JP2003000366A - キッチン構造 - Google Patents

キッチン構造

Info

Publication number
JP2003000366A
JP2003000366A JP2001191043A JP2001191043A JP2003000366A JP 2003000366 A JP2003000366 A JP 2003000366A JP 2001191043 A JP2001191043 A JP 2001191043A JP 2001191043 A JP2001191043 A JP 2001191043A JP 2003000366 A JP2003000366 A JP 2003000366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kitchen
dining room
storage
directions
facing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001191043A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Kai
吉彦 甲斐
Mahomi Tanaka
まほみ 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP2001191043A priority Critical patent/JP2003000366A/ja
Publication of JP2003000366A publication Critical patent/JP2003000366A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】作る楽しみと食べる楽しみを融合させ、会話が
はずむ食空間を構成することができるキッチン構造を提
供する。 【解決手段】厨房2と食堂3との間にキッチン1を設け
た対面型のキッチン構造であって、キッチン台11が、
厨房2側、食堂3側、通路4側の三方向に面して同一高
さで開放されてなるキッチン構造。厨房2側、食堂3
側、通路4側の三方向に面してキッチン台11下に収納
14a、14b、14cが設けられてなるキッチン構
造。キッチン台11周縁に、立ち上がり部11aが形成
されてなるキッチン構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厨房と食堂との間
にキッチンを設けた対面型のキッチン構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、図8に示すように、厨房aと食
堂bとの間にキッチンcを設けた対面型のキッチン構造
が知られている。
【0003】従来より、このような対面型のキッチン構
造においては、キッチンcの高さよりも若干高く形成さ
れた腰壁eを、食堂bおよび通路dに面してL字状に設
けることによって、キッチンcでの調理中の手元付近を
隠したり、キッチンcで使用する水が食堂bや通路dに
飛散しないようになされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のキ
ッチン構造の場合、厨房bおよび通路d側には、キッチ
ンcよりも高い高さの腰壁eが設けられてしまうので、
作る空間と食べる空間とが分断されてしまう。
【0005】したがって、このような対面型のキッチン
構造の場合、家族の団欒やパーティなどに使用する場
合、作る楽しみと食べる楽しみとを共有することができ
ず、充分なコミュニケーションを図ることができないと
いった不都合を生じることとなる。
【0006】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、作る楽しみと食べる楽しみを融合させ、会話
がはずむ食空間を構成することができるキッチン構造を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のキッチン構造は、厨房と食堂との間にキッチ
ンを設けた対面型のキッチン構造であって、キッチン台
が、厨房側、食堂側の少なくとも二方向に面して同一高
さで開放されてなるものである。
【0008】また、厨房側、食堂側の少なくとも二方向
に面してキッチン台下に収納が設けられてなるものであ
る。
【0009】さらに、キッチン台周縁に、立ち上がり部
が形成されてなるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1は本発明に係るキッチン構造を示し、
図2および図3は同キッチン構造に使用されているキッ
チン1を示している。
【0012】すなわち、このキッチン構造は、厨房2と
食堂3との間にキッチン1を設けた対面型のキッチン構
造であって、キッチン台11が、厨房2側、食堂3側
と、その間の通路4側の三方向に面して同一高さで開放
されている。
【0013】厨房2と食堂3とは、住宅建物10の奥行
きD方向に沿って隣接して設けられている。
【0014】キッチン1は、平面視L字状となされてい
る。このキッチン1は、コーナー部1aを挟んで一辺側
1bが厨房2の壁際に沿って設けられ、残りの他辺側1
cが厨房2と食堂3とを仕切るように設けられている。
このキッチン1の他辺側1cが厨房2と食堂3との間を
仕切った状態で、このキッチン1の横には、厨房2と食
堂3との間を自由に行き来できる通路4が確保される。
【0015】キッチン1の一辺側1bの端部近傍には、
調理コンロ12が設けられており、この調理コンロ12
横は、キッチン台11のみとなされ、調理作業ができる
ようになされている。
【0016】キッチン1の他辺側1cには、シンク13
が設けられている。このシンク13は、水道蛇口13a
が、シンク13の一方側に偏心して設けられており、こ
れによって、厨房2側からのみならず、食堂3側からも
使用することができるように配慮されている。
【0017】キッチン台11は、全体が同じ高さで構成
されている。したがって、他辺側1cのキッチン台11
は、厨房2、食堂3、通路4の三方向に対して同一高さ
で開放されている。これにより、この他辺側1cのキッ
チン台11は、厨房2、食堂3、通路4の何れからでも
容易に使用することができるようになされている。
【0018】また、キッチン台11は、壁に面して設け
られている一辺側1bを除き、周縁全体に立ち上がり部
11aが設けられている。この立ち上がり部11aは、
5mmないし10mm程度の高さの範囲でキッチン台1
1の周縁に設けられた堰で、キッチン台11上に水をこ
ぼした場合であっても、この水が厨房2、食堂3、通路
