JP2004105229A - 遊技機 - Google Patents

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Sukemitsu Oomaki
大巻 祐光
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Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

【課題】下部ユニット側を遊技島側に装着した状態で上部ユニット側の着脱を行うことができるなど、所定ユニットの交換時等の作業をより容易に行うことができる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機筐体内に、図柄を変動表示可能な図柄変動表示装置11と、この図柄変動表示装置11による図柄組み合わせゲームの結果に基づいて遊技媒体を払い出す遊技媒体払い出し装置15とを備え、遊技機筐体は、遊技媒体払い出し装置15を収納した下部ユニット3と、図柄変動表示装置11を収納した上部ユニット2とで構成され且つそれら下部ユニット3と上部ユニット2とは互いに着脱可能であり、その着脱の際に上部ユニット2を下部ユニット3に対して相対的に前後方向にスライドさせるスライド案内手段71を備えたものである。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシン、パチンコ機、アレンジボール機等、図柄を変動表示可能な図柄変動表示装置と、この図柄変動表示装置による図柄組み合わせゲームの結果に基づいて遊技媒体を払い出す遊技媒体払い出し装置とを備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシン、パチンコ機、アレンジボール機等の遊技機には、図柄を変動表示可能な図柄変動表示装置と、この図柄変動表示装置による図柄組み合わせゲームの結果に基づいてメダル、遊技球等の遊技媒体を払い出す遊技媒体払い出し装置とを備えたものがある。
【0003】
例えばスロットマシンでは、図柄を複数種類に変動表示可能な複数、例えば3個の図柄表示リールよりなる図柄変動表示装置と、この図柄変動表示装置による変動表示を開始させるためのスタートレバーと、各図柄表示リールの変動表示を停止させる複数、例えば3個のストップボタンと、図柄表示リールが予め定められた図柄の組み合わせ(所定態様)で停止することを許可する停止許可手段と、この停止許可手段を作動させるか否かを抽選する抽選手段と、メダルを払い出すメダル払い出し装置とを備え、遊技者のスタートレバー操作に基づいて図柄表示リールの回転を開始させると共に抽選手段による抽選を行い、その抽選結果に基づいて停止許可手段が作動し且つ遊技者によるストップボタン操作により停止した図柄表示リールの停止図柄が所定態様となることを条件に、遊技者に有利な利益状態を発生させ、例えばメダル払い出し装置から所定数のメダルを払い出すようになっている。
【0004】
また、下記特許文献1には、遊技機筐体を、図柄変動表示装置を設けた上部ユニットと、メダル払い出し装置を設けた下部ユニットの2つで構成し、遊技機の機種変更を行う際には、上部ユニットのみを交換することで、機種交換に必要なコストを削減し、また機種交換に要する作業を簡略化したスロットマシンが提案されている。
【特許文献1】
特開平08−164236号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1に記載のスロットマシンでは、上部ユニットと下部ユニットとの着脱構造は、両者に夫々対応するボルトナット締結用の孔が設けられており、それらを上下に位置合わせしつつ上部ユニットを下部ユニットの上側に載置して、両者をボルトナットで締結するようになっているため、上部ユニットを下部ユニットに対して着脱する際には下部ユニットの上側に十分なスペースが必要となり、例えば下部ユニット側を遊技島側に装着した状態では作業を行うことが難しく、機種交換時等における作業性が悪いという欠点が考えられる。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑み、下部ユニット側を遊技島側に装着した状態で上部ユニット側の着脱を行うことができるなど、所定ユニットの交換時等の作業をより容易に行うことができる遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、遊技機筐体1内に、図柄を変動表示可能な図柄変動表示装置11と、該図柄変動表示装置11による図柄組み合わせゲームの結果に基づいて遊技媒体を払い出す遊技媒体払い出し装置15とを備えた遊技機において、前記遊技機筐体1は、前記遊技媒体払い出し装置15を収納した下部ユニット3と、前記図柄変動表示装置11を収納した上部ユニット2とで構成され且つそれら下部ユニット3と上部ユニット2とは互いに着脱可能であり、その着脱の際に前記上部ユニット2を前記下部ユニット3に対して相対的に前後方向にスライドさせるスライド案内手段71を備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図8は、本発明をスロットマシンとして具現化した第1の実施形態を例示している。図1及び図2において、1は遊技機筐体で、上部側の上部ユニット2と下部側の下部ユニット3とで構成されている。上部ユニット2と下部ユニット3とはスライド着脱機構4により上下に連結されており、上部ユニット2を下部ユニット3に対して相対的に前後方向にスライドさせることにより上部ユニット2を下部ユニット3に対して着脱可能となっている。
【0009】
上部ユニット2及び下部ユニット3は、夫々前側が開放した矩形箱状の上部本体ケース5及び下部本体ケース6と、これら本体ケース5,6の前側を開閉可能に覆う上部前面パネル7及び下部前面パネル8(共に開閉扉の一例)とを備えている。
【0010】
上部本体ケース5は、図3〜図5等に示すように、左右一対の左側枠板5a及び右側枠板5bと、これら側枠板5a,5bの上下両端を夫々左右方向に連結する上枠板5c及び下枠板5dとを備え、その後側は裏板5eにより略閉鎖されている。同様に、下部本体ケース6は、左右一対の左側枠板6a及び右側枠板6bと、これら側枠板6a,6bの上下両端を夫々左右方向に連結する上枠板6c及び下枠板6dとを備え、その後側は裏板6eにより略閉鎖されている。
【0011】
前面パネル7,8は、夫々左右一端側に配置された上下一対のヒンジ9,10を介して本体ケース5,6に対して開閉自在に装着されている。
【0012】
なお、上部本体ケース5は、図2等に示すようにその前縁側が前下がりの傾斜状に形成され、ヒンジ9はその傾斜に沿って前下がり状に設けられており、上部前面パネル7はそのヒンジ9により上部本体ケース7の前側斜め上方に向けて開放するようになっている。一方、下部本体ケース6はその前縁側が略鉛直状に形成され、ヒンジ10も略鉛直に設けられており、下部前面パネル8はそのヒンジ10により下部本体ケース8の前側に向けて略水平に開放するようになっている。これにより、上部前面パネル7と下部前面パネル8とは、個別に開閉するに際し両者が互いに干渉することがない。
【0013】
また、上部ユニット2側の下枠板5dと、下部ユニット3側の上枠板6cとは、図2等に示すように、その前縁側が側枠板5a,5b,6a,6bの前縁側よりも後方に若干後退した位置となるようにその前後方向幅が側枠板5a,5b,6a,6bよりも短く形成されており、下枠板5d及び上枠板6cと上部前面パネル7及び下部前面パネル8との間には、上部ユニット2と下部ユニット3とを結合したときに上下に連通する連通空間Aが形成されている。
【0014】
上部ユニット2側には、図柄変動表示装置11、主制御基板12、副制御基板13、上部中継基板14等が収納され、下部ユニット3側には、メダル払い出し装置(遊技媒体払い出し装置)15、電源ユニット(電源手段)16、下部中継基板17等が収納されている。
【0015】
まず上部ユニット2側の構成から説明すると、図柄変動表示装置11は、組み合わせ遊技用の図柄を変動表示するためのもので、図3等に示すように、3つの図柄変動表示手段18a〜18cを左右方向に備えている。各図柄変動表示手段18a〜18cは、例えば下枠板5d上に夫々個別に着脱自在に装着されており、図4等に示すように、夫々図柄表示リール19、リール回転駆動手段20、照明手段21、支持体22等を備えている。
【0016】
図柄表示リール19(図柄変動表示手段18a〜18cに対応して19a〜19cの符号を用いて区別する)は、リール回転駆動手段20の駆動軸に固定されるハブ部24と、円筒部25と、ハブ部24と円筒部25とを左右方向一端側、例えば左端側で半径方向に接続するホーク部26とを一体に備えている。
【0017】
円筒部25は、透光性を有する合成樹脂材料等によりその全体が構成されており、その外周面に、例えば透光性のある不透明な図柄表示シートが貼着されている。この図柄表示シートには、「7」、「プラム」、「BAR」、「チェリー」、「リプレイ図柄」等の複数種類の図柄が円周方向に所定間隔で複数個(例えば21個)プリントされている。
【0018】
リール回転駆動手段20(図柄変動表示手段18a〜18cに対応して20a〜20cの符号を用いて区別する)は、例えばステッピングモータ等により構成されており、その駆動軸を左右方向に向けた状態で図柄表示リール19内に配置され、支持体22の内面側に着脱自在に固定されている。
【0019】
照明手段21は、図柄表示リール19をその内側から照明するもので、後述する表示窓36a〜36cに表示される複数(例えば3個)の図柄に対応して配置された複数(例えば3個)のランプ27と、これらランプ27を支持するランプ支持体28とを備え、例えばランプ支持体28が支持体22に着脱自在に固定されている。
【0020】
支持体22は、図柄表示リール19、リール回転駆動手段20、照明手段21等を直接的又は間接的に支持するもので、例えば正面視略コの字型に一体形成されており、その底板部において下枠板5d上に着脱自在に固定されている。
【0021】
なお、図柄変動表示装置11は、下枠板5d上に限らず、上部ユニット2内の例えば裏板5e、上枠板5c、側枠板5a,5b、上部前面パネル7等に装着してもよい。また、3つの図柄変動表示手段18a〜18cを1つのユニットとして構成し、そのユニットの状態で下枠板5d等の所定部位に着脱自在に装着してもよい。
【0022】
主制御基板12は、主として遊技に関する制御を行うもので、図柄変動表示装置11による図柄組み合わせゲームに関する抽選を行う抽選手段等を備え、基板ケース12aに収納された状態で上部ユニット2内の所定位置、例えば裏板5eの前面側に着脱可能に装着されている。
【0023】
副制御基板13は、主制御基板12側の抽選手段による抽選結果等に基づいて音声、ランプ、画像等による所定の演出を行うもので、基板ケース13aに収納された状態で上部ユニット2内の所定位置、例えば右側枠板5bの内面側に着脱可能に装着されている。
【0024】
上部中継基板14は、上部ユニット2側の主制御基板12、副制御基板13等と下部ユニット3側の各部、例えばメダル払い出し装置15、電源ユニット16等とを電気的に接続するに際しそれを中継するもので、1又は複数のコネクタ14aを備えており、下部ユニット3上に上部ユニット2を装着した状態で、例えば下部ユニット3側の下部中継基板17から延びるリード線のコネクタ17aを着脱自在に結合可能となっている。なお、上部中継基板14は、基板ケース14bに収納された状態で上部ユニット2内の所定位置、例えば左側枠板5aの内面側に着脱可能に装着されている。
【0025】
上部前面パネル7には、上部装飾パネル部31と表示パネル部32とが上下に設けられている。上部装飾パネル部31は、例えばその前面側が略鉛直方向の平面状に形成されており、例えばその上部側に演出ランプ33が、下部側に上部装飾領域34が設けられている。上部装飾領域34には、例えばその機種に固有のキャラクター等の装飾が施された装飾板35がその裏側に設けられた爪等により着脱自在に装着されている。
【0026】
表示パネル部32は、上部装飾パネル部31の下縁側から前下がりの傾斜状に形成されており、その前側には、図柄表示リール19a〜19cに対応する3つの表示窓36a〜36cが左右方向に配置されている。各表示窓36a〜36cは、夫々図柄表示リール19a〜19cの連続する複数、例えば3個の図柄を同時に表示できるように縦長矩形状に形成されている。なお、この表示窓36a〜36cは、例えば表示パネル部32の合成樹脂製のパネル板32aに形成された無色透明部分により構成されている。
【0027】
本実施形態では、例えば横方向に3本の入賞ラインL1〜L3が、斜め方向に2本の入賞ラインL4,L5が夫々設定されている。なお、パネル板32aには、各入賞ラインL1〜L5を示す入賞ライン表示線を、有効ライン数に応じて発光表示するように構成してもよい。
【0028】
続いて下部ユニット3側の構成を説明すると、メダル払い出し装置15は、遊技媒体の一例としてのメダルを貯留するメダルホッパー41と、メダルを払い出す払い出し手段42等を備えている。
【0029】
払い出し手段42は、メダルホッパー41内のメダルを払い出すためのもので、メダルホッパー41の下部側に設けられ、モータ等の駆動手段43によりメダルホッパー41内の回転体(図示省略)を駆動して、メダル払い出し口44から前側へとメダルを払い出すようになっている。
【0030】
電源ユニット16は、主制御基板12、副制御基板13等を介して遊技機各部に電源を供給するためのものである。
【0031】
下部中継基板17は、下部ユニット3側のメダル払い出し装置15や、下部前面パネル8側に設けられた後述する各種操作手段、表示手段等と上部ユニット2側の主制御基板12、副制御基板13等とを電気的に接続するに際しそれを中継するもので、図7等に示すようにリード線が引き出されており、その先端側には上部中継基板14側のコネクタ14aに着脱自在に結合可能な1又は複数のコネクタ17aが設けられている。なお、下部中継基板17は、基板ケース17bに収納された状態で下部ユニット3内の所定位置、例えば左側枠板6aの内面側に着脱可能に装着されている。
【0032】
下部前面パネル8には、操作表示パネル部45とメダル受け皿46とが上下に配置されている。操作表示パネル部45は、例えば前側に膨出状に設けられており、その上部側に操作表示部47が、下部側に下部装飾パネル部48が、夫々設けられている。
【0033】
操作表示部47の上面側には、例えばその左右方向中央部分にクレジット表示手段51、獲得メダル表示手段52、及び演出表示手段53が、左端側に1BETボタン54及びマックスBETボタン55が、右端側にメダル投入口(遊技媒体投入口)56、及び返却ボタン56aが設けられている。
【0034】
メダル投入口56は、メダルを1枚ずつ投入可能に構成されており、投入されたメダルは、下部前面パネル8の裏側に配置されたメダル選別手段57で正否の判別を受けた後、正規のメダルのみがメダル検出スイッチ57aで検出されてメダル案内通路58を介してメダル払い出し装置15のメダルホッパー41に案内され、不正メダル等は返却通路59を介してメダル受け皿46側に返却されるようになっている。なお、このメダル投入口56は、複数枚のメダルを一括投入可能な構成としてもよい。返却ボタン56aは、メダル投入口56内に詰まったメダルを返却通路59を介してメダル受け皿46に返却させるためのものである。
【0035】
1BETボタン54及びマックスBETボタン55は、メダルがクレジットされている場合に、メダル投入口56へのメダル投入に代えてクレジットからメダルをベットするためのもので、1回の操作につき夫々1枚及び3枚等のメダルをベットできるようになっている。
【0036】
クレジット表示手段51は、クレジットされているメダル枚数を表示するためのもので、例えば7セグメント式の表示手段により構成されている。また、獲得メダル表示手段52は、そのゲームで獲得したメダル枚数を表示するためのもので、例えば7セグメント式の表示手段により構成されている。
【0037】
演出表示手段53は、画像表示による演出を行うためのもので、例えば液晶式の表示手段により構成されており、副制御基板13側の演出制御手段の制御により各種動画、静止画等を表示可能となっている。
【0038】
また、操作表示部47の前面側には、例えばその左端側にクレジット/払い出し切換ボタン(C/Pボタン)61及びスタートレバー62が、略中央部分にストップボタン63a〜63cが設けられている。
【0039】
C/Pボタン61は、獲得したメダルをクレジットするか、或いは払い出すかの設定を択一的に切り換えるためのものである。スタートレバー62は、図柄表示リール19a〜19cの変動(回転)を開始させるためのもので、例えば上下方向に揺動可能に構成されている。ストップボタン63a〜63cは、各図柄表示リール19a〜19cの変動(回転)を個別に停止させるためのもので、各図柄表示リール19a〜19cに対応してその下側に夫々配置されている。
【0040】
なお、1BETボタン54、マックスBETボタン55、C/Pボタン61、スタートレバー62、ストップボタン63a〜63cが操作手段の一例である。
【0041】
下部装飾パネル部48の前側には下部装飾領域64が設けられている。この下部装飾領域64には、例えばその機種に固有のキャラクター、機種名、入賞確率等の装飾が施された装飾板65が着脱自在に装着されている。
【0042】
メダル受け皿46は、操作表示パネル部45の下側に横長状に配置され、その左右方向略中央部分にメダル排出口66が設けられている。メダル排出口66は、メダル案内樋66aを介してメダル払い出し口44と返却通路59とに夫々連通しており、払い出し手段42から払い出されたメダル、及び返却通路59を介して返却されたメダルをメダル受け皿46側に排出するようになっている。また、メダル受け皿46の近傍には、1又は複数個のスピーカ67が、下部前面パネル8の裏面側から装着されている。
【0043】
スライド着脱機構4は、上部ユニット2を下部ユニット3に対して相対的に前後方向にスライドさせることにより上部ユニット2を下部ユニット3に対して着脱させるためのもので、図3〜図6等に示すように、上部ユニット2と下部ユニット3との間に設けられ且つ上部ユニット2を下部ユニット3に対して前後方向に案内するスライド案内手段71と、このスライド案内手段71により案内されて上部ユニット2が下部ユニット3上の装着位置にきたときにその前後方向への移動を規制する位置決め手段72と、上部ユニット2を下部ユニット3上に装着した状態で解除可能に固定するロック手段73と、位置決め手段72による規制を解除するための位置決め解除手段74とを備えている。
【0044】
スライド案内手段71は、図3及び図4に示すように、下部ユニット3の上枠板6cの上面側に前後方向に配設された支持案内レール75と、上部ユニット2の下枠板5dの下面側に下部ユニット3側の支持案内レール75に対応するように前後方向に配設された被支持案内レール76とを備え、遊技機筐体1の左右方向に複数組、例えば左右両端側に夫々1組ずつ設けられている。即ち、スライド案内手段71は、上部ユニット2の下部側の一部と下部ユニット3の上部側の一部とで構成されている。
【0045】
支持案内レール75は、前後方向に複数配列されたボール77と、これらのボール77を任意方向に回動可能な状態で前後方向一列状に保持するボール保持レール78とで構成されており、例えば少なくともボール77の上部側の一部が上枠板6cの表面よりも上側に突出した状態で上枠板6c上に固定されている。
【0046】
なお、支持案内レール75は、下部ユニット3側の上枠板6cの後端部から前端部近傍まで設けられているが、例えば上枠板6cの後端側から前端側の略全体にわたって設けてもよく、また上枠板6cの後端側近傍から前端側近傍にわたって設けてもよい。また、上枠板6cの後端側から前端側にかけて間欠的に複数設けてもよい。
【0047】
被支持案内レール76は、その下部側に支持案内レール75側のボール77の上端側が嵌合可能な溝部76aを備え、上部ユニット2側の下枠板5dの後端部から前端部近傍にわたって配設されている。ボール77の上端側が溝部76aに嵌合するように被支持案内レール76を支持案内レール75の上側に乗せると、ボール77の回動により被支持案内レール76は支持案内レール75上を前後方向にスムーズに案内される。
【0048】
なお、上部ユニット2側の裏板5eには、被支持案内レール76の後端側に対応して、支持案内レール75が前後方向に通過可能な切り欠き部79が形成されている。
【0049】
位置決め手段72は、図3,図5等に示すように、下部ユニット3側の上枠板6cに設けられ且つ上下方向摺動自在な位置決め部材81と、この位置決め部材81を、その上端側が上枠板6cの上側に突出する「突出状態」と上枠板6cの上面側よりも下側に待避する「待避状態」との間で上下方向摺動自在に保持する位置決め保持手段82と、位置決め部材81を「突出状態」側に弾性付勢する付勢手段83とを備え、複数、例えば下部ユニット3の左右両端側に夫々1つずつ設けられている。
【0050】
位置決め部材81は、例えば上下方向の丸棒状に形成されており、例えば上枠板6cを上下に貫通する貫通孔84に上下方向摺動自在に嵌合している。位置決め部材81には、その上端部前側に前下がり状の傾斜部81aが設けられており、また上下方向の所定位置には、突起部81bが例えば前後2カ所に設けられている。
【0051】
位置決め保持手段82は、例えば上枠板6cの貫通孔84の下側に設けられ、位置決め部材81が嵌合可能な上下方向の筒状に形成されている。位置決め保持手段82の下端側は略閉鎖されており、その内部には位置決め部材81を上向きに弾性付勢するコイルバネ等の付勢手段83が装着されている。
【0052】
位置決め保持手段82には、位置決め部材81側の突起部81bが嵌合する長孔状のガイド孔85が上下方向に形成されており、位置決め部材81を「突出状態」と「待避状態」との間で案内するようになっている。
【0053】
また、上部ユニット2側の下枠板5dには、上部ユニット2が下部ユニット3上の装着位置にあるときに位置決め部材81が下側から嵌合可能な位置決め孔86が設けられている。なお、本実施形態では位置決め孔86を下枠板5dの上側に貫通するように形成したが、位置決め孔86は位置決め部材81が下側から嵌合可能であればよく、下枠板5dの上側に貫通しないように形成してもよい。
【0054】
更に、上部ユニット2の下面側後端部には、位置決め部材81側の傾斜部81aに対応する前下がり状の傾斜案内面87が形成されている。傾斜案内面87は、下部ユニット3上で上部ユニット2を後向きにスライドさせる際に、上部ユニット2の後端側が「突出状態」の位置決め部材81に前側から当接したとき、位置決め部材81側の傾斜部81aの上側にスムーズに乗り上げて位置決め部材81を押し下げるためのものである。
【0055】
位置決め解除手段74は下部ユニット3側に設けられており、図3,図4等に示すように、例えば左右の位置決め手段72の略中間に配置され且つ遊技機筐体1の前側から解除操作可能な解除操作部91と、位置決め手段72の近傍に夫々配置され且つ解除操作部91側の解除操作と連動して位置決め手段72を解除側に案内する解除案内部92とを備えている。
【0056】
解除操作部91は、左右方向に配置され且つその端部が解除案内部92に連結された連結杆93と、この連結杆93を左右方向に摺動自在に保持する連結杆保持部94とを備え、例えば下部ユニット3の上枠板6cの下面側に着脱自在に固定されている。
【0057】
連結杆保持部94は、例えば左右方向に長い扁平な筒状に形成されており、連結杆93がその内部を左右に摺動自在に貫通している。また、連結杆93にはその前側に突起状の操作部95が設けられ、連結杆保持部94の前側にはその操作部95が左右方向摺動自在に嵌合する横長状のガイド孔96が形成されている。
【0058】
解除案内部92は、位置決め手段72の前後両側に配置される挟板部97と、それら狭板部97を解除操作部91側で前後に連結する連結板部98とを一体に備えた平面視コの字型に形成されており、連結杆93の両端側に夫々連結板部98が固着されている。
【0059】
狭板部97には、夫々長孔状のガイド孔97aが右下がり(又は右上がり)に形成されており、そのガイド孔97aに位置決め部材81の突起部81bが嵌合している。
【0060】
位置決め部材81が「突出状態」にあるとき、位置決め部材81の突起部81bはガイド孔97aの最上部に位置し、また連結杆93の操作部95はガイド孔96の右端側に位置するようになっている。この状態から操作部95をガイド孔96に沿って左方向に操作すると、連結杆93及び解除案内部92が左方向に移動する。このとき、突起部81bはガイド孔97aに沿って下向きに案内され、これにより位置決め部材81は「突出状態」から「待避状態」に移動し、上部ユニット2の下部ユニット3に対する前後方向の位置決め状態は解除される。
【0061】
なお、位置決め解除手段74は、遊技機筐体1の前側から容易に解除操作ができるように、少なくともその解除操作部91については下部ユニット3のできるだけ前側に設けることが望ましい。
【0062】
ロック手段73は下部ユニット3側に設けられており、図3〜図6等に示すように、下部ユニット3の後端側近傍に配置される1又は複数、例えば左右一対の後部ロック手段73aと、下部ユニット3の前端側近傍に配置される1又は複数、例えば左右一対の前部ロック手段73bとで構成されている。
【0063】
後部ロック手段73aは、下部ユニット3の上枠板6cの上面側に上向きに突出する例えば円柱状の固定連結部材101と、この固定連結部材101の上端側に上下方向の軸廻りに回動可能に装着された締結具102とを備えている。
【0064】
固定連結部材101の少なくとも上端側近傍には例えばネジ溝が形成され、締結具102はその固定連結部材101の上端側に螺合されている。また、固定連結部材101の上枠板6c上面側への突出長さは、少なくとも上部ユニット2の下枠板5dの板厚よりも大きく形成されている。また、締結具102は、固定連結部材101に対して、その下面側と上枠板6c上面側との距離が上部ユニット2の下枠板5dの板厚と一致する位置を挟む所定の幅で締緩可能となっている。
【0065】
前部ロック手段73bは、例えば円柱状の固定連結部材103と、固定連結部材103の一端側にその固定連結部材103の長手方向の軸廻りに回動可能に装着された締結具104とを備えている。固定連結部材103の端部近傍には例えばネジ溝が形成され、締結具104はその固定連結部材103の一端側に螺合されている。
【0066】
固定連結部材103は、締結具104の装着側とは反対側の端部において、左右方向の回転軸103a廻りに揺動可能な状態で下部ユニット3の上枠板6cの前縁部に装着されている。固定連結部材103は、鉛直上向きの「ロック可能位置」と、略鉛直下向きの「ロック解除位置」との間で上枠板6cの前側に揺動自在となっている。
【0067】
また、固定連結部材103は、「ロック可能位置」にあるとき、その上枠板6c上面側への突出長さが、少なくとも上部ユニット2の下枠板5dの板厚よりも大きくなるように形成されている。また、締結具104は、「ロック可能位置」にある固定連結部材103に対して、その下面側と上枠板6c上面側との距離が上部ユニット2の下枠板5dの板厚と一致する位置を挟む所定の幅で締緩可能となっている。
【0068】
上部ユニット2側の下枠板5dの後部側には、後部ロック手段73aに対応する切り欠き溝105が、下枠板5dの後縁側から前向きに所定長さで形成されている。この切り欠き溝105の左右方向幅は、固定連結部材101と略同じか若干大きく形成されている。更に、上部ユニット2側の裏板5eには、後部ロック手段73aが前後に通過可能な通過孔106が設けられている。
【0069】
また、上部ユニット2側の下枠板5dの前部側には、前部ロック手段73bに対応する切り欠き溝107が、下枠板5dの前縁側から後ろ向きに所定長さで形成されている。この切り欠き溝107の左右方向幅は、固定連結部材103と略同じか若干大きく形成されている。
【0070】
以上のようなスロットマシンにおいて、下部ユニット3に対して上部ユニット2を着脱する際の一連の動作について図8を参照しつつ説明する。
【0071】
上部ユニット2が取り外された状態では、下部ユニット3側では、位置決め手段72の位置決め部材81は付勢手段83により上向きに付勢されて「突出状態」となり、前部ロック手段73bは「ロック解除位置」、即ち上枠板6cよりも下側に収容された状態となっている。
【0072】
下部ユニット3上に上部ユニット2を装着する際には、まず上部ユニット2を持ち上げて、その後端側を下部ユニット3の上側前部に乗せる(図8(A))。このとき、上部ユニット2と下部ユニット3の幅方向を互いに合わせて、下部ユニット3側の支持案内レール75上に上部ユニット2側の被支持案内レール76が合致するようにする。
【0073】
この状態から、上部ユニット2を後方に押すと、上部ユニット2はスライド案内手段71に案内されて下部ユニット3上を後ろ向きにスムーズに摺動する。そして、上部ユニット2の後端側が下部ユニット3側の位置決め部材81に当接すると、上部ユニット2側の傾斜案内面87が位置決め部材81側の傾斜部81aにスムーズに乗り上げ、位置決め部材81は付勢手段83の付勢力に抗して押し下げられて「待避状態」となる(図8(B))。
【0074】
更に上部ユニット2を後方に押してゆくと、下部ユニット3側の後部ロック手段73aが上部ユニット3側の通過孔106を前向きに通過して切り欠き溝105に後側から嵌合し、更に上部ユニット2が所定の装着位置に到達したとき、位置決め部材81と上部ユニット2側の位置決め孔86とが一致して、位置決め部材81が「突出状態」に移動して位置決め孔86に嵌合する(図8(C))。これにより、上部ユニット2は下部ユニット3上の装着位置において前後左右方向に位置決めされる。
【0075】
続いて、上部ユニット2側の上部前面パネル7と下部ユニット3側の下部前面パネル8とを共に開放する。そして、後部ロック手段73a側の締結具102を締め付け、また前部ロック手段73bを「ロック解除位置」から「ロック可能位置」まで前向きに揺動させて固定連結部材103を上部ユニット2側の切り欠き溝107に前側から嵌合させた後、締結具104を締め付ける(図8(C))。これにより、上部ユニット2は下部ユニット3に対して前後左右に続いて上下方向にもロックされ、完全に結合した状態となる。
【0076】
更に、下部ユニット3側の下部中継基板17側のリード線を連通空間Aを介して上側に引き上げ、そのコネクタ17aを上部ユニット2側の上部中継基板14側のコネクタ14aに結合する。これにより、上部ユニット2と下部ユニット3とが電気的に接続される。
【0077】
その後、上部前面パネル7と下部前面パネル8とを共に閉じれば、下部ユニット3に対する上部ユニット2の装着作業が完了する(図8(D))。
【0078】
逆に、下部ユニット3上から上部ユニット2を取り外す際には次のような手順で行えばよい。即ち、まず上部前面パネル7と下部前面パネル8とを開放して、下部中継基板17側からの配線のコネクタ17aを上部中継基板14側のコネクタ14aから取り外す。そして、後部ロック手段73a側の締結具102を緩め、また締結具104を緩めて前部ロック手段73bを「ロック可能位置」から「ロック解除位置」まで下向きに揺動させ、上下方向のロックを解除する。
【0079】
そして、位置決め解除手段74の操作部95を左向きにスライドさせ、位置決め部材81を「突出状態」から「待避状態」まで移動させて前後方向の規制を解除し、その状態を保持したままで上部ユニット2を前向きに引き出す。上部ユニット2を少し引き出せば、位置決め部材81は上部ユニット2の下面側により「待避状態」で保持されるため、操作部95から手を離して上部前面パネル7と下部前面パネル8とを共に閉じた後、上部ユニット2を更に前向きに引き出せばよい。
【0080】
以上説明したように、本実施形態では、遊技機筐体1は、メダル払い出し装置15を収納した下部ユニット3と、図柄変動表示装置11を収納した上部ユニット2とで構成され且つそれら下部ユニット3と上部ユニット2とは互いに着脱可能であり、その着脱の際に上部ユニット2を下部ユニット3に対して相対的に前後方向にスライドさせるスライド案内手段71を備えているため、上部ユニット2を下部ユニット3に対して着脱する際には上部ユニット2を前後にスライドさせればよく、例えば下部ユニット3側を遊技島側に装着した状態であっても上部ユニット2の着脱を行うことができるなど、例えば上部ユニット2の交換による機種変更時等の作業をより容易に行うことができる。
【0081】
下部ユニット3側に、図柄変動表示装置11の変動開始/変動停止や遊技媒体の投入等に関する操作を行う操作手段としての1BETボタン54、マックスBETボタン55、C/Pボタン61、スタートレバー62、ストップボタン63a〜63c、メダルを投入するためのメダル投入口56、及びメダルの獲得/貯留状態等に関する表示を行う表示手段としてのクレジット表示手段51、獲得メダル表示手段52を設けているため、上部ユニット2のみの交換による機種変更を行う場合に、機種の違いに依存することが少ないそれら操作手段等をそのまま残すことができ、機種変更時の低コスト化が可能である。
【0082】
上部ユニット2及び下部ユニット3には、その前側を開閉可能に覆う上部前面パネル7及び下部前面パネル8を設けているため、上部ユニット2と下部ユニット3とを個別に開閉することができる。
【0083】
図柄組み合わせゲームに関する抽選手段を備えた主制御基板12と、抽選手段による抽選結果に基づいて所定の演出を行う演出制御手段を備えた副制御基板13とを備え、下部ユニット3に、主制御基板12、副制御基板13等に電源を供給する電源ユニット16を設けているため、遊技内容とは無関係の電源ユニット16を下部ユニット3側に設けることで機種交換変更時の更なる低コスト化が可能となる。また、主制御基板12を上部ユニット2側に設けているため、上部ユニット2側の交換のみで遊技内容の異なる機種に容易に変更することができる。
【0084】
表示による演出を行う表示演出手段53を下部ユニット3に設け、これを制御する副制御基板13を上部ユニット2側に設けているため、機種変更時の更なる低コスト化が可能となる。
【0085】
上部ユニット2を下部ユニット3上に装着した状態でロックするロック手段73を備えているため、上部ユニット2と下部ユニット3とを容易且つ確実に結合させ、また容易に分離することができる。
【0086】
スライド案内手段71により上部ユニット2が下部ユニット3上の装着位置にきたときにその前後方向への移動を規制する位置決め手段72と、この位置決め手段72による規制を解除する位置決め解除手段74とを備えているため、上部ユニット2の所定の装着位置への位置決めを容易に行うことができると共にその解除も容易であり、上部ユニット2の下部ユニット3に対する着脱を更に容易に行うことができる。
【0087】
図9〜図11は本発明の第2の実施形態を例示し、下部ユニット3を、下部第1ユニット3aと、この下部第1ユニット3aの上側に着脱可能に装着される下部第2ユニット3bとで構成した例を示している。
【0088】
下部第1ユニット3a及び下部第2ユニット3bは、図9,図10等に示すように、夫々前側が開放した矩形箱状の下部第1本体ケース111及び下部第2本体ケース112と、これら本体ケース111,112の前側に夫々配置された矩形状の下部第1前面パネル113及び下部第2前面パネル114(共に開閉扉の一例)とを備えている。
【0089】
下部第1本体ケース111は、左右一対の左側枠板111a及び右側枠板111bと、これら側枠板111a,111bの上下両端を夫々左右方向に連結する上枠板111c及び下枠板111dとを備え、その後側は裏板111eにより略閉鎖されている。同様に、下部第2本体ケース112は、左右一対の左側枠板112a及び右側枠板112bと、これら側枠板112a,112bの上下両端を夫々左右方向に連結する上枠板112c及び下枠板112dとを備え、その後側は裏板112eにより略閉鎖されている。
【0090】
前面パネル113,114は、夫々左右一端側に配置された上下一対のヒンジを介して本体ケース111,112に対して開閉自在に装着されている。
【0091】
また、下部第2ユニット3b側の下枠板112dと、下部第1ユニット3a側の上枠板111cとは、図9に示すように、その前縁側が側枠板112a,112b,111a,111bの前縁側よりも後方に若干後退した位置となるようにその前後方向幅が側枠板112a,112b,111a,111bよりも短く形成されており、下枠板112d及び上枠板111cと下部第2前面パネル114及び下部第1前面パネル113との間には、下部第2ユニット3bと下部第1ユニット3aとを結合したときに上下に連通する連通空間Bが形成されている。
【0092】
なお、上部ユニット2側の構成、及び上部ユニット2と下部ユニット3との間のスライド着脱機構4の構成については第1の実施形態と同様とし、その詳しい説明は省略する。
【0093】
下部第2ユニット3b側には、図11等に示すように、下部ユニット3と上部ユニット2との間のスライド着脱機構4のうち、下部ユニット3側に装着される部分、例えば支持案内レール75、位置決め手段72、ロック手段73、位置決め解除手段74等が設けられている。即ち、上部ユニット2は、スライド着脱機構4により、下部第2ユニット3bに対して着脱自在に装着されるようになっている。
【0094】
更に、下部第2ユニット3b内には、図11等に示すように、上部ユニット2側の上部中継基板14、及び下部第1ユニット3a側の下部第1中継基板116と電気的に接続される下部第2中継基板115が設けられている。下部第2中継基板115からはリード線が引き出され、その先端側には上部中継基板14側のコネクタ14aに着脱自在に結合可能な1又は複数のコネクタ115aが設けられている。更に、下部第2中継基板115は1又は複数のコネクタ115cを備えており、下部第1ユニット3a上に下部第2ユニット3bを装着した状態で、下部第1ユニット3a側の下部第1中継基板116から延びるリード線のコネクタ116aを着脱自在に結合可能となっている。
【0095】
なお、下部第2中継基板115は、基板ケース115bに収納された状態で下部第2ユニット3b内の所定位置、例えば左側枠板112aの内面側に着脱可能に装着されている。
【0096】
一方、下部第1ユニット3a側には、メダル払い出し装置(遊技媒体払い出し装置)15、電源ユニット(電源手段)16、下部第1中継基板116等が収納されている。
【0097】
下部第1中継基板116は、下部第2ユニット3b側の下部第2中継基板115と電気的に接続されるもので、リード線が引き出され、その先端側には下部第2中継基板115側のコネクタ115cに着脱自在に結合可能な1又は複数のコネクタ116aが設けられている。なお、下部第1中継基板116は、基板ケース116bに収納された状態で下部第1ユニット3a内の所定位置、例えば左側枠板111aの内面側に着脱可能に装着されている。
【0098】
また、下部第2ユニット3b側の下部第2前面パネル114の前側には、第1の実施形態における操作表示パネル部45のうち、クレジット表示手段51、獲得メダル表示手段52、演出表示手段53、1BETボタン54、マックスBETボタン55、メダル投入口56、返却ボタン56a等が設けられた操作表示部47が配置されており、下部第1ユニット3a側の下部第1前面パネル113の前側には、第1の実施形態における操作表示パネル部45のうちの下部装飾パネル部48、メダル受け皿46等が設けられている。
【0099】
メダル投入口56から投入されたメダルをメダルホッパー41側、メダル受け皿46側に夫々案内するメダル案内通路58、返却通路59については、例えばその全てを下部第2前面パネル114又は下部第1前面パネル113の何れか一方、例えば下部第2前面パネル114側に設けてもよいし、それらメダル案内通路58、返却通路59を上流側と下流側とに分断してその上流側部分を下部第2前面パネル114側に、下流側部分を下部第1前面パネル113側に設け、下部第2前面パネル114と下部第1前面パネル113とを閉じたときにそれら上流側部分と下流側部分とが互いに連通するようにしてもよい。
【0100】
なお、メダル選別手段57、メダル検出スイッチ57aについてはメダル案内通路58の配置に応じて適当な位置に設ければよい。また、メダル案内樋66aは下部第1前面パネル113側に設けられている。
【0101】
下部第2ユニット3bは、下部第1ユニット3aの上側に、着脱機構117により着脱自在に装着されている。着脱機構117は、後部係合手段118と前部ロック手段119とを備えている。
【0102】
後部係合手段118は、下部第1ユニット3a側の上枠板111c上の後部に1又は複数、例えば左右両側に1個ずつ設けられ、例えば前向きの鉤型に形成されている。下部第2ユニット3b側の下枠板112dには、後部係合手段118に対応して係合孔120が形成されている。係合孔120は、後部係合手段118が上下に貫通可能な大きさに形成されており、その前縁側が後部係合手段118が後側から係合可能な係合受け部120aとなっている。
【0103】
なお、後部係合手段118及び係合孔120は、後部係合手段118を係合孔120側の係合受け部120aに係合させたとき、下部第2ユニット3bが下部第1ユニット3a上の所定の装着位置に位置決めされるように形成されている。
【0104】
前部ロック手段119は、下部ユニット3と上部ユニット2とをロックする前部ロック手段73bと略同一に形成されており、例えば円柱状の固定連結部材121と、固定連結部材121の一端側にその固定連結部材121の長手方向の軸廻りに回動可能に装着された締結具122とを備えている。固定連結部材121の端部近傍には例えばネジ溝が形成され、締結具122はその固定連結部材121の一端側に螺合されている。
【0105】
固定連結部材121は、締結具122の装着側とは反対側の端部において、左右方向の回転軸121a廻りに揺動可能な状態で下部第1ユニット3aの上枠板111cの前縁部に装着されている。固定連結部材121は、少なくとも鉛直上向きの「ロック可能位置」と、略鉛直下向きの「ロック解除位置」との間で上枠板111cの前側に揺動自在となっている。
【0106】
下部第2ユニット3b側の下枠板112dの前部側には、前部ロック手段119に対応する切り欠き溝123が、下枠板112dの前縁側から後ろ向きに所定長さで形成されている。この切り欠き溝123の左右方向幅は、固定連結部材121と略同じか若干大きく形成されている。
【0107】
以上のようなスロットマシンにおいて、下部第2ユニット3bの下部第1ユニット3aへの着脱は、例えば下部第2ユニット3bから上部ユニット2を取り外した状態で行う。上部ユニット2の着脱手順については第1の実施形態と同様のため説明は省略する。
【0108】
下部第2ユニット3bを下部第1ユニット3a上に装着する際には、図11(A)→(B)のように、下部第1ユニット3a側の後部係合手段118を下部第2ユニット3b側の係合孔120に嵌合させつつ、下部第2ユニット3bを下部第1ユニット3a上に載置し、下部第2ユニット3bを後ろ向きに摺動させる。これにより、後部係合手段118が係合孔120の係合受け部120aに係合し、下部第2ユニット3bは所定の装着位置に位置決めされる。
【0109】
続いて、下部第2ユニット3b側の下部第2前面パネル114と下部第1ユニット3a側の下部第1前面パネル113とを共に開放する。そして、前部ロック手段119を「ロック解除位置」から「ロック可能位置」まで前向きに揺動させて固定連結部材121を下部第2ユニット3b側の切り欠き溝123に前側から嵌合させた後、締結具122を締め付ける。これにより、下部第2ユニット3bは下部第1ユニット3aに対して前後左右及び上下方向にロックされ、完全に結合した状態となる。
【0110】
更に、下部第1ユニット3a側の下部第1中継基板116側のリード線を連通空間Bを介して上側に引き上げ、そのコネクタ116aを下部第2ユニット3b側の下部第2中継基板115側のコネクタ115aに結合する。これにより、下部第2ユニット3bと下部第1ユニット3aとが電気的に接続される。
【0111】
その後、下部第2前面パネル114と下部第1前面パネル113とを共に閉じれば、下部第1ユニット3aに対する下部第2ユニット3bの装着作業が完了する。
【0112】
下部第2ユニット3bを下部第1ユニット3aから取り外す際には、上述した装着時と全く逆の手順で行えばよい。
【0113】
以上のように、本実施形態では、下部ユニット3を、メダル払い出し装置15を収納した下部第1ユニット3aと、この下部第1ユニット3aの上側に着脱可能に装着された下部第2ユニット3bとで構成し、下部第2ユニット3bに、操作手段としての1BETボタン54、マックスBETボタン55、C/Pボタン61、スタートレバー62、ストップボタン63a〜63c、メダルを投入するためのメダル投入口56、及びメダルの獲得/貯留状態等に関する表示を行う表示手段としてのクレジット表示手段51、獲得メダル表示手段52を設けているため、例えばそれら操作手段等が損傷した場合や、機種変更時にそれら操作手段等も同時に変更したい場合には、メダル払い出し装置15等を備えた下部第1ユニット3aを残して、下部第2ユニット3bのみ、或いは上部ユニット2及び下部第2ユニット3bを交換することができ、機種交換時の低コスト化を図りつつ種々の状況に柔軟に対応できる利点がある。
【0114】
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、スライド着脱機構4を構成するスライド案内手段71は、下部ユニット3に対して上部ユニット2を前後方向に容易にスライドさせることが可能な構成であればどのようなものでもよい。例えば、支持案内レール75側にはボール77ではなく車輪等を設けてもよい。また、ボール77や車輪等のスライド補助手段を設けず、支持案内レール75と被支持案内レール76とを単に前後方向に摺動させるように構成してもよい。ボール77や車輪等は下部ユニット3側の支持案内レール75側ではなく上部ユニット2側の被支持案内レール76側に設けてもよい。
【0115】
位置決め手段72は、実施形態に示したものに限られず、例えば上部ユニット2又は下部ユニット3側に設けた車輪が下部ユニット3又は上部ユニット2側に設けた凹部に嵌合することにより前後方向に位置決めするもの等であってもよい。
【0116】
また、ロック手段73についても、実施形態に示したものに限られるものではなく、下部ユニット3に対して上部ユニット2を確実に固定できるものであればどのような構成を採用してもよい。例えば、ソレノイド等の電気的可動手段によりロックするものであってもよい。
【0117】
位置決め手段72、位置決め解除手段74、ロック手段73等は、その全て若しくは一部を上部ユニット2側に設けてもよい。ロック手段73をロック状態で封印する封印手段を設けてもよい。
【0118】
上部ユニット2と下部ユニット3との間の電気的接続手段としては、例えば上部ユニット2側と下部ユニット3側とに互いに対応するコネクタを設け、上部ユニット2が下部ユニット3上をスライドして所定の装着位置にきたときに、それらコネクタ同士が自然に結合するようにしてもよい。これにより、手作業でコネクタを接続する必要がなく、ユニットの着脱作業がより容易となる。なお、下部第1ユニット3aと下部第2ユニット3bとの間の電気的接続手段についても同様に構成してもよい。
【0119】
遊技機筐体1の前側を開閉する前面パネルを、上部ユニット2と下部ユニット3とに跨って設けてもよい。この場合、前面パネルは上部ユニット2側に装着してもよいし、下部ユニット3側に装着してもよい。
【0120】
第1の実施形態の場合、下部前面パネル部8を上下方向に複数に分割して設け、夫々を個別に開閉可能としてもよい。例えば、下部前面パネル部8を、操作表示部47とそれよりも下側の部分とに2分割してもよいし、操作表示部47と下部装飾パネル部48とメダル受け皿46とに対応する3つの部分に分割してもよい。
【0121】
第2の実施形態の場合、下部第2前面パネル114を上部前面パネル7側に一体に設けてもよい。
【0122】
操作手段としての1BETボタン54、マックスBETボタン55、C/Pボタン61、スタートレバー62、ストップボタン63a〜63c、メダルを投入するためのメダル投入口56、及びメダルの獲得/貯留状態等に関する表示を行う表示手段としてのクレジット表示手段51、獲得メダル表示手段52、演出表示手段53等は、上部ユニット2側に搭載してもよい。
【0123】
第1の実施形態の場合、操作手段等を配した操作表示部47部分を下部前面パネル8に対して着脱可能としてもよい。
【0124】
演出表示手段53は、回転ドラム式、ドット式、ベルト式、7セグメント式等の種々の表示手段により構成することができる。また演出表示手段53は上部ユニット2側等、任意の位置に設けることができる。また、演出表示手段53、1BETボタン54等は省略してもよい。
【0125】
第2の実施形態の場合、下部第1ユニット3aと下部第2ユニット3bとの間の着脱機構117を、上部ユニット2と下部ユニット3との間のスライド着脱機構4と略同様の構成として、下部第2ユニット3bを下部第1ユニット3aに対して前後方向に着脱可能な構成としてもよい。
【0126】
上部ユニット2を下部ユニット3上に装着する際に、上部ユニット2が所定のの装着位置にきたときにその後方への移動を規制する規制手段を設けてもよい。この規制手段は、例えば下部ユニット3の上面側後端部に上側に突出する突起物により構成し、上部ユニット2が所定の装着位置にきたときにその上部ユニット2側の所定位置がその突起状の規制手段に前側から当接するように構成することが考えられる。もちろん、それ以外の構成、例えば上部ユニット2側に、所定の装着位置にきたときに下部ユニット3側の所定位置に当接する突起物を設けた構成としてもよい。
【0127】
上部ユニット2と下部ユニット3との間の結合、下部第1ユニット3aと下部第2ユニット3bとの間の結合が正常に完了したときにこれを報知する報知手段を設けてもよい。この報知手段は、例えば位置決め手段72、ロック手段73の何れか一方若しくは両方が正常に結合動作を完了したときにこれを機械的手段、電気的手段により報知するように構成すればよい。
【0128】
例えば、位置決め部材81が位置決め孔86に嵌合したことを検出する第1の検出手段と、ロック手段73がロック状態となったことを検出する第2の検出手段とを設け、報知手段は、それら第1,第2の検出手段からの検出信号に基づいて結合が完了したことをランプ発光、音声出力、表示等により報知するように構成することが考えられる。
【0129】
また、逆に上部ユニット2と下部ユニット3との分離、下部第1ユニット3aと下部第2ユニット3bとの分離が正常に完了したときにこれを報知する報知手段を設けてもよい。
【0130】
上部ユニット2と下部ユニット3との結合と分離とを共に報知する報知手段を設けてもよい。この場合、例えば結合状態でない場合は全て分離状態として、結合状態と分離状態との何れかを択一的に報知するようにしてもよい。
【0131】
更に、実施形態ではスロットマシンを例に挙げて説明したが、図柄を変動表示する図柄変動表示部等を備えた遊技機であれば、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等であっても同様に実施可能である。また、遊技媒体はメダルに限るものではなく、遊技球等を用いてもよい。
【0132】
【発明の効果】
本発明では、遊技機筐体1内に、図柄を変動表示可能な図柄変動表示装置11と、該図柄変動表示装置11による図柄組み合わせゲームの結果に基づいて遊技媒体を払い出す遊技媒体払い出し装置15とを備えた遊技機において、遊技機筐体1は、遊技媒体払い出し装置15を収納した下部ユニット3と、図柄変動表示装置11を収納した上部ユニット2とで構成され且つそれら下部ユニット3と上部ユニット2とは互いに着脱可能であり、その着脱の際に上部ユニット2を下部ユニット3に対して相対的に前後方向にスライドさせるスライド案内手段71を備えているため、上部ユニット2を下部ユニット3に対して着脱する際には上部ユニット2を前後にスライドさせればよく、例えば下部ユニット3側を遊技島側に装着した状態であっても上部ユニット2の着脱を行うことができるなど、所定ユニットの交換時等の作業をより容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すスロットマシンの正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すスロットマシンの側面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す本体ケースの正面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す本体ケースの縦断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す本体ケースの縦断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す本体ケースの縦断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す本体ケースの横断面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す上部ユニットを下部ユニット上に装着する際の手順の説明図である。
【図9】本発明の第2の実施形態を示すスロットマシンの側面図である。
【図10】本発明の第2の実施形態を示す本体ケースの正面図である。
【図11】本発明の第2の実施形態を示す下部第1ユニットと下部第2ユニットとの分解/結合状態の説明図である。
【符号の説明】
1  遊技機筐体
2  上部ユニット
3  下部ユニット
3a 下部第1ユニット
3b 下部第2ユニット
7  上部前面パネル(開閉扉)
8  下部前面パネル(開閉扉)
11  図柄変動表示装置
12  主制御基板
13  副制御基板
15  メダル払い出し装置(遊技媒体払い出し装置)
16  電源ユニット(電源手段)
54  1BETボタン(操作手段)
55  マックスBETボタンボタン(操作手段)
61  C/Pボタン(操作手段)
62  スタートレバー(操作手段)
63a〜63c  ストップボタン(操作手段)
71  スライド案内手段
72  位置決め手段
73  ロック手段
74  位置決め解除手段
113  下部第1前面パネル(開閉扉)
114  下部第2前面パネル(開閉扉)

Claims (8)

  1. 遊技機筐体(1)内に、図柄を変動表示可能な図柄変動表示装置(11)と、該図柄変動表示装置(11)による図柄組み合わせゲームの結果に基づいて遊技媒体を払い出す遊技媒体払い出し装置(15)とを備えた遊技機において、前記遊技機筐体(1)は、前記遊技媒体払い出し装置(15)を収納した下部ユニット(3)と、前記図柄変動表示装置(11)を収納した上部ユニット(2)とで構成され且つそれら下部ユニット(3)と上部ユニット(2)とは互いに着脱可能であり、その着脱の際に前記上部ユニット(2)を前記下部ユニット(3)に対して相対的に前後方向にスライドさせるスライド案内手段(71)を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記下部ユニット(3)側に、前記図柄変動表示装置(11)に関する操作を行う操作手段(54)(55)(61)(62)(63a)〜(63c)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記下部ユニット(3)は、前記遊技媒体払い出し装置(15)を収納した下部第1ユニット(3a)と、該下部第1ユニット(3a)の上側に着脱可能に装着された下部第2ユニット(3b)とで構成され、前記下部第2ユニット(3b)に、前記操作手段(54)(55)(61)(62)(63a)〜(63c)を設けたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記上部ユニット(2)及び前記下部ユニット(3)には、その前側を開閉可能に覆う開閉扉(7)(8)(113)(114)を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記図柄組み合わせゲームに関する抽選手段を備えた主制御基板(12)と、前記抽選手段による抽選結果に基づいて所定の演出を行う演出制御手段を備えた副制御基板(13)とを備え、前記下部ユニット(3)に、前記主制御基板(12)、前記副制御基板(13)等に電源を供給する電源手段(16)を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  6. 前記スライド案内手段(71)は、前記上部ユニット(2)の下部側の一部と前記下部ユニット(3)の上部側の一部とで構成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の遊技機。
  7. 前記上部ユニット(2)を前記下部ユニット(3)上に装着した状態でロックするロック手段(73)を備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の遊技機。
  8. スライド案内手段(71)によって前記上部ユニット(2)が前記下部ユニット(3)上の装着位置にきたときにその前後方向への移動を規制する位置決め手段(72)と、該位置決め手段(72)による規制を解除する位置決め解除手段(74)とを備えたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の遊技機。
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