JP3182096U - 個室ユニット及び共同利用室の部屋構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】共用空間を狭めず、共同利用室の個々の利用者の専用空間に好適な個室ユニット及び共同利用室の部屋構造を提供する。
【解決手段】複数人で利用する共同利用室内の私用空間に設置される個室ユニットであって、箱状体1を上下方向に2分割して専用空間7をなす2つの個室8を形成する。各個室8には就寝面9を設け、両就寝面9は上下に重なる位置に設定し、2人分の就寝面9による床占有面積を1人分の就寝面面積で済ませる。各個室8の開閉戸12を同方向に設け、各個室8への通路を1本とする。
【選択図】図4

Description

本考案は、アパート、マンションあるいは戸建て住宅の部屋を複数人で共同して利用する共同利用居住形態において、個々の利用者の専用空間として好適な個室ユニット及びこれを設置した共同利用室の部屋構造に関するものである。
アパート、マンションあるいは戸建て住宅の部屋を複数人で共同して利用する共同利用居住形態はシェアルームと称され、近年、需要が増大している。
この種の共同利用室は、玄関、通路、キッチン、バス、トイレ、リビング等の共用空間と、個々の利用者の私用空間(専ら就寝をするため、その他、テレビジョン視聴や読書をするためにも利用する、リビングの一部を含むルーム空間。)とからなる。共用空間は共同利用者が共同で利用する空間であるが、私用空間は個々の利用者の専用空間となる。
アパート等に居住することを望む個々の利用者は、多少の不自由さはあっても、1つの部屋又は複数の部屋を有するアパート等を単独で借りるよりは、シェアルームを複数人で借りる方が安価な費用(家賃、水道・光熱費等)で居住できるので割安感がある。これが、シェアルームが都市部、特に駅近くでの需要が増大する理由である。
また、複数の部屋を有するアパート、マンションあるいは戸建て住宅における各部屋を複数人で各々利用する共同利用居住形態はシェアハウスと称され、このシェアハウスもアパート、マンションあるいは戸建て住宅を単独で借りるよりは安価な費用で居住できる。したがって、このシェアハウスの需要も、近年増大している。なお、シェアハウスにおける1部屋も複数人が共同して居住するシェアルームとして利用できる。
上記のようなシェアルームの場合でもシェアハウスの場合でも、利用される共同利用室において、各利用者の私用空間は、上記のように専用空間となるが、この専用空間は、限られた共同利用室内に複数設ける必要があることからコンパクトであることが望ましい。また、部屋内に容易に設置でき、収まりもよいことが求められ、したがって、ユニット化されていることが望まれる。
ところで従来、個室ユニットとしては特許文献1に記載するようなものがあった。
これは、共有室の床上を移動可能な可動床に、少なくとも一部が開閉可能な仕切部材を立設して生活用品を収容可能な個室空間を形成するという個室ユニットである。
特開2003−105864号公報
しかしながら上記従来の個室ユニットは、字義通り個人、つまり1人用のユニットである。したがって、この個室ユニットを各利用者の専用空間として共同利用室内(上記共有室の床上)に複数人分設置する場合には、人数分を掛け算した床面積が必要となり、共同利用室内における全個室ユニットの床占有面積が多大となって、共用空間を狭くする。
本考案の課題は、複数人分を少ない床占有面積で構成できて共用空間を狭めず、共同利用室における個々の利用者の専用空間の設置に好適な個室ユニット及び共同利用室の部屋構造を提供することにある。
上記課題を達成するために、請求項1に記載の考案は、複数人で共同利用する共同利用室内の私用空間に設置される個室ユニットであって、箱状体を上下方向に2分割して各々独立の専用空間をなす2つの個室を形成し、各個室には就寝面が備えられ、両就寝面は上下に重なる位置に設定され、各個室の側面には該個室の出入口及びその開閉戸が設けられ、上側の個室内に出入りするための梯子が必要に応じて設けられることを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、複数人で共同利用する共同利用室内の私用空間に設置される個室ユニットであって、箱状体を左右方向に2分割して各々独立の専用空間をなす2つの個室を形成し、各個室には就寝面が備えられ、両就寝面は上下に重なる位置に設定され、各個室の側面には該個室の出入口及びその開閉