JP2001232001A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

Info

Publication number
JP2001232001A
JP2001232001A JP2000047099A JP2000047099A JP2001232001A JP 2001232001 A JP2001232001 A JP 2001232001A JP 2000047099 A JP2000047099 A JP 2000047099A JP 2000047099 A JP2000047099 A JP 2000047099A JP 2001232001 A JP2001232001 A JP 2001232001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
mechanism plate
game
back mechanism
payout
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000047099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3192647B1 (ja
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
Priority to JP2000047099A priority Critical patent/JP3192647B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3192647B1 publication Critical patent/JP3192647B1/ja
Publication of JP2001232001A publication Critical patent/JP2001232001A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 払い出し手段の後方への突出量を極力小さく
できると共に、裏機構板の開閉に際しての払い出し手段
の損傷を防止でき、しかも払い出し手段を裏機構板の裏
側から容易に点検できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 前枠4 に着脱自在に装着された遊技盤6
と、該遊技盤6 の裏側に配置された裏機構板15と、遊技
球タンク31からの遊技球を払い出す払い出し手段29とを
備え、前記払い出し手段29を前記裏機構板15とは別に前
枠4 の裏側に着脱自在に装着したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機は、遊技盤の
入賞手段に遊技球が入賞して景品球の払い出し要求があ
った場合、或いは自動球貸し機からの球貸し要求があっ
た場合には、払い出し制御手段の制御により払い出し手
段が作動して、遊技球タンクから球供給通路を経て供給
される遊技球を前枠の上皿へと払い出すようになってい
る。
【0003】従来の弾球遊技機では、遊技球の払い出し
に関係する遊技球タンク、球供給通路、払い出し手段及
び球案内通路は、前枠の裏側に開閉自在に枢着された裏
機構板に装着している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】遊技盤の裏側等を点検
する際には、外枠に枢着部廻りに開閉自在に枢着された
前枠を前側に開放した後、裏機構板を枢着部廻りに裏側
に開放して行う。
【0005】しかし、従来の弾球遊技機では、払い出し
手段を裏機構板の枢着部の近傍側でその裏側に装着して
いるため、払い出し手段の後方への突出量が大になる問
題がある。また払い出し手段の後方への突出量が大にな
るため、前枠を十分に開放していない状態で裏機構板を
裏側に開放した場合、払い出し手段が外枠に接触して損
傷する惧れがある。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、払い出し手段の後方への突出量を極力小さくできる
と共に、裏機構板の開閉に際しての払い出し手段の損傷
を防止でき、しかも払い出し手段を裏機構板の裏側から
容易に点検できる弾球遊技機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前枠4 に着脱
自在に装着された遊技盤6 と、該遊技盤6 の裏側に配置
された裏機構板15と、遊技球タンク31からの遊技球を払
い出す払い出し手段29とを備えた弾球遊技機において、
前記払い出し手段29を前記裏機構板15とは別に前枠4 の
裏側に着脱自在に装着したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図面は本発明の一実施形態を例示
し、図1〜図3において、1 は遊技機本体で、矩形枠状
の外枠2 と、左右方向の一端側で上下一対の枢着部3 を
介して外枠2 の前側に開閉自在に枢着された前枠4 とを
