JP4129852B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機に関し、特に、操作ハンドルが、回動操作部材の回動軸心を前面枠に平行でほぼ左右水平方向に向かわせて下部受け皿部材の右側面部に設けられると共に、この操作ハンドルの回動操作部材にパチンコ球の発射勢を電気的に調整可能な可変抵抗器を取り付けることにより、下部受け皿部材の賞球受皿の大型化が可能となり、大当り時の下部受け皿部材における球詰まりの発生を防止して遊技者の興趣を維持することが可能なパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パチンコ球が始動入賞口に入賞すると、遊技領域のほぼ中央に設けられたCRT(CathodeRay Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等を用いた種々の図柄表示装置に表示されている変動図柄が変動を開始し、一定時間経過した後に表示された図柄が一定確率で揃うと、大当りとして大入賞口が所定回数続けて開くとともに図柄表示装置に大当り映像が表示されるパチンコ機(第一種パチンコ機)が種々提案されている。その中には、パチンコ球の発射勢を調整する操作ハンドルに関するものがある。
例えば、特開昭61−128990号公報に記載された電動パチンコ機では、打球発射操作用グリップの回動軸心を、水平方向に向かわせ且つ遊技機に対して対峙させた構成になっている。これにより、グリップを握る手首の疲労を防止すると共に、パチンコ球打撃力の調整を迅速且つ精度良く行うことが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特開昭61−128990号公報に記載された電動パチンコ機においては、打球発射操作用グリップは、従来のパチンコ球の発射勢を調整する操作ハンドルと同様に遊技機の前面枠に取り付けられており、上部受け皿から溢れた賞球を受ける下部受け皿部材はそのままであるため、大当り時に下部受け皿部材で球詰まりが発生しやすく、遊技者の興趣を損なうおそれが高いという問題がある。
【0004】
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、操作ハンドルが、回動操作部材の回動軸心を前面枠に平行でほぼ左右水平方向に向かわせて下部受け皿部材の右側面部に設けられると共に、この操作ハンドルの回動操作部材にパチンコ球の発射勢を電気的に調整可能な可変抵抗器を取り付けることにより、下部受け皿部材の賞球受皿の大型化が可能となり、大当り時の下部受け皿部材における球詰まりの発生を防止して遊技者の興趣を維持することが可能なパチンコ機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項1に係るパチンコ機は、前面枠に固定されて上部受け皿に収容しきれない賞球を受ける下部受け皿部材と、パチンコ球の発射勢を調整する操作ハンドルとを備えたパチンコ機において、前記下部受け皿部材は、前面枠に固着される平板部と、前記平板部の前面の左右方向に形成されて賞球が溜められる賞球受皿と、前記賞球受皿の右端縁部から突出して形成されて前記操作ハンドルが取り付けられる操作ハンドル取付部と、を有し、前記操作ハンドルは、前記操作ハンドル取付部の右端面側に配設される半球状の握手部材と、前記操作ハンドル取付部と前記握手部材との間に回動可能に保持される円環状の発射レバーと、を有し、前記発射レバーの回動軸心を前面枠に対して平行でほぼ左右水平方向に向かわせ、該発射レバーの回動角度の調節によりパチンコ球の発射勢を調整し、前記平板部は、前記操作ハンドルに対向する部分に所定の曲率半径で裏側方向に突出して形成されて前記発射レバーの操作時における遊技者の右手が該平板部に接触することを防止する逃げ部を有することを特徴とする。
【0006】
このような特徴を有する請求項1に係るパチンコ機においては、回動操作部材を回動させてパチンコ球の発射勢を調整する操作ハンドルが、その回動操作部材の回動軸心を前面枠に平行でほぼ左右水平方向に向かわせて、前面枠に固定される下部受け皿部材の賞球受皿の右端縁部から突出する操作ハンドル取付部に一体に設けられているまた、操作ハンドルは、円環状の発射レバーが、下部受け皿部材の操作ハンドル取付部と半球状の握手部材との間に回動可能に保持されている。更に、前面枠に固着される平板部の操作ハンドルに対向する部分には、所定の曲率半径で裏側方向に突出する逃げ部が形成されている。
