JP3198294U - 集合住宅の部屋構造 - Google Patents

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奈津子 西牟田
奈津子 西牟田
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株式会社中央住宅
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Abstract

【課題】中和室とリビング・ダイニング室とが床方向に連続して設けられている集合住宅の部屋構造において、中和室にはプライバシー保持などの適度の個室感と使用の独立性を付与し、リビング・ダイニング室内においては家具の配置多様性を向上させる部屋構造を提供する。【解決手段】中和室5とリビング・ダイニング室4とが床方向に連続して設けられているマンションタイプの集合住宅の部屋構造において、中和室とリビング・ダイニング室との境界部の少なくとも一部に、立ち上がり壁6が形成され、立ち上がり壁の上部空間は、透光性若しくは半透光性の引違扉7により、開閉自在に仕切られている。【選択図】図3

Description

本考案は、和室としての中和室と洋室としてのリビング・ダイニング室とが床方向に連続して設けられているマンションタイプの集合住宅の部屋構造に関する。
本考案に係る集合住宅の部屋構造が適応されるマンションは、高層マンションのみならず、エレベーターの無い2、3階建ての低層マンションにも適応される。
下記特許文献1又は2に示されるように、3LDK又は4LDKなどのマンション内の居住空間には、洋室としてのリビング・ダイニング室に連続して和室としての中和室が設けられているものがある。和室をリビング・ダイニング室に連続させて設け、更に開口部を広げることで、居室としての条件である採光をみたす目的がある。中和室は、居住空間に洋室とは異なる安らぎを与え、また、乳幼児用の室としても安全性などの上で有効である。
ところが、従来の上記中和室は、洋室としてのリビング・ダイニング室と床方向に略連続しており、中和室としての使用の独立性に問題がある。また、中和室とリビング・ダイニング室との境界部を襖などにより区画した場合には、中和室に不必要な孤立性が生じることになる。
実用新案登録第3173350号公報 特開2006−90096号公報
本考案は、上記の点に鑑み、和室としての中和室と洋室としてのリビング・ダイニング室とが床方向に連続して設けられているマンションタイプの集合住宅の部屋構造において、中和室の使用性を向上させ、中和室にプライバシー保持などの適度の個室感と使用の独立性を付与し、さらに、中和室に連続するリビング・ダイニング室内における家具の配置多様性も向上させるようにしたことを目的としている。
前記目的を達成するための手段を、図の実施形態を参照して説明する。
本考案は、中和室5とリビング・ダイニング室4(又はリビング・ダイニング・キッチン室)とが床方向に連続して設けられているマンションタイプの集合住宅の部屋構造において、前記中和室5とリビング・ダイニング室4(又はリビング・ダイニング・キッチン室)との境界部の少なくとも一部には、立ち上がり壁6が形成され、該立ち上がり壁6の上部空間は、透光性若しくは半透光性の引違扉7により、開閉自在に仕切られていることを特徴とする集合住宅の部屋構造にある。
上記本考案の部屋構造では、中和室5とリビング・ダイニング室4の境界部が、立ち上がり壁6によって区画され、中和室5の個室感を高めている。また、中和室5を乳幼児用の室として用いた場合、乳幼児が中和室の外に這い出すことが防止され、安全性が向上する。さらに、立ち上がり壁6の上部空間は、透光性若しくは半透光性の引違扉7により、開閉自在に仕切られており、中和室5には、リビング・ダイニング室4からの光が引違扉7を通して常時透光されているところから、中和室5に不必要な孤立性がなく、また必要に応じて、中和室5に適度の開放性と独立性を付与している。
また、本考案では、前記立ち上がり壁6の前記中和室5側の壁面には、該壁面の水平方向に沿ってカウンター台8が形成されていることを特徴とする。
上記カウンター台8を設けるこにより、和室の個室感を高め、中和室5を書斎として用いることができる。カウンター台8を飾り棚とすることにより、中和室5にコンパクトな和空間を形成させることができる。
本考案では、前記中和室5の床面を、フローリングによる床面とすることができる。
中和室5の床面は、畳み敷きとすることが原則であるが、リフォームにより、施主の希望に応じて、フローリングによる床面とすることもできる。
本考案の部屋構造では、中和室とリビング・ダイニング室の境界部が、立ち上がり壁によって区画されているところから、中和室の和室としての個室感を高め、プライバシーなどの適度の保持機能と使用の独立性を付与している。また、中和室を乳幼児用の室として用いた場合、乳幼児が中和室の外に這い出すことが防止され、安全性が向上する。
さらに、立ち上がり壁の上部空間は、透光性若しくは半透光性の引違扉により、開閉自在に仕切られており、中和室には、リビング・ダイニング室からの外光が引違扉を通して常時透光されているところから、必要に応じて、中和室に適度の開放性と独立性を付与している。
本考案において、立ち上がり壁の中和室側の壁面にカウンター台を設けるこにより、和室の個室感を高め、中和室を書斎として用いることができる。カウンター台を飾り棚とすることにより、中和室にコンパクトな和空間を形成させることができる。
本考案では、中和室の床面は、畳み敷きとすることが原則であるが、リフォームにより、施主の希望に応じて、フローリングによる床面とすることもできる。
本考案にかかる集合住宅の部屋構造の第1実施形態の平面図である。 (A),(B) 同第1実施形態における家具の配置態様を示す要部の平面図である。 同第1実施形態の要部の斜視図である。 本考案にかかる集合住宅の部屋構造の第2実施形態の平面図である。
以下、本考案を適用した実施の形態例を図1〜図4を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1、図2、図3は、本考案の第1実施形態を示すものである。
図1は、本考案の第1実施形態に係るマンションの一住戸1の部屋構造を示している。この部屋構造は、矩形の平面形状を有し、左右両外壁の間に、この実施例では、4LDKタイプの部屋割を有している。
この、一住戸1の部屋構造には、玄関2とバルコニー3を有し、バルコニー3に面してリビング・ダイニング室4を有している。リビング・ダイニング室4の内側の一側には、リビング・ダイニング室4と床方向に連続して中和室5が設けられている。中和室5は、矩形状の畳敷を原則とし、部屋構造内の中間部において、一方の壁面に沿って設けられている。
リビング・ダイニング室4と中和室5との境界部は、立ち上がり壁6によって仕切られている。立ち上がり壁6の上部空間は、透光性若しくは半透光性の引違扉7により、開閉自在に仕切られている。引違扉7は、明かり障子により形成されているが、ガラス扉により形成させるようにしても差し仕えない。
立ち上がり壁6は、成人が座った状態で、リビング・ダイニング室4内を見通せる、比較的低い(略70cm程度)構造とされている。
立ち上がり壁6の中和室5側の壁面には、該壁面の水平方向に沿って略全通してカウンター台8が形成されている。
カウンター台8を設けるこにより、中和室5を書斎として用いることができ、和室の個室感を高めている。カウンター台8を飾り棚とすることにより、中和室5にコンパクトな和空間を形成させることができる。
その他、この実施例では、左右両外壁の中間部に、上記玄関2が設けられ、玄関2内の左右には、一側及び他側の洋室9,10が設けられている。一側の洋室9に連続して、一住戸1の部屋構造の内部の中間部には、上記中和室5が設けられている。他側の洋室10に連続して、中和室5と対向する一側には、トイレ11、浴室12、化粧室13、キッチン室14が設けられている。キッチン室14と対面する中和室5の境界部は、襖15により開閉自在とされている。中和室5は、リビング・ダイニング室4と連続する一側が上記立ち上がり壁6によって区画され、立ち上がり壁6とL形に連続しキッチン室14と対面する境界部は、襖15により開閉自在とされている。中和室5のL形に連続する他方の境界部は壁面に面している。
上記の部屋構造において、中和室5は、引違扉7及び襖15を開閉することにより、和室としての適度の個室感と解放感が得られる。中和室5には、引違扉7及び襖15を閉鎖した状態でも、リビング・ダイニング室4からの光が透明又は半透明の引違扉7を通して常時透光されている。
図2(A),(B)は、リビング・ダイニング室4内の家具Kの配置態様を示している。 従来の中和室を有する部屋構造では、中和室とリビング・ダイニング室とが、平面方向に連続していることから、家具の配置に制約があった。しかしながら、本考案では、図2(A)に示すように、リビング・ダイニング室4内において、立ち上がり壁6に沿ってソファなどの家具Kを配置できる。図2(B)に示すような、従来の家具の配置も可能である。
(第2実施形態)
図4は、本考案の第2実施形態を示すものである。
本考案では、中和室5の床面は、畳み敷きとすることが原則であるが、第2実施形態では、リフォームなどにより、施主の希望に応じて、フローリングによる洋風の床面としている。この場合、引違扉7も、中和室5の洋風仕様に合わせて、スリガラスによるガラス扉とすることができる。
1 一住戸
2 玄関
3 バルコニー
4 リビング・ダイニング室
5 中和室
6 立ち上がり壁
7 引違扉
8 カウンター台
9,10 洋室
11 トイレ
12 浴室
13 化粧室
14 キッチン室
15 襖

Claims (3)

  1. 中和室とリビング・ダイニング室(又はリビング・ダイニング・キッチン室)とが床方向に連続して設けられているマンションタイプの集合住宅の部屋構造において、
    前記中和室とリビング・ダイニング室(又はリビング・ダイニング・キッチン室)との境界部の少なくとも一部には、立ち上がり壁が形成され、該立ち上がり壁の上部空間は、透光性若しくは半透光性の引違扉により、開閉自在に仕切られていることを特徴とする集合住宅の部屋構造。
  2. 前記立ち上がり壁の前記中和室側の壁面には、該壁面の水平方向に沿ってカウンター台が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の集合住宅の部屋構造。
  3. 前記中和室の床面を、フローリングによる床面としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の集合住宅の部屋構造。
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