備えている。前枠4 には、その裏側の遊技盤装着枠5 を
介して遊技盤6 が裏側から着脱自在に装着され、また遊
技盤6 の前側にガラス扉7 と前面板8 とが開閉自在に配
置されている。前面板8 には、発射用の遊技球を貯留す
る上皿(打球供給皿)9 が装着されている。
【0009】前枠4 の下部には、余剰球を貯留する下皿
10と、発射手段11の発射ハンドル12とが夫々設けられて
いる。前枠4 の裏側には、上下一対の枢着部13,14 を介
して裏機構板15が遊技盤装着枠5 に開閉自在に枢着さ
れ、この裏機構板15により遊技盤装着枠5 内の遊技盤6
が裏側から押圧されて固定されている。裏機構板15は、
閉状態では遊技盤装着枠5 に複数個の締結手段16により
締結されている。
【0010】遊技盤6 には、前面側にガイドレール17が
装着されると共に、そのガイドレール17内の遊技領域18
に、特別図柄表示手段19を構成する液晶表示手段20、特
別図柄始動手段21、大入賞手段22、その他の遊技部品が
配置され、また裏側には液晶表示手段20等の遊技部品を
裏側から覆う裏カバー23が装着されている。
【0011】裏カバー23の裏側には、主に遊技盤6 側の
遊技動作を制御する主制御手段24と、遊技状態に応じて
遊技盤6 側の遊技部品等の表示ランプを発光制御するラ
ンプ制御手段25と、遊技状態に応じてスピーカからの効
果音を制御する音声制御手段26とが設けられている。な
お、各制御手段24〜26は、内部を透視可能な基板ケース
内に制御基板を収納してなり、その基板ケースが裏カバ
ー23に着脱自在に設けられている。
【0012】遊技盤装着枠5 は門型状であって、遊技盤
6 が裏側から着脱自在に嵌合する受け部27を内周側に備
え、前枠4 の窓孔28を外側から取り囲むように前枠4 の
裏側に固定されている。遊技盤装着枠5 の枢着部13,14
側には、その上下方向の中途部に払い出し手段29が裏側
から取り付けられている。また前枠4 の裏側には、遊技
盤装着枠5 の払い出し手段29の下側近傍から上皿9 及び
下皿10側にわたって通路ユニット39が設けられている。
なお、遊技盤装着枠5 の下部は、前枠4 の裏側に固定さ
れた遊技盤支承板に接続され、この遊技盤支承板により
遊技盤6 を下側から支承するようになっている。
【0013】裏機構板15には、裏カバー23が嵌合する開
口部30が略中央部分に形成され、この開口部30の上側に
遊技球タンク31と球供給通路32の横通路部33が、開口部
30の側方で且つ枢着部13,14 側に切り欠き部34と球供給
通路32の縦通路部35が、開口部30の下側に設置部40が夫
々配置されている。
【0014】遊技盤装着枠5 には、図4〜図7に示すよ
うに、その枢着部13,14 側の縦枠部41の上下方向の中途
部に位置決め部42が凹入状に形成され、遊技盤装着枠5
及び裏機構板15から後方に突出するように、この位置決
め部42に裏側から着脱自在に払い出し手段29が取り付け
られている。従って、払い出し手段29は、遊技盤装着枠
5 を介して前枠4 の裏側に着脱自在に装着されている。
【0015】払い出し手段29は、縦枠部41の位置決め部
42に嵌合してネジ等で着脱自在に固定された払い出しケ
ース43と、この払い出しケース43内に横軸44を介して回
転自在に支持された回転体45と、この回転体45を横軸44
を介して駆動する払い出しモータ46とを備えている。
【0016】払い出しケース43は、回転体45を収容する
払い出し室47と、払い出し室47の上手側に連通する供給
通路部48と、払い出し室47の下手側に連通する払い出し
通路部49と、供給通路部48の下側に連通する回収通路部
50とを備えている。
【0017】供給通路部48及び回収通路部50は、払い出
し室47よりも前側に上下方向に設けられ、また供給通路
部48の下部に、遊技球を払い出し室47側と回収通路部50
側とに切り換え接続するための切り換え手段51が設けら
れている。払い出し通路部49は、回収通路部50の裏側に
あり、その下部に、回転体45の回転により払い出された
遊技球を検出する払い出し球検出手段52が設けられてい
る。
【0018】供給通路部48の上端側は、払い出しケース
43の上面側に開口され、その上端部が枢着筒体53に下側
から着脱自在に嵌合されている。回収通路部50及び払い
出し通路部49の下端側は、払い出しケース43の下面側に
下向きに開口されている。
【0019】回転体45の外周には、遊技球が1個入る程
度の大きさの凹部54が周方向に複数個設けられ、供給通
路部48側から供給される遊技球を凹部54で受けて払い出
し通路部49側へと払い出すようになっている。払い出し
モータ46は、払い出しケース43の内側の側面に固定され
ている。
【0020】遊技球タンク31は遊技球を貯留するための
もので、裏機構板15の上端部側に配置され、係合手段等
を介して裏機構板15に対して裏側から着脱自在に取り付
けられている。なお、遊技球タンク31は、遊技盤装着枠
5 の上側で前枠4 の裏側に取り付けても良いし、裏機構