4などにこぼれ落ちるのを防ぐことができるようになさ
れている。したがって、他辺側1cのキッチン台11の
上で麺打ちや餃子の皮などを作るような場合であって
も、キッチン台11の上に直接小麦粉などを敷いて、厨
房2、食堂3、通路4の三方向から一緒に作業をするこ
とができ、みんなで作る楽しさを共有することができ
る。
【0019】さらに、この他辺側1cのキッチン台11
の下には、厨房2、食堂3、通路4のいずれ側にも収納
14a、14b、14cが設けられている。このうち、
厨房2に面した収納14aは、通常のキッチン1に設け
られている収納と同じように、キッチン台14の奥行き
に略合致するように形成され、大型の鍋やフライパンな
どが収納できるようになされている。これに対して食堂
3に面した収納14bは、厨房2に面した収納14aと
のやり取りを考慮して、奥行き70mmから170mm
の範囲の収納が設けられている。すなわち、シンク13
のある位置の収納14bは、このシンク13があるた
め、70mmの奥行きとなされ、包装ラップ類や調味料
などのちょっとしたものが収納できるようになされてい
る。このシンク13の無い位置の収納14bは、170
mmの奥行きとなされ、急須、グラス、食器類など、食
堂3ですぐに利用できるものが収納できるようになされ
ている。通路4に面した収納14cは、厨房2に面した
収納14aや食堂3に面した収納14bを無くせば、自
由な奥行きのなる収納を構成することができるが、この
通路4の位置に奥行きのある収納14cを形成するより
は、厨房2、または食堂3に面した位置に収納14a、
14bを形成することの方が使い勝手からすれば有効で
あるため、この通路4に面した収納14cは、グラスや
小皿などがおける程度の奥行きが浅い収納となされ、扉
を省略したオープンタイプとなされている。このよう
に、厨房2、食堂3、通路4に面した三方向に収納14
a、14b、14cを形成することにより、何かと必要
なものをとるために、人がこのキッチン1の他辺側1c
の周辺に集うこととなり、会話が弾む食空間を構成する
ことができることとなる。
【0020】このように、このキッチン構造によると、
キッチン1の他辺側1cを利用する場合に、厨房2側か
ら利用するのと同じように食堂3側からも通路4側から
も利用することができるので、作る空間である厨房2と
食べる空間である食堂3とを一体化し、作る楽しみと食
べる楽しみを融合させることができる。
【0021】なお、本実施の形態では、キッチン1は、
平面視L字状となされたL型のものが使用されている
が、図6に示すように、平面視I字状となされたI型の
ものであってもよい。同図において、図1と同部材には
同符号を付して説明を省略する。
【0022】また、本実施の形態では、チッキン1は、
厨房2、食堂3、通路4の三方向から使うことができる
ようになされているが、図7(a)に示すように、厨房
2と食堂3とが完全に一体化された空間の真ん中にキッ
チン1が設けられて全方向から使うことができるように
なされたものであってもよいし、図7(b)に示すよう
に、通路4側に耐力壁または腰壁5などが設けられて厨
房2と食堂3との二方向から使うことができるようにな
されたものであってもよい。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、キ
ッチン台が、厨房側、食堂側の少なくとも二方向に面し
て同一高さで開放されているので、少なくともこれら二
方向からキッチン台を使用することができ、作る空間と
食べる空間とを一体化し、作る楽しみと食べる楽しみを
融合させ、会話がはずむ食空間を構成することができ
る。
【0024】また、厨房側、食堂側の少なくとも二方向
に面してキッチン台下に収納を設けているので、食器の
後片付けや良く使用するものをスッキリと収納でき、優
れた機能性を発揮してキッチン周縁に人を集わせること
ができる。
【0025】さらに、キッチン台周縁に、立ち上がり部
を形成することにより、水のこぼれを心配することな
く、いずれの方向からも水仕事や調理作業ができること
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキッチン構造の間取りの全体構成
の概略を示すプラン図である。
【図2】本発明に係るキッチン構造におけるキッチンを
厨房側から見た状態を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るキッチン構造におけるキッチンを
食堂側から見た状態を示す斜視図である。
【図4】本発明に係るキッチン構造におけるキッチンの
収納を説明する概略図である。
【図5】キッチン台を示す部分省略断面図である。
【図6】本発明に係るキッチン構造の他の実施の形態を
示すプラン図である。
【図7】(a)および(b)は本発明に係るキッチン構
造のさらに他の実施の形態を示すプラン図である。
【図8】従来のキッチン構造の全体構成の概略を示す部
分斜視図である。
【符号の説明】
1 キッチン 11 キッチン台 11a 立ち上がり部 14a 収納 14b 収納 14c 収納 2 厨房 3 食堂 4 通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨房と食堂との間にキッチンを設けた対
    面型のキッチン構造であって、 キッチン台が、厨房側、食堂側の少なくとも二方向に面
    して同一高さで開放されてなることを特徴とするキッチ
    ン構造。
  2. 【請求項2】 厨房側、食堂側の少なくとも二方向に面
    してキッチン台下に収納が設けられてなる請求項1記載
    のキッチン構造。
  3. 【請求項3】 キッチン台周縁に、立ち上がり部が形成
    されてなる請求項1または2記載のキッチン構造。
JP2001191043A 2001-06-25 2001-06-25 キッチン構造 Pending JP2003000366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001191043A JP2003000366A (ja) 2001-06-25 2001-06-25 キッチン構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001191043A JP2003000366A (ja) 2001-06-25 2001-06-25 キッチン構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003000366A true JP2003000366A (ja) 2003-01-07