これにより、下部受け皿部材を操作ハンドルの所定位置まで右方向に延出して設けることができるため、この下部受け皿部材の賞球受皿の大型化が可能となり、大当り時の下部受け皿部材における球詰まりの発生を防止して遊技者の興趣を維持することが可能なパチンコ機を提供することができる。また、前面枠に固着される平板部の操作ハンドルに対向する部分に形成された逃げ部によって、発射レバーの操作時における遊技者の右手が該平板部に接触することを防止することができる。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るパチンコ機について具体化した実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るパチンコ機の全体構成について図1及び図2に基づいて説明する。図1は本実施形態に係るパチンコ機の全体を示した正面図である。図2は本実施形態に係るパチンコ機の全体を示した背面図である。但し、図1では、遊技盤上のキャラクタ図柄等は省略している。
図1において、パチンコ機1は、いわゆる第一種パチンコ機である。パチンコ機1は、後述する入賞口18、特別図柄表示装置、電動役物及び、ゲート等の各種構造物が遊技盤2上に配設されている。その遊技盤2の下には、不図示の樋を介して排出される賞球を受ける上部受け皿3がスピーカ3aを内蔵してプレート4に配設されている。そして、その上部受け皿3の下には、後述の下部受け皿部材5(図3参照)が前面枠12の前面に配設されている。この下部受け皿部材5の右端部には、後述の操作ハンドル6(図4参照)が発射レバー6Aの回動軸心を前面枠12に対して平行でほぼ左右水平方向に向かわせて回動自在に一体的に設けられている。また、この発射レバー6Aの左下側には、公知の単発ボタン6Bが設けられている。また、下部受け皿部材5の前面下端部のほぼ中央位置には、公知の下部受皿球抜きレバー5Aが設けられている。
また、上部受け皿3に連通する不図示の球送り機構を介して上部受け皿3のパチンコ球が、発射レバー6Aの回動操作により発射強度を調整できる発射装置に送られるように構成されている。また、遊技盤2の裏面には特別図柄表示装置等を制御する主基板36(図2参照)が設けられている。更に、遊技盤2の両肩部には、賞球及び球切れ表示ランプ10、10が設けられている。
【0012】
一方、遊技盤2の前側は、鋼板やステンレス等の金属製のガラス扉9により被覆されており、該ガラス扉9は、外枠22(図2参照)の前側にヒンジ部材等を介して開閉自在に取り付けられている前面枠12に開閉自在に取り付けられている。また、ガラス扉9には開口部を有する鋼板やステンレス等の金属製のガラス保持枠がスポット溶接等により固着されており、該ガラス保持枠に装着された2枚のガラスを通して遊技領域を見ることができる。また、ガラス扉9の上部には、遊技中のエラーを表示するエラー表示ランプ7やガラス扉9の上部及び右側には、「当り」を表示する当り表示ランプ8、8が取り付けられている。
【0013】
また、パチンコ機1における遊技盤2上の遊技領域の構成について説明する。この遊技領域は、所定厚さの板材をなした遊技盤2上に入賞口18等の各構造物が所定の位置に取り付けられ、それを囲むように環状のレール11が取り付けられて構成されている。このレール11は、槌(図2参照)により発射されたパチンコ球を遊技領域内に案内する重複して形成した案内路15を構成し、右肩部にはレール11に沿って打ち込まれるパチンコ球の進行を制限するための段差部16を有する。そして、その段差部16には軸支された返しゴム(図示されていない)が配設されている。
また、遊技領域のほぼ中央には、特別図柄表示装置である液晶表示器12が取り付けられている。この液晶表示器12は、左、中、右に3つの変動図柄を表示する液晶パネルであって、遊技盤2の裏面側から取り付けられている。
【0014】
また、液晶表示器12の上方の中心線上には、入賞口18が設けられている。入賞口18の上には、イメージキャラクタである加藤茶のキャラクタ図柄が描かれている。この入賞口18に入賞すると、所定の個数の賞球が上部受け皿3に排出される。そして、液晶表示器12の下方の中心線上に第1種始動口19が設けられている。この第1種始動口19に入賞すると液晶表示器12に表示されている変動図柄群が変動する。
また、変動図柄が変動中に第1種始動口19に入賞した場合には、入賞個数が4個まで主基板36に設けられるRAMの保留カウンタに記憶されて変動確定回数として保留される。そして、液晶表示器12の下端部には、この保留カウンタに記憶されているカウント値が表示される4個の保留LED13が設けられている。
さらに、液晶表示器12の下方には、下方入賞口である大入賞口17が設けられている。大入賞口17は、液晶表示器12において変動図柄が揃って大当りが発生したとき等にソレノイドにより開閉する扉構造を有している。
【0015】