板15の裏側に配置した状態で遊技球タンク31側の荷重を
前枠4 側で受けるように構成しても良い。
【0021】球供給通路32は、遊技球タンク31の遊技球
を払い出し手段29へと供給するためのもので、開口部30
の上側に沿って左右方向に配置された横通路部33と、横
通路部33の端部から開口部30に沿って下方に屈曲する縦
通路部35とを備え、裏機構板15の裏側に取り付けられて
いる。縦通路部35の下端部は、払い出し手段29の供給通
路部48と上下に対応し、枢着筒体53に対して上側から着
脱自在に嵌合され、枢着筒体53により縦軸心廻りに回動
自在に支承されている。
【0022】枢着筒体53は、球供給通路32と払い出し手
段29の縦通路部35とを上下に連通させると共に、球供給
通路32の下端部と共に裏機構板15用の枢着部13,14 を構
成するためのもので、払い出し手段29の上側近傍で取り
付け部53a を介して遊技盤装着枠5 の縦枠部41の裏側に
着脱自在に固定されている。従って、球供給通路32と払
い出し手段29は、枢着部13,14 の軸心上で相対回動自在
に接続されている。なお、縦供給通路部48の下端部に
は、枢着筒体53に回動自在に嵌合する筒体が固着されて
いる。
【0023】通路ユニット39は、払い出し手段29から払
い出された遊技球を上皿9 へと案内する球案内通路36
と、回収通路部50からの遊技球を島側の回収装置へと案
内する球回収通路38との他に、上皿9 の遊技球が満杯状
態のときに、球案内通路36からの後続の遊技球を下皿10
へと溢流させる溢流通路(図示省略)等を含み、前枠4
の裏側に取り付けられている。
【0024】球案内通路36は縦通路部37を備え、縦通路
部37は払い出し手段29の下側で遊技盤装着枠5 の縦枠部
41に沿って球回収通路38と前後に配置されている。球案
内通路36、球回収通路38の下部側は、前枠の左右方向の
中央側に屈曲している。
【0025】切り欠き部34は、裏機構板15の開閉時に払
い出し手段29と干渉しないように、裏機構板15の枢着部
13,14 側の端縁から開口部30側へと凹入状に形成されて
おり、この切り欠き部34の上下両側に裏機構板15用の枢
着部13,14 が配置されている。上下一対の枢着部13,14
の内、上側の枢着部13は、払い出し手段29の上側近傍に
配置され、下側の枢着部14は裏機構板15の下端側に配置
されている。枢着部13,14 は、遊技盤装着枠5 側に固定
された上向きの枢着軸55と、裏機構板15の下端部に固定
され且つ枢着軸55に上側から着脱自在に嵌合する枢着筒
体56とを備えている。
【0026】なお、上下の枢着部13,14 は、裏機構板15
の開閉時にその枢着部13,14 側の端部が遊技盤装着枠5
と干渉しないように、遊技盤装着枠5 から所定寸法だけ
後方に離間している。
【0027】設置部40は、前枠4 等を含む枠側の機器を
制御する枠側制御手段を設置するためのもので、裏機構
板15の裏側に設けられた取り付け板62により構成されて
いる。そして、取り付け板62には、払い出し制御手段57
と電源手段58とが裏側から着脱自在に設けられている。
なお、裏機構板15は、その前側に通路ユニット39を装着
し、この通路ユニット39の裏側を直接設置部40としても
良い。従って、設置部40は、裏機構板15に一体に設けて
も良い。また設置部40に枠側制御手段の一つとして、発
射手段11を制御する発射制御手段を設けても良い。
【0028】払い出し制御手段57は、主制御手段24から
の払い出しコマンド等があったときに、そのコマンドを
解析して払い出し手段29の払い出しモータ46を制御する
ためのもので、払い出し基板59を備えている。電源手段
58は、各所要部位に必要な電源を供給するためのもの
で、電源基板60を備えている。払い出し基板59、電源基
板60は基板ケース61内に収納され、また基板ケース61は
取り付け板62の裏側に着脱自在に装着されている。
【0029】上記構成の弾球遊技機の動作を説明する。
通常、遊技球タンク31には遊技球補給装置から補給され
た遊技球が貯留されており、この遊技球は球供給通路32
の横通路部33、縦通路部35を経て払い出し手段29の供給
通路部48へと供給されて、これらに充満した状態にあ
る。
【0030】遊技に際して発射手段11の発射ハンドル12
を操作すると、払い出し手段11が作動して、上皿9 から
1個づつ供給される遊技球をガイドレール17側へと発射
させて行く。この発射された遊技球は、ガイドレール17
を経て遊技盤6 の上部へと案内され遊技領域18に入った
後、盤面に沿って落下する。
【0031】落下中に遊技球が大入賞手段22等に入賞す
ると、払い出し制御手段57からの賞球払い出し指令によ
り払い出し手段29の払い出しモータ46が作動し、回転体
45が横軸44廻りに払い出し方向へと回転して、供給通路
部48内の遊技球を回転体45の回転により規定個数づつ払
い出し通路部49側へと払い出して行く。払い出された遊
技球は、通路ユニット39の球案内通路36を経て上皿9 へ
と案内され、また上皿9 の遊技球が満杯状態であれば、