Family

ID=19029727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001191043A Pending JP2003000366A (ja) 2001-06-25 2001-06-25 キッチン構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003000366A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007244664A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Asahi Kasei Homes Kk 厨房構造
JP2008194351A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Misawa Homes Co Ltd キッチン構造
JP2008245912A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Sun Wave Ind Co Ltd キャビネット
JP2015058125A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 大和ハウス工業株式会社 収納構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007244664A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Asahi Kasei Homes Kk 厨房構造
JP2008194351A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Misawa Homes Co Ltd キッチン構造
JP2008245912A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Sun Wave Ind Co Ltd キャビネット
JP2015058125A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 大和ハウス工業株式会社 収納構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003000366A (ja) キッチン構造
JP7342420B2 (ja) 戸建住宅
JP2525069B2 (ja) キッチンユニット
JPH05277014A (ja) キッチンユニット
JP2705136B2 (ja) 厨房装置
JPH0354591Y2 (ja)
CN103948231A (zh) 一种旅游用的百宝箱
JP4312933B2 (ja) 電子レンジ調理用家具、電子レンジ調理装置及びキッチン構造
JP3202130U (ja) 麺類用丼鉢
TWM563204U (zh) 桌體改良結構
JP3235353U (ja) 集合住宅の部屋構造
JP3220550U (ja) 食器循環システム
JP2010007413A (ja) キッチン一体型階段部構造
KR200386272Y1 (ko) 바아형 식탁
JPH0363883B2 (ja)
CN206744804U (zh) 一种新型多层饭盒
JP2001258663A (ja) 対面型キッチンユニット
JP2022109613A (ja) 集合住宅の住戸
Smith Dinner with Jesus and Paul: The social role of meals in the Greco-Roman world
JP2021134565A (ja) 集合住宅
JP2016079735A (ja) 建物
JP2014043745A (ja) 住宅
JP2009005875A (ja) システムキッチン
JP2003035043A (ja) 飲食物のルームサービス方法
JPH0582201B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060808

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061219