また、図2に示すように、パチンコ機1は、木製の外枠22に対して木製の内枠23がヒンジ部材等を介して開閉自在に取り付けられている。また、この内枠23のほぼ中央部には遊技盤2が着脱可能なように鉄板等の金属製の機構盤24が取り付けられている。そして、この機構盤24の片側には合成樹脂製の機構セット盤25が開閉自在に蝶番により取り付けられている。外枠22及び内枠23は、現在では樹脂製のものが主流となっているが、本実施形態では木製のものとしている。
パチンコ機1の裏側上部には、上方に開口した賞球タンク26が機構セット盤25に固定されている。賞球タンク26の直上には補給装置27が配設され、吐出部27Aが垂直に降りている。賞球タンク26は、傾斜した底面に連通孔(不図示)が形成され、その連通孔の下方にはパチンコ球を2列に整列流出し得る傾斜したタンクレール28が取付けられている。
【0016】
また、賞球ケース32へパチンコ球を案内する賞球案内部29内には、タンクレール28の下流側のパチンコ球を案内する2列の賞球通路30が形成されている。
また、賞球ケース32には、各賞球通路28を通過するパチンコ球の数を確認する確認スイッチ、パチンコ球の送り出しを調節する払い出しソレノイド等(いずれも不図示)が内装されている。そして、これら賞球タンク26、タンクレール28、賞球案内部29、賞球ケース32、確認スイッチ、及び払い出しソレノイド等により賞球払出システムが構成されている。
そして、賞球ケース32の下流側には排出部が形成され、排出路33及び下部受け皿満タンスイッチが内装された排出路34が下端部下方に開口して形成されている。また、この開口部の下方には、上部受け皿3から溢れた賞球やファール球を受けて下部受け皿部材5の賞球受皿52(図3参照)に案内する下部受皿ボックス35が後述のようにナットによりネジ止めされて内枠23の裏側に取り付けられている。
【0017】
また、機構セット盤25上には、基板ボックス36A内に配置される主基板36が、遊技盤裏面を覆う透明なABS等の樹脂製のセンターカバー37に装着された状態で固定されている。この主基板36には、パチンコ機1の遊技動作などを制御する制御回路が構成されている。
【0018】
また、主基板36の下側には、コントロール基板が装着されたコントロールボックス38が取り付けられている。このコントロール基板は、賞球払出等の制御を行うための制御回路を構成している。
【0019】
また、コントロールボックス38の下側には、発射装置に反復回動自在に取り付けられて供給されるパチンコ球を連続的に叩打する槌42を不図示のカム機構等を介して駆動する電動機ユニット41が設けられている。この電動機ユニット41は、発射モータ41A等から構成され、後述の発射レバー6Aに取り付けられる可変抵抗器を介して発射モータ41Aへの供給電力が調節され、槌42のパチンコ球の発射勢を強めたり、弱めたりすることが可能なように構成されている。これにより、遊技者が発射レバー6Aの回動量を調節することによって、可変抵抗器の抵抗値が増減され、槌42によるパチンコ球の発射勢の加減を適宜行うことができる。
【0020】
さらに、機構セット盤25の上方角部(図2中、右上角部)には、中継基板40が設けられている。この中継基板40は、パチンコ機1とホールコンピュータをつなぐ基板である。
【0021】
次に、下部受け皿部材5の概略構成について図3に基づいて説明する。図3は本実施形態に係るパチンコ機1の下部受け皿部材5を示す平面図である。
図3に示すように、下部受け皿部材5は、ABS等の樹脂により形成され、平板部45の裏側の左右方向のほぼ中央位置には、内枠23の裏面側に取り付けられる下部受皿ボックス35内に挿入され、賞球を前側に案内する賞球ガイド部46が後ろ方向に突き出して設けられている。また、この賞球ガイド部46の左右両側には、外周面にネジ部が形成され、前面枠12の対向する位置に設けられる貫通孔に挿入されて内枠23の裏側に突き出て、後ろ方向から下部受皿ボックス35がナットによりネジ止めされる下部受皿ボックス取り付けピン47、47が突設されている。
【0022】
また、平板部45の裏側の左端部には、所定径の円周に沿って4個の弾性係止片45A(図3中では、3箇所が示されている。)が後ろ方向に突設されている。これは、この下部受皿部材5を取り付ける際に、前面枠12の対向する位置に貫通される位置決め孔に内側に少し曲げられつつ嵌挿され、左右方向の位置決めを行うものである。
【0023】