下皿10へと案内されて行く。
【0032】払い出し手段29は、裏機構板15とは別に前
枠4 の裏側に、取り分けその裏側の遊技盤装着枠5 の裏
側に設けているので、従来の裏機構板15の裏側に装着す
る場合に比較して、払い出し手段29の後方への突出量を
小さくできる。
【0033】また払い出し手段29は、遊技盤装着枠5 の
裏側に設けているため、前枠4 の裏側に直接設ける場合
に比較して、遊技盤装着枠5 の外側で前枠4 の裏側に専
用のスペースを確保する必要がない。このため遊技盤装
着枠5 と外枠2 との間の間隔が比較的狭い場合でも、前
枠4 側に払い出し手段29を容易に設けることが可能であ
る。
【0034】更に遊技盤6 の裏側を点検する際には、前
枠4 を枢着部3 廻りに前側に開放し、次いで裏機構板15
を枢着部13,14 廻りに裏側に開放するが、払い出し手段
29が前枠4 側にあるため、裏機構板15の開閉時に、払い
出し手段29が外枠2 等に接触して損傷するような問題も
生じない。
【0035】裏機構板15には、払い出し手段29に対応し
て切り欠き部34があるため、払い出し手段29が遊技盤装
着枠5 側にあるにも拘らず、払い出し手段29と裏機構板
15とが干渉するようなこともなく、裏機構板15を容易に
開閉できる。また裏機構板15を閉状態にしたときに、こ
の切り欠き部34から払い出し手段29が後方に突出するよ
うになっているため、払い出し手段29自体のトラブル等
を点検する場合には、裏機構板15を閉じた状態でもその
裏側から容易に行える。
【0036】裏機構板15の切り欠き部34の上下両側に枢
着部13,14 があり、この各枢着部13,14 を介して裏機構
板15を前枠4 側の遊技盤装着枠5 に枢着しているので、
裏機構板15を枢着部13,14 を介して確実に支持でき、切
り欠き部34の形成に伴う裏機構板15側の強度の低下を極
力抑制できる。これにより、裏機構板15の切り欠き部34
の周辺部分に複雑な補強構造を設ける必要がなく、裏機
構板15側の構造を簡単にできる。
【0037】遊技球の払い出しに関連する構成要素の
内、払い出し手段29を遊技盤6 の裏側に設けて、他の遊
技球タンク31、球供給通路32を裏機構板15側に設けてい
るので、従来と同様に裏機構板15を開放すれば、遊技盤
装着枠5 の後方側が開放状態となり、遊技盤装着枠5 に
対して遊技盤6 を裏側から容易に着脱できる。しかも、
払い出し手段29が裏機構板15の枢着部13,14 側で遊技盤
装着枠5 の裏側にあるため、遊技球タンク31、球供給通
路32が裏機構板15側にあるにも拘わらず、裏機構板15側
の負担を軽減できると共に、裏機構板15の部品価格も安
くなる。。
【0038】また払い出し手段29が遊技盤装着枠5 側に
あり、球供給通路32が裏機構板15側にあるにも拘らず、
払い出し手段29と球供給通路32とを枢着部13,14 の軸心
上で相対回動自在に接続しているので、両者を常時連通
状態に保持できる。従って、遊技球タンク31内に遊技球
を入れた状態で裏機構板15を開放しても、遊技球タンク
31内の遊技球が球供給通路32を経て抜けるようなことも
なく、遊技球タンク31内に遊技球を入れた状態のままで
の裏機構板15の開閉が可能である。
【0039】払い出し手段29により払い出された遊技球
を上皿9 に案内する球案内通路36等を含む通路ユニット
39が前枠4 の裏側にあるので、この通路ユニット39を裏
機構板15側に設ける場合に比較して遊技球を確実に案内
でき、また払い出し手段29が前枠4の裏側にあることと
相まって、通路ユニット39の構造を簡単にできる。
【0040】裏機構板15の下部に設置部40があり、この
設置部40に払い出し制御手段57,電源手段58を配置して
いるので、裏機構板15の下部側を有効に利用できる。ま
た設置部40を裏機構板15と一体に構成すれば、設置部40
を裏機構板15に別構造で設ける場合に比較して、構造を
簡単にできる。
【0041】以上、本発明の各実施形態について例示し
たが、本発明は各実施形態に限定されるものではない。
払い出し手段29は、遊技球の払い出しに供し得るもので
あれば十分であり、回転体45を利用する方式以外のもの
を採用しても良い。例えば、払い出し手段29には、スク
リューの回転で遊技球を払い出すスクリュー式のもの、
規定数の遊技球を一括して間欠的に払い出す間欠作動式
のもの等を採用しても良い。更に払い出し手段29は、複
列払い出し式でも良い。
【0042】また実施形態では、払い出し手段29の供給
通路部48と球供給通路32の縦通路部35の接続部を枢着部
13,14 の軸心上に同心状に配置しているが、この接続部
は枢着部13,14 の軸心上から外れた位置に設けても良
い。
【0043】払い出し手段29を遊技盤装着枠5 の縦枠部
41に装着する場合、その左右幅内に設けることが望まし
い。しかし、払い出し手段29の一部が縦枠部41の左右幅
から外側に突出しても良いし、また一部が外側に突出す
るように、縦枠部41の左右幅の中間部分から外側に設け
