JP3235353U - 集合住宅の部屋構造 - Google Patents

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奈津子 西牟田
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株式会社中央住宅
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Abstract

【課題】ダイニングテーブルの上面積を侵食することなく、ダイニングテーブルユニット部まわりの小物を出し入れしやすく置くことができる集合住宅の部屋構造を提供する。【解決手段】リビング・ダイニング・キッチン室17を有する集合住宅の部屋構造において、キッチンユニット部21とダイニングテーブルユニット部23とが、平面視略長方形状に連続した状態で設けられ、キッチンユニット部21の一側部は、室の壁面27に接合されているとともに、キッチンユニット部21の他側部は、床面19から所定の高さで起立してダイニングテーブルユニット部23を仕切る仕切り壁25を挟んでダイニングテーブルユニット部23と相互に固定され、仕切り壁25は、ダイニングテーブルユニット部23に臨む面に、壁内空間部37を開放する開口部39を有するとともに、開口部における壁内空間部37の厚み方向である奥行方向には、収納棚41が配置される。【選択図】 図2

Description

本考案は、リビング室空間とダイニング室空間とキッチン室空間とが、連続した室空間として一部屋とされたリビング・ダイニング・キッチン室を有するマンションタイプの集合住宅の部屋構造に関する。
キッチンユニット部及びカウンターが壁際に沿って連続して配設されるワンルームタイプマンションの部屋構造が知られている(特許文献1参照)。
また、リビング室空間とダイニング室空間とキッチン室空間とが、連続した室空間として一部屋とされたリビング・ダイニング・キッチン室を有するマンションタイプの集合住宅の部屋構造が知られている(特許文献2参照)。この集合住宅の部屋構造は、リビング・ダイニング・キッチン室を構成する連続する床面の中間部分に、キッチンユニット部とダイニングテーブルユニット部とが、平面視略長方形状に連続して相互に固定された状態で設けられる。キッチンユニット部の一側部は、室の仕切壁の面に接合されているとともに、キッチンユニット部及びダイニングテーブルユニット部の他の周囲である、前部と後部及び側端部は、連続する床面の側に開放されて人が移動可能な床空間とされている。この集合住宅の部屋構造によれば、リビング室空間とダイニング室空間とキッチン室空間とを連続した室空間として一部屋の大空間として確保し、その大空間の床面の中間部分に、キッチンユニット部とダイニングテーブルユニット部とを一体として配設させることにより、集まりの中心として、その周囲の床空間部分を、比較的多人数の集まりにも便利な、まとまりの良い部屋空間とすることができる。
特開2009−114768号公報 実用新案登録第3173350号公報
しかしながら、従来の集合住宅の部屋構造は、大空間の床面の中間部分に、キッチンユニット部とダイニングテーブルユニット部とを一体として配設するが、これまではダイニングテーブルユニット部には収納部分がなかった。このため、ダイニングテーブルにありがちな雑多な小物、例えば、調味料やリモコン、筆記具、ティッシュ箱などが乱雑に置かれ、ダイニングテーブルを綺麗に保ちにくい問題があった。別途収納箱などを用意し、まとめることも可能であるが、その収納箱を置く分、テーブル天板の有効な上面積を狭めることになった。
本考案は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、ダイニングテーブルユニット部におけるテーブル天板の上面積を侵食することなく、ダイニングテーブルユニット部まわりの小物を出し入れしやすく置くことができる集合住宅の部屋構造を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本考案の請求項1記載の集合住宅の部屋構造は、リビング室空間11とダイニング室空間13とキッチン室空間15とが、連続した室空間として一部屋とされたリビング・ダイニング・キッチン室17を有する集合住宅の部屋構造において、
前記リビング・ダイニング・キッチン室17を構成する連続する床面19の中間部分に、キッチンユニット部21とダイニングテーブルユニット部23とが、平面視略長方形状に連続した状態で設けられ、