また、平板部45の右端部には、操作ハンドル6に対向する部分が所定の曲率半径で裏側に突き出して逃げ部48が形成され、前面枠12の前面の対向する位置に形成されるほぼ同じ曲率半径の凹部(不図示)に当接される。これにより、遊技者の右手と下部受け皿部材5の平板部45との操作時における接触が防止されている。また、この逃げ部48の左端には、前面枠12の対向する位置に設けられる貫通孔に挿入されて内枠23の裏側に突き出る略円筒状の案内ポスト50が設けられている。そして、この案内ポスト50の内側に形成される貫通孔を介して、操作ハンドル6から電動機ユニット41に接続される後述の5本のリード線49(図4参照)が内枠23の裏側に導出される。
【0024】
また、下部受け皿部材5の平板部45の前面の左端部には、前後方向に縦長状に形成された灰皿51が設けられている。
また、平板部45の前面には、灰皿51の右端縁部から逃げ部48の左端縁部までに渡る左右方向に形成された賞球受皿52が形成されている。これにより、従来の下部受け皿部材に形成された賞球受皿に溜められる賞球個数の約2.5倍以上の賞球個数を溜めることが可能となる。
また、賞球受皿52の底面には、下部受皿球抜きレバー5Aにより開閉される球抜き孔53が形成されている。
【0025】
また、賞球受皿52の右端縁部には、後述のように操作ハンドル6が取り付けられる(図4参照)操作ハンドル取付部54が、略円筒状に突出して形成されている。この操作ハンドル取付部54の内側は案内ポスト50内に形成される貫通孔を介して内枠23の裏側と連通しており、操作ハンドル6のリード線49が内枠23の裏側に導出される。
【0026】
次に、操作ハンドル6の概略構成について図4に基づいて説明する。図4は本実施形態に係るパチンコ機1の操作ハンドル6の要部を示す概略縦断面図である。
図4に示すように、操作ハンドル6は、略円筒状の操作ハンドル取付部54の右端面側に配設される中間握手部材56と、前記操作ハンドル取付部54と中間握手部材56との間に回動可能に保持される略円環状の発射レバー6Aと、前記中間握手部材56の右端面側(図4中、左端面側)に位置し、表面が導電性部材によりメッキされる握手部材57とから構成されている。
【0027】
また、操作ハンドル取付部56の内側の3箇所(120度間隔)には右側(図4中、左側)に突出するボス部58が設けられている。また、このボス部58の右端面にはネジ孔が形成されている。また、操作ハンドル取付部56の内側の下端部には、断面略L字状の導電性部材により形成される連結板59がネジ止めにより固定される連結板固定部60が設けられている。
【0028】
また、可変抵抗器61が背面に取り付けられる可変抵抗器取付部材64は、円環状の鍔部と、この鍔部の内縁部より後方(図4中、右方向)に延出する凹部とからなる。可変抵抗器61は、この凹部の中央部に開設した取付孔に背面側から固着部61Aが挿入され、前面側(図4中、左面側)からワッシャ62を介してナット63により螺着される。そして、この鍔部には、各ボス部58を挿通させるための挿通孔が形成されており、該挿通孔に各ボス部58を挿通させて、ビス止め等により可変抵抗器取付部材64が、操作ハンドル取付部54内に固定された場合には、可変抵抗器61の回転軸61Bが、開口側に臨むようになる。また、可変抵抗器61の2本のリード線49Aは、案内ポスト50を介して内枠23の裏側に導出されている。
【0029】
一方、この可変抵抗器取付部材64の鍔部の前面側(図4中、左側面)には、単発ボタン6Bに連結される単発スイッチ66が取り付けられている。また、この単発スイッチ66の2本のリード線49Bは、前記凹部に設けられる配線挿通孔を介して、案内ポスト50を介して内枠23の裏側に導出されている。
また、連結板固定部60にネジ止めされる連結板59の1本のリード線49Cも前記凹部に設けられる配線挿通孔を介して、案内ポスト50を介して内枠23の裏側に導出されている。
【0030】
また、発射レバー6Aは、上記可変抵抗61の回転軸61Bに接続するための接続部67が左側面(図4中、右側面)のほぼ中央部に設けられ、この接続部67を回転心として回動する。また、発射レバー6Aの右側面(図4中、左側面)のほぼ中央部には、発射レバーボス68が形成され、復帰バネ69を介して中間握手部材56のほぼ中央部に設けられる円筒状の取付ボス56A内に嵌挿される。そして、この中間握手部材56がボス部58にビス止めされる。
これにより、この発射レバー6Aは、中間握手部材56との間に配設される復帰バネ69により左方向(図4中、右方向)に押圧されつつ、一定方向に回転するように付勢されると共に、この発射レバー6Aの回動範囲が可変抵抗器61の抵抗可変範囲内に限定されるように構成されている。
【0031】
また、握手部材57は、内側の3箇所に内部に貫通孔が形成される取付ボス70が設けられる。そして、握手部材57は、各取付ボス70の表面側からネジが挿入されて中間握手部材56に形成されたネジ孔にネジ止めされる。また、握手部材57の下端面で、前記連結板59に対向する位置に形成される貫通孔を介して、導電性部材で形成されるネジ71が連結板59に締結される。これにより、握手部材57の表面への遊技者のタッチ情報がネジ71、連結板59及びリード線49Cを介して入力され、電動機ユニット41の駆動が可能な状態になる。
【0032】
ここで、発射レバー6Aが回動操作部材として機能する。また、電動機ユニット41が電気的駆動源を構成する。
【0033】
以上詳細に説明した通り本実施形態に係るパチンコ機1では、上部受け皿3の下側において、下部受け皿部材5が前面枠12の前面に配設されている。そして、この下部受け皿部材5の右端部には、操作ハンドル6が発射レバー6Aの回動軸心を前面枠12に対して平行でほぼ左右水平方向に向かわせて回動自在に一体的に設けられている。また、この発射レバー6Aには、電動機ユニット41に接続される可変抵抗器61が取り付けられ、発射レバー6Aの回動角度の調節によりパチンコ球の発射勢を調節できる構成になっている。また、下部受け皿部材5には、灰皿51の右端縁部から逃げ部48の左端縁部までに渡る左右方向に形成された賞球受皿52が形成されている。
これにより、賞球受皿52には、従来の下部受け皿部材に形成された賞球受皿に溜められる賞球個数の約2.5倍以上の賞球個数を溜めることが可能となり、大当り時の下部受け皿部材5における球詰まりの発生を防止して遊技者の興趣を維持することが可能となる。
【0034】
尚、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】
以上詳細に説明した通り請求項1に係るパチンコ機では、回動操作部材を回動させてパチンコ球の発射勢を調整する操作ハンドルが、その回動操作部材の回動軸心を前面枠に平行でほぼ左右水平方向に向かわせて、前面枠に固定される下部受け皿部材の賞球受皿の右端縁部から突出する操作ハンドル取付部に一体に設けられているまた、操作ハンドルは、円環状の発射レバーが、下部受け皿部材の操作ハンドル取付部と半球状の握手部材との間に回動可能に保持されている。更に、前面枠に固着される平板部の操作ハンドルに対向する部分には、所定の曲率半径で裏側方向に突出する逃げ部が形成されている。
これにより、下部受け皿部材を操作ハンドルの所定位置まで右方向に延出して設けることができるため、この下部受け皿部材の賞球受皿の大型化が可能となり、大当り時の下部受け皿部材における球詰まりの発生を防止して遊技者の興趣を維持することが可能となる。また、前面枠に固着される平板部の操作ハンドルに対向する部分に形成された逃げ部によって、発射レバーの操作時における遊技者の右手が該平板部に接触することを防止することができるパチンコ機を提供することができる。
【0036】
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係るパチンコ機の全体を示した正面図である。
【図2】 本実施形態に係るパチンコ機の全体を示した背面図である。
【図3】 本実施形態に係るパチンコ機の下部受け皿部材を示す平面図である。
【図4】 本実施形態に係るパチンコ機の操作ハンドルの要部を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
1・・・パチンコ機
5・・・下部受け皿部材
6・・・操作ハンドル
6A・・・発射レバー
12・・・前面枠
41・・・電動機ユニット
42・・・槌
52・・・賞球受皿
61・・・可変抵抗器

Claims (1)

  1. 前面枠に固定されて上部受け皿に収容しきれない賞球を受ける下部受け皿部材と、パチンコ球の発射勢を調整する操作ハンドルとを備えたパチンコ機において、
    前記下部受け皿部材は、
    前面枠に固着される平板部と、
    前記平板部の前面の左右方向に形成されて賞球が溜められる賞球受皿と、
    前記賞球受皿の右端縁部から突出して形成されて前記操作ハンドルが取り付けられる操作ハンドル取付部と、
    を有し、
    前記操作ハンドルは、
    前記操作ハンドル取付部の右端面側に配設される半球状の握手部材と、
    前記操作ハンドル取付部と前記握手部材との間に回動可能に保持される円環状の発射レバーと、
    を有し、
    前記発射レバーの回動軸心を前面枠に対して平行でほぼ左右水平方向に向かわせ、該発射レバーの回動角度の調節によりパチンコ球の発射勢を調整し、
    前記平板部は、前記操作ハンドルに対向する部分に所定の曲率半径で裏側方向に突出して形成されて前記発射レバーの操作時における遊技者の右手が該平板部に接触することを防止する逃げ部を有することを特徴とするパチンコ機。
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