作業が実現できる。
【0034】(3)上記実施形態では、反射板35をヒ
ンジ11側に位置する第1取付板33の支持片37に対
して回動可能に支持させ、機本体10の一側縁に対して
ヒンジ11にて水平方向へ回動可能に支持される前扉1
2と、異なる回転方向に回転させて、開放支持位置へ配
置した。このため、反ヒンジ11側に位置する第2取付
板34に、反射板35を回動可能に支持させる場合と異
なり、開放した際に、反射板35における蛍光管36の
取付け面が正面側を向くため、簡便にメンテナンスを実
現できる。
【0035】(4)上記実施形態では、蛍光管36から
の光を反射し、その反射光を上部意匠パネル24側へ供
給する反射板35を、蛍光管36が取付けられるブラケ
ットとして兼用した。このため、反射板35にて上部意
匠パネル24側への光の供給量を増加でき、ブラケット
と反射板35を別々に設ける場合と比較して、反射板3
5と蛍光管36との相対位置がずれる虞がないととも
に、照明装置31の構成を単純化できる。
【0036】(5)上記実施形態では、前扉12の裏面
側における左右の両側縁に第1及び第2取付板33,3
4を設け、ヒンジ11側に位置する第1取付板33に反
射板35を回動可能に支持させ、反ヒンジ11側に位置
する第2取付板34に反射板35の固定片41をビス止
め固定させた。このため、例えば、従来と同じ前扉12
を使用しても、前記第1及び第2取付板33,34を使
用することで、好適に反射板35を取り付けることがで
きる。
【0037】また、従来では、反射板を固定するために
少なくとも2つ以上のビスが必要になっていたが、この
構成によると必要となるビスは少なくとも1つでよいた
め、ビスの取付け及び取外しを簡便にできるとともに、
使用するビスの数を減らすことができる。
【0038】(6)上記実施形態では、第1及び第2取
付板33,34を前扉12の左右両側縁に沿って長尺状
に形成したため、反射板35を取付けるためだけではな
く、前扉12を補強する補強板としても兼用できる。
【0039】なお、上記実施形態は以下のような別例に
変更して具体化してもよい。 ・上記実施形態では、反射板35の固定片41を第2取
付板34に対して1つのビスを用いて固定したが、複数
用いてもよい。また、ビス止めの代わりにラッチ機構を
採用して反射板35を閉鎖セット位置に固定保持する態
様にしてもよい。このようにすれば、ラッチの係脱によ
り、より簡便に、反射板35の固定及び回動を実現でき
る。
【0040】・上記実施形態において、反射板35と前
扉12との間に、反射板35の閉鎖規制を行うアーム部
材を設け、開放支持位置に配置された反射板35が不必
要に閉鎖セット位置に閉鎖回動しない構成を採用しても
よい。このようにすれば、前記アーム部材により、開放
支持位置で反射板35を簡便に留めておくことができ
る。
【0041】・上記実施形態では、反射板35を前扉1
2の側縁に配設した第1取付板33に支持させ、第2取
付板34に反射板35の固定片41をビスにて着脱可能
に固定したが、前記第1及び第2取付板33,34を設
けず、前扉12に直接反射板35を取り付けてもよい。
このようにした場合、前扉12に反射板35を支持する
ための支持片37が形成される。
【0042】・上記実施形態では、本発明を上部意匠パ
ネル24の裏面側に設けられる照明装置31に具体化し
たが、下部意匠パネル21の裏面側に設けられる照明装
置に具体化してもよい。また、中央表示パネル13の意
匠面15を照射する照明装置に本発明を具体化してもよ
い。これらのようにした場合、下部意匠パネル21又は
中央表示パネル13が意匠部材に相当する。
【0043】・また、上記実施形態では、本発明を遊技
機の一種であるスロットマシンS、及びそのスロットマ
シンSの上部に位置する照明装置に具体化したが、パチ
ンコ機に具体化してもよい。即ち、パチンコ機にも裏面
側からの光源により照射されるランプ等の意匠部材は備
えられており、これらに対応する照明装置に具体化して
もよい。
【0044】・上記実施形態では、第1及び第2取付板
33,34を前扉12の左右両側縁に沿って長尺状に形
成したが、上部意匠パネル24に対応する部位のみの長
さに形成してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
メンテナンス性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るスロットマシンを示
す概略正面図。
【図2】同じく反射板が閉鎖セット位置にあるスロット
マシンを示す要部斜視図。
【図3】同じく反射板が開放支持位置にあるスロットマ
シンを示す要部斜視図。
【図4】同じく遊技機用照明装置を示す分解斜視図。
【図5】同じく遊技機用照明装置を示す背面図。
【図6】同じく反射板が閉鎖セット位置のスロットマシ
ンを示す平断面図。
【図7】同じく反射板が開放支持位置のスロットマシン
を示す平断面図。
【符号の説明】
10…機本体、12…前扉、24…上部意匠パネル(意
匠部材)、33…第1取付板(第1取付部材)、34…
第2取付板(第2取付部材)、35…反射板(ブラケッ
ト、反射部材)、36…蛍光管(光源)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機における前扉の前面側に設けられ
    た意匠部材を裏面側から照射する光源を備えた遊技機用
    照明装置において、前記光源を意匠部材の裏面側に設け
    られるブラケットに取着し、該ブラケットを前扉の裏面
    側において開放支持位置と閉鎖セット位置との間で開閉
    回動可能に支持した遊技機用照明装置。
  2. 【請求項2】 前記ブラケットは、その端部が前扉の裏
    面側に水平方向への回動可能に支持されている請求項1
    に記載の遊技機用照明装置。
  3. 【請求項3】前記前扉は、遊技機の外郭をなす機本体の
    一側縁に対して水平方向への回動可能に支持されてお
    り、前記前扉及びブラケットの回動方向は互いに異なっ
    ている請求項1又は請求項2に記載の遊技機用照明装
    置。
  4. 【請求項4】 前記光源からの光を反射して、その反射
    光を意匠部材側へ供給する反射部材をさらに備え、前記
    ブラケットは、前記反射部材と兼用して構成されている
    請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の遊技機用
    照明装置。
  5. 【請求項5】 前記前扉の裏面側における左右の両縁側
    にブラケット取付け用の第1及び第2取付部材をそれぞ
    れ設け、前記第1取付部材により前記ブラケットの一方
    の端部を回動可能に支持させ、第2取付部材にブラケッ
    トの他方の端部を着脱可能に固定する請求項1〜請求項
    4のうち何れか一項に記載の遊技機用照明装置。
  6. 【請求項6】 所定の意匠表示を行う意匠部材を前扉の
    前面側に備え、請求項1〜請求項5のうち何れか一項に
    記載の遊技機用照明装置を前記前扉の裏面側に備えた遊
    技機。
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