前記キッチンユニット部21の一側部は、室の壁面27に接合されているとともに、前記キッチンユニット部21の他側部は、前記床面19から所定の高さで起立して前記ダイニングテーブルユニット部23を仕切る所定厚さの仕切り壁25を挟んで前記ダイニングテーブルユニット部23と相互に固定され、
前記仕切り壁25は、前記ダイニングテーブルユニット部23に臨む面に、壁内空間部37を開放する開口部39を有するとともに、該開口部39における壁内空間部37の厚み方向である奥行方向には、収納棚41が配置されることを特徴とする。
この集合住宅の部屋構造では、キッチンユニット部21の他側部が、床面19から所定の高さで起立した仕切り壁25により、ダイニングテーブルユニット部23と仕切られる。すなわち、キッチンユニット部21とダイニングテーブルユニット部23とは、仕切り壁25を挟んで相互に固定される。仕切り壁25は、所定の厚みを有し、ダイニングテーブルユニット部23に臨む面に、壁内空間部37を開放する開口部39を有する。すなわち、キッチンユニット部21の横である他側部に、仕切り壁25の厚み分を利用して、仕切り壁25の一部をくぼめた凹状部を壁内空間部37を奥行として収納棚41が設けられる。収納棚41は、壁内空間部37の開口部39を通じて小物50を出し入れすることにより、ダイニングテーブルユニット部23まわりの小物50を整理整頓できる。
本考案の請求項2記載の集合住宅の部屋構造は、請求項1に記載の集合住宅の部屋構造であって、
前記床面19からの高さが前記ダイニングテーブルユニット部23の上面と同一高さとなって前記キッチンユニット部21の後部に沿って配置され、前記ダイニングテーブルユニット部23と平面視略L字形状に連続した状態で、前記ダイニングテーブルユニット部23を後部から囲むようにカウンターテーブル47が設けられ、
前記仕切り壁25は、前記カウンターテーブル47と前記ダイニングテーブルユニット部23とに沿って平面視略L字形状に連続して形成されていることを特徴とする。
この集合住宅の部屋構造では、カウンターテーブル47が、キッチンユニット部21の後部に沿って配置され、ダイニングテーブルユニット部23と平面視略L字形状に連続した状態で、ダイニングテーブルユニット部23を後部から囲むように設けられる。キッチンユニット部21は、カウンターテーブル47及びダイニングテーブルユニット部23の間に設けられた平面視略L字形状の仕切り壁25により囲まれる。ダイニングテーブルユニット部23のテーブル天板43は、キッチンユニット部21の後部に沿うカウンターテーブル47が、平面視略L字形状となって連続する。これにより、ダイニングテーブルユニット部23におけるテーブル天板43の上面は、カウンターテーブル47の上面が連続することにより、カウンターテーブル47の延在方向に直交する方向のテーブル天板幅方向の寸法を大きく確保できる。
本考案の請求項3記載の集合住宅の部屋構造は、請求項1または2に記載の集合住宅の部屋構造であって、
前記収納棚41が、前記ダイニングテーブルユニット部23におけるテーブル天板43の上面と連続する面を有していることを特徴とする。
この集合住宅の部屋構造では、収納棚41が、ダイニングテーブルユニット部23におけるテーブル天板43の上面と連続する面を有する。すなわち、ダイニングテーブルユニット部23のテーブル天板43を、仕切り壁25につきさす形に収めることで、テーブル天板43の上面と段差なく、収納棚41を設けることができる。つまり、収納棚41の底板48上面がテーブル天板43と同一面となり、テーブル天板43の一部が収納棚41となる。
本考案に係る請求項1記載の集合住宅の部屋構造によれば、仕切り壁に収納棚を設けたことで、ダイニングテーブルユニット部におけるテーブル天板の上面積を侵食することなく、ダイニングテーブルユニット部まわりの小物を出し入れしやすく置くことができ、テーブル天板の上面を乱雑にせずに綺麗に保てる。
本考案に係る請求項2記載の集合住宅の部屋構造によれば、カウンターテーブルがテーブル天板に連続することにより、テーブル天板の上面積を違和感なく拡大できるとともに、例えばカウンターテーブルを配膳時の仮置きスペースとして利用することで、食膳を配りやすくできる。また、カウンターテーブルを挟んでキッチンユニット部と反対側に位置する通路の傍らで、花瓶等の置物をカウンターテーブルに置くことができ、リビング・ダイニング・キッチン室を簡便に装飾できる。
本考案に係る請求項3記載の集合住宅の部屋構造によれば、テーブル天板の上面と、収納棚の底板上面とが段差のない連続した面となるので、小物が取り出しやすく、かつ収納しやすくなる。また、テーブル天板の上面と共に、収納棚の底板上面を一度に掃除することができ、収納棚の上面を綺麗に保ちやすくできる。
本考案の実施形態に係る集合住宅の部屋構造の平面図である。 図1に示した集合住宅の部屋構造における要部の斜視図である。 図2の要部拡大斜視図である。 壁内空間部を壁面に垂直な縦方向で断面とした断面図である。
以下、本考案に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本考案の実施形態に係る集合住宅の部屋構造の平面図である。
本実施形態に係る集合住宅の部屋構造は、例えばマンションの一住戸の部屋構造に適用される。この部屋構造は、矩形の平面形状を有し、左右両外壁の間に、この例では、3LDKタイプの部屋割を有している。
この、一住戸の部屋構造には、リビング室空間11とダイニング室空間13とキッチン室空間15とが、連続した室空間として一部屋とされたリビング・ダイニング・キッチン室17を有している。
リビング・ダイニング・キッチン室17を構成する連続する床面19の中間部分に、キッチンユニット部21とダイニングテーブルユニット部23とが、平面視略長方形状に連続して相互に固定された状態で設けられている。キッチンユニット部21とダイニングテーブルユニット部23とは、対向する側端部同士が、仕切り壁25を介して相互に固定されて、平面視略長方形状に連続している。
キッチンユニット部21の一側部は、室の壁面27に接合されているとともに、キッチンユニット部21及びダイニングテーブルユニット部23の他の周囲である、前部と後部及び側端部は、前記連続する床面19の側に開放されて人が移動又は集合可能な床空間とされている。ダイニングテーブルユニット部23の長さは、図1に示すように、その前部と後部に2個の腰掛け椅子29が並設される長さとすれば良い。
キッチンユニット部21は、その上面に、シンク31とコンロ33とが設けられ、コンロ33の上部には、排気フード35(図2参照)が設けられている。
キッチンユニット部21の他側部は、床面19から所定の高さで起立してダイニングテーブルユニット部23を仕切る仕切り壁25を挟んでダイニングテーブルユニット部23と相互に固定されている。
図2は、図1に示した集合住宅の部屋構造における要部の斜視図である。
仕切り壁25は、ダイニングテーブルユニット部23に臨む面に、壁内空間部37を開放する開口部39を有する。
図3は、図2の要部拡大斜視図である。
仕切り壁25は所定の厚さで形成され、開口部39における壁内空間部37の厚み方向を奥行として収納棚41が配置される。本実施形態において、収納棚41は、棚板46を有する上下2段の収納部44,45を備えた構成とされる。下段収納部45は、ダイニングテーブルユニット部23におけるテーブル天板43の上面と連続する面を有している。なお、収納棚41は、収納部44,45内にコンセントが設けられていてもよい。
集合住宅の部屋構造は、床面19からの高さがダイニングテーブルユニット部23におけるテーブル天板43の上面と同一高さとなってキッチンユニット部21の後部に沿って配置されるカウンターテーブル47を有する。カウンターテーブル47は、ダイニングテーブルユニット部23と平面視略L字形状に連続した状態で、ダイニングテーブルユニット部23を後部から囲むように設けられる。つまり、テーブル天板43とカウンターテーブル47とは、平面視略L字形状となった同一平面の上面を有する。
仕切り壁25は、キッチンユニット部21と、カウンターテーブル47及びダイニングテーブルユニット部23とを仕切って、キッチンユニット部21を囲うようにして平面視略L字形状に連続する。
図4は、壁内空間部37を壁面27に垂直な縦方向で断面とした断面図である。
キッチンユニット部21の上面であるキッチン天板49は、テーブル天板43の上面よりも高い。テーブル天板43の上面は、床面19から例えば700mmとなる。キッチン天板49の上面は、床面19から例えば900mmとなる。つまり、テーブル天板43とキッチン天板49とは、200mmの段差を有する。仕切り壁25の上面は、キッチン天板49の上面よりも高い。仕切り壁25の上面は、床面19から例えば1050mmとなる。従って、仕切り壁25は、テーブル天板43の上面から350mmの高さで起立する。また、仕切り壁25は、キッチン天板49の上面から150mmの高さで起立する。
仕切り壁25は、キッチン天板49から所定の高さで起立し、主にシンク31を囲っていることにより、カウンターテーブル47やダイニングテーブルユニット部23への水はねを抑制する。
仕切り壁25は、例えば厚さ80〜90mmとされる。仕切り壁25に設けられる壁内空間部37の開口部39は、テーブル天板43の上面から例えば260mm程度の高さ、370mm程度の間口幅で開口される。収納棚41は、上段収納部44を高さ100mm程度、下段収納部45を140mm程度とし、厚さ20mm程度の棚板46にて仕切られる。この棚板46は、着脱自在であっても、固定されていてもよい。棚板46は、着脱自在とすることにより、より掃除しやすくできる。棚板46は、開口部39よりも数mm〜10mm程度外側、つまり手前側に延出させ、左右角部をRとすることにより、載置面積を増やし収納量を増やすこともできる。また、この棚板46は、2枚など複数枚構成としてもよく、さらには収納棚41内で垂直な仕切板などを備える構成としてもよい。
壁内空間部37は、収納棚41の奥側に、開口部39とほぼ同一面積の棚背板51が設けられる。棚背板51から開口部39までは、例えば60〜70mm程度の奥行き寸法とされる。棚背板51は、タイル柄や木目柄など各種デザインのものを、交換自在に取り付けることができる。また、棚背板51は、光源からの光を板端面から入射させて板表面から出射させる面発光式の照明板や、有機としてもよい。
仕切り壁25のキッチンユニット部21側には、キッチン側内壁板53が設けられる。仕切り壁25の上端には、笠木板55が設けられる。笠木板55の幅は、例えば120〜130mm程度となる。笠木板55は、開口部39が設けられた仕切り壁25の面から僅かに突出(オーバーハング)する。なお、上記した各寸法は、一例である。
この、一住戸の部屋構造には、リビング・ダイニング・キッチン室17の他、玄関57、浴室59、トイレ61、洗面化粧室63等が設けられているが、その構成と機能は、従来のものと同様である。
次に、上記した構成の作用を説明する。
本実施形態に係る集合住宅の部屋構造では、キッチンユニット部21の他側部が、床面19から所定の高さで起立した仕切り壁25により、ダイニングテーブルユニット部23と仕切られる。すなわち、キッチンユニット部21とダイニングテーブルユニット部23とは、仕切り壁25を挟んで相互に固定される。ここで、キッチンユニット部21の上面はテーブル天板43の上面よりも高い。仕切り壁25の上面は、キッチン天板49の上面よりも高い。
仕切り壁25は、ダイニングテーブルユニット部23に臨む面に、壁内空間部37を開放する開口部39を有する。すなわち、キッチンユニット部21の横(他側部)に、仕切り壁25の厚み分を利用して、仕切り壁25の一部をくぼめた凹状部、つまり壁内空間部37によって構成される収納棚41が設けられる。開口部39を有した壁内空間部37、つまり収納棚41は、所謂ニッチと称すことができる。
壁内空間部37に構成される収納棚41は、開口部39を通じて小物50を出し入れ可能とすることにより、ダイニングテーブルユニット部23まわりの小物50を整理整頓できる。ダイニングテーブルユニット部23まわりの小物50としては、例えばティッシュやウェットティッシュ、醤油などの調味料、カトラリーセット、リモコン、お菓子、小型ラジオ、無線接続可能なスピーカーセットなどが挙げられる。例えば、一般的な箱型ティッシュであれば短幅寸法が110〜120mmとされ、図3に示すように下段収納部45に横向きに収納可能となる。小型ラジオや無線接続可能なスピーカーセットは、収納部44,45に設けたコンセントより給電を可能とすることができる。また、このコンセントは、卓上調理器等の電源コードを床を這わさずに接続することができる。また、収納棚41は、仕切り壁25の壁面が凹状となる。このため、内方に配置した上述のラジオ等の音源は、ダイニングテーブルユニット部23に向けて指向性を持たせた音を出力でき、特にダイニングテーブルユニット部23において聴き取りやすくすることが可能となる。
また、この集合住宅の部屋構造では、カウンターテーブル47が、キッチンユニット部21の後部に沿って配置され、ダイニングテーブルユニット部23と平面視略L字形状に連続した状態で、ダイニングテーブルユニット部23を後部から囲むように設けられる。キッチンユニット部21は、カウンターテーブル47及びダイニングテーブルユニット部23の間に設けられた平面視略L字形状の仕切り壁25により囲まれる。
ダイニングテーブルユニット部23のテーブル天板43は、キッチンユニット部21の後部に沿うカウンターテーブル47が、平面視略L字形状となって連続する。これにより、ダイニングテーブルユニット部23におけるテーブル天板43の上面は、カウンターテーブル47の上面が連続することにより、カウンターテーブル47の延在方向に直交する方向のテーブル天板幅方向の寸法を大きく確保できる。その結果、カウンターテーブル47がテーブル天板43に連続することにより、テーブル天板43の上面積を違和感なく拡大できるとともに、例えば、カウンターテーブル47を配膳時の仮置きスペースとして利用することで、食膳を配りやすくできる。また、カウンターテーブル47を挟んでキッチンユニット部21と反対側に位置する通路の傍らで、花瓶等の置物をカウンターテーブル47に置くことができ、リビング・ダイニング・キッチン室17を簡便に装飾できる。
また、この集合住宅の部屋構造では、収納棚41が、ダイニングテーブルユニット部23におけるテーブル天板43の上面と連続する面を有する。すなわち、ダイニングテーブルユニット部23のテーブル天板43を、仕切り壁25につきさすような形に収めることで、テーブル天板43の上面と段差なく、収納棚41の底板48上面を設けることができる。つまり、テーブル天板43の一部が下段収納部45の底板48となる。その結果、テーブル天板43の上面と、収納棚41の底板48上面とが段差のない連続した面となるので、小物50が取り出しやすく、かつ収納しやすくなる。また、テーブル天板43の上面とともに、底板48の上面を一度に掃除することができ、収納棚41を綺麗に保ちやすくできる。
従って、本実施形態に係る集合住宅の部屋構造によれば、ダイニングテーブルユニット部23におけるテーブル天板43の上面積を侵食することなく、ダイニングテーブルユニット部23まわりの小物50を出し入れしやすく収納し置くことができ、テーブル天板43の上面を乱雑にせずに、掃除しやすくして綺麗に保てる。
11…リビング室空間
13…ダイニング室空間
15…キッチン室空間
17…リビング・ダイニング・キッチン室
19…床面
21…キッチンユニット部
23…ダイニングテーブルユニット部
25…仕切り壁
27…壁面
37…壁内空間部
39…開口部
41…収納棚
43…テーブル天板
47…カウンターテーブル

Claims (3)

  1. リビング室空間とダイニング室空間とキッチン室空間とが、連続した室空間として一部屋とされたリビング・ダイニング・キッチン室を有する集合住宅の部屋構造において、
    前記リビング・ダイニング・キッチン室を構成する連続する床面の中間部分に、キッチンユニット部とダイニングテーブルユニット部とが、平面視略長方形状に連続した状態で設けられ、
    前記キッチンユニット部の一側部は、室の壁面に接合されているとともに、前記キッチンユニット部の他側部は、前記床面から所定の高さで起立して前記ダイニングテーブルユニット部を仕切る所定厚さの仕切り壁を挟んで前記ダイニングテーブルユニット部と相互に固定され、
    前記仕切り壁は、前記ダイニングテーブルユニット部に臨む面に、壁内空間部を開放する開口部を有するとともに、該開口部における壁内空間部の厚み方向である奥行方向には、収納棚が配置されることを特徴とする集合住宅の部屋構造。
  2. 請求項1に記載の集合住宅の部屋構造であって、
    前記床面からの高さが前記ダイニングテーブルユニット部の上面と同一高さとなって前記キッチンユニット部の後部に沿って配置され、前記ダイニングテーブルユニット部と平面視略L字形状に連続した状態で、前記ダイニングテーブルユニット部を後部から囲むようにカウンターテーブルが設けられ、
    前記仕切り壁は、前記カウンターテーブルと前記ダイニングテーブルユニット部とに沿って平面視略L字形状に連続して形成されていることを特徴とする集合住宅の部屋構造。
  3. 請求項1または2に記載の集合住宅の部屋構造であって、
    前記収納棚が、前記ダイニングテーブルユニット部におけるテーブル天板の上面と連続する面を有していることを特徴とする集合住宅の部屋構造。
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