戸が設けられ、上側に位置する就寝面を備える個室内には、必要に応じてその就寝面に上り下りするための梯子が設けられることを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載の個室ユニットを、開閉戸が設けられていない面同士を合せて2つ連結してなることを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、複数人で共同利用する共同利用室内に、共同利用される玄関、キッチン及びトイレが配置され、請求項1〜3のいずれか1の項に記載の個室ユニットが前記共同利用室の床面に設置されることを特徴とする。
本考案によれば、複数人分を少ない床占有面積で構成できて共用空間を狭めず、共同利用室における個々の利用者の専用空間の設置に好適な個室ユニット及び共同利用室の部屋構造を提供することができる。
本考案に係る個室ユニットがリビング内に設置された共同利用室の概要を例示する見取り図である。 本考案の第1実施形態に係る個室ユニットの一例を開閉戸を閉めた状態で示す図で、(a)は正面図、(b)はその左側面図、(c)はその平面図である。 同じく個室ユニットの一例を開閉戸を閉めた状態で示す図で、(a)は背面図、(b)はその右側面図、(c)はその平面図である。 同上第1実施形態に係る個室ユニットを開閉戸を開いた状態で正面側から示す斜視図である。 同じく開閉戸を開いた状態で背面側から示す斜視図である。 同上第1実施形態に係る個室ユニットの正面側の寸法説明図である。 本考案の第2実施形態に係る個室ユニットの一例の概略を開閉戸を閉めた状態で示す図で、(a)は正面図、(b)はその平面図、(c)はその斜視図である。 同上第2実施形態に係る個室ユニットの正面側の寸法説明図である。 図2〜図6に示す個室ユニットを設置した共同利用室の部屋構造の一実施形態を示す見取り図である。 図9中の個室ユニットを取り出して示す斜視図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、各図間において、同一符号は同一又は相当部分を示す。
本考案の個室ユニットは、図1に示すように、複数人で共同利用する玄関101、リビング102、キッチン103、バス104及びトイレ105等が配置される共同利用室R内の私用空間(専ら就寝をするため、その他、テレビジョン視聴や読書をするためにも利用する、リビングの一部を含むルーム空間。)に設置される個室ユニット110である。
図2〜図8は、本考案の個室ユニットの実施形態を示す。
これら図2〜図8のうち、図2〜図6は第1実施形態に係る4人用個室ユニットαを示すもので、以下、これについて説明する。
第1実施形態は、2人用個室ユニットAを背中合せに2つ連結して4人用個室ユニットαを構成する実施形態である。
まず、1つの2人用個室ユニットAについて、図2、図4中の正面側の2人用個室ユニットAに着目して説明する。
この2人用個室ユニットAは、基本的には箱状体1を、仕切板2により上下方向に二等分割して各々独立の専用空間7をなす2つの個室8,8を形成してなる。箱状体1及び個室8(専用空間7)は、ここではほぼ直方体状をなす。
ここで、各個室8(専用空間7)は就寝面9を備える。
第1実施形態では、各就寝面9は各個室8(各専用空間7)の床面に設定される。すなわち、2つの就寝面9,9は上下側に重ねて設定される。2人用個室ユニットAを共同利用室R(図1参照)内に設置した際に、その2人用個室ユニットAを利用する1人当たりの床占有面積を節減するためである。なお、上側の個室8の床面は上記仕切板2の上面となる。
また各就寝面9は、各直方体状の個室8の床面の形状に合わせた長方形に設定される。第1実施形態では、各個室8の床面全面が就寝面9として設定され、その就寝面9には各々マット10(図4参照)が敷設される。個室8の床面全面を就寝面9として設定するのは、居住性(寝心地)のよさと上記床占有面積の節減を両立させるためである。
ここで就寝面9とは、人が寝るために身を横たえる面を指す。第1実施形態では個室8の床面を指すが、この上面にマット10や寝台(図示せず)が置かれる場合にはそれらの配置面を含む。いずれにしても、2つの就寝面9,9は上下側に重ねて設定される。
また、上下の各個室8の同じ方向に面する側面(正面)5には、各々個室8の出入口11及びその開閉戸12が設けられる。各個室8の開閉戸12を同じ方向に面する側面(正面)5に設ければ、第1実施形態に係る個室ユニットαを共同利用室R(図1参照)内に設置した場合に、この2人用個室ユニットA、1つにつき共通の1本の通路のみで両個室8への出入りが可能となる。
