JP2004195001A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】下方への入力荷重が加わる突出部を有する扉体のがたつきを軽減することのできる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機本体10の前面側に扉体50が開閉可能に設けられる。扉体50の前面側には下方への入力荷重が加わる突出部60が突出される。遊技機本体10と扉体50との間に補強手段70を設ける。扉体50の突出部60に下方への入力荷重が加わるときには、その荷重が補強手段70を介して遊技機本体10で受け止められるので、下方への入力荷重が加わる突出部60を有する扉体50のがたつきを軽減することができる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、スロットマシン、所定数の球を一単位としてスロットマシンと同様の遊技を行なう遊技機等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機には、遊技機本体の前面側に扉体がヒンジ装置を介して開閉可能に設けられており、該扉体の前面側に上皿部が突出しているものがある(例えば、特許文献1等参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−70435号公報(第3−6頁、図1,3参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した遊技機においては、扉体(上皿支持枠)には、上皿部に貯留されたパチンコ球の下方への入力荷重や、遊技機に面して着座した遊技者が上皿部に体重をかけて立ち上がろうとする時の下方への入力荷重等が加わる。さらに、上皿部には、遊技にかかる操作ボタンが配置されているため、該操作ボタンの操作にかかる下方への入力荷重も加わる。このように上皿部に下方への入力荷重が加わると、ヒンジ装置にかかる応力集中が増大し、これにより扉体の「がたつき」が増長されるという問題があった。なお、反ヒンジ側において、遊技機本体に扉体(上皿支持枠)を閉鎖状態に施錠するための施錠装置は、扉体を補強するものではなく、また突出部の後方部位に配置されたものでもないので、本発明が対象とする補強手段とは相違している。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、下方への入力荷重が加わる突出部を有する扉体のがたつきを軽減することのできる遊技機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本発明の手段1にかかる遊技機は、
「遊技機本体の前面側に扉体が開閉可能に設けられ、該扉体の前面側には下方への入力荷重が加わる突出部が突出されている遊技機において、
前記遊技機本体と前記扉体との間には、前記突出部の後方部位において該扉体を補強するための補強手段を設け、
前記補強手段は、前記遊技機本体に設けられた支持部と、前記扉体に設けられかつ前記扉体を閉鎖したときに前記支持部上に係合する載置部とにより構成されていることを特徴とする遊技機。」
を要旨とするものである。
このように構成すると、開放された扉体を閉鎖したときには、該扉体の突出部の後方部位に配置された補強手段の支持部上に載置部が係合される。これにより、扉体の突出部に下方への入力荷重が加わるときには、その荷重が補強手段の支持部と載置部の係合を介して遊技機本体で受け止められる。したがって、下方への入力荷重が加わる突出部を有する扉体のがたつきを軽減することができる。
【0007】
本発明の手段2にかかる遊技機は、
「前記扉体には、前記遊技機本体に設けられた遊技盤の遊技領域を視認可能とする遊技領域視認窓が設けられ、
前記突出部には、遊技にかかる操作部材が配置されていることを特徴とする前記手段1に記載の遊技機。」
を要旨とするものである。
このように構成すると、突出部及び遊技領域視認窓が設けられた扉体における該突出部に操作部材が配置されているので、斬新な遊技機を提供することができる。詳しくは、従来の遊技機(前記特許文献1参照)では、遊技領域視認窓を設けた扉体(ガラス枠)と、突出部(上皿部)を突出しかつその突出部に操作部材を配置した扉体(上皿支持枠)とは異なる扉体であった。このような従来の遊技機と比べて、突出部及び遊技領域視認窓が設けられた扉体における該突出部に操作部材が配置された遊技機は、斬新な遊技機ということができる。
【0008】
本発明の手段3にかかる遊技機は、
「前記支持部又は前記載置部が他方に向けて突出するアーム状に形成されていることを特徴とする前記手段1又は2に記載の遊技機。」
を要旨とするものである。
このように構成すると、支持部又は載置部がアーム状であれば、他方が込み入った構成となっていても該他方に対して簡単に係合させることができる。