ても良い。更に払い出し手段29は、縦枠部41の外側面に
装着しても良い。払い出し手段29は、遊技盤装着枠5 の
枢着部13,14 と反対側の縦枠部41に設けても良い。
【0044】球案内通路36、球回収通路38を遊技盤装着
枠5 の縦枠部41に沿って設ける場合、その球案内通路3
6、球回収通路38の全部又は一部を遊技盤装着枠5 の縦
枠部41と一体に形成しても良い。裏機構板15の枢着部1
3,14 は、切り欠き部34の上側又は下側にのみ設けても
良い。その他、本発明は、パチンコ機は勿論のこと、ア
レンジボール機、雀球遊技機の各種の弾球遊技機におい
ても同様に実施可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明では、前枠4 に着脱自在に装着さ
れた遊技盤6 と、該遊技盤6 の裏側に配置された裏機構
板15と、遊技球タンク31からの遊技球を払い出す払い出
し手段29とを備えた弾球遊技機において、払い出し手段
29を裏機構板15とは別に前枠4の裏側に着脱自在に装着
しているので、払い出し手段29の後方への突出量を極力
小さくできると共に、裏機構板15の開閉に際しての払い
出し手段29の損傷を防止できる。
【0046】また前枠4 の裏側に遊技盤6 を装着するた
めの遊技盤装着枠5 を備え、該遊技盤装着枠5 に払い出
し手段29を設けているので、前枠4 の裏側に払い出し手
段29用に特別な空間を確保する必要がない。
【0047】しかも裏機構板15の枢着部13,14 側で且つ
遊技盤装着枠5 の裏側に、裏機構板15から裏側に突出す
るように払い出し手段29を設けているので、払い出し手
段29に関連する構成要素を裏機構板15側に設ける場合で
も、裏機構板15側の負担を軽減できると共に、裏機構板
15の裏側から払い出し手段29側を点検できるように構成
することも容易に可能である。
【0048】更に裏機構板15に遊技球タンク31と、該遊
技球タンク31からの遊技球を払い出し手段29へと供給す
る球供給通路32とを設け、球供給通路32と払い出し手段
29とを裏機構板15の枢着部13,14 の軸心上で相対回動自
在に接続しているので、裏機構板15の開放により遊技盤
装着枠5 の裏側を大きく開放でき、遊技盤6 の着脱が容
易であると共に、裏機構板15の開閉時に遊技球タンク31
側の遊技球を抜き取る必要がなく、裏機構板15を容易に
開閉できる。
【0049】裏機構板15に、払い出し手段29に対応する
切り欠き部34を形成し、該切り欠き部34の上下の少なく
とも一方側に、裏機構板15の枢着部13,14 を配置してい
るので、裏機構板15と払い出し手段29との干渉を防止で
き、また裏機構板15を枢着部13,14 により確実に枢着で
きる。
【0050】また前枠4 側に、払い出し手段29から払い
出された遊技球を前枠4 の前側の打球供給皿9 に案内す
る球案内通路36を設けているので、裏機構板15側に球案
内通路36を設ける場合に比較して構造を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の正面図
である。
【図2】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の側面図
である。
【図3】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の背面図
である。
【図4】本発明の一実施形態を示す払い出し手段側の縦
断面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示す払い出し手段側の横
断面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示す通路部分の横断面図
である。
【図7】本発明の一実施形態を示す払い出し手段側の背
面図である。
【符号の説明】
4 前枠 5 遊技盤装着枠 6 遊技盤 9 上皿(打球供給皿) 13,14 枢着枠 15 裏機構板 29 払い出し手段 31 遊技球タンク 32 球供給通路 34 切り欠き部 36 球案内通路 40 設置部 57 払い出し制御手段
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月26日(2001.1.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、払い出し手段の後方への突出量を極力小さくできる
と共に、裏機構板の開閉に際しての払い出し手段の損傷
を防止でき弾球遊技機を提供することを目的とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前枠4 の裏側
に設けられた遊技盤装着枠5 と、該遊技盤装着枠5 に
脱自在に装着された遊技盤6 と、該遊技盤6 の裏側に配
置された裏機構板15と、遊技球タンク31から球供給通路
32を経て供給される遊技球を払い出す払い出し手段29と
を備えた弾球遊技機において、前記裏機構板15の枢着部
13,14 側で且つ前記遊技盤装着枠5 の裏側に、前記裏機
