JP3173350U - 集合住宅の部屋構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】キッチンユニット部とダイニングテーブルユニット部とを一体として配設させることにより、集まりの中心として、その周囲の床空間部分を、比較的多人数の集まりにも便利な、まとまりの良い部屋空間とした。
【解決手段】リビング・ダイニング・キッチン室1を構成する連続する床面の中間部分に、キッチンユニット部2とダイニングテーブルユニット部3とを、平面視略長方形状に連続して相互に固定された状態で設け、その周囲である、前部と後部及び側端部は、連続する床面の側に開放されて人が移動可能な床空間とした。
【選択図】 図1
【解決手段】リビング・ダイニング・キッチン室1を構成する連続する床面の中間部分に、キッチンユニット部2とダイニングテーブルユニット部3とを、平面視略長方形状に連続して相互に固定された状態で設け、その周囲である、前部と後部及び側端部は、連続する床面の側に開放されて人が移動可能な床空間とした。
【選択図】 図1
Description
本考案は、リビング室空間とダイニング室空間とキッチン室空間とが、連続した室空間として一部屋とされたリビング・ダイニング・キッチン室を有するマンションタイプの集合住宅の部屋構造に関する。
本考案に係る集合住宅の部屋構造が適応されるマンションは、高層マンションのみならず、エレベーターの無い2、3階建ての低層マンションにも適応される。
本考案に係る集合住宅の部屋構造が適応されるマンションは、高層マンションのみならず、エレベーターの無い2、3階建ての低層マンションにも適応される。
一般に、マンション内の居住空間は、仕切り壁等により、洋室、和室の他、リビング室、ダイニング室、キッチン室等と、比較的小面積の室空間に区画されているものが多い。このため、3LDKタイプ等の全体として比較的居住空間に余裕のあるマンションであっても、家族の多い居住者が一室に集まる場合、或いは、ホームパーティー等比較的大人数で集まる場合には、不便である。
また、特許文献1に示されるワンルームタイプマンションの部屋構造では、キッチンユニット部及びカウンターが壁際に沿って連続して配設されている。
本考案は、以上の点に鑑み、マンションタイプの集合住宅の部屋構造において、リビング室空間とダイニング室空間とキッチン室空間とを連続した室空間として一部屋の大空間として確保し、その大空間の床面の中間部分に、キッチンユニット部とダイニングテーブルユニット部とを一体として配設させることにより、集まりの中心として、その周囲の床空間部分を、比較的多人数の集まりにも便利な、まとまりの良い部屋空間としたことを目的としている。
前記目的を達成するための手段を、図の実施形態を参照して説明する。
本考案では、リビング室空間とダイニング室空間とキッチン室空間とが、連続した室空間として一部屋とされたリビング・ダイニング・キッチン室1を有するマンションタイプの集合住宅の部屋構造において、前記リビング・ダイニング・キッチン室1を構成する連続する床面の中間部分に、キッチンユニット部2とダイニングテーブルユニット部3とが、平面視略長方形状に連続して相互に固定された状態で設けられ、キッチンユニット部2の一側部は、室の仕切壁4の面に接合されているとともに、キッチンユニット部2及びダイニングテーブルユニット部3の他の周囲である、前部と後部及び側端部は、前記連続する床面の側に開放されて人が移動可能な床空間とされていることを特徴とする。
本考案では、リビング室空間とダイニング室空間とキッチン室空間とが、連続した室空間として一部屋とされたリビング・ダイニング・キッチン室1を有するマンションタイプの集合住宅の部屋構造において、前記リビング・ダイニング・キッチン室1を構成する連続する床面の中間部分に、キッチンユニット部2とダイニングテーブルユニット部3とが、平面視略長方形状に連続して相互に固定された状態で設けられ、キッチンユニット部2の一側部は、室の仕切壁4の面に接合されているとともに、キッチンユニット部2及びダイニングテーブルユニット部3の他の周囲である、前部と後部及び側端部は、前記連続する床面の側に開放されて人が移動可能な床空間とされていることを特徴とする。
請求項2では、上記の構成において、ダイニングテーブルユニット部3は、キッチンユニット部2の後部と側端部に、カウンターテーブル式に、平面視略L形に連続して相互に固定された状態で設けられていることを特徴とする。
請求項3に示すように、本考案では、上記部屋構造において、前記キッチンユニット部2は、その上面が前記ダイニングテーブルユニット部3の上面よりも高所に形成され、ダイニングテーブルユニット部3は、そのテーブル天板5の内周壁面が、キッチンユニット部2の対向する外壁部に接合固定されたカウンターテーブル構造とすることが出来る。
請求項4に示すように、本考案では、上記部屋構造において、前記リビング・ダイニング・キッチン室1の、前記キッチンユニット部2の一側部が接合された壁面の、前後の部分に、隣接する他の室との間の前後の出入り口10,11が設けられていることが望ましい。
上記ダイニングテーブルユニット部3を、キッチンユニット部2とは独立したダイニングテーブル構造とし、キッチンユニット部2との対向側端部同士を互いに結合固定させて、全体として平面視略長方形状に連続して相互に固定させるようにしても良い。