開閉戸12は、図示例では片引き戸形の開閉戸12とされているが、これのみに限定されない。
上側の個室8の出入口11と上記共同利用室Rの床面13(図4参照)との間には、上側の個室8内に出入りするための梯子14が必要に応じて設けられる。図示例では、実際に梯子14が設けられている。なお梯子14は、上側の個室8の出入口11に上り下り可能であれば、どの位置、どの向きに設けてもよい。
上側の個室8への上り下り時及び下側の個室8への出入り時において、それら上り下りする者、出入りする者の危険防止のために、上側の個室8の出入口11、開閉戸12と、下側の個室8の出入口11、開閉戸12との位置をずらしてある。例えば、図示するように下側の個室8の出入口11、開閉戸12の位置を、上側の個室8への梯子14の立て掛け位置から横に外した位置としている。
なお図4中の15は、上側の個室8への上り下りを補助するハンドルである。
上側及び下側の各個室8内には、図示を省略しているが照明器具が装備される。各個室8が形成する専用空間7は、基本的には就寝空間として利用されるが、小規模ながら居住空間としても機能するので、ローボード(背の低い棚や台)やテレビジョンも装備され、更に、パーソナルコンピュータ、エアコンディショナ等を装備させてもよい。
上記ローボードは、各個室8内の例えば就寝面9の枕元近くに相当する位置(就寝面9の長方形状の短辺側の端部)に装備され、このローボード近傍の適宜位置に上記照明器具、テレビジョンが装備される。これとは異なる位置であっても、それら装備品の機能を損なわない限り、どの位置に装備させてもよい。
第1実施形態では、上記のように構成された2人用個室ユニットAを背中合せに〔開閉戸12が設けられた側面(正面)5とは反対側の側面(背面)6同士を合せて〕2つ連結して4人用個室ユニットαを構成している。
なお図示例では、個室8の出入口11、開閉戸12を、正面側の2人用個室ユニットAについては右側に(図2、図4参照)、背面側の2人用個室ユニットAについては左側に(図3、図5参照)配置している。
個室8の出入口11、開閉戸12を、正面側及び背面側の2つの2人用個室ユニットA,A共に右側又は左側に揃えて配置する構成としてもよく、これによれば、全く同じ構成の2人用個室ユニットAを2つ用意し、これらを単に背中合せに連結するだけで4人用個室ユニットαを構成できる。
第1実施形態では、上記のように各々上下に個室8が形成された2人用個室ユニットA,Aを正背面に(前後に)連結して4人用個室ユニットαを構成しているので、特に隣接する個室8,8相互間の防音が望まれる。そこで、隣接する個室8,8相互間には防音材(図示せず)が装着されている。具体的には、下側の個室8と上側の個室8との間、及び正面側の個室8と背面側の個室8との間に、各々防音材が装着されている。隣接する個室8,8相互を仕切る仕切板自体に防音機能をもたせてもよい。
図6は、このような4人用個室ユニットαの正面側、すなわち開閉戸12取付面側の各部寸法の一例を示す図である(背面側の寸法も同様である)。図示するように、第1実施形態に係る4人用個室ユニットαは、高さHaが約240cm、幅Waが約200cmに設定されている。
個室8、1つ(1人分)としては、高さHpが約120cm、つまり、通常、大人がかがんで出入りできる寸法である。幅Waは約200cmであって、通常、大人が背を伸ばして就寝できる寸法である。図示しないが、奥行は約100cmである。
これによると、個室8、1つの当たりの天井高さHpは、4人用個室ユニットα全体の高さHa寸法を抑えるために、上記のように約120cmと低くなって、大人が出入りするのにかがむことになる。また、個室8内においも直立姿勢をとれないが、長方形状の就寝面9の短辺側には個室8の全奥行寸法約100cmを当てることができる。
以上述べたように第1実施形態(4人用個室ユニットα)によれば、共同利用室R(図1参照)内に設置された際に、その共同利用室R内における4人分の就寝面9の床占有面積を2人分の床占有面積で済ますことができ、共同利用室Rの共用空間をより広くとることができる。
なお上記の説明では、就寝面9を、個室8の床面(専用空間7の床面)全面に設定したが、その一部、例えば個室8の全奥行寸法約100cmに対して70cm程度にしてもよい。
次に、第2実施形態について説明する。
図7及び図8は第2実施形態に係る2人用個室ユニットβを示す。
図示するように第2実施形態に係る2人用個室ユニットβは、基本的には箱状体61を、仕切板63により左右方向に二等分割して各々独立の専用空間7をなす2つの個室8,8を形成してなる。ここでは、箱状体61はほぼ直方体状をなし、個室8(専用空間7)は縦断面L字形(逆L字形)をなす。
2つの個室8,8を仕切る上記仕切板63は、中間部63cが横方向に向けられ、その上部及び下部が縦方向に向けられた縦断面クランク状に形成されている。
各個室8(専用空間7)は就寝面9を備えるが、上記縦断面クランク状の仕切板63を境界にして右側の個室8では、上記中間部63cの上面が就寝面9とされる。また、左側の個室8では、上記中間部63c上面の就寝面9に対応する床面が就寝面9とされる。すなわち2つの就寝面9,9は、上述第1実施形態と同様に上下側に重ねて設定される。本第2実施形態に係る2人用個室ユニットβを共同利用室R(図1参照)内に設置した際に、その共同利用室R内における2人分の就寝面9による床占有面積を1人分の就寝面9の面積で済むようにし、2人用個室ユニットβを利用する1人当たりの床占有面積を節減するためである。
また就寝面9は、2つの個室8,8を仕切る仕切板63の中間部63cの平面視形状、つまり長方形に各々設定され、各就寝面9にはマット10が敷設される。
隣接する個室8,8相互間には、防音材(図示せず)が装着されている。隣接する個室8,8相互を仕切る仕切板63自体に防音機能をもたせてもよい。
左右の各個室8の同じ方向に面する側面(正面)65には、各々個室8の出入口11及びその開閉戸12が設けられる。各個室8の開閉戸12を同じ方向に面する側面(正面)65に設ければ、第2実施形態に係る2人用個室ユニットβを共同利用室R(図1参照)内に設置した場合に、共通の1本の通路のみで両個室8への出入りが可能となる。
開閉戸12は、図示例では片開き戸形の開閉戸12とされているが、これのみに限定されない。
各開閉戸12は、各個室8内の長方形に設定された就寝面9に対応する位置から外れた位置に設けられる。図示例では上記長方形の短辺側に対応する位置から外れた左右端側に設けられている。
また、2つの個室8,8のうち、仕切板63の中間部63c上面が就寝面9とされる右側の個室8の就寝面9と床面との間には、必要に応じてその右側の個室8の就寝面9に上り下りするための梯子が設けられる。図示例では、実際に梯子14が設けられている。なお梯子14は、右側の個室8の就寝面9に上り下り可能であれば、右側の個室8内のどの位置、どの向きに設けてもよい。梯子14を用いた就寝面9への上り下りを補助するためのハンドル(図示せず)を設けてもよい。
左側及び右側の各個室8内には、図示を省略しているが照明器具が装備される。各個室8が形成する専用空間7は、基本的には就寝空間として利用されるが、小規模ながら居住空間としても機能するので、ローボード(背の低い棚や台)やテレビジョンも装備され、更に、パーソナルコンピュータ、エアコンディショナ等を装備させてもよい。
上記照明器具やテレビジョンは、各個室8内の例えば就寝面9に臨む適宜位置に装備される。これとは異なる位置であっても、照明器具やテレビジョンの機能を損なわない限り、どの位置に装備させてもよい。ローボードは、例えば右側の個室8では床面に、左側の個室8では就寝面9の領域を除いた床面に装備される。これとは異なる位置、例えば就寝面9の長方形状の短辺側に装備させてもよい。
図8は、上記のように構成された2人用個室ユニットβの正面(開閉戸12取付面)側の各部寸法の一例を示す図である。図示するように、第2実施形態に係る2人用個室ユニットβは、高さHaが約240cm、幅Waが約270cmに設定されている。
個室8、1つ(1人分)としては、最大高さHp(=Ha)が約240cm(就寝面9部分高さHsは約120cm)、最大幅Wp約180cm(就寝面9部分幅Wsは約90cm)である。
上記のように各開閉戸12は、各個室8内の就寝面9部分に対応する位置(最大高さ約120cmの位置)から外れた位置、つまり最大高さ約240cmの箇所に設けられる。
これによると、開閉戸12の寸法を、例えば高さ180cm、あるいはそれ以上の高さとすることができ、通常、大人が立ったまま出入りできる。図示しないが、奥行、つまり就寝面9の長辺側寸法は約200cmであって、通常、大人が背を伸ばして就寝できる寸法である。
以上述べたように第2実施形態(2人用個室ユニットβ)によれば、共同利用室R(図1参照)内に設置された際に、その共同利用室R内における2人分の就寝面9の床占有面積を1人分の床占有面積で済ますことができ、共同利用室Rの共用空間をより広くとることができる。
また第2実施形態によれば、個室8の出入口11と共同利用室Rの床面(本個室ユニットβの外部)との間に梯子14を設ける必要がない。
図9は、本考案の個室ユニット、ここでは第1実施形態に係る個室ユニットαを設置した共同利用室Rの部屋構造の一実施形態を示す見取り図である。図10は、図9中の個室ユニットαを取り出して開閉戸12を開いた状態で示す斜視図である。
複数人で共同利用する共同利用室Rには、図9に示すように、共同利用される玄関81、リビング82、キッチン83、バス又はシャワ(バスと総称する。更衣室が付属する。)84、トイレ85及び洗面台86が配置される。図示例では、冷蔵庫87、ワードローブ88も配置されている。共同利用室R外のバルコニ89には洗濯機90が置かれているが、この洗濯機90も共同利用室R内に配置してもよい。
このような共同利用室Rの個々の利用者の専用空間7として、その共同利用室Rの床面13に個室ユニットαが設置される(図10にその斜視図を示す)。図示例では、玄関81に至る通路91に各開閉戸12を向けた状態で個室ユニットαが設置される。
個室ユニットαでは、2人用個室ユニットAの2つの開閉戸12を同じ方向に面する側面、つまり正面5(図2〜図5参照)に設けている。したがって、共同利用室R内において、2人用個室ユニットAの各個室8へ出入りするための通路91は共通の1本のみで足りる。そして、このような2人用個室ユニットAを背中合せに2つ連結してなる第1実施形態の個室ユニットα全体では、各個室8へ出入りするための通路91は図9に示すように2本のみで足りる。
また各2人用個室ユニットAは、各々2つの就寝面9,9が上下側に重ねて設定されているので、共同利用室R内に設置された際に、その共同利用室R内における2人分の就寝面9による床占有面積は1人分の就寝面9の面積で済む。したがって、共同利用室R内における1人当たりの床占有面積は、1/2に節減される(4人で共同利用しても2人分の就寝面積で足りる)。
以上の効果は、第1実施形態に係る個室ユニットαに代えて第2実施形態に係る個室ユニットβを設置した場合でも発揮できる。
第2実施形態に係る個室ユニットβについても、この個室ユニットβを背中合せに〔図7において、開閉戸12が設けられた側面(正面)65とは反対側の側面(背面)66同士を合せて〕2つ連結して4人用個室ユニットを構成してもよい。
1,61:箱状体、2,63:仕切板、7:専用空間、8:個室、9:就寝面、11:出入口、12:開閉戸、13:床面、14:梯子、63c:仕切板中間部、81:玄関、83:キッチン、84:バス、85:トイレ、91:通路、A,β:2人用個室ユニット、α:4人用個室ユニット。

Claims (4)

  1. 複数人で共同利用する共同利用室内の私用空間に設置される個室ユニットであって、
    箱状体を上下方向に2分割して各々独立の専用空間をなす2つの個室を形成し、
    各個室には就寝面が備えられ、両就寝面は上下に重なる位置に設定され、
    各個室の側面には該個室の出入口及びその開閉戸が設けられ、
    上側の個室内に出入りするための梯子が必要に応じて設けられることを特徴とする個室ユニット。
  2. 複数人で共同利用する共同利用室内の私用空間に設置される個室ユニットであって、
    箱状体を左右方向に2分割して各々独立の専用空間をなす2つの個室を形成し、
    各個室には就寝面が備えられ、両就寝面は上下に重なる位置に設定され、
    各個室の側面には該個室の出入口及びその開閉戸が設けられ、
    上側に位置する就寝面を備える個室内には、必要に応じてその就寝面に上り下りするための梯子が設けられることを特徴とする個室ユニット。
  3. 請求項1又は2に記載の個室ユニットを、開閉戸が設けられていない面同士を合せて2つ連結してなることを特徴とする個室ユニット。
  4. 複数人で共同利用する共同利用室内に、共同利用される玄関、キッチン及びトイレが配置され、請求項1〜3のいずれか1の項に記載の個室ユニットが前記共同利用室の床面に設置されることを特徴とする共同利用室の部屋構造。
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