構板15から裏側に突出するように前記払い出し手段29を
着脱自在に装着し、前記裏機構板15に前記球供給通路32
を設け、前記球供給通路32と前記払い出し手段29とを前
記裏機構板15の枢着部13,14 の軸心上で相対回動自在に
接続したものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】
【発明の効果】本発明では、前枠4 の裏側に設けられた
遊技盤装着枠5 と、該遊技盤装着枠5に着脱自在に装着
された遊技盤6 と、該遊技盤6 の裏側に配置された裏機
構板15と、遊技球タンク31から球供給通路32を経て供給
される遊技球を払い出す払い出し手段29とを備えた弾球
遊技機において、裏機構板15の枢着部13,14 側で且つ遊
技盤装着枠5 の裏側に、裏機構板15から裏側に突出する
ように払い出し手段29を着脱自在に装着し、裏機構板15
に球供給通路32を設け、球供給通路32と払い出し手段29
とを裏機構板15の枢着部13,14 の軸心上で相対回動自在
に接続しているので、払い出し手段29の後方への突出量
を極力小さくできると共に、裏機構板15の開閉に際して
の払い出し手段29の損傷を防止できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】削除

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前枠(4) に着脱自在に装着された遊技盤
    (6) と、該遊技盤(6) の裏側に配置された裏機構板(15)
    と、遊技球タンク(31)からの遊技球を払い出す払い出し
    手段(29)とを備えた弾球遊技機において、前記払い出し
    手段(29)を前記裏機構板(15)とは別に前枠(4) の裏側に
    着脱自在に装着したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記前枠(4) の裏側に前記遊技盤(6) を
    装着するための遊技盤装着枠(5) を備え、該遊技盤装着
    枠(5) に前記払い出し手段(29)を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記裏機構板(15)の枢着部(13)(14)側で
    且つ前記遊技盤装着枠(5) の裏側に、前記裏機構板(15)
    から裏側に突出するように前記払い出し手段(29)を設け
    たことを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記裏機構板(15)に前記遊技球タンク(3
    1)と、該遊技球タンク(31)からの遊技球を前記払い出し
    手段(29)へと供給する球供給通路(32)とを設け、前記球
    供給通路(32)と前記払い出し手段(29)とを前記裏機構板
    (15)の枢着部(13)(14)の軸心上で相対回動自在に接続し
    たことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の弾球
    遊技機。
  5. 【請求項5】 前記裏機構板(15)に、前記払い出し手段
    (29)に対応する切り欠き部(34)を形成し、該切り欠き部
    (34)の上下の少なくとも一方側に、前記裏機構板(15)の
    枢着部(13)(14)を配置したことを特徴とする請求項1〜
    4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記前枠(4) の裏側に、枠側制御手段を
    設置するための設置部(40)を設け、該設置部(40)に、前
    記払い出し手段(29)を制御する払い出し制御手段(57)を
    設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の
    弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記裏機構板(15)と前記設置部(40)とを
    一体に設けたことを特徴とする請求項6に記載の弾球遊
    技機。
  8. 【請求項8】 前記前枠(4) 側に、前記払い出し手段(2
    9)から払い出された遊技球を前記前枠(4) の前側の打球
    供給皿(9) に案内する球案内通路(36)を設けたことを特
    徴とする請求項1〜7の何れかに記載の弾球遊技機。
JP2000047099A 2000-02-24 2000-02-24 弾球遊技機 Expired - Fee Related JP3192647B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000047099A JP3192647B1 (ja) 2000-02-24 2000-02-24 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000047099A JP3192647B1 (ja) 2000-02-24 2000-02-24 弾球遊技機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000257681A Division JP4566364B2 (ja) 2000-08-28 2000-08-28 弾球遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3192647B1 JP3192647B1 (ja) 2001-07-30