【0009】
本発明の手段4にかかる遊技機は、
「前記支持部と前記載置部との少なくとも一方の係合部が樹脂成形品で形成されていることを特徴とする前記手段1〜3のいずれか1つに記載の遊技機。」
を要旨とするものである。
このように構成すると、樹脂成形品の潤滑性により、扉体の開閉にともなう支持部と載置部との摺動による摩擦を軽減することができる。
【0010】
本発明の手段5にかかる遊技機は、
「前記支持部又は前記載置部の少なくとも一方の係合部には、載置部を支持部上に摺動案内するための摺動案内面が形成されていることを特徴とする前記手段1〜4のいずれか1つに記載の遊技機。」
を要旨とするものである。
このように構成すると、開放された扉体の閉鎖時には、摺動案内面により載置部が支持部上に案内されるので、支持部に載置部をスムーズに係合させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図面にしたがって説明する。本実施の形態では、パチンコ球(単に球という)を使用してスロットマシンと同様の遊技を行う遊技機について例示する。また、本明細書では、遊技者に面する側を前面側、反対側を後側面と称する。遊技機の概要を説明する。図1に示すように、遊技機は、遊技機本体10と開閉扉50とを備えている。説明の都合上、遊技機本体10、開閉扉50の順で説明する。
【0012】
遊技機本体10を説明する。図1に示すように、遊技機本体10は、外枠11と前枠12とにより構成されている。外枠11は、ほぼ方形枠状に形成されている。外枠11の前面側の下端部には、前枠12を受ける受け板13が設けられている。また、前枠12は、ほぼ方形枠状に形成されており、外枠11の前面側に前枠ヒンジ装置(図示省略)を介して開閉可能に装着されている。前枠12の自由端側は、外枠11に対して施錠装置15により閉鎖した状態(図2及び図4参照)に施錠可能になっている。前枠12の右上部には、音声、音楽、効果音等を発するスピーカ16が配設されている(図1参照)。
【0013】
図1に示すように、前記前枠12の前面側の下部には、上皿17及び下皿18が装着されている。上皿17内に球(図示省略)が保留され、また下皿18内には、上皿17からオバーフローした球が貯留される。上皿17の前面側の自由端部には、貯留精算ボタン20が配置されている。貯留精算ボタン20を操作すると、球取込装置21(図3参照)にクレジットされている球が下皿18内に返却される。球取込装置21は、前記前枠12(図1参照)の後面側の下部に配置されており、前記上皿17内から所定数(例えば5個)の球を一単位として単位毎の球を遊技機内に取込むように構成されている。また、下皿18の前面側の自由端部には、返却ボタン22が配置されている。返却ボタン22を操作することにより、上皿17及び球取込装置21内に収容されていた球が下皿18上へ返却されるようになっている。
【0014】
図4に示すように、前記前枠12の後側(図4において左側)には、ほぼ方形枠状に形成された装着枠24が脱着可能に装着されている。装着枠24の枠内には、遊技盤25が後方から着脱可能に嵌込まれている。遊技盤25は、装着枠24に対して機構盤30(後述する)により固定されている。遊技盤25の前面側には、図柄表示装置26が装着されている。図1に示すように、図柄表示装置26は、第1〜第3の計3つの表示部材27,28,29を備えている。各表示部材27,28,29は、例えば無端状の回転ベルト、回転リール、回転ドラム等からなり、図示しないモータによりそれぞれ回転可能になっている。各表示部材27,28,29の表面側には、所定の図柄が所定間隔で施されている。
【0015】
前記遊技盤25(図4参照)の前面側には、図柄表示装置26の左右両側方に隣接して縦方向に並ぶ適数個の有効ランプ32が、点灯あるいは点滅可能に配置されている(図3参照)。該遊技盤25の下部の前面側には、左右方向に並ぶクレジット表示器33、ゲーム数表示器34、ユニット数表示器35が配設されている(図1参照)。クレジット表示器33はクレジット数を表示し、またゲーム数表示器34はボーナスゲームにおける消化ゲーム数を表示し、またユニット数表示器35は払出しを行うユニット数を表示する。また、遊技盤25の右肩部には、図柄を用いる表示によってビッグボーナスゲームや期待度等を表示する液晶表示器37が配設されている(図1参照)。
【0016】
図4に示すように、前記遊技盤25の後面側には、前記図柄表示装置26の後側部を覆うように裏カバー体39が配設されている。裏カバー体39の後面側には、副基板ボックス40と主基板ボックス41が上下に並んで配設されている。副基板ボックス40内には、前記スピーカ16(図2参照)を作動制御するための音声制御基板や、前記有効ランプ32(図3参照)、演出ランプ59(後述する)及びその他のランプ、LED等の発光体(図示省略)を点滅制御するためのランプ制御基板等(図示省略)が収納されている。また、主基板ボックス41内には、遊技機の遊技の制御を行うための主制御基板(図示省略)が収納されている。
【0017】
図4に示すように、前記装着枠24の後面側には、ほぼ方形枠状をなしかつ球を誘導する球通路(図示省略)を有する機構盤30が機構盤ヒンジ装置(図示省略)を介して開閉可能に装着されている。機構盤30の自由端側は、閉止具(図示省略)によって装着枠24に対して閉鎖した状態に保持されるようになっている。機構盤30は、前記遊技盤25の周縁部を装着枠24の枠内の周縁部に対して押圧することによって、該遊技盤25を装着枠24に固定している。
【0018】
前記機構盤30には、球タンク43及びタンクレール44等が装着されている。タンクレール44は、球を貯留した球タンク43から流下する球を球払出装置(図示省略)へ誘導する。その球払出装置は、機構盤30に装着されており、払出制御基板(図示省略)を含む制御手段により駆動制御されることによりタンクレール44から流下した球を賞球数あるいは貸球数に応じて前記上皿17(図2参照)内へ払出す。また、機構盤30には、払出用制御基板(図示省略)、電源基板(図示省略)等を収納した基板ボックス45が装着されている(図4参照)。
【0019】
次に、開閉扉50を説明する。図1に示すように、開閉扉50は、その主体をなす樹脂製の扉主体51と、前面側に装飾が施されかつ扉主体51にその前面側を覆うように装着された装飾部材52と、扉主体51の後面側に装着されかつ該扉主体51を補強する金属製の強化部材53とにより、ほぼ方形枠状に形成されている。強化部材53が前記遊技機本体10の前枠12の前面側に扉ヒンジ装置48を介して連結されており、その扉ヒンジ装置48により開閉扉50が開閉可能になっている。開閉扉50の自由端側は、前枠12に対して前記施錠装置15により閉鎖した状態に施錠可能になっている。なお、開閉扉50は、本明細書でいう「扉体」に相当する。
【0020】
図3に示すように、前記装飾部材52には、その中央部のほぼ楕円状の遊技領域視認窓55と、その遊技領域視認窓55の右上方に位置するほぼ四角形状の液晶表示視認窓57とが形成されている。扉主体51及び強化部材53には、遊技領域視認窓55及び液晶表示視認窓57のそれぞれの後方を全体的に開放するほぼ四角形状の窓(符号省略)が形成されている。扉主体51には、遊技領域視認窓55を透視可能に覆う遊技領域透視板56、及び、液晶表示視認窓57を透視可能に覆う液晶表示透視板58が装着されている。各透視板56,58は、透明ガラス板、透明樹脂板等の透視材で形成されている。
【0021】
図3に示すように、遊技者は、前記遊技領域視認窓55の遊技領域透視板56を透して、遊技盤25の図柄表示装置26の各表示部材27,28,29、有効ランプ32、クレジット表示器33、ゲーム数表示器34及びユニット数表示器35等を視認することができる。また、遊技者は、前記液晶表示視認窓57の液晶表示透視板58を透して、遊技盤25の液晶表示器37を視認することができる。また、前記装飾部材52の左右両側部には、点灯又は点滅する演出ランプ59が配設されている。
【0022】
図2に示すように、前記開閉扉50における装飾部材52の前面側下部には、前方へ突出するほぼボックス状の突出部60が突出されている(図4参照)。突出部60の上面には、クレジットボタン62とベッドボタン63が配置されている。クレジットボタン62を操作することにより、前記球取込装置21(図3参照)によって上皿17内の球が所定数を一単位として1ユニットずつ遊技機内に取込まれる。また、ベッドボタン63を操作することにより、賭け数に応じたラインの有効ランプ32が点灯あるいは点滅する(図3参照)。
【0023】
図3に示すように、前記突出部60の前面側には、始動レバー65及び第1〜第3の停止ボタン66,67,68が配置されている。始動レバー65を操作することにより前記図柄表示装置26の各表示部材27,28,29がそれぞれ回転し、続いて各停止ボタン66,67,68を操作することにより各表示部材27,28,29が停止される。そして、各表示部材27,28,29の停止時の図柄による図柄列が賭け数に応じたライン上で所定の当たり図柄列となったときに、前記球払出装置によって所定数の賞球が上皿17内に払出される。なお、クレジットボタン62、ベッドボタン63、始動レバー65及び第1〜第3の停止ボタン66,67,68は、本明細書でいう「遊技にかかる操作部材」に相当する。
【0024】
次に、前記開閉扉50を補強するための補強手段70を説明する。図4に示すように、補強手段70は、前記開閉扉50の突出部60の後方部位において該開閉扉50を補強するためのもので、前記した遊技機本体10と開閉扉50との間に設けられている。補強手段70は、前記遊技機本体10の前枠12の前面側に設けられた支持部71と、前記開閉扉50の扉主体51の後面側に設けられた載置部73とで構成されている。
【0025】
図4に示すように、前記支持部71は、前記前枠12の前面側に対して左右方向(図4において紙面表裏方向)に延びる横木状に設けられている。また、図1に示すように、前記上皿17の上縁17aは、中央部を低くしかつ左右両端部を高くするように形成されている。そして、支持部71の左右両端部が、上皿17の当該端部により隠蔽されている。また、支持部71の中央部が、前記開閉扉50を開放したときに上皿17の上縁17aの中央部上に露出し、また開閉扉50を閉鎖したときに該開閉扉50の当該部分により隠蔽されるようになっている。また、支持部71は、樹脂製で、その上面に上方に指向する係合受け面71aを有している(図5参照)。なお、係合受け面71aを有する支持部71は、本明細書でいう「係合部」に相当する。
【0026】
図4に示すように、前記載置部73は、前記突出部60の後面側に配置されている。突出部60の後面側は、前記強化部材53よりも下方へ張り出している(図1参照)。図7に示すように、載置部73は、ベース部材74と係合部材77とにより構成されている。ベース部材74は、金属製板材からなるほぼ四角形状をなしており、その後面側にほぼL字板状の金属製の取付片75が溶接、接着等に取り付けられている。ベース部材74は、突出部60の後面側に対して、例えばねじ(符号省略)により取り付けられている(図1参照)。また、図7に示すように、取付片75の後方へ突出する後部75aは、縦向きでかつ裏方へ向けて延びている。また、係合部材77は、樹脂製で、ほぼブロック状に形成されている。係合部材77は、それに形成された切り込み状の溝77cを利用して取付片75の後部75aの下側隅角部に係合され、かつ例えばねじとナットとによるねじ手段78により取り付けられている(図6参照)。図5に示すように、係合部材77は、その下方に指向する係合載せ面77aを有している。なお、係合載せ面77aを有する係合部材77は、本明細書でいう「係合部」に相当する。係合部材77における先端部の下側の隅角部には、面取り状をなし、かつ下縁部が係合載せ面77aに連続する摺動案内面77bが形成されている(図5参照)。
【0027】
上記した補強手段70を備えた遊技機において、図1に示すように、開放された開閉扉50を閉鎖すると、補強手段70の支持部71の係合受け面71a上に、載置部73の係合部材77の係合載せ面77aが載置されるように、載置部73が支持部71上に摺動して係合される(図4、及び、図5中の二点鎖線77参照)。なお、この状態で、開閉扉50は、施錠装置15(図1参照)によって閉鎖した状態に施錠される。
【0028】
上記したように、開閉扉50を閉鎖したときに補強手段70の支持部71と載置部73が係合される。これにより、開閉扉50の突出部60に下方への入力荷重F(図4参照)が加わるときには、その荷重Fが補強手段70の支持部71と載置部73の係合を介して、前枠12で受け止められる。該前枠12は、外枠11の受け板13で受け止められる。すなわち、開閉扉50の突出部60に加わる下方への入力荷重Fは、補強手段70の支持部71と載置部73の係合を介して、前枠12と外枠11で構成される遊技機本体10で受け止められる。
したがって、下方への入力荷重Fが加わる突出部60を有する開閉扉50のがたつきを軽減することができる。また、例えば、突出部60から離れた開閉扉50の後方部位に補強手段70を配置する場合に比べると、開閉扉50にかかる下方への入力荷重Fを効果的に受止めることができる。
【0029】
また、前記施錠装置15(図1参照)を解錠した上で、開閉扉50を開放すれば、前記閉鎖時とは逆に、支持部71上から載置部73が外れることにより、前記係合が解除される(図1、及び、図5中の実線77参照)。
【0030】
また、突出部60及び遊技領域視認窓55が設けられた開閉扉50における該突出部60に操作部材、すなわちクレジットボタン62、ベッドボタン63、始動レバー65及び第1〜第3の停止ボタン66,67,68が配置されているので、斬新な遊技機を提供することができる。詳しく説明すると、従来の遊技機(前記特許文献1参照)では、遊技領域視認窓を設けた扉体(ガラス枠)と、突出部(上皿部)を突出しかつその突出部に操作部材を配置した扉体(上皿支持枠)とは異なる扉体で構成されていた。このような従来の遊技機と比べると、突出部60及び遊技領域視認窓55が設けられた開閉扉50における該突出部60に前記操作部材(62,63,65〜68)が配置された遊技機(図2参照)は、斬新な遊技機ということができる。
【0031】
また、載置部73の係合部材77が他方に向けて突出するアーム状に形成されている(図5参照)。これにより、仮に支持部71が込み入った構成となっていても、載置部73の係合部材77を支持部71に対して簡単に係合させることができる。
【0032】
また、支持部71と載置部73(詳しくは係合部材77)が樹脂成形品で形成されている。これにより、樹脂成形品の潤滑性により、開閉扉50の開閉にともなう支持部71と載置部73の係合部材77との摺動による摩擦を軽減することができる。
【0033】
また、載置部73の係合部材77には、該載置部73を支持部71上に摺動案内するための摺動案内面77bが形成されている(図5参照)。これにより、開放された開閉扉50の閉鎖時には、摺動案内面77bにより載置部73が支持部71の係合受け面71a上に案内されるので、支持部71に載置部73をスムーズに係合させることができる。このことは、開閉扉50の開放時に、前枠12に対する開閉扉50の組付誤差や寸法誤差、扉ヒンジ装置48のがたつき等によって、支持部71の係合受け面71aより係合部材77の係合載せ面77aが下方へずれた場合等に有効である。
【0034】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明は、上記実施の形態の遊技機に限らず、パチンコ機、スロットルマシン等の遊技機にも適用することができる。また、本発明は、上記した開閉扉50の他、遊技機本体の前面側に開閉可能に設けられかつ前面側に下方への入力荷重が加わる突出部が突出されている扉体、例えば、前枠、あるいは前記特許文献1における上皿部等にも適用することが可能である。これとともに、開閉扉50に設けた遊技領域視認窓55の有無は本願発明の要旨を左右するものではない。また、開閉扉50は、上記実施の形態では遊技機本体10に扉ヒンジ装置48を介して回動により開閉可能に設けたが、遊技機本体10に対して平行移動とスライドとの複合動作によって開閉可能とすることも考えられる。また、開閉扉50の突出部60における操作部材(62,63,65〜68)の有無は本願発明の要旨を左右するものではない。また、上記実施の形態では、載置部73(詳しくは係合部材77)を前後方向に延びるアーム状に突出したが、支持部71を前後方向に延びるアーム状に突出し、そのアーム状の支持部71の先端部上に載置部73を係合可能に形成してもよい。また、上記実施の形態では、支持部71と載置部73(詳しくは係合部材77)の両方を樹脂成形品としたが、少なくとも一方部は金属製、あるいはその他の樹脂成形品以外の材料に代えることができる。また、上記実施の形態では、載置部73の係合部材77に、載置部73を支持部71上に案内する摺動案内面77bを形成したが、その摺動案内面77bは支持部71に設けることができる。また、摺動案内面77bは、R面に代えて所定の傾斜角で傾斜する平坦な傾斜面によって形成することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の遊技機によれば、扉体の突出部に下方への入力荷重が加わるときには、その荷重が補強手段の支持部と載置部の係合を介して遊技機本体で受け止められるから、下方への入力荷重が加わる突出部を有する扉体のがたつきを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技機を開閉扉の開放状態で示す正面図である。
【図2】遊技機を示す斜視図である。
【図3】遊技機を示す正面図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】補強手段を示す説明図である。
【図6】図5のVI−VI線矢視断面図である。
【図7】載置部を分解状態で示す説明図である。
【符号の説明】
10 遊技機本体
50 開閉扉(扉体)
55 遊技領域視認窓
60 突出部
62 クレジットボタン(操作部材)
63 ベッドボタン(操作部材)
65 始動レバー(操作部材)
66 第1の停止ボタン(操作部材)
67 第2の停止ボタン(操作部材)
68 第3の停止ボタン(操作部材)
70 補強手段
71 支持部
71a 係合受け面
73 載置部(係合部)
77 係合部材(係合部)
77a 係合載せ面
77b 摺動案内面

Claims (1)

  1. 遊技機本体の前面側に扉体が開閉可能に設けられ、該扉体の前面側には下方への入力荷重が加わる突出部が突出されている遊技機において、前記遊技機本体と前記扉体との間に補強手段を設けたことを特徴とする遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010005162A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Universal Entertainment Corp 遊技機
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