本考案では、リビング室空間とダイニング室空間とキッチン室空間とを連続したリビング・ダイニング・キッチン室として一部屋の大空間として確保し、その大空間の床面の中間部分に、キッチンユニット部とダイニングテーブルユニット部とを、平面視略長方形状に連続して一体として配設させるようにしたので、これを、家族やホームパーティー等集まりの中心として、有効に活用できる。
平面視略長方形状に連続して一体としたキッチンユニット部とダイニングテーブルユニット部の前後の両側部分の床空間が通路となり、その前後の通路部分の端部に、隣接する他の室との間の前後の出入り口を設けることにより、隣接する室への出入りも容易で、上記一部屋の大空間を無駄なく広く有効に使うことができる。
請求項2又は3のように、リビング・ダイニング・キッチン室の中間部分に、キッチンユニット部を配置するとともに、その後部と側端部に連続してカウンターテーブル式にダイニングテーブルユニット部を配置することにより、料理などを家族団らんの中心に据えることができる。
このように、本考案では、大空間とした部屋の中心と、家族生活の中心とが一体となるという、優れた効果がある。
このように、本考案では、大空間とした部屋の中心と、家族生活の中心とが一体となるという、優れた効果がある。
以下、本考案を適用した実施の形態例を図1〜図3を参照して説明する。
図1、図2は、本考案の第1実施形態を示すものである。
図1は、本考案の第1実施形態に係るマンションの一住戸の部屋構造を示している。この部屋構造は、矩形の平面形状を有し、左右両外壁の間に、この実施例では、3LDKタイプの部屋割を有している。
図1、図2は、本考案の第1実施形態を示すものである。
図1は、本考案の第1実施形態に係るマンションの一住戸の部屋構造を示している。この部屋構造は、矩形の平面形状を有し、左右両外壁の間に、この実施例では、3LDKタイプの部屋割を有している。
この、一住戸の部屋構造には、リビング室空間とダイニング室空間とキッチン室空間とが、連続した室空間として一部屋とされたリビング・ダイニング・キッチン室1を有している。
前記リビング・ダイニング・キッチン室1を構成する連続する床面の中間部分に、キッチンユニット部2とダイニングテーブルユニット部3とが、平面視略長方形状に連続して相互に固定された状態で設けられている。キッチンユニット部2とダイニングテーブルユニット部3とは、対向する側端部同士が、相互に固定されて、平面視略長方形状に連続している。
キッチンユニット部2の一側部は、室の仕切壁4の面に接合されているとともに、キッチンユニット部2及びダイニングテーブルユニット部3の他の周囲である、前部と後部及び側端部は、前記連続する床面の側に開放されて人が移動又は集合可能な床空間とされている。ダイニングテーブルユニット部3の長さは、図1に示すように、その前部と後部に2個の腰掛け椅子13が並設され、側端部には、1個の椅子13が設置される長さとすれば良い。
キッチンユニット部2は、その上面に、シンク7とコンロ8とが設けられ、コンロ8の上部には、排気フード9が設けられている。
ダイニングテーブルユニット部3は、テーブル天板5と脚板6とが略逆L形に結合された構造であり、テーブル天板5の端部が、キッチンユニット部2の側端部の外壁に接合固定された状態で設けられている。キッチンユニット部2とダイニングテーブルユニット部3とは、平面視略長方形状に連続して相互に固定され、キッチンユニット部2の上面はダイニングテーブルユニット部3のテーブル天板5の上面よりも上方に、段差が設けられた状態で固定されている。
キッチンユニット部2とダイニングテーブルユニット部3との間には、キッチンユニット部2の側端面を囲むように、隔壁が設けられていても良い。ダイニングテーブルユニット部3は、それ自体独立したダイニングテーブル構造であっても良い。また、ダイニングテーブルユニット部3は、そのテーブル天板の内端部が、キッチンユニット部2の外壁又は上記隔壁に固定された、カウンターテーブル構造であっても良い。
上記室の仕切壁4の面に接合されたキッチンユニット部2の一側端部の、前後の仕切壁の部分には、リビング・ダイニング・キッチン室1と隣接する他の室との間との前後の出入り口10、11が設けられ、一方の出入り口10は、引き戸により、他方の出入り口11は、開き戸により開閉自在とされている。
この出入り口10,11を通り、キッチンユニット部2及びダイニングテーブルユニット部3の前後及びダイニングテーブルユニット部3の側端部を囲む床面は、上述したように人が移動又は集合可能な床空間とされている。
この出入り口10,11を通り、キッチンユニット部2及びダイニングテーブルユニット部3の前後及びダイニングテーブルユニット部3の側端部を囲む床面は、上述したように人が移動又は集合可能な床空間とされている。
この、一住戸の部屋構造には、上記リビング・ダイニング・キッチン室1の他、玄関14、浴室15、トイレ16、洗面化粧室17等が設けられているが、その構成と機能は、従来のものと同様である。
図3は、本考案の第2実施形態を示すものである。
第2実施態様では、ダイニングテーブルユニット部3は、キッチンユニット部2の後部と側端部に、カウンターテーブル式に、平面視略L形に連続して相互に固定された状態で設けられている。
第2実施態様では、ダイニングテーブルユニット部3は、キッチンユニット部2の後部と側端部に、カウンターテーブル式に、平面視略L形に連続して相互に固定された状態で設けられている。
キッチンユニット部2の側端部と背部には、キッチンユニット部2の外壁の沿って隔壁12が設けられている。ダイニングテーブルユニット部3のテーブル天板5は、隔壁12の外壁にカウンターテーブル式に、平面視略L形に連続して相互に固定された状態で設けられている。隔壁12の上面は、キッチンユニット部2の上面及びテーブル天板5の上面よりも高く形成されている。
第2実施形態のその他の構成及び作用は、上記第1実施形態と同様であるので、共通する箇所には共通する符号を付して、その詳細な説明は省略する。
1 リビング・ダイニング・キッチン室
2 キッチンユニット部
3 ダイニングテーブルユニット部
4 仕切壁
5 テーブル天板
6 脚板
7 シンク
8 コンロ
9 排気フード
10,11 出入り口
12 隔壁
13 椅子
14 玄関
15 浴室
16 トイレ
17 洗面化粧室
2 キッチンユニット部
3 ダイニングテーブルユニット部
4 仕切壁
5 テーブル天板
6 脚板
7 シンク
8 コンロ
9 排気フード
10,11 出入り口
12 隔壁
13 椅子
14 玄関
15 浴室
16 トイレ
17 洗面化粧室
Claims (4)
- リビング室空間とダイニング室空間とキッチン室空間とが、連続した室空間として一部屋とされたリビング・ダイニング・キッチン室を有するマンションタイプの集合住宅の部屋構造において、
前記リビング・ダイニング・キッチン室を構成する連続する床面の中間部分に、キッチンユニット部とダイニングテーブルユニット部とが、平面視略長方形状に連続して相互に固定された状態で設けられ、キッチンユニット部の一側部は、室の壁面に接合されているとともに、キッチンユニット部及びダイニングテーブルユニット部の他の周囲は、前記連続する床面の側に開放されて移動可能な床空間とされていることを特徴とする集合住宅の部屋構造。 - リビング室空間とダイニング室空間とキッチン室空間とが、連続した室空間として一部屋とされたリビング・ダイニング・キッチン室を有するマンションタイプの集合住宅の部屋構造において、
前記リビング・ダイニング・キッチン室を構成する連続する床面の中間部分に、キッチンユニット部とダイニングテーブルユニット部とが、平面視略長方形状に連続して相互に固定された状態で設けられ、ダイニングテーブルユニット部はキッチンユニット部の背部と側部に連続して相互に固定された状態で設けられ、キッチンユニット部の一側部は、室の壁面に接合されているとともに、キッチンユニット部及びダイニングテーブルユニット部の他の周囲は、前記連続する床面の側に開放されて移動可能な床空間とされていることを特徴とする集合住宅の部屋構造。 - 前記キッチンユニット部は、その上面が前記ダイニングテーブルユニット部の上面よりも高所に形成され、ダイニングテーブルユニット部は、そのテーブル天板の内周壁面が、キッチンユニット部の対向する外壁部分に接合固定されたカウンターテーブル構造とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の集合住宅の部屋構造。
- 前記リビング・ダイニング・キッチン室の、前記キッチンユニット部の一側部が接合された壁面の、前後の部分には、隣接する他の室との間の前後の出入り口が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の集合住宅の部屋構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011006831U JP3173350U (ja) | 2011-11-18 | 2011-11-18 | 集合住宅の部屋構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011006831U JP3173350U (ja) | 2011-11-18 | 2011-11-18 | 集合住宅の部屋構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3173350U true JP3173350U (ja) | 2012-02-02 |
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ID=48000607
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JP2011006831U Expired - Lifetime JP3173350U (ja) | 2011-11-18 | 2011-11-18 | 集合住宅の部屋構造 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3173350U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8017852B2 (en) | 2004-11-16 | 2011-09-13 | Sony Corporation | Music content reproduction apparatus, method thereof and recording apparatus |
-
2011
- 2011-11-18 JP JP2011006831U patent/JP3173350U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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