JP2001232001A true JP2001232001A (ja) 2001-08-28

Family

ID=18569404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000047099A Expired - Fee Related JP3192647B1 (ja) 2000-02-24 2000-02-24 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3192647B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013090681A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2013090680A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2013090679A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Sammy Corp 弾球遊技機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013090681A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2013090680A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2013090679A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Sammy Corp 弾球遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3192647B1 (ja) 2001-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000279580A (ja) 弾球遊技機
JP3192647B1 (ja) 弾球遊技機
JP6829382B2 (ja) 遊技機
JP2001204914A (ja) パチンコ機
JP2001232014A (ja) 弾球遊技機
JP6836061B2 (ja) 遊技機の演出装置
JP2002102490A (ja) 弾球遊技機
JP2003210652A (ja) 遊技機
JP2007202698A (ja) 遊技機
JP6924356B2 (ja) 遊技機
JP4257066B2 (ja) 弾球遊技機の球抜き機構
JP6871507B2 (ja) 遊技機
JP2002292049A (ja) 弾球遊技機
JPH1157164A (ja) パチンコ遊技機
JP2009017934A (ja) 弾球遊技機
JP6905177B2 (ja) 遊技機
JPH08187344A (ja) 弾球遊技機
JP6853470B2 (ja) 遊技機
JP3347318B2 (ja) パチンコ遊技機における打球発射ユニット構造
JPH09149969A (ja) 弾球遊技機
JP3005507B2 (ja) 弾球遊技機
JP2962470B2 (ja) パチンコ機
JP3278678B2 (ja) パチンコ遊技機における打球発射ユニット構造
JP4129852B2 (ja) パチンコ機
JP2001000695A (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080525

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090525

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090525

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120525

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130525

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130525